JP3042868U - ワイシャツ等衣類収納具 - Google Patents

ワイシャツ等衣類収納具

Info

Publication number
JP3042868U
JP3042868U JP1997003868U JP386897U JP3042868U JP 3042868 U JP3042868 U JP 3042868U JP 1997003868 U JP1997003868 U JP 1997003868U JP 386897 U JP386897 U JP 386897U JP 3042868 U JP3042868 U JP 3042868U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shirt
plate portion
storage device
back plate
neck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997003868U
Other languages
English (en)
Inventor
保子 嶋本
Original Assignee
保子 嶋本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 保子 嶋本 filed Critical 保子 嶋本
Priority to JP1997003868U priority Critical patent/JP3042868U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3042868U publication Critical patent/JP3042868U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイシャツや婦人用ブラウス等の衣類を保管あ
るいは運搬する際にその型を崩さないとともに、容易に
出し入れすることができるワイシャツ等衣類収納具の提
供にある。 【解決手段】折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背面
に当たる背板部と、該背板部の上縁部または下縁部に連
結される前面押さえ部とからなるワイシャツ等衣類収納
具であって、該前面押さえ部は連結部、立ちあげ部、前
面保護部及び襟首保護部材からなり、該襟首保護部材は
脱着可能とされ、該前面保護部にはクッション材が巻き
付けられており、更に該前面押さえ部は開閉又は脱着自
在とされていることを特徴とするワイシャツ等衣類収納
具とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はワイシャツ等の衣類の収納具に係り、その目的は、ワイシャツや婦人 用ブラウス等の衣類を保管或いは運搬する際にその型を崩さないとともに、容易 に出し入れすることができるワイシャツ等衣類収納具を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
一般に、新品のワイシャツやクリーニング店でクリーニングされたワイシャツ は、その型を保持するために厚紙等の中敷を用いて折りたたまれ、軟質で透明の 袋に収納されている場合が多い。また、婦人用ブラウス等の衣類は単に袋に収納 されているだけの場合が多い。 一般家庭においてこれらの衣類を保管する場合は、上下に積み重ねるか、或い は衣類収納箱等の容器に衣類を立てた状態で前後に並べて保管する場合が多い。 また、皺ができるのを防ぐために折りたたまずにハンガーに架けて保管すること も行われる。更に、ワイシャツのように特に襟の部分の保護が必要とされる衣類 のために、最近では衣類を1枚づつ保管することができるような、多段式収納箱 等が案出されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなワイシャツ等の衣類の収納方法には以下のような 問題点が存在する。 新品の衣類やクリーニングされた衣類は軟質の袋に収納されている場合が多い ため、鞄等に入れて持ち運ぶと型崩れしたり、皺ができる恐れがある。特に襟首 部は鞄の中の他の荷物に挟まれると型崩れする可能性が高い。 また、一般家庭で衣類を上下或いは前後に積み重ねて保管すると、やはり皺が できる恐れがあり、特にワイシャツ等は襟首部が型崩れしてしまう危険性が高い 。