JPH07166282A - 磁気ひずみが0の磁性材料 - Google Patents

磁気ひずみが0の磁性材料

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JPH07166282A
JPH07166282A JP6194437A JP19443794A JPH07166282A JP H07166282 A JPH07166282 A JP H07166282A JP 6194437 A JP6194437 A JP 6194437A JP 19443794 A JP19443794 A JP 19443794A JP H07166282 A JPH07166282 A JP H07166282A
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alloy
nickel
iron
rhodium
atomic ratio
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JP6194437A
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English (en)
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Daniel A Nepela
エイ. ネペラ ダニエル
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Read Rite Corp
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/80Constructional details
    • H10N50/85Materials of the active region

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  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明にかかる軟質の磁性材料であるニッケ
ル、鉄、及びロジウムからなるサーマル合金は、磁気ひ
ずみ及び消耗速度を最小限にすることができる。この合
金組成物は、次の数8を満足する。 【数8】 原子% Rh=11.63×(NiFeの原
子比)−49.53 ここで全ての成分は原子のパーセント比率で示されてい
る。一つの応用技術においては、磁気抵抗効果型(M
R)読み取りトランスデューサに軟質のアクティブ層
(SAL)が用いられている。ニッケル−鉄合金の消耗
速度及び磁気ひずみは、開示した方法によって最小限に
抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気トランスデューサ
ヘッドに用いる薄膜に関し、更に特定すると、実質的に
磁気ひずみが0のニッケル、鉄及びロジウムからなる薄
膜状三元合金に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型(MR)トランスデュー
サは、例えば磁気ディスク等の磁気媒体上に貯えられて
いるデータ信号を読み取るために用いられる。MRで用
いられる軟質の磁気材料は、種々の組成のものが用いら
れる。なかでも、約80%のニッケル(Ni)と約20
%の鉄(Fe)からなる合金が好んで用いられる。適切
なNi/Feの組成を持つ合金としては、商品名パーマ
ロイ(Permalloy)なる合金を商業的に入手することが
できる。パーマロイ類似の合金ではその消耗を減少させ
る目的で、他の成分がそのNi/Fe合金中に混入され
ている。Ni/Fe合金の消耗抵抗を高めることができ
る点で特に有効な添加成分はロジウム(Rh)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロジウムをNi/Fe
合金に混入させると、その合金の磁気ひずみに対しては
不利となる可能性がある。特に、ロジウムをNi/Fe
(パーマロイタイプ)合金に混入した場合では、磁気ひ
ずみのレベルをほぼ0に維持するようにNiFe原子の
比率を調節しなくてはならない。磁気ひずみのレベルを
ほとんど0にする必要性は、ストレス即ち、基板に導入
されるストレスあるいは基板自身が有するストレス、ま
たはそれらが組合わさったストレスが、MRセンサやア
クティブなMR層の横方向のバイアスとして用いられる
隣接する軟質膜のいずれかに発生し、そのセンサあるい
は軟質のバイアス層の磁気配置に悪影響を及ぼすことに
なるという事象から生じている。これらの層の磁気ひず
みをほとんど0にすることが、前記の悪影響を減少させ
かつなくすことにつながるとともに、信頼性が高く、そ
して量産可能なセンサを提供することになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、実質的に磁気
ひずみのないニッケル−鉄−ロジウム組成物を提供する
ことを目的とする。
【0005】またこの発明のもう一つの目的は、ニッケ
ル−鉄合金の消耗抵抗を高めることにある。
【0006】本発明の一実施例は、約4.8から約5.
