JPH07172565A - 搬送量調整用ターンテーブル - Google Patents
搬送量調整用ターンテーブルInfo
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- JPH07172565A JPH07172565A JP32452193A JP32452193A JPH07172565A JP H07172565 A JPH07172565 A JP H07172565A JP 32452193 A JP32452193 A JP 32452193A JP 32452193 A JP32452193 A JP 32452193A JP H07172565 A JPH07172565 A JP H07172565A
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- JP
- Japan
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- work
- rotary table
- turntable
- rotary
- works
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/02—Devices for feeding articles or materials to conveyors
- B65G47/04—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles
- B65G47/12—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles
- B65G47/14—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding
- B65G47/1407—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl
- B65G47/1442—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl by means of movement of the bottom or a part of the wall of the container
- B65G47/1457—Rotating movement in the plane of the rotating part
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 上下に重なった複数のワークを分散し、把持
装置又はチャック装置による個々のワークの把持を可能
にするとともに、ワーク落下時の衝撃を緩和し、ワーク
の跳ね上がりを防止することができる搬送量調整用ター
ンテーブルを提供する。 【構成】 ターンテーブルTは、回転テーブル10と、
回転テーブル10の上方に所定の間隔を隔てて配置され
且つ回転テーブル10の半径方向に延びるワーク阻止板
40とを備える。ワークWは、ワーク阻止板40の下側
間隙を通過する際に互いに分離され、回転テーブル10
上に分散する。回転テーブル10は、液体封入ダンパ3
0及び圧縮スプリング26を介して回転フレーム20に
支持されているので、ワーク落下時に回転テーブル10
に作用する衝撃が緩和されるとともに、回転テーブル1
0上のワークWの跳ね上がりが防止される。
装置又はチャック装置による個々のワークの把持を可能
にするとともに、ワーク落下時の衝撃を緩和し、ワーク
の跳ね上がりを防止することができる搬送量調整用ター
ンテーブルを提供する。 【構成】 ターンテーブルTは、回転テーブル10と、
回転テーブル10の上方に所定の間隔を隔てて配置され
且つ回転テーブル10の半径方向に延びるワーク阻止板
40とを備える。ワークWは、ワーク阻止板40の下側
間隙を通過する際に互いに分離され、回転テーブル10
上に分散する。回転テーブル10は、液体封入ダンパ3
0及び圧縮スプリング26を介して回転フレーム20に
支持されているので、ワーク落下時に回転テーブル10
に作用する衝撃が緩和されるとともに、回転テーブル1
0上のワークWの跳ね上がりが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送量調整用ターンテ
ーブルに関するものであり、より詳細には、複数のワー
クが載置される回転テーブルを有する搬送量調整用ター
ンテーブルに関するものである。
ーブルに関するものであり、より詳細には、複数のワー
クが載置される回転テーブルを有する搬送量調整用ター
ンテーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械又は装置(例えば、自動車又は車
両)の生産・組立において、所定のワーク(例えば、エ
ンジン部品、トランスミッション部品等)を自動的に所
定の生産設備の搬送ライン(例えば、搬送コンベア)に
移載するワーク移載装置又はワーク移載ステーションが
実用に供されている。かかるワーク移載装置は一般に、
パレットやワーク収納ボックス等のワーク収容領域に載
置されたワークを把持して該ワークを所定のワーク載置
領域まで搬送し、しかる後、ワークを解放して該ワーク
をワーク載置領域、例えば、搬送ライン上に自動的に供
給する(例えば、特開平2−180573号公報、特開
昭61─55016号公報、特開平3─95025号公
