JPH0717445Y2 - 三列タイルの切出し装置 - Google Patents

三列タイルの切出し装置

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JPH0717445Y2
JPH0717445Y2 JP14982989U JP14982989U JPH0717445Y2 JP H0717445 Y2 JPH0717445 Y2 JP H0717445Y2 JP 14982989 U JP14982989 U JP 14982989U JP 14982989 U JP14982989 U JP 14982989U JP H0717445 Y2 JPH0717445 Y2 JP H0717445Y2
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JP
Japan
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JP14982989U
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JPH0388707U (ja
Inventor
博文 岡部
明 土井
Original Assignee
株式会社イナックス
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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
タイル製造工程には、焼成台車等に複数個のタイルを多
列に段積してなるタイル群から次工程等へタイル列を一
列づつ搬送コンベアで搬送する搬送工程がある。 本考案は、この搬送工程に用いられ、複数個のタイルを
三列に並べた状態で受載し且つ各タイル列毎に切出して
搬送する三列タイルの切出し装置に関する。
【従来の技術】
従来、多列に段積みしたタイル群から一列づつタイルを
搬送するには、吸着脱自在な吸引盤を備えた移載装置を
用いてタイル群から一列づつタイルを吸引して持上げる
と共に搬送コンベア上まで横送りした後に降下して搬送
コンベアに載置していた。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、移載装置を用いたタイルの吸引持上げ,横送り
及び降下の各動作速度は、タイルを落下させることなく
円滑に行なわせるためには自ずと限界がある。そのた
め、従来の一列づつタイルを移載する方法では、単位時
間当りに搬送コンベアが搬送できるタイル列数に限界が
あつた。 本考案は、上記問題点に鑑み、単位時間当りに搬送コン
ベアが搬送できるタイル列数を飛躍的に増大させること
ができる三列タイルの切出し装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る三列タイルの切出し装置(以下、「本案装
置」という)が採用した手段は、複数個のタイルを三列
に並べた状態で受載し且つ各タイル列毎に搬出するため
の三列タイルの切出し装置であつて、中央タイル列の受
載位置で延設した間欠駆動する搬送コンベアと、該搬送
コンベアの両外側における両側タイル列の受載位置に夫
々独立配置すると共に上面に形成したタイル列受載面を
搬送コンベアの搬送面と面一となる水平位置から外方長
手縁が下がる傾斜位置まで揺動するテーブルと、各テー
ブルのタイル列受載面上を外方長手縁寄りから内方長手
縁寄りに向つて往復移動するタイル列押出面を形成した
タイル列押出装置とを備えたことである。
【作用】
本装置の動作を第1図乃至第4図に示す実施例に基づい
て説明する。先ず、第1図及び第2図に示す如く、両側
のテーブル3,4は仰起して水平状態となり、各テーブル
3(4)に設けたタイル列押出装置7(8)の押出面7a
(8a)はタイル列受載面5(6)上の外方長手縁5a(6
a)寄りに後退して待機する。そして、待機停止した搬
送コンベア2の搬送面2a及び水平状態の両テーブル3,4
のタイル列受載面5,6上には、三列のタイルT1,T2、T3
が同時に移載される。次に、第3図に示す如く、両側の
テーブル3,4は伏倒揺動して傾斜状態となり、タイル列
受載面5,6上の各タイル列T2,T3を待機中のタイル列押
出装置7,8の押圧面7a(8a)に当接する位置までタイル
自重で傾斜移動させる。その後、搬送コンベア2は、起
動してタイル列T1を搬出した後に、停止する。続けて、
第4図に示す如く、テーブル3は仰起揺動してタイル列
T2を水平状態とし、タイル列押出装置7は前進してタイ
ル列T2を停止待機中の搬送コンベア2の搬送面2a上に押
