JPH07166175A - 軽油の製造方法 - Google Patents
軽油の製造方法Info
- Publication number
- JPH07166175A JPH07166175A JP34277393A JP34277393A JPH07166175A JP H07166175 A JPH07166175 A JP H07166175A JP 34277393 A JP34277393 A JP 34277393A JP 34277393 A JP34277393 A JP 34277393A JP H07166175 A JPH07166175 A JP H07166175A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- catalyst
- hue
- sulfur content
- gas oil
- Prior art date
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- Pending
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 石油留出油から硫黄分および芳香族化合物、
特に多環芳香族化合物が少なく、かつ色相も良好な軽
油、特にディーゼル軽油を製造する方法を開発する。 【構成】 硫黄分0.5〜2.0重量%、沸点200〜
400℃の範囲にある石油蒸留留出油を水素化処理触媒
の存在下、水素化させて硫黄分を0.05重量%以下に
する第一工程と第一工程の水素化処理油をそのまま第二
工程に供給して、ゼオライトに貴金属を担持した水素化
処理触媒の存在下、水素化させて色相をセーボルト色値
で0以上、かつ多環芳香族化合物を90%以下に低減す
る第二工程とからなる軽油の製造方法により目的を達成
することができる。
特に多環芳香族化合物が少なく、かつ色相も良好な軽
油、特にディーゼル軽油を製造する方法を開発する。 【構成】 硫黄分0.5〜2.0重量%、沸点200〜
400℃の範囲にある石油蒸留留出油を水素化処理触媒
の存在下、水素化させて硫黄分を0.05重量%以下に
する第一工程と第一工程の水素化処理油をそのまま第二
工程に供給して、ゼオライトに貴金属を担持した水素化
処理触媒の存在下、水素化させて色相をセーボルト色値
で0以上、かつ多環芳香族化合物を90%以下に低減す
る第二工程とからなる軽油の製造方法により目的を達成
することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軽油の製造方法に関し、
さらに詳しくは石油留出油から硫黄分および芳香族化合
物、特に多環芳香族化合物が少なく、かつ色相も良好な
軽油、特にディーゼル軽油を製造する方法に関する。
さらに詳しくは石油留出油から硫黄分および芳香族化合
物、特に多環芳香族化合物が少なく、かつ色相も良好な
軽油、特にディーゼル軽油を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、我国では、主に直留軽油を一般的
脱硫反応装置で処理した脱硫軽油留分に直留軽油留分、
直留灯油留分、分解装置から得られた軽油留分等を調合
して硫黄分0.4〜0.5重量%のディーゼル軽油を製
造してきた。しかし、近年、国内の環境問題の改善のた
めに、ディーゼル車排ガス中のNOX および粒子状物質
の削減の要求が高まりつつある。ディーゼル車排ガス中
のNOX および粒子状物質の削減にはディーゼル軽油中
の硫黄の低減が有効であり、このため、ディーゼル軽油
中の硫黄分が0.4〜0.5重量%から0.2重量%へ
引き下げられ、さらに0.05重量%へ引き下げられる
ことが決定されている。
脱硫反応装置で処理した脱硫軽油留分に直留軽油留分、
直留灯油留分、分解装置から得られた軽油留分等を調合
して硫黄分0.4〜0.5重量%のディーゼル軽油を製
造してきた。しかし、近年、国内の環境問題の改善のた
めに、ディーゼル車排ガス中のNOX および粒子状物質
の削減の要求が高まりつつある。ディーゼル車排ガス中
のNOX および粒子状物質の削減にはディーゼル軽油中
の硫黄の低減が有効であり、このため、ディーゼル軽油
中の硫黄分が0.4〜0.5重量%から0.2重量%へ
引き下げられ、さらに0.05重量%へ引き下げられる
ことが決定されている。
【0003】また、近年、ディーゼル軽油中の芳香族分
の抑制がディーゼル車排ガス中のNOX および粒子状物
質の削減に寄与することが明らかになりつつある。とく
