JPH07170770A - 直動機構 - Google Patents

直動機構

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JPH07170770A
JPH07170770A JP5313904A JP31390493A JPH07170770A JP H07170770 A JPH07170770 A JP H07170770A JP 5313904 A JP5313904 A JP 5313904A JP 31390493 A JP31390493 A JP 31390493A JP H07170770 A JPH07170770 A JP H07170770A
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JP
Japan
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moving body
linear motion
vibrator
motion mechanism
piezoelectric element
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Pending
Application number
JP5313904A
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English (en)
Inventor
Seiichiro Murai
誠一郎 村井
Kenji Igarashi
健二 五十嵐
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Endoscopes (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、直線方向に変位駆動される移動体
と、この移動体を変位方向に摺動自在に案内保持する案
内体と、上記移動体に摺接する駆動爪を有する可撓性の
振動子と、この振動子に連接して上記移動体の変位方向
に加振する圧電素子とを具備するものである。 【効果】本発明は、構造が簡単になるとともに、小型化
が容易となる。したがって、この実施例の直動機構は、
内視鏡,小型映像機器,情報機器等に組み込んだ場合、
格別の効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直動機構に係り、特に
圧電素子の伸縮を利用して移動体に駆動力を与えること
により、移動体を前進・後退させる直動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電素子を駆動源に用いた直動機
構としては、例えば3つの圧電素子の伸縮を利用したイ
ンチワーム機構や超音波モータを利用した機構がある。
これらのうち、超音波モータを利用した直動機構して
は、くさび型モータ,定在波型モータ,進行波型モータ
等がある。ところで、図12は、圧電振動子A,Bを励
振させることによりロータCを回転させるようにしたも
のである。これに対して、図13は、図12のモータを
改良した上記くさび型モータを示すもので、ランジュバ
ン型の振動子Dに取付けた振動子Eの先端にわずかな角
度を付けて、その面がロータFと平行に接触するように
して、すべりの可能性をなくしたものである。さらに、
図14は、定在波型モータであって、2つ振動子G,H
に位相のずれた正弦波を与え、移動体Jの接触部に楕円
運動を発生させ、前進・後退させるようにしたものであ
る。さらにまた、進行波型モータ(図示せず。)は、現
在最も多用されているもので、高周波電源を必要とす
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記インチ
ワーム機構は、駆動に必要な圧電素子が3つであり、ア
ンプ,制御用コントローラ等を備えなければならないた
め、コスト面で不利となる。また、圧電素子側が移動体
となるため、電圧を供給するためのリードを引き回す欠
点を有している。
【0004】一方、前記くさび型モータは、構造が比較
的簡単であるが、これまで開発されてきたものは、回転
型で、直動型はほとんどない。さらに、前記定在波型モ
ータは、90度の角度で配置された圧電素子からなる振
動子と台座部分の構造の小型化に制限がある。また、移
動体を挾んで圧電素子と反対側からばねなどにより加圧
する必要がある。
【0005】最後に、進行波型モータは、分極処理され
