JPH0716699Y2 - エレベ−タの扉異常検出装置 - Google Patents

エレベ−タの扉異常検出装置

Info

Publication number
JPH0716699Y2
JPH0716699Y2 JP1986064013U JP6401386U JPH0716699Y2 JP H0716699 Y2 JPH0716699 Y2 JP H0716699Y2 JP 1986064013 U JP1986064013 U JP 1986064013U JP 6401386 U JP6401386 U JP 6401386U JP H0716699 Y2 JPH0716699 Y2 JP H0716699Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
time
elevator
closing
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986064013U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62176171U (ja
Inventor
守 山田
雅之 鈴木
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ビルシステムサービス filed Critical 株式会社日立ビルシステムサービス
Priority to JP1986064013U priority Critical patent/JPH0716699Y2/ja
Publication of JPS62176171U publication Critical patent/JPS62176171U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0716699Y2 publication Critical patent/JPH0716699Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの扉の異常を検出する異常検出装置
に関する。
〔従来の技術〕
一般に、エレベータの乗場扉は、例えば実開昭50−1043
63号公報に示されているように、乗かごが階床レベルに
停止したとき、かご扉の係合子が乗場扉の係合板と係合
し、開閉装置によりシル溝に沿つて開閉駆動されるよう
に構成されている。従つて、長時間使用すると、開閉装
置の摩滅、シル溝と扉との接触状態の変化、シル溝への
異物の混入等により、扉の開閉時間が変化してくる。
そこで従来は、エレベータ専門技術者が各階ごとに、ス
トツプウオツチで扉の開閉時間を定期的に測定し、開閉
時間がある基準値を越えたとき扉に異常があると判定
し、扉の整備を行なつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のような異常検出は、建屋が高階層
となる階床数が多くなり、技術者にとつて多大の労力と
時間を必要とする。しかも、この測定中に乗客の利用が
できないので、サービスの面でも問題があつた。
本考案の目的は、乗客が乗かごを利用している状態で扉
の異常を検出することができるエレベータの扉の異常検
出装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するために、扉の開閉信号か
らその開閉時間を測定する手段と、予じめ設定した開
扉、閉扉に要する基準時間と上記の測定時間とを比較す
る手段と、この比較によつて測定時間の方が基準時間よ
りも長いときに少なくとも階床と測定時間とを出力する
出力手段を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は上記の如く構成したため、通常の利用状態で扉
の開もしくは閉時間を測定し、これを基準時間と比較
し、開もしくは閉時間が基準時間よりも長い異常時に印
字装置によつて印字することができ、この印字された記
録に基づいて扉の整備を行なうか否かを決めることがで
きる。従つて、この検出は、通常の利用状態で行なえる
ので、エレベータ専門技術者の労力を軽減すると共に、
乗客へのサービスを向上することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図は異常検出装置のブロツク図で、エレベータの扉
1が開あるいは閉するときに付勢されるリレー2,3の信
号と、エレベータかごの位置と同期して付勢されるリレ
ー群4の信号とは、機械室に設けられた第1のコンピュ
ータ5へ入力され、ここでリレー2,3およびリレー群4
の付勢時間から扉の開あるいは閉時間の少なくとも一方
と、階床が得られる。管理人室等に設けられた第2のコ
ンピユータ6は、第1のコンピュータ5のデータと予じ
め設定された基準時間とを比較判断し、その結果出力手
段で出力する。すなわち、デイスプレー7に表示したり
印字機8で印字したりする。
第2図は第1のコンピユータ5の動作を示すフローチヤ
ートである。
第1のコンピユータ5はステツプ10でリレー群4によつ
て階床位置信号、すなわち階床データを取り込み、次に
ステツプ11,12によつて扉の開扉リレー2か閉扉リレー
3が付勢されるかどうかを常時監視する。例えば開扉リ
レー2が付勢されているときには、ステツプ13でタイマ
ーカウンタを始動してカウントを始め、ステツプ14で開
扉リレー2が消勢されると、ステツプ15の如くカウント
を停止して開扉時間を計算し、そのデータを第2のコン
ピユータ6へ送信する。また開扉リレー2が付勢されて
いず閉扉リレー3が付勢されているときには、同様のス
テツプ16〜18によつて閉扉時間を計算し、そのデータを
第2のコンピユータへ送信して最初に帰る。
第3図は第2のコンピユータ6の動作フローチヤートを
示しており、第1のコンピユータ5で計算したデータを
受信した後、ステツプ19でそのデータが開扉時間か閉扉
時間かを判別し、ステツプ20,21で予じめ設定されてい
る開扉、閉扉に要する基準時間と比べて長いか短いかを
比較する。その結果が、予じめ設定された基準時間より
も短い場合、ステツプ22に示すようにデイスプレー7で
開扉時間あるいは閉扉時間と、階床を表示する。例え
ば、第4図に示すようにデイスプレー7へ階床別に閉扉
時間および閉扉時間を表形式で表示し、監視し易くする
ことができる。尚、この開扉および閉扉時間は、前回の
測定値を更新するようにする。
しかし、上述の比較において、測定時間が基準時間より
長い場合は、ステツプ23のように印字機8で、測定日
時、階床、開扉あるいは閉扉時間等を印字させると共
に、ステツプ24でデイスプレー7への表示の開扉あるい
は閉扉時間を第4図の斜線で示したように色変して表示
する。印字機8における印字は、例えば第5図に示すよ
うな形式とすることができる。エレベータ専門技術者
は、印字機8による記録紙に基づいて判定し、例えば現
在のデイスプレーに表示されている開扉あるいは閉扉時