に、1分子中の芳香環の環数が3以上である多環芳香族
分の影響が大きいとの報告がある。このため、硫黄のみ
ならず、芳香族分、とくに多環芳香族分を減少させた軽
油の製造法は、重要な意義を持っている。
の抑制がディーゼル車排ガス中のNOX および粒子状物
質の削減に寄与することが明らかになりつつある。とく
に、1分子中の芳香環の環数が3以上である多環芳香族
分の影響が大きいとの報告がある。このため、硫黄のみ
ならず、芳香族分、とくに多環芳香族分を減少させた軽
油の製造法は、重要な意義を持っている。
【0004】また、色相の規格はJISでは規定されて
いないが、石油会社各社は独自にセーボルト色、AST
M色、APHA色等による一定の色相基準値を定め品質
管理をしており、この規格をみたすことが必要である。
ディーゼル軽油中の硫黄分を0.05重量%以下に低減
するために、まず脱硫を重視した水素化処理を行い、次
に色相の改善を重視した水素化処理を行う二段階水素化
処理方法が提案されている(特開平5−78670号公
報)が、この方法は芳香族分、とくに多環芳香族分の低
減が不十分である問題点があった。
いないが、石油会社各社は独自にセーボルト色、AST
M色、APHA色等による一定の色相基準値を定め品質
管理をしており、この規格をみたすことが必要である。
ディーゼル軽油中の硫黄分を0.05重量%以下に低減
するために、まず脱硫を重視した水素化処理を行い、次
に色相の改善を重視した水素化処理を行う二段階水素化
処理方法が提案されている(特開平5−78670号公
報)が、この方法は芳香族分、とくに多環芳香族分の低
減が不十分である問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、石油
留出油から硫黄分0.05重量%以下で色相がセーボル
ト色値で0以上であり、かつ芳香族化合物、特に多環芳
香族化合物を低減した軽油、特にディーゼル軽油を製造
する方法を提供することにある。
留出油から硫黄分0.05重量%以下で色相がセーボル
ト色値で0以上であり、かつ芳香族化合物、特に多環芳
香族化合物を低減した軽油、特にディーゼル軽油を製造
する方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の問題
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、石油留出油を特
定の触媒を用い、特定の条件で二段水素化処理すること
により硫黄分、芳香族分、とくに多環芳香族分を低減し
た、かつ色相も良好な軽油を製造できることを見い出し
本発明を完成するに至った。
を解決するため鋭意研究を重ねた結果、石油留出油を特
定の触媒を用い、特定の条件で二段水素化処理すること
により硫黄分、芳香族分、とくに多環芳香族分を低減し
た、かつ色相も良好な軽油を製造できることを見い出し
本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、硫黄分0.5〜2.
0重量%、沸点200〜400℃の範囲にある石油蒸留
留出油を水素化処理触媒の存在下、水素化させて硫黄分
を0.05重量%以下にする第一工程と第一工程の水素
化処理油をそのまま第二工程に供給して、ゼオライトに
貴金属を担持した水素化処理触媒の存在下、水素化させ
て色相をセーボルト色値で0以上、かつ多環芳香族化合
物を90%以下に低減する第二工程とからなる軽油の製
造方法に関する。
0重量%、沸点200〜400℃の範囲にある石油蒸留
留出油を水素化処理触媒の存在下、水素化させて硫黄分
を0.05重量%以下にする第一工程と第一工程の水素
化処理油をそのまま第二工程に供給して、ゼオライトに
貴金属を担持した水素化処理触媒の存在下、水素化させ
て色相をセーボルト色値で0以上、かつ多環芳香族化合
物を90%以下に低減する第二工程とからなる軽油の製
造方法に関する。
【0008】本発明は、第一工程では主として石油留出
油の水素化脱硫と芳香族化合物の水素化が行われ、第二
工程では主として脱硫油の色相改善と第一工程で残存す
る芳香族化合物の水素化が行われる。第一工程は深度脱
硫を行う条件であるため、高温で処理を行う。同時にこ
の工程で芳香族化合物の水素化が進むが、この反応は発
熱反応であるため、高温になると化学平衡が生成系に不
利となり反応がある程度以上進行しなくなる。第二工程
は、色相の改善と第一工程で残存する芳香族化合物の水
素化を行う工程で、比較的低温で水素化を行う。この工
程では芳香族化合物の水素化は化学平衡の制約を受ける
