JPH07167614A - アライメント方法及び装置 - Google Patents

アライメント方法及び装置

Info

Publication number
JPH07167614A
JPH07167614A JP31470293A JP31470293A JPH07167614A JP H07167614 A JPH07167614 A JP H07167614A JP 31470293 A JP31470293 A JP 31470293A JP 31470293 A JP31470293 A JP 31470293A JP H07167614 A JPH07167614 A JP H07167614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffracted light
light
intensity
alignment
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP31470293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3351071B2 (ja
Inventor
Kenichiro Fukuda
健一郎 福田
Yasuhiro Yoshitake
康裕 吉武
Yoshitada Oshida
良忠 押田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP31470293A priority Critical patent/JP3351071B2/ja
Publication of JPH07167614A publication Critical patent/JPH07167614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3351071B2 publication Critical patent/JP3351071B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7092Signal processing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7073Alignment marks and their environment
    • G03F9/7076Mark details, e.g. phase grating mark, temporary mark

Abstract

(57)【要約】 【目的】ウェハ等の回折光アライメント検出方式におい
て、レジスト塗布膜厚、ウェハ下地層の複素屈折率、ア
ライメントマークの段差等プロセス条件の変動による検
出誤差の補正を図ること。 【構成】レジスト膜厚測定器22、複素屈折率測定器2
3及びマーク段差測定器24より予め得られたシミュレ
ーションデータとアライメントマーク2bより発生する
±1次回折光の正規化相対強度差を用いて、レジスト塗
布むらによるアライメントマーク2bの検出誤差を補正
する。 【効果】プロセス変動の影響による検出位置の誤差の補
正を図り、露光装置の高精度化あるいは歩留まりの向上
を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物のアライメン
ト、特に回折格子を配列したアライメントマークを持つ
ウェハ等のアライメント方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子の製造には、ウェハを
順次ステップ移動させながら縮小投影露光を行うステッ
パが用いられている。半導体素子は、ウェハ上の回路パ
ターンとレティクル上の回路パターンとを順次重ね合わ
せて露光を繰り返すことによって製造される。
【0003】近年、この回路パターンは半導体素子の処
理能力の向上に伴ってますます微細化、高密度化されて
いるので、ウェハとレティクルは、より高精度にアライ
メントされる必要があり、このためには、まず、ウェハ
上の回路パターンの位置を高精度に測定する必要があ
る。しかし、ウェハにはレジストが塗布されており、こ
のレジストの塗布むらにより、例えば特開昭61−12
8106号公報のように回折光アライメント検出方式を
採用する場合には、アライメントマークの中心位置とア
ライメントマークの像の中心位置がレジストの塗布むら
によってシフトする場合があった。以下図7以下を用い
て説明する。
【0004】回折光検出では、コヒーレンシーの高いレ
ーザ5を光源として使用する。He−Neレーザや半導
体レーザ等、露光装置の用途や計測の対象物によって最
適な波長のレーザが選択される。レーザ5より出射した
光は、6、7の凸レンズa,bとピンホール8から成る
ビームエキスパンダにより所望のビーム径に成形した
後、ビームスプリッタ10、リレーレンズ11、先端ミ
ラー12を介して、レティクル1のパターンをウェハ2
の上に結像する縮小レンズ4の入射瞳13の中心に入射
し、ウェハ2の上に設けられた回折格子2bにほぼ垂直
の方向から照射される。
【0005】アライメントマーク2bは、図8に示すよ
うに、サイズaのマーク要素2cが複数個、等ピッチ
(ピッチb)かつ、一直線上に配置されており、これに
レーザ照明光を照射すると、(数1)式に示す関係の方
向θnに回折光D±1,D±2が発生する。
【0006】
【数1】
【0007】回折光は、縮小レンズ4、先端ミラー1
2、リレーレンズ11、ビームスプリッタ10、対物レ
ンズ14を介して、空間フィルタ15に達し、ここで、
所望の次数の回折光(通常は±1次回折光)を選択的に
通過させた後、円筒レンズ16によりY方向に圧縮し、
リニアイメージセンサ17上に結像し、図9のような回
折光強度分布36を得る。そして、ウェハ2がX方向に
移動すれば、リニアイメージセンサ17上のアライメン
トマーク2bの像位置も変化し、精密な位置決め量の測
定が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】実際の露光装置におけ
るアライメントでは、図10に示すように、レジストが
ないときの回折光強度分布37はレジストがあるときの