6の範囲のNiFeの原子を有する軟質磁気合金であ
る。このような合金は、磁気ひずみをほとんど0、即
ち、次の数5
【0007】
【数5】原子% Rh=11.63×(NiFeの原子
比)−49.53 で求められる+0.5から−1.0×10-6△l/lの
範囲内にすることのできる量のロジウムを含有してい
る。
【0008】本発明の他の実施例は、ニッケル/鉄/ロ
ジウム合金を含有する軟質磁気層を備えたMR読み取り
トランスデューサである。この軟質磁気材料は硬質の磁
気エンド領域の間に配設されていることが好ましい。
【0009】本発明の更に他の実施例はニッケル−鉄合
金の消耗抵抗を高めるための方法であって、この方法に
おいては磁気ひずみが+0.5から−1.0×10-6
範囲内に保たれていることを特徴とする。そしてこの方
法では、ニッケル−鉄合金中にロジウム成分が、前述し
た数式によって求められる量だけ混入されている。
【0010】
【発明の効果】発明者らは、本発明のロジウムを含有す
るNiFe膜を、水素イオンと過酸化水素を含み酸化的
にエッチングを行うことのできる酸化剤エッチング溶液
に浸漬して行った実験によって、パーマロイの消耗速度
に対してロジウムを含有するNiFe膜の消耗速度が減
少することを見いだしている。それは次の数6によって
明らかにしている。
【0011】
【数6】 NiFeRhの消耗速度/NiFeの消耗速
度=e-0.19 なお、0.19は原子の%比率である。
【0012】たとえば本発明にかかるNiFeRh合金
が、10%(原子の%比率)のロジウムを含有している
場合は、公称比が80:20のNiFe合金であるパー
マロイのエッチング速度の0.0125倍のエッチング
速度でエッチングされる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を更に詳細に説
明する。図1には、軟質のアクティブな領域を備えた磁
気抵抗効果型読み取りトランスデューサの断面図が示さ
れている。
【0014】図1を参照すると、磁気抵抗効果型読み取
りトランスデューサ20には軟質のアクティブ層2が、
非磁性材料よりなるスペーサ層4によってMR層6と分
離されて設けられている。パッシブな(passive)両エ
ンド領域18にはそれぞれ硬質の磁性材料よりなるバイ
アス層10と導電層8とが取り付けられている。アクテ
ィブな中心領域16は、パッシブな両エンド領域18の
間に形成される空間によって区画された領域である。
【0015】磁気媒体に貯えられているデータは、直流
電流が図1に示すトランスデューサを通って流れた場合
に、MR層によって読み込まれる。この直流電流はさら
に、軟質の薄層2を飽和させる役割も果たしている。こ
の磁場は、アクティブなMR層6をそのアクティブなM
R層6の検出用最適ポイントに設定する。MRセンサに
とっての適切な検出ポイントを得るためには、軟質なバ
イアス薄層2の生じる磁気モーメントと厚みの積がアク
ティブなMR層6の生じる磁気モーメントと厚みの積の
約0.5から0.7倍となる条件を満足するようにすれ
ばよい。これに加えて、軟質なバイアス薄層2の抵抗率
(resistivity)や抵抗(resistance)を、アクティブ
なMR層6の抵抗率や抵抗よりも充分な意味がある程度
に大きくすることも望ましい。このようにしないと、そ
の装置の効率や出力信号は障害を生じて、信号対雑音レ
ベルが悪影響を受ける。本発明の軟質なバイアス層は、
例えば原子比率が10%のロジウムを含有している場合
においては、パーマロイを用いたMRセンサの抵抗率よ
りも約4倍の大きさの抵抗率を有している。したがっ
て、磁気ひずみを0にすると同時に信号対雑音比の改善
も達成できて、消耗抵抗が充分に改善された最終製品が
得られる。
【0016】本発明のトランスデューサは、縦方向のバ
イアスを生じる手段も備えている。図1には、縦方向の
バイアスを生じさせる手段としてエンド領域18が示さ
れている。このエンド領域18には硬質の磁気バイアス
層10と導電層8が設けられている。硬質の磁気バイア
ス層は、例えばコバルト−クロム、コバルト−プラチ
ナ、あるいはコバルト−クロム−プラチナなどの材料か
らなる単一の層で構成することができる。またはこれら
の単一の層に代えて、タングステンや金の下層被膜や上
層被膜を設けた磁気バイアス層としてもよい。ただし好
適な縦方向のバイアス手段では、硬質の磁気バイアス層
と導電性の層とを設けたエンド領域を備えているが、硬
質のバイアスエンド領域を備えることなく縦方向のバイ
アスを発生させることのできる手段も他の実施例として
採用することができる。
【0017】MRトランスデューサの三層、即ち磁気抵
抗層6、スペーサ層4、及びアクティブな軟質層2の組
成及び厚みは、特定の用途に応じて異なっている。スペ
ーサ層4は導電材料であっても絶縁材料であってもよい
が、絶縁材料か非磁性材料であることが好ましい。磁気