ことなく進行し得るが、残存する芳香族化合物の水素化
のためには活性の高い水素化処理触媒を使う必要があ
る。
油の水素化脱硫と芳香族化合物の水素化が行われ、第二
工程では主として脱硫油の色相改善と第一工程で残存す
る芳香族化合物の水素化が行われる。第一工程は深度脱
硫を行う条件であるため、高温で処理を行う。同時にこ
の工程で芳香族化合物の水素化が進むが、この反応は発
熱反応であるため、高温になると化学平衡が生成系に不
利となり反応がある程度以上進行しなくなる。第二工程
は、色相の改善と第一工程で残存する芳香族化合物の水
素化を行う工程で、比較的低温で水素化を行う。この工
程では芳香族化合物の水素化は化学平衡の制約を受ける
ことなく進行し得るが、残存する芳香族化合物の水素化
のためには活性の高い水素化処理触媒を使う必要があ
る。
【0009】本発明において、多環芳香族化合物とは1
分子中に芳香環を3個以上持つ化合物のことを指す。芳
香環が縮合環であるか否かは問わない。軽油中のこれら
の化合物を個々に同定することは困難であるが、その総
量は、カラムクロマトグラフ、高速液体クロマトグラフ
(HPLC)、超臨界流体クロマトグラフ等の方法を適
切な条件で行うことにより測定できることは当該業者間
で知られている。
分子中に芳香環を3個以上持つ化合物のことを指す。芳
香環が縮合環であるか否かは問わない。軽油中のこれら
の化合物を個々に同定することは困難であるが、その総
量は、カラムクロマトグラフ、高速液体クロマトグラフ
(HPLC)、超臨界流体クロマトグラフ等の方法を適
切な条件で行うことにより測定できることは当該業者間
で知られている。
【0010】本発明で用いる石油蒸留留出油としては、
硫黄分0.5〜2.0重量%、沸点200〜400℃の
範囲にある留出油である。例えば原油の常圧または減圧
蒸留により得られる留出油(LGO)、流動接触分解
(FCC)により得られる留出油(LCO)、熱分解に
より得られる留出油等が挙げられる。これらの留出油は
混合することもできる。特に原油の常圧蒸留により得ら
れる留出油(LGO)、流動接触分解(FCC)により
得られる留出油(LCO)が好ましく用いられる。ある
いは両者の混合油が好ましく用いられる。
硫黄分0.5〜2.0重量%、沸点200〜400℃の
範囲にある留出油である。例えば原油の常圧または減圧
蒸留により得られる留出油(LGO)、流動接触分解
(FCC)により得られる留出油(LCO)、熱分解に
より得られる留出油等が挙げられる。これらの留出油は
混合することもできる。特に原油の常圧蒸留により得ら
れる留出油(LGO)、流動接触分解(FCC)により
得られる留出油(LCO)が好ましく用いられる。ある
いは両者の混合油が好ましく用いられる。
【0011】本発明の第一工程の水素化処理温度は28
0〜450℃、好ましくは330〜440℃、さらに好
ましくは370〜430℃の範囲である。反応温度が低
すぎる場合には硫黄分0.05重量%を達成することは
困難である。反応温度が450℃を越える場合には、水
素化処理油が高度に着色し、第二工程で色相がセーボル
ト色値で0以上(色相基準値)を達成することは困難で
ある。なお、第一工程の水素化処理温度とは反応塔平均
温度(WABT)のことである。
0〜450℃、好ましくは330〜440℃、さらに好
ましくは370〜430℃の範囲である。反応温度が低
すぎる場合には硫黄分0.05重量%を達成することは
困難である。反応温度が450℃を越える場合には、水
素化処理油が高度に着色し、第二工程で色相がセーボル
ト色値で0以上(色相基準値)を達成することは困難で
ある。なお、第一工程の水素化処理温度とは反応塔平均
温度(WABT)のことである。
【0012】第一工程の水素化処理圧力は10〜100
kg/cm2 、好ましくは25〜70kg/cm2 の範
囲である。10kg/cm2 より低い場合には、硫黄分
0.05重量%を達成することは困難である。一方、必
要以上に高圧にすると設備投資が多大となる。なお、こ
こでいう第一工程の水素化処理圧力とは水素分圧のこと
である。第一工程の石油留出油の供給量(液空間速度、
LHSV)は1〜10h-1が好ましく、特に3〜6h-1
が好ましい範囲である。第一工程の水素/油比は200
〜3000scf/bblが好ましく、特に400〜3
000scf/bblが好ましい範囲である。
kg/cm2 、好ましくは25〜70kg/cm2 の範
囲である。10kg/cm2 より低い場合には、硫黄分
0.05重量%を達成することは困難である。一方、必