回折光強度分布36とεだけ検出位置がシフトする。
【0009】これは図11に示すように、ウェハ2上の
凹凸段差によって形成されるアライメントマーク2bの
上にレジスト2aが塗布されているために、プロセス条
件、即ち、アライメントマーク2bの段差t1、あるい
はレジスト2aの塗布膜厚t2によっては、塗布むらが
発生し、レジスト2aによる多重反射によって、リニア
イメージセンサ17で検出される検出波形が非対称とな
り、アライメントマーク2bの像の中心位置の検出に誤
差が生じるという問題があるためである。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の持つ課題
を解決し、アライメントマーク2bの像の中心位置の検
出誤差εを正確に測定できるアライメント方法及びその
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のアライメント方法及びその装置は、予めレ
ジストを塗布したアライメントマーク付きのウェハに照
射光を照射したときの±1次回折光の相対強度差Sとレ
ジスト膜厚d、ウェハ下地層の複素屈折率n、アライメ
ントマークの段差kとの関係を求めておき、レジスト膜
厚d、ウェハ下地層の複素屈折率n、マーク段差kの各
組合せ毎に、±1次回折光の相対強度差Sと検出誤差ε
との関係をシミュレーション又は実験により求める。以
下シミュレーションで求めた相関曲線をシミュレーショ
ン曲線、実験で求めた相関曲線を実験曲線と呼ぶ。
【0012】次に、量産ウェハの各製造工程毎に±1次
回折光の相対強度差Sを測定する。前記相対強度差Sを
各製造工程毎のシミュレーション曲線又は実験曲線と照
合して各製造工程毎の検出誤差εを求める。この検出誤
差εを回折光アライメント検出方式の制御処理回路にフ
ィードフォワードし、検出位置の補正ができるようにし
ている。
【0013】
【作用】本発明の作用を図12により説明する。図12
は本発明の原理を示すブロック図である。
【0014】前記アライメント方法及びその装置におい
て、図12(a)に示すように、予め多種類のウェハの
アライメントマークの検出方向のレジスト膜厚データd
(x),検出方向の複素屈折率データn(x),検出方
向のマーク段差データk(x)及び±1次回折光の正規
化相対強度差データS(x)を測定しておき、シミュレ
ーション計算又は実験によるデータ収集により、レジス
ト膜厚データd(x),複素屈折率データn(x),マ
ーク段差データk(x),±1次回折光の正規化相対強
度差データS(x)を変数とする、検出誤差εを求める
シミュレーション曲線又は実験曲線ε(x)(関数F)
を求めておく。
【0015】次に図12(b)において、第1の状態と
して照射光の右側に発生する+1次回折光強度を検出す
る場合を考察する。このときの照射光の強度をSa、+
1次回折光の強度をVaとすると、一定の照射光強度に
正規化した+1次回折光強度Iaは次の(数2)式のよ
うになる。
【0016】
【数2】
【0017】今度は第2の状態として、照射光の左側に
発生する−1次回折光強度を検出する場合を考察する。
このときの照射光の強度をSb、−1次回折光の強度を
Vbとすると、一定の照射光強度に正規化した−1次回
折光の強度Ibは次の(数3)式のようになる。
【0018】
【数3】
【0019】従って、ウェハに垂直に照射光を照射した
ときの±1次回折光の正規化された相対強度差Sは(数
4)式のようになる。
【0020】
【数4】
【0021】そこで、図12(a)で予め求めた検出誤
差を求めるシミュレーション曲線又は実験曲線ε(x)
の関数Fに図12(b)で測定した±1次回折光正規化
相対強度差Sとそのときのレジスト膜厚d、複素屈折率
n、マーク段差kを代入すれば、検出誤差εが求められ
る。
【0022】従って、前記処理により得られた検出誤差
εを回折光アライメント検出方式の制御処理回路にフィ
ードフォワードすれば、検出位置の補正ができる。
【0023】即ち、図1のアライメント光学系におい
て、予めレジスト膜厚d、ウェハ下地層の複素屈折率
n、マーク段差kの組合せ毎に、±1次回折光正規化相
対強度差Sと検出誤差εの関係を示すシミュレーション
曲線又は実験曲線で求めておくことにより、量産ウェハ
の各製造工程毎に±1次回折光正規化相対強度差Sを測
定すれば、検出誤差εを測定できるというものである。
前記検出誤差εを回折光アライメント検出方式の制御処
理回路にフィードフォワードすると、検出位置の補正が
できる。
【0024】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0025】図1において、1はレティクル、2はウェ
ハ、2aはレジスト、2bはアライメントマーク、3は
ステージ、4は縮小レンズ、5はレーザ、6は凸レンズ
a、7は凸レンズb、8はピンホール、9はミラー、1
0a,10b,10c,10dはビームスプリッタ、1
1はリレーレンズ、12は先端ミラー、13は入射瞳、
14は対物レンズ、15は空間フィルタ、16は円筒レ
ンズ、17はリニアイメージセンサ、18はシャッタ
ー、19a、19bは光強度検出器、20は制御処理回
路、21はステージ駆動回路、22はレジスト膜厚測定
器、23は複素屈折率測定器、24はマーク段差測定器
である。
【0026】この構成で垂直方向の偏光(S偏光)を持
つレーザ5から出射した光は、6,7の凸レンズa,b
とピンホール8から成るビームエキスパンダにより所望
のビーム径に成形した後、ビームスプリッタ10a,1
0b、リレーレンズ11、先端ミラー12、シャッター
18を介して、レティクル1のパターンをウェハ2の上
に結像する縮小レンズ4の入射瞳13の中心に入射し、
ウェハ2の上に設けられたアライメントマーク2bにほ
ぼ垂直の方向から照射される。
【0027】アライメントマーク2bは、複数個、等ピ
ッチで一直線上に配置されており、これにレーザ照明光
を照射すると、数1に示す関係の方向θnに回折光D±
1,D±2が発生する。
【0028】回折光は、縮小レンズ4、シャッター1
8、ビームスプリッタ10c,10d、先端ミラー1
2、リレーレンズ11、ビームスプリッタ10b、対物
レンズ14を介して、空間フィルタ15に達し、ここ
