JPH07172751A - エスカレータ - Google Patents
エスカレータInfo
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- JPH07172751A JPH07172751A JP5322199A JP32219993A JPH07172751A JP H07172751 A JPH07172751 A JP H07172751A JP 5322199 A JP5322199 A JP 5322199A JP 32219993 A JP32219993 A JP 32219993A JP H07172751 A JPH07172751 A JP H07172751A
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- deck
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims abstract description 66
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 6
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、移動手すりを掴まりながらアウ
ターデッキ上を侵入することを防止し、安全なエスカレ
ータを得ることを目的とする。 【構成】 手すりデッキ４からデッキボード２のアウタ
ーデッキ２ａ上方に延出するように、侵入防止アーム８
が手すりデッキ４の外側周縁部に踏段１の移動方向に複
数取り付けられている。
ターデッキ上を侵入することを防止し、安全なエスカレ
ータを得ることを目的とする。 【構成】 手すりデッキ４からデッキボード２のアウタ
ーデッキ２ａ上方に延出するように、侵入防止アーム８
が手すりデッキ４の外側周縁部に踏段１の移動方向に複
数取り付けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレータに関
し、特にエスカレータの外デッキ侵入防止機構に関する
ものである。
し、特にエスカレータの外デッキ侵入防止機構に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来のエスカレータの要部を示す
斜視図、図５は図４のＶ−Ｖ線に沿った断面図であり、
図において１は踏段であり、この踏段１はチェーンなど
により無端状につながれ、駆動装置（図示せず）により
その上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動される。２
は踏段１の両側に踏段１の移動方向にそって相対して設
けられたデッキボードであり、このデッキボード２は、
その踏段１側にインナーデッキ２ａが、外側にアウター
デッキ２ｂが設けられている。３はこのデッキボード２
に踏段１の移動方向にそって所定間隔をもって立設され
た欄干支柱、４は欄干支柱３の上端にアウターデッキ２
ｂに平行に取り付けられた手擦デッキ、５は手擦デッキ
４の上面に取り付けられた移動手擦ガイド、６は移動手
擦ガイド５に嵌め合わされて取り付けられ、移動手擦ガ
イド５に案内されて踏段１と同一方向に移動する移動手
擦、７はデッキボード２と手擦デッキ４との間に踏段１
の移動方向にそって配設された欄干パネルである。
斜視図、図５は図４のＶ−Ｖ線に沿った断面図であり、
図において１は踏段であり、この踏段１はチェーンなど
により無端状につながれ、駆動装置（図示せず）により
その上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動される。２
は踏段１の両側に踏段１の移動方向にそって相対して設
けられたデッキボードであり、このデッキボード２は、
その踏段１側にインナーデッキ２ａが、外側にアウター
デッキ２ｂが設けられている。３はこのデッキボード２
に踏段１の移動方向にそって所定間隔をもって立設され
た欄干支柱、４は欄干支柱３の上端にアウターデッキ２
ｂに平行に取り付けられた手擦デッキ、５は手擦デッキ
４の上面に取り付けられた移動手擦ガイド、６は移動手
擦ガイド５に嵌め合わされて取り付けられ、移動手擦ガ
イド５に案内されて踏段１と同一方向に移動する移動手
擦、７はデッキボード２と手擦デッキ４との間に踏段１
の移動方向にそって配設された欄干パネルである。
【０００３】従来のエスカレータは、駆動装置により踏
段１がその上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動して
いる。そして、移動手擦６も移動手擦ガイド５に案内さ
れて踏段１と同一方向に移動している。そこで、利用者
は、乗降口から移動手擦６に掴まり、移動手擦６の移動
とともに歩いて踏段１上に乗り込み、踏段１の移動によ
って例えば上の階まで移動する。
段１がその上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動して
いる。そして、移動手擦６も移動手擦ガイド５に案内さ