抵抗層6と軟質のアクティブ層2の厚みは、約50から
約800オングストロームである。軟質なアクティブ層
2の構成材料はニッケル、鉄、及びロジウムからなる三
元合金であることが好ましく、これに対して磁気抵抗層
の構成材料は、81/19NiFeを用いることが通常
である。ニッケル及び鉄の原子のパーセント比率はその
用途によって種々に変えることができるが、軟質層2に
おける鉄原子に対するニッケル原子のパーセント比率
は、Rh原子の比率が約6−15パーセントの範囲にあ
る場合には約4.79から5.58の範囲内にあること
が好ましい。このRh原子のパーセント比率は、次の数
7によって得られる。
【0018】
【数7】原子の%比率 Rh=11.63×(NiFe
の原子比)−49.53 ある軟質の磁気材料を構成する鉄、ニッケル及びロジウ
ムについての計算は、一例を挙げて説明することで非常
によく理解することができる。例えばNi/Feの比が
5である合金においては、ロジウムの最適の含有量(原
子パーセント)は約8.4%である。成分比が5のNi
/Feと濃度が8.4%のロジウムを固化したときに、
ニッケルと鉄の濃度が決ってくる。したがって、この例
の場合においては、ニッケルの原子パーセントは(10
0−8.4)×(5/6)、即ち約76.3%であり、
これに対応する鉄の原子パーセントは(100−76.
3−8.4)、即ち15.3%である。
【0019】トランスデューサ20の製造は、当業者が
従来より行っている方法によってなされる。この種のト
ランスデューサ20の製造方法については米国特許明細
書第5,018,037号(第3−4欄及び図3−5参
照)に記述されている。なおこの明細書は、参考文献と
してこの出願明細書中に組み入れられる。トランスデュ
ーサの薄膜は、例えばイオンビームスパッタリング等の
スパッタリング被膜法によって堆積させて形成すること
ができる。このとき基板の温度は比較的均一に保って、
室温から摂氏約300度の範囲内に維持することが好ま
しい。堆積を行なわせるチャンバー内のアルゴン圧力
は、5ミリトルから約30ミリトルの範囲内がよく、特
に約10−15ミリトルの範囲内であることが好まし
い。
【0020】(実施例)ニッケル、鉄、及びロジウムか
らなるサーマル合金を、25ミリの厚さのシリコンウェ
ハにスパッタリング法を用いて堆積させ、0.50ミク
ロンのAl23と100オングストロームのTa被膜を
形成する。この堆積はパルキンスエルマー 2400
(Perkins Elmer 2400)装置を用いて行なわれ、またこ
の際使用する特定のニッケル−鉄−ロジウムからなるタ
ーゲット供給源としてはカリフォルニア州サンホセ所在
のACI Alloys社から入手したものが用いられる。基板
は、摂氏約50度の温度に保持する。堆積チャンバー内
は圧力約15ミリトルのアルゴン雰囲気に維持してお
く。アルゴンを入れる前の圧力は、5×10-7トル以下
である。堆積速度は1分あたり約150オングストロー
ムとする。そして薄膜の厚みが約640オングストロー
ムになるように形成する。形成された薄膜の厚みの測定
は、カリフォルニア州マウンテインビュー所在のTencor
社より入手したTencor Profilemeterを用い、ステップ
手法によって行なわれる。得られた薄膜は、次のような
原子パーセントからなる組成となっている。即ち、Ni
が75.3%、Feが14.7%、及びRhが10.0
%である。この組成は、用いたターゲットの構成によっ
て決ってくる。この薄膜の飽和状態の磁気ひずみは、カ
リフォルニア州サンディエゴ所在のLaFouda Solutions
社から入手できる装置を用いたレーザー−カンチレバー
−ビーム(laser-cantilever-beam)手法によって測定
が行われる。△ρ/ρ、即ち磁場が垂直にかけられてい
る場合と磁場が平行にかけられている場合との飽和状態
の磁場における抵抗率の差をSHBループトレーサーで
用いられている磁気ひずみプローブによって測定する
と、0.27%である。4πMsは、カリフォルニア州
ロサンゼルス所在のS.H.B. Instruments社から入手でき
るSHBループトレーサーによって測定すると、750
0+/−500ガウスである。
【0021】得られた薄膜の特徴は、数式:原子% R
h=11.63×(NiFeの原子比)−49.53に
よって求められる組成のサーマリー合金薄膜が実質的な
磁気ひずみのない軟質の磁性材料であることを示してい
る。
【0022】ここで開示した組成物の利点を利用するこ
とによって、薄層MRヘッドに用いられる磁性材料が実
質的に磁気ひずみが0となるように、かつ抵抗率ファク
ターが4になるまで増加するように製造することができ
る。本発明は上述した特定のパラメータ及びディメンジ
ョンに限定する必要はなく、本発明の目的の範囲内でさ