で、所望の次数の回折光(通常は±1次回折光)を選択
的に通過させた後、円筒レンズ16によりY方向に圧縮
し、リニアイメージセンサ17上に結像する。そして、
ウェハ2がX方向に移動すれば、リニアイメージセンサ
17上のアライメントマーク2bの像の中心位置も変化
し、精密な位置決め量の測定が可能となる。
【0029】しかし、レジスト塗布むらが存在するとき
は、レジスト2aによる多重干渉によってリニアイメー
ジセンサ17で検出されるアライメントマーク2bの像
の検出波形が非対称となり、検出誤差εが生ずる。そこ
で検出位置での±1次回折光の正規化された相対強度差
Sとレジスト膜厚d、複素屈折率n、アライメントマー
ク2bの段差kがわかれば、制御処理回路20において
予めレジスト膜厚測定器22、複素屈折率測定器23、
マーク段差測定器24より得られた各プロセス条件毎の
相対強度差Sと検出誤差εとの関係を示すシミュレーシ
ョン曲線又は実験曲線に検出位置での相対強度差S0
代入することにより、検出誤差ε0が求められる。
【0030】検出位置での±1次回折光の相対強度差S
0は以下の方法により求める。ウェハ2より発生する±
1次回折光のうち、どちらか片方はシャッター18で遮
光し、もう一方の遮光していない+1次回折光又は−1
次回折光は、その一部がビームスプリッタ10c又は1
0dで反射し、光強度検出器19aに入射する。従っ
て、瞬間的にシャッター18を作動させて、+1次回折
光又は−1次回折光のみを光強度検出器19aに入射さ
せれば、ほぼ同時に±1次回折光強度を検出できる。
【0031】又、同時にビームスプリッタ10aでは、
レーザ照射光の一部が反射して、光強度検出器19bに
入射する。このため、光強度検出器19aで検出される
+1次回折光強度又は−1次回折光強度を光強度検出器
19bで検出されるレーザ照射光強度で除算してやれ
ば、レーザ照射光強度の変動を除去(正規化)でき、高
精度な±1次回折光強度が検出できる。このようにして
求めた正規化した+1次回折光強度をIa0、正規化し
た−1次回折光強度をIb0とすると、±1次回折光の
正規化相対強度差S0は(Ia0−Ib0)/(Ia0+I
0)により求められる。
【0032】本実施例によれば、レーザ出力強度の変動
を常時モニタして正規化した±1次回折光の強度の検出
とアライメントマーク2bの像位置の検出を同時に行え
るため、レジスト塗布むらがある場合でも常に正確にア
ライメントマーク2bの位置検出ができるという効果が
ある。
【0033】またビームスプリッタ10c,10dの透
過率がそれぞれT1,T2と異なる場合は+1次回折光,
−1次回折光の正規化された相対強度差Ia0,Ib0
それぞれT1・(1−T1),T2・(1−T2)・T1
割って補正を行えば、正確な±1次回折光の強度を求め
ることができる。
【0034】+1次回折光または−1次回折光の遮光に
用いるシャッター18の切り替えには数秒以内で済むこ
とから、数秒以内のレーザ出力強度変動量が無視できる
ほど小さければ、実効的に検出器の感度は同一とみなす
ことができる。レーザの出力強度変動に高周波成分があ
る場合は時間平均をとる方法や高安定化電源を使用する
方法もある。
【0035】なお、レジスト塗布むら量δを0.02μ
mとしたときの±1次回折光の正規化された相対強度差
Sは0.02となるため、1/10の精度が必要とした
場合、0.2%の光強度の測定精度が必要である。
【0036】本実施例では、光強度の検出に±1次回折
光を用いているが、1次回折光の強度が齢場合は高次の
回折光を用いてもよい。本実施例のシミュレーション方
式では、検出誤差ε0を求めるのに±1次回折光の正規
化された相対強度差(Ia0−Ib0)/(Ia0+I
0)を用いているが、単純にIa0−Ib0やIa0/I
0を用いてもよい。
【0037】本実施例では、光源にコヒーレンシーの高
いレーザ光を用いているが、入射瞳13で集光させる手
段を設けることにより、e線(波長480nm),d線
(波長577nm)や広帯域波長照明を用いてもよい。
【0038】図2はアライメントマーク上のレジストの
塗布むらを示す図である。
【0039】いま、アライメントマーク2bの形状を表
わす関数をf(x)(アライメントマーク中心座標
c)、アライメントマーク2b上に塗布されたレジス
ト2aの形状を示す関数をg(x)、検出位置での塗布
むら量をδ0とする。このレジスト塗布むら量δ0はレジ
ストの非対称性を表わすパラメータであり、f(x)−
f(x)により検出方向のレジスト膜厚dの変化が求め
られれば、容易に求められる。
【0040】次に図3、図4により図1の検出誤差ε0
を間接的に測定する方法について説明する。
【0041】図3は、あるプロセス条件におけるレジス
ト塗布むら量δと±1次回折光の強度Ia,Ibの関係
を示す計算例図である。レジスト塗布むら量δが大きく
なると、+1次回折光Iaと−1次回折光Ibの強度差
Ia−Ibは大きくなる。従って、前記強度差Ia−I
bとレジスト塗布むら量δの間には、レジスト塗布むら
量δ=0μm〜0.09μmの範囲では相関がある。
【0042】図4は±1次回折光の相対強度差Sと検出
誤差εの関係を示す図である。
【0043】図4(a)は図3の+1次回折光Iaと−
1次回折光Ibの相対強度差S=(Ia−Ib)/(I
a+Ib)とレジスト塗布むら量δとの関係を示す。図
3に示すシミュレーション結果により、レジスト塗布む
ら量δ=0μm〜0.09μm、±1次回折光の相対強
度差S=0〜0.02の範囲内で比例関係にあることが
わかる。
【0044】図4(b)は検出誤差εとレジスト塗布む
ら量δとの関係を示したシミュレーション曲線である。
【0045】図4(c)は図4(a)と図4(b)のシ
ミュレーションを元に生成した検出誤差εと±1次回折
光の相対強度差Sとの関係を示す図である。レジスト膜
厚d,複素屈折率n,マーク段差kの値の組合せによ
り、図中で示す条件b,条件cの曲線となる。
【0046】図5は本発明によるアライメント方法及び
その装置の第2の実施例を示す図である。
【0047】図において、1はレティクル、2はウェ
ハ、2aはレジスト、2bはアライメントマーク、3は
ステージ、4は縮小レンズ、5はレーザ、6は凸レンズ
a、7は凸レンズb、8はピンホール、9はミラー、1