れて踏段１と同一方向に移動している。そこで、利用者
は、乗降口から移動手擦６に掴まり、移動手擦６の移動
とともに歩いて踏段１上に乗り込み、踏段１の移動によ
って例えば上の階まで移動する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のエスカレータは
以上のように構成されているので、子供などが移動手擦
６に掴まりながらアウターデッキ２ｂ上を侵入し、上部
において滑って転落し、利用者災害を引き起こす恐れが
あるという課題があった。
以上のように構成されているので、子供などが移動手擦
６に掴まりながらアウターデッキ２ｂ上を侵入し、上部
において滑って転落し、利用者災害を引き起こす恐れが
あるという課題があった。
【０００５】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、移動手擦に掴まりながらアウタ
ーデッキ上を侵入することを防止し、安全なエスカレー
タを得ることを目的とする。
ためになされたもので、移動手擦に掴まりながらアウタ
ーデッキ上を侵入することを防止し、安全なエスカレー
タを得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の第１の発明に
係るエスカレータは、踏段の両側に踏段の移動方向にそ
って相対して配設されたデッキボードと、デッキボード
に所定間隔をもって立設された欄干支柱と、欄干支柱の
上端にデッキボードと平行に取り付けられた手擦デッキ
と、デッキボードと手擦デッキとの間に踏段の移動方向
に延設された欄干パネルと、手擦デッキの上面に移動可
能に配設された移動手擦と、踏段側からデッキボードの
アウターデッキ上方に延出するように踏段の移動方向に
複数配設された侵入防止アームとを備えたものである。
係るエスカレータは、踏段の両側に踏段の移動方向にそ
って相対して配設されたデッキボードと、デッキボード
に所定間隔をもって立設された欄干支柱と、欄干支柱の
上端にデッキボードと平行に取り付けられた手擦デッキ
と、デッキボードと手擦デッキとの間に踏段の移動方向
に延設された欄干パネルと、手擦デッキの上面に移動可
能に配設された移動手擦と、踏段側からデッキボードの
アウターデッキ上方に延出するように踏段の移動方向に
複数配設された侵入防止アームとを備えたものである。
【０００７】また、この発明の第２の発明に係るエスカ
レータは、上記第１の発明において、侵入防止アーム
を、デッキボードのアウターデッキ上方に延出するよう
に手擦デッキの外側周縁部に取り付けているものであ
る。
レータは、上記第１の発明において、侵入防止アーム
を、デッキボードのアウターデッキ上方に延出するよう
に手擦デッキの外側周縁部に取り付けているものであ
る。
【０００８】
【作用】この発明の第１の発明においては、侵入防止ア
ームがアウターデッキ上方に延出するように踏段の移動
方向に複数配設されているので、子供などが移動手擦に
掴まりアウターデッキ上を侵入しようとすると、侵入防
止アームに接触してしまい、それ以上の侵入が阻止され
る。
ームがアウターデッキ上方に延出するように踏段の移動
方向に複数配設されているので、子供などが移動手擦に
掴まりアウターデッキ上を侵入しようとすると、侵入防
止アームに接触してしまい、それ以上の侵入が阻止され
る。
【０００９】また、この発明の第２の発明においては、
侵入防止アームがアウターデッキ上方に延出するように
手擦デッキの外側周縁部に取り付けられているので、侵
入防止アームの取付部を新設する必要がなく、従来のエ
スカレータに簡易に適用することができる。
侵入防止アームがアウターデッキ上方に延出するように
手擦デッキの外側周縁部に取り付けられているので、侵
入防止アームの取付部を新設する必要がなく、従来のエ
スカレータに簡易に適用することができる。
【００１０】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例１．図１はこの発明の実施例１に係るエスカレー
タの要部を示す斜視図、図２はこの発明の実施例１に係
るエスカレータの侵入防止アームを示す斜視図、図３は
この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入防止アー
ムの取付構造を示す断面図であり、図において図４およ
び図５に示した従来のエスカレータと同一または相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
る。 実施例１．図１はこの発明の実施例１に係るエスカレー
タの要部を示す斜視図、図２はこの発明の実施例１に係
るエスカレータの侵入防止アームを示す斜視図、図３は
この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入防止アー
ムの取付構造を示す断面図であり、図において図４およ
び図５に示した従来のエスカレータと同一または相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【００１１】図において、８は手擦ガイド４からアウタ
