JPH0716568Y2 - シャツ類の折り畳み包装装置 - Google Patents

シャツ類の折り畳み包装装置

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JPH0716568Y2
JPH0716568Y2 JP1990111962U JP11196290U JPH0716568Y2 JP H0716568 Y2 JPH0716568 Y2 JP H0716568Y2 JP 1990111962 U JP1990111962 U JP 1990111962U JP 11196290 U JP11196290 U JP 11196290U JP H0716568 Y2 JPH0716568 Y2 JP H0716568Y2
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packaging bag
laundry
hanger
board
opening
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JPH0468804U (ja
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美興 堀井
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株式会社白興商会
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗濯業者などにおいて利用されるものであ
り、ワイシャツやブラウスなどのシャツ類を折り畳む装
置に関するものである。
(従来の技術) 本出願人は先に特願平2-150233号において、シャツ類の
洗濯物の包装方法と該方法に使用する型紙に関する発明
を開示している。
このものは、第12図に示すようなハンガーのある型紙
(1)にシャツ類の洗濯物(2)を着せて、その襟元を
止め、第14図のように洗濯物(2)の袖部分や胴部分を
型紙(1)に合わせて裏側に折り畳んで、それを包装袋
(3)で被覆して、第15図のような状態にするようにし
ている。
(考案が解決しようとする課題) この手段によれば、ハンガーで懸吊状態の洗濯物の袖部
分や胴部分を型紙に合わせて折り畳み、それを包装袋で
被覆するだけで、極めて簡単に包装できるといった利点
があるが、以上のような折り畳み作業までも装置的に行
えるようになれば、更に便利であり、都合が良い。
ストック部の最上部の包装袋に空気を吹き込んで袋口を
開口して被包装品を挿入するものが実公昭63-46333号公
報や特開昭51-26185号公報で知られているが、折畳んだ
被包装品を包装するものでハンガーで懸吊状態の洗濯物
の袖部分や胴部分を型紙に合わせて折り畳み、それを包
装袋で包装するには用いられない。
(課題を解決するための手段) 本案は以上の課題を解決するために考案されたもので、
ハンガーのある型紙に着せられた洗濯物が置かれる板台
の両側に、開閉して板台上に置かれている、しかもハン
ガーが後方に向いている洗濯物の側方を板台の裏側に折
り畳むフラップを配設し、板台し後方に、その下方を往
復動して折り畳まれた洗濯物を板台の後方に引き抜くた
めのハンガーに係合する起伏自在なフックを有するスラ
イド板と底部にハンガーが挿通する開口をもつ包装袋の
前部開口部を板台に向けて支持する包装袋ストック部を
設けると共に、ストック部最上部の包装袋の開口部に送
風して開口させるノズルを配設してなるシャツ類の折り
畳み装置を考案した。
(作用) 以上のように構成された本案の折り畳み装置にあって
は、板台の両側でフラップが開閉して板台上のハンガー
が後方に向いている洗濯物の側方を板台の裏側に折り畳
み、こうして洗濯物が折り畳まれると、ハンガーに係合
するフックのあるスライド板が板台の後方から板台の下
方に移動し、再び後方に戻るようにして往復移動し、折
り畳まれた洗濯物をフックで板台の後方に引き抜くよう
になっている。
そして、このように洗濯物が板台の後方に引き抜かれる
ときに、ノズルの送風によって包装袋ストック部最上部
の包装袋の前部開口部が開口し、こうして開口した包装
袋にスライド板によって後方に引き抜かれた洗濯物が入
り、包装されるようになっている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面について説明する。