0a,10b,10c,10dはビームスプリッタ、1
1はリレーレンズ、12は先端ミラー、13は入射瞳、
14は対物レンズ、15は空間フィルタ、16は円筒レ
ンズ、17はリニアイメージセンサ、18はシャッタ
ー、18a,18b,18cは遮光部、19は光強度検
出器、20は制御処理回路、21はステージ駆動回路、
22はレジスト膜厚測定器、23は複素屈折率測定器、
24はマーク段差測定器である。
【0048】この構成で垂直方向の偏光(S偏光)を持
つレーザ5から出射した光は、6,7の凸レンズa,b
とピンホール8から成るビームエキスパンダにより所望
のビーム径に成形した後、ビームスプリッタ10a、リ
レーレンズ11、先端ミラー12、ビームスプリッタ1
0b、シャッター18を介して、レティクル1のパター
ンをウェハ2の上に結像する縮小レンズ4の入射瞳13
の中心に入射し、ウェハ2の上に設けられたアライメン
トマーク2bにほぼ垂直の方向から照射される。
【0049】アライメントマーク2bは、複数個、等ピ
ッチで一直線上に配置されており、これにレーザ照明光
を照射すると、数1に示す関係の方向θnに回折光D±
1,D±2が発生する。
【0050】回折光は、縮小レンズ4、シャッター1
8、ビームスプリッタ10c,10d、先端ミラー1
2、リレーレンズ11、ビームスプリッタ10a、対物
レンズ14を介して、空間フィルタ15に達し、ここ
で、所望の次数の回折光(通常は±1次回折光)を選択
的に通過させた後、円筒レンズ16によりY方向に圧縮
し、リニアイメージセンサ17上に結像する。そして、
ウェハ2がX方向に移動すれば、リニアイメージセンサ
17上のアライメントマーク2bの像位置も変化し、精
密な位置決め量の測定が可能となる。
【0051】しかし、レジスト塗布むらが存在するとき
は、アライメントマーク2bの像の検出波形が非対称と
なり、検出誤差εが生じる。そこで、図1と同じ方法で
検出位置での±1次回折光の正規化された相対強度差S
0と各プロセス条件毎のシミュレーション曲線又は実験
曲線を制御処理回路20で照合することにより、検出誤
差ε0がわかる。
【0052】検出位置での±1次回折光強度は以下の方
法により求める。第1の状態として照射光の右側に発生
する+1次回折光を検出する場合を考える。この場合は
−1次回折光と照射光は必要ないため、シャッター18
の遮光部18aと18cで−1次回折光と照射光を同時
に遮光し、+1次回折光の一部をビームスプリッタ10
cで反射させて光強度検出器19で検出する。
【0053】第2の状態として照射光の左側に発生する
−1次回折光を検出する場合を考える。この場合は+1
次回折光は必要ないため、シャッター18の遮光部18
bで+1次回折光を遮光し、−1次回折光の一部をビー
ムスプリッタ10dで反射させて光強度検出器19で検
出する。照射光も遮光する必要があるが、遮光すると回
折光自体が発生しなくなるため、後で照射光強度分を差
し引く方法をとる。
【0054】照射光強度を検出するときは、ウェハ2よ
り発生する±1次回折光の両方をシャッター18の遮光
部18aと18bで同時に遮光し、照射光の一部をビー
ムスプリッタ10bで反射させて光強度検出器19で検
出する。
【0055】従って、瞬間的にシャッター18を作動さ
せて、+1次回折光、照射光及び−1次回折光+照射光
を光強度検出器19に入射させれば、ほぼ同時に±1次
回折光強度及び照射光強度を検出できる。
【0056】このため、光強度検出器19で検出される
+1次回折光強度又は−1次回折光強度を同一の光強度
検出器19で検出される照射光強度で除算してやれば、
照射光強度の変動を除去(正規化)でき、高精度な回折
光強度が検出できる。このようにして求めた正規化した
+1次回折光強度をIa0、正規化した−1次回折光強
度をIb0とすると、±1次回折光の正規化相対強度差
Sは(Ia0−Ib0)/(Ia0+Ib0)により求めら
れる。
【0057】本実施例によれば、回折光強度と照射光強
度の検出を同一の検出器で行えるため、検出器の器差の
影響を除去できるという効果がある。
【0058】またビームスプリッタ10b,10c,1
0dの透過率がそれぞれT1,T2,T3と異なる場合
は、光強度検出器19で検出される照射光、+1時回折
光、−1次回折光の強度をそれぞれ(1−T2)・T4
2・(1−T3),T2 2・T3・(1−T4)で割って補
正を行えば、正確な±1次回折光の強度を求めることが
できる。
【0059】+1次回折光または−1次回折光または照
射光遮光に用いるシャッター18の遮光部18a,18
b,18cの切り替えには数秒以内で済むことから、数
秒以内のレーザ出力強度変動量が無視できるほど小さけ
れば、実効的に同一検出器で同時に前記3つの強度を測
定したことになるため、正確な±1次回折光及び照射光
の強度を求めることができる。
【0060】図6は本発明によるアライメント方法及び
その装置の第3の実施例を示す図である。
【0061】図において、1はレティクル、2はウェ
ハ、2aはレジスト、2bはアライメントマーク、3は
ステージ、4は縮小レンズ、5はレーザ、9はミラー、
10a,10b,10c,10d,10eはビームスプ
リッタ、11はリレーレンズ、13は入射瞳、14は対
物レンズ、15は空間フィルタ、16は円筒レンズ、1
7はリニアイメージセンサ、18a,18bはシャッタ
ー、19a,19bは光強度検出器、20は制御処理回
路、21はステージ駆動回路、22はレジスト膜厚測定
器、23は複素屈折率測定器、24はマーク段差測定
器、35はコリメータレンズ、111,112,12
1,122は光路である。
【0062】この構成で垂直方向の偏光(S偏光)を持
つレーザ5から出射した光は、ビームスプリッタ10a
で透過光と反射光に分かれ、反射光は光強度検出器19
aに入射する。ビームスプリッタ10aを透過した光は
ビームスプリッタ10bに入射する。ビームスプリッタ
10bに入射した光はさらに透過光と反射光に分かれ
る。
【0063】いま第1の状態としてビームスプリッタ1
0bを透過する光について記述する。ビームスプリッタ
10bを透過する光はミラー9、シャッター18a,1
8b、ビームスプリッタ10cを通り、コリメータレン