た圧電素子を数10kHz 程度の周波数で振動させたとき
に発生する進行波を駆動源として用いるため、高周波電
源が必要であることはもとより、圧電素子の振動の振幅
が小さいので、機構の設計に不備があると振動が吸収さ
れてしまってうまく動作しないことがある。
【0006】本発明は、上述した従来の直動機構の欠点
を参酌してなされたもので、複雑な機構を必要とせず、
移動体を前進・後退させることが可能な、圧電素子の伸
縮を利用するタイプの直動機構を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、直線方向に変
位駆動される移動体と、この移動体を変位方向に摺動自
在に案内保持する案内体と、上記移動体に摺接する駆動
爪を有する可撓性の振動子と、この振動子に連接して上
記移動体の変位方向に加振する圧電素子とを具備するも
のである。
【0008】
【作用】本発明によれば、構造が簡単になるとともに、
小型化が容易となる。したがって、この実施例の直動機
構は、内視鏡,小型映像機器,情報機器等に組み込んだ
場合、格別の効果を奏する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1および図2は、この実施例の直動機構を示
している。この直動機構は、円筒状の固定部1と、この
固定部1に挿入された移動部2と、この移動部2を固定
部1の軸方向に精密に駆動する駆動部3とからなってい
る。しかして、固定部1は、互いに対向して同軸に設け
られた一対のリング状の支持体4,5と、この支持体
4,5をその両側部にて連接する棒状の連接部6,7と
からなっている。支持体4,5は、それぞれ同軸に穿設
された円孔8,9を有している。一方、移動部2は、円
孔9に同軸に遊挿された四角柱状筒体からなる移動体1
0と、この移動体10をその軸方向に円滑に案内する丸
棒状の一対の案内体11,11とからっている。さら
に、移動体10の内側には、横断面円形の貫通孔12が
同軸に穿設されている。また、この移動体10の外形
は、正四角形状をなし、かつ、コーナ部分は、面取りさ
れている。なお、貫通孔12内には、例えばCCDカメ
ラ用の焦点調節用光学系(図示せず。)が搭載されてい
る。さらに、案内体11,11は、例えばフッ素樹脂な
どからなっていて、支持体4,5の内側に軸方向に沿っ
て凹設された溝13,13に接着固定されている。ま
た、移動体10の両側部にも溝14,14が軸方向に沿
って凹設されていて、これら溝14,14に案内体1
1,11の一側部が嵌入して摺動自在に当接するように
なっている。つまり、支持体4,5の内壁面と移動体1
0の両側面との間には、間隙15,15が設けられ、こ
れら間隙15,15中に案内体11,11が介挿されて
いる。他方、駆動部3は、移動体10の上下面に連接さ
れた振動子16,16と、これら振動子16,16と支
持体4との間に介挿された圧電素子17,17と、これ
ら圧電素子17,17には伸縮駆動させるための電圧源
17aが電気的に接続されている。しかして、振動子1
6は、全体としてコの字をなし、かつ、内側がU字状を
なすものであって、一対の舌片18a,18bを有して
いる。そして、一対の舌片18a,18bのうち、舌片
18bの方が舌片18aよりも長めに設けられ、かつ、
舌片18bの先端が移動体10に対して接離自在に設け
られている。また、舌片18aの外面は、支持体5の内
面に連接・固定されている。他方、圧電素子17,17
の一端部は、支持体4の上下端部に設けられた嵌合部1
9,19に嵌入・固定されているとともに、他端部は、
振動子16,16に連接・固定されている。これら圧電
素子17,17の寸法は、例えば縦2mm,横3mm,
長さ5mmである。かくして、移動体10は、一対の舌
片18b,18b並びに案内体11,11により、支持
体4,5に対して同軸位置に保持されている。さらに、
支持体4の内側には、連接部6,7をはさんで一対のス
リット20,20が、例えばワイヤ放電加工などによ
り、水平方向に形成されている。また、支持体4の上下
端部には、軸線に直角方向のスリット21a,21bが
例えばワイヤ放電加工などにより形成されている。これ
らのスリット20,20,21a,21bは、振動子1
6,16の舌片18b,18bの移動体10への当接角
度を調節するためのもので、スリット20,20,21
a,21b内に適当な厚さの板材からなる傾斜角調整片
22を挾み込むようになっている。なお、電圧源17a
は、一対の圧電素子17,17をそれぞれ各別に駆動す
ることができるように設けられている。
