JPH0717320A - ヘッドランプ異常切換え装置 - Google Patents
ヘッドランプ異常切換え装置Info
- Publication number
- JPH0717320A JPH0717320A JP16462593A JP16462593A JPH0717320A JP H0717320 A JPH0717320 A JP H0717320A JP 16462593 A JP16462593 A JP 16462593A JP 16462593 A JP16462593 A JP 16462593A JP H0717320 A JPH0717320 A JP H0717320A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meter
- headlamp
- warning
- lamp
- multiplex unit
- Prior art date
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- Pending
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘッドランプ側から運転席のメーターパネル
側に至る配線が簡単なヘッドランプ異常切換え装置を提
供する。 【構成】 各ヘッドランプ4R ,4L のうちの少なくと
も一方が断線すると、バッテリーからヘッドランプ用リ
レー5の接点5bを介して各ヘッドランプ4R ,4L に
至る経路の電流が変化する。この電流の変化が断線検出
回路8によって検出されると、フロント側マイコン9
は、フォグランプ用リレー7のコイル7aに電流を流し
て、常開接点7bを閉成する。これにより、各フォグラ
ンプ6R,6L が点灯する。また、フロント側マイコン
9は、警告信号をフロント側通信部10を介してメータ
ー多重ユニット2に送信する。メーター多重ユニット2
のメーター側マイコン14は、この警告信号をメーター
側通信部15を介して入力し、この警告信号に応答して
警告ランプ13を点灯あるいは点滅させる。これによ
り、ヘッドランプの断線が運転者に知らされる。
側に至る配線が簡単なヘッドランプ異常切換え装置を提
供する。 【構成】 各ヘッドランプ4R ,4L のうちの少なくと
も一方が断線すると、バッテリーからヘッドランプ用リ
レー5の接点5bを介して各ヘッドランプ4R ,4L に
至る経路の電流が変化する。この電流の変化が断線検出
回路8によって検出されると、フロント側マイコン9
は、フォグランプ用リレー7のコイル7aに電流を流し
て、常開接点7bを閉成する。これにより、各フォグラ
ンプ6R,6L が点灯する。また、フロント側マイコン
9は、警告信号をフロント側通信部10を介してメータ
ー多重ユニット2に送信する。メーター多重ユニット2
のメーター側マイコン14は、この警告信号をメーター
側通信部15を介して入力し、この警告信号に応答して
警告ランプ13を点灯あるいは点滅させる。これによ
り、ヘッドランプの断線が運転者に知らされる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のヘッドラン
プの異常を検出して、スモールランプ、コーナリングラ
ンプ、フォグランプ等を代わりに点灯したり、警告を発
するヘッドランプ異常切換え装置に関する。
プの異常を検出して、スモールランプ、コーナリングラ
ンプ、フォグランプ等を代わりに点灯したり、警告を発
するヘッドランプ異常切換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば図
2に示すようなものがあった。この装置では、ヘッドラ
ンプスイッチ21をオンにすると、リレー22が付勢さ
れて、常開接点22aが閉成し、この接点22a→断線
検出回路23→各ヘッドランプ24a,24bという経
路で電流が流れ、各ヘッドランプ24a,24bが点灯
する。これと同様に、フォグランプスイッチ25をオン
にすると、リレー26の常開接点26aが閉成して、各
フォグランプ27a,27bに電流が流れ、各フォグラ
ンプ27a,27bが点灯する。
2に示すようなものがあった。この装置では、ヘッドラ
ンプスイッチ21をオンにすると、リレー22が付勢さ
れて、常開接点22aが閉成し、この接点22a→断線
検出回路23→各ヘッドランプ24a,24bという経
路で電流が流れ、各ヘッドランプ24a,24bが点灯
する。これと同様に、フォグランプスイッチ25をオン
にすると、リレー26の常開接点26aが閉成して、各
フォグランプ27a,27bに電流が流れ、各フォグラ
ンプ27a,27bが点灯する。
【0003】ここで、各ヘッドランプ24a,24bの
点灯中に、各ヘッドランプ24a,24bのうちの少な
くとも一方が断線すると、断線検出回路23を通じて流
れる電流が変化する。断線検出回路23は、この電流の
変化を検出して、その検出出力を点灯回路28に出力す
