JPH07170860A - 空間緑化システムの配設枠 - Google Patents

空間緑化システムの配設枠

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JPH07170860A
JPH07170860A JP5321932A JP32193293A JPH07170860A JP H07170860 A JPH07170860 A JP H07170860A JP 5321932 A JP5321932 A JP 5321932A JP 32193293 A JP32193293 A JP 32193293A JP H07170860 A JPH07170860 A JP H07170860A
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frame
greening system
space
arrangement
frame body
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JP5321932A
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Mikio Furuta
幹雄 古田
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FURUTA DENKI KK
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FURUTA DENKI KK
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 土、土代替栽培地を使用せず、固定容器に樹
木、植物等を宙づり状態等で支持栽培する方法に用いる
空間緑化システムの配設枠に関する。 【構成】 空間緑化システムの配設枠は、水又は養液、
有用微生物等の微生物、オゾン、薬液等を供給する供給
装置2、及びこの供給装置を作動させる制御盤3を備
え、かつ屋内外の空間に設置される樹木等植設方式の空
間緑化システム用の固定容器1に設けられた取付スティ
ー4に着脱自在に設けられる配設枠10であって、当該
配設枠は、枠組されたフレーム構造にて構成された多数
の目・隙間等の空間12を備えた枠体13等と、この枠
体に設けた一本又は数本のピン14と、前記枠体を支持
する支持装置114、15と、前記樹木等を支持する樹
木支持装置と、で構成されている。 【効果】 軽量かつ安全な取扱いが期待できる。また汎
用性、運搬の容易性、安全性、軽量性等を目的とする空
間緑化システムに最適である。いかなる形状にも対応で
きる効果及び装飾性、美感の向上等が期待できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土、土代替栽培地を使
用せず、固定容器(栽培容器・固定ユニット)に樹木、
植物等を宙づり状態等で支持栽培する方法を利用する空
間緑化システムの配設枠(移動枠ユニット、籠容器、成
形容器等)に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の屋内外の空間の有効・有益利用、
並びに人の健康面又は精神面に役立つ樹木及び花卉等を
植設(立設、蔦もの等を含む。以下同じ)方式を採用す
る空間緑化システムの栽培及び展示の進歩発展は目覚ま
しい。しかし、鉢又は槽等の栽培容器に土壌込み式で植
設されているプランター、又は一部で採用されているポ
ット栽培(例えば、木、竹で囲った中に土をいれ、当該
土に樹木を植設する栽培)では、当該樹木等が大きくな
り移動又はリース等の取扱いに伴う、いわゆる移動展示
には大変な労力と設備機械等を必要とするし、また据付
け及び運搬等が極めて大掛かりとなる等大変に不便であ
る。更にまたこれに伴う緒経費も多くなり、不経済とな
る。
【0003】殊に、グリーン環境を必要とするオフィー
ス、高層ビル、病院、アトリウム等においては、交換又
はレンタル方式で、簡単かつ手頃に取り替えできる空間
緑化システムが要望されている。
【0004】尚、一部で実験段階として、栽培容器に樹
木(クスノキ)を針金等を介して、宙づり状に装置し、
水、養液を噴射して栽培する方法、いわゆるフローティ
ングツリー方式の栽培が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上で詳述した土壌を