まざまな変形を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 軟質のアクティブな領域を備えた磁気抵抗効
果型読み取りトランスデューサの断面図である。
【符号の説明】
2…軟質のバイアス層、4…スペーサ層、6…MR層、
8…導電層、10…磁気バイアス層、16…中心領域、
18…エンド領域。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 磁気ひずみが0の磁性材料
【特許請求の範囲】
【数1】ロジウム=11.63×(ニッケル/鉄の原子
比)−49.53 (なお、この式において全ての成分は原子のパーセント
で示される。)からなる軟質磁性材料組成物であって、 前記ニッケルと鉄とロジウムのそれぞれの原子のパーセ
ントが、それぞれの原子のパーセントをトータルして1
00%となるように、かつ磁気ひずみがほぼ0になって
前記磁性材料組成物のストレスが最小となるように選択
される ことを特徴とする軟質磁性材料組成物。
【数2】ロジウム=11.63×(ニッケル/鉄の原子
比)−49.53 (なお、この式において全ての成分は原子のパーセント
で示される。)からなる合金からなり、 前記ニッケルと鉄とロジウムのそれぞれの原子のパーセ
ントが、それぞれの原子のパーセントをトータルして1
00%となるように、かつ磁気ひずみがほぼ0になって
前記軟質磁気層のストレスが最小となるように選択され
ことを特徴とする磁気抵抗効果型読み取りトランスデ
ューサ。
【数3】ロジウム=11.63×(ニッケル/鉄の原子
比)−49.53 (なお、この式において全ての成分は原子のパーセント
で示される。)を同時に堆積させることからなるニッケ
ル−鉄合金の消耗速度の減少方法であって、前記合金の
磁気ひずみが絶対値|10 -6|/(△l/l)以下に維
持されているとともに、前記ニッケルと鉄とロジウムの
それぞれの原子のパーセントが、それぞれの原子のパー
セントをトータルして100%となるように、かつ磁気
ひずみがほぼ0になって前記合金のストレスが最小とな
るように選択されることを特徴とするニッケル−鉄合金
の消耗速度の減少方法。
【数4】ロジウム=11.63×(ニッケル/鉄の原子
比)−49.53(なお、この式において全ての成分は原子のパーセント
で示される。) を満たすような個々の蒸発比率で同時に
蒸発させることにより堆積された合金であることを特徴
とする請求項9に記載のニッケル−鉄合金の消耗速度の
減少方法。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気トランスデューサ
ヘッドに用いる薄膜に関し、更に特定すると、実質的に
磁気ひずみが0のニッケル、鉄及びロジウムからなる薄
膜状三元合金に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気抵抗効果型(MR)トランスデュー
サは、例えば磁気ディスク等の磁気媒体上に貯えられて
いるデータ信号を読み取るために用いられる。MRで用
いられる軟質の磁気材料は、種々の組成のものが用いら
れる。なかでも、約80%のニッケル(Ni)と約20
%の鉄(Fe)からなる合金が好んで用いられる。適切
なNiFeの組成を持つ合金としては、商品名パーマ
ロイ(Permalloy)なる合金を商業的に入手することが
できる。パーマロイ類似の合金ではその消耗を減少させ
る目的で、他の成分がそのNiFe合金中に混入され
ている。NiFe合金の消耗抵抗を高めることができ
る点で特に有効な添加成分はロジウム(Rh)である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロジウムをNiFe
合金に混入させると、その合金の磁気ひずみに対しては
不利となる可能性がある。特に、ロジウムをNiFe
(パーマロイタイプ)合金に混入した場合では、磁気ひ
ずみのレベルをほぼ0に維持するようにNiFeの原
を調節しなくてはならない。磁気ひずみのレベルを
ほとんど0にする必要性は、ストレス即ち、基板に導入
されるストレスあるいは基板自身が有するストレス、ま
たはそれらが組合わさったストレスが、MRセンサやア
クティブなMR層の横方向のバイアスとして用いられる
隣接する軟質膜のいずれかに発生し、そのセンサあるい
は軟質のバイアス層の磁気配置に悪影響を及ぼすことに
なるという事象から生じている。これらの層の磁気ひず
みをほとんど0にすることが、前記の悪影響を減少させ
かつなくすことにつながるとともに、信頼性が高く、そ
して量産可能なセンサを提供することになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、実質的に磁気
ひずみのないニッケル−鉄−ロジウム組成物を提供する
ことを目的とする。
【0005】またこの発明のもう一つの目的は、ニッケ
ル−鉄合金の消耗抵抗を高めることにある。
【0006】本発明の一実施例は、約4.8から約5.
