JPH0716695A - 異形管用消失性模型 - Google Patents
異形管用消失性模型Info
- Publication number
- JPH0716695A JPH0716695A JP16472093A JP16472093A JPH0716695A JP H0716695 A JPH0716695 A JP H0716695A JP 16472093 A JP16472093 A JP 16472093A JP 16472093 A JP16472093 A JP 16472093A JP H0716695 A JPH0716695 A JP H0716695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- connecting hole
- main pipe
- branch pipe
- lost foam
- Prior art date
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- Pending
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストの異形管用消失性模型を得ること。
【構成】 異形管用消失性模型は、筒状の消失性模型胴
体１の側面に枝管接続口４が設けられ、該接続口４の端
面は、前記胴体１の軸線に平行な平面内に位置してお
り、該接続口４に消失性模型枝管２が接着されている。
体１の側面に枝管接続口４が設けられ、該接続口４の端
面は、前記胴体１の軸線に平行な平面内に位置してお
り、該接続口４に消失性模型枝管２が接着されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排水や水道に使用する
鋳鉄製異形管を鋳造するときに用いる消失性模型に関す
る。
鋳鉄製異形管を鋳造するときに用いる消失性模型に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】この種異形管の形状寸法に関しては、Ｊ
ＩＳ Ｇ５５２４、Ｇ５５２５、Ｇ５５２７等に規定さ
れている如く、各種の形状寸法がある。従って、これら
各種の異形管を製造するためには、多数の鋳型用模型が
必要になる。ところで、前記異形管の鋳造には、発泡ポ
リスチレン等の発泡合成樹脂で製作された消失模型を、
鋳物砂（ドライサンド）中に埋設して鋳型を構成し、溶
融金属を消失模型に注入して、該模型を燃焼気化させる
と共に、模型を溶融金属で置換して異形管を鋳造する方
法即ち、フルモールド鋳造法が採用されている。
ＩＳ Ｇ５５２４、Ｇ５５２５、Ｇ５５２７等に規定さ
れている如く、各種の形状寸法がある。従って、これら
各種の異形管を製造するためには、多数の鋳型用模型が
必要になる。ところで、前記異形管の鋳造には、発泡ポ
リスチレン等の発泡合成樹脂で製作された消失模型を、
鋳物砂（ドライサンド）中に埋設して鋳型を構成し、溶
融金属を消失模型に注入して、該模型を燃焼気化させる
と共に、模型を溶融金属で置換して異形管を鋳造する方
法即ち、フルモールド鋳造法が採用されている。
【０００３】そして、前記消失模型は、一般的には成形
金型内に発泡合成樹脂材を注入発泡させて一体成形され
る。従って、成形金型は、異形管の種類だけ必要とされ
ていた。
金型内に発泡合成樹脂材を注入発泡させて一体成形され
る。従って、成形金型は、異形管の種類だけ必要とされ
ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】成形金型を異形管の種
類だけ用意すれば、コスト高になる。そこで、本発明
は、低コストで、多種類の異形管を製造することができ
る消失性模型を提供することを目的とする。
類だけ用意すれば、コスト高になる。そこで、本発明
は、低コストで、多種類の異形管を製造することができ
る消失性模型を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、筒状の消失性模型胴体の側面に枝管接続
口が設けられ、該接続口の端面は、前記胴体の軸線に平
行な平面内に位置しており、該接続口に消失性模型枝管
が接着されている点にある。
に、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、筒状の消失性模型胴体の側面に枝管接続
口が設けられ、該接続口の端面は、前記胴体の軸線に平
行な平面内に位置しており、該接続口に消失性模型枝管
が接着されている点にある。
【０００６】
【作用】本発明によれば、各種の消失性模型胴体と消失
性模型枝管を個別に作り、それらを任意に組み合わせる
ことにより、多種類の異形管消失模型を得ることができ
る。そして、胴体の枝管接続口の端面は、胴体の軸線に
平行な平面内に位置しているので、枝管の接続口の形状
が単一になり、且つ接着作業も簡単になる。
性模型枝管を個別に作り、それらを任意に組み合わせる
ことにより、多種類の異形管消失模型を得ることができ
る。そして、胴体の枝管接続口の端面は、胴体の軸線に
