JPH07167455A - 除湿装置 - Google Patents

除湿装置

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JPH07167455A
JPH07167455A JP5311853A JP31185393A JPH07167455A JP H07167455 A JPH07167455 A JP H07167455A JP 5311853 A JP5311853 A JP 5311853A JP 31185393 A JP31185393 A JP 31185393A JP H07167455 A JPH07167455 A JP H07167455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dehumidifying
water
space
connector
absorbing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP5311853A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Ando
藤 幸 広 安
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPH07167455A publication Critical patent/JPH07167455A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結露水の自動処理ができ且つ除湿空間内及び
除湿空間外に対する除湿手段の配置に自由度がもたされ
た除湿装置を提供すること。 【構成】 除湿空間内に配置された除湿手段(21)と
除湿空間外に配設された発熱手段(31)とを第1コネ
クタ(9)と第2コネクタ(10)との係合連結によつ
てガイド面(94)の作用により押圧連結される第1吸
水材(6)と第2吸水材(8)によつて連結し、除湿手
段(21)の作動による除湿空間内の除湿によつて発生
した結露水を、第1吸水材(6)及び第2吸水材(8)
により発熱手段(31)へと導き、発熱手段(31)に
よつて除湿空間外で蒸発させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、除湿装置に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の除湿装置としては、特開
平3−169316号公報に示されるものが知られてい
る。これは、吸熱面が除湿空間内に放熱面が除湿空間外
となるように除湿空間を構成する壁にペルチエ素子(サ
ーモモジユール)を配設し、このペルチエ素子の作動に
より除湿空間内を吸熱し且つ除湿空間外に放熱すること
で除湿空間内を除湿するものである。この除湿装置にお
いて、ペルチエ素子が配設される壁には、ペルチエ素子
の吸熱面と放熱面に密着した吸水材が配設されており、
除湿空間内の除湿により吸熱面に発生した結露水をこの
吸水材によつて放熱面に導き放熱面の発熱により除湿空
間外で蒸発させることで、結露水を自動処理していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、ペルチエ素子の放熱面を利用して結露水
を蒸発させているため、ペルチエ素子を除湿空間内で自
由に配設すると結露水が除湿空間内で蒸発してしまい除
湿空間の除湿が効率よく行われなくなり又ペルチエ素子
を除湿空間外で自由に配設すると除湿空間内の除湿が行
われなくなるので、結果、除湿空間内及び除湿空間外に
対するペルチエ素子の配置が限定されることとなつて、
汎用性に乏しく、除湿空間の大きさや形状に合わせた効
率的な除湿を行うためのペルチエ素子の自由な配置が困
難なものであつた。
【0005】故に、本発明は、結露水の自動処理ができ
且つ除湿空間内及び除湿空間外に対する除湿手段の配置
に自由度がもたされた除湿装置を提供することを、その
技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、除湿空間
内に配設され該除湿空間内を除湿する除湿手段と、除湿
空間外に前記除湿手段とは独立して配設された発熱手段
と、前記除湿手段に連係された第1吸水材と、前記発熱
手段に連結された第2吸水材と、前記第1吸水材に固定
された第1コネクタと、前記第2吸水材に固定された第
2コネクタと、前記第1コネクタ又は前記第2コネクタ
に形成され前記第1コネクタと前記第2コネクタとを係
合連結することによつて前記第1吸水材と前記第2吸水
材とが押圧連結されるように前記第1吸水材又は前記第
2吸水材を案内するガイド面とを有した、ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段によれば、除湿手段の作動によ
る除湿空間内の除湿によつて発生した結露水は第1吸水
材及び第2吸水材を介して発熱手段へと導かれ発熱手段
によつて除湿空間外で蒸発させられる。よつて、結露水
の自動処理が行われる。
【0009】又、除湿手段と発熱手段とは独立しており
各々除湿空間内及び除湿空間外に独立して配設され除湿
手段の除湿空間内及び除湿空間外に対する配置と結露水
を自動処理することとが無関係なものとなる。よつて、
除湿手段の除湿空間内及び除湿空間外に対する配置に自
由度がもたされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1に示されるように、除湿装置1は、除
湿機構2と電源機構3とから構成されている。除湿機構
2は、吸熱面側に吸熱フイン21aが、放熱面側に放熱
