JP2006256986A - ゴマージュ化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚清浄効果、ゴマージュに要する時間が短く、かつサッパリとした使用感が得られ、施術簡便性に優れたゴマージュ化粧料を提供すること。
【解決手段】成分(A)アルカリ金属塩であるアニオン性界面活性剤を配合する第一剤と成分(B)水溶性多価金属塩と水を配合する第二剤とを混合して使用することを特徴とするゴマージュ化粧料。更にまた、成分(A)が炭素数12〜22の脂肪酸のアルカリ金属塩及び/またはN−アシルアミノ酸のアルカリ金属塩であることを特徴とするゴマージュ化粧料。
【選択図】 なし

Description

本発明は、使用時に混合して使用するゴマージュ化粧料に関し、更に詳細には、皮膚清浄効果、塗擦に要する時間が短く、かつサッパリとした使用感が得られ、施術簡便性に優れた化粧料に関するものである。
ゴマージュ化粧料とは、化粧料を皮膚上に塗布した後、手指あるいは器具等を用いてマッサージをするような物理的な外力を加える(塗擦する)ことにより、古くなった角質や汚れ等を化粧料とともに擦り落として除去することを目的とした化粧料である。これは、塗擦により生ずるかすのような化粧料の凝集物が、皮膚の角質や汚れ等を吸着することによる。このため、ゴマージュ化粧料には、皮膚の角質や汚れに吸着しやすく、また、かすのような凝集物を生成させるゴマージュ剤を配合する必要があり、従来より、粉末、結晶セルロース、皮膜形成性水溶性高分子や固形パラフィン等がゴマージュ剤として提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2000−169355号公報(第1頁〜第8頁) 特開2000−219618号公報(第1頁〜第6頁) 特開2000−290136号公報(第1頁〜第4頁)
しかしながら、粉末を配合したゴマージュ化粧料では、かすが生成し、ゴマージュ効果を得るまでに時間がかかるため、皮膚に物理的外力による強い負荷がかかり、皮膚に過度な負担がかかる等の問題点があった。また、皮膜形成性水溶性高分子や固形パラフィンを用いたものでは、施術後にかすが皮膚に残りやすく、拭き取ってゴマージュ剤を除去するといった行為が発生し、施術が簡便でない、またサッパリとした使用感が得られないなどの問題点があった。
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意検討を行った結果、アルカリ金属塩であるアニオン性界面活性剤を配合した第一剤と多価金属塩と水を配合した第二剤とを使用前に混合することにより、皮膚清浄効果、ゴマージュに要する時間が短く、かつサッパリとした使用感が得られ、施術簡便性に優れたゴマージュ化粧料を提供することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は成分(A)アルカリ金属塩であるアニオン性界面活性剤を配合する第一剤と成分(B)水溶性多価金属塩と水を配合する第二剤とを混合して使用することを特徴とするゴマージュ化粧料に関するものである。更にまた、成分(A)が炭素数12〜22の脂肪酸のアルカリ金属塩及び/またはN−アシルアミノ酸のとアルカリ金属塩であることを特徴とするゴマージュ化粧料に関するものである。
本発明の化粧料は簡便に使用することができ、また、第一剤と第二剤の混合により生成するゴマージュ剤が柔らかく、また塗擦に要する時間が短時間で済むため、肌負担が少ない。それに加えて、肌の清浄効果を良好であり、また、使用後にはサッパリとした感触が得られるといった効果がある。
以下に本発明の構成について説明する。
本発明の成分(A)アルカリ金属塩であるアニオン性界面活性剤は、肌清浄効果のため、また成分(B)とともに施術時にゴマージュ剤を出現させるために、本発明に必須の成分である。
本発明に用いられる成分(A)としては、化粧料に使用可能な洗浄剤で、かつ、成分(B)の水溶性多価金属塩と混合したときにアルカリ金属塩が多価陽イオンにより置換され、水に不溶化してゴマージュ剤が生成するアルカリ金属塩であるアニオン性界面活性剤であれば特に限定されない。