出す。その後、搬送コンベア2は、再度起動してタイル
列T2を搬出した後に、停止する。次に図示は省略したが
同様にして、テーブル4は仰起揺動してタイル列T3を水
平状態とし、タイル列押出装置8は前進してタイル列T3
を停止待機中の搬送コンベア2の搬送面2a上に押出す。
その後、搬送コンベア2は、三度起動してタイル列T3
搬出した後に、停止する。最後に、タイル列押出装置7,
8は第1図に示す位置まで後退して待機状態となり、こ
れをもつて1サイクルの動作が終る。
【実施例】
次に、本案装置を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。 (第1実施例) 第1図乃至第4図は本案装置の第1実施例を示すもので
ある。第1図は正面断面図、第2図は平面図である。 本実施例の本案装置1の主要構成メンバーは、中央の搬
送コンベア2と、搬送コンベア2の両外側に配置したテ
ーブル3,4と、各テーブル3(4)に対して設けたタイ
ル列押出装置7(8)である。 上記中央で延設した搬送コンベア2は、前後方向に張架
した搬送帯ベルト11等からなり、前方のタイル列受載位
置Aから後方へ向って矢符D方向に間欠駆動する。 前記左右のテーブル3,4は左右対照に構成されているの
で、左側のテーブル3のみを説明し、右側のテーブル4
の説明は省略する。テーブル3は、上面に形成したタイ
ル列受載面5が水平状態のとき左側タイル列受載位置B
となるように配置され、右側前後端寄り適所を固定フレ
ーム(図示は省略)に枢支13,13してある。テーブル3
は、タイル列受載面5が搬送コンベア2の搬送面2aと面
一となる水平位置から外方長手縁5aが下がる傾斜位置
(第3図参照)まで、エアーリンダ等の揺動操作具14で
揺動する。上記枢支13,13の位置は、中央のタイル列受
載位置Aの下方に入込ませた位置がよい。即ち、この位
置にテーブル3を枢支13,13することにより、テーブル
3は、傾斜状態のときにタイル列受載面5が搬送コンベ
2の搬送面2aより下方位置となり(第3図参照)、搬送
コンベア2に載置したタイル列T1と干渉しない。 前記左右のタイル列押出具7,8も左右対照に構成されて
いるので、左側のタイル列押出装置7のみを説明し、右
側のタイル列押出装置8の説明は省略する。タイル列押
出装置7は、前記テーブル3の前後寄りに左右方向に長
く開設した案内長孔3a,3aに案内させた押出具15と、押
出具15を左側の後退位置(第1図に示す位置)からタイ
ル列受載面5上のタイル列T2を搬送コンベア2の搬送面
2a上に押出す押出位置(第4図に示す位置)まで往復移
動させる前後に1組づつ配置した往復動操作具16,16と
からなる。各往復動操作具16は、2本の揺動レバー20,2
1と、3本のリンク17,18,19と、クランク22と、クラン
ク22の軸22aに固着したハート状のカム板23とからな
る。前後のクランク22,22の共通軸22aは、固定フレーム
(図示は省略)に枢支され、駆動モータ(図示は省略)
で180度づつ間欠的に回転する。下方の揺動レバー20
は、右端を固定フレームに枢支24し、左端をリンク17に
連結25してある。上方の揺動レバー21は、左端を固定フ
レームに枢支26し、右側に配設したコロ27をカム板23に
当接してある。両揺動レバー20,21は、リンク19で連結2
8,29してある。左方のリンク17は、クランク22とリンク
18で連結30,31し、上端17aを押出具15の長孔15aの貫通
してある。 次に、本案装置1の動作態様を説明する。先ず、第1図
及び第2図に示す如く、エアーシリンダー等からなる揺
動操作具14,14を作動して両テーブル3,4を仰起して水平
状態にすると共に、タイル列押出装置7の押出具15,15
をタイル列受載面5(6)上の外方長手縁5a(6a)寄り
で待機させる。吸引式移載具33(第1図参照)で吸引し
た3列のタイル列T1,T2,T3は、待機停止中の搬送コン
ベア2の搬送面2a及び水平状態の両テーブル3,4のタイ
ル列受載面5,6上に同時に移載される。次に、第3図に
示す如く、揺動操作具14を作動して両テーブル3,4を傾
斜状態とする。すると、タイル列受載面5,6上の各タイ
ル列T2,T3は、待機中の押圧具15,15に当接する位置ま
でタイル自重で傾斜移動する。その後、搬送コンベア2
は、起動してタイル列T1を搬出した後に、停止する。続
けて、第4図に示す如く、左側の揺動操作具14を作動し
て左側のテーブル3を水平状態にすると共に、左側の往
復動操作具16を作動する。往復動操作具16の作動に伴な
い、押出具15は、リンク17で押圧されて右方向に向って