ズ35に入射する。コリメータレンズ35に入射した光
は光路111を通り、縮小レンズ4を介して光路121
を通り、1次回折角の半分のθ/2でウェハ2に入射す
る。
【0064】このときアライメントマーク2bによって
発生する1次回折光は、照射光と同じ光路121を戻
り、ビームスプリッタ10cに入射する。尚、同時に発
生する正反射光(0次回折光)は、光路122,112
を戻るが、シャッター18bによって遮光されるため、
ビームスプリッタ10dには入射しない。ビームスプリ
ッタ10cを反射した光は、ビームスプリッタ10eに
入射する。ビームスプリッタ10eを反射した光は光強
度検出器19bに入射する。
【0065】ビームスプリッタ10eを透過した光はリ
レーレンズ11、対物レンズ14を介して空間フィルタ
15に達し、ここで1次回折光のみを選択的に透過させ
た後、円筒レンズ16によりY方向に圧縮し、リニアイ
メージセンサ17上に結像し、図9のような検出波形3
6を得る。そして、ウェハ2がX方向に移動すれば、リ
ニアイメージセンサ17上のアライメントマーク2bの
像位置が変化し、アライメントマーク2bの中心位置の
測定が可能となる。
【0066】次に第2の状態としてビームスプリッタ1
0bを反射する光について記述する。ビームスプリッタ
10bを反射する光は、シャッター18a,18b、ビ
ームスプリッタ10dを通り、コリメータレンズ35に
入射する。コリメータレンズ35を通過した光は光路1
12を通り、縮小レンズ4を介して光路122を通り、
1次回折角の半分のθ/2でウェハ2に入射する。
【0067】このときアライメントマーク2bによって
発生する1次回折光は、照射光と同じ光路122を戻
り、ビームスプリッタ10dに入射する。尚、同時に発
生する正反射光(0次回折光)は光路121,111を
戻るが、シャッター18bによって遮光されるため、ビ
ームスプリッタ10cに入射しない。ビームスプリッタ
10dを反射した光は、ビームスプリッタ10eに入射
する。
【0068】この後は、第1の状態と同様の光路を進
み、光強度検出器19bで1次回折光の強度を、リニア
イメージセンサ17でアライメントマーク2bの像位置
をそれぞれ検出する。
【0069】従って、制御処理回路20によって、シャ
ッター18a,18bを瞬間的に作動させれば、光強度
検出器19a,19bで検出される第1,第2の状態の
照射光・1次回折光強度から検出位置での正規化された
1次回折光の相対強度差S0が求められ、同時にアライ
メントマーク2bの像位置の検出もできる。この後の処
理は図1と同様に行われ、予めレジスト膜厚測定器2
2、複素屈折率測定器23、マーク段差測定器24より
得られた各プロセス条件毎のシミュレーション曲線又は
実験曲線と検出位置での前記相対強度差S0を制御処理
回路20で照合することにより、検出誤差ε0がわか
る。
【0070】本実施例では、ウェハ2への入射角が1次
回折角の半分であるため、空気の密度変化による光路シ
フトの影響を受けにくいという効果がある。
【0071】本発明は図1において縮小レンズ4を介さ
ずにコリメータレンズ35から直接アライメントマーク
2bに照射光を入射させることにより、プロキシミティ
露光装置に適用することもできる。
【0072】
【発明の効果】以上、本発明によれば、レジスト塗布膜
厚、ウェハ下地層の複素屈折率、アライメントマークの
マーク段差といったプロセス条件の変化に対しても、量
産ウェハの各製造工程毎に±1次回折光の相対強度差を
各プロセス条件毎の前記相対強度差と検出誤差との関係
を示すシミュレーション曲線又は実験曲線に代入するだ
けで、検出誤差の測定ができるために、従来、回折光ア
ライメント検出方式の問題点の1つであったレジストの
塗布むらによるアライメントマークの中心位置の検出誤
差を補正することができ、線幅0.5μm以下のLSI
の重ねあわせ精度が向上するという効果がある。
【0073】また重ねあわせ精度の向上に伴って、歩留
まり高くLSIの生産ができるため、高実装密度のLS
Iの生産が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアライメント方法及びその装置の
第1の実施例を示す概略構成図である。
【図2】アライメントマーク上のレジストの塗布むらを
示す図である。
【図3】レジスト塗布むら量と±1次回折光の強度との
関係を示す計算例を示す図である。
【図4】プロセス条件を変えたときの±1次回折光の相
対強度差と検出誤差の関係を示す計算例を示す図であ
る。
【図5】本発明によるアライメント方法及びその装置の
第2の実施例を示す概略構成図である。
【図6】本発明によるアライメント方法及びその装置の
第3の実施例を示す概略構成図である。
【図7】従来のアライメント装置の一例を示す概略構成
図である。
【図8】回折光検出の原理を示す図である。
【図9】回折光検出波形の検出例を示す図である。
【図10】レジストによる回折光検出波形のシフトを示
す図である。
【図11】実際のアライメントマークの断面形状を示す
図である。
【図12】本発明の原理を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…レティクル、 2…ウェハ、 2a…レジスト、 2b…回折格子、 3…ステージ、 4…縮小レンズ、 5…レーザ、 6…凸レンズa、 7…凸レンズb、 8…ピンホール、 9…ミラー、 10a,10b,10c,10d…ビームスプリッタ、 11…リレーレンズ、 12…先端ミラー、 13…入射瞳、 14…対物レンズ、 15…空間フィルタ、 16…円筒レンズ、 17…リニアイメージセンサ、 18…シャッター、 19a,19b…光強度検出器、 20…制御処理回路、 21…ステージ駆動回路、 22…レジスト膜厚測定器、 23…複素屈折率測定器、 24…マーク段差測定器。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置検出すべき物体の上に形成されたレジ
    ストの塗布された回折光検出用アライメントマークに、
    所定の角度で、照射光を照射したときに発生する正反射
    光を除いた回折光を用いて回折光検出用アライメントマ
    ークの像の中心位置を検出するアライメント方法におい
