JPH07171867A - カバー - Google Patents

カバー

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Publication number
JPH07171867A
JPH07171867A JP32058093A JP32058093A JPH07171867A JP H07171867 A JPH07171867 A JP H07171867A JP 32058093 A JP32058093 A JP 32058093A JP 32058093 A JP32058093 A JP 32058093A JP H07171867 A JPH07171867 A JP H07171867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
gate
cover
side wall
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32058093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kiyono
良浩 清野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP32058093A priority Critical patent/JPH07171867A/ja
Publication of JPH07171867A publication Critical patent/JPH07171867A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な外観にて成形するために、射出成形時
に確実にガスアシストを行なわせる。 【構成】 底板部2の長辺側に長辺側壁部3を設け、短
辺側に短辺側壁部4を設けてなるカバー21を射出成形
によって一体成形する。底板部2と長辺側壁部3との連
結箇所に横チャネル5を形成するとともに、ゲート側と
反ゲート側とに亙って底板部2の中央部に連結チャネル
7を形成する。長辺側壁部3に、横チャネル5と連結す
る縦チャネル6を形成する。反ゲート側の横チャネル5
b及び縦チャネル6bの断面積をゲート側の横チャネル
5a及び縦チャネル6aの断面積よりも小さくするとと
もに、ゲート側から反ゲート側へ向かって連結チャネル
7の断面積を次第に小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、射出成形によって一
体成形されるエアコン等のカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形によって一体成形されるエアコ
ン等のカバーは、その外面が露出されるため、外観を良
好に成形する必要があった。このため、従来より、外観
を良好に成形すべく、樹脂の射出後に樹脂の射出ゲート
から圧縮ガスを注入するガスアシスト方式を行なって、
次のようなカバーの成形が行なわれていた。
【0003】図4〜図7において、符号1は、カバーで
ある。このカバー1は、底板部2と、この底板部2の周
囲にて、長辺側に立ち上げられた長辺側壁部3、3と、
短辺側に立ち上げられた短辺側壁部4、4とから構成さ
れている。また、このカバー1の内面側には、底板部2
と長辺側壁部3、3との連結箇所に横チャネル5、5が
形成され、それぞれの長辺側壁部3、3に縦チャネル
6、6…が形成され、さらに、前記横チャネル5、5
は、底板部2に形成された連結チャネル7によって互い
に連結されている。これら横チャネル5、5、縦チャネ
ル6、6…及び連結チャネル7は、図8及び図9に示す
ように、中心に中空部11が形成され、この中空部11
の外周側が、硬化した樹脂からなる硬化層12とされて
おり、それぞれカバー1の内面側へ突出されている。な
お、図中符号13は、射出成形時に樹脂が射出されるゲ
ートであり、このゲート13と、ゲート側の長壁側壁部
3aに形成された一つの縦チャネル6とが連結されてい
る。
【0004】そして、上記カバー1は、次のように成形
される。まず、ゲート13から金型間へ樹脂を射出し、
その後、このゲート13から高圧にて窒素ガス等の圧縮
ガスを注入する。ここで、金型間に射出された樹脂は、
金型と接する箇所から内部へ向かって次第に硬化してい
くが、特に、断面積が大きくされた横チャネル5、縦チ
ャネル6及び連結チャネル7の成形箇所では、その外周
側が硬化しつつある硬化層12とされ、中心部が溶融状
態である溶融層とされるので、注入された圧縮ガスによ
って溶融層の溶融樹脂が押し流され、この押し流される
樹脂によって金型間にて硬化しつつある樹脂に圧力が加
わり、樹脂が金型の隅々にて高密度化されるとともに、
金型への樹脂の密着性が向上されて、特に、底板部2と
長辺側壁部3及び短辺側壁部4とが連結されたコーナー
部におけるヒケ等の不良のない極めて良好な外観を有す
るカバー1が成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記カバー
1にあっては、横チャネル5の端部が、短辺側壁部4の