間とを比較し、扉の整備を行なうかどうかの判断を行な
う。
尚、本実施例では、エレベータは1台の場合について説
明したが、複数台就役する群管理エレベータについても
同様に実施することができる。また本実施例では第1の
コンピユータと第2のコンピユータ6とを別置したが、
1台で各機能を得るようにしても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、開扉および閉扉時間の少
なくとも一方を測定する手段と、予じめ設定した基準時
間と測定時間とを比較する手段と、この比較によつて測
定時間の方が基準時間よりも長いときに少なくとも階床
と測定時間とを印字する印字機とを備えたため、通常の
利用状態で開扉時間あるいは閉扉時間の測定が行なえ、
エレベータ専門技術者の労力,時間を軽減すると共に、
従来のように測定の毎にエレベータの利用を制限するこ
とがなく、乗客へのサービスを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるエレベータの扉異常検
出装置を示すブロツク図、第2図は第1図の第1のコン
ピユータの動作フロー図、第3図は第1図の第2のコン
ピユータの動作フロー図、第4図はデイスプレーによる
表示の一例を示す表示形式図、第5図は印字機による表
示の一例を示す表示形式図である。 1……扉,2……開扉リレー,3……閉扉リレー,4……リレ
ー群,5……第1のコンピユータ,6……第2のコンピユー
タ,8……印字機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−244782(JP,A) 特開 昭60−258076(JP,A) 実開 昭48−24164(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】停止するごとに開閉する扉を有するエレベ
    ータにおいて、上記扉の開扉時間および閉扉時間の少な
    くとも一方を測定する手段と、この測定した時間と予じ
    め設定した開扉、閉扉に要する基準時間とを比較する手
    段と、この比較によつて上記測定時間の方が基準時間よ
    りも長いときに少なくとも階床と測定時間とを出力する
    出力手段とを備えたことを特徴とするエレベータの扉異
    常検出装置。
JP1986064013U 1986-04-30 1986-04-30 エレベ−タの扉異常検出装置 Expired - Lifetime JPH0716699Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986064013U JPH0716699Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 エレベ−タの扉異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986064013U JPH0716699Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 エレベ−タの扉異常検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176171U JPS62176171U (ja) 1987-11-09
JPH0716699Y2 true JPH0716699Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=30899780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986064013U Expired - Lifetime JPH0716699Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30 エレベ−タの扉異常検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0716699Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112824Y2 (ja) * 1971-04-30 1976-04-07
JPS60244782A (ja) * 1984-05-18 1985-12-04 株式会社日立製作所 エレベーター保守管理装置
JPS60258076A (ja) * 1984-06-06 1985-12-19 株式会社日立製作所 群管理エレベ−タ−制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62176171U (ja) 1987-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5557546A (en) Data acquisition system for the analysis of elevator trouble
DE60125238T2 (de) Verfahren zur überwachung des türenmechanismus für einen aufzug
US5159163A (en) Elevator management system time based security
JP2597448B2 (ja) エレベータ乗降人数判定方法
JPH092752A (ja) エレベータの診断装置
JPH0648665A (ja) エレベータ点検装置
JPH0716699Y2 (ja) エレベ−タの扉異常検出装置
JPH07228444A (ja) エレベーターの監視装置及び制御装置
JP3224914B2 (ja) エレベータ故障予兆システム
JP2771454B2 (ja) エレベーターの走行性能診断装置
JP2007230685A (ja) エレベータの戸開閉異常監視装置
JP3170558B2 (ja) エレベーターの動作状態表示装置
JPH0632931Y2 (ja) エレベータの自動点検運転装置
JPH11278777A (ja) エレベータドアの負荷状態点検装置
JP3035092B2 (ja) エレベータの稼働データ収集装置
JPH11301941A (ja) エレベーターの遠隔点検装置
JPH04308177A (ja) エレベータの監視装置
JPS58162486A (ja) エレベ−タの制御装置
JPH05221594A (ja) エレベータドア係合部の取付位置検出装置
JP2966170B2 (ja) 保守支援装置
JP3080504B2 (ja) エレベータの故障予兆に対する作業指示書作成システム
JP2006264912A (ja) エレベータドアの診断装置、及びエレベータ装置
JPH09221283A (ja) 群管理エレベータの遠隔異常診断装置
JP2728149B2 (ja) エレベータの通報装置
JPH06100254A (ja) エレベータの異常検出装置