フイン21bが取付けられたペルチエ素子(サーモモジ
ユール)21及び吸風口(図示せず)及び排風口22a
を持つフアン22とから構成されている。この除湿機構
2は、ケース23内に収容されており、押入れ等の除湿
空間内に配置される。
【0012】又、ケース23の吸熱フイン21aと対向
する位置及び排風口22aと対向する位置には通口23
a,23bが形成されており、フアン22の作動によつ
て通口23a,吸熱フイン21a,放熱フイン21b,
フアンの吸風口(図示せず),フアンの排風口22a,
通口23bへと順に空気の通路が構成される。
【0013】電源機構3は、駆動回路31,操作基板3
2及び制御基板33とから構成されており、駆動回路3
1及び操作基板32は、ケース34内に収容されて除湿
空間外に配置され、制御基板33は、除湿機構2と共に
ケース23内に収容されている。駆動回路31は、家庭
用の電力を交流から直流に整流して操作基板32及び制
御基板33に供給するものであつて、トランス31aや
ダイオードブリツジ31b等からなり、電線(図示せ
ず)を介して操作基板32及び制御基板33に接続され
ている。操作基板32は、ペルチエ素子21及びフアン
22を作動を設定操作するするものであつて、スイツチ
32a等からなる。制御基板33は、整流された電力を
操作基板32からの信号に基づいてペルチエ素子21及
びフアン22に分配供給してペルチエ素子21及びフア
ン22を作動させるものであつて、トランジスタ33a
等からなる。
【0014】この構成において、電源機構3によりペル
チエ素子21及びフアン22を作動させると、フアン2
2の作動によりケース23の通口25aから除湿空間内
の湿つた空気が吸引され、この湿つた空気が吸熱フイン
21aにふれるとペルチエ素子21の作動により露点以
下まで冷却される。これにより、吸熱フイン21aに結
露水を発生させて吸引された湿つた空気が除湿される。
さらに、この冷却・除湿された空気がフアン22の作動
により通口23bから除湿空間内に排出される。結果、
除湿空間内の除湿が行われることとなる。尚、ペルチエ
素子21の作動により冷却・除湿された空気は通口23
bから排出される前に放熱フイン21bにふれ、放熱フ
イン21bと冷却,除湿された空気の間で熱交換が行わ
れる。これにより、放熱フイン21bが冷やされペルチ
エ素子21の放熱作用が促進されるつまり吸熱フイン2
1aによる除湿効率が向上することとなる共に冷却・除
湿された空気が温められて通口23bから除湿空間内に
排出され除湿空間内の温度が略一定に保たれることとな
る。
【0015】図1及び図2に示されるように、除湿機構
2の吸熱フイン21aの下部には吸熱フイン21aに発
生した結露水を吸水する吸水シート4が配設されてお
り、電源機構3のダイオードブリツジ31bにはその作
動に伴う発熱によつて加熱させられる放熱板5が固定さ
れている。この吸水シート4と放熱板5とは吸水材6,
8により連結されている。吸水材6は、吸水シート4に
連結されケース23内に配設されており、吸水材8は、
放熱板5に連結され防止性のカバー7によつて覆われて
いる。
【0016】図3及び図4に示されるように、吸水材6
には、メス側コネクタ9が固定されており、吸水材8に
オス側コネクタ10が固定されている。メス側コネクタ
9には矩形状の穴部91及び係合穴92が、オス側コネ
クタ10には矩形状の軸部101及び係合爪102が夫
々形成されており、穴部91内に軸部101を嵌挿し且
つ係合爪102を係合穴92に係合させることで、メス
側コネクタ9とオス側コネクタ10とが係合連結され
る。尚、メス側コネクタ9はケース23に嵌挿させて支
持されている。メス側コネクタ9には、上下面93a,
93bとの間が吸水材6と吸水材8とを合わせた厚さよ
り小さい厚みであつて且つ穴部91と連続する矩形状の
穴部93が形成されており、吸水材6の先端部分は、こ
の穴部93内に延在配置されその上面93aに固定され
ている。オス側コネクタ10には、吸水材6,8より剛
性があるが比較的軟質であるガイド板103が固定され
ている。吸水材8の先端部分は、軸部91を貫通してガ
イド板103上に固定されている。又、メス側コネクタ
9の穴部93の下面93bには穴部92に向かつて除々
に下がるように傾斜したガイド面94が形成されてい
る。メス側コネクタ9とオス側コネクタ10とが係合連
結されると、ガイド板103がガイド面94に案内され
ながら穴部93内に挿通されるつまり吸水材8の先端部
分が穴部93の下面93bと吸水材6との間に圧入され
る。結果、吸水材6と吸水材8とが押圧連結される。こ
のように、メス側コネクタ9とオス側コネクタ10とを
係合連結させることによりワンタツチで吸水材6と吸水
材8との連結がなされる。よつて、使い勝手が向上す
る。又、吸水材6と吸水材8とは押圧連結で確実な連結
とされ、しかも、上流側となる吸水材6の対して下流側
となる吸水材8が下側に位置するので、この連結部位で
漏水が起こるようなことはく、吸水材6から吸水材8へ
とスムーズな結露水の伝達が可能となる。尚、ガイド板
103は吸水材8の先端部分を支える役目を果たし、メ
ス側コネクタ9とオス側コネクタ10との係合連結によ
る吸水材6と吸水材8とのワンタツチでの連結をより確
実なものとしている。このガイド板103は、吸水材
6,8より剛性があるものであればよく、電源機構3の
電線を利用してもよい。
【0017】この構成において、吸水シート4に吸水さ
れた結露水は、毛細管現象によつて吸水シート4から吸
水材6,8を介して吸水材8の放熱板5との連結部位ま
で運ばれ、放熱板5の熱によつて蒸発させられる。これ
により、結露水の自動処理がなされる。このように、結
露水は、自動処理されるので、使用者が結露水を処理す