    て、前記回折光検出用アライメントマークから発生する
    左右方向の回折光の強度と前記照射光の強度の比から求
    められる正規化された左右の回折光強度の相対強度差
    と、予め得られた回折光検出用アライメントマークの段
    差データとレジスト膜厚データと複素屈折率データより
    生成されるシミュレーション曲線又は実験曲線からレジ
    ストの塗布むらによるアライメントマークの像の中心位
    置の検出誤差を算出し、前記検出誤差を回折光アライメ
    ント検出方式の制御処理回路にフィードフォワードし、
    検出位置の補正をすることを特徴とするアライメント方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアライメント方法におい
    て、回折光検出用アライメントマークに、垂直に照射光
    を照射し、このとき照射光の光路の左右方向に発生する
    回折光の強度と前記照射光の強度をそれぞれ検出するこ
    とを特徴とするアライメント方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のアライメント方法におい
    て、照射光の光路の左右方向に発生する回折光の強度と
    前記照射光の強度とを同時に検出することを特徴とする
    アライメント方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載のアライメント方法におい
    て、前記左右の方向のうち、少なくとも一方についてそ
    れぞれの照射光の強度とこの照射光により発生する前記
    回折光の強度を同一の検出器で検出することを特徴とす
    るアライメント方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載のアライメント方法におい
    て、照射光を左右方向から交互に照射することを特徴と
    するアライメント方法。
  6. 【請求項6】請求項2、3、4又は5記載のアライメン
    ト方法において、前記回折光が1次回折光であることを
    特徴とするアライメント方法。
  7. 【請求項7】位置検出すべき物体の上に形成されたレジ
    ストの塗布された回折光検出用アライメントマークに、
    所定の角度で、照射光を照射する手段と、このとき発生
    する正反射光を除いた回折光を用いて回折光検出用アラ
    イメントマークの像の中心位置を検出する手段とを具備
    するアライメント装置において、前記回折光検出用アラ
    イメントマークから発生する左右方向の回折光の強度と
    前記照射光の強度をそれぞれ検出する手段と、前記照射
    光の照射により前記回折光検出用アライメントマークか
    ら発生する前記左右方向の回折光強度と前記照射光の強
    度の比から正規化された左右方向の回折光強度を求める
    手段と、前記左右方向の正規化された回折光強度より正
    規化された左右の相対強度差を求める手段と、予め得ら
    れた回折光検出用アライメントマークの段差データとレ
    ジスト膜厚データと複素屈折率データよりシミュレーシ
    ョン曲線又は実験曲線を生成する手段と、前記の正規化
    された左右の相対強度差と前記シミュレーション曲線又
    は実験曲線を照合してレジストの塗布むらによるアライ
    メントマークの像の中心位置の検出誤差を算出する手段
    と、前記検出誤差を回折光アライメント検出方式の制御
    処理回路にフィードフォワードし検出位置の補正をする
    手段とを具備することを特徴とするアライメント装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のアライメント装置におい
    て、回折光検出用アライメントマークに垂直に照射光を
    照射する手段と、このとき照射光の光路の左右方向に発
    生する回折光の強度と前記照射光の強度をそれぞれ検出
    する手段とを具備することを特徴とするアライメント装
    置。
  9. 【請求項9】請求項8記載のアライメント装置におい
    て、照射光の光路の左右方向に発生する回折光の強度と
    前記照射光の強度とを同時に検出する手段を具備するこ
    とを特徴とするアライメント装置。
  10. 【請求項10】請求項8記載のアライメント装置におい
    て、前記左右の方向のうち、少なくとも一方についてそ
    れぞれの照射光の強度とこの照射光により発生する前記
    回折光の強度を同一の検出器で検出する手段を具備する
    ことを特徴とするアライメント装置。
  11. 【請求項11】請求項7記載のアライメント装置におい
    て、照射光を左右方向から交互に照射する手段を具備す
    ることを特徴とするアライメント装置。
  12. 【請求項12】請求項8、9、10又は11記載のアラ
    イメント装置において、前記回折光が1次回折光である
    ことを特徴とするアライメント装置。
JP31470293A 1993-12-15 1993-12-15 アライメント方法及び装置 Expired - Fee Related JP3351071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31470293A JP3351071B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 アライメント方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31470293A JP3351071B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 アライメント方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07167614A true JPH07167614A (ja) 1995-07-04