立ち上がり部分近傍まで延びているので、圧縮ガスの注
入時に、横チャネル5の溶融層にて押し流される溶融樹
脂を、短辺側壁部4の立ち上がり部分にて十分に受け止
めることができず、これにより、横チャネル5の端部ま
で圧縮ガスが完全に行き渡らなくなり、この横チャネル
5にて行き場を失った圧縮ガスが、横チャネル5以外の
硬化しかかっている樹脂中へ漏れ出してしまったり、横
チャネル5の端部にてヒケが生じてしまうという問題が
あった。
【0006】また、ゲート側と反ゲート側とでは、樹脂
の充填に時間差があるため、ゲート側の横チャネル5a
及び縦チャネル6aにて硬化層12が形成された時点
で、圧縮ガスを充填しても、反ゲート側の横チャネル5
b及び縦チャネル6bでは、硬化層12が十分に形成さ
れていない状態にて圧縮ガスが注入されることとなり、
やはりガス漏れが生じてしまう恐れがあり、また、反ゲ
ート側の横チャネル5b及び縦チャネル6bにて硬化層
12が十分に形成された時点にて圧縮ガスを充填した場
合には、ゲート側の横チャネル5a及び縦チャネル6a
の樹脂の大半が硬化した状態となり、圧縮ガスの注入が
できなくなるという問題があった。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、注入ガスが漏れることがなく、極めて良好にガス
アシストが行なわれて、良好な外観を得ることが可能な
カバーを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明のカバーは、底板部の周囲に、互いに対
向する側壁部が、一対ずつ設けられ、かつ内面側へ突出
されたチャネルが形成されてなり、一方側の一対の側壁
部の内の一方の側壁部の縁端部に設けたゲートから金型
間へ溶融樹脂を射出し、その後このゲートから圧縮ガス
を注入することにより、前記チャネル内の中心の溶融状
態の樹脂を前記圧縮ガスによって押し流すことにより、
金型内にて硬化しつつある樹脂を金型の隅々にて高密度
化するとともに金型への密着性を向上させるガスアシス
ト方式にて成形されてなるカバーであって、前記チャネ
ルは、ゲート側及び反ゲート側の互いに対向する一対の
側壁部と前記底板部との連結箇所及びゲート側と反ゲー
トとに亙って前記底板部の略中央にそれぞれ形成されて
なり、反ゲート側のチャネルが、ゲート側のチャネルよ
りも断面積が小さくされてなることを特徴としている。
また、第2の発明のカバーは、第1の発明のゲート側及
び反ゲート側に形成されたチャネルのそれぞれの端部
が、他の一対の側壁部から所定距離離されてなり、これ
らチャネルの端部と前記他の一対の側壁部との間が溶融
樹脂受け入れ部とされてなることを特徴としている。
【0009】
【作用】ゲートから金型間へ樹脂を注入すると、この金
型間にて金型と接する樹脂から内部へ向かって次第に樹
脂が硬化する。ここでゲートから樹脂を射出した後に、
このゲートから圧縮ガスを注入すると、この圧縮ガス
が、チャネルの中心付近の溶融状態の樹脂を押し流し、
その押し出される溶融樹脂の圧力によって、金型間にて
硬化しかかっている樹脂が金型間の隅々へ高密度な状態
に行き渡るとともに、金型への樹脂の密着性が高められ
る。ここで、第1の発明のカバーによれば、ゲートから
射出する溶融樹脂の到達に時間差があるゲート側と反ゲ
ート側とにおいて、ゲート側のチャネルと比較して反ゲ
ート側のチャネルの断面積が小さくされいるので、反ゲ
ート側のチャネルにおける熱容量が小さくされ、これに
より、反ゲート側でのチャネル内の樹脂の硬化時間が速
くされる。即ち、ゲート側と反ゲート側とのチャネル内
における樹脂の硬化時期が略同一とされるので、反ゲー
ト側のチャネル内にて、金型近傍の樹脂が硬化する前に
圧縮ガスが到達することによる圧縮ガスのチャネル以外
の部分への漏れ出しが防止される。
【0010】また、第2の発明のカバーによれば、ゲー
ト側及び反ゲート側の側壁部と底板部との連結箇所に形
成されたチャネルのそれぞれの端部が、他の一対の側壁
部から所定寸法離されて、これらチャネルの端部と側壁
部との間が、溶融樹脂受け入れ部とされいるので、チャ
ネルに圧縮ガスが送り込まれて、チャネルの中心付近の
溶融状態の樹脂がそれぞれ端部方向へ押し流された際
に、この押し流される溶融樹脂が溶融樹脂受け入れ部に
て確実に受け入れられ、圧縮ガスが行き場を失うことに
よる圧縮ガスのチャネル以外の部分への漏れ出しが防止
される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例のカバーを図によって
説明する。なお、従来例と同一構造部分には、同一符号
を付して説明を省略する。図1〜図3において、符号2
1は、本実施例のカバーである。このカバー21の内面
に形成された横チャネル5、5は、その端部が、短辺側
壁部4、4から所定寸法離されている。そして、これら
横チャネル5、5と短辺側壁部4、4との間が、溶融樹
脂受け入れ部22、22…とされている。
【0012】また、反ゲート側の横チャネル5b及び縦
チャネル6b、6bは、ゲート側の横チャネル5a及び
縦チャネル6a、6a…よりも、断面積が小さくされて
おり、横チャネル5aと横チャネル5bとを連結してい