第1、2図は本考案にかかる折り畳み装置の平面図と側
面図である。
(10)は、第13図に示すような、ハンガーのある型紙
(1)に着せられた洗濯物(2)が置かれる板台であ
り、フレーム(9)に水平に固着されている。板台(1
0)の左右両側にはフラップ(11)(12)がそれぞれ設
けられている。
フラップ(11)(12)は基端側が軸(13)(14)に取り
付けられて回動する構成になっている。即ち、折り畳み
装置を前面側(第1、2図右側)から見ると第3図のよ
うになっていて、軸(13)(14)はアーム(15)(16)
の上端にそれぞれ回転自在に設けられている。そして、
軸(13)(14)に取り付けられたクランク(17)(18)
がシリンダー(19)(20)の伸縮で回動させられること
により、フラップ(11)(12)が回動する構造になって
いる。
また、アーム(15)(16)の下端はフレーム(9)下方
に横架されている回転軸(21)(22)に取り付けられて
揺動自在になっており(第2図参照)アーム(15)(1
6)の中間部に装着されているシリンダー(23)(24)
の伸縮によって揺動するようになっている。なお、これ
らシリンダー(19)(20)と(23)(24)はフレーム
(9)前面の固定盤(25)で支持されている。しかし
て、以上のようなフラップ(11)(12)は、シリンダー
(19)(20)とシリンダー(23)(24)の全部が伸びて
いるときは第4A図にような状態になっており、フラップ
(11)(12)が板台(10)の左右両側にほぼ水平の状態
で位置するようになっている。
そして、この様な第4A図の状態からシリンダー(19)
(20)だけを短縮させると軸(13)(14)が回動して、
クランク(17)(18)が互いにおじぎし合うように内側
に下向傾動し、こうして、フラップ(11)(12)が同様
に下向傾動するようになっている。
また、第4A図の状態からシリンダー(23)(20)だけを
短縮させると回転軸(21)(22)が回動して、アーム
(15)(16)が互いに近づくように内側に揺動し、これ
により、フラップ(11)(12)が内側に移動して、板台
(10)の下側に入り込むように構成されている。
なお、これらアーム(15)(16)、クランク(17)(1
8)、及びシリンダー(19)(20)で構成されるリンク
構造が平行リンクでない構造となっているため、以上の
ようにアーム(15)(16)が内側に揺動してフラップ
(11)(12)が板台(10)の下側に入り込んだときに、
丁度フラップ(11)(12)が平行になるように構成され
ている。
次に、第1、2図に示すように、板台(10)の後方(第
1、2図左側)にはフレーム(9)下方に設けられた2
本のガイド(30)(31)に沿ってスライドするスライド
板(32)がある。スライド板(32)の前端には支持部材
(33)が垂設されており、この支持部材(33)に装着さ
れたロッドレスシリンダー(34)の稼働によって、スラ
イド板(32)は板台(10)の下方を往復動する構造にな
っている。
また、スライド板(32)の後端には延設部材(35)を介
してフック(36)が装着されている。このフック(36)
は、後述するように洗濯物(2)を板台(10)の上に載
せてスライド板(32)を板台(10)下方に往復動させる
ときに、自動的に洗濯物(2)のハンガーと係合するよ
うに構成されている。即ち、洗濯物(2)を板台(10)
上に載せて、スライド板(32)を板台(10)下方に往復
動させた状態を説明すると第5A〜C図のようになってい
る。第5A図はスライド板(32)が第1、2図右方向に移
動して、次第に板台(10)下方に入り込んで行く状態を
示している。このように、板台(10)の先端から洗濯物
(2)のハンガー(4)を突出させた状態で板台(10)
上に洗濯物(2)が置かれていることにより、スライド
板(32)の移動によって、フック(36)が次第にハンガ
ー(4)に近づくようになっている。
そして、スライド板(32)が更に移動してフック(36)
がハンガー(4)に当接すると、第5B図のような状態に
なり、ハンガー(4)の重さでフック(36)が下方に揺
動するようになっている。
そして、スライド板(32)が更に移動して板台(10)下
方に殆ど入り込んだ状態になると、フック(36)先端が