採用するプランター栽培(システム)は、当然土を保有
しいることから重量があり、その移動には大変な労力・
人手又は運搬手段を要す。殊に、大きな樹木では、なお
さらである。このような課題は、プランター栽培を扱う
園芸業者にとっては、また人手の高齢化、安全面、或い
は健康面又は体力面等からも改良が強く要望されてい
る。
【0006】更に屋内外の雰囲気・季節感の変化、或い
は催物等の要望に応じて、例えば、短期間内に樹木等を
設置することは、重量の増大、運搬の非容易性等から到
底不可能であること、簡易かつ安全な設置ができず、各
作業環境面及び人的な安全面での配慮に欠けること、等
の今日の社会のニーズに十二分に対応できない課題があ
る。
【0007】一方前記フローティングツリーは、前記土
の保有に起因する重量増大の課題は解消されるが、栽培
容器(固定容器)に直接に樹木等を装置する即ち、固定
容器と樹木とが一体構造であることから、簡易に樹木等
の取り替え、殊に季節感又は必要時の樹木等を極めて安
全かつ迅速に入れ替えることは到底不可能である。また
大きな樹木では、重量の増大に伴うことから、前述のプ
ランター栽培とほぼ同様、課題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み本発明は、屋
内外に設置された固定容器に、安全・簡易かつ迅速に設
置でき、しかも安価かつ確実に配設できる配設枠である
こと、また使い易くしかも丈夫であり、多くの栽培環境
又は雰囲気に最適な配設枠を提供すること、等を目的と
し下記の構成を採用する。
【0009】本発明の空間緑化システムの配設枠は、水
又は養液、有用微生物等の微生物、オゾン、薬液等を供
給する供給装置、及びこの供給装置を作動させる制御盤
を備え、かつ屋内外の空間に設置される樹木等植設方式
の空間緑化システム用の固定容器に着脱自在に設けられ
る(固定容器の取付装置を介して設けられる場合も有
り)配設枠であって、当該配設枠は、枠組構成された多
数の目・隙間等の空間を備えた枠体等と、この枠体に設
けた一本又は数本の棒状、杆状、鉄筋等でなるピンと、
前記枠体を支持する支持装置と、前記樹木等を支持する
樹木支持装置と、で構成されている。
【0010】
【作用】以下、本発明の作用(配設枠への植設、又は固
定容器への取付け及び取外し等)を説明する。先ず、配
設枠内に樹木等の少なくとも根圏部、根幹部を挿入し、
当該根圏部を前記配設枠に設けた一本又は数本のピンに
捲装又は場合により固着し、配設枠と少なくとも根圏部
の一体化を図る。そして、場合により根幹部を保持する
一本又は数本の止具、締付具、締め金、針金等の支持部
材を介して、更に前記一体化を強固な状態とする。尚、
望ましくは配設枠内に根幹部が収容される状況がよい
が、必ずしもこの収容状態に限定されず、樹木の大小、
根圏部の形状、固定容器等との関係により適宜選択され
る。また昇降等する支持板を介して、より優しく又は強
固に根圏部等を下方より支持する。このようにして、植
設(立設、蔦もの等を含む。以下同じ)された配設枠付
き樹木は、通常は図示しない、植物栽培工場において、
集中管理され、例えば、屋内外の設置場所に対応した環
境設定(例えば、明るさ、温湿度等の条件設定)のもと
に栽培管理されている。したがって、いつでも出荷可能
な状況に維持管理されている。
【0011】処で、前記屋内外の設置場所には、既に固
定容器が配置されていることから、当該配設枠付き樹木
は、比較的簡易に車両等より降され、重量のある配設枠
付き樹木は、図示しないが、移動台車又は運搬台車を利
用する。その後、軽い配設枠付き樹木は、作業者等の人
的手段を介して、固定容器中の取付装置(取付部分)に
配設枠付き樹木の配設枠を組付ける(いわゆるユニット
方式に組付ける。尚、1個の固定容器に多数個の配設枠
付き樹木を組付けすることも可能である。)。そして、
場合により樹木の幹部を保持する保持装置を設ける場合
も有り得る。また図示しないが、重量のある配設枠付き
樹木は、例えば、固定容器のある一側面又は外壁部(一
つに限定されない)に一枚又は複数枚の開閉扉を設け、
この開閉扉を開放した状態で配設枠付き樹木を挿入し、
取付装置に配設枠を組付けるとともに、固定容器に装備
するジャッキ、植設装置等を介して、当該配設枠付き樹
木を立上げるとともに、開閉扉を閉塞する。これによっ