報等参照)。また、薬品用瓶等の搬送材料をプールし、
搬送ラインの下流側の装置に対する搬送材料の供給量を
適正化するための搬送量調整用ターンテーブルが知られ
ている(特開昭60─145115号公報参照)。かか
るターンテーブルは、回転テーブルと、該回転テーブル
上に配置された案内部材等を備えている。
両)の生産・組立において、所定のワーク(例えば、エ
ンジン部品、トランスミッション部品等)を自動的に所
定の生産設備の搬送ライン(例えば、搬送コンベア)に
移載するワーク移載装置又はワーク移載ステーションが
実用に供されている。かかるワーク移載装置は一般に、
パレットやワーク収納ボックス等のワーク収容領域に載
置されたワークを把持して該ワークを所定のワーク載置
領域まで搬送し、しかる後、ワークを解放して該ワーク
をワーク載置領域、例えば、搬送ライン上に自動的に供
給する(例えば、特開平2−180573号公報、特開
昭61─55016号公報、特開平3─95025号公
報等参照)。また、薬品用瓶等の搬送材料をプールし、
搬送ラインの下流側の装置に対する搬送材料の供給量を
適正化するための搬送量調整用ターンテーブルが知られ
ている(特開昭60─145115号公報参照)。かか
るターンテーブルは、回転テーブルと、該回転テーブル
上に配置された案内部材等を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記形式のワーク移載
装置において、トランスミッション用プライマリシャフ
ト等の軸部材(ワーク)を移載する場合、ワーク収納ボ
ックス内のワークをワーク搬送装置の把持装置又はチャ
ック装置で把持して、ワークを搬送コンベア等に搬送す
る。しかるに、ワークは一般に、互いに重なった不規則
な姿勢で収納ボックス内に収納されているので、CCD
内蔵型検出装置などの検出装置によってワークの位置・
姿勢を検出し難い。しかも、上下に重なったワークか
ら、把持装置又はチャック装置にて所定数のワークを正
確に把持するのは、極めて困難である。把持装置又はチ
ャック装置による個々のワークの把持を容易にするため
に、ワーク収納ボックスから搬送ラインに至るワーク移
動経路にターンテーブルを配置し、磁力吸着装置等を備
えた産業用ロボット装置を用いて収納ボックス内のワー
クをターンテーブル上に移送し、ターンテーブルにてワ
ークを分散し、しかる後、各ワークの位置・姿勢を検出
して、ワークを把持装置又はチャック装置にて把持する
方式が考えられる。しかしながら、プライマリシャフト
等の軸部材は、比較的大きな重量を有する。このため、
産業用ロボット装置によってワークを収納ボックスから
ターンテーブルの上方域に移送し、ワークをターンテー
ブル上に落下させる際、ワークの重力がターンテーブル
に作用し、ターンテーブルが過大な衝撃を受けたり、或
いは、ワークがターンテーブル上で跳ね上がり、ターン
テーブル外に飛散する虞が生じる。
装置において、トランスミッション用プライマリシャフ
ト等の軸部材(ワーク)を移載する場合、ワーク収納ボ
ックス内のワークをワーク搬送装置の把持装置又はチャ
ック装置で把持して、ワークを搬送コンベア等に搬送す
る。しかるに、ワークは一般に、互いに重なった不規則
な姿勢で収納ボックス内に収納されているので、CCD
内蔵型検出装置などの検出装置によってワークの位置・
姿勢を検出し難い。しかも、上下に重なったワークか
ら、把持装置又はチャック装置にて所定数のワークを正
確に把持するのは、極めて困難である。把持装置又はチ
ャック装置による個々のワークの把持を容易にするため
に、ワーク収納ボックスから搬送ラインに至るワーク移
動経路にターンテーブルを配置し、磁力吸着装置等を備
えた産業用ロボット装置を用いて収納ボックス内のワー
クをターンテーブル上に移送し、ターンテーブルにてワ
ークを分散し、しかる後、各ワークの位置・姿勢を検出
して、ワークを把持装置又はチャック装置にて把持する
方式が考えられる。しかしながら、プライマリシャフト
等の軸部材は、比較的大きな重量を有する。このため、
産業用ロボット装置によってワークを収納ボックスから
ターンテーブルの上方域に移送し、ワークをターンテー
ブル上に落下させる際、ワークの重力がターンテーブル
に作用し、ターンテーブルが過大な衝撃を受けたり、或
いは、ワークがターンテーブル上で跳ね上がり、ターン
テーブル外に飛散する虞が生じる。
【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上下に重なった複数
のワークを分散し、把持装置又はチャック装置による個
々のワークの把持を可能にする搬送量調整用ターンテー
ブルを提供することにある。本発明は又、ワーク落下時
に生じ得る衝撃を緩和するともに、落下後のワークの跳
ね上がりを防止することができる搬送量調整用ターンテ
ーブルを提供することを目的とする。
であり、その目的とするところは、上下に重なった複数
のワークを分散し、把持装置又はチャック装置による個
々のワークの把持を可能にする搬送量調整用ターンテー
ブルを提供することにある。本発明は又、ワーク落下時
に生じ得る衝撃を緩和するともに、落下後のワークの跳
ね上がりを防止することができる搬送量調整用ターンテ
ーブルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
目的を達するために、複数のワークが載置される回転テ
ーブルを有する搬送量調整用ターンテーブルにおいて、
前記回転テーブルを回転させる回転フレームと回転方向