要以上に高圧にすると設備投資が多大となる。なお、こ
こでいう第一工程の水素化処理圧力とは水素分圧のこと
である。第一工程の石油留出油の供給量(液空間速度、
LHSV)は1〜10h-1が好ましく、特に3〜6h-1
が好ましい範囲である。第一工程の水素/油比は200
〜3000scf/bblが好ましく、特に400〜3
000scf/bblが好ましい範囲である。
【0013】第一工程の水素化処理触媒としては、石油
留出油の水素化精製に通常用いられている触媒を用いる
ことができる。例えば、アルミナ、シリカ、チタニア、
ボリア、ジルコニア、シリカ−アルミナ、シリカ−マグ
ネシア、アルミナ−マグネシア、アルミナ−チタニア、
シリカ−チタニア、アルミナ−ボリア、アルミナ−ジル
コニア等の多孔性無機酸化物に活性金属を担持した触媒
が用いられる。該活性金属としては周期律表第V族、V
I族、第VIII族鉄族金属から選ばれる少なくとも1
種の金属が用いられる。例えば、バナジウム、クロム、
モリブデン、タングステン、コバルト、ニッケル等が挙
げられる。これらの金属は担体上に金属状、酸化物、硫
化物またはそれらの混合物の形態で存在できる。
留出油の水素化精製に通常用いられている触媒を用いる
ことができる。例えば、アルミナ、シリカ、チタニア、
ボリア、ジルコニア、シリカ−アルミナ、シリカ−マグ
ネシア、アルミナ−マグネシア、アルミナ−チタニア、
シリカ−チタニア、アルミナ−ボリア、アルミナ−ジル
コニア等の多孔性無機酸化物に活性金属を担持した触媒
が用いられる。該活性金属としては周期律表第V族、V
I族、第VIII族鉄族金属から選ばれる少なくとも1
種の金属が用いられる。例えば、バナジウム、クロム、
モリブデン、タングステン、コバルト、ニッケル等が挙
げられる。これらの金属は担体上に金属状、酸化物、硫
化物またはそれらの混合物の形態で存在できる。
【0014】本発明では、コバルト、ニッケルのうち少
なくも一種と、モリブデン、タングステンのうち少なく
とも一種をアルミナ担体に担持した触媒を用いることが
好ましく、特にアルミナ担体にコバルトとモリブデンを
活性金属として担持した触媒を用いることが好ましい。
該活性金属の担持量はそれぞれ酸化物として3〜20重
量%の範囲が好ましい。該触媒の形状は粒状、錠剤状、
円柱形のいずれでもよい。第一工程の水素化処理触媒は
水素化処理に用いる前に公知の方法で予備硫化して用い
てもよい。
なくも一種と、モリブデン、タングステンのうち少なく
とも一種をアルミナ担体に担持した触媒を用いることが
好ましく、特にアルミナ担体にコバルトとモリブデンを
活性金属として担持した触媒を用いることが好ましい。
該活性金属の担持量はそれぞれ酸化物として3〜20重
量%の範囲が好ましい。該触媒の形状は粒状、錠剤状、
円柱形のいずれでもよい。第一工程の水素化処理触媒は
水素化処理に用いる前に公知の方法で予備硫化して用い
てもよい。
【0015】第一工程の水素化処理反応塔の形式は固定
床、流動床、膨張床のいずれでもよいが、特に固定床が
好ましい。第一工程の水素、石油留出油および触媒の接
触は並流上昇流、並流下降流、向流のいずれの方式を採
用してもよい。本発明は第一工程で水素化処理して石油
蒸留留出油中の硫黄分を0.05重量%以下にした後、
第一工程で得られた水素化処理油は第一工程で生成した
硫化水素、アンモニアガスを分解することなく、そのま
ま第二工程に供給し水素化処理を行う。
床、流動床、膨張床のいずれでもよいが、特に固定床が
好ましい。第一工程の水素、石油留出油および触媒の接
触は並流上昇流、並流下降流、向流のいずれの方式を採
用してもよい。本発明は第一工程で水素化処理して石油
蒸留留出油中の硫黄分を0.05重量%以下にした後、
第一工程で得られた水素化処理油は第一工程で生成した
硫化水素、アンモニアガスを分解することなく、そのま
ま第二工程に供給し水素化処理を行う。
【0016】本発明の第二工程の水素化処理温度は20
0〜370℃、好ましくは220〜350℃、さらに好
ましくは250〜340℃の範囲である。反応温度が低
すぎる場合には第二工程で芳香族分の減少が十分でな
く、また色相がセーボルト色値で0以上を達成すること
は困難である。反応温度が高すぎる場合には、芳香族水
素化反応における化学平衡の制約から第二工程で芳香族
分の減少が十分でなく、また色相がセーボルト色値で0
以上を達成することは困難である。なお、第二工程の水
素化処理温度とは反応塔最高温度部(一般には反応塔出
口付近)の温度のことである。
0〜370℃、好ましくは220〜350℃、さらに好