ーデッキ２ｂ上方に延出するように手擦ガイド４の外側
周縁部に踏段１の移動方向に複数取り付けられた侵入防
止アームである。９は侵入防止アーム８を構成するアー
ム部であり、このアーム部９はその一端側に鍔部９ａが
設けられている。１０は侵入防止アーム８を構成するコ
の字状の取付部材であり、この取付部材１０にはアーム
部９を挿通させる貫通孔１０ａが設けられ、さらにこの
貫通孔１０ａの一側に鍔部９ａを嵌合させる凹部１０ｂ
が設けられている。
ーデッキ２ｂ上方に延出するように手擦ガイド４の外側
周縁部に踏段１の移動方向に複数取り付けられた侵入防
止アームである。９は侵入防止アーム８を構成するアー
ム部であり、このアーム部９はその一端側に鍔部９ａが
設けられている。１０は侵入防止アーム８を構成するコ
の字状の取付部材であり、この取付部材１０にはアーム
部９を挿通させる貫通孔１０ａが設けられ、さらにこの
貫通孔１０ａの一側に鍔部９ａを嵌合させる凹部１０ｂ
が設けられている。
【００１２】ここで、この侵入防止アーム８を手擦ガイ
ド４に取り付けるには、取付部材１０の貫通孔１０ａに
アーム部９を挿通させ、アーム部９の鍔部９ａを凹部１
０ｂに嵌合させる。そして、取付部材１０を手擦ガイド
４の外側周縁部に外側から嵌合させ、ネジ１１により取
付部材１０を手擦ガイド４に締付固定する。そこで、侵
入防止アーム８は、そのアーム部９が手擦ガイド４から
外側に水平にかつ垂直に、すなわちアウターデッキ２ｂ
上方に延出されている。また、この侵入防止アーム８
は、手擦デッキ４の外側周縁部に、エスカレータの乗降
口近傍の位置、さらには踏段１の移動方向にそって所定
間隔で複数取り付けられている。
ド４に取り付けるには、取付部材１０の貫通孔１０ａに
アーム部９を挿通させ、アーム部９の鍔部９ａを凹部１
０ｂに嵌合させる。そして、取付部材１０を手擦ガイド
４の外側周縁部に外側から嵌合させ、ネジ１１により取
付部材１０を手擦ガイド４に締付固定する。そこで、侵
入防止アーム８は、そのアーム部９が手擦ガイド４から
外側に水平にかつ垂直に、すなわちアウターデッキ２ｂ
上方に延出されている。また、この侵入防止アーム８
は、手擦デッキ４の外側周縁部に、エスカレータの乗降
口近傍の位置、さらには踏段１の移動方向にそって所定
間隔で複数取り付けられている。
【００１３】つぎに、この実施例１によるエスカレータ
のアウターデッキ侵入防止動作について説明する。子供
などが乗降口側からアウターデッキ２ｂ上に侵入しよう
とすると、まず手擦デッキ４の外側周縁部のエスカレー
タ乗降口近傍の位置に取り付けられた侵入防止アーム８
のアーム部９に接触し、その侵入が阻止される。さら
に、このアーム部９をくぐり移動手刷６に掴まりながら
アウターデッキ２ａ上を昇ろうとすると、踏段１の移動
方向にそって所定間隔で取り付けられた複数の侵入防止
アーム８のアーム部９に次々に接触し、その侵入が断念
される。
のアウターデッキ侵入防止動作について説明する。子供
などが乗降口側からアウターデッキ２ｂ上に侵入しよう
とすると、まず手擦デッキ４の外側周縁部のエスカレー
タ乗降口近傍の位置に取り付けられた侵入防止アーム８
のアーム部９に接触し、その侵入が阻止される。さら
に、このアーム部９をくぐり移動手刷６に掴まりながら
アウターデッキ２ａ上を昇ろうとすると、踏段１の移動
方向にそって所定間隔で取り付けられた複数の侵入防止
アーム８のアーム部９に次々に接触し、その侵入が断念
される。
【００１４】このように、この実施例１によれば、複数
の侵入防止アーム８のアーム部９が手擦ガイド４からア
ウターデッキ２ｂ上方に延出するように手擦ガイド４の
外側周縁部に踏段１の移動方向にそって取り付けられて
いるので、子供などが移動手擦６に掴まってアウターデ
ッキ２ｂ上を侵入すれば、アーム部９に接触してそれ以
上の侵入が阻止される。そこで、アウターデッキ２ｂ上
を侵入して上部にて滑って転落したり、天井に衝突する
事故を未然に防ぐことができ、安全なエスカレータが得
られる。また、侵入防止アーム８の取付部を新たに設け
る必要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取り付け
ることができ、侵入防止アーム８の付設にともなうコス
トアップを抑えることができる。
の侵入防止アーム８のアーム部９が手擦ガイド４からア
ウターデッキ２ｂ上方に延出するように手擦ガイド４の
外側周縁部に踏段１の移動方向にそって取り付けられて
いるので、子供などが移動手擦６に掴まってアウターデ
ッキ２ｂ上を侵入すれば、アーム部９に接触してそれ以
上の侵入が阻止される。そこで、アウターデッキ２ｂ上
を侵入して上部にて滑って転落したり、天井に衝突する
事故を未然に防ぐことができ、安全なエスカレータが得
られる。また、侵入防止アーム８の取付部を新たに設け
る必要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取り付け
ることができ、侵入防止アーム８の付設にともなうコス
トアップを抑えることができる。