【0010】つぎに、上記構成の直動機構の作動につい
て述べる。まず、図1に示すように、楔状の傾斜角調整
片22をスリット21aに圧入し、支持体4を角度θだ
け時計回り方向に微小量(例えば5度前後)回動する
(図3参照)。すると、この支持体4の回動にともなっ
て、振動子16,16の一方の舌片18b,18bも時
計回りに傾いた位置に固定される。このとき、図3に示
すように、舌片18b,18bの最先端は、移動体10
に対してわずかに離間させおく。そして、移動体10を
矢印23方向(図1紙面右方向)に変位させたい場合
は、電圧源17aから図1上側の圧電素子17に電圧V
を印加し、ΔLだけ伸長させる。すると、図1上側の舌
片18bのコーナ部位が移動体10に当接し、さらに、
このコーナ部位が駆動爪となって移動体10を蹴り飛ば
す(図3想像線参照)。その結果、移動体10は、圧電
素子17の変位ΔLを駆動力としてΔDだけ矢印23方
向に変位する。しかして、電圧源17aから図1上側の
圧電素子17の電圧Vの印加を停止する。すると、図1
上側の圧電素子17及び図1上側の舌片18bは、原位
置に復帰する。このような、図1上側の圧電素子17の
伸長動作と原位置復帰動作とを繰り返すことにより、移
動体10を所望量だけ変位することが可能となる。反対
に、移動体10を矢印24方向(図1紙面左方向)に変
位させたい場合は、電圧源17aから図1下側の圧電素
子17に電圧Vを印加し、ΔLだけ伸長させる。する
と、図1下側の舌片18bのコーナ部位が移動体10に
当接し、このコーナ部位が駆動爪となって、圧電素子1
7の変位ΔLを駆動力としてΔDだけ矢印24方向に変
位する。しかして、電圧源17aから図1下側の圧電素
子17の電圧Vの印加を停止する。すると、図1下側の
圧電素子17及び図1下側の舌片18bは、原位置に復
帰する。このような、図1下側の圧電素子17の伸長動
作と原位置復帰動作とを繰り返すことにより、移動体1
0を所望量だけ変位することが可能となる。
【0011】なお、このときの、電圧源17aによる圧
電素子17,17への電圧印加方法は、図4に示すよう
に、伸長時に急増させ、逆に、縮小時に漸減させると、
より効率的に移動体10を変位させることができる。
【0012】さらに、上記実施例においては、スリット
20,20,21a,21bに傾斜角調整片22を挿入
することにより、振動子16,16の舌片18b,18
bの移動体10への当接角度を調節するようにしている
が、図5に示すように、ねじ22aにより角度調節を行
うようにしてもよい。
【0013】以上のように、この実施例の直動機構は、
構造が簡単になるとともに、小型化が容易となる。した
がって、この実施例の直動機構は、内視鏡,小型映像機
器,情報機器等に組み込んだ場合、格別の効果を奏す
る。
【0014】なお、上記実施例においては、支持体4を
時計回り方向に微小量回動したが、反時計回り方向に微
小回動させるようにしてもよい。この場合、図1上側の
圧電素子17は、移動体10を図1紙面左方向に変位さ
せるときに用い、図1下側の圧電素子17は、移動体1
0を図1紙面右方向に変位させるときに用いる。
【0015】さらにまた、図6に示すように、振動子1
6の舌片18bに駆動爪として鋸歯状部61を形成すれ
ば、スリット20,20,21a,21bにより支持体
4を傾ける必要はない。すなわち、この場合、鋸歯状部
61は、紙面斜め右下方向に傾斜している傾斜面62…
と、ほぼ垂直方向に屹立し傾斜面62…とともに鋭角を
形成する垂直面63…とからなっている。このようにす
ると、振動子16を加振することにより、舌片18bが
移動体10上を紙面右側方向(矢印64方向)に摺動さ
せるときの方が、紙面左側方向(矢印65方向)に摺動
させるときよりも摩擦力が大きくなり、移動体10を紙
面右方向に変位させるこができる。この場合は、前記実
施例のように、スリット20,20,21a,21bを
設ける必要がないことはもとより、支持体4の傾きを微
小調整する必要がなくなるので、作業能率が向上する。
【0016】さらにまた、上記鋸歯状部61の代りに、
図7に示すように、紙面斜め右下方向に傾斜している斜
毛66(ワイヤ材のような剛毛が好ましい。)を駆動爪
として用いても同様の作用効果を奏することができる。
【0017】さらに、図8および図9は、この発明の他
の実施例の直動機構を示している。この直動機構は、同
軸の貫通穴31aを有する環状の固定部31と、この固
定部31の上下端部に対称的に固定されたL字状の振動
子32a,32bと、これらの振動子32a,32bの
