JPH0717274U - スコア記録器 - Google Patents

スコア記録器

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JPH0717274U
JPH0717274U JP5162893U JP5162893U JPH0717274U JP H0717274 U JPH0717274 U JP H0717274U JP 5162893 U JP5162893 U JP 5162893U JP 5162893 U JP5162893 U JP 5162893U JP H0717274 U JPH0717274 U JP H0717274U
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JP
Japan
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bowl
shaped body
substrate
inner bowl
score recorder
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JP5162893U
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英治 浅野
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アイデアハウス有限会社
英治 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作用のレバー部材やロッド部材を一切不要
とし、機構が簡単で、デザイン上にも制約を受けること
のないスコア記録器を提供する。 【構成】 基板(A)に内部椀状体(B)を嵌め込みにより取
り付け、それを覆うようにかぶせた外部椀状体(C)を回
動自在に基板(A)に支持させる。この組み付けで、内部
椀状体(B)の円弧状係合子(6)を外部椀状体(C)の歯形部
(11)と係合させ、外部椀状体(C)の覗き窓(10)に内部椀
状体(B)の外周面に施した数字表示部(8)の数字を表示さ
せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴルフプレー等に使用されるスコア記録器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ゴルフプレーで使用されるスコア記録器として、数字を表示した文字盤 に歯車機構を連係させ、レバー部材によるレバー・アクション、または、ロッド 部材によるプッシュ・アクションにより、前記文字盤を回転させ、外側にある本 体の覗窓から数字を読み出せるようにしたものが知られている。 また、上記したような機構からなるスコアー記録器を、例えば、手袋の一部に 着脱自在に構成したものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記レバー・アクション式スコア記録器およびプッシュ・アクション式スコア 記録器は、使用に際して前記操作用レバーまたはプッシュ部に対向する反対側を 押えながら作動させなければならず、またレバー部材またはロッド部材が本体の 外に突出しているため、構造的に複雑となり、全体が大型化になる欠点がある。
【0004】 また、前述した従来のスコア記録器は、特にサンバイザー、バンド等に装着し た場合、レバーまたはプッシュ等が取付けられている角度により、使用する際の 操作の方向性があるため、いちいち取外して操作しなければならない。
【0005】 また、スコア記録器の数字移動(ギヤー回転)操作にレバーまたはプッシュの 先に取付けた送りバネ等によりギヤを押すか、引くかにより文字盤付きギヤを移 動させる方式であるため、その送りバネの先端に大きい負担がかかり、バネの変 形、位置狂い等による不良が発生しやすく、加えてレバーまたはプッシュ方式の 場合においては、レバー部材やロッド部材が本体の外部に突出しているため、そ の部分の破損も生じやすく、また全体のデザインそのものに大きな制約を受ける という問題があった。
【0006】
【考案の目的】
本考案は、上記問題点を解消するためになされたものであって、操作用のレバ ー部材やロッド部材を一切不要とし、機構も簡単で、デザイン上に制約をうける ことのない改良されたスコア記録器を提供することを主たる目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案によるスコア記録器は、基板と、この基板上に取り付けられた内部椀状 体と、前記内部椀状体を覆う状態に前記基板に回動自在に支持された外部椀状体 とを主要部材とし、前記内部椀状体は、中央部分を除いた表面円周方向に数字表 示部を有し、かつ中央部分に弾力をもたせた円弧状の係合子を有する構造とされ 、前記外部椀状体は、前記内部椀状体に施された数字表示部の覗き窓を有し、か つ内面円周方向に歯列部を有する構造とされ、前記内部椀状体の円弧状係合子は 、外部椀状体の一方向の回動は拘束しないが、他方向の回動を拘束するように前 記歯列部に係合されていることを要旨としている。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、外部椀状体を一定の角度で回わすことにより、その覗き窓 に内部椀状体に施された数字表示部の数字が順次に表示され、スコアが記録され る。また、外部椀状体は、反対方向に回わせないからスコアの記録ミスを生ずる おそれはない。
【0009】
【実施例】
図1〜図9に、本考案の一実施例を示す。 同図において、(A)はスコア記録器を構成している基板、(B)は内部椀状体、 (C)は外部椀状体であって、それぞれプラスチック材で成形されているが、その 一部または全部が金属製であっても良い。