またハンガーに架けて保管しても型崩れを完全に防ぐことはできないとともに 埃等で汚れてしまうという問題点も存在する。 上記した多段式収納箱で保管すると衣類の型崩れはある程度防げるが、各段に 衣類を1枚或いは2枚づつ収納するため、多数枚保管することができないうえに 、この多段式収納箱を置くための広い場所が必要になるという問題点が存在する 。 そこで、ワイシャツ等の衣類を持ち運んだり、積み重ねて保管してもその型が 崩れることがなく、出し入れも容易に行えるワイシャツ等衣類収納具の創出が望 まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、請求項1に係る 考案は、折りたたまれたワイシャツの背面に当たる背板部と、該背板部の上縁部 で連結板部を介して折伸自在となるようにされた襟首保護板部と、ワイシャツの 前面に当たり、該背板部の下縁部で連結板部を介して折伸自在となるようにされ た前面保護板部とが一体成形されてなるワイシャツ等衣類収納具であって、該前 面保護板部の上部にはワイシャツを固定するための固定具が、裏面にはクッショ ン材が接着されており、該固定具はその先端がワイシャツの襟首部に係止するよ うに成形されてなることを特徴とするワイシャツ等衣類収納具に関する。
【0005】 また請求項2に係る考案は、折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背面に当た る背板部と、該衣類の前面に当たり、該背板部の下縁部で連結板部を介して折伸 自在となるようにされた前面保護板部とが一体成形されてなるワイシャツ等衣類 収納具であって、該前面保護板部の裏面にはクッション材が、上縁部には立ちあ げ部及び襟首保護部材が設けられ、該襟首保護部材は脱着可能とされていること を特徴とするワイシャツ等衣類収納具に関する。
【0006】 また請求項3に係る考案は、折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背面に当た る背板部と、該背板部の上縁部または下縁部に連結される前面押さえ部とからな るワイシャツ等衣類収納具であって、該前面押さえ部は連結部、立ちあげ部、前 面保護部及び襟首保護部材からなり、該襟首保護部材は脱着可能とされ、該前面 保護部にはクッション材が巻き付けられており、更に該前面押さえ部は開閉又は 脱着自在とされていることを特徴とするワイシャツ等衣類収納具に関する。
【0007】 更に請求項4記載の考案は、折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背面に当た る背板部と、該背板部の上縁部に連結板部を介して折伸自在となるようにされた 襟首保護板部及び該背板部の上部に固定される前面押さえ部とからなるワイシャ ツ等衣類収納具であって、該襟首保護板部は開閉又は脱着自在とされており、該 前面押さえ部は伸縮性の素材からなりその周囲にはクッション材が巻き付けられ ており、更に該背板部に係止可能とされていることを特徴とするワイシャツ等衣 類収納具に関する。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るワイシャツ等衣類収納具について図面に基づいて説明する 。 図1は第1実施例に係るワイシャツ等衣類収納具にワイシャツを収納した状態 を示す図、図2は第1実施例に係るワイシャツ等衣類収納具を広げた状態を示す 図、図3は第2実施例に係るワイシャツ等衣類収納具にワイシャツを収納した状 態を示す図、図4は第2実施例に係るワイシャツ等衣類収納具を広げた状態を示 す図、図5は図3に示すワイシャツ等衣類収納具に用いられる襟首保護部材の一 例を示す図、図6は襟首保護部材の他の例を示す図、図7は第3実施例に係るワ イシャツ等衣類収納具にワイシャツを収納した状態を示す図、図8は第3実施例 の変更例に係るワイシャツ等衣類収納具にワイシャツを収納した状態を示す図、 図9は第4実施例に係るワイシャツ等衣類収納具にワイシャツを収納した状態を 示す図である。