のワークの運動を規制するワーク阻止手段とを備え、該
ワーク阻止手段は、前記回転テーブルの上方に配置さ
れ、該回転テーブルの上面に対して、少なくともワーク
の径又は幅に実質的に相応する所定の間隔を隔てて配置
されることを特徴とする搬送量調整用ターンテーブルを
提供する。上記構成の搬送量調整用ターンテーブルによ
れば、上下に重なったワークは、ワーク阻止手段の下側
間隙を通過する際に運動を規制され、互いに分離され、
この結果、回転テーブル上に分散する。かくして、回転
テーブル上のワークの位置・姿勢を比較的容易に検出
し、しかも、把持装置又はチャック装置にて個々のワー
クを正確に把持することが可能となる。本発明は又、複
数のワークが載置される回転テーブルを有する搬送量調
整用ターンテーブルにおいて、前記回転テーブルを回転
させる回転フレームと前記回転テーブルと回転フレーム
との間に介挿された衝撃吸収装置とを有することを特徴
とする搬送量調整用ターンテーブルを提供する。
目的を達するために、複数のワークが載置される回転テ
ーブルを有する搬送量調整用ターンテーブルにおいて、
前記回転テーブルを回転させる回転フレームと回転方向
のワークの運動を規制するワーク阻止手段とを備え、該
ワーク阻止手段は、前記回転テーブルの上方に配置さ
れ、該回転テーブルの上面に対して、少なくともワーク
の径又は幅に実質的に相応する所定の間隔を隔てて配置
されることを特徴とする搬送量調整用ターンテーブルを
提供する。上記構成の搬送量調整用ターンテーブルによ
れば、上下に重なったワークは、ワーク阻止手段の下側
間隙を通過する際に運動を規制され、互いに分離され、
この結果、回転テーブル上に分散する。かくして、回転
テーブル上のワークの位置・姿勢を比較的容易に検出
し、しかも、把持装置又はチャック装置にて個々のワー
クを正確に把持することが可能となる。本発明は又、複
数のワークが載置される回転テーブルを有する搬送量調
整用ターンテーブルにおいて、前記回転テーブルを回転
させる回転フレームと前記回転テーブルと回転フレーム
との間に介挿された衝撃吸収装置とを有することを特徴
とする搬送量調整用ターンテーブルを提供する。
【0006】本発明の上記構成によれば、ワークの落下
時に回転テーブルに作用する衝撃が緩和されるととも
に、ワークの落下後に生じ得る回転テーブル上のワーク
の跳ね上がりが防止される。本発明の好ましい実施態様
においては、前記ターンテーブルの上面は、中央領域が
下方に窪み、周縁領域が上方に隆起し、全体的に略凹形
のワーク受け面を形成する。本発明の或る実施態様にお
いては、先行するワーク移送工程を実行するワーク移送
装置が複数のワークを前記回転テーブルに供給し、後続
のワーク搬送工程を実行するワーク搬送装置が、前記回
転テーブル上の各ワークを夫々把持し、該回転テーブル
から搬出する。
時に回転テーブルに作用する衝撃が緩和されるととも
に、ワークの落下後に生じ得る回転テーブル上のワーク
の跳ね上がりが防止される。本発明の好ましい実施態様
においては、前記ターンテーブルの上面は、中央領域が
下方に窪み、周縁領域が上方に隆起し、全体的に略凹形
のワーク受け面を形成する。本発明の或る実施態様にお
いては、先行するワーク移送工程を実行するワーク移送
装置が複数のワークを前記回転テーブルに供給し、後続
のワーク搬送工程を実行するワーク搬送装置が、前記回
転テーブル上の各ワークを夫々把持し、該回転テーブル
から搬出する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る搬送設備構造に
ついて詳細に説明する。図1は、ワーク移載ステーショ
ンの概略全体レイアウトを示す配置図であり、図2は、
ワーク移載ステーションの概略正面図である。ワーク移
載ステーションは、ワークWを搬送調整用ターンテーブ
ルTに移載する産業用ロボット装置Rと、ターンテーブ
ルT上のワークWをワーク搬送用第1コンベアC1又は
第2コンベアC2に移載するワーク搬送装置Mとを備え
ている。ワーク移載ステーションは、車両用トランスミ
ッションの製造設備の生産ラインのワーク供給部を構成
しており、生産ラインに合流する第1コンベアC1又は
第2コンベアC2に対して、トランスミッションに組付
け又は組込まれるワークW(トランスミッション構成部
品)を供給する。本例では、ワークWは、トランスミッ
ションのプライマリシャフトである。ワークWは、頂部
開口形の木箱からなるワーク収納ボックスBに収容さ
れ、収納ボックスBは、ロボット装置Rの下方に配置さ
れたボックス支持台Sの上に載置され、ワーク収容領域
を構成する。収納ボックスB内の収納空間は、複数の区
画Lに分割され、各区画Lは、複数のワークを収容す
る。
ついて詳細に説明する。図1は、ワーク移載ステーショ
ンの概略全体レイアウトを示す配置図であり、図2は、
ワーク移載ステーションの概略正面図である。ワーク移
載ステーションは、ワークWを搬送調整用ターンテーブ
ルTに移載する産業用ロボット装置Rと、ターンテーブ
ルT上のワークWをワーク搬送用第1コンベアC1又は
第2コンベアC2に移載するワーク搬送装置Mとを備え
ている。ワーク移載ステーションは、車両用トランスミ
ッションの製造設備の生産ラインのワーク供給部を構成
しており、生産ラインに合流する第1コンベアC1又は
第2コンベアC2に対して、トランスミッションに組付
け又は組込まれるワークW(トランスミッション構成部
品)を供給する。本例では、ワークWは、トランスミッ