6の範囲のNiFeの原子を有する軟質磁気合金で
ある。このような合金は、磁気ひずみをほとんど0、即
ち、次の数5
【0007】
【数5】Rh=11.63×(NiFeの原子比)−
49.53(なお、この式において全ての成分は原子のパーセント
で示される。) で求められ、磁気ひずみを+0.5〜
−1.0×10-6△l/lの範囲内にすることのでき
る量のロジウム(Rh)を含有している。
【0008】本発明の他の実施例は、ニッケル
ジウム合金を含有する軟質磁気層を備えたMR読み取り
トランスデューサである。この軟質磁気材料は硬質の磁
気エンド領域の間に配設されていることが好ましい。
【0009】本発明の更に他の実施例は、ニッケル−鉄
合金の消耗抵抗を高めるための方法であって、この方法
においては磁気ひずみが+0.5から−1.0×1
-6の範囲内に保たれていることを特徴とする。そして
この方法では、ニッケル−鉄合金中にロジウム成分が、
前述した数式によって求められる量だけ混入されてい
る。
【0010】
【発明の効果】発明者らは、本発明のロジウムを含有す
るNiFe膜を、水素イオンと過酸化水素を含み酸化
的にエッチングを行うことのできる酸化剤エッチング溶
液に浸漬して行った実験によって、パーマロイの消耗速
度に対してロジウムを含有するNiFe膜の消耗速度
が減少することを見いだしている。それは次の数6によ
って明らかにしている。
【0011】
【数6】NiFeRhの消耗速度/NiFeの消
耗速度=e-0.19 なお、0.19は原子の%割合である。
【0012】たとえば本発明にかかるNiFeRh
合金が、10%(原子の%割合)のロジウムを含有して
いる場合は、公称比が80:20のNiFe合金であ
るパーマロイのエッチング速度の0.0125倍のエッ
チング速度でエッチングされる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を更に詳細に説
明する。図1には、軟質のアクティブな領域を備えた磁
気抵抗効果型読み取りトランスデューサの断面図が示さ
れている。
【0014】図1を参照すると、磁気抵抗効果型読み取
りトランスデューサ20には軟質のアクティブ層2が、
非磁性材料よりなるスペーサ層4によってMR層6と分
離されて設けられている。パッシブな(passive)両エ
ンド領域18にはそれぞれ硬質の磁性材料よりなるバイ
アス層10と導電層8とが取り付けられている。アクテ
ィブな中心領域16は、パッシブな両エンド領域18の
間に形成される空間によって区画された領域である。
【0015】磁気媒体に貯えられているデータは、直流
電流が図1に示すトランスデューサを通って流れた場合
に、MR層によって読み込まれる。この直流電流はさら
に、軟質の薄層2を飽和させる役割も果たしている。こ
の磁場は、アクティブなMR層6をそのアクティブなM
R層6の検出用最適ポイントに設定する。MRセンサに
とっての適切な検出ポイントを得るためには、軟質なバ
イアス薄層2の生じる磁気モーメントと厚みの積がアク
ティブなMR層6の生じる磁気モーメントと厚みの積の
約0.5から0.7倍となる条件を満足するようにすれ
ばよい。これに加えて、軟質なバイアス薄層2の抵抗率
(resistivity)や抵抗(resistance)を、アクティブ
なMR層6の抵抗率や抵抗よりも充分な意味がある程度
に大きくすることも望ましい。このようにしないと、そ
の装置の効率や出力信号は障害を生じて、信号対雑音レ
ベルが悪影響を受ける。本発明の軟質なバイアス層は、
例えば原子の割合が10%のロジウムを含有している場
合においては、パーマロイを用いたMRセンサの抵抗率
よりも約4倍の大きさの抵抗率を有している。したがっ
て、磁気ひずみを0にすると同時に信号対雑音比の改善