具体的には、飽和又は不飽和脂肪酸、N−アシルアミノ酸、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル、α−アシルスルホン酸、アルキルスルホン酸、アルキルアリルスルホン酸、α−オレフィンスルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸、アルカンスルホン酸、アルキル又はアルケニル硫酸、アルキルアミド硫酸、アルキル又はアルケニルリン酸、アルキルアミドリン酸、アルキロイルアルキルタウリン、スルホコハク酸、アルキルエーテルカルボン酸、アミドエーテルカルボン酸、α−スルホ脂肪酸エステル等とナトリウム、カリウム等のアルカリ金属との塩が挙げられる。これらのアニオン性界面活性剤は、必要に応じて一種又は二種以上用いることができる。
中でも炭素数12〜22の脂肪酸、N−アシルアミノ酸のアルカリ金属塩が、混合時に容易にゴマージュ剤が形成されるので、好ましい。
更に、炭素数12〜22の脂肪酸のアルカリ金属塩は、ゴマージュ剤がより出やすく、サッパリとした使用感が得られ、さらに洗い流しやすいため、本発明の効果を発揮する上で特に好ましい。
炭素数12〜22の脂肪酸のアルカリ金属塩として、具体的には、例えば、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ヤシ油脂肪酸等の脂肪酸とカリウム、ナトリウム等のアルカリ金属との塩が挙げられる。
また、N−アシルアミノ酸のアルカリ金属塩としては、N−ヤシ油脂肪酸アシル−DL−アラニン、N−ラウロイルメチル−β−アラニン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−グリシン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−サルコシン、N−ラウロイル−サルコシン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸、N−ラウロイル−L−グルタミン酸、N−ミリストイル−L−グルタミン酸、N−パルミトイル−L−グルタミン酸、N−ステアロイル−L−グルタミン酸、N−オレイル−L−グルタミン酸等のN−アシルアミノ酸とカリウム、ナトリウム等のアルカリ金属との塩が挙げられる。
本発明に用いられる成分(A)の配合量は、第一剤全量中5〜50質量%(以下、単に「%」で示す)が好ましく、特に好ましくは、10%〜40%である。この範囲内であれば短時間でゴマージュ剤が生成し、十分なゴマージュ効果が得られ、肌清浄効果も高く、肌への過度な負担もない。
本発明のゴマージュ化粧料の第一剤においては、上記必須成分に加え、通常化粧料に配合される成分、例えば、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、精製水、水溶性高分子、炭化水素油、エステル油、シリコン油等の液状油、固形油、半固形油、多価アルコール類、アルコール類、香料、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、収斂剤、植物抽出物、ビタミン類等の美容成分、粉体等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
また、本発明の第一剤の形態は特に限定されず、液状、クリーム状、粉末状、固形状等である。中でも、液状、クリーム状であると、ゴマージュ剤が形成しやすく、使用性にも優れ、本発明の効果を発揮する上で特に好ましい。
第一剤が液状、クリーム状である場合、第一剤は水系、可溶化系、水中油系のいずれかの剤型である。
また、本発明の第一剤を泡吐出ポンプ容器に充填して使用することにより、更に第二剤と混合しやすいといった使用性に優れるため、より好ましい。
本発明に用いられる成分(B)の水溶性多価金属塩を含む水溶液は、成分(A)のアニオン性界面活性剤と使用直前に混合することにより、ゴマージュ剤が生成し、肌清浄効果を良好にするものである。