て、当該配設枠付き樹木は前記固定容器に植設される。
【0012】前述のようにして固定容器に植設された樹
木に対しては、水又は養液等が供給され、具体的には前
記水又は養液等が噴霧、霧化又は噴射、滴下、散布、又
は浸漬等の手段を介して、間欠的又は連続的に供給され
る。これにより、根圏部は常時最適成育環境に保持さ
れ、根腐れ防止と、成育の促進又は抑制を図る。したが
って、根圏部の支持装置は、当該根圏部ができる限り空
中に露出(露呈)される構成とする。殊に、栽培樹木に
環境設定がなされている構成(システム)では、開花、
落葉、結実等の自然に順じた樹木のいとなみを十二分に
満喫できるシステム、又は樹木の成育状況の把握に役立
つシステムを採用する。そして、固定容器内の水等は、
ポンプを介して供給装置に送られ、当該供給装置より、
噴霧等して供給される。
【0013】尚また固定容器に設置された配設枠付き樹
木を取り替える場合は、先ず、固定容器の取付装置より
配設枠付き樹木を取外した後、前述と同じ動作及び手順
を介して、新しい配設枠付き樹木に交替する。
【0014】またその他の例として、例えば、単独固定
容器に数個の配設枠付き樹木を組付ける構成、例えば、
図15に示す、門松の如く、松、竹、梅をそれぞれ組付
け一体化して配設する構成(システム)も当然可能であ
る。また位置検出用のセンサー(図示せず)を介して、
配設枠を固定容器内の所定位置に組付けする構成も可能
である。更に短時間での取り替え、例えば、クリスマス
にもみの木を配設した後、直ちに、前記の門松の如く、
松、竹、梅をそれぞれ組付け一体化して配設し、年末の
あわただしい時期にマッチした、空間緑化システムに最
適な固定容器の配設枠でもある。また少なくとも根圏部
に接触方式で、かつ水又は養液等を経時的に付与する接
触供給装置を設ける構成も可能である。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照に説明
する。1は屋内外の空間に設置され、かつ後述する配設
枠付き樹木を収容できる配設枠収容部01を有する外周
面部を備えた固定容器で、当該固定容器1は内部に水又
は養液、有用微生物等の微生物、オゾン、薬液等を噴
霧、霧化、又は噴射、滴下、散布又は浸漬等する供給装
置2、それらを制御する温湿度センサー、含水率センサ
ー(水分検出センサー)等のセンサー又はタイマー等を
内設した制御盤3、並びにブラケット部材、取付スティ
ー部材、嵌合孔、鍔体、又は当該固定容器1の枠面0
4、図示しない挿入孔、挿入溝、その他取付装置等の取
付スティー4等を装備しており、場合により樹木Aの幹
部A1を保持する保持装置5、又は樹木Aを立上げる各
種形態のジャッキ(図示せず)、固定容器移動用のキャ
スター6等を備えている。勿論、固定容器1の形状、寸
法、高さ、材質等は自由であり、何ら限定されない。図
中A1は樹木Aの幹部、A2は樹木の根幹部、A3は根
圏部を示す。
【0016】次に、本発明の配設枠10について、以下
各実施例を詳述する。先ず、図2〜図4に示す第一例
は、帯状、ひも状、パイプ、角柱等の枠体構成用の部材
11(以下、部材とする。)を利用するもので、少なく
とも同寸(同じ寸法)二本の環状をなす環状部材枠11
1(図例では四本の環状部材枠111)と、少なくとも
二本のほぼU字形状をなす部材スティー112(図例で
は三本の部材スティー112)と、を枠組構成し、ほぼ
有底円筒状で、かつ全周面(一例である)に多数の空間
12を有する枠体13を構成する(空間無しも有り得
る。以下同じ)。この枠体13には少なくとも根圏部A
3を保持する一本又は多数本の棒状、杆状、鉄筋等の部
材で、望ましくは長い寸法を有するピン14、並びに数
本のブラケット15(鍔体を含む支持装置の一例)を備
えている。その使用例は図4の如く、固定容器1の取付
スティー4にブラケット15を架承し、当該配設枠10
は宙づり状態に保持される。尚、環状部材枠111の内
側には数個の取付片7が数個設けられており、当該取付
片7には樹木Aを安定的に支持するための樹木支持装置
8が設けられている。その一例を説明すると、取付片7
にそれぞれ数個の支持スティー81を設け、この支持ス
ティー81に環体82を設け、かつこの環体82にひも
83等の伸縮性部材をクロス状、網状等にして、前記樹
木Aの根幹部A2を、例えば、弾力的に支持する。ま
た、環体82のみで樹木Aの幹部A2を支持する場合も
有り得る。また、枠組み構成は、部材11の面接触によ