も達成できて、消耗抵抗が充分に改善された最終製品が
得られる。
【0016】本発明のトランスデューサは、縦方向のバ
イアスを生じる手段も備えている。図1には、縦方向の
バイアスを生じさせる手段としてエンド領域18が示さ
れている。このエンド領域18には硬質の磁気バイアス
層10と導電層8が設けられている。硬質の磁気バイア
ス層は、例えばコバルト−クロム、コバルト−プラチ
ナ、あるいはコバルト−クロム−プラチナなどの材料か
らなる単一の層で構成することができる。またはこれら
の単一の層に代えて、タングステンや金の下層被膜や上
層被膜を設けた磁気バイアス層としてもよい。ただし好
適な縦方向のバイアス手段では、硬質の磁気バイアス層
と導電性の層とを設けたエンド領域を備えているが、硬
質のバイアスエンド領域を備えることなく縦方向のバイ
アスを発生させることのできる手段も他の実施例として
採用することができる。
【0017】MRトランスデューサの三層、即ち磁気抵
抗層6、スペーサ層4、及びアクティブな軟質層2の組
成及び厚みは、特定の用途に応じて異なっている。スペ
ーサ層4は導電材料であっても絶縁材料であってもよい
が、絶縁材料か非磁性材料であることが好ましい。磁気
抵抗層6と軟質のアクティブ層2の厚みは、約50から
約800オングストロームである。軟質なアクティブ層
2の構成材料はニッケル、鉄、及びロジウムからなる三
元合金であることが好ましく、これに対して磁気抵抗層
の構成材料は、Ni/Fe=81/19の原子比を満た
すNi−Feを用いることが通常である。ニッケル及び
鉄の原子のパーセント割合はその用途によって種々に変
えることができるが、軟質層2における鉄原子に対する
ニッケル原子のパーセント割合の比は、Rh原子の割合
が約6−15パーセントの範囲にある場合には約4.7
9から5.58の範囲内にあることが好ましい。このR
h原子のパーセント割合は、次の数7によって得られ
る。
【0018】
【数7】Rh=11.63×(NiFeの原子比)−
49.53(なお、この式中の全ての成分は原子の%で示されてい
る。) ある軟質の磁気材料を構成する鉄、ニッケル及び
ロジウムについての計算は、一例を挙げて説明すること
で非常によく理解することができる。例えばNi/Fe
の比が5である合金においては、ロジウムの最適の含有
量(原子パーセント)は約8.4%である。成分比が5
のNiFeと濃度が8.4%のロジウムを固化したと
きに、ニッケルと鉄の濃度が決ってくる。したがって、
この例の場合においては、ニッケルの原子パーセントは
(100−8.4)×(5/6)、即ち約76.3%で
あり、これに対応する鉄の原子パーセントは(100−
76.3−8.4)、即ち15.3%である。
【0019】トランスデューサ20の製造は、当業者が
従来より行っている方法によってなされる。この種のト
ランスデューサ20の製造方法については米国特許明細
書第5,018,037号(第3−4欄及び図3−5参
照)に記述されている。なおこの明細書は、参考文献と
してこの出願明細書中に組み入れられる。トランスデュ
ーサの薄膜は、例えばイオンビームスパッタリング等の
スパッタリング被膜法によって堆積させて形成すること
ができる。このとき基板の温度は比較的均一に保って、
室温から摂氏約300度の範囲内に維持することが好ま
しい。堆積を行なわせるチャンバー内のアルゴン圧力
は、5ミリトルから約30ミリトルの範囲内がよく、特
に約10−15ミリトルの範囲内であることが好まし
い。
【0020】(実施例)ニッケル、鉄、及びロジウムか
らなるサーマル合金を、25ミリの厚さのシリコンウェ
ハにスパッタリング法を用いて堆積させ、0.50ミク
ロンのAl23と100オングストロームのTa被膜を
