JPH07165929A - 重合体樹脂を溶液から単離する方法 - Google Patents
重合体樹脂を溶液から単離する方法Info
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- JPH07165929A JPH07165929A JP6176333A JP17633394A JPH07165929A JP H07165929 A JPH07165929 A JP H07165929A JP 6176333 A JP6176333 A JP 6176333A JP 17633394 A JP17633394 A JP 17633394A JP H07165929 A JPH07165929 A JP H07165929A
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Abstract
単離する方法が提供される。 【構成】 ほぼ室温よりも高いガラス転移温度をもつ重
合体樹脂は、重合体樹脂溶液を中圧下かつ室温でガス状
成分と接触させることによって重合体樹脂溶液から単離
される。
Description
る方法に関する。特に、本発明は重合体樹脂溶液をほぼ
室温で中圧下でガス状二酸化炭素と直接接触させること
によって重合体樹脂を溶液から高い嵩密度の固体として
沈殿させるための新規方法に関するものである。
類される。これら二つの種類の重合は縮合重合及び付加
重合である。上記の重合反応に共通するのは重合される
べき単量体及び形成されるべき重合体樹脂を含有する媒
質として有機溶剤を使用することである。したがって、
重合反応において一般に得られる生成物は有機溶剤中に
溶解された重合体樹脂(以下、重合体樹脂溶液という)
である。
果として有機溶剤中に可溶化状態でも存在する。たとえ
ば、自動車のバンパー及びコンピューターの外被(ケー
シング)から得られるような種々の廃棄重合体樹脂はし
ばしばリサイクルされる。かゝる廃棄重合体樹脂はしば
しばサンドブラスト処理によって塗料を除去し、ついで
フレーク状及び粉末状に粉砕される。これらのフレーク
及び粉末はついで有機溶剤中に可溶化される。充填剤、
金属、紙、耐衝撃性改良剤及び被覆剤のような不溶性物
質は濾別されそしてしばしば染料、安定剤及び難燃化剤
のような可溶性成分を含む重合体樹脂溶液が得られる。
樹脂がどのようにして該重合体樹脂溶液中に生じたかに
は関係なく、該重合体樹脂を該重合体樹脂溶液から高い
嵩密度の固体として沈殿させるに有効である点で重要で
ある。さらに、該重合体樹脂溶液が重合反応の生成物で
ある場合には、これらはしばしば未処理の重合体樹脂溶
液と呼ぶことができる。
される多くの慣用的な方法は非能率的であり、エネルギ
ー集約的であり、しかも環境に不都合をもたらすという
難点がある。これは慣用的な方法によって単離される重
合体樹脂が多孔質粒子をもちしかも不十分な粒度分布を
もつためにしばしば低い嵩密度のものであるという理由
に基づくものである。しかも、これらの重合体樹脂はし
ばしば残留触媒及び未反応単量体のような低分子量化合
物を混入している。そのため、該重合体樹脂の化学的及
び物理的性質(たとえば反応性、色相、におい及び衝撃
強さ)は不利な方向に変化する。さらに、慣用の方法は
多量の揮発性有機溶剤及び高エネルギー/高温度を必要
とする処理工程を使用し、したがって環境を汚染する有
機廃棄物の量を必然的に増加する。
及ぼさない方法によって重合体樹脂溶液から重合体樹脂
を高い嵩密度の固体として単離するとについての関心が
高まってきている。それゆえ、本発明は重合体樹脂溶液
から重合体樹脂を高い嵩密度の固体として単離する新規
な方法を見出だしたことに基づくものである。これらの
重合体樹脂はほぼ室温(大気温度)より高いガラス転移
温度(Tg)をもつものであるが、好ましくは室温より
も少なくとも約50℃高いTgをもつものである。本発