ましくは250〜340℃の範囲である。反応温度が低
すぎる場合には第二工程で芳香族分の減少が十分でな
く、また色相がセーボルト色値で0以上を達成すること
は困難である。反応温度が高すぎる場合には、芳香族水
素化反応における化学平衡の制約から第二工程で芳香族
分の減少が十分でなく、また色相がセーボルト色値で0
以上を達成することは困難である。なお、第二工程の水
素化処理温度とは反応塔最高温度部(一般には反応塔出
口付近)の温度のことである。
【0017】第二工程の水素化処理圧力は10〜100
kg/cm2 、好ましくは25〜70kg/cm2 、さ
らに好ましくは30〜50kg/cm2 の範囲である。
さらに第二工程の圧力は第一工程と同等あるいは類似の
圧力が好ましい。圧力が低すぎる場合には、第二工程で
芳香族分の減少が十分でなく、また色相セーボルト色値
で0以上を達成することは困難である。必要以上に高圧
にすると設備投資が多大となる。なお、第二工程の水素
化処理圧力とは水素分圧のことである。
kg/cm2 、好ましくは25〜70kg/cm2 、さ
らに好ましくは30〜50kg/cm2 の範囲である。
さらに第二工程の圧力は第一工程と同等あるいは類似の
圧力が好ましい。圧力が低すぎる場合には、第二工程で
芳香族分の減少が十分でなく、また色相セーボルト色値
で0以上を達成することは困難である。必要以上に高圧
にすると設備投資が多大となる。なお、第二工程の水素
化処理圧力とは水素分圧のことである。
【0018】第二工程の石油留出油の供給量(液空間速
度、LHSV)は1〜20h-1が好ましく、2〜10h
-1がさらに好ましい範囲である。第二工程の水素/油比
は200〜3000scf/bblが好ましく、特に4
00〜3000scf/bblが好ましい範囲である。
度、LHSV)は1〜20h-1が好ましく、2〜10h
-1がさらに好ましい範囲である。第二工程の水素/油比
は200〜3000scf/bblが好ましく、特に4
00〜3000scf/bblが好ましい範囲である。
【0019】第二工程の水素化処理触媒には、ゼオライ
トに担持した貴金属触媒が用いられる。ここでいう貴金
属とは白金族のルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
リジウム、オスミウム、白金であり、とくにパラジウ
ム、白金が水素化能力が高く好ましい。これらの貴金属
の担持量は、0.05〜10重量%、さらに0.1〜5
重量%、特に0.2〜2重量%が好ましい。
トに担持した貴金属触媒が用いられる。ここでいう貴金
属とは白金族のルテニウム、ロジウム、パラジウム、イ
リジウム、オスミウム、白金であり、とくにパラジウ
ム、白金が水素化能力が高く好ましい。これらの貴金属
の担持量は、0.05〜10重量%、さらに0.1〜5
重量%、特に0.2〜2重量%が好ましい。
【0020】ゼオライトは、SiO2 /Al2 O3 比が
2〜100のものが好ましく、更に5〜50のものが好
ましい。例えば、Y型ゼオライト、X型ゼオライト、L
型ゼオライト、β型ゼオライト、Ω型ゼオライト、モル
デナイト、ペンタルシル型ゼオライト、A型ゼオライト
が好ましく、特にY型ゼオライト、L型ゼオライト、β
型ゼオライト、Ω型ゼオライトが好ましく用いられる。
また、この触媒には各種の添加物を添加してもよい。好
ましい添加物としては、ホウ素、リン、バナジウム、モ
リブデン、マンガン、ニッケル、コバルト、鉄、銅、タ
ンタル、ニオブ、銀、タングステン、レニウム、金およ
び希土類元素の化合物および単体が挙げられる。
2〜100のものが好ましく、更に5〜50のものが好
ましい。例えば、Y型ゼオライト、X型ゼオライト、L
型ゼオライト、β型ゼオライト、Ω型ゼオライト、モル
デナイト、ペンタルシル型ゼオライト、A型ゼオライト
が好ましく、特にY型ゼオライト、L型ゼオライト、β
型ゼオライト、Ω型ゼオライトが好ましく用いられる。
また、この触媒には各種の添加物を添加してもよい。好
ましい添加物としては、ホウ素、リン、バナジウム、モ
リブデン、マンガン、ニッケル、コバルト、鉄、銅、タ
ンタル、ニオブ、銀、タングステン、レニウム、金およ
び希土類元素の化合物および単体が挙げられる。
【0021】本発明において、前記の触媒を用いること
により、第二工程において、多環芳香族化合物の割合を
90%以下、さらに80%以下、特に70%以下に減少
させることができる。この値は第一工程生成油を100
としたときの第二工程生成油の多環芳香族化合物の割合
を示す。第二工程の水素化処理反応塔の形式は固定床、