る平面クロス、線接触の立体クロス、または綾織枠組み
等の各形態が採用される(以下同じ)。
【0017】次に、図5、図6に示す第二例では、配設
枠10を構成する枠体13の構成は前述第一例と同様で
あるが、当該枠体13は支持され、また固定容器1には
支持ポール113(支持装置の一例)を受け入れる凹部
02及び連結片114(支持装置の一例)が取付けられ
る支持片03がそれぞれ設けられている。即ち、凹部0
2への支持ポール113の挿設と、支持片03への連結
片114の連繋を介して、当該配設枠10は保持され
る。
【0018】また図7に示す第三例は、前述第二例の変
形例であり、少なくとも二本の大小の環状部材枠111
a(図例では三本の環状部材枠111a)と、少なくと
も二本半円弧状をなす部材スティー(図示せず)と、を
枠組構成し、ほぼ有底半球状で、かつ全周面に多数の空
間12を有する枠体13を構成する。その他は前述第二
例と同様である。
【0019】続いて図8、図9に示す第四例は、少なく
とも同寸の二本の方形状をなす四角部材枠111b(方
形部材枠、尚、図例では四本の四角部材枠111b)
と、少なくとも二本以上のほぼ山形状をなす部材スティ
ー112(図例では六本の部材スティー112)と、を
枠組構成し、ほぼ有底角柱状で、かつ全周面に多数の空
間12を有する枠体13を構成する。この枠体13はピ
ン14、並びに数本の脚115、連結片114(ブラケ
ット15も可)を有しており、当該配設枠10は脚11
5の設置と前記連結片114と支持片03との連繋で保
持される(脚115のみ場合も有り得る。)。
【0020】更に続いて図10、図11に示す第五例
は、少なくとも二本以上のほぼ大小の三角形状をなす三
角部材枠111c(図例では三本の三角部材枠111
c)と、少なくとも二本以上のほぼV字形状をなす部材
スティー112(図例では三本の部材スティー112)
と、を枠組構成し、ほぼ有底倒三角錐状で、かつ全周面
に多数の空間12を有する枠体13を構成する。尚、ピ
ン14、連結片114、支持ポ−ル113は前述の例と
同様であり、当該配設枠10は保持される。
【0021】また図12に示す第六例は、前記第五例の
変形例であり、少なくとも同寸の二本以上の三角部材枠
111c(図例では四本の三角部材枠111c)と、少
なくとも二本以上のほぼ山形状をなす部材スティー11
2(図例では三本の部材スティー112)と、を枠組構
成し、ほぼ有底三角筒状で、かつ多数の空間12を有す
る枠体13を構成する。その他は前述第一例と同様であ
る。
【0022】更に図13に示す第七例は、第三例の変形
例であり、少なくとも大小の二本以上の環状部材枠11
1a(図例では四本の環状部材枠111a)と、少なく
とも二本以上のほぼV字形状をなす部材スティー112
(図例では四本の部材スティー112)と、を枠組構成
し、ほぼ有底円錐状で、かつ多数の空間12を有する枠
体13を構成する。その他は前述第三例と同様である。
【0023】更にまた図14に示す第八例は、少なくと
も同寸の二本以上多角形状を成す多角部材枠111d
(図例では、一本のみを表示した。)と、少なくとも二
本以上のほぼ山形化をなす部材スティー112(図例で
は三本の部材スティー112)と、を枠組構成し、ほぼ
有底多角形状で、かつ全周面に多数の空間12を有する
枠体13を構成する。その他の構成は、前述の第三例等
と同様である。
【0024】次に図15に示す第九例は、固定容器1に
多数の配設枠10を設けた一例を示しており、例えば、
前述の松、竹、梅をそれぞれ組付け一体化して配設した
構成を示している。具体的には、第一例の変形例で長身
かつ径小に構成した配設枠10を三個配置した(取付け
た)活用例である。その他箱庭、ミニ庭園等も考えられ
る。
【0025】尚、配設枠10の他の例を説明すると、例
えば、図示しないが、各形状の部材スティー112に線
状の部材11をスパイラル状、リング状、網状、収斂ス
パイラル状、収斂リング状、収斂網状等に枠組構成し、
軽量化、低コスト化等を図る。また図16の如く、各種
成形加工(金型加工、プレス加工、鋳造加工、その他加
工等の各加工を含む)において成形し、空間12を全体
又は一部に開設等(同時成形も可)する構成として成形
品枠体101とする。その目的は、量産化、低コスト化
等にある。その他の構成は前述の各例と同様である。ま
た図17の如く、単に各種成形加工にて成形された成形