前進し、水平状態のタイル列T2を停止待機中の搬送コン
ベア2の搬送面2a上に押出す。その後、搬送コンベア2
は、再度起動してタイル列T2を搬出した後に、停止す
る。次に同様にして、右側の揺動操作具14及び往復動操
作具16を作動して、タイル列T3を停止待機中の搬送コン
ベア2の搬送面2a上に押出す。その後、搬送コンベア2
は、三度起動してタイル列T3を搬出した後に、停止す
る。最後に、左右の往復動操作具16,16を作動して、各
リンク17で左右の押圧具15,15を待機位置まで後退さ
せ、次のタイル列T1,T2,T3の移載まで待機する。 (第2実施例) 第5図は本案装置の第2実施例を示す正面断面図であ
る。 本実施例の本案装置41が前記第1実施例と大きく異る所
は、タイル列押出装置7(8)の押圧具15を往復動させ
る往復動操作具46である。この往復動操作具46は、テー
ブル3(4)の下面に取着したブラケツト47と、ブラケ
ツト47に軸支したスプロケツト48,48と、スプロケツト4
8,48間に張架したチエーン49と、チエーン49に取着した
ピン50と、スプロケツト48を駆動するモータ(図示は省
略)からなり、ピン50を左右終端間を往復移動するよう
にしてある。押出具15は、下面に従動板51を垂下してあ
り、従動板51に穿設した縦長孔52に前記ピン50を上下動
自在に挿入してある。押圧具15は、ピン50の往復移動に
より待機位置(同図右側に示す位置)から押出位置(同
図右側に示す位置)まで往復動する。 本案装置41の動作態様は、往復動操作具46の動作以外が
前記第1実施例と同様なので説明を省略する。 (その他の実施例) 本案装置の往復動操作具は、前記実施例に限定されるも
のではなく、図示は省略したが、ロツドレスエアーシリ
ンダの往復移動するピストンに押圧具15を接続する等し
てタイル列押出装置7(8)を往復移動されることも可
能である。
【考案の効果】
以上詳述の如く、本案装置は、3列のタイル列を同時に
受載することができると共に、両側のタイル列を搬送コ
ンベアに切出して順次搬出することができるので、たと
え移載装置の各動作速度が遅くても、単位時間当り搬送
コンベアで搬送できるタイル列数を飛躍的に増大させる
ことができる実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本案装置の第1実施例を示すもので
あり、第1図は3列のタイル列を受載した状態を示す正
面断面図、第2図は同上の平面図、第3図はテーブルを
傾斜させた状態を示す正面断面図、第4図はタイル列を
搬送コンベア上へ押出している状態を示す正面断面図、
第5図は本案装置の第2実施例を示す正面断面図であ
る。 2……搬送コンベア、3,4……テーブル 5,6……タイル列受載面、7,8……タイル列押出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/91 Z 7633−3F 47/96 7633−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のタイルを三列に並べた状態で受載
    し且つ各タイル列毎に搬出するための三列タイルの切出
    し装置であって、中央タイル列の受載位置で延設した間
    欠駆動する搬送コンベアと、該搬送コンベアの両外側に
    おける両側タイル列の受載位置に夫々独立配置すると共
    に上面に形成したタイル列受載面を搬送コンベアの搬送
    面と面一となる水平位置から外方長手縁が下がる傾斜位
    置まで揺動するテーブルと、各テーブルのタイル列受載
    面上を外方長手縁寄りから内方長手縁寄りに向つて往復
    移動するタイル列押出面を形成したタイル列押出装置と
    を備えたことを特徴とする三列タイルの切出し装置。
JP14982989U 1989-12-25 1989-12-25 三列タイルの切出し装置 Expired - Lifetime JPH0717445Y2 (ja)

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JPH0388707U JPH0388707U (ja) 1991-09-10
JPH0717445Y2 true JPH0717445Y2 (ja) 1995-04-26

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ID=31696204

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