JPH07173033A - クレンジングパック化粧料 - Google Patents

クレンジングパック化粧料

Info

Publication number
JPH07173033A
JPH07173033A JP34493893A JP34493893A JPH07173033A JP H07173033 A JPH07173033 A JP H07173033A JP 34493893 A JP34493893 A JP 34493893A JP 34493893 A JP34493893 A JP 34493893A JP H07173033 A JPH07173033 A JP H07173033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleansing
pack cosmetic
magnesium sulfate
cleansing pack
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP34493893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Hiraiwa
裕美 平岩
Tadahiro Shimada
忠洋 嶋田
Masaaki Komatsu
正明 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP34493893A priority Critical patent/JPH07173033A/ja
Publication of JPH07173033A publication Critical patent/JPH07173033A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、肌の汚れの吸着除去効果および、毛
穴に詰まった汚れや黒ずみの除去効果に優れたクレンジ
ングパック化粧料を提供することを目的とする。 【構成】硫酸マグネシウムの無水塩または1水塩もしく
は4水塩を含有することを特徴とするクレンジングパッ
ク化粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレンジングタイプの
パック化粧料に関し、特に使用時に発熱することによっ
て、毛穴に詰まった汚れを除去するクレンジング効果に
優れた、クレイタイプのパック化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】クレイタイプクレンジングパック(泥パ
ック)は、美容に用いられる化粧品のひとつであり、顔
のみならず全身にも用いられ、肌の汚れを吸着除去し、
毛穴に詰まった汚れや黒ずみをとり除き、肌を清潔に
し、なめらかにリフレッシュするという働きをもってい
る。従来のクレイタイプクレンジングパックは、肌に塗
布したとき、水を充分に含みかつ弱アルカリ性であるこ
とにより毛穴を開き、配合されている粉末により肌の汚
れを吸着し、一定時間後に汚れとともにパックを洗い流
す、というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クレイタイプクレンジングパックでは、毛穴に詰まった
汚れを十分に取り除くほどには毛穴を開くことができ
ず、クレンジング効果にもの足りなさを感じるという欠
点があった。本発明は、このような従来の欠点を解消す
るためになされたものであり、使用時に熱を発生させる
ことにより、肌をより柔軟にし、毛穴を良く開き、汚れ
や黒ずみを充分に除去できるクレンジングパック化粧料
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、硫酸
マグネシウムの無水塩または1水塩もしくは4水塩を含
有することを特徴とするクレンジングパック化粧料であ
る。本発明のクレンジングパック化粧料は、一般には、
水分を含まない粉末系もしくは顆粒剤に、硫酸マグネシ
ウムの無水塩または1水塩もしくは4水塩を配合したパ
ック化粧料であり、使用する際に水か、または保湿成分
等を配合した第2剤(化粧水)を加え、発熱させて皮膚
に塗布する。水または第2剤混合後から発熱が始まるの
でこの混合物を肌に塗布し、10〜20分放置する。この
間、温度は40〜55℃に保たれる。その後、拭き取りまた
は洗い流して、処置を終了する。
【0005】以下に本発明の構成について説明する。本
発明に使用する硫酸マグネシウムの無水塩、1水塩、4
水塩は、水との混合により水和反応が起こり水和熱を生
じるものであり、この反応熱をクレンジングパック剤に
利用するものである。また、硫酸マグネシウム水溶液は
弱アルカリ性を示すものであり、このことも、肌を柔軟
にし、毛穴を良く開かせるために好ましい。これらの硫
酸マグネシウム塩の配合量は5〜80重量%が好ましく、
さらに好ましくは10〜20重量%である。5重量%未満で
は、実質的に温度上昇の効果が期待できず、80重量%を
越えると製剤化が難しい。10〜20重量%の範囲であれ
ば、望ましい温度条件が得やすく、通常パック化粧料を
塗布している時間内、その温度を保つことができる。
【0006】なお、発熱を伴うパック化粧料としては、
例えば特開昭47−19043号公報、特開昭57−1
14506号公報、特開昭60−94905号公報、特
開昭62−30704号公報等に開示されているものが
知られている。これらは、いずれも焼石膏と水との混合
による発熱反応を利用したもので、反応により固形化す
る、一般にセッコウパックと呼ばれるものである。ま
た、特開平5−9109号公報には、常温で半固体から
固体の被覆剤で被覆した発熱物質を含有するパック化粧
料が開示されているが、これは皮膜形成剤を配合したい
わゆるピールオフタイプのパック剤に関するものであ
り、いずれも、クレイタイプのパック化粧料には適用で
きない。
【0007】本発明のクレンジングパック化粧料には、
保湿剤、粘土鉱物、アルコール、各種の粉末、等が配合
される。更に必要に応じて、本発明の効果を損なわない
範囲で他の成分、例えば界面活性剤、紫外線吸収剤、防
腐剤、薬剤、色剤、香料、その他一般に化粧品業界で汎
用されている成分を配合することができる。
【0008】以下に実施例を挙げてさらに説明する。な
お、これらは本発明を何ら限定するものではない。以
下、配合量は1剤、2剤の合計量に対する重量%であ
る。 〔実施例1〜6、比較例1〜2〕表1に示した各成分を
均一に混合し、1剤、2剤をそれぞれ別の密閉容器に充
填して実施例1〜6および比較例1〜2を得た。
【0009】(評価試験)本発明の効果を確認するため
に、実施例1〜6および比較例1〜2について官能評価
を実施した。官能検査は、11名の官能検査パネルによ
り、5段階の絶対評価を行った。その結果を併せて表1
に示す。
【0010】 (評点基準) (評点の平均値) 4 非常に良い 3以上 非常に良い ◎ 3 良 い 2以上3未満 良 い ○ 2 やや良い 1以上2未満 やや良い △ 1 普通 1未満 普通 × 0 やや悪い
【0011】
【表1】
【0012】表1の結果より、実施例1〜6のクレンジ
ングパック化粧料は、比較例1〜2に比べて、肌の汚れ
の吸着除去効果および毛穴に詰まった汚れや黒ずみの落
ち具合が優れていることが判る。
【0013】〔実施例7〕 (処方) ────────────────────────── (1剤) 硫酸マグネシウム(無水塩) 10重量% 硫酸マグネシウム(1水塩) 10 ベントナイト 5 亜鉛華 3 微結晶セルロース粉末 7 カオリン 15 タルク 5 色 剤 適量 香 料 適量 ────────────────────────── (2剤) 水 30 グリセリン 10 1、3−ブチレングリコール 5 ────────────────────────── 1剤、2剤それぞれの成分を均一に混合し、それぞれ別
の密閉容器に充填してクレンジングパック化粧料を得
た。
【0014】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によるクレ
ンジングパック化粧料は、クレンジング効果を飛躍的に
高めることができ、実用性の高いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸マグネシウムの無水塩または1水塩
    もしくは4水塩を含有することを特徴とするクレンジン
    グパック化粧料。
JP34493893A 1993-12-20 1993-12-20 クレンジングパック化粧料 Withdrawn JPH07173033A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34493893A JPH07173033A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 クレンジングパック化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34493893A JPH07173033A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 クレンジングパック化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07173033A true JPH07173033A (ja) 1995-07-11