明の別の新規な実施態様は該重合体樹脂溶液をほぼ室温
において中圧(中程度の圧力)下にガス状二酸化炭素と
直接接触させる方法を包含する。さらに、本発明の方法
においては、高い嵩密度とは約0.2g/cm3 ないし
約1.0g/cm3 の範囲、たゞし好ましくは約0.3
g/cm3 ないし約0.6g/cm3 の範囲として定義
される。中圧は約300psigないし約800psi
gとして定義される。しかしながら、約600psig
の圧力がしばしば好ましい。
行われるので、本発明の方法において単離される重合体
樹脂のTg値は該操作温度よりも低くする必要はない点
も注目される。したがって、該重合体樹脂は、定義すれ
ば、ほぼ室温においてガラス質重合体樹脂であって、ゴ
ム状重合体樹脂ではない。さらに、重合体樹脂のTg値
は樹脂が溶液から単離されそして乾燥されると増加する
であろう。これは有機溶剤が典型的には重合体樹脂のT
g値を低下させるからである。
いて既知である。本出願人自身の米国特許第4,60
3,194号及び同第4,634,761号明細書に
は、重合体樹脂と有機溶剤との混合物から重合体樹脂を
単離するために該混合物から有機溶剤を揮発させる方法
が開示されている。該方法においては、重合体樹脂含有
混合物を形成しそして該混合物を100℃程度の温度
(又は有機溶剤の沸点より約30℃高い温度)に加熱し
て有機溶剤を完全に揮発させそして凝集された重合体樹
脂及び重合体粒子を回収する。
68,768号明細書には、重合体樹脂含有有機溶剤を
水及び有機の非溶剤分離用媒質と混合して水性相及び有
機溶剤相中に懸濁された重合体樹脂を形成することによ
って該重合体樹脂を有機溶剤から単離する方法が開示さ
れている。有機溶剤相は有機溶剤の沸点より約10℃低
い温度から沸点より約30℃高い温度で揮発によって除
去し、その後に粉末状重合体沈殿物を水性相から回収す
る。
合体樹脂を溶液から単離することに集中した。米国特許
第4,946,940号明細書及び欧州特許出願第01
84935号明細書には、操作温度よりかなり低いガラ
ス転移温度をもつことを特徴とするゴム状重合体を含有
する溶液中に相分離剤を導入して重合体に富む液体相及
び溶剤に富む液体相を形成させることによって該ゴム状
重合体を溶液から分離する方法が開示されている。該重
合体に富む液体相はついで該有機溶剤を揮発させかつ該
ゴム状重合体を該溶液から回収するための加熱工程のよ
うな追加の処理工程に供される。
1号及び同第4,118,230号明細書には、重合体
を溶液から回収するための方法が開示されている。これ
らのドイツ国特許明細書によれば、重合体含有溶液を二
酸化炭素含有流体と多段階工程で混合しそして所望の重
合体を単離するために該混合物を高温に加熱する。得ら
れる固体は低嵩密度のものであり、すべての低分子量混
入物、オリゴマー及び残存する単量体を保有していると
考えられる。
樹脂溶液から重合体樹脂を高い嵩密度の固体として沈殿
させる方法を意図している点で、上述した種々の方法と
は区別される特許性を具備するものである。これらの重
合体樹脂はほぼ室温より高いTg値をもつが、室温より
少なくとも約50℃高いTg値をもつことが好ましい。
本発明の別の新規な実施態様は重合体樹脂溶液をほぼ室
温でかつ中圧条件下でガス状二酸化炭素に直接接触させ
る手段を包含する。さらに、本発明の方法は揮発性有機
溶剤の放出を最低限に押さえることを確保するためにほ
ぼ室温で行われる。
を高い嵩密度の固体として沈殿させる新規な方法を見出
だしたことに基づくものである。該重合体樹脂はほぼ室
温より高いTg値をもつが、室温より少なくとも約50
℃高いTg値をもつことが好ましい。本発明はTg値が
本発明の新規方法の操作温度より低いことを意図しな
い。このことは溶液中の重合体樹脂が溶液から高嵩密度
の重合体樹脂固体として置換されることを保証する。し