ションのプライマリシャフトである。ワークWは、頂部
開口形の木箱からなるワーク収納ボックスBに収容さ
れ、収納ボックスBは、ロボット装置Rの下方に配置さ
れたボックス支持台Sの上に載置され、ワーク収容領域
を構成する。収納ボックスB内の収納空間は、複数の区
画Lに分割され、各区画Lは、複数のワークを収容す
る。
【0008】ロボット装置Rは、四隅に配置された複数
の垂直な支柱1と、支柱1によって支持された長手方向
(X方向)の梁2a、2b及び幅方向(Y方向)の梁3
a、3bとから略構成される。支柱1及び梁2a、2
b、3a、3bは、ロボット装置Rのフレームを構成す
る。X方向の梁2a、2bの下側には、Y方向に配向さ
れた可動ビーム4が梁2a、2bを架橋するように配置
され、可動ビーム4の各端部が、X方向に往復動可能に
梁2a、2bに夫々、移動可能に支持される。ワークW
を吸着する磁力吸着装置5が、可動ビーム4に取付けら
れ、磁力吸着装置5は、可動ビーム4に沿ってY方向に
移動可能に可動ビーム4に支持される。磁力吸着装置5
は、励磁電流が供給される電磁石6(図2)を備え、電
磁石6は、収納ボックスB内の複数のワークWを磁力に
よって同時に吸着する。可動ビーム4はX方向に走行
し、磁力吸着装置5はY方向に移動し、吸着したワーク
Wを収納ボックスBからターンテーブルTの上方域に移
送する。ターンテーブルTは、ロボット装置Rの隅部領
域に配置され、磁力吸着装置5の移動可能範囲内に位置
決めされる。磁力吸着装置5は、ターンテーブルTの回
転テーブル10の上方域で消磁され、ワークWを解放す
る。ワークWは、回転テーブル10上に落下し、回転テ
ーブル10上の一群のワークWは、ターンテーブルTの
回転テーブル10の回転に伴って互いに分離し、回転テ
ーブル10上に分散する。
の垂直な支柱1と、支柱1によって支持された長手方向
(X方向)の梁2a、2b及び幅方向(Y方向)の梁3
a、3bとから略構成される。支柱1及び梁2a、2
b、3a、3bは、ロボット装置Rのフレームを構成す
る。X方向の梁2a、2bの下側には、Y方向に配向さ
れた可動ビーム4が梁2a、2bを架橋するように配置
され、可動ビーム4の各端部が、X方向に往復動可能に
梁2a、2bに夫々、移動可能に支持される。ワークW
を吸着する磁力吸着装置5が、可動ビーム4に取付けら
れ、磁力吸着装置5は、可動ビーム4に沿ってY方向に
移動可能に可動ビーム4に支持される。磁力吸着装置5
は、励磁電流が供給される電磁石6(図2)を備え、電
磁石6は、収納ボックスB内の複数のワークWを磁力に
よって同時に吸着する。可動ビーム4はX方向に走行
し、磁力吸着装置5はY方向に移動し、吸着したワーク
Wを収納ボックスBからターンテーブルTの上方域に移
送する。ターンテーブルTは、ロボット装置Rの隅部領
域に配置され、磁力吸着装置5の移動可能範囲内に位置
決めされる。磁力吸着装置5は、ターンテーブルTの回
転テーブル10の上方域で消磁され、ワークWを解放す
る。ワークWは、回転テーブル10上に落下し、回転テ
ーブル10上の一群のワークWは、ターンテーブルTの
回転テーブル10の回転に伴って互いに分離し、回転テ
ーブル10上に分散する。
【0009】ロボット装置Rの上方には、X′方向に配
向された梁52がロボット装置Rを跨がるように配置さ
れる。梁52の各端部は夫々、支柱51によって支持さ
れ、梁52の中間部は、Y′方向に延びる梁53に連結
され、梁53の端部は、支柱54によって支持される。
梁52、53及び支柱51、54は、ワーク搬送装置M
のフレームを構成する。ワーク搬送装置Mは、Y′方向
に配向された可動ビーム55を有し、可動ビーム55
は、X′方向の梁52の下側に配置され、梁52の中間
部から側方に延びる。可動ビーム55の先端部には、ワ
ークWを把持するピッキング装置60が取付けられる。
可動ビーム55は、X′方向に移動可能に梁52に支持
され、ピッキング装置60は、ターンテーブルT上のワ
ークWを把持し、第1コンベアC1又は第2コンベアC
2に搬送する。図3は、図1に示すターンテーブルの平
面図であり、図4及び図5は、ターンテーブルのY方向
及びX方向断面を示す縦断面図である。ターンテーブル
Tは、床面に固定される下位フレーム11と、下位フレ
ーム11よりも若干大きな径を有する上位フレーム12
と、上位フレーム12の上端部に取付けられた截頭円錐
形ケーシング13とを備える。
向された梁52がロボット装置Rを跨がるように配置さ
れる。梁52の各端部は夫々、支柱51によって支持さ
れ、梁52の中間部は、Y′方向に延びる梁53に連結
され、梁53の端部は、支柱54によって支持される。
梁52、53及び支柱51、54は、ワーク搬送装置M
のフレームを構成する。ワーク搬送装置Mは、Y′方向
に配向された可動ビーム55を有し、可動ビーム55
は、X′方向の梁52の下側に配置され、梁52の中間
部から側方に延びる。可動ビーム55の先端部には、ワ
ークWを把持するピッキング装置60が取付けられる。
可動ビーム55は、X′方向に移動可能に梁52に支持
され、ピッキング装置60は、ターンテーブルT上のワ
ークWを把持し、第1コンベアC1又は第2コンベアC
2に搬送する。図3は、図1に示すターンテーブルの平
面図であり、図4及び図5は、ターンテーブルのY方向
及びX方向断面を示す縦断面図である。ターンテーブル
Tは、床面に固定される下位フレーム11と、下位フレ
ーム11よりも若干大きな径を有する上位フレーム12
と、上位フレーム12の上端部に取付けられた截頭円錐
