JP2606935Y2 - スコア記録器 - Google Patents

スコア記録器

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JP2606935Y2
JP2606935Y2 JP1993051628U JP5162893U JP2606935Y2 JP 2606935 Y2 JP2606935 Y2 JP 2606935Y2 JP 1993051628 U JP1993051628 U JP 1993051628U JP 5162893 U JP5162893 U JP 5162893U JP 2606935 Y2 JP2606935 Y2 JP 2606935Y2
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JP
Japan
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shaped body
bowl
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inner bowl
shaped
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Inventor
英治 浅野
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アイデアハウス有限会社
英治 浅野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴルフプレー等に使用
されるスコア記録器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフプレーで使用されるスコア
記録器として、数字を表示した文字盤に歯車機構を連係
させ、レバー部材によるレバー・アクション、または、
ロッド部材によるプッシュ・アクションにより、前記文
字盤を回転させ、外側にある本体の覗窓から数字を読み
出せるようにしたものが知られている。また、上記した
ような機構からなるスコアー記録器を、例えば、手袋の
一部に着脱自在に構成したものも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記レバー・アクショ
ン式スコア記録器およびプッシュ・アクション式スコア
記録器は、使用に際して前記操作用レバーまたはプッシ
ュ部に対向する反対側を押えながら作動させなければな
らず、またレバー部材またはロッド部材が本体の外に突
出しているため、構造的に複雑となり、全体が大型化に
なる欠点がある。
【0004】また、前述した従来のスコア記録器は、特
にサンバイザー、バンド等に装着した場合、レバーまた
はプッシュ等が取付けられている角度により、使用する
際の操作の方向性があるため、いちいち取外して操作し
なければならない。
【0005】また、スコア記録器の数字移動(ギヤー回
転)操作にレバーまたはプッシュの先に取付けた送りバ
ネ等によりギヤを押すか、引くかにより文字盤付きギヤ
を移動させる方式であるため、その送りバネの先端に大
きい負担がかかり、バネの変形、位置狂い等による不良
が発生しやすく、加えてレバーまたはプッシュ方式の場
合においては、レバー部材やロッド部材が本体の外部に
突出しているため、その部分の破損も生じやすく、また
全体のデザインそのものに大きな制約を受けるという問
題があった。
【0006】
【考案の目的】本考案は、上記問題点を解消するために
なされたものであって、操作用のレバー部材やロッド部
材を一切不要とし、機構も簡単で、デザイン上に制約を
うけることのない改良されたスコア記録器を提供するこ
とを主たる目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の考案に
よるスコア記録器は、基板と、この基板上に取り付けら
れた内部椀状体と、前記内部椀状体を覆う状態に前記基
板に回動自在に支持された外部椀状体とを主要部材と
し、前記内部椀状体は、中央部分を除いた表面円周方向
に数字表示部を有し、かつ中央部分に弾力をもたせた円
弧状の係合子を有する構造とされ、前記外部椀状体は、
前記内部椀状体に施された数字表示部の覗き窓を有し、
かつ内面円周方向に歯列部を有する構造とされ、前記内
部椀状体の円弧状係合子は、外部椀状体の一方向の回動
は拘束しないが、他方向の回動を拘束するように前記歯
列部に係合されていることを要旨としている。本願の請
求項2の考案によるスコア記録器は、基板と、この基板
上に取り付けられた内部椀状体と、前記内部椀状体を覆
う状態に前記基板に回動自在に支持された外部椀状体と
を主要部材とし、前記内部椀状体は、中央部分を除いた
表面円周方向に数字表示部を有し、かつ中央部分に弾力
をもたせた円弧状の係合子を有する構造とされ、前記外
部椀状体は、前記内部椀状体に施された数字表示部の覗
き窓を有し、かつ内面円周方向に歯列部を有する構造と
され、前記内部椀状体の円弧状係合子は、外部椀状体の
両方向の回動を可能とするように前記歯列部に係合され
ていることを要旨としている。
【0008】
【作用】上記構成によれば、外部椀状体を一定の角度で
回わすことにより、その覗き窓に内部椀状体に施された
数字表示部の数字が順次に表示され、スコアが記録され
る。また、外部椀状体は、反対方向に回わせないからス
コアの記録ミスを生ずるおそれはない。
【0009】
【実施例】図1〜図9に、本考案の一実施例を示す。同
図において、(A)はスコア記録器を構成している基板、
(B)は内部椀状体、(C)は外部椀状体であって、それぞれ
プラスチック材で成形されているが、その一部または全
部が金属製であっても良い。
【0010】基板(A)は、円板(1)と、その中心内側面か
ら上方に突出する軸受筒部材(2)と、軸受筒部材(2)の両
側部位に設けられた受け筒部(3)、(3)と、円板を外側に
切り起こした状態の2つの挟み片(4)、(4)とで構成され
ている。
【0011】内部椀状体(B)は、中央に円形開口を形成
した椀部(5)と、中央の円形開口部の内縁から円弧状に
突出する係合子(6)と、椀部(5)の内面に突出された2つ
の突部(7)と、前記椀部(5)の表面円周方向に施された数
字表示部(8)とで構成されている。
【0012】外部椀状体(C)は、傘型に模した椀部(9)
と、その椀部の一部にあけられた覗き窓(10)と、椀部の
内面円周方向に設けた歯列部(11)と、中心部位に設けた
中空ネジ軸部(12)とで構成されている。
【0013】前記基板(A)、内部椀状体(B)、外部椀状体
(C)は、図1(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)に示すように組み付け
る。即ち、基板(A)に内部椀状体(B)を重ね、基板側の受
け筒部(3)、(3)に内部椀状体側の突部(7)、(7)を嵌挿さ
せる。次に外部椀状体(C)を内部椀状体(B)を覆うように
かぶせ、外部椀状体側の中空ネジ軸部(12)を基板(A)の
軸受軸部(2)に嵌挿させ、その軸受軸部(2)の外からネジ
部材(13)を通し、前記中空ネジ軸部(12)に螺合させる。
この組み付けにより、図9に示すように、内部椀状体
(B)の円弧状係合子(6)の先端は外部椀状体(C)の歯列部
(11)に係合し得る部位におかれており、外部椀状体(C)
を、矢印(P)の方向に回わすときは、係合子(6)はその弾
力により内方に押し出されるので、外部椀状体(C)の回
転は拘束されないが、矢印(Q)の方向に回わすときは、
係合子(6)に係止され、回転は拘束される。尚、前記受
け筒部(3)、(3)及び突部(7)、(7)は両側部のそれぞれ2
ケ所で例示したが、左右のどちらか一方にのみ設けるも
差支えない。
【0014】外部椀状体(C)を一定の角度で矢印(P)の方
に回わすことにより、その覗き窓(10)に内部椀状体(B)
の数字表示部(8)の数字が順次に表示され、それがスコ
アの記録となる。
【0015】尚、組み付けに際し前記ネジ部材(13)は、
その締め付けの強弱により外部椀状体(C)の回転具合の
微妙な調整を必要とするため、作業性及び製品の均一な
安定性を高める目的で、ネジ部を有しないビス(図示せ
ず)を接着剤を用いて組み付けることも効果的である。
【0016】図10に、本考案の他の実施例を示す。本
実施例は、樹脂または金属製の係合子(6)の先端を逆V
字形にしたものであり、このように係合子(6)の先端を
逆V字形にすることにより、外部椀状体(C)を両方向に
回動させることができ、使用に際し誤って回し過ぎた場
合、正しい位置に簡単に戻すことができる構造を有する
ものである。
【0017】基板(A)に設けた挟み片(4)は、例え
ばゴルフ・プレーヤーの手袋の一部に挟み込ませ、スコ
ア記録器の携帯用取り付け部材として使用されるが、そ
の代りに面ファスナー、差込みクリップ、安全ピン、
鎖、紐等の部材を使用することもできる。
【0018】
【考案の効果】以上に述べたように、本考案によれば、
操作用のレバー部材やロッド部材を一切不要とし、機構
が簡単で、デザイン上にも制約を受けることないスコア
記録器を得ることができる。 (注)考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すスコア記録器の組み付
け状態を示す断面図。
【図2】基板の側面図
【図3】基板の平面図
【図4】内部椀状体の側面図
【図5】内部椀状体の平面図
【図6】内部椀状体の底面図
【図7】外部椀状体の側面図
【図8】外部椀状体の底面図
【図9】組み付けられた内外両椀状体の底面図
【図10】本考案の他の実施例による内外両椀状体の底
面図
【符号の説明】
A 基板 B 内部椀状体 C 外部椀状体 1 円板 2 軸受筒部 3 受け筒部 4 挟み片 5 内部椀部 6 係合子 6’ 係合子 7 突部 8 数字表示部 9 外部椀部 10 覗き窓 11 歯列部 12 中空ネジ軸部 13 ネジ部材