平行な平面内に位置しているので、枝管の接続口の形状
が単一になり、且つ接着作業も簡単になる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１において、異形管用消失性模型は、発泡合成樹
脂例えば発泡ポリスチレン製であり、胴体1 と枝管2 を
夫々個別に成形金型により成形した後、接着剤により相
互に接着一体化され、所謂Ｙ形に形成されている。
る。図１において、異形管用消失性模型は、発泡合成樹
脂例えば発泡ポリスチレン製であり、胴体1 と枝管2 を
夫々個別に成形金型により成形した後、接着剤により相
互に接着一体化され、所謂Ｙ形に形成されている。
【０００８】図６、７に示すように、前記胴体1 は、円
筒体でその上端部に立管接合部3 が設けられ、該胴体1
の側面に枝管接続口4 が形成されている。該接続口4 の
端面は、図７（ｂ）に示すように、胴体1 の外側面に外
接する平面上に位置している。また、枝管接続口4 は、
図７（ａ）に示すように、その正面から見た形状は楕円
形を呈し、該楕円の短軸長さは胴体1 の直径と同一とさ
れている。
筒体でその上端部に立管接合部3 が設けられ、該胴体1
の側面に枝管接続口4 が形成されている。該接続口4 の
端面は、図７（ｂ）に示すように、胴体1 の外側面に外
接する平面上に位置している。また、枝管接続口4 は、
図７（ａ）に示すように、その正面から見た形状は楕円
形を呈し、該楕円の短軸長さは胴体1 の直径と同一とさ
れている。
【０００９】この胴体1 は、成形金型に発泡合成樹脂を
注入して成形される。図８に示すように、前記枝管2
は、その一端部に直管接合部5 を有し、他端部に接続口
6 が形成されている。この接続口6 は、該枝管2 の軸線
に対して傾斜した切り口状に形成されている。従って、
この接続口6 は前記胴体1 の接続口4 と同形の楕円形に
形成されている。
注入して成形される。図８に示すように、前記枝管2
は、その一端部に直管接合部5 を有し、他端部に接続口
6 が形成されている。この接続口6 は、該枝管2 の軸線
に対して傾斜した切り口状に形成されている。従って、
この接続口6 は前記胴体1 の接続口4 と同形の楕円形に
形成されている。
【００１０】この枝管2 も、前記胴体1 と同様に、成形
金型に発泡合成樹脂を注入して成形される。そして、前
記個別に成形された胴体1 と枝管2 は、互いの接続口4,
6 を接着剤で接合することにより一体化され、図１に示
す異形管用消失模型とされる。図２に示すＹ形異形管用
模型は、前記図１に示すものと枝管20の径が異なり、胴
体1 は同一である。このように枝管20の径のみが異なる
ような場合、図９に示す枝管用消失模型を、図６、７に
示す胴体に接合することにより得られる。
金型に発泡合成樹脂を注入して成形される。そして、前
記個別に成形された胴体1 と枝管2 は、互いの接続口4,
6 を接着剤で接合することにより一体化され、図１に示
す異形管用消失模型とされる。図２に示すＹ形異形管用
模型は、前記図１に示すものと枝管20の径が異なり、胴
体1 は同一である。このように枝管20の径のみが異なる
ような場合、図９に示す枝管用消失模型を、図６、７に
示す胴体に接合することにより得られる。
【００１１】即ち、図９に示すように、枝管20はその接
続口6 にフランジ21が形成され、該フランジ21は、前記
胴体1 の枝管接続口4 の端面に接合可能な大きさとされ
ている。図３に示すＴ形異形管は、前記図１、２に示す
ものと枝管30の形状が異なり、胴体1 は同じである。こ
のようなＴ形異形管用消失性模型を得るには、図１０に
示す枝管30を個別に作り、図６、７に示す胴体1 に接合
する。
続口6 にフランジ21が形成され、該フランジ21は、前記
胴体1 の枝管接続口4 の端面に接合可能な大きさとされ
ている。図３に示すＴ形異形管は、前記図１、２に示す
ものと枝管30の形状が異なり、胴体1 は同じである。こ
のようなＴ形異形管用消失性模型を得るには、図１０に
示す枝管30を個別に作り、図６、７に示す胴体1 に接合
する。
【００１２】図４に示す異形管用消失模型は、前記図
１、２に示すものと枝管40の形状が異なり、胴体1 は同
じである。このような異形管用消失性模型を得るには、
図１１に示す枝管40を個別に作り、図６、７に示す胴体
1 に接合する。図５に示すＹ形異形管用消失模型は、前
記図１、２に示すものと枝管50の径が異なり、胴体1 は
同じである。この枝管50の径は図２に示すものより更に
小さくされているので、枝管50と胴体1 を直接接続せ
ず、図１２に示すレジューサ51を介して接続されてい
る。
１、２に示すものと枝管40の形状が異なり、胴体1 は同
じである。このような異形管用消失性模型を得るには、
図１１に示す枝管40を個別に作り、図６、７に示す胴体
1 に接合する。図５に示すＹ形異形管用消失模型は、前
記図１、２に示すものと枝管50の径が異なり、胴体1 は
同じである。この枝管50の径は図２に示すものより更に
小さくされているので、枝管50と胴体1 を直接接続せ
ず、図１２に示すレジューサ51を介して接続されてい