形ケーシング13とを備える。
【0010】下位フレーム11の中央領域には、回転テ
ーブル10を回転させる回転駆動装置15が配置され、
回転駆動装置15は、垂直に配置された電動モータから
なる。回転駆動装置15は、ブラケット14を介して、
下位フレーム11の構成部材に固定される。複数の線形
部材の箱型組立体からなる中空の回転フレーム20が、
上位フレーム12の内部に配置される。回転フレーム2
0の下部横架材は、スラストベアリング21を介して下
位フレーム11の上面に回転可能に支持される。入力軸
22が下部横架材の中央部から垂下する。入力軸22
は、連結具17を介して、回転駆動装置15の出力軸1
6に一体的に連結され、回転フレーム20は、回転駆動
装置15に直結される。回転フレーム20の上部横架材
には、垂直な中空円筒状のガイドブッシュ23が対をな
して配置されるとともに、複数のスプリングリテーナ2
4が配置される。回転テーブル10から垂下するガイド
ロッド25が、ガイドブッシュ23に夫々挿通され、回
転テーブル10の下面に係止された圧縮スプリング26
が、回転テーブル10とスプリングリテーナ24との間
に介挿される。
ーブル10を回転させる回転駆動装置15が配置され、
回転駆動装置15は、垂直に配置された電動モータから
なる。回転駆動装置15は、ブラケット14を介して、
下位フレーム11の構成部材に固定される。複数の線形
部材の箱型組立体からなる中空の回転フレーム20が、
上位フレーム12の内部に配置される。回転フレーム2
0の下部横架材は、スラストベアリング21を介して下
位フレーム11の上面に回転可能に支持される。入力軸
22が下部横架材の中央部から垂下する。入力軸22
は、連結具17を介して、回転駆動装置15の出力軸1
6に一体的に連結され、回転フレーム20は、回転駆動
装置15に直結される。回転フレーム20の上部横架材
には、垂直な中空円筒状のガイドブッシュ23が対をな
して配置されるとともに、複数のスプリングリテーナ2
4が配置される。回転テーブル10から垂下するガイド
ロッド25が、ガイドブッシュ23に夫々挿通され、回
転テーブル10の下面に係止された圧縮スプリング26
が、回転テーブル10とスプリングリテーナ24との間
に介挿される。
【0011】衝撃吸収装置を構成する液体封入ダンパ3
0が、回転フレーム20の中心に配置され、液体封入ダ
ンパ30のケーシングが、回転フレーム20の上位横架
材に固定される。液体封入ダンパ30の可動軸31が、
ケーシングから上方に突出し、可動軸31の上端は、回
転テーブル10の中央部下面に当接する。回転テーブル
10は、基板上に弾性樹脂を被覆した円形の樹脂被覆板
からなり、基板の上面は、中央領域が下方に窪み、周縁
領域が上方に隆起しており、全体的に略凹形のワーク受
け面を形成する。被覆樹脂は、回転テーブル10上に落
下するワークWの衝撃を緩和する。被覆樹脂として、ウ
レタンゴムを好ましく用い得る。CCD内蔵型カメラ等
のCCD内蔵型検出装置(図示せず)が回転テーブル1
0の上方に配設され、検出装置は、回転テーブル10上
のワークWを撮像し、撮像結果の画像処理によりワーク
Wの位置を検出する。検出装置によるワークWの撮像及
び画像処理を容易にするために、ウレタンゴムは、好適
には、回転テーブル10上のワークWの背景色に適した
所定色の着色剤を含有する。回転テーブル10の下面に
は、連結具32を介して、各ガイドロッド25の上端部
が連結され、回転テーブル10は、回転フレーム20と
一体的に回転する。回転テーブル10の下面に連結され
た液体封入ダンパ31は、回転テーブル10の上下動を
可能にし、ワーク落下時に回転テーブル10に作用する
衝撃を緩和する。回転テーブル10の下面に係止された
圧縮スプリング26は、図4及び図5に示す回転テーブ
ル10の初期レベルに回転テーブル10を保持する。ま
た、ガイドロッド25は、ガイドブッシュ23の円筒状
内面を摺動しつつ、回転テーブル10とともに上下動
し、回転テーブル10の上下動を案内する。
0が、回転フレーム20の中心に配置され、液体封入ダ
ンパ30のケーシングが、回転フレーム20の上位横架
材に固定される。液体封入ダンパ30の可動軸31が、
ケーシングから上方に突出し、可動軸31の上端は、回
転テーブル10の中央部下面に当接する。回転テーブル
10は、基板上に弾性樹脂を被覆した円形の樹脂被覆板
からなり、基板の上面は、中央領域が下方に窪み、周縁
領域が上方に隆起しており、全体的に略凹形のワーク受
け面を形成する。被覆樹脂は、回転テーブル10上に落
下するワークWの衝撃を緩和する。被覆樹脂として、ウ
レタンゴムを好ましく用い得る。CCD内蔵型カメラ等
のCCD内蔵型検出装置(図示せず)が回転テーブル1
0の上方に配設され、検出装置は、回転テーブル10上
のワークWを撮像し、撮像結果の画像処理によりワーク
Wの位置を検出する。検出装置によるワークWの撮像及
び画像処理を容易にするために、ウレタンゴムは、好適
には、回転テーブル10上のワークWの背景色に適した
所定色の着色剤を含有する。回転テーブル10の下面に
は、連結具32を介して、各ガイドロッド25の上端部
が連結され、回転テーブル10は、回転フレーム20と
一体的に回転する。回転テーブル10の下面に連結され
た液体封入ダンパ31は、回転テーブル10の上下動を
可能にし、ワーク落下時に回転テーブル10に作用する
衝撃を緩和する。回転テーブル10の下面に係止された
圧縮スプリング26は、図4及び図5に示す回転テーブ