【0009】 まず、第1実施例について図1乃至図2に基づいて説明する。 第1実施例に係るワイシャツ等衣類収納具(1)は背板部(2)、襟首保護板 部(3)及び前面保護板部(4)がそれぞれ連結板部(5a、5b)を介して1枚の 板材から一体成形されてなり、連結板部(5a、5b)の両側の稜により図1に示す ように折りたたまれて使用される。 本実施例に係るワイシャツ等衣類収納具(1)は襟首保護板部(3)が大きく 設けられており、後述する固定具(6)はワイシャツの襟首部に係止するように 成形されるので、ワイシャツのように特に襟首部の保護が必要とされる衣類の収 納に適している。 尚、ここで用いられる上記板材としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポ リスチレン等の合成樹脂からなるプラスチックシートを好ましい例としてあげる ことができるが、硬質の素材からなるものであれば特に限定はされず、厚紙等も 可能である。
【0010】 背板部(2)は折りたたまれたワイシャツ(Y)の大きさと略同じ大きさの長 方形とされ、その上縁部には襟首保護板部(3)が、下縁部には前面保護板部( 4)がそれぞれ連結板部(5a、5b)を介して設けられる。
【0011】 上縁側の連結板部(5a)の縦の長さは特に限定されないが、4〜6cm程度と するのが好ましい。4cmより短いと、このワイシャツ等衣類収納具(1)にワ イシャツ(Y)を収納した時に襟首保護板部(3)が襟首部を押しつけて、襟首 部が型崩れする恐れがあり、6cmより長いと、襟首保護板部(3)とワイシャ ツ(Y)の間が空きすぎ、ワイシャツ(Y)が安定しないからである。 下縁側の連結板部(5b)の縦の長さも特に限定されないが、1〜2cmが好ま しい。1cmより短いとワイシャツ(Y)を収納するのが困難になり、2cmよ り長いと前面保護板部(4)とワイシャツ(Y)の間が空きすぎ、ワイシャツ( Y)が固定されないため好ましくないからである。
【0012】 襟首保護板部(3)の縦の長さは、このワイシャツ等衣類収納具(1)にワイ シャツ(Y)を収納した時に、襟首部を被覆できる長さとされる。 ワイシャツ(Y)収納後、襟首保護板部(3)の左右両端に図1に示すような 支持部材(S)を用いて襟首保護板部(3)を固定すれば、襟首保護板部(3) がワイシャツ(Y)を押さえつけることがなく好ましい。尚、この支持部材(S )は、図示するような板材に限定されず、線材をロの字状に成形したものも好適 に用いられる。
【0013】 前面保護板部(4)の形状は特に限定されず、背板部(2)と同じように長方 形としてもよいが、長方形の一部を欠如させておくと、この部分からワイシャツ (Y)の色や柄が見えるため、ワイシャツを収納した収納具が重ねて保管されて いてもワイシャツの選択を容易に行うこともあり好ましい。勿論、前面保護板部 (4)を透明にすることにより、更にはこのワイシャツ等衣類収納具(1)を縦 或いは横に立てて保管することにより、前面保護板部(4)の一部を欠如せずと もワイシャツの選択は容易に行なえる。また、図1に示すように、長方形の上部 中央を欠如させておくと襟首部をより完全に保護できるとともに、後述する固定 具(6)によるワイシャツ(Y)の固定も容易に行える。 欠如させる部分の形状は特に限定されず、図示するような台形としてもよく、 その他、半円、逆三角形、長方形等を例に挙げることができる。 また、前面保護板部(4)の左右両側を残して中央部全体を削除することも可 能である。
【0014】 前面保護板部(4)の上部略中央には固定具(6)が設けられる。この固定具 (6)は図1に示すように、その先端がワイシャツ(Y)の襟首部に係止するよ うに成形されてなるため、前面保護板部(4)は折りたたまれた状態で安定し、 ワイシャツ(Y)はしっかりと挟持されるので、ワイシャツ(Y)が収納された ワイシャツ等衣類収納具(1)を持ち運ぶ際にもワイシャツが収納具から外れる ことはない。 この固定具(6)の形状、材質等は全く限定されず、ワイシャツ(Y)を固定 するものであればすべて好ましく用いることができ、例えば、図1に示すように 成形されたもの等を例示することができる。
【0015】 前面保護板部(4)の裏面には図2に示すように、クッション材(7)が接着 される。このクッション材(7)によりワイシャツ(Y)の位置がずれてしまう のを防ぐことができ、また前面保護板部(4)によるワイシャツ(Y)の押しつ けを防ぐことができるため、ワイシャツ(Y)が型崩れしたり皺ができてしまう ことはない。クッション材(7)の形状や数、接着位置は特に限定されず、例え ば図2に示すように中央部に1つ設けてもよく、また左右対称となるように両端 に設ける構成としてもよい。