ハンガー(4)から外れて復元力でフック(36)が再び
持ち上がった状態になり、この状態でスライド板(32)
を戻すように(第1、2図左方向に)移動させると、第
5C図のような状態になってフック(36)とハンガー
(4)が係合し、スライド板(32)を更に戻す方向に移
動させることにより、洗濯物(2)を板台(10)上から
引き抜くように構成されている。
次に、スライド板(32)の下方には包装袋(3)をスト
ックする包装袋ストック部(40)が設けられている。
先ず、包装袋(3)は第7、8図のようになっている。
(41)は包装袋(3)の開口部を示している。開口部
(41)には包装袋(3)の下側を延設した舌部(42)が
形成されており、舌部(42)には孔(43)が2箇所に穿
設されている。また、包装袋(3)の底部においては、
その両肩部(44)を溶着して、中央が開口(45)した構
成になっており、後述のように、この開口(45)からハ
ンガー(4)を外に出せるように構成されている。
第6図は以上のような包装袋(3)を包装袋ストック部
(40)にストックしている状態を示しており、このよう
に舌部(42)の孔(43)に紐(46)を通して、包装袋
(3)を積み重ねて止めておくようになっている。そし
て、このように止められた包装袋(3)の底部を引っ張
ると、孔(43)の周りが簡単に破けるようになってお
り、こうして、包装袋(3)を上から一枚づつ抜き取る
ことができるようになっている。
また、このように包装袋ストック部(40)にストックさ
れている包装袋(3)の開口部(41)付近にはノズル
(47)が左右に配設されており、これらノズル(47)か
ら開口部(41)に向けて送風することにより、包装袋
(3)の開口部(41)を広げられるようになっている
(第9図参照)。
しかして、以上のような包装袋ストック部(40)は包装
袋(3)の開口部(41)を板台(10)の方向(第1、2
図右方向)に向けて支持するように設けられている。ま
た、第2図に示されるように、包装袋ストック部(40)
の下方に装着したモーター(48)を稼働させることによ
って、ストック部の一番上にストックしている包装袋
(3)を常にスライド板(32)のすぐ下の高さに供給で
きるように構成されている。
その他、実施例ではフレーム(9)下面に無指向キャス
ター(50)を装着することにより、装置全体を簡単に移
動できるように構成している。
次に、以上のように構成された本案実施例の作用を第10
A〜F図を基にして説明する。
先ず、シリンダー(19)(20)とシリンダー(23)(2
4)の全部を伸ばして、フラップ(11)(12)を板台(1
0)の左右両側にほぼ水平の状態にさせておき、この状
態で第13図のように予めハンガーのある型紙(1)に着
せておいた洗濯物(2)を置く。この場合、洗濯物
(2)のハンガー(4)を板台(10)の先端から突出さ
せるようにして、洗濯物(2)を置くようにする(第10
A図参照)。
この状態から、シリンダー(19)(20)だけを短縮させ
て、フラップ(11)(12)を下向傾動させる。これによ
り、洗濯物(2)の側方部分が板台(10)の側縁に沿っ
て落下する(第10B図参照)。次に、再びシリンダー(1
9)(20)を伸ばしてフラップ(11)(12)を上げ、今
度はシリンダー(23)(20)だけを短縮させる。こうし
て、アーム(15)(16)が内側に揺動してフラップ(1
1)(12)が板台(10)の下側に入り込んで第4C図の状
態になり、これにより、板台(10)の側縁に沿って落下
していた洗濯物(2)の側方部分を板台(10)の下面に
押し付けるようにして折り畳む(第10C図参照)。
こうして洗濯物(2)側方部分を折り畳んだら、次に、
スライド板(32)がロッドレスシリンダー(34)の稼働
によってスライドして、板台(10)の下方に移動する
(第10D図参照)。こうして、スライド板(32)後端の
フック(36)が洗濯物(2)のハンガー(4)と係合す
る。
また、このようにスライド板(32)が板台(10)の下方
に移動したときに包装袋ストック部(40)にストックさ
れている包装袋(3)の開口部(41)に向かって、ノズ
ル(47)から送風し、こうして、包装袋(3)の開口部
(41)を広げた状態にする(第10D図参照)。
その状態から、スライド板(32)を戻すように(図中左
方向に)移動させてフック(36)とハンガー(4)の係