ル10の初期レベルに回転テーブル10を保持する。ま
た、ガイドロッド25は、ガイドブッシュ23の円筒状
内面を摺動しつつ、回転テーブル10とともに上下動
し、回転テーブル10の上下動を案内する。
【0012】回転テーブル10と同心に配置され、上方
に拡開した截頭円錐形ケーシング13は、回転テーブル
10を実質的に全周に亘って囲み、回転テーブル10上
のワークWが遠心力によって外方に飛散するのを防止す
る。ターンテーブルTは、ケーシング13を貫通して回
転テーブル10の径方向内方に延びるワーク阻止板40
を備える。ワーク阻止板40は、細長い垂直な板体から
なり、ワーク阻止板40の下端縁は、回転テーブル10
から所定の間隔を隔てて回転テーブル10と実質的に平
行に延在する。ワーク阻止板40の下端縁と回転テーブ
ル10の上面との間には、ワークWの径より僅かに大き
い高さを有する間隙が形成され、該間隙は、1本のワー
クWだけを通過せしめる。ワーク阻止板40の基端部
は、ブラケット41を介して、ロッドレス型流体シリン
ダ装置42のピストン(図示せず)に連結され、流体シ
リンダ装置42は、ケーシング13の半径方向外方に配
置される。流体シリンダ装置42は、下位フレーム11
に固定された側方突出フレーム43に支持され、ケーシ
ング13に隣接して半径方向外方に延在する。かくし
て、ワーク阻止板40は、流体シリンダ装置42の作動
により、回転テーブル10の中心部まで突出し、或い
は、回転テーブル10の外方に退避する。
に拡開した截頭円錐形ケーシング13は、回転テーブル
10を実質的に全周に亘って囲み、回転テーブル10上
のワークWが遠心力によって外方に飛散するのを防止す
る。ターンテーブルTは、ケーシング13を貫通して回
転テーブル10の径方向内方に延びるワーク阻止板40
を備える。ワーク阻止板40は、細長い垂直な板体から
なり、ワーク阻止板40の下端縁は、回転テーブル10
から所定の間隔を隔てて回転テーブル10と実質的に平
行に延在する。ワーク阻止板40の下端縁と回転テーブ
ル10の上面との間には、ワークWの径より僅かに大き
い高さを有する間隙が形成され、該間隙は、1本のワー
クWだけを通過せしめる。ワーク阻止板40の基端部
は、ブラケット41を介して、ロッドレス型流体シリン
ダ装置42のピストン(図示せず)に連結され、流体シ
リンダ装置42は、ケーシング13の半径方向外方に配
置される。流体シリンダ装置42は、下位フレーム11
に固定された側方突出フレーム43に支持され、ケーシ
ング13に隣接して半径方向外方に延在する。かくし
て、ワーク阻止板40は、流体シリンダ装置42の作動
により、回転テーブル10の中心部まで突出し、或い
は、回転テーブル10の外方に退避する。
【0013】次に、上記ターンテーブルTの作動につい
て説明する。回転駆動装置15の作動により、回転フレ
ーム20及び回転テーブル10が一体的に回転する。回
転テーブル10上のワークWは、回転テーブル10の回
転によって、図3に矢印で示す方向(時計廻り方向)に
移動する。1本のワークWだけが通過し得る間隙がワー
ク阻止板40の下側に形成されているので、上下に重な
ったワークWは、下位のワークWだけがワーク阻止板4
0を通過し、上位のワークWは、ワーク阻止板40に係
合し、運動を規制される。この結果、上下に重なったワ
ークWは、互いに分離され、回転テーブル10上に分散
する。回転駆動装置15の停止により、回転テーブル1
0は静止し、回転テーブル10上の各ワークWは、ワー
ク搬送装置M(図1、図2)のピッキング装置60によ
ってピックアップされる。ワーク搬送装置Mは、ピッキ
ング装置60にて把持したワークWを第1又は第2コン
ベアC1、C2に搬送し、第1又は第2コンベアC1、
C2上に移載する。回転テーブル10上のワーク数が不
足すると、ロボット装置Rは、収納ボックスB内の複数
のワークWを磁力吸着装置5にて吸着し、ワークWを回
転テーブル10の上方域に移送する。ロボット装置R
は、回転テーブル10の上方域でワークWを解放し、ワ
ークWは、回転テーブル10上に落下する。
て説明する。回転駆動装置15の作動により、回転フレ
ーム20及び回転テーブル10が一体的に回転する。回
転テーブル10上のワークWは、回転テーブル10の回
転によって、図3に矢印で示す方向(時計廻り方向)に
移動する。1本のワークWだけが通過し得る間隙がワー
ク阻止板40の下側に形成されているので、上下に重な
ったワークWは、下位のワークWだけがワーク阻止板4
0を通過し、上位のワークWは、ワーク阻止板40に係
合し、運動を規制される。この結果、上下に重なったワ
ークWは、互いに分離され、回転テーブル10上に分散
する。回転駆動装置15の停止により、回転テーブル1
0は静止し、回転テーブル10上の各ワークWは、ワー
ク搬送装置M(図1、図2)のピッキング装置60によ
ってピックアップされる。ワーク搬送装置Mは、ピッキ
ング装置60にて把持したワークWを第1又は第2コン
ベアC1、C2に搬送し、第1又は第2コンベアC1、
C2上に移載する。回転テーブル10上のワーク数が不
足すると、ロボット装置Rは、収納ボックスB内の複数
のワークWを磁力吸着装置5にて吸着し、ワークWを回
転テーブル10の上方域に移送する。ロボット装置R
は、回転テーブル10の上方域でワークWを解放し、ワ
ークWは、回転テーブル10上に落下する。
【0014】ワークWが落下する際に回転テーブル10
に作用する衝撃は、回転テーブル10に作用し、回転テ