【0010】 基板(A)は、円板(1)と、その中心内側面から上方に突出する軸受筒部材(2)と 、軸受筒部材(2)の両側部位に設けられた受け筒部(3)、(3)と、円板を外側に切 り起こした状態の2つの挟み片(4)、(4)とで構成されている。
【0011】 内部椀状体(B)は、中央に円形開口を形成した椀部(5)と、中央の円形開口部の 内縁から円弧状に突出する係合子(6)と、椀部(5)の内面に突出された2つの突部 (7)と、前記椀部(5)の表面円周方向に施された数字表示部(8)とで構成されてい る。
【0012】 外部椀状体(C)は、傘型に模した椀部(9)と、その椀部の一部にあけられた覗き 窓(10)と、椀部の内面円周方向に設けた歯列部(11)と、中心部位に設けた中空ネ ジ軸部(12)とで構成されている。
【0013】 前記基板(A)、内部椀状体(B)、外部椀状体(C)は、図1(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)に 示すように組み付ける。即ち、基板(A)に内部椀状体(B)を重ね、基板側の受け筒 部(3)、(3)に内部椀状体側の突部(7)、(7)を嵌挿させる。次に外部椀状体(C)を 内部椀状体(B)を覆うようにかぶせ、外部椀状体側の中空ネジ軸部(12)を基板(A) の軸受軸部(2)に嵌挿させ、その軸受軸部(2)の外からネジ部材(13)を通し、前記 中空ネジ軸部(12)に螺合させる。この組み付けにより、図9に示すように、内部 椀状体(B)の円弧状係合子(6)の先端は外部椀状体(C)の歯列部(11)に係合し得る 部位におかれており、外部椀状体(C)を、矢印(P)の方向に回わすときは、係合子 (6)はその弾力により内方に押し出されるので、外部椀状体(C)の回転は拘束され ないが、矢印(Q)の方向に回わすときは、係合子(6)に係止され、回転は拘束され る。尚、前記受け筒部(3)、(3)及び突部(7)、(7)は両側部のそれぞれ2ケ所で例 示したが、左右のどちらか一方にのみ設けるも差支えない。
【0014】 外部椀状体(C)を一定の角度で矢印(P)の方に回わすことにより、その覗き窓 (10)に内部椀状体(B)の数字表示部(8)の数字が順次に表示され、それがスコアの 記録となる。
【0015】 尚、組み付けに際し前記ネジ部材(13)は、その締め付けの強弱により外部椀状 体(C)の回転具合の微妙な調整を必要とするため、作業性及び製品の均一な安定 性を高める目的で、ネジ部を有しないビス(図示せず)を接着剤を用いて組み付 けることも効果的である。
【0016】 図10に、本考案の他の実施例を示す。 本実施例は、樹脂または金属製の係合子(6)の先端を逆V字形にしたものであ り、このように係合子(6)の先端を逆V字形にすることにより、外部椀状体(C)を 両方向に回動させることができ、使用に際し誤って回し過ぎた場合、正しい位置 に簡単に戻すことができる構造を有するものである。
【0017】 基板(A)に設けた挟み片(4)は、例えばゴルフ・プレーヤーの手袋の一部に挟み 込ませ、スコア記録器の携帯用取り付け部材として使用されるが、その代りにマ ジックテープ、差込みクリップ、安全ピン、鎖、紐等の部材を使用することもで きる。
【0018】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案によれば、操作用のレバー部材やロッド部材を一 切不要とし、機構が簡単で、デザイン上にも制約を受けることないスコア記録器 を得ることができる。 (注)考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すスコア記録器の組み付
け状態を示す断面図。
【図2】基板の側面図
【図3】基板の平面図
【図4】内部椀状体の側面図
【図5】内部椀状体の平面図
【図6】内部椀状体の底面図
【図7】外部椀状体の側面図
【図8】外部椀状体の底面図
【図9】組み付けられた内外両椀状体の底面図
【図10】本考案の他の実施例による内外両椀状体の底
面図
【符号の説明】
A 基板 B 内部椀状体 C 外部椀状体 1 円板 2 軸受筒部 3 受け筒部 4 挟み片 5 内部椀部 6 係合子 6’ 係合子 7 突部 8 数字表示部 9 外部椀部 10 覗き窓 11 歯列部 12 中空ネジ軸部 13 ネジ部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板上に取り付けられた内
    部椀状体と、前記内部椀状体を覆う状態に前記基板に回
    動自在に支持された外部椀状体とを主要部材とし、前記
    内部椀状体は、中央部分を除いた表面円周方向に数字表
    示部を有し、かつ中央部分に弾力をもたせた円弧状の係
    合子を有する構造とされ、前記外部椀状体は、前記内部
    椀状体に施された数字表示部の覗き窓を有し、かつ内面
    円周方向に歯列部を有する構造とされ、前記内部椀状体
    の円弧状係合子は、外部椀状体の一方向の回動は拘束し
    ないが、他方向の回動を拘束するように前記歯列部に係
    合されていることを特徴とするスコア記録器。
  2. 【請求項2】 前記内部椀状体の係合子が、外部椀状体
    の両方向の回動を可能とするような構造で前記歯列部に
    係合されていることを特徴とする請求項1記載のスコア
    記録器。
JP1993051628U 1993-08-31 1993-08-31 スコア記録器 Expired - Fee Related JP2606935Y2 (ja)

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