【0016】 次に本考案の第2実施例について図3乃至図6に基づいて説明する。 第2実施例に係るワイシャツ等衣類収納具(1)は背板部(2)及び前面保護 板部(4)が連結板部(5)を介して1枚の板材から一体成形されてなり、連結 板部(5)の両側の稜により図3に示すように折りたたまれて使用される。また 、図4に示すように、後述する立ちあげ部(8)も同じ1枚の板材から一体成形 してもよい。 尚、ここで用いられる板材は、第1実施例において用いられるものと同様の板 材である。
【0017】 背板部(2)は折りたたまれたワイシャツ等の衣類の大きさと略同じ大きさの 長方形とされ、その下縁部には前面保護板部(4)が連結板部(5)を介して設 けられる。
【0018】 連結板部(5)の縦の長さは特に限定されないが、1〜2cmが好ましい。1 cmより短いと衣類を収納するのが困難になり、2cmより長いと前面保護板部 (4)と衣類の間が空きすぎ、衣類が固定されないため好ましくないからである 。
【0019】 前面保護板部(4)の形状は特に限定されないが、図3示の如く、背板部(2 )と略同じ大きさの長方形の上部中央を欠如させておくと、ワイシャツのように 特に襟首部の保護が必要な衣類を収納する場合であっても襟首部を完全に保護す ることができる。また、一部を欠如させることにより、この部分から衣類の色や 柄が見えるため、衣類を収納した収納具が重ねて保管されていても衣類の選択を 容易に行うことができる。欠如させる部分の形状は特に限定されず、図示するよ うなU形としてもよく、その他、六角形、逆三角形、長方形等を例示することが できる。 また、前面保護板部(4)の左右両側を残して中央部全体を削除することも可 能である。
【0020】 前面保護板部(4)の上部には立ちあげ部(8)及び襟首保護部材(9)が取 り付けられる。立ちあげ部(8)により前面保護板部(4)は図3に示すように 、下端側から上端側にかけて上方向に傾くので、前面保護板部(4)が衣類の襟 首部を押さえつけて襟首部が型崩れすることはない。この立ちあげ部(8)の形 状は特に限定されず、図示例のように板状として、背板部(2)及び前面保護板 部(4)とともに一体成形してもよい。 襟首保護部材(9)は脱着可能とされ、ワイシャツのように特に襟首部の保護 が必要な衣類を収納する場合に図3に示すように、前記立ちあげ部(8)に取り 付けられる。図示例においては、襟首保護部材(9)は板材からなり、図5に示 すように山形に成形され、図3に示すようにその前側をワイシャツ(Y)の襟首 部に入れることにより襟首部は保護される。尚、襟首保護部材(9)の形状は図 示例に限定されず、鉄やステンレス等からなる線材を用いてもよい。線材を用い る場合、例えば図6に示すように成形すれば、その前側をワイシャツ(Y)の襟 首部に入れることにより襟首部を保護することができる。
【0021】 第2実施例においても第1実施例と同様に、前面保護板部(4)の裏面には、 図4に示すようにクッション材(7)が接着される。このクッション材(7)に よりワイシャツ(Y)等の衣類の位置がずれてしまうのを防ぐことができ、また 前面保護板部(4)による衣類の押しつけを防ぐことができるため、衣類が型崩 れしたり皺ができてしまうことはない。このクッション材(7)の形状や数、接 着位置は特に限定されず、例えば図示例のように中央部と両端に合計3つ設ける 構成としてもよい。
【0022】 次に本考案の第3実施例について図7及び図8に基づいて説明する。 第3実施例に係るワイシャツ等衣類収納具(1)は背板部(2)の上縁部又は 下縁部(図7においては下縁部、図8においては上縁部)に前面押さえ部(10 )が連結されてなる。背板部(2)は折りたたまれたワイシャツ等の衣類の大き さと略同じ大きさの長方形とされ、第1実施例において用いられるものと同様の 板材が用いられる。
【0023】 前面押さえ部(10)は図示するように、連結部(11)、立ちあげ部(8) 、前面保護部(12)、及び襟首保護部材(9)から構成されてなる。この前面 押さえ部(10)は、連結部(11)によって背板部(2)に連結されており、 開閉又は脱着自在とされている。 尚、本実施例において用いられる前面押さえ部(10)の材質は特に限定され ないが、鉄やステンレス等からなる線材やゴム製品等の伸縮性の素材を好ましい 例として挙げることができる。
【0024】 前面保護部(12)の形状は特に限定されず、図7に示すように左右両端に平 行に2本設けてもよく、また図8に示すようにV字状に設けてもよい。この前面 保護部(12)の回りにはクッション材(7)が巻き付けられており、これによ りワイシャツ(Y)等の衣類の位置がずれてしまうのを防ぐことができ、また前 面保護部(12)による衣類の押しつけを防ぐことができるため、衣類が型崩れ したり皺ができてしまうことはない。
