JPH0716949U

JPH0716949U - 英語教材用カード

Info

Publication number: JPH0716949U
Application number: JP4497493U
Authority: JP
Inventors: シミズポール; クースタッフレズリー
Original assignee: 有限会社インターカム
Priority date: 1993-08-18
Filing date: 1993-08-18
Publication date: 1995-03-20

Abstract

(57)【要約】（修正有）【構成】必要な英語の語彙２，３，４を一語ずつ一枚
のカードに表示し、しかも、各カード１は、表示した語
彙の品詞に応じて異なる色彩とする。例えば名詞は赤
色、動詞は青色、形容詞は黄色等を使用する。語彙を表
示するかわりに、語彙の意味を有する絵画を表示しても
よい。このように絵画を表示したカードは、絵画の意味
する語彙の品詞に応じて異なる色彩とする。また、カー
ドの表裏に、英文字と絵画とを表示したものを使用する
ことができるが、この場合もカードの色彩を、品詞に応
じて色分けしておく。【効果】正しい文章を構成するカードの並べ方は、ま
ず正しい文法に合致した色彩の順序を決め、次いで色彩
のカードから語彙を選択して文章成立のカードが並べら
れることになり、語彙をカードで覚えながら、品詞ごと
の色彩により文法も自然に学ぶことができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、英語教材用カードに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、英語教材としてカードに英語の語彙を表示したり、或は語彙の表わす意味を絵画にて表示したりして、カードを利用して英語教習を行う方法は一般に行われている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、これらのカード利用による教習方法においては、英語学習で最も重要な文法の教授が確実に行えない欠点があった。

【０００４】すなわち、正確な文法通りにカードを整列して一個のセンテンス（文章）を作成するように教授する場合に、語彙を表わすカードと、文法としてのカードの整列作業との間には、何ら関連性がなく、生徒は、文法を、別途、カードと無関係に学習する必要があり、教授の効率化、英語学習の一体性の面で、「カード」使用による英語教授の限界があった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案は、英語の語彙を一語毎にカードに表示し、語彙の品詞に応じてカードの色彩を異にしたことを特徴とする英語教材用カードを提供せんとするものである。

【０００６】また、本考案は、英語の語彙を一語毎に絵画にてカードに表示し、絵画で暗示する語彙の品詞に応じてカードの色彩を異にした英語教材用カードを提供せんとするものである。

【０００７】

【効果】

この考案では、カードの色彩を語彙の品詞に応じて異にしているので、例えば、名詞は赤色、動詞は青色、形容詞は、黄色、前置詞は白色、等に構成しておけば、これらの色彩付のカードに表示された英語の語彙を用いて文章を作成した場合には、文章の語彙の順序、すなわちカードの順序（文法）は、色彩で覚えられる。

【０００８】この色彩の順序を視覚的に覚えることにより、色彩の順序に合わせて語彙を並べると、カードで正しい文章が成立することになる。

【０００９】従って、正しい文章を構成するカードの並べ方は、まず正しい文法に合致した色彩の順序を決め、次いで色彩のカードから語彙を選択して文章成立のカードが並べられることになり、語彙をカードで覚えながら、品詞毎の色彩により文法も自然に学ぶことができる効果を有する。

【００１０】

【実施例】

この考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、１は英語の語彙を英文字表示したカードを示し、例えば、２は、名詞としての品詞を有する「Ｂｏｏｋ」を表わす語彙を示し、３は、同じく名詞としての品詞を有する「Ｉ」を表わす語彙を示し、４は、動詞としての品詞を有する「ｈａｖｅ」を表わす語彙を示す。

【００１１】このように、カード１には、必要な英語の語彙が一語づつ一枚のカードに表示されており、しかも、各カード１は、表示された語彙の品詞に応じて色彩を異にしている。

【００１２】例えば、名詞は赤色、動詞は青色、形容詞は黄色等を使用する。

【００１３】また、他の実施例ではカードに語彙を表示するかわりに、語彙の意味を有する絵画５を表示したものであり、このように絵画５を表示したカード１′には、絵画の意味する語彙の品詞に応じて異なる色彩を付している。

【００１４】また、他の実施例では、カードの表裏に、英文字と絵画とを表示したものを使用することができるが、この場合もカードの色彩を、品詞に応じて色分けしておくものである。

【００１５】この考案の実施例は、上記のように構成されているものであり、カード１，１ ′を使用して英語の学習を行う場合に、例えばカード１，１′で表示された語彙、或は絵画を組合せて、文章を作成する場合には、語彙の品詞を表わすカードの色彩を目印にして正しい文法となるような順序に色彩のカードを並べていく。

【００１６】従って、色彩によりカードの語彙或は絵画の有する品詞を判別できるため、カードの色彩の順序を覚えることにより正しい文法を語彙と共に学ぶことができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案カードの説明図。

【図２】他の実施例のカードの説明図。

【図３】本案カードを並列して作成した文章の説明図。

【符号の説明】

１カード１′ カード

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】英語の語彙を一語毎にカードに表示し、
語彙の品詞に応じてカードの色彩を異にしたことを特徴
とする英語教材用カード。
【請求項２】英語の語彙を一語毎に絵画にてカードに
表示し、絵画で暗示する語彙の品詞に応じてカードの色
彩を異にしたことを特徴とする英語教材用カード。