品容器102とする。その効果、及び他の構成は前述の
各例と同様である。更に支持装置には、前述のブラケッ
ト15、支持ポール113、連結片114の各組合、又
は単独採用の他、固定容器1への嵌合、挟持、挿設、圧
接、ユニット等の各種支持構成も当然含まれる。
【0026】尚、図16〜図18は、部材11の他の例
を示しており、図16はパイプ、図17はひも、ワイヤ
ー等の棒材、図18は角柱をそれぞれ示しているが、一
例である。また図19〜図21は、ピン14の他の例を
示しており、図19は大小のピン14、図20は傾斜状
のピン14、図21は着脱構造のピン14、をそれぞれ
示している。勿論、ピン14の形状、長さ、太さ等は限
定されない。また図5、図6に昇降自在の支持板16を
示しており、例えば、根圏部A3を下方より支持する。
勿論、固定式の支持板(図示せず)の場合も有り得る。
図中17は固定容器1内に充填されている水又は養液、
薬液等を示す(水等とする。)、18はポンプ、19は
固定容器1の蓋であり、根幹部A1又は幹部Aが挿入さ
れる孔、又は細孔等が設けられる。
【0027】
【発明の効果】本発明は前述の如く、空間緑化システム
の固定容器に、簡易に装置される配設枠は、部材を適宜
形状に枠組構成した枠体、成形品枠体、成形品容器、当
該枠体に設けたピン、当該枠体を装置する支持装置で構
成したので、次の効果がある。
【0028】(1)軽量かつ安全な取扱いが期待でき
る。また汎用性、運搬の容易性、安全性、軽量性等を目
的とする空間緑化システムに最適である。
【0029】(2)いかなる形状にも対応できる効果及
び装飾性、美感の向上等が期待できる。また簡易かつ確
実、安全な装着が可能となる。
【0030】(3)取扱い、設置、運搬時等の作業の安
全性、スム−ズな取扱いが可能である。
【0031】(4)有底空間構成を採用すれば、根腐防
止、成育(生育)環境の最適化、軽量化等に寄与でき
る。
【0032】(5)枠材を、例えば、ステンレス製とす
れば、高級感があり、また耐久性、耐防腐性等の実用面
での効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】配設枠付き樹木を固定容器に装着した斜視図で
ある。
【図2】第一例の配設枠を示す側面模式図である。
【図3】第一例の配設枠を示す平面図である。
【図4】第一例の配設枠を固定容器に取付けた状態の一
部欠截の側面模式図である。
【図5】第二例の配設枠を示す側面模式図である。
【図6】第二例の配設枠を示す平面図である。
【図7】第三例の配設枠を示す側面模式図である。
【図8】第四例の配設枠を示す側面模式図である。
【図9】第四例の配設枠を示す平面図である。
【図10】第五例の配設枠を示す側面模式図である。
【図11】第五例の配設枠を示す平面図である。
【図12】第六例の配設枠を示す平面図である。
【図13】第七例の配設枠を示す平面図である。
【図14】第八例の配設枠を示す平面図である。
【図15】第九例の配設枠を示す側面模式図である。
【図16】第十例の配設枠を示す側面図である。
【図17】第十一例の配設枠を示す側面図である。
【図18】部材の他の一例を示す斜視図である。
【図19】部材のその他の一例を示す斜視図である。
【図20】部材の更に他の一例を示す斜視図である。
【図21】ピンの他の一例を示す斜視図である。
【図22】ピンのその他の一例を示す斜視図である。
【図23】ピンの更に他の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定容器 01 配設枠収容部 02 凹部 03 支持片 04 枠面 2 供給装置 3 制御盤 4 取付スティー 5 保持装置 6 キャスター 7 取付片 8 樹木支持装置 81 支持スティー 82 環体 83 ひも 10 配設枠 101 成形品枠体 102 成形品容器 11 枠体構成用の部材(部材) 111 環状部品枠 111a 環状部品枠 111b 四角部材枠 111c 三角部材枠 111d 多角部材枠 112 部材スティー 113 支持ポール 114 連結片 115 脚 12 空間 13 枠体 14 ピン 15 ブラケット 16 支持板 17 水等 18 ポンプ 19 蓋 A 樹木 A1 幹部 A2 根幹部 A3 根圏部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水又は養液、有用微生物等の微生物、オ