【0025】 立ちあげ部(8)は前面保護部(12)が衣類を押しつけないようにするため に設けられる。立ちあげの高さは特に限定されないが、1〜2cmが好ましい。 1cmより低いと衣類を収納するのが困難になり、2cmより高いと前面保護部 (12)と衣類の間が空きすぎ、衣類が固定されないため好ましくないからであ る。 立ちあげ部(8)は図7に示すように上縁部と下縁部にそれぞれ設ける構成と しても、或いは図8に示すように上縁部のみに設ける構成としてもよい。勿論、 下縁部のみに設けてもよく、前面保護部(12)の形状に応じて適宜設ければよ い。ただし、立ちあげ部(8)が上縁部或いは下縁部の一方のみに設けられてい る場合は、図8に示すように、前面保護部(12)の端部を係止部(13)とし て前面保護部(12)が背板部(2)に係止するような構成とすれば、前面保護 部(12)が固定するのでより好ましい。
【0026】 前面保護部(12)の上部には脱着可能とされた襟首保護部材(9)が取り付 けられる。この襟首保護部材(9)はワイシャツのように特に襟首部の保護が必 要な衣類を収納する場合に取り付けられる。その形状は特に限定されず、図7及 び図8に示すような形状とすれば、その前側をワイシャツの襟首部に入れること により襟首部を保護できるため好ましいが、他の形状であっても襟首部を保護で きるものであれば好適に用いられる。
【0027】 次に本考案の第4実施例について図9に基づいて説明する。 第4実施例に係るワイシャツ等衣類収納具(1)は背板部(2)の上縁部に連 結板部(5)を介して襟首保護板部(3)が設けられ、更に、背板部(2)の上 部には前面押さえ部(10)が固定されている。背板部(2)は折りたたまれた ワイシャツ等の衣類の大きさと略同じ大きさの長方形とされ、第1実施例におい て用いられるものと同様の板材が用いられる。
【0028】 前面押さえ部(10)は図示するように、連結部(11)によって背板部(2 )の上部に取り付けられる。前面押さえ部(10)の材質はゴム製品等の伸縮性 の素材であり、背板部(2)の下端部中央に設けられた係止部(13)に係止す ることにより前面押さえ部(10)は固定される。 尚、この前面押さえ部(10)の回りにはクッション材(7)が巻き付けられ ており、これによりワイシャツ(Y)等の衣類の位置がずれてしまうのを防ぐこ とができ、また前面押さえ部(10)による衣類の押しつけを防ぐことができる ため、衣類が型崩れしたり皺ができてしまうことはない。
【0029】 背板部(2)の上縁部には脱着可能とされた襟首保護板部(3)が取り付けら れる。この襟首保護板部(3)はワイシャツのように特に襟首部の保護が必要な 衣類を収納する場合に取り付けられる。その大きさは特に限定されず、襟首部を 保護できる大きさであればよい。
【0030】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1に係る考案は、折りたたまれたワイシャ ツの背面に当たる背板部と、該背板部の上縁部で連結板部を介して折伸自在とな るようにされた襟首保護板部と、ワイシャツの前面に当たり、該背板部の下縁部 で連結板部を介して折伸自在となるようにされた前面保護板部とが一体成形され てなるワイシャツ等衣類収納具であって、該前面保護板部の上部にはワイシャツ を固定するための固定具が、裏面にはクッション材が接着されており、該固定具 はその先端がワイシャツの襟首部に係止するように成形されてなることを特徴と するワイシャツ等衣類収納具に関するものであるから、以下のような効果を奏す る。
【0031】 即ち、背板部と襟首保護板部と前面保護板部とが一体成形されてなるワイシャ ツ等衣類収納具であるから、ワイシャツを収納後、収納具を縦方向にして或いは 横方向にして立てて並べても、また上下に積み重ねてもワイシャツが型崩れする ことはない。従って、簡単な手間でワイシャツを収納することができる。また前 面保護板部の上部には固定具が設けられているので、収納されたワイシャツが安 定し、そのまま持ち運ぶ場合にもワイシャツが収納具から外れてしまうことはな い。更に前面保護板部の裏面にはクッション材が接着されているため、ワイシャ ツの位置がずれてしまうのを防ぐことができるとともにワイシャツに皺ができる のを防ぐことができるという効果を奏する。