第二剤中の水溶性多価金属塩は第一剤と混合することにより、第一剤中のアニオン性界面活性剤中のアルカリ金属と対イオンが置換する。これにより、第一剤中のアニオン性界面活性剤の一部が不溶化し、ゴマージュ剤が形成される。
多価金属塩は、具体的には、アルカリ土類金属塩、遷移金属塩、及びこれらの混合物より成る群から選択される。本発明のゴマージュ化粧料においては、ゴマージュ剤形成の観点より、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛及びそれらの混合物より成る群より選択される塩が好ましく、特にカルシウム塩、マグネシウム塩が好ましい。
成分(B)多価金属塩は、例えば、酢酸カルシウム、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、塩化カルシウム、クエン酸カルシウム、リン酸二水素カルシウム、ギ酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、グルタミン酸カルシウム、グリセリン酸カルシウム、グリセロン酸カルシウム、カルシウムグリシネート、リン酸一水素カルシウム、水酸化カルシウム、ヨウ化カルシウム、乳酸カルシウム、カルシウムラクトホスフェート、炭酸カルシウムマグネシウム、イノシトールヘキサリン酸カルシウムマグネシウム、リン酸カルシウム三塩基、カルシウム−o−ホスフェート、プロピオン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、ピロリン酸二水素カルシウム、コハク酸カルシウム、カルシウムサックレート、亜硫酸カルシウム、硫酸カルシウム、四リン酸カルシウム、酸化カルシウム、酢酸鉄(II)、酢酸鉄(III)、鉄(III)アセテートヒドロオキサイド、鉄(III)塩化アンモニウム、鉄(III)クエン酸アンモニウム、鉄(II)硫酸アンモニウム、炭酸鉄(II)、塩化鉄(II)、塩化鉄(III)、鉄コリンシトレート、クエン酸鉄(II)、鉄デキストラン、ギ酸鉄(II)、ギ酸鉄(III)、次亜リン酸鉄(III)、乳酸鉄(II)、リン酸鉄(II)、鉄(III)シュウ酸カリウム、ピロリン酸鉄(III)、鉄(III)クエン酸ナトリウム、鉄(III)ピロリン酸ナトリウム、硫酸鉄(III)、リン酸マグネシウムアンモニウム、炭酸マグネシウム、塩化マグネシウム、クエン酸マグネシウム、リン酸二水素マグネシウム、ギ酸マグネシウム、リン酸一水素マグネシウム、マグネシウム−o−ホスフェート、水酸化マグネシウム、マグネシウムヒドロオキサイドカーボネート、乳酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、シュウ酸マグネシウム、酸化マグネシウム、リン酸マグネシウム、プロピオン酸マグネシウム、ピロリン酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、酢酸亜鉛、硫酸アンモニウム亜鉛、炭酸亜鉛、塩化亜鉛、クエン酸亜鉛、ギ酸亜鉛、リン酸一水素亜鉛、水酸化亜鉛、乳酸亜鉛、硝酸亜鉛、酸化亜鉛、リン酸亜鉛、リン酸亜鉛一塩基、リン酸亜鉛三塩基、亜鉛−o−ホスフェート、プロピオン酸亜鉛、ピロリン酸亜鉛、硫酸亜鉛、酒石酸亜鉛、吉草酸亜鉛、イソ吉草酸亜鉛、及び多価金属塩を含有するにがり等が挙げられ、これらの多価陽イオンを生成する塩は必要に応じて一種、又は二種以上用いることができる。
この中でも、炭酸カルシウム、塩化カルシウム、クエン酸カルシウム、リン酸二水素カルシウム、グルコン酸カルシウム、グリセロン酸カルシウム、水酸化カルシウム、乳酸カルシウム、プロピオン酸カルシウム及びピロリン酸カルシウム等のカルシウム塩、及び炭酸マグネシウム、塩化マグネシウム、クエン酸マグネシウム、リン酸二水素マグネシウム、水酸化マグネシウム、乳酸マグネシウム、プロピオン酸マグネシウム、ピロリン酸マグネシウム等のマグネシウム塩がゴマージュ剤の形成の点から、好ましい。
本発明の成分(B)の水溶性多価金属塩の配合量は、第一剤との混合時に、成分(A)1モルに対し、0.01〜0.4モルとなるように成分(B)を第二剤中に配合することが好ましく、更に好ましくは、0.1〜0.4モルである。この範囲であれば、短時間でゴマージュ剤が生成し、十分なゴマージュ効果が得られ、肌清浄効果も高く、肌への過度な負担もない。