る。これに応答して、点灯回路28は、リレー26とフ
ォグランプスイッチ25を結ぶラインを接地する。これ
により、フォグランプスイッチ25をオンにしたときと
同様に動作し、各フォグランプ27a,27bが点灯す
る。
点灯中に、各ヘッドランプ24a,24bのうちの少な
くとも一方が断線すると、断線検出回路23を通じて流
れる電流が変化する。断線検出回路23は、この電流の
変化を検出して、その検出出力を点灯回路28に出力す
る。これに応答して、点灯回路28は、リレー26とフ
ォグランプスイッチ25を結ぶラインを接地する。これ
により、フォグランプスイッチ25をオンにしたときと
同様に動作し、各フォグランプ27a,27bが点灯す
る。
【0004】このようにヘッドランプが断線したときに
は、フォグランプを代わりに点灯し、これにより安全性
を向上させている。
は、フォグランプを代わりに点灯し、これにより安全性
を向上させている。
【0005】この装置と同様のものが他にも提案されて
おり、特開昭60−88652号公報に記載の「自動車
用灯具の点灯制御装置」、実開平2−87635号公報
に記載の「ヘッドランプ点灯回路」などがある。
おり、特開昭60−88652号公報に記載の「自動車
用灯具の点灯制御装置」、実開平2−87635号公報
に記載の「ヘッドランプ点灯回路」などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の装置のいずれもが、配線の複雑化を招く傾向にあり、
またヘッドランプの断線をメーター類が配設されている
メーターパネル上で表示する場合には、このメーターパ
ネルから引き出されるハーネスも複雑化するなど、部品
点数が増加するばかりであった。
の装置のいずれもが、配線の複雑化を招く傾向にあり、
またヘッドランプの断線をメーター類が配設されている
メーターパネル上で表示する場合には、このメーターパ
ネルから引き出されるハーネスも複雑化するなど、部品
点数が増加するばかりであった。
【0007】そこで、この発明の課題は、ヘッドランプ
側からメーターパネル側に至る配線の複雑化を招くこと
なく、ランプの切換えや、警告を可能にするヘッドラン
プ異常切換え装置を提供することにある。
側からメーターパネル側に至る配線の複雑化を招くこと
なく、ランプの切換えや、警告を可能にするヘッドラン
プ異常切換え装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明においては、通信ラインを介して相互通信
を行うフロント多重ユニットおよびメーター多重ユニッ
トを備え、フロント多重ユニットには、車両の外側に配
設された複数のランプと電源間を接続するそれぞれのラ
ンプ用スイッチと、各ランプの異常を検出するそれぞれ
の異常検出手段と、メーター多重ユニットから送信され
てきた指令信号に応答して、各ランプ用スイッチを開閉
し、各異常検出手段の検出出力に応答して、各ランプ用
スイッチを閉成するとともに警告信号を出力するフロン
ト側制御手段と、警告信号および指令信号を送受信する
フロント側通信手段とが設けられ、メーター多重ユニッ
トには、複数の操作スイッチと、警告を発する警告手段
と、各操作スイッチの出力に応答して、指令信号を出力
し、フロント多重ユニットから送信されてきた警告信号
に応答して、警告手段を作動させるメーター側制御手段
と、指令信号および警告信号を送受信するメーター側通
信手段とが設けられている。
に、この発明においては、通信ラインを介して相互通信
を行うフロント多重ユニットおよびメーター多重ユニッ
トを備え、フロント多重ユニットには、車両の外側に配
設された複数のランプと電源間を接続するそれぞれのラ
ンプ用スイッチと、各ランプの異常を検出するそれぞれ
の異常検出手段と、メーター多重ユニットから送信され
てきた指令信号に応答して、各ランプ用スイッチを開閉
し、各異常検出手段の検出出力に応答して、各ランプ用
スイッチを閉成するとともに警告信号を出力するフロン
ト側制御手段と、警告信号および指令信号を送受信する
フロント側通信手段とが設けられ、メーター多重ユニッ
トには、複数の操作スイッチと、警告を発する警告手段
と、各操作スイッチの出力に応答して、指令信号を出力
し、フロント多重ユニットから送信されてきた警告信号
に応答して、警告手段を作動させるメーター側制御手段
と、指令信号および警告信号を送受信するメーター側通
信手段とが設けられている。
【0009】
【作用】この発明によれば、メーター多重ユニットのメ
ーター側制御手段は、操作スイッチの出力に応答して、
指令信号をメーター側通信手段を介してフロント多重ユ
ニットに送信する。フロント多重ユニットでは、この指
令信号をフロント側通信手段で受信して、この指令信号
をフロント側制御手段に入力し、これに応答して、フロ
ント側制御手段は、少なくとも1つのランプを点灯ある
いは消灯する。また、フロント多重ユニットのフロント