【0032】 請求項2に係る考案は、折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背面に当たる背 板部と、該衣類の前面に当たり、該背板部の下縁部で連結板部を介して折伸自在 となるようにされた前面保護板部とが一体成形されてなるワイシャツ等衣類収納 具であって、該前面保護板部の裏面にはクッション材が、上縁部には立ちあげ部 及び襟首保護部材が設けられ、該襟首保護部材は脱着可能とされていることを特 徴とするワイシャツ等衣類収納具に関するものであるから、ワイシャツだけでな く婦人用のブラウス等の衣類をも収納することができるという効果を奏する。
【0033】 請求項3に係る考案は、折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背面に当たる背 板部と、該背板部の上縁部または下縁部に連結される前面押さえ部とからなるワ イシャツ等衣類収納具であって、該前面押さえ部は連結部、立ちあげ部、前面保 護部及び襟首保護部材からなり、該襟首保護部材は脱着可能とされ、該前面保護 部にはクッション材が巻き付けられており、更に該前面押さえ部は開閉又は脱着 自在とされていることを特徴とするワイシャツ等衣類収納具に関し、また請求項 4記載の考案は、折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背面に当たる背板部と、 該背板部の上縁部に連結板部を介して折伸自在となるようにされた襟首保護板部 及び該背板部の上部に固定される前面押さえ部とからなるワイシャツ等衣類収納 具であって、該襟首保護板部は開閉又は脱着自在とされており、該前面押さえ部 は伸縮性の素材からなりその周囲にはクッション材が巻き付けられており、更に 該背板部に係止可能とされていることを特徴とするワイシャツ等衣類収納具に関 するものであるから、ワイシャツや婦人用のブラウス等の衣類をより簡単に収納 することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るワイシャツ等衣類収納具にワ
イシャツを収納した状態を示す図である。
【図2】第1実施例に係るワイシャツ等衣類収納具を広
げた状態を示す図である。
【図3】第2実施例に係るワイシャツ等衣類収納具にワ
イシャツを収納した状態を示す図である。
【図4】第2実施例に係るワイシャツ等衣類収納具を広
げた状態を示す図である。
【図5】第2実施例に用いられる襟首保護部材の一例を
示す図である。
【図6】第2実施例に用いられる襟首保護部材の他の例
を示す図である。
【図7】第3実施例に係るワイシャツ等衣類収納具にワ
イシャツを収納した状態を示す図である。
【図8】第3実施例の変更例に係るワイシャツ等衣類収
納具にワイシャツを収納した状態を示す図である。
【図9】第4実施例に係るワイシャツ等衣類収納具にワ
イシャツを収納した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ワイシャツ等衣類収納具 2 背板部 3 襟首保護板部 4 前面保護板部 5 連結板部 6 固定具 7 クッション材 8 立ちあげ部 9 襟首保護部材 10 前面押さえ部 12 前面保護部 Y ワイシャツ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折りたたまれたワイシャツの背面に当た
    る背板部と、該背板部の上縁部で連結板部を介して折伸
    自在となるようにされた襟首保護板部と、ワイシャツの
    前面に当たり、該背板部の下縁部で連結板部を介して折
    伸自在となるようにされた前面保護板部とが一体成形さ
    れてなるワイシャツ等衣類収納具であって、該前面保護
    板部の上部にはワイシャツを固定するための固定具が、
    裏面にはクッション材が接着されており、該固定具はそ
    の先端がワイシャツの襟首部に係止するように成形され
    てなることを特徴とするワイシャツ等衣類収納具。
  2. 【請求項2】 折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背
    面に当たる背板部と、該衣類の前面に当たり、該背板部
    の下縁部で連結板部を介して折伸自在となるようにされ