ーブル10を上下に振動させる。回転テーブル10の振
動は、圧縮スプリング26に伝達されるとともに、可動
軸31を介して液体封入ダンパ30に伝達され、圧縮ス
プリング26及び液体封入ダンパ30の緩衝作用又は衝
撃吸収作用により、比較的早期に減衰する。また、複数
本のワークWがワーク阻止板40の下側間隙を無理に通
過しようとした場合、ワークWは、回転テーブル10を
下方に押圧し、回転テーブル10は、ガイドロッド25
の案内下に水平姿勢を維持しつつ、圧縮スプリング26
の圧縮及び液体封入ダンパ30の可動軸31の引込みに
より下方に変位する。この結果、ワーク阻止板40の下
側間隙は拡大し、複数のワークWはワーク阻止板40を
通過する。かくして、無理なワークWの通過時に、回転
テーブル10は下方に退避又は変位し、これにより、ワ
ークWとワーク阻止板40との噛み合いや、回転テーブ
ル10の異常な停止を回避する。以上説明したとおり、
本実施例のターンテーブルTは、回転テーブル10と、
回転テーブル10の上方に所定の間隔を隔てて配置され
且つ回転テーブル10の半径方向に延びるワーク阻止板
40とを備える。ワーク阻止板40は、ワークWが下側
間隙を通過する際にワークWの運動を規制し、ワークW
を互いに分離し、この結果、ワークWは、回転テーブル
10上に分散する。
に作用する衝撃は、回転テーブル10に作用し、回転テ
ーブル10を上下に振動させる。回転テーブル10の振
動は、圧縮スプリング26に伝達されるとともに、可動
軸31を介して液体封入ダンパ30に伝達され、圧縮ス
プリング26及び液体封入ダンパ30の緩衝作用又は衝
撃吸収作用により、比較的早期に減衰する。また、複数
本のワークWがワーク阻止板40の下側間隙を無理に通
過しようとした場合、ワークWは、回転テーブル10を
下方に押圧し、回転テーブル10は、ガイドロッド25
の案内下に水平姿勢を維持しつつ、圧縮スプリング26
の圧縮及び液体封入ダンパ30の可動軸31の引込みに
より下方に変位する。この結果、ワーク阻止板40の下
側間隙は拡大し、複数のワークWはワーク阻止板40を
通過する。かくして、無理なワークWの通過時に、回転
テーブル10は下方に退避又は変位し、これにより、ワ
ークWとワーク阻止板40との噛み合いや、回転テーブ
ル10の異常な停止を回避する。以上説明したとおり、
本実施例のターンテーブルTは、回転テーブル10と、
回転テーブル10の上方に所定の間隔を隔てて配置され
且つ回転テーブル10の半径方向に延びるワーク阻止板
40とを備える。ワーク阻止板40は、ワークWが下側
間隙を通過する際にワークWの運動を規制し、ワークW
を互いに分離し、この結果、ワークWは、回転テーブル
10上に分散する。
【0015】また、回転テーブル10は、液体封入ダン
パ30及び圧縮スプリング26を介して回転フレーム2
0に支持されており、液体封入ダンパ30及び圧縮スプ
リング26は、ワーク落下時に回転テーブル10に作用
する衝撃を緩和するとともに、回転テーブル10上のワ
ークWの跳ね上がりを防止する。
パ30及び圧縮スプリング26を介して回転フレーム2
0に支持されており、液体封入ダンパ30及び圧縮スプ
リング26は、ワーク落下時に回転テーブル10に作用
する衝撃を緩和するとともに、回転テーブル10上のワ
ークWの跳ね上がりを防止する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に記載さ
れた本発明の構成によれば、上下に重なった複数のワー
クを分散し、把持装置又はチャック装置による個々のワ
ークの把持を可能にする搬送量調整用ターンテーブルを
提供できる。また、請求項2に記載された本発明の構成
によれば、ワーク落下時に生じ得る衝撃を緩和するとも
に、落下後のワークの跳ね上がりを防止することができ
る搬送量調整用ターンテーブルを提供することが可能と
なる。
れた本発明の構成によれば、上下に重なった複数のワー
クを分散し、把持装置又はチャック装置による個々のワ
ークの把持を可能にする搬送量調整用ターンテーブルを
提供できる。また、請求項2に記載された本発明の構成
によれば、ワーク落下時に生じ得る衝撃を緩和するとも
に、落下後のワークの跳ね上がりを防止することができ
る搬送量調整用ターンテーブルを提供することが可能と
なる。
【図1】ワーク移載ステーションの概略全体レイアウト
を示す配置図である。
を示す配置図である。
【図2】ワーク移載ステーションの概略正面図である。
【図3】図1及び図2に示すターンテーブルの平面図で
ある。
ある。
【図4】ターンテーブルのY方向断面を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図5】ターンテーブルのX方向断面を示す縦断面図で
ある。
ある。
R 産業用ロボット装置 T ターンテーブル C1 第1コンベア C2 第2コンベアC2 M ワーク搬送装置 W ワーク B 収納ボックス CU 作動制御ユニット 4 可動ビーム 5 磁力吸着装置 10 回転テーブル 11 下位フレーム 12 上位フレーム 13 ケーシング 15 回転駆動装置 20 回転フレーム 24 スプリングリテーナ 26 圧縮スプリング 30 液体封入ダンパ 31 可動ロッド 40 ワーク阻止板 42 ロッドレス型流体シリンダ装置
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のワークが載置される回転テーブル