【００１５】実施例２．上記実施例１では、侵入防止ア
ーム８を手刷ガイド４の外側周縁部に取り付けるものと
しているが、この実施例２では、侵入防止アーム８を欄
干支柱３に取り付けるものとし、同様の効果を奏する。
ーム８を手刷ガイド４の外側周縁部に取り付けるものと
しているが、この実施例２では、侵入防止アーム８を欄
干支柱３に取り付けるものとし、同様の効果を奏する。
【００１６】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１７】この発明の第１の発明によれば、踏段の両
側に踏段の移動方向にそって相対して配設されたデッキ
ボードと、デッキボードに所定間隔をもって立設された
欄干支柱と、欄干支柱の上端にデッキボードと平行に取
り付けられた手擦デッキと、デッキボードと手擦デッキ
との間に踏段の移動方向に延設された欄干パネルと、手
擦デッキの上面に移動可能に配設された移動手擦と、踏
段側からデッキボードのアウターデッキ上方に延出する
ように踏段の移動方向に複数配設された侵入防止アーム
とを備えているので、アウターデッキ上への侵入が阻止
され、アウターデッキ上を侵入して上部にて滑って転落
したり、天井に衝突する利用者災害を未然に防ぐことが
でき、安全なエスカレータが得られるという効果があ
る。
側に踏段の移動方向にそって相対して配設されたデッキ
ボードと、デッキボードに所定間隔をもって立設された
欄干支柱と、欄干支柱の上端にデッキボードと平行に取
り付けられた手擦デッキと、デッキボードと手擦デッキ
との間に踏段の移動方向に延設された欄干パネルと、手
擦デッキの上面に移動可能に配設された移動手擦と、踏
段側からデッキボードのアウターデッキ上方に延出する
ように踏段の移動方向に複数配設された侵入防止アーム
とを備えているので、アウターデッキ上への侵入が阻止
され、アウターデッキ上を侵入して上部にて滑って転落
したり、天井に衝突する利用者災害を未然に防ぐことが
でき、安全なエスカレータが得られるという効果があ
る。
【００１８】また、この発明の第２の発明によれば、上
記第１の発明において、侵入防止アームを、デッキボー
ドのアウターデッキ上方に延出するように手擦デッキの
外側周縁部に取り付けているので、上記第１の発明の効
果に加えて、侵入防止アームの取付部を新たに設ける必
要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取り付けるこ
とができ、侵入防止アームの付設にともなうコストアッ
プを抑えることができる。
記第１の発明において、侵入防止アームを、デッキボー
ドのアウターデッキ上方に延出するように手擦デッキの
外側周縁部に取り付けているので、上記第１の発明の効
果に加えて、侵入防止アームの取付部を新たに設ける必
要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取り付けるこ
とができ、侵入防止アームの付設にともなうコストアッ
プを抑えることができる。
【図１】この発明の実施例１に係るエスカレータの要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入
防止アームを示す斜視図である。
防止アームを示す斜視図である。
【図３】この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入
防止アームの取付構造を示す断面図である。
防止アームの取付構造を示す断面図である。
【図４】従来のエスカレータの要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】図４のＶ−Ｖ線に沿った断面図である。
１ 踏段 ２ デッキボード ２ｂ アウターデッキ ３ 欄干支柱 ４ 手擦デッキ ６ 移動手擦 ７ 欄干パネル ８ 侵入防止アーム ９ アーム部（侵入防止アーム） １０ 取付部材（侵入防止アーム）
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年５月２６日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 エスカレータ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エスカレータに関
し、特にエスカレータの外デッキ侵入防止機構に関する
ものである。
し、特にエスカレータの外デッキ侵入防止機構に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来のエスカレータの要部を示す
斜視図、図５は図４のＶ−Ｖ線に沿った断面図であり、
図において１は踏段であり、この踏段１はチェーンなど
により無端状につながれ、駆動装置（図示せず）により
その上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動される。２
は踏段１の両側に踏段１の移動方向にそって相対して設
けられたデッキボードであり、このデッキボード２は、