る必要がなく使い勝手が向上する共に除湿機構2に結露
水を貯蓄するタンクを設ける必要がなく除湿機構2の小
型化がなされる。又、除湿空間を除湿させる除湿機構2
のペルチエ素子21と結露水を蒸発させる駆動回路31
のダイオードブリツジ31bとは、別個のケース23及
びケース34内に収容されて独立したものとされている
ので、ペルチエ素子21(除湿機構2)の除湿空間内及
び除湿空間外に対する配置と結露水を自動処理すること
とが無関係なものとなる。よつて、除湿機構2の除湿空
間内及び除湿空間外に対する配置に自由度がもたらさ
れ、除湿効率を向上させるための除湿機構の配置を含め
てその汎用性が向上する。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、除湿手段の作動による
除湿空間内の除湿によつて発生した結露水を、第1及び
第2吸水材を介して除湿手段とは独立した発熱手段へと
導き、発熱手段によつて除湿空間外で蒸発させるように
したので、結露水の自動処理ができ且つ除湿空間内及び
除湿空間外に対する除湿手段の配置に自由度がもたされ
た除湿装置とすることができる。又、第1コネクタと第
2コネクタとを係合連結させるだけで第1吸水材と第2
吸水材とを連結させることができ、これにより、使い勝
手を向上させることができる。更に、ガイド面により第
1吸水材と第2吸水材とが押圧連結されるので、第1吸
水材と第2吸水材との確実な連結が保証され、この連結
部位における漏水を防止し、第1吸水材から第2吸水材
への結露水の伝達を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除湿装置の斜視図である。
【図2】本発明に係る除湿装置の主要構造を示す概略図
である。
【図3】本発明に係る除湿装置の主要構造を示す斜視図
である。
【図4】本発明に係る除湿装置の主要構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
6 吸水材(第1吸水材) 8 吸水材(第2吸水材) 9 メス側コネクタ(第1コネクタ) 10 オス側コネクタ(第2コネクタ) 21 ペルチエ素子(除湿手段,熱電変換素子) 31 駆動回路(発熱手段) 94 ガイド面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除湿空間内に配設され該除湿空間内を除
    湿する除湿手段と、除湿空間外に前記除湿手段とは独立
    して配設された発熱手段と、前記除湿手段に連係された
    第1吸水材と、前記発熱手段に連結された第2吸水材
    と、前記第1吸水材に固定された第1コネクタと、前記
    第2吸水材に固定された第2コネクタと、前記第1コネ
    クタ又は前記第2コネクタに形成され前記第1コネクタ
    と前記第2コネクタとを係合連結することによつて前記
    第1吸水材と前記第2吸水材とが押圧連結されるように
    前記第1吸水材又は前記第2吸水材を案内するガイド面
    とを有する除湿装置。
JP5311853A 1993-12-13 1993-12-13 除湿装置 Pending JPH07167455A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5311853A JPH07167455A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 除湿装置

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JP5311853A JPH07167455A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 除湿装置

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ID=18022209

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JP5311853A Pending JPH07167455A (ja) 1993-12-13 1993-12-13 除湿装置

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JP (1) JPH07167455A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106807A (ja) * 2011-02-19 2011-06-02 Mitsubishi Electric Corp 静電霧化装置及び空気調和機
JP2011161441A (ja) * 2011-03-11 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp 静電霧化装置及び空気調和機
JP2011169580A (ja) * 2011-02-19 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2011173118A (ja) * 2011-03-11 2011-09-08 Mitsubishi Electric Corp 静電霧化装置及び空気調和機
US9132439B2 (en) 2009-06-15 2015-09-15 Mitsubishi Electric Corporation Electrostatic atomizer and air conditioner

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