形成する。この堆積はパルキンスエルマー 2400
(Perkins Elmer 2400)装置を用いて行なわれ、またこ
の際使用する特定のニッケル−鉄−ロジウムからなるタ
ーゲット供給源としてはカリフォルニア州サンホセ所在
のACI Alloys社から入手したものが用いられる。基板
は、摂氏約50度の温度に保持する。堆積チャンバー内
は圧力約15ミリトルのアルゴン雰囲気に維持してお
く。アルゴンを入れる前の圧力は、5×10-7トル以下
である。堆積速度は1分あたり約150オングストロー
ムとする。そして薄膜の厚みが約640オングストロー
ムになるように形成する。形成された薄膜の厚みの測定
は、カリフォルニア州マウンテインビュー所在のTencor
社より入手したTencor Profilemeterを用い、ステップ
手法によって行なわれる。得られた薄膜は、次のような
原子パーセントからなる組成となっている。即ち、Ni
が75.3%、Feが14.7%、及びRhが10.0
%である。この組成は、用いたターゲットの構成によっ
て決ってくる。この薄膜の飽和状態の磁気ひずみは、カ
リフォルニア州サンディエゴ所在のLaFouda Solutions
社から入手できる装置を用いたレーザー−カンチレバー
−ビーム(laser-cantilever-beam)手法によって測定
が行われる。△ρ/ρ、即ち磁場が垂直にかけられてい
る場合と磁場が平行にかけられている場合との飽和状態
の磁場における抵抗率の差をSHBループトレーサーで
用いられている磁気ひずみプローブによって測定する
と、0.27%である。4πMsは、カリフォルニア州
ロサンゼルス所在のS.H.B. Instruments社から入手でき
るSHBループトレーサーによって測定すると、750
0+/−500ガウスである。
【0021】得られた薄膜の特徴は、数式: Rh=1
1.63×(NiFeの原子比)−49.53(な
お、この式中の全ての成分は原子の%で示されてい
る。)によって求められる組成のサーマリー合金薄膜が
実質的な磁気ひずみのない軟質の磁性材料であることを
示している。
【0022】ここで開示した組成物の利点を利用するこ
とによって、薄層MRヘッドに用いられる磁性材料が実
質的に磁気ひずみが0となるように、かつ抵抗率ファク
ターが4になるまで増加するように製造することができ
る。本発明は上述した特定のパラメータ及びディメンジ
ョンに限定する必要はなく、本発明の目的の範囲内でさ
まざまな変形を加えることができる。
【0023】例えば、スパッタリング堆積法を、圧力約
5−30ミリトルのアルゴン気流下で行ってもよい。基
板バイアス電圧が0−100ボルトの範囲内で行っても
よい。堆積速度が毎秒1−5オングストロームの範囲内
で行うこともできる。堆積を、ロジウム、ニッケル、及
び鉄からなる3つの別々の蒸発源をe−ビーム加熱ある
いはサーマル加熱することによって、5×10 -6トル以
下のベース圧力で次の数8、即ち、
【0024】
【数8】Rh=11.63×(Ni/Feの原子比)−
49.53 (なお、この式中の全ての成分は原子の%で示されてい
る。)を満たすような個々の蒸発比率で同時に蒸発させ
ることにより行ってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 軟質のアクティブな領域を備えた磁気抵抗効
果型読み取りトランスデューサの断面図である。
【符号の説明】 2…軟質のバイアス層、4…スペーサ層、6…MR層、
8…導電層、10…磁気バイアス層、16…中心領域、
18…エンド領域。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)原子比率が約82.7から約84.