本発明の第二剤は、上記成分(B)の多価金属塩を水に溶解した水溶液として使用する。
このため、第二剤に水は必須である。第二剤の水の配合量としては、第二剤全量中、50〜99.9%であることが好ましい。
また、本発明の第二剤の形態は特に限定されず、液状、クリーム状、固形状等である。中でも、液状であると、ゴマージュ剤が形成しやすく、使用性にも優れ、本発明の効果を発揮する上で特に好ましい。
第二剤が液状である場合、第二剤は水系、可溶化系、水中油系のいずれかの剤型である。
本発明のゴマージュ化粧料の第二剤においては、上記必須成分に加え、通常化粧料に配合される成分、例えば、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、水溶性高分子、炭化水素油、エステル油、シリコン油等の液状油、固形油、半固形油、多価アルコール類、アルコール類、香料、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、収斂剤、植物抽出物、ビタミン類等の美容成分、粉体等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
本発明のゴマージュ化粧料は、成分(A)を配合する第一剤と成分(B)と水を配合する第二剤とを使用直前に混合し、ゴマージュ剤が形成されることにより、得られる。ゴマージュ剤の形成は、手の上で形成させても、肌上で形成させてもよいが、使用性の観点から、手の上で形成させるのが好ましい。本発明のゴマージュ化粧料の使用方法は、例えば肌に塗布後、数分間マッサージするように肌になじませた後、洗い流し、あるいは拭き取る方法等が挙げられる。
次に実施例をもって本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。
実施例1〜3および比較例1〜2:フェイス用ゴマージュ洗顔料
下記組成および製法にて第一剤と第二剤を調製し、表1に記載した割合で混合し、実施例1〜3及び比較例1〜2のフェイス用ゴマージュ洗顔料を調製した。得られたフェイス用ゴマージュ洗顔料を(1)ゴマージュ剤の形成しやすさ、(2)肌の汚れや古い角質を除去する効果、(3)洗い流しやすさ、(4)使用後のサッパリ感について、下記の方法により評価した。結果を表1に併せて示す。
(第一剤) (%)
1.ミリスチン酸カリウム 10.0
2.ステアリン酸カリウム 10.0
3.精製水 74.8
4.1,3−ブチレングリコール 5.0
5.パラオキシ安息香酸メチル 0.2
(第二剤) (%)
1.塩化カルシウム 10.0
2.精製水 90.0
(製法)
1.(第一剤)成分1〜5を80〜90℃に加熱し、均一に混合後、冷却し、泡ポンプ容器に充填した。
2.(第二剤)成分1を2に溶解し、ボトル容器に充填した。
(使用方法)
手の上に第一剤を、泡状に吐出した後、そこに第二剤を添加し、その後手の上で混合し、ゴマージュ剤を生成させた。その後、マッサージするように肌上に塗布し、水で洗い流した。なお、第一剤と第二剤の混合時の配合量比は、第一剤に対して表1に記載した第二剤の割合で使用した。
(1)〜(4)評価方法
実施例及び比較例の各試料を10名の専門評価パネラーに使用してもらった。各試料は、(1)ゴマージュ剤の形成しやすさ、(4)使用後のサッパリ感について、下記(a)評価基準にて5段階評価し、更に各試料の評点の平均値を(b)4段階判定基準を用いて判定した。また、(2)肌の汚れや古い角質を除去する効果、(3)使用後の洗い流しやすさは下記(c)評価基準にて3段階評価し、更に各試料の評点の合計を(d)3段階判定基準を用いて判定した。
(a)5段階評価基準
(評価項目:ゴマージュ剤の形成しやすさ)
4 : 非常に良い
3 : 良い
2 : 普通
1 : やや悪い
0 : 悪い
(評価項目:使用後のサッパリ感)
4 : 非常にある
3 : ある
2 : 普通
1 : ややきしむ
0 : きしむ
(b)4段階判定基準
(評点の平均値) (判定)
3.0を超える : ◎
2.0を超え、3.0以下 : ○
1.0を超え、2.0以下 : △