Family

ID=18373172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34493893A Withdrawn JPH07173033A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 クレンジングパック化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07173033A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2906138A1 (fr) * 2006-09-26 2008-03-28 John Warren Springstead Produit cosmetique de traitement de la peau contenant du sulfate de magnesium et son procede de preparation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2906138A1 (fr) * 2006-09-26 2008-03-28 John Warren Springstead Produit cosmetique de traitement de la peau contenant du sulfate de magnesium et son procede de preparation

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120087879A1 (en) Bleaching composition comprising a non-volatile liquid branched ester of carboxylic acid with solidification point below 4°c
JP4638238B2 (ja) パック化粧料
US20020146380A1 (en) Depilatory composition
JPS63230612A (ja) 速乾性パツク型洗顔料
EP1887030A1 (en) Filmy compositions
JP3559070B2 (ja) 洗顔料
EP1051964A2 (en) Gommage cosmetic composition
JPH0543428A (ja) 化粧料
JP2942428B2 (ja) 洗浄剤組成物
KR100346315B1 (ko) 세정제조성물
JPH07173033A (ja) クレンジングパック化粧料
JP3520076B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2005053831A (ja) ジェル状の歯牙用漂白材組成物
JP2001328932A (ja) ゴマージュ化粧料
JPH0948962A (ja) 液体の固化抑制剤
JPH06157253A (ja) シャンプー組成物
JPH09104612A (ja) 制汗剤組成物
JP2006063152A (ja) アシルタウリン塩の混合物とそれを含む洗浄剤組成物
JP3967017B2 (ja) 乳化型化粧料
JPH08208455A (ja) 液状洗浄剤
US20020098995A1 (en) Combination soap bar composition containing monoglyceride sulfonate and its manufacturing method
JP2588870B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2834381B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2006256986A (ja) ゴマージュ化粧料
JPH10175848A (ja) 粉末状皮膚洗浄料

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306