る連結チャネル7は、ゲート側から反ゲート側へ向かっ
てその断面積が次第に小さくされている。
【0013】次に、上記のカバー21をガスアシスト方
式によって成形する場合について説明する。まず、金型
同士の間へゲート13から溶融樹脂を射出し、金型間へ
樹脂を充填させる。そして、この溶融樹脂の充填が終了
したら、ゲート13から窒素ガス等の圧縮ガスを注入す
る。
【0014】このようにすると、この圧縮ガスが、ゲー
ト13と連結された縦チャネル6aの中心付近の溶融状
態の樹脂を押し流しながらゲート側の横チャネル5aへ
達して、この横チャネル5aの中心付近の溶融状態の樹
脂を押し流し、さらに、連結チャネル7へ入り込み、こ
の連結チャネル7の中心付近の溶融状態の樹脂を押し流
しながら、反ゲート側の横チャネル5bに達し、さら
に、この横チャネル5bの中心付近の溶融状態の樹脂を
押し流す。
【0015】また、横チャネル5a、5bの中心付近の
溶融状態の樹脂を押し流しながら注入される圧縮ガス
は、それぞれの長辺側壁部3、3に形成された縦チャネ
ル6a、6bへも入り込み、これら縦チャネル6a、6
bの中心付近の溶融状態の樹脂も押し流す。これによ
り、金型間にて硬化しかかっている他の部分に、圧縮ガ
スにより押し流される溶融樹脂によって圧力が加わり、
金型の隅々にてこの硬化しかかっている樹脂が高密度化
されるとともに金型へ密着性が向上させる。
【0016】ここで、本実施例のカバー21によれば、
硬化時期がゲート側と比較して遅れる反ゲート側にて、
横チャネル5b及び縦チャネル6bの断面積が小さくさ
れているので、これら反ゲート側の横チャネル5b及び
縦チャネル6bにおける熱容量が抑さえられる。したが
って、これら反ゲート側の横チャネル5b及び縦チャネ
ル6bにおける樹脂の硬化速度が、ゲート側の横チャネ
ル5a及び縦チャネル6aよりも速くされ、これによ
り、ゲート側と反ゲート側における横チャネル5a、5
b及び縦チャネル6a、6b内の硬化層12の形成時期
を略同時期とすることができる。
【0017】しがたって、ゲート13から圧縮ガスを注
入した際に、従来のように、反ゲート側の横チャネル5
b及び縦チャネル6bにて硬化層12が形成される前に
圧縮ガスが到達してこの圧縮ガスが横チャネル5b及び
縦チャネル6b以外の部分へ漏れ出してしまうことを確
実に防止することができる。また、連結チャネル7で
は、ゲート側から反ゲート側へ向かって次第にその断面
積が小さくされているので、長手方向へ向かって硬化層
12の形成時期を略同一時期にすることができる。
【0018】さらに、本実施例では、横チャネル5a、
5bのそれぞれの端部が、短辺側壁部4、4から所定寸
法離されて、これら横チャネル5a、5bの端部と短辺
側壁部4、4との間が、溶融樹脂受け入れ部22、22
…とされいるので、横チャネル5a、5bに圧縮ガスが
送り込まれて、これら横チャネル5a、5bの中心付近
の溶融状態の樹脂がそれぞれ端部方向へ押し流された際
に、この押し流される溶融樹脂を溶融樹脂受け入れ部2
2、22…にて確実に受け入れることができ、ガスアシ
ストによるカバーの成形を確実に行なうことができる。
これにより、従来のように、圧縮ガスによって押し流さ
れる横チャネル5a、5b内の溶融樹脂の受け入れを行
なうことができないために、行き場を失った圧縮ガスが
横チャネル5a、5b以外の部分へ漏れ出してしまうよ
うなことがない。
【0019】即ち、上記実施例のカバー21によれば、
ヒケ等の不良箇所のない良好な外観のカバーを成形する
ために、樹脂の射出後に圧縮ガスを注入するガスアシス
トを行なった際に、この注入した圧縮ガスのチャネル以
外の部分への漏れ出しを確実に防止することができる。
なお、上記実施例のカバー21を製造する際に用いられ
る圧縮ガスとしては、窒素ガスに限定されることはな
い。また、上記実施例のカバー21としては、エアコン
のカバーに限定されることはなく、ガスアシスト方式に
よって射出成形を行なうことができるものであればいか
なるものでも良い。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカバー
によれば、下記の効果を得ることができる。硬化時期が
ゲート側と比較して遅れる反ゲート側にて、チャネルの
断面積が小さくされているので、反ゲート側のチャネル
における熱容量が抑さえられる。したがって、反ゲート
側のチャネルにおける樹脂の硬化速度が、ゲート側のチ
ャネルよりも速くされ、これにより、ゲート側と反ゲー
ト側におけるチャネル内にて、外周側の樹脂の硬化時期
を略同時期とすることができる。
【0021】しがたって、ゲートから圧縮ガスを注入し
た際に、従来のように、反ゲート側のチャネルにて金型
近傍の樹脂が硬化する前に圧縮ガスが到達することによ
り、圧縮ガスがチャネル以外の部分へ漏れだしてしまう
ようなことがない。 即ち、ヒケ等の不良箇所のない良
好な外観のカバーを成形するために、樹脂の射出後に圧
縮ガスを注入するガスアシストを行なった際に、この注
入した圧縮ガスのチャネル以外の部分への漏れ出しを確
実に防止することができる。
【0022】さらに、ゲート側及び反ゲート側の側壁部
と底板部との連結箇所に形成されたチャネルのそれぞれ