側制御手段は、異常検出手段の検出出力に応答して、少
なくとも1つのランプを点灯する。このとき、フロント
側制御手段は、警告信号をフロント側通信手段を介して
メーター多重ユニットに送信する。メーター多重ユニッ
トでは、この警告信号をメーター側通信手段で受信し
て、この警告信号をメーター側制御手段に入力し、これ
に応答して、メーター側制御手段は、警告手段を作動さ
せて、異常に対しての警告を発する。
ーター側制御手段は、操作スイッチの出力に応答して、
指令信号をメーター側通信手段を介してフロント多重ユ
ニットに送信する。フロント多重ユニットでは、この指
令信号をフロント側通信手段で受信して、この指令信号
をフロント側制御手段に入力し、これに応答して、フロ
ント側制御手段は、少なくとも1つのランプを点灯ある
いは消灯する。また、フロント多重ユニットのフロント
側制御手段は、異常検出手段の検出出力に応答して、少
なくとも1つのランプを点灯する。このとき、フロント
側制御手段は、警告信号をフロント側通信手段を介して
メーター多重ユニットに送信する。メーター多重ユニッ
トでは、この警告信号をメーター側通信手段で受信し
て、この警告信号をメーター側制御手段に入力し、これ
に応答して、メーター側制御手段は、警告手段を作動さ
せて、異常に対しての警告を発する。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は、この発明に係わるヘッドランプ異
常切換え装置の一実施例を示す図である。この実施例の
装置では、フロント多重ユニット1を自動車の前側に配
設するとともに、メーター多重ユニット2を自動車の運
転席の近傍に配設し、フロント多重ユニット1とメータ
ー多重ユニット2を通信ライン3を介して接続し、これ
らのユニット1,2間の相互通信を可能にしている。
常切換え装置の一実施例を示す図である。この実施例の
装置では、フロント多重ユニット1を自動車の前側に配
設するとともに、メーター多重ユニット2を自動車の運
転席の近傍に配設し、フロント多重ユニット1とメータ
ー多重ユニット2を通信ライン3を介して接続し、これ
らのユニット1,2間の相互通信を可能にしている。
【0012】フロント多重ユニット1は、自動車の各ヘ
ッドランプ4R ,4L をバッテリー(図示せず)に接続
するヘッドランプ用リレー5と、各フォグランプ6R ,
6Lをバッテリーに接続するフォグランプ用リレー7
と、ヘッドランプ用リレー5と各ヘッドランプ4R ,4
L を結ぶラインに挿入された断線検出回路8と、このフ
ロント多重ユニット1を統括的に制御するフロント側マ
イクロコンピュータ9(以下フロント側マイコンと称
す)と、データ通信用の集積回路であって、メーター多
重ユニット2との間で通信を行うフロント側通信部10
とを備えている。
ッドランプ4R ,4L をバッテリー(図示せず)に接続
するヘッドランプ用リレー5と、各フォグランプ6R ,
6Lをバッテリーに接続するフォグランプ用リレー7
と、ヘッドランプ用リレー5と各ヘッドランプ4R ,4
L を結ぶラインに挿入された断線検出回路8と、このフ
ロント多重ユニット1を統括的に制御するフロント側マ
イクロコンピュータ9(以下フロント側マイコンと称
す)と、データ通信用の集積回路であって、メーター多
重ユニット2との間で通信を行うフロント側通信部10
とを備えている。
【0013】メーター多重ユニット2は、各ヘッドラン
プ4R ,4L に対応するヘッドランプ用操作スイッチ1
1、並びに各フォグランプ6R ,6L に対応するフォグ
ランプ用操作スイッチ12と、警告用の警告ランプ13
と、このメーター多重ユニット2を統括的に制御するメ
ーター側マイクロコンピュータ14(以下メーター側マ
イコンと称す)と、データ通信用の集積回路であって、
フロント多重ユニット1との間で通信を行うメーター側
通信部15とを備えている。
プ4R ,4L に対応するヘッドランプ用操作スイッチ1
1、並びに各フォグランプ6R ,6L に対応するフォグ
ランプ用操作スイッチ12と、警告用の警告ランプ13
と、このメーター多重ユニット2を統括的に制御するメ
ーター側マイクロコンピュータ14(以下メーター側マ
イコンと称す)と、データ通信用の集積回路であって、
フロント多重ユニット1との間で通信を行うメーター側
通信部15とを備えている。
【0014】なお、各操作スイッチ11,12と、警告
ランプ13は、運転席の前のメーターパネルに配設され
ており、スイッチの操作や、警告ランプの視認が行い易
いように配慮されている。
ランプ13は、運転席の前のメーターパネルに配設され
ており、スイッチの操作や、警告ランプの視認が行い易
いように配慮されている。
【0015】いま、例えばメーター多重ユニット2のヘ
ッドランプ用操作スイッチ11を閉成すると、これに応
答してメーター側マイコン14は、ヘッドランプの点灯
を示す指令信号を形成し、この指令信号をメーター側通
信部15に出力する。メーター側通信部15は、この指