その踏段１側にインナーデッキ２ａが、外側にアウター
デッキ２ｂが設けられている。３はこのデッキボード２
に踏段１の移動方向にそって所定間隔をもって立設され
た欄干支柱、４は欄干支柱３の上端にアウターデッキ２
ｂに平行に取り付けられた手すりデッキ、５は手すりデ
ッキ４の上面に取り付けられた移動手すりガイド、６は
移動手すりガイド５に嵌め合わされて取り付けられ、移
動手すりガイド５に案内されて踏段１と同一方向に移動
する移動手すり、７はデッキボード２と手すりデッキ４
との間に踏段１の移動方向にそって配設された欄干パネ
ルである。
斜視図、図５は図４のＶ−Ｖ線に沿った断面図であり、
図において１は踏段であり、この踏段１はチェーンなど
により無端状につながれ、駆動装置（図示せず）により
その上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動される。２
は踏段１の両側に踏段１の移動方向にそって相対して設
けられたデッキボードであり、このデッキボード２は、
その踏段１側にインナーデッキ２ａが、外側にアウター
デッキ２ｂが設けられている。３はこのデッキボード２
に踏段１の移動方向にそって所定間隔をもって立設され
た欄干支柱、４は欄干支柱３の上端にアウターデッキ２
ｂに平行に取り付けられた手すりデッキ、５は手すりデ
ッキ４の上面に取り付けられた移動手すりガイド、６は
移動手すりガイド５に嵌め合わされて取り付けられ、移
動手すりガイド５に案内されて踏段１と同一方向に移動
する移動手すり、７はデッキボード２と手すりデッキ４
との間に踏段１の移動方向にそって配設された欄干パネ
ルである。
【０００３】従来のエスカレータは、駆動装置により踏
段１がその上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動して
いる。そして、移動手すり６も移動手すりガイド５に案
内されて踏段１と同一方向に移動している。そこで、利
用者は、乗降口から移動手すり６に掴まり、移動手すり
６の移動とともに歩いて踏段１上に乗り込み、踏段１の
移動によって例えば上の階まで移動する。
段１がその上面を常に水平に保ちつつ連続的に移動して
いる。そして、移動手すり６も移動手すりガイド５に案
内されて踏段１と同一方向に移動している。そこで、利
用者は、乗降口から移動手すり６に掴まり、移動手すり
６の移動とともに歩いて踏段１上に乗り込み、踏段１の
移動によって例えば上の階まで移動する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のエスカレータは
以上のように構成されているので、子供などが移動手す
り６に掴まりながらアウターデッキ２ｂ上を侵入し、上
部において滑って転落し、利用者災害を引き起こす恐れ
があるという課題があった。
以上のように構成されているので、子供などが移動手す
り６に掴まりながらアウターデッキ２ｂ上を侵入し、上
部において滑って転落し、利用者災害を引き起こす恐れ
があるという課題があった。
【０００５】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、移動手すりに掴まりながらアウ
ターデッキ上を侵入することを防止し、安全なエスカレ
ータを得ることを目的とする。
ためになされたもので、移動手すりに掴まりながらアウ
ターデッキ上を侵入することを防止し、安全なエスカレ
ータを得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明の第１の発明に
係るエスカレータは、踏段の両側に踏段の移動方向にそ
って相対して配設されたデッキボードと、デッキボード
に所定間隔をもって立設された欄干支柱と、欄干支柱の
上端にデッキボードと平行に取り付けられた手すりデッ
キと、デッキボードと手すりデッキとの間に踏段の移動
方向に延設された欄干パネルと、手すりデッキの上面に
移動可能に配設された移動手すりと、踏段側からデッキ
ボードのアウターデッキ上方に延出するように踏段の移
動方向に複数配設された侵入防止アームとを備えたもの
である。
係るエスカレータは、踏段の両側に踏段の移動方向にそ
って相対して配設されたデッキボードと、デッキボード
に所定間隔をもって立設された欄干支柱と、欄干支柱の
上端にデッキボードと平行に取り付けられた手すりデッ
キと、デッキボードと手すりデッキとの間に踏段の移動
方向に延設された欄干パネルと、手すりデッキの上面に
移動可能に配設された移動手すりと、踏段側からデッキ
ボードのアウターデッキ上方に延出するように踏段の移
動方向に複数配設された侵入防止アームとを備えたもの
である。
【０００７】また、この発明の第２の発明に係るエスカ
レータは、上記第１の発明において、侵入防止アーム
を、デッキボードのアウターデッキ上方に延出するよう
に手すりデッキの外側周縁部に取り付けているものであ
る。
レータは、上記第１の発明において、侵入防止アーム
を、デッキボードのアウターデッキ上方に延出するよう
に手すりデッキの外側周縁部に取り付けているものであ
る。
【０００８】