る。
【００１３】以上の説明は、胴体が同じで枝管の径や形
状が異なる場合であるが、枝管が同じで、胴体が異なる
場合も同じである。前記実施例では、複数の胴体と枝管
との任意の組合せで多種類の異形管用消失性模型を得る
ことが出来、金型費が節約される。なお、本発明は、前
記実施例に限定されるものではない。
状が異なる場合であるが、枝管が同じで、胴体が異なる
場合も同じである。前記実施例では、複数の胴体と枝管
との任意の組合せで多種類の異形管用消失性模型を得る
ことが出来、金型費が節約される。なお、本発明は、前
記実施例に限定されるものではない。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、複数の胴体と枝管との
任意の組合せで多種類の異形管用消失性模型を得ること
が出来、金型費が節約され、低コストで、多種類の異形
管を製造することができる。
任意の組合せで多種類の異形管用消失性模型を得ること
が出来、金型費が節約され、低コストで、多種類の異形
管を製造することができる。
【図１】本発明の実施例を示すＹ形異形管用消失模型で
ある。
ある。
【図２】本発明の実施例を示すＹ形異形管用消失模型で
ある。
ある。
【図３】本発明の実施例を示すＴ形異形管用消失模型で
ある。
ある。
【図４】本発明の実施例を示すＹ形異形管用消失模型で
ある。
ある。
【図５】本発明の実施例を示すＹ形異形管用消失模型で
ある。
ある。
【図６】胴体の側面図である。
【図７】図７（ａ）は図６の正面図、図７（ｂ）は同
（ａ）のＡ−Ａ線断面図である。
（ａ）のＡ−Ａ線断面図である。
【図８】枝管の側面図及びその接続口の端面図である。
【図９】枝管の側面図及びその接続口の端面図である。
【図１０】枝管の側面図及びその接続口の端面図であ
る。
る。
【図１１】枝管の側面図及びその接続口の端面図であ
る。
る。
【図１２】レジューサの側面図及び正面図である。
１ 消失模型胴体 ２ 消失性模型枝管 ４ 胴体の接続口 ６ 枝管の接続口 ２０ 消失性模型枝管 ３０ 消失性模型枝管 ４０ 消失性模型枝管 ５０ 消失性模型枝管
Claims (1)
- 【請求項１】 筒状の消失性模型胴体の側面に枝管接続
口が設けられ、該接続口の端面は、前記胴体の軸線に平
行な平面内に位置しており、該接続口に消失性模型枝管
が接着されていることを特徴とする異形管用消失性模
型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16472093A JPH0716695A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 異形管用消失性模型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16472093A JPH0716695A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 異形管用消失性模型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716695A true JPH0716695A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15798615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16472093A Pending JPH0716695A (ja) | 1993-07-02 | 1993-07-02 | 異形管用消失性模型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716695A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103418746A (zh) * | 2013-08-25 | 2013-12-04 | 阳城县华王通用离心铸管厂 | 灰铸铁薄壁管件消失模铸造工艺 |
| CN106378418A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-02-08 | 芜湖新兴铸管有限责任公司 | 消失模球铁管件承口防变形装置 |
-
1993
- 1993-07-02 JP JP16472093A patent/JPH0716695A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103418746A (zh) * | 2013-08-25 | 2013-12-04 | 阳城县华王通用离心铸管厂 | 灰铸铁薄壁管件消失模铸造工艺 |
| CN106378418A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-02-08 | 芜湖新兴铸管有限责任公司 | 消失模球铁管件承口防变形装置 |
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