    7パーセントのニッケル (2)原子比率が約15.3から約17.3パーセント
    の鉄 (3)次の数1を満たす量のロジウム 【数1】 Rh=11.63×(NiFeの原子比)−
    49.53 (なお、全ての成分は原子のパーセント比率で示され
    る。)からなることを特徴とする軟質磁性材料組成物。
  2. 【請求項2】前記ニッケル/鉄の原子比(NiFe)が
    約4.8から約5.6であることを特徴とする請求項1
    に記載の軟質磁性材料組成物。
  3. 【請求項3】前記ロジウム原子の比率が約6から約15
    パーセントであることを特徴とする請求項1に記載の軟
    質磁性材料組成物。
  4. 【請求項4】前記組成物の磁気ひずみが約10-6以下で
    あることを特徴とする請求項1に記載の軟質磁性材料組
    成物。
  5. 【請求項5】磁気抵抗層及び少なくとも一層の軟質磁気
    層からなる磁気抵抗効果型読み取りトランスデューサで
    あって、前記軟質磁気層が、 (1)原子比率が約82.7から約84.7パーセント
    のニッケル (2)原子比率が約15.3から約17.3パーセント
    の鉄 (3)次の数2を満たす量のロジウム 【数2】 Rh=11.63×(NiFeの原子比)−
    49.53 (なお、全ての成分は原子のパーセント比率で示されて
    いる。)からなることを特徴とする磁気抵抗効果型読み
    取りトランスデューサ。
  6. 【請求項6】前記ニッケル/鉄の原子比(NiFe)が
    約4.8から約5.6であることを特徴とする請求項5
    に記載の磁気抵抗効果型読み取りトランスデューサ。
  7. 【請求項7】前記合金中に含まれるロジウム原子の比率
    が約6から約15パーセントであることを特徴とする請
    求項5に記載の磁気抵抗効果型読み取りトランスデュー
    サ。
  8. 【請求項8】前記合金の磁気ひずみが約10-6以下であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の磁気抵抗効果型読
    み取りトランスデューサ。
  9. 【請求項9】同時に堆積させたニッケル、鉄、及び次の
    数3を満たす量のロジウム 【数3】 Rh=11.63×(NiFeの原子比)−
    49.53 (なお、全ての成分は原子のパーセント比率で示されて
    いる。)からなるニッケルニッケル−鉄合金の磁気ひず
    みを10-6/(△l/l)以下に維持することを特徴と
    する前記ニッケル−鉄合金の消耗速度の減少方法。
  10. 【請求項10】前記ニッケル/鉄の原子比(NiFe)
    が約4.8から約5.6であることを特徴とする請求項
    9に記載のニッケル−鉄合金の消耗速度の減少方法。
  11. 【請求項11】前記合金中に含まれるロジウム原子の比
    率が約6から約15パーセントであることを特徴とする
    請求項9に記載のニッケル−鉄合金の消耗速度の減少方
    法。
  12. 【請求項12】前記合金の磁気ひずみが約10-6以下で
    あることを特徴とする請求項9に記載のニッケル−鉄合
    金の消耗速度の減少方法。
  13. 【請求項13】前記合金が、圧力5−30ミリトル(mi
    lliTorr)のアルゴン雰囲気下、0−100ボルトの基
    板バイアス電圧、及び毎秒1−5オングストロームの堆
    積速度でスパッター堆積法を行うことによって堆積させ
    た合金であることを特徴とする請求項9に記載のニッケ
    ル−鉄合金の消耗速度の減少方法。
  14. 【請求項14】前記合金が、ロジウム、ニッケル、及び
    鉄からなる3つの別々の蒸発源をe−ビーム加熱あるい
    はサーマル加熱することによって、5×10-6トル以下
    のベース圧力で次の数4、即ち 【数4】 Rh=11.63(NiFe)−49.53 を満たすような個々の蒸発比率で同時に蒸発させること
    により堆積された合金であることを特徴とする請求項9
    に記載のニッケル−鉄合金の消耗速度の減少方法。
JP6194437A 1993-09-02 1994-08-18 磁気ひずみが0の磁性材料 Pending JPH07166282A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100524581B1 (ko) * 2001-08-24 2005-10-28 선 테크 가부시키가이샤 카드식 제로 자장 발생장치 및 카드식 제로 자장 발생방법

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EP0642183B1 (en) 1998-03-25
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