の端部が、他の一対の側壁部から所定寸法離されて、チ
ャネルの端部と側壁部との間が、溶融樹脂受け入れ部と
されいるので、チャネルに圧縮ガスが送り込まれて、チ
ャネルの中心付近の溶融状態の樹脂がそれぞれ端部方向
へ押し流された際に、この押し流される溶融樹脂が溶融
樹脂受け入れ部にて確実に受け入れられ、ガスアシスト
によるカバーの成形を確実に行なうことができる。つま
り、従来のように、圧縮ガスによって押し流されるチャ
ネル内の溶融樹脂の受け入れを行なうことができないた
めに、行き場を失った圧縮ガスがチャネル以外の部分へ
漏れ出してしまうようなことがない。
【0023】即ち、ヒケ等の不良箇所のない良好な外観
のカバーを成形するために、樹脂の射出後に圧縮ガスを
注入するガスアシストを行なった際に、この注入した圧
縮ガスのチャネル以外の部分への漏れ出しを確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のカバーの形状及び構造を説明
するカバーの平面図である。
【図2】本発明の実施例のカバーの形状及び構造を説明
する図1のA−A断面図である。
【図3】本発明の実施例のカバーの形状及び構造を説明
する図1のB−B断面図である。
【図4】従来のカバーの形状及び構造を説明するカバー
の斜視図である。
【図5】従来のカバーの形状及び構造を説明するカバー
の平面図である。
【図6】従来のカバーの形状及び構造を説明する図5の
A−A断面図である。
【図7】従来のカバーの形状及び構造を説明する図5の
B−B断面図である。
【図8】カバーに形成されたチャネルの構造を説明する
チャネル箇所の断面図である。
【図9】カバーに形成されたチャネルの構造を説明する
チャネル箇所の断面図である。
【符号の説明】
2 底板部 3、3a 長辺側壁部(側壁部) 4 短辺側壁部(側壁部) 5、5a、5b 横チャネル(チャネル) 6、6a、6b 縦チャネル(チャネル) 7 連結チャネル(チャネル) 13 ゲート 21 カバー 22 受け入れ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板部の周囲に、互いに対向する側壁部
    が、一対ずつ設けられ、かつ内面側へ突出されたチャネ
    ルが形成されてなり、一方側の一対の側壁部の内の一方
    の側壁部の縁端部に設けたゲートから金型間へ溶融樹脂
    を射出し、その後このゲートから圧縮ガスを注入するこ
    とにより、前記チャネル内の中心の溶融状態の樹脂を前
    記圧縮ガスによって押し流すことにより、金型内にて硬
    化しつつある樹脂を金型の隅々にて高密度化するととも
    に金型への密着性を向上させるガスアシスト方式にて成
    形されてなるカバーであって、 前記チャネルは、ゲート側及び反ゲート側の互いに対向
    する一対の側壁部と前記底板部との連結箇所及びゲート
    側と反ゲートとに亙って前記底板部の略中央にそれぞれ
    形成されてなり、 反ゲート側のチャネルが、ゲート側のチャネルよりも断
    面積が小さくされてなることを特徴とするカバー。
  2. 【請求項2】 前記ゲート側及び前記反ゲート側に形成
    されたチャネルは、それぞれの端部が、他の一対の側壁
    部から所定距離離されてなり、これらチャネルの端部と
    前記他の一対の側壁部との間が溶融樹脂受け入れ部とさ
    れてなることを特徴とする請求項1記載のカバー。
JP32058093A 1993-12-20 1993-12-20 カバー Pending JPH07171867A (ja)

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JP32058093A JPH07171867A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 カバー

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32058093A JPH07171867A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 カバー

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ID=18123013

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JP (1) JPH07171867A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003081244A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Mitsubishi Engineering Plastics Corp 搬送用トレー、及び、搬送用トレーの射出成形方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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