合により、洗濯物(2)を板台(10)上から左方向に引
き抜き、こうして引き抜かれた洗濯物(2)は包装袋
(3)の開口部(41)から、包装袋(3)の内部に進入
する(第10E図参照)。
スライド板(32)が更に移動して元の位置(第10A〜C
図の位置)に戻ると、第10F図のような状態になり、洗
濯物(2)が包装袋(3)の内部に完全に収納される。
また、このようにスライド板(32)が元の位置に戻る
と、スライド板(32)後端の延設部材(35)が包装袋
(3)底部の開口(45)から突出した格好になり、これ
により、フック(36)で係合されているハンガー(4)
も包装袋(3)底部の開口(45)から突出する。
かくして、洗濯物(2)の包装が終了し、以降、例えば
包装袋(3)底部の開口(45)から突出しているハンガ
ー(4)を引っ張って洗濯物(2)を取り出すと、紐
(46)で止まっている包装袋(3)開口部のの孔(43)
の周りが破け、こうして、第15図に示したような包装製
品が得られるのである。
しかして、第11図は、以上のような本案装置の前後に洗
濯物(2)を供給する供給装置(51)と包装済みの製品
を取り出す取り出し装置(52)を配設して構成した一例
を示しており、この様に構成すれば、洗濯物(2)を供
給や取り出しの工程も自動化できる特徴がある。
(考案の効果) 以上何れにしても本考案の折り畳み装置によれば、ハン
ガーで懸吊された型紙に洗濯物を着せた状態のものを折
畳んで包装袋で包装できるもので、従来、作業者が手で
行っていた折り畳み作業までも装置的に行うことができ
るようになる。
従って、本案装置の前後に洗濯物の供給装置と包装済み
の製品を取り出す装置を設けることにより洗濯物の供給
や取り出しの工程を自動化できて非常に便利であり、こ
れにより、作業量の軽減、作業能率の向上、コストダウ
ン等が図れるという優れた特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1、2、3図は折り畳み装置の平面図と側面図と前面
図、第4A〜C図はフラップの動作説明図、第5A〜C図は
フックとハンガーの係合動作の説明図、第6図は包装袋
ストック部の斜視図、第7図は包装袋の平面図、第8図
は第7図A−A線矢視図、第9図はノズルの説明図、第
10A〜F図は折り畳み装置の動作説明図、第11図は折り
畳み装置に周辺装置を組み合わせた一例を示す図面、第
12図は型紙の正面図、第13図は型紙着せた洗濯物の正面
図、第14図は折り畳んだ洗濯物の正面図、第15図は包装
した洗濯物の正面図である。 2……洗濯物、3……包装袋、4……ハンガー、10……
板台、11、12……フラップ、32……スライド板、36……
フック、40……包装袋ストック部、41……包装袋の開口
部、47……ノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンガーのある型紙に着せられた洗濯物が
    置かれる板台の両側に、開閉して板台上に置かれてい
    る、しかもハンガーが後方に向いている洗濯物の側方を
    板台の裏側に折り畳むフラップを配設し、板台の後方
    に、その下方を往復動して折り畳まれた洗濯物を板台の
    後方に引き抜くためのハンガーに係合する起伏自在なフ
    ックを有するスライド板と、底部にハンガーが挿通する
    開口をもつ包装袋の前部開口部を板台に向けて支持する
    包装袋ストック部を設けると共に、ストック部最上部の
    包装袋の開口部に送風して開口させるノズルを配設して
    なるシャツ類の折り畳み装置。
JP1990111962U 1990-10-25 1990-10-25 シャツ類の折り畳み包装装置 Expired - Lifetime JPH0716568Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0468804U JPH0468804U (ja) 1992-06-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126185A (ja) * 1974-08-28 1976-03-03 Kindai Kk Iryohinnojidohosoki
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