を有する搬送量調整用ターンテーブルにおいて、 前記回転テーブルを回転させる回転フレームと回転方向
のワークの運動を規制するワーク阻止手段とを備え、該
ワーク阻止手段は、前記回転テーブルの上方に配置さ
れ、該回転テーブルの上面に対して、少なくともワーク
の径又は幅に実質的に相応する所定の間隔を隔てて配置
されることを特徴とする搬送量調整用ターンテーブル。 - 【請求項2】 複数のワークが載置される回転テーブル
を有する搬送量調整用ターンテーブルにおいて、 前記回転テーブルを回転させる回転フレームと前記回転
テーブルと回転フレームとの間に介挿された衝撃吸収装
置とを有することを特徴とする搬送量調整用ターンテー
ブル。 - 【請求項3】 衝撃吸収装置が前記回転テーブルと回転
フレームとの間に介挿されたことを特徴とする請求項1
に記載の搬送量調整用ターンテーブル。 - 【請求項4】 前記ターンテーブルの上面は、中央領域
が下方に窪み、周縁領域が上方に隆起し、全体的に略凹
形のワーク受け面を形成することを特徴とする請求項1
乃至3のいずれか1項に記載の搬送量調整用ターンテー
ブル。 - 【請求項5】 先行するワーク移送工程を実行するワー
ク移送装置が複数のワークを前記回転テーブルに供給
し、後続のワーク搬送工程を実行するワーク搬送装置
が、前記回転テーブル上の各ワークを夫々把持し、該回
転テーブルから搬出することを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか1項に記載の搬送量調整用ターンテーブ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32452193A JPH07172565A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 搬送量調整用ターンテーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32452193A JPH07172565A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 搬送量調整用ターンテーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07172565A true JPH07172565A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18166734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32452193A Pending JPH07172565A (ja) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | 搬送量調整用ターンテーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07172565A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166003A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Humo Laboratory Ltd | 部品分類装置および前記装置を用いた電子部品特性検査分類装置 |
WO2016087332A1 (en) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | Ars S.R.L. Con Socio Unico | Device for orienting parts, particularly for gripping by robots, automation means and the like |
CN106112778A (zh) * | 2016-07-11 | 2016-11-16 | 福建浔兴拉链科技股份有限公司 | 穿片机 |
-
1993
- 1993-12-22 JP JP32452193A patent/JPH07172565A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009166003A (ja) * | 2008-01-18 | 2009-07-30 | Humo Laboratory Ltd | 部品分類装置および前記装置を用いた電子部品特性検査分類装置 |
WO2016087332A1 (en) * | 2014-12-05 | 2016-06-09 | Ars S.R.L. Con Socio Unico | Device for orienting parts, particularly for gripping by robots, automation means and the like |
RU2702919C2 (ru) * | 2014-12-05 | 2019-10-14 | Арс С.Р.Л. | Устройство для ориентирования деталей, в частности для захвата роботами, средствами автоматизации и т.п. |
CN106112778A (zh) * | 2016-07-11 | 2016-11-16 | 福建浔兴拉链科技股份有限公司 | 穿片机 |
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