1.0以下 : ×
(c)3段階評価基準
(評価項目:洗い流しやすさ)
2 : 非常に良い
1 : 良い
0 : 流しにくい
(評価項目:肌の汚れや古い角質を除去する効果)
2 : 非常に効果がある
1 : 効果がある
0 : 効果がない
(d)3段階判定基準
(評点の合計) (判定)
15を超える : ◎
10を超え、15以下 : ○
10 : ×
表1の結果から明らかなように、本発明に係る実施例1〜3は、比較例1〜2に比べ、
ゴマージュ剤の形成しやすさ、使用後のサッパリ感に優れ、更に水で洗い流しやすく、また肌の汚れや古い角質を除去する効果に優れたフェイス用ゴマージュ洗顔料であった。
実施例4:ゴマージュクレンジング料
(第一剤) (%)
1.N−アシルグリシンナトリウム 4.0
2.ジプロピレングリコール 10.0
3.精製水 86.0
(第二剤) (%)
1.塩化マグネシウム 1.5
2.精製水 98.5
(製造方法)
A:(第一剤)成分1〜3を60〜80℃で加熱溶解する。
B:(第二剤)成分1を2に溶解する。
(使用方法)
上記製造方法によって得られた第一剤と第二剤を10:1の割合(成分(A)と成分(B)のモル比1:0.22)で手の上で混合した後、肌に塗布した後、拭き取りにより、化粧料を除去した。
実施例4のゴマージュクレンジング料は、ゴマージュ剤の形成しやすさ、使用後のサッパリ感に優れ、更に拭き取りやすく、また肌の汚れや古い角質を除去する効果に優れたものであった。
実施例5:ボディ用ゴマージュクレンジング
(第一剤) (%)
1.ヤシ油脂肪酸カリウム 3.0
2.パルミチン酸ナトリウム 2.0
3.エタノール 5.0
4.l−メントール 0.5
5.1,3−ブチレングリコール 15.0
6.香料 1.0
7.パラオキシ安息香酸メチル 1.0
8.精製水 72.5
(第二剤)
1.塩化カルシウム 1.0
2.1,3−ブチレングリコール 15.0
3.精製水 84.0
(製造方法)
A:(第一剤)成分1〜8を60〜80℃に加熱溶解する。
B:(第二剤)成分1〜3を均一溶解する。
(使用方法)
上記製造方法によって得られた第一剤と第二剤を10:0.5(成分(A)と成分(B)のモル比1:0.24)の割合で手の上で混合した後、肌に塗布した後、水で洗い流した。
実施例5のボディ用ゴマージュクレンジングは、ゴマージュ剤の形成しやすさ、汚れ落ち、ゴマージュの洗い流しやすさ、使用後のサッパリ感に優れ、肌の汚れや古い角質を除去するゴマージュ効果に優れたものであった。

Claims (6)

  1. 成分(A)アルカリ金属塩であるアニオン性界面活性剤を配合する第一剤と、成分(B)水溶性多価金属塩、水を配合する第二剤とを混合して使用することを特徴とするゴマージュ化粧料。
  2. 成分(A)が炭素数12〜22の脂肪酸のアルカリ金属塩及び/またはN−アシルアミノ酸のアルカリ金属塩であることを特徴とする請求項1記載のゴマージュ化粧料。
  3. 使用時の混合比が第一剤中の成分(A)1モルに対し、前記第二剤中の成分(B)0.01〜0.4モルであることを特徴とする請求項1、又は2に記載のゴマージュ化粧料。
  4. 前記第一剤中の成分(A)の配合量が第一剤中5〜50質量%であることを特徴とする請求項1〜3何れかに記載のゴマージュ化粧料。
  5. 成分(A)を含む第1剤が泡吐出ポンプ容器に充填されていることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載のゴマージュ化粧料。
  6. 成分(A)アルカリ金属塩であるアニオン性界面活性剤を配合する第一剤と成分(B)多価金属塩と水を配合する第二剤を組み合わせたゴマージュ化粧料キット。
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JP2016175877A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 三粧化研株式会社 スプレータイプ皮膚洗浄剤

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