JP3351071B2 JP3351071B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=18056527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31470293A Expired - Fee Related JP3351071B2 (ja) 1993-12-15 1993-12-15 アライメント方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3351071B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1006413A2 (en) * 1998-12-01 2000-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Alignment method and exposure apparatus using the same
WO2000057126A1 (fr) * 1999-03-24 2000-09-28 Nikon Corporation Dispositifs et procedes de determination de position, d'exposition, et de determination d'alignement
EP1090329A1 (en) * 1998-04-30 2001-04-11 Nikon Corporation Alignment simulation
JP2002353121A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Nikon Corp 露光方法及びデバイス製造方法
EP1431833A2 (en) * 2002-12-16 2004-06-23 ASML Netherlands B.V. Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby
US6979577B2 (en) 2002-10-11 2005-12-27 Fasl Llc Method and apparatus for manufacturing semiconductor device
JP2009539109A (ja) * 2006-06-01 2009-11-12 ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション 次数選択されたオーバレイ測定
JP2012238912A (ja) * 2006-02-17 2012-12-06 Nikon Corp 調整方法、基板処理方法、基板処理装置、露光装置、測定検査装置、測定検査システム、処理装置、コンピュータ・システム、プログラム及び情報記録媒体
CN106415193A (zh) * 2014-03-21 2017-02-15 卡尔佩迪姆技术有限公司 用于在柔性基板上制造微型结构的系统和方法
CN106950221A (zh) * 2017-04-29 2017-07-14 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种手持式涂布对称检测装置及检测方法
US10314142B2 (en) 2015-08-25 2019-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for detecting position, exposure apparatus, and method for the same

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1090329A1 (en) * 1998-04-30 2001-04-11 Nikon Corporation Alignment simulation
EP1090329A4 (en) * 1998-04-30 2002-09-25 Nikon Corp ALIGNMENT SIMULATION
JP2000228356A (ja) * 1998-12-01 2000-08-15 Canon Inc 位置検出方法、位置合わせ方法及び露光装置
EP1006413A2 (en) * 1998-12-01 2000-06-07 Canon Kabushiki Kaisha Alignment method and exposure apparatus using the same
EP1006413A3 (en) * 1998-12-01 2005-01-26 Canon Kabushiki Kaisha Alignment method and exposure apparatus using the same
US7106444B2 (en) 1999-03-24 2006-09-12 Nikon Corporation Position measuring device, position measurement method, exposure apparatus, exposure method, and superposition measuring device and superposition measurement method
WO2000057126A1 (fr) * 1999-03-24 2000-09-28 Nikon Corporation Dispositifs et procedes de determination de position, d'exposition, et de determination d'alignement
JP2002353121A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Nikon Corp 露光方法及びデバイス製造方法
US7415318B2 (en) 2002-10-11 2008-08-19 Spansion Llc Method and apparatus for manufacturing semiconductor device
US6979577B2 (en) 2002-10-11 2005-12-27 Fasl Llc Method and apparatus for manufacturing semiconductor device