【作用】この発明の第１の発明においては、侵入防止ア
ームがアウターデッキ上方に延出するように踏段の移動
方向に複数配設されているので、子供などが移動手すり
に掴まりアウターデッキ上を侵入しようとすると、侵入
防止アームに接触してしまい、それ以上の侵入が阻止さ
れる。
ームがアウターデッキ上方に延出するように踏段の移動
方向に複数配設されているので、子供などが移動手すり
に掴まりアウターデッキ上を侵入しようとすると、侵入
防止アームに接触してしまい、それ以上の侵入が阻止さ
れる。
【０００９】また、この発明の第２の発明においては、
侵入防止アームがアウターデッキ上方に延出するように
手すりデッキの外側周縁部に取り付けられているので、
侵入防止アームの取付部を新設する必要がなく、従来の
エスカレータに簡易に適用することができる。
侵入防止アームがアウターデッキ上方に延出するように
手すりデッキの外側周縁部に取り付けられているので、
侵入防止アームの取付部を新設する必要がなく、従来の
エスカレータに簡易に適用することができる。
【００１０】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例１．図１はこの発明の実施例１に係るエスカレー
タの要部を示す斜視図、図２はこの発明の実施例１に係
るエスカレータの侵入防止アームを示す斜視図、図３は
この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入防止アー
ムの取付構造を示す断面図であり、図において図４およ
び図５に示した従来のエスカレータと同一または相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
る。 実施例１．図１はこの発明の実施例１に係るエスカレー
タの要部を示す斜視図、図２はこの発明の実施例１に係
るエスカレータの侵入防止アームを示す斜視図、図３は
この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入防止アー
ムの取付構造を示す断面図であり、図において図４およ
び図５に示した従来のエスカレータと同一または相当部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【００１１】図において、８は手すりガイド４からアウ
ターデッキ２ｂ上方に延出するように手すりガイド４の
外側周縁部に踏段１の移動方向に複数取り付けられた侵
入防止アームである。９は侵入防止アーム８を構成する
アーム部であり、このアーム部９はその一端側に鍔部９
ａが設けられている。１０は侵入防止アーム８を構成す
るコの字状の取付部材であり、この取付部材１０にはア
ーム部９を挿通させる貫通孔１０ａが設けられ、さらに
この貫通孔１０ａの一側に鍔部９ａを嵌合させる凹部１
０ｂが設けられている。
ターデッキ２ｂ上方に延出するように手すりガイド４の
外側周縁部に踏段１の移動方向に複数取り付けられた侵
入防止アームである。９は侵入防止アーム８を構成する
アーム部であり、このアーム部９はその一端側に鍔部９
ａが設けられている。１０は侵入防止アーム８を構成す
るコの字状の取付部材であり、この取付部材１０にはア
ーム部９を挿通させる貫通孔１０ａが設けられ、さらに
この貫通孔１０ａの一側に鍔部９ａを嵌合させる凹部１
０ｂが設けられている。
【００１２】ここで、この侵入防止アーム８を手すりガ
イド４に取り付けるには、取付部材１０の貫通孔１０ａ
にアーム部９を挿通させ、アーム部９の鍔部９ａを凹部
１０ｂに嵌合させる。そして、取付部材１０を手すりガ
イド４の外側周縁部に外側から嵌合させ、ネジ１１によ
り取付部材１０を手すりガイド４に締付固定する。そこ
で、侵入防止アーム８は、そのアーム部９が手すりガイ
ド４から外側に水平にかつ垂直に、すなわちアウターデ
ッキ２ｂ上方に延出されている。また、この侵入防止ア
ーム８は、手すりデッキ４の外側周縁部に、エスカレー
タの乗降口近傍の位置、さらには踏段１の移動方向にそ
って所定間隔で複数取り付けられている。
イド４に取り付けるには、取付部材１０の貫通孔１０ａ
にアーム部９を挿通させ、アーム部９の鍔部９ａを凹部
１０ｂに嵌合させる。そして、取付部材１０を手すりガ
イド４の外側周縁部に外側から嵌合させ、ネジ１１によ
り取付部材１０を手すりガイド４に締付固定する。そこ
で、侵入防止アーム８は、そのアーム部９が手すりガイ
ド４から外側に水平にかつ垂直に、すなわちアウターデ
ッキ２ｂ上方に延出されている。また、この侵入防止ア
ーム８は、手すりデッキ４の外側周縁部に、エスカレー
タの乗降口近傍の位置、さらには踏段１の移動方向にそ
って所定間隔で複数取り付けられている。
【００１３】つぎに、この実施例１によるエスカレータ
のアウターデッキ侵入防止動作について説明する。子供
などが乗降口側からアウターデッキ２ｂ上に侵入しよう
とすると、まず手すりデッキ４の外側周縁部のエスカレ
ータ乗降口近傍の位置に取り付けられた侵入防止アーム
８のアーム部９に接触し、その侵入が阻止される。さら