    ゾン、薬液等を供給する供給装置、及びこの供給装置を
    作動させる制御盤を備え、かつ屋内外の空間に設置され
    る樹木等植設方式の空間緑化システム用の固定容器に着
    脱自在に設けられる配設枠であって、 当該配設枠は、枠組構成された多数の目・隙間等の空間
    を備えた枠体と、この枠体に設けた一本又は数本の棒
    状、杆状、鉄筋等でなるピンと、前記枠体を支持する支
    持装置と、前記樹木等を支持する樹木支持装置と、で構
    成されている空間緑化システムの配設枠。
  2. 【請求項2】 水又は養液、有用微生物等の微生物、オ
    ゾン、薬液等を供給する供給装置、及びこの供給装置を
    作動させる制御盤を備え、かつ屋内外の空間に設置され
    る樹木等植設方式の空間緑化システム用の固定容器に着
    脱自在に設けられる配設枠であって、 当該配設枠は、多数の目・隙間等の空間を備えた成形品
    枠体と、この成形品枠体に設けた一本又は数本の棒状、
    杆状、鉄筋等でなるピンと、前記枠体を支持する支持装
    置と、前記樹木等を支持する樹木支持装置と、で構成さ
    れている空間緑化システムの配設枠。
  3. 【請求項3】 水又は養液、有用微生物等の微生物、オ
    ゾン、薬液等を供給する供給装置、及びこの供給装置を
    作動させる制御盤を備え、かつ屋内外の空間に設置され
    る樹木等植設方式の空間緑化システム用の固定容器に着
    脱自在に設けられる配設枠であって、 当該配設枠は、成形品容器と、この成形品容器に設けた
    一本又は数本の棒状、杆状、鉄筋等でなるピンと、前記
    枠体を支持する支持装置と、前記樹木等を支持する樹木
    支持装置と、で構成されている空間緑化システムの配設
    枠。
  4. 【請求項4】 請求項1の枠体が、線状、帯状又は棒
    状等の枠体構成用の部材を縦横に枠組構成されている請
    求項1の空間緑化システムの配設枠。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4の枠体が、環状でな
    る請求項1〜請求項4の空間緑化システムの配設枠。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4の枠体が、方形状で
    なる請求項1〜請求項4の空間緑化システムの配設枠
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項4の枠体が、多角形状
    でなる請求項1〜請求項4の空間緑化システムの配設
    枠。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項4の枠体が、三角形状
    でなる請求項1〜請求項4の空間緑化システムの配設
    枠。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8の枠体が、底部に向
    かって収斂された形状でなる請求項1〜請求項8の空間
    緑化システムの配設枠。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項8の枠体が、底部に
    向かって半球状に形成された請求項1〜請求項8の空間
    緑化システムの配設枠。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項8の枠体が、底部に
    向かって垂設状態に形成されている請求項1〜請求項8
    の空間緑化システムの配設枠。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項11の枠体に、鍔体
    を設けてなる請求項1〜請求項11の空間緑化システム
    の配設枠。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項3の枠体の内底面
    に、根圏部を支持する支持板を設けてなる請求項1〜請
    求項3の空間緑化システムの配設枠。
  14. 【請求項14】 請求項13の支持板が昇降自在に設け
    られている請求項13の空間緑化システムの配設枠。
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