内側に配設された圧電素子33a,33bと、これら圧
電素子33a,33bと振動子32a,32bとの間に
介挿された球状の振動伝播子34a,34bと、振動子
32a,32bにより固定部31に対して同軸に挾持さ
れコーナ部分が面取りされた正四角形状の移動体35
と、この移動体35をその両側部において軸方向に円滑
に案内する丸棒状の一対の案内体36,36とからなっ
ている。しかして、振動子32a,32bは、板状をな
し、その幅は、移動体10の幅とほぼ同じとなってい
る。そして、上側の振動子32aの先端は、内側が欠切
されたナイフエッジ状の駆動爪40aに形成されてい
る。他方、下側の振動子32bは、先端は、外側が欠切
されたナイフエッジ状の駆動爪40bに形成されてい
る。さらに、振動子32a,32bの折曲部内側および
圧電素子33a,33bには、振動伝播子34a,34
bが嵌入する陥凹穴(図示せず。)が凹設されている。
また、案内体36,36の一端部は、固定部31の内面
両側部に固設されているとともに、他端部は、移動体1
0の両側部に形成された案内溝37,37に摺動自在に
嵌合し、移動体10を固定部31の軸方向に移動自在に
保持するように設けられている。
【0018】しかして、この実施例の直動機構において
は、移動体35を矢印41方向に微小変位させる場合に
は、圧電素子33aに電圧を印加し、発生した伸縮運動
を振動伝播子34aを介して、振動子32aの駆動爪4
0aに伝播させることにより行う。逆に、移動体35を
矢印42方向に微小変位させる場合には、圧電素子33
bに電圧を印加し、発生した伸縮運動を振動伝播子34
bを介して、振動子32bの駆動爪40bに伝播させる
ことにより行う。
【0019】さらにまた、図10および図11は、他の
実施例の直動機構は、相対向し同軸の貫通穴51a,貫
通穴51aを有する一対の円環状の固定部51,51
と、これら固定部51,51の内側上下端部に左右対称
的に突設された4個の圧電素子52a,52b,52
c,52dと、これら圧電素子52a,52b,52
c,52dにより介挿されたU字形をなす振動子53
a,53bと、振動子53a,53bと圧電素子52
a,52b,52c,52dとの間に介挿された振動伝
播子54…と、一対の振動子53a,53bにより固定
部51,51に対して同軸に挾持された移動体55と、
この移動体55をその両側部において案内溝55a,5
5aを介して軸方向に円滑に案内する丸棒状の一対の案
内体56,56とからなっている。しかして、振動子5
3a,53bは、板状をなし、その幅は、移動体55の
幅とほぼ同じとなっている。そして、振動子53a,5
3bのそれぞれの先端には、一対の相対向するナイフエ
ッジ状の駆動爪57a,57bが形成されている。これ
ら駆動爪57a,57bは、外側が欠切されている。ま
た、案内体56,56の両端部は、固定部51,51の
内面両側部に固設されている。
【0020】しかして、この実施例の直動機構において
は、移動体55を矢印58方向に微小変位させる場合に
は、圧電素子52a,52cに電圧を印加し、発生した
伸縮運動を振動伝播子54…を介して、振動子53aの
駆動爪57aおよび振動子53bの駆動爪57bに伝播
させることにより行う。逆に、移動体55を矢印59方
向に微小変位させる場合には、圧電素子52b,52d
に電圧を印加し、発生した伸縮運動を振動伝播子54…
を介して、振動子53aの駆動爪57bおよび振動子5
3bの駆動爪57aに伝播させることにより行う。
【0021】
【発明の効果】本発明の直動機構は、直線方向に変位駆
動される移動体と、この移動体を変位方向に摺動自在に
案内保持する案内体と、上記移動体に摺接する駆動爪を
有する可撓性の振動子と、この振動子に連接して上記移
動体の変位方向に加振する圧電素子とを具備するもので
あって、構造が簡単になるとともに、小型化が容易とな
る。したがって、この実施例の直動機構は、内視鏡,小
型映像機器,情報機器等に組み込んだ場合、格別の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の直動機構の正面図である。
【図2】本発明の一実施例の直動機構の右側面図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の直動機構の作用説明図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の直動機構の電圧印加方法を
示すグラフである。
【図5】本発明の一実施例の直動機構の変形例を示す図
である。