令信号を通信ライン3を介してフロント多重ユニット2
に送信する。
ッドランプ用操作スイッチ11を閉成すると、これに応
答してメーター側マイコン14は、ヘッドランプの点灯
を示す指令信号を形成し、この指令信号をメーター側通
信部15に出力する。メーター側通信部15は、この指
令信号を通信ライン3を介してフロント多重ユニット2
に送信する。
【0016】フロント多重ユニット2では、この指令信
号をフロント側通信部10で受信して、この指令信号を
フロント側マイコン9に入力し、これに応答してフロン
ト側マイコン9は、ヘッドランプ用リレー5のコイル5
aに電流を流し、常開接点5bを閉成する。これによ
り、バッテリーから接点5bを介して各ヘッドランプ4
R ,4L に至る電流経路が形成され、これらのヘッドラ
ンプ4R ,4L が点灯する。
号をフロント側通信部10で受信して、この指令信号を
フロント側マイコン9に入力し、これに応答してフロン
ト側マイコン9は、ヘッドランプ用リレー5のコイル5
aに電流を流し、常開接点5bを閉成する。これによ
り、バッテリーから接点5bを介して各ヘッドランプ4
R ,4L に至る電流経路が形成され、これらのヘッドラ
ンプ4R ,4L が点灯する。
【0017】また、メーター多重ユニット2のヘッドラ
ンプ用操作スイッチ11を開成すると、メーター側マイ
コン14は、ヘッドランプの消灯を示す指令信号をメー
ター側通信部15を介してフロント多重ユニット2に送
信する。
ンプ用操作スイッチ11を開成すると、メーター側マイ
コン14は、ヘッドランプの消灯を示す指令信号をメー
ター側通信部15を介してフロント多重ユニット2に送
信する。
【0018】フロント多重ユニット2のフロント側マイ
コン9は、この指令信号をフロント側通信部10を介し
て入力すると、ヘッドランプ用リレー5のコイル5aの
電流経路を断って、常開接点5bを開成する。これによ
り、各ヘッドランプ4R ,4L への電流経路が断たれ、
これらのヘッドランプ4R ,4L が消灯する。
コン9は、この指令信号をフロント側通信部10を介し
て入力すると、ヘッドランプ用リレー5のコイル5aの
電流経路を断って、常開接点5bを開成する。これによ
り、各ヘッドランプ4R ,4L への電流経路が断たれ、
これらのヘッドランプ4R ,4L が消灯する。
【0019】これと同様に、メーター多重ユニット2の
フォグランプ用操作スイッチ12を閉成すると、フォグ
ランプの点灯を示す指令信号がメーター多重ユニット2
からフロント多重ユニット1へと送信される。そして、
フォグランプ用リレー7のコイル7aに電流が流れて、
常開接点7bが閉成し、各フォグランプ6R ,6L が点
灯する。また、メーター多重ユニット2のフォグランプ
用操作スイッチ12を開成すると、フォグランプの消灯
を示す指令信号がフロント多重ユニット1に送信され、
フォグランプ用リレー7の常開接点7bが開成されて、
各フォグランプ6R ,6L が消灯する。
フォグランプ用操作スイッチ12を閉成すると、フォグ
ランプの点灯を示す指令信号がメーター多重ユニット2
からフロント多重ユニット1へと送信される。そして、
フォグランプ用リレー7のコイル7aに電流が流れて、
常開接点7bが閉成し、各フォグランプ6R ,6L が点
灯する。また、メーター多重ユニット2のフォグランプ
用操作スイッチ12を開成すると、フォグランプの消灯
を示す指令信号がフロント多重ユニット1に送信され、
フォグランプ用リレー7の常開接点7bが開成されて、
各フォグランプ6R ,6L が消灯する。
【0020】さて、この実施例では、各ヘッドランプ4
R ,4L のうちの少なくとも一方が断線すると、各フォ
グランプ6R ,6L を代わりに点灯するとともに、ヘッ
ドランプの断線を報知し、これにより安全性を向上させ
ている。このための動作を次に述べる。
R ,4L のうちの少なくとも一方が断線すると、各フォ
グランプ6R ,6L を代わりに点灯するとともに、ヘッ
ドランプの断線を報知し、これにより安全性を向上させ
ている。このための動作を次に述べる。
【0021】まず、メーター多重ユニット2のヘッドラ
ンプ用操作スイッチ11が閉成され、かつフォグランプ
用操作スイッチ12が開成されており、これにより各ヘ
ッドランプ4R ,4L が点灯し、かつ各フォグランプ6
R ,6L が消灯しているものとする。
ンプ用操作スイッチ11が閉成され、かつフォグランプ
用操作スイッチ12が開成されており、これにより各ヘ
ッドランプ4R ,4L が点灯し、かつ各フォグランプ6
R ,6L が消灯しているものとする。
【0022】この状態で、各ヘッドランプ4R ,4L の
うちの少なくとも一方が断線すると、バッテリーからヘ
ッドランプ用リレー5の接点5bを介して各ヘッドラン
プ4R ,4L に至る電流経路の電流が変化する。断線検
出回路8は、この電流の変化を検出し、その検出出力を
フロント側マイコン9に加える。フロント側マイコン9