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板上に取り付けられた内
    部椀状体と、前記内部椀状体を覆う状態に前記基板に回
    動自在に支持された外部椀状体とを主要部材とし、前記
    内部椀状体は、中央部分を除いた表面円周方向に数字表
    示部を有し、かつ中央部分に弾力をもたせた円弧状の係
    合子を有する構造とされ、前記外部椀状体は、前記内部
    椀状体に施された数字表示部の覗き窓を有し、かつ内面
    円周方向に歯列部を有する構造とされ、前記内部椀状体
    の円弧状係合子は、外部椀状体の一方向の回動は拘束し
    ないが、他方向の回動を拘束するように前記歯列部に係
    合されていることを特徴とするスコア記録器。
  2. 【請求項2】 基板と、この基板上に取り付けられた内
    部椀状体と、前記内部椀状体を覆う状態に前記基板に回
    動自在に支持された外部椀状体とを主要部材とし、前記
    内部椀状体は、中央部分を除いた表面円周方向に数字表
    示部を有し、かつ中央部分に弾力をもたせた円弧状の係
    合子を有する構造とされ、前記外部椀状体は、前記内部
    椀状体に施された数字表示部の覗き窓を有し、かつ内面
    円周方向に歯列部を有する構造とされ、前記内部椀状体
    の円弧状係合子は、外部椀状体の両方向の回動を可能と
    するように前記歯列部に係合されていることを特徴とす
    るスコア記録器。
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