【図6】本発明の一実施例の直動機構の変形例を示す図
である。
【図7】本発明の研磨装置の変形例の説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の直動機構の正面図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例の直動機構の右側面図であ
る。
【図10】本発明の他の実施例の直動機構の正面図であ
る。
【図11】本発明の他の実施例の直動機構の右側面図で
ある。
【図12】従来技術の説明図である。
【図13】従来技術の説明図である。
【図14】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
2:移動体,11:案内体,16:振動子,17:圧電
素子。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 23/24 A G03B 3/10 13/34

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線方向に変位駆動される移動体と、この
    移動体を変位方向に摺動自在に案内保持する案内体と、
    上記移動体に摺接する可撓性の駆動爪を有する振動子
    と、この振動子に連接して上記移動体の変位方向に加振
    する圧電素子とを具備することを特徴とする直動機構。
  2. 【請求項2】案内体と圧電素子は支持体により支持され
    ていることを特徴とする請求項1記載の直動機構。
  3. 【請求項3】振動子は、駆動爪は移動体の往動方向と復
    動方向のそれぞれに対して少なくとも1個ずつ設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の直動機構。
  4. 【請求項4】圧電素子への電圧印加は、伸長時に急増さ
    せ、かつ、縮小時に漸減させることを特徴とする請求項
    1記載の直動機構。
  5. 【請求項5】駆動爪は、鋭角をなす一対の面からなり、
    これら一対の面の傾斜角は、上記駆動爪が往動方向に振
    動したときの摩擦力が、上記駆動爪が復動方向に振動し
    たときの摩擦力よりも大きくなる角度に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の直動機構。
  6. 【請求項6】振動子は、先端が平面をなす板状部を有
    し、上記板状部先端のコーナ部が駆動爪となることを特
    徴とする請求項1記載の直動機構。
  7. 【請求項7】振動子は傾斜して設けられ、駆動爪となる
    板状部先端のコーナ部を移動体に摺接させることを特徴
    とする請求項5記載の直動機構。
  8. 【請求項8】支持体にはスリットが設けられ、上記スリ
    ットにくさび体を挿入することにより圧電素子及び上記
    圧電素子に連接されている振動子を傾斜させることを特
    徴とする請求項6記載の直動機構。
  9. 【請求項9】支持体にはスリットが設けられ、スリット
    間隔をねじにより拡縮することにより圧電素子及び上記
    圧電素子に連接されている振動子を傾斜させることを特
    徴とする請求項6記載の直動機構。
  10. 【請求項10】駆動爪は鋸歯状部をなし、かつ、上記駆
    動爪は、上記振動子が往動方向に振動したときの摩擦力
    が、上記振動子が復動方向に振動したときの摩擦力より
    も大きくなる鋸歯形状に設けられていることを特徴とす
    る請求項1記載の直動機構。
  11. 【請求項11】駆動爪は斜毛部をなし、かつ、上記駆動
    爪の斜毛傾斜方向は、上記振動子が往動方向に振動した
    ときの摩擦力が、上記振動子が復動方向に振動したとき
    の摩擦力よりも大きくなる方向に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の直動機構。
JP5313904A 1993-12-15 1993-12-15 直動機構 Pending JPH07170770A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006141133A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Konica Minolta Opto Inc 駆動装置
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