は、この検出出力を入力すると、フォグランプ用リレー
7のコイル7aに電流を流して、常開接点7bを閉成す
る。これにより、各フォグランプ6R ,6L が点灯す
る。
うちの少なくとも一方が断線すると、バッテリーからヘ
ッドランプ用リレー5の接点5bを介して各ヘッドラン
プ4R ,4L に至る電流経路の電流が変化する。断線検
出回路8は、この電流の変化を検出し、その検出出力を
フロント側マイコン9に加える。フロント側マイコン9
は、この検出出力を入力すると、フォグランプ用リレー
7のコイル7aに電流を流して、常開接点7bを閉成す
る。これにより、各フォグランプ6R ,6L が点灯す
る。
【0023】また、フロント側マイコン9は、断線検出
回路8の検出出力に応答して警告信号を形成し、この警
告信号をフロント側通信部10を介してメーター多重ユ
ニット2に送信する。メーター多重ユニット2のメータ
ー側マイコン14は、この警告信号をメーター側通信部
15を介して入力し、この警告信号に応答して警告ラン
プ13を点灯あるいは点滅させる。これにより、ヘッド
ランプの断線が運転者に知らされる。
回路8の検出出力に応答して警告信号を形成し、この警
告信号をフロント側通信部10を介してメーター多重ユ
ニット2に送信する。メーター多重ユニット2のメータ
ー側マイコン14は、この警告信号をメーター側通信部
15を介して入力し、この警告信号に応答して警告ラン
プ13を点灯あるいは点滅させる。これにより、ヘッド
ランプの断線が運転者に知らされる。
【0024】ところで、フロント多重ユニット1は、自
動車の前側に配設されており、このフロント多重ユニッ
ト1には、ヘッドランプおよびフォグランプの配線回路
や、マイクロコンピュータ等が集中している。また、メ
ーター多重ユニット2は、運転席の近傍に配設されてお
り、ここには、各操作スイッチや警告ランプ、マイクロ
コンピュータ等が集中している。さらに、2つの多重ユ
ニット1,2間は、通信ライン3のみによって接続され
ている。したがって、これらの多重ユニット1,2間の
配線は、従来の装置の配線と比較すると、極めて簡単で
あり、これらの多重ユニット1,2から引き出されるハ
ーネスも簡単なもので済み、分品点数が増加するとがな
い。
動車の前側に配設されており、このフロント多重ユニッ
ト1には、ヘッドランプおよびフォグランプの配線回路
や、マイクロコンピュータ等が集中している。また、メ
ーター多重ユニット2は、運転席の近傍に配設されてお
り、ここには、各操作スイッチや警告ランプ、マイクロ
コンピュータ等が集中している。さらに、2つの多重ユ
ニット1,2間は、通信ライン3のみによって接続され
ている。したがって、これらの多重ユニット1,2間の
配線は、従来の装置の配線と比較すると、極めて簡単で
あり、これらの多重ユニット1,2から引き出されるハ
ーネスも簡単なもので済み、分品点数が増加するとがな
い。
【0025】なお、上記実施例では、自動車のランプと
して、ヘッドランプや、フォグランプを例示している
が、ヘッドランプが断線したときに、コーナリングラン
プや、スモールランプを代わりに点灯させても良いし、
フォグランプが断線したときに、コーナリングランプ
や、スモールランプを代わりに点灯させても構わない。
して、ヘッドランプや、フォグランプを例示している
が、ヘッドランプが断線したときに、コーナリングラン
プや、スモールランプを代わりに点灯させても良いし、
フォグランプが断線したときに、コーナリングランプ
や、スモールランプを代わりに点灯させても構わない。
【0026】また、ランプの断線だけでなく、ランプへ
の電力供給ラインの断線や短絡等を検出して、これを警
告しても良い。
の電力供給ラインの断線や短絡等を検出して、これを警
告しても良い。
【0027】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、フロ
ント多重ユニットには、各種のランプの配線回路や、フ
ロント側制御手段等が集中し、またメーター多重ユニッ
トには、各操作スイッチや警告手段、メーター側制御手
段等が集中し、これらの多重ユニット間が通信ラインの
みによって接続されている。したがって、ヘッドランプ
側からメーターパネル側に至る配線は、従来の装置と比
較すると、極めて簡単である。
ント多重ユニットには、各種のランプの配線回路や、フ
ロント側制御手段等が集中し、またメーター多重ユニッ
トには、各操作スイッチや警告手段、メーター側制御手
段等が集中し、これらの多重ユニット間が通信ラインの
みによって接続されている。したがって、ヘッドランプ
側からメーターパネル側に至る配線は、従来の装置と比
較すると、極めて簡単である。
【図1】この発明に係わるヘッドランプ異常切換え装置
の一実施例を示す図
の一実施例を示す図
【図2】従来の装置を例示する図