流動床、膨張床のいずれでもよいが、特に固定床が好ま
しい。第二工程の水素、石油留出油および触媒の接触は
並流上昇流、並流下降流、向流のいずれかの方式を採用
してもよい。
により、第二工程において、多環芳香族化合物の割合を
90%以下、さらに80%以下、特に70%以下に減少
させることができる。この値は第一工程生成油を100
としたときの第二工程生成油の多環芳香族化合物の割合
を示す。第二工程の水素化処理反応塔の形式は固定床、
流動床、膨張床のいずれでもよいが、特に固定床が好ま
しい。第二工程の水素、石油留出油および触媒の接触は
並流上昇流、並流下降流、向流のいずれかの方式を採用
してもよい。
【0022】第二工程で水素化処理した後、生成油は必
要に応じて、ストリッピングや軽質分の分離を行っても
よい。本発明は第一工程および第二工程により硫黄分
0.05重量%以下でセーボルト色値で0以上であり、
かつ芳香族化合物、特に多環芳香族化合物を90%以下
に低減した軽油を製造することができる。
要に応じて、ストリッピングや軽質分の分離を行っても
よい。本発明は第一工程および第二工程により硫黄分
0.05重量%以下でセーボルト色値で0以上であり、
かつ芳香族化合物、特に多環芳香族化合物を90%以下
に低減した軽油を製造することができる。
【0023】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0024】(実施例1)石油留出油として、沸点20
0〜400℃の範囲にある常圧直留軽油80%と接触分
解装置(FCC)より得られたライトサイクル油(LC
O)20%の混合油を用いて表1に示す反応条件で2段
水素化処理を行った。第一工程の水素化処理触媒にはア
ルミナ担体に5重量%CoOと15重量%MoO3 を担
持した市販触媒を用いた。該触媒は公知の方法で予備硫
化した。第二工程の水素化処理触媒は、以下のように調
製した。SiO2 /Al2 O3 比20の酸型のY型ゼオ
ライト粉末をPd(NH3 )4Cl2 水溶液中に入れ、
80℃に2時間保ってイオン交換を行った。ロ過、洗
浄、乾燥し、200℃で1時間焼成した。得られた粉末
30g(乾燥重量)を、ベーマイト20gを希硝酸35
mlで解膠したゲルに加え、水分を調節して押し出し成
型した。得られた成型体を乾燥後、500℃で1時間焼
成して触媒を得た。触媒中のPdの含量は1重量%であ
った。反応に先立ち、反応器中で300℃、3時間水素
還元を行った。第一工程と第二工程の反応塔は直列に配
し連続的に水素化処理を行った。この結果得られた生成
油の性状を表2に示した。なお、表2で芳香族化合物の
量および多環芳香族化合物の量は第一工程の生成油を1
00とした相対値で示した。この第一工程の生成油の芳
香族化合物の量は35%、多環芳香族の量は1.9%で
あった。
0〜400℃の範囲にある常圧直留軽油80%と接触分
解装置(FCC)より得られたライトサイクル油(LC
O)20%の混合油を用いて表1に示す反応条件で2段
水素化処理を行った。第一工程の水素化処理触媒にはア
ルミナ担体に5重量%CoOと15重量%MoO3 を担
持した市販触媒を用いた。該触媒は公知の方法で予備硫
化した。第二工程の水素化処理触媒は、以下のように調
製した。SiO2 /Al2 O3 比20の酸型のY型ゼオ
ライト粉末をPd(NH3 )4Cl2 水溶液中に入れ、
80℃に2時間保ってイオン交換を行った。ロ過、洗
浄、乾燥し、200℃で1時間焼成した。得られた粉末
30g(乾燥重量)を、ベーマイト20gを希硝酸35
mlで解膠したゲルに加え、水分を調節して押し出し成
型した。得られた成型体を乾燥後、500℃で1時間焼
成して触媒を得た。触媒中のPdの含量は1重量%であ
った。反応に先立ち、反応器中で300℃、3時間水素
還元を行った。第一工程と第二工程の反応塔は直列に配
し連続的に水素化処理を行った。この結果得られた生成
油の性状を表2に示した。なお、表2で芳香族化合物の
量および多環芳香族化合物の量は第一工程の生成油を1
00とした相対値で示した。この第一工程の生成油の芳
香族化合物の量は35%、多環芳香族の量は1.9%で
あった。
【0025】(実施例2)第二工程の反応温度を320
℃にしたほかは実施例1と同様に反応を行った。表2に
得られた生成油の性状を示した。
℃にしたほかは実施例1と同様に反応を行った。表2に
得られた生成油の性状を示した。
【0026】(実施例3)第二工程の水素化処理触媒
を、Pd(NH3 )4 Cl2 水溶液の代わりにPt(N