たがって、重合体樹脂固体は沈殿しそして今や重合体樹
脂の涸渇された二酸化炭素含有溶剤は濾過のような環境
的に無害なかつ安価な方法によって該沈殿から一定の中
圧下で単離することができる。
体樹脂を環境的に有害なかつ費用のかかる手段、たとえ
ば揮発処理又は非溶剤を用いる沈殿による重合体樹脂溶
液からの溶剤の完全な除去のような方法を使用すること
なしに高嵩密度の固体として単離することである。ま
た、該重合体樹脂溶液に追加の有機溶剤を添加すること
もない。
るところから明らかになるであろう。
離し得る重合体樹脂は平均で約2,000を超える分子
量、典型的には約5,000ないし約300,000の
範囲の分子量をもつ重合体樹脂を包含する。しかしなが
ら、単離された高嵩密度の重合体樹脂固体の分子量範囲
は圧力を変えることによって変更し得る。本発明の方法
によって単離し得る重合体樹脂は10,000までの重
合度を有し得る。さらに、用語“重合体樹脂”は限定す
ることを意図するものではなく、オリゴマー、グラフト
共重合体、ブロック共重合体、三元共重合体、分岐状重
合体、熱可塑性樹脂配合物及びそれらの混合物を包含す
るものとする。本発明において使用し得る適当な熱可塑
性プラスチックスの例はポリカーボネート、ポリスチレ
ン、ポリエチレンエーテル、ポリフェニレンエーテル、
ポリエーテルイミド、ポリエチレンテレフタレート及び
ポリブチレンテレフタレートを包含するポリエステルを
包含する。
嵩密度固体として単離し得る溶剤の例は1ないし約20
個の炭素原子をもつ塩素化及び臭素化炭化水素を包含す
る。かゝる溶剤は塩化メチレン、1,1,2,2−テト
ラクロルエタン、1,2−ジクロルエチレン、クロルベ
ンゼン、クロロホルム、ジクロルベンゼン、1,1,2
−トリクロルエタン等を包含する。また、溶剤は芳香族
及び脂肪族炭化水素溶剤、たとえばベンゼン、キシレ
ン、トルエン、ピリジン、メシチレン、ペンタン、ヘキ
サン及びヘプタンならびにそれらの混合物であることも
できる。
いガス状成分としては特に二酸化炭素が挙げられる。し
かしながら、有機溶剤中で、塩化メチレン又はトルエン
中への二酸化炭素の溶解性と同様の溶解性を示すガス状
成分も当然使用し得ることが期待される。ガス状成分は
不活性ガス、窒素、酸素ならびに1−4個の炭素原子を
もつガスを包含する。
程: (a)有機溶剤及びほぼ室温よりも高いガラス転移温度
をもつ重合体樹脂から本質的になる重合体樹脂溶液を反
応器中に導入し; (b)重合体樹脂溶液を中圧下でガス状成分と接触させ
て溶解したガス状成分を含有してなる溶液を製造し; (c)溶解したガス状成分を含有してなる溶液をほぼ室
温である操作温度に保持し; (d)溶解したガス状成分を含有してなる溶液から重合
体樹脂を固体として沈殿させ;そして (e)該固体を溶解したガス状成分を含有してなる溶液
から単離する;工程を含んでなる方法によって重合体樹
脂溶液から高嵩密度の固体として単離し得る。
中の重合体樹脂濃度は重合体樹脂溶液の全重量に基づい
てしばしば約10−35重量%である。しかしながら、
単離される重合体樹脂の重量平均分子量が約20,00
0未満である場合には少なくとも約20重量%の重合体
樹脂溶液が好ましい。さらに、高嵩密度の重合体樹脂は
濾過のような慣用の方法によって重合体樹脂溶液から単
離し得る。単離工程の間、溶解したガス状成分を含有し
てなる溶液及び高嵩密度固体として沈殿される重合体樹
脂が分離されるまで中圧(CO2 圧力)を保持する。こ
れによって固体状重合体樹脂の再溶解が阻止される。
の特徴は約5,000未満の重量平均分子量をもつすべ
てのオリゴマー(重合体樹脂溶液中に初めから存在し得
る)の少なくとも約25−35%が溶液中に残留するこ
と、及び約500までの重量平均分子量をもつすべての
単量体及び二量体(重合体樹脂溶液中に初めから存在し
得る)の少なくとも約55−65%は重合体樹脂が高嵩
密度の固体として沈殿した後に溶液中に残留することで