1 フロント多重ユニット 2 メーター多重ユニット 3 通信ライン 4R ,4L ヘッドランプ 5 ヘッドランプ用リレー 6R ,6L フォグランプ 7 フォグランプ用リレー 8 断線検出回路 9 フロント側マイクロコンピュータ 10 フロント側通信部 11 ヘッドランプ用操作スイッチ 12 フォグランプ用操作スイッチ 13 警告ランプ 14 メーター側マイクロコンピュータ 15 メーター側通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 信之 三重県鈴鹿市三日市町字中の池1820番地 住友電装株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 野々目 克彦 三重県鈴鹿市三日市町字中の池1820番地 住友電装株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 九鬼 平次 三重県鈴鹿市三日市町字中の池1820番地 住友電装株式会社鈴鹿製作所内 (72)発明者 秋山 裕一 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 通信ラインを介して相互通信を行うフロ
ント多重ユニットおよびメーター多重ユニットを備え、 フロント多重ユニットには、車両の外側に配設された複
数のランプと電源間を接続するそれぞれのランプ用スイ
ッチと、各ランプの異常を検出するそれぞれの異常検出
手段と、メーター多重ユニットから送信されてきた指令
信号に応答して、各ランプ用スイッチを開閉し、各異常
検出手段の検出出力に応答して、各ランプ用スイッチを
開閉するとともに警告信号を出力するフロント側制御手
段と、警告信号および指令信号を送受信するフロント側
通信手段とが設けられ、 メーター多重ユニットには、複数の操作スイッチと、警
告を発する警告手段と、各操作スイッチの出力に応答し
て、指令信号を出力し、フロント多重ユニットから送信
されてきた警告信号に応答して、警告手段を作動させる
メーター側制御手段と、指令信号および警告信号を送受
信するメーター側通信手段とが設けられたヘッドランプ
異常切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16462593A JPH0717320A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ヘッドランプ異常切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16462593A JPH0717320A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ヘッドランプ異常切換え装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0717320A true JPH0717320A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15796758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16462593A Pending JPH0717320A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | ヘッドランプ異常切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717320A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457017B1 (ko) * | 2002-07-23 | 2004-11-10 | 현대모비스 주식회사 | 모터 오류 감지형 배광 가변 전조등 장치의 오류 표시장치 및 그 제어방법 |
US8863410B2 (en) | 2007-04-24 | 2014-10-21 | Puma SE | Cleat for a shoe, shoe sole with such a cleat and shoe |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP16462593A patent/JPH0717320A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457017B1 (ko) * | 2002-07-23 | 2004-11-10 | 현대모비스 주식회사 | 모터 오류 감지형 배광 가변 전조등 장치의 오류 표시장치 및 그 제어방법 |
US8863410B2 (en) | 2007-04-24 | 2014-10-21 | Puma SE | Cleat for a shoe, shoe sole with such a cleat and shoe |
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