に、このアーム部９をくぐり移動手すり６に掴まりなが
らアウターデッキ２ａ上を昇ろうとすると、踏段１の移
動方向にそって所定間隔で取り付けられた複数の侵入防
止アーム８のアーム部９に次々に接触し、その侵入が断
念される。
のアウターデッキ侵入防止動作について説明する。子供
などが乗降口側からアウターデッキ２ｂ上に侵入しよう
とすると、まず手すりデッキ４の外側周縁部のエスカレ
ータ乗降口近傍の位置に取り付けられた侵入防止アーム
８のアーム部９に接触し、その侵入が阻止される。さら
に、このアーム部９をくぐり移動手すり６に掴まりなが
らアウターデッキ２ａ上を昇ろうとすると、踏段１の移
動方向にそって所定間隔で取り付けられた複数の侵入防
止アーム８のアーム部９に次々に接触し、その侵入が断
念される。
【００１４】このように、この実施例１によれば、複数
の侵入防止アーム８のアーム部９が手すりガイド４から
アウターデッキ２ｂ上方に延出するように手すりガイド
４の外側周縁部に踏段１の移動方向にそって取り付けら
れているので、子供などが移動手すり６に掴まってアウ
ターデッキ２ｂ上を侵入すれば、アーム部９に接触して
それ以上の侵入が阻止される。そこで、アウターデッキ
２ｂ上を侵入して上部にて滑って転落したり、天井に衝
突する事故を未然に防ぐことができ、安全なエスカレー
タが得られる。また、侵入防止アーム８の取付部を新た
に設ける必要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取
り付けることができ、侵入防止アーム８の付設にともな
うコストアップを抑えることができる。
の侵入防止アーム８のアーム部９が手すりガイド４から
アウターデッキ２ｂ上方に延出するように手すりガイド
４の外側周縁部に踏段１の移動方向にそって取り付けら
れているので、子供などが移動手すり６に掴まってアウ
ターデッキ２ｂ上を侵入すれば、アーム部９に接触して
それ以上の侵入が阻止される。そこで、アウターデッキ
２ｂ上を侵入して上部にて滑って転落したり、天井に衝
突する事故を未然に防ぐことができ、安全なエスカレー
タが得られる。また、侵入防止アーム８の取付部を新た
に設ける必要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取
り付けることができ、侵入防止アーム８の付設にともな
うコストアップを抑えることができる。
【００１５】実施例２．上記実施例１では、侵入防止ア
ーム８を手すりガイド４の外側周縁部に取り付けるもの
としているが、この実施例２では、侵入防止アーム８を
欄干支柱３に取り付けるものとし、同様の効果を奏す
る。
ーム８を手すりガイド４の外側周縁部に取り付けるもの
としているが、この実施例２では、侵入防止アーム８を
欄干支柱３に取り付けるものとし、同様の効果を奏す
る。
【００１６】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１７】この発明の第１の発明によれば、踏段の両
側に踏段の移動方向にそって相対して配設されたデッキ
ボードと、デッキボードに所定間隔をもって立設された
欄干支柱と、欄干支柱の上端にデッキボードと平行に取
り付けられた手すりデッキと、デッキボードと手すりデ
ッキとの間に踏段の移動方向に延設された欄干パネル
と、手すりデッキの上面に移動可能に配設された移動手
すりと、踏段側からデッキボードのアウターデッキ上方
に延出するように踏段の移動方向に複数配設された侵入
防止アームとを備えているので、アウターデッキ上への
侵入が阻止され、アウターデッキ上を侵入して上部にて
滑って転落したり、天井に衝突する利用者災害を未然に
防ぐことができ、安全なエスカレータが得られるという
効果がある。
側に踏段の移動方向にそって相対して配設されたデッキ
ボードと、デッキボードに所定間隔をもって立設された
欄干支柱と、欄干支柱の上端にデッキボードと平行に取
り付けられた手すりデッキと、デッキボードと手すりデ
ッキとの間に踏段の移動方向に延設された欄干パネル
と、手すりデッキの上面に移動可能に配設された移動手
すりと、踏段側からデッキボードのアウターデッキ上方
に延出するように踏段の移動方向に複数配設された侵入
防止アームとを備えているので、アウターデッキ上への
侵入が阻止され、アウターデッキ上を侵入して上部にて
滑って転落したり、天井に衝突する利用者災害を未然に
防ぐことができ、安全なエスカレータが得られるという
効果がある。
【００１８】また、この発明の第２の発明によれば、上
記第１の発明において、侵入防止アームを、デッキボー
ドのアウターデッキ上方に延出するように手すりデッキ
の外側周縁部に取り付けているので、上記第１の発明の
効果に加えて、侵入防止アームの取付部を新たに設ける
必要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取り付ける
ことができ、侵入防止アームの付設にともなうコストア
ップを抑えることができる。
記第１の発明において、侵入防止アームを、デッキボー
ドのアウターデッキ上方に延出するように手すりデッキ