H3 )4 Cl2 水溶液を用いた他は実施例1と同様に調
製した。得られた触媒のPt含量は1重量%であった。
この触媒を用いた他は実施例2と同様に反応を行った。
この結果得られた生成油の性状を表2に示した。
を、Pd(NH3 )4 Cl2 水溶液の代わりにPt(N
H3 )4 Cl2 水溶液を用いた他は実施例1と同様に調
製した。得られた触媒のPt含量は1重量%であった。
この触媒を用いた他は実施例2と同様に反応を行った。
この結果得られた生成油の性状を表2に示した。
【0027】(実施例4)第二工程の水素化処理触媒
を、SiO2 /Al2 O3 比20の酸型のY型ゼオライ
ト粉末の代わりにSiO2 /Al2 O3 比6.2の酸型
のL型ゼオライト粉末を用いた他は実施例1と同様に調
製した。得られた触媒のPd含量は1重量%であった。
この触媒を用いた他は実施例1と同様に反応を行った。
この結果得られた生成油の性状を表2に示した。
を、SiO2 /Al2 O3 比20の酸型のY型ゼオライ
ト粉末の代わりにSiO2 /Al2 O3 比6.2の酸型
のL型ゼオライト粉末を用いた他は実施例1と同様に調
製した。得られた触媒のPd含量は1重量%であった。
この触媒を用いた他は実施例1と同様に反応を行った。
この結果得られた生成油の性状を表2に示した。
【0028】(比較例1)第二工程の水素化処理触媒と
して、アルミナ担体に5重量%CoOと15重量%Mo
O3 を担持した貴金属を含まない市販触媒を用い、予備
硫化を行って、反応を行った他は実施例1と同様に反応
を行った。この結果得られた生成油の性状を表2に示し
た。
して、アルミナ担体に5重量%CoOと15重量%Mo
O3 を担持した貴金属を含まない市販触媒を用い、予備
硫化を行って、反応を行った他は実施例1と同様に反応
を行った。この結果得られた生成油の性状を表2に示し
た。
【0029】(比較例2)第二工程の水素化処理触媒と
して、アルミナ担体に1重量%のパラジウムを担持した
市販触媒を用いた他は実施例1と同様に反応を行った。
この結果得られた生成油の性状を表2に示した。
して、アルミナ担体に1重量%のパラジウムを担持した
市販触媒を用いた他は実施例1と同様に反応を行った。
この結果得られた生成油の性状を表2に示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】(実施例5)実施例1の触媒を用いて、表
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。なお、表4で芳香族量、多環
芳香族量は第一工程の生成油を100とした相対値で示
した。この第一工程の生成油の芳香族化合物の量は30
%、多環芳香族の量は1.4%であった。
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。なお、表4で芳香族量、多環
芳香族量は第一工程の生成油を100とした相対値で示
した。この第一工程の生成油の芳香族化合物の量は30
%、多環芳香族の量は1.4%であった。
【0033】(実施例6)実施例1の触媒を用いて、表
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。
【0034】(比較例3)比較例1の触媒を用いて、表
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。
【0035】(比較例4)比較例2の触媒を用いて、表
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。
3に示した条件で反応を行った。この結果得られた生成
油の性状を表4に示した。
【0036】
【表3】
【0037】
【表4】
【0038】表2、4から明らかなように、本発明の軽
油の製造方法により、石油留出油から硫黄分0.05重
量%以下で色相がセーボルト色値で0以上であり、芳香
族化合物、特に多環芳香族化合物を低減した軽油、特に
ディーゼル軽油を製造することができる。
油の製造方法により、石油留出油から硫黄分0.05重
量%以下で色相がセーボルト色値で0以上であり、芳香
族化合物、特に多環芳香族化合物を低減した軽油、特に
ディーゼル軽油を製造することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明の軽油の製造方法により、石油留
出油を特定の触媒を用い、特定の条件で二段水素化処理
することにより硫黄分0.05重量%以下、芳香族分と