ある。
る場合には、約5,000未満の重量平均分子量をもつ
すべてのオリゴマー(重合体樹脂溶液中に初めから存在
し得る)の少なくとも約30%が溶液中に残留し、そし
て約500までの重量平均分子量をもつすべての単量体
及び二量体(重合体樹脂溶液中に初めから存在し得る)
の少なくとも約60%が溶液中に残留する。
000−2,250rpm(先端速度約5−12フィー
ト/秒)の範囲にセットし得る速度の撹拌によってしば
しば促進される。上述した重合体樹脂溶液がリサイクル
工程の生成物である場合には、可溶性の非重合体樹脂成
分(反応溶液中に初めから存在し得る),たとえば染
料、安定剤及び難燃化剤、の少なくとも約80%は高嵩
密度の重合体樹脂が沈殿した後に溶液中に残留するであ
ろうと考えられる。
メチレンであることがしばしば好ましく、そして本発明
によって回収される好ましいポリカーボネートはビスフ
ェノールAポリカーボネート及びそれから製造される共
重合体である。本発明によって単離し得る別のポリカー
ボネートはこゝに参考文献として引用する米国特許第
4,983,706号及び同第5,021,081号明
細書に記載されるもののような脂肪族α,ω−ジカルボ
ン酸から製造される共ポリエステルカーボネートであ
る。本発明の方法は回分式又は連続式のいずれでも行い
得ることにも留意されたい。
詳述してその理解を容易にするために示すものである。
得られるすべての生成物は 1H及び13C核磁気共鳴スペ
クトル分析、X線結晶学ならびに高速液体クロマトグラ
フィーのような慣用の技術によって確認し得る。実施例1 容量500cm3 の耐圧反応器に塩化メチレン溶液中の
14重量%ポリカーボネート(重量平均分子量:35,
000)203.5g(塩化メチレン175.01g及
びポリカーボネート28.49g)を装入した。この反
応溶液中に二酸化炭素を530psigの圧力で及び質
量流量計を通じてモニターしながら導入した。反応器の
撹拌を2250rpmにセットすると、1分以内にポリ
カーボネートの沈殿が認められた。この反応系を二酸化
炭素のそれ以上の系への吸収が認められなくなることに
よって示される平衡に達するまで保持した。溶解したC
O 2 を含有する溶液を内部に配置した10ミクロンのフ
ィルターを通じて加圧下に沈殿物から単離した。この沈
殿物を反応器から取り出しそして27.21gまで乾燥
した。収率は95.5%、嵩密度は0.369g/cm
3 であった。実施例2 容量500cm3 の耐圧反応器に塩化メチレン中の21
重量%ポリカーボネート(重量平均分子量:20,00
0)の溶液220.5gを装入した。この反応溶液中に
二酸化炭素を595psigの圧力で質量流量計を通じ
てモニターしながら導入した。反応器の撹拌を2250
rpmにセットして1分以内にポリカーボネートの沈殿
の生成が認められた。この反応系をそれ以上の二酸化炭
素の該系への吸収が認められなくなることによって示さ
れる平衡に達するまで保持した。溶解したCO2 を含有
する溶液を内部に配置した10ミクロンのフィルターを
通じて加圧下に沈殿物から単離した。この沈殿物を反応
器から取り出しそして44.96gまで乾燥した。収率
は97.1%、嵩密度は0.400g/cm3 であっ
た。
って回収された重合体樹脂が予想外に高い嵩密度及び低
いMw/Mn値をもつことを実証するためのものであ
る。すべての操業は実施例1及び2に述べた方法で行っ
た。 表 操業 溶液中のポリカーボ CO2 の圧力 単離されたポリカーボ 番号 ネートの重量%* (psig) ネートの嵩密度(g/cm3 ) Mw/Mn** 1 14 575 0.417 2.29 2 14 600 0.449 2.45 3 14 700 0.337 2.62 4 17 655 0.417 2.61 5 17 785 0.400 −−−−* 重量平均分子量35,000及びMw/Mn=2.