の外側周縁部に取り付けているので、上記第１の発明の
効果に加えて、侵入防止アームの取付部を新たに設ける
必要がなく、従来のエスカレータにも簡易に取り付ける
ことができ、侵入防止アームの付設にともなうコストア
ップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の実施例１に係るエスカレータの要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入
防止アームを示す斜視図である。
防止アームを示す斜視図である。
【図３】この発明の実施例１に係るエスカレータの侵入
防止アームの取付構造を示す断面図である。
防止アームの取付構造を示す断面図である。
【図４】従来のエスカレータの要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】図４のＶ−Ｖ線に沿った断面図である。
【符号の説明】 １ 踏段 ２ デッキボード ２ｂ アウターデッキ ３ 欄干支柱 ４ 手すりデッキ ６ 移動手すり ７ 欄干パネル ８ 侵入防止アーム ９ アーム部（侵入防止アーム） １０ 取付部材（侵入防止アーム）
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図１
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
Claims (2)
- 【請求項１】 踏段の両側に前記踏段の移動方向にそっ
て相対して配設されたデッキボードと、前記デッキボー
ドに所定間隔をもって立設された欄干支柱と、前記欄干
支柱の上端に前記デッキボードと平行に取り付けられた
手擦デッキと、前記デッキボードと前記手擦デッキとの
間に前記踏段の移動方向に延設された欄干パネルと、前
記手擦デッキの上面に移動可能に配設された移動手擦
と、前記前記踏段側から前記デッキボードのアウターデ
ッキ上方に延出するように前記踏段の移動方向に複数配
設された侵入防止アームとを備えたことを特徴とするエ
スカレータ。 - 【請求項２】 侵入防止アームは、デッキボードのアウ
ターデッキ上方に延出するように手刷デッキの外側周縁
部に取り付けられていることを特徴とする請求項１記載
のエスカレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5322199A JPH07172751A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | エスカレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5322199A JPH07172751A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | エスカレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172751A true JPH07172751A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18141062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5322199A Pending JPH07172751A (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | エスカレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07172751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2935077B1 (de) | 2012-12-18 | 2016-11-09 | Inventio AG | Fahrtreppe oder fahrsteig mit einer transparenten balustrade |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP5322199A patent/JPH07172751A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2935077B1 (de) | 2012-12-18 | 2016-11-09 | Inventio AG | Fahrtreppe oder fahrsteig mit einer transparenten balustrade |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20051109 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A977 | Report on retrieval |
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