    た前面保護板部とが一体成形されてなるワイシャツ等衣
    類収納具であって、該前面保護板部の裏面にはクッショ
    ン材が、上縁部には立ちあげ部及び襟首保護部材が設け
    られ、該襟首保護部材は脱着可能とされていることを特
    徴とするワイシャツ等衣類収納具。
  3. 【請求項3】 折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背
    面に当たる背板部と、該背板部の上縁部または下縁部に
    連結される前面押さえ部とからなるワイシャツ等衣類収
    納具であって、該前面押さえ部は連結部、立ちあげ部、
    前面保護部及び襟首保護部材からなり、該襟首保護部材
    は脱着可能とされ、該前面保護部にはクッション材が巻
    き付けられており、更に該前面押さえ部は開閉又は脱着
    自在とされていることを特徴とするワイシャツ等衣類収
    納具。
  4. 【請求項4】 折りたたまれたワイシャツ等の衣類の背
    面に当たる背板部と、該背板部の上縁部に連結板部を介
    して折伸自在となるようにされた襟首保護板部及び該背
    板部の上部に固定される前面押さえ部とからなるワイシ
    ャツ等衣類収納具であって、該襟首保護板部は開閉又は
    脱着自在とされており、該前面押さえ部は伸縮性の素材
    からなりその周囲にはクッション材が巻き付けられてお
    り、更に該背板部に係止可能とされていることを特徴と
    するワイシャツ等衣類収納具。
JP1997003868U 1997-04-25 1997-04-25 ワイシャツ等衣類収納具 Expired - Lifetime JP3042868U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003868U JP3042868U (ja) 1997-04-25 1997-04-25 ワイシャツ等衣類収納具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997003868U JP3042868U (ja) 1997-04-25 1997-04-25 ワイシャツ等衣類収納具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3042868U true JP3042868U (ja) 1997-11-04

Family

ID=43177339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997003868U Expired - Lifetime JP3042868U (ja) 1997-04-25 1997-04-25 ワイシャツ等衣類収納具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3042868U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020003098A1 (en) Utility apron
EP0540583A1 (en) An expanding device for collapsible articles
JPH09500038A (ja) ケース
JP3042868U (ja) ワイシャツ等衣類収納具
KR101282603B1 (ko) 포장용 봉투
JP3199785U (ja) 衣類折り畳み収納補助具
JP3237608U (ja) 衣類折り畳み補助収納具
US20040084448A1 (en) Collapsible container for storage
JP5116890B1 (ja) 衣料用ハンガー
JP2008237421A (ja) 携帯式買い物バッグ
JP3000650U (ja) ワイシャツホルダ
JP3014606B2 (ja) ワイシャツ保形包装具
KR100570733B1 (ko) 쇼핑백
USD450452S1 (en) Shopping bag with extended petal arms
JP3035140U (ja) 商品包装体
JP3049733U (ja) スーパーマーケット専用のショッピングバッグ
CN214268624U (zh) 一种化妆品用包装盒
JP2014031215A (ja) 衣類折り畳み収納補助具
KR200487852Y1 (ko) 음료용기를 