72のポリカーボネート** 溶液中のポリカーボネートに比較して低いMw/M
n値は低分子量オリゴマー、未反応単量体及び不純物が
溶液中に残存していることを実証している。
Claims (24)
- 【請求項1】 つぎの工程: (a)有機溶剤及びほぼ室温よりも高いガラス転移温度
をもつ重合体樹脂から本質的になる重合体樹脂溶液を反
応器中に導入し; (b)前記重合体樹脂溶液を中圧下でガス状成分と接触
させて溶解したガス状成分を含有してなる溶液を製造
し; (c)溶解したガス状成分を含有してなる溶液をほぼ室
温である操作温度に保持し; (d)前記重合体樹脂を反応溶液から固体として沈殿さ
せ;そして (e)前記溶解したガス状成分を含有してなる溶液から
前記固体を単離する;工程を含んでなる重合体樹脂溶液
から重合体樹脂を単離する方法。 - 【請求項2】 固体が高い嵩密度の固体である請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 高い嵩密度の固体が約0.2g/cm3
ないし約1.0g/cm3 の嵩密度をもつ請求項2記載
の方法。 - 【請求項4】 高い嵩密度の固体が約0.3g/cm3
ないし約0.6g/cm3 の嵩密度をもつ請求項3記載
の方法。 - 【請求項5】 重合体樹脂がポリフェニレンエーテルで
ある請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 有機溶剤がトルエンである請求項5記載
の方法。 - 【請求項7】 重合体樹脂がポリカーボネートである請
求項1記載の方法。 - 【請求項8】 ポリカーボネートが共ポリエステルカー
ボネートである請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 溶剤が塩化メチレンである請求項8記載
の方法。 - 【請求項10】 ガラス転移温度が室温より少なくとも
約50℃高いものである請求項1記載の方法。 - 【請求項11】 重合体樹脂溶液が重合体樹脂溶液の全
重量に基づいて約10−35重量%の重合体樹脂を含有
する請求項1記載の方法。 - 【請求項12】 ガス状成分が二酸化炭素である請求項
1記載の方法。 - 【請求項13】 中圧が約300−800psigであ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項14】 中圧が約600psigである請求項
13記載の方法。 - 【請求項15】 固体を中圧を維持しながら溶解したガ
ス状成分を含有してなる溶液から単離する請求項1記載
の方法。 - 【請求項16】 中圧が約600psigである請求項
15記載の方法。 - 【請求項17】 固体を溶解したガス状成分を含有して
なる溶液を濾過することによって溶解したガス状成分を
含有してなる溶液から単離する請求項16記載の方法。 - 【請求項18】 重合体樹脂溶液がバージンの重合体樹
脂溶液である請求項1記載の方法。 - 【請求項19】 重合体樹脂溶液がリサイクル処理の生
成物である請求項18記載の方法。 - 【請求項20】 溶解したガス状成分を含有してなる溶
液を約1,000−2,250rpmで撹拌する請求項
1記載の方法。 - 【請求項21】 重合体樹脂溶液中に最初から存在する
約5,000未満の重量平均分子量をもつオリゴマーの
全ての少なくとも約30%が固体の沈殿後に重合体樹脂
溶液中に残留する請求項16記載の方法。 - 【請求項22】 重合体樹脂溶液中に最初から存在する
約500までの重量平均分子量をもつ単量体及び二量体
の全ての少なくとも約60%が固体の沈殿後に重合体樹
脂溶液中に残留する請求項21記載の方法。 - 【請求項23】 重合体樹脂溶液中に最初から存在する
約5,000未満の重量平均分子量をもつオリゴマーの
全ての少なくとも約25−35%が固体の沈殿後に溶液
中に残留する請求項1記載の方法。 - 【請求項24】 重合体樹脂溶液中に最初から存在する
約500までの重量平均分子量をもつ単量体及び二量体
の全ての少なくとも約55−65%が固体の沈殿後に溶
液中に残留する請求項23記載の方法。
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