くに多環芳香族分を低減した、かつ色相がセーボルト色
値で0以上の良好な軽油を製造できる。
出油を特定の触媒を用い、特定の条件で二段水素化処理
することにより硫黄分0.05重量%以下、芳香族分と
くに多環芳香族分を低減した、かつ色相がセーボルト色
値で0以上の良好な軽油を製造できる。
フロントページの続き (72)発明者 岡本 康男 神奈川県横浜市中区千鳥町8番地 日本石 油株式会社中央技術研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 硫黄分0.5〜2.0重量%、沸点20
0〜400℃の範囲にある石油蒸留留出油を水素化処理
触媒の存在下、水素化させて硫黄分を0.05重量%以
下にする第一工程と第一工程の水素化処理油をそのまま
第二工程に供給して、ゼオライトに貴金属を担持した水
素化処理触媒の存在下、水素化させて色相をセーボルト
色値で0以上、かつ多環芳香族化合物を90%以下に低
減する第二工程とからなる軽油の製造方法。 - 【請求項2】 第一工程の水素化条件は温度280〜4
50℃、圧力10〜100kg/cm2 であり、第二工
程の水素化条件は温度200〜370℃、圧力10〜1
00kg/cm2 である請求項1記載の軽油の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34277393A JPH07166175A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 軽油の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34277393A JPH07166175A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 軽油の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07166175A true JPH07166175A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18356390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34277393A Pending JPH07166175A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 軽油の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07166175A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1244761A1 (en) * | 1999-12-08 | 2002-10-02 | Exxonmobil Oil Corporation | Process for removing sulfur from a hydrocarbon feed |
JP2009057404A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Japan Energy Corp | 無着色低硫黄灯軽油基材の製造装置及び製造方法 |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP34277393A patent/JPH07166175A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1244761A1 (en) * | 1999-12-08 | 2002-10-02 | Exxonmobil Oil Corporation | Process for removing sulfur from a hydrocarbon feed |
EP1244761A4 (en) * | 1999-12-08 | 2004-03-24 | Exxonmobil Oil Corp | PROCESS FOR EXTRACTING SULFUR FROM A HYDROCARBON FEEDSTOCK |
JP2009057404A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Japan Energy Corp | 無着色低硫黄灯軽油基材の製造装置及び製造方法 |
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