EP1431833A2 (en) * 2002-12-16 2004-06-23 ASML Netherlands B.V. Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby
EP1431833A3 (en) * 2002-12-16 2009-04-15 ASML Netherlands B.V. Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby
JP2012238912A (ja) * 2006-02-17 2012-12-06 Nikon Corp 調整方法、基板処理方法、基板処理装置、露光装置、測定検査装置、測定検査システム、処理装置、コンピュータ・システム、プログラム及び情報記録媒体
JP5223668B2 (ja) * 2006-02-17 2013-06-26 株式会社ニコン 調整方法及び基板処理方法
EP1998361B1 (en) * 2006-02-17 2016-12-28 Nikon Corporation Adjusting method and substrate processing method
JP2009539109A (ja) * 2006-06-01 2009-11-12 ケーエルエー−テンカー テクノロジィース コーポレイション 次数選択されたオーバレイ測定
CN106415193A (zh) * 2014-03-21 2017-02-15 卡尔佩迪姆技术有限公司 用于在柔性基板上制造微型结构的系统和方法
CN106415193B (zh) * 2014-03-21 2019-08-09 卡尔佩迪姆技术有限公司 用于在柔性基板上制造微型结构的系统和方法
US10314142B2 (en) 2015-08-25 2019-06-04 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus and method for detecting position, exposure apparatus, and method for the same
CN106950221A (zh) * 2017-04-29 2017-07-14 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种手持式涂布对称检测装置及检测方法
CN106950221B (zh) * 2017-04-29 2023-11-03 合肥国轩高科动力能源有限公司 一种手持式涂布对称检测装置及检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3351071B2 (ja) 2002-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2658051B2 (ja) 位置合わせ装置,該装置を用いた投影露光装置及び投影露光方法
US6242754B1 (en) Method of detecting position of mark on substrate, position detection apparatus using this method, and exposure apparatus using this position detection apparatus
KR100923543B1 (ko) 각도-분해 분광 리소그래피 특성화를 위한 방법 및 장치
KR100871505B1 (ko) 노광장치 및 방법
JP2004279405A (ja) デバイス検査
JP4965376B2 (ja) 基板、検査装置、検査方法、リソグラフィ装置、およびリソグラフィセル
JP4109765B2 (ja) 結像性能評価方法
JPS62183522A (ja) 投影露光方法及び装置
JP2005326409A (ja) 対象物を光学的に検査するための測定器およびこの測定器の作動方法
WO2017148322A1 (zh) 一种测量套刻误差的装置和方法
US9760020B2 (en) In-situ metrology
JP2008098636A (ja) 検査方法および装置、リソグラフィ装置、リソグラフィ処理セルおよびデバイス製造方法
JPH11241908A (ja) 位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP3351071B2 (ja) アライメント方法及び装置
JP2000081320A (ja) 面位置検出装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
US20110007316A1 (en) Inspection Method and Apparatus, Lithographic Apparatus, Lithographic Processing Cell and Device Manufacturing Method
JP5283372B2 (ja) スキャトロメータの収差を測定する方法
US10969697B1 (en) Overlay metrology tool and methods of performing overlay measurements
US6963408B2 (en) Method and apparatus for point diffraction interferometry
JP3139020B2 (ja) フォトマスク検査装置およびフォトマスク検査方法
KR20230173023A (ko) 계측방법, 계측장치, 리소그래피 장치, 및 물품 제조방법
JP2019004143A (ja) 検出装置、リソグラフィー装置および物品製造方法
JP2001280913A (ja) 光軸ずれ測定方法及び光学式顕微鏡
JP3550605B2 (ja) 位置検出方法、それを用いた露光方法、その露光方法を用いた半導体素子、液晶表示素子又は薄膜磁気ヘッドの製造方法、及び位置検出装置、それを備えた露光装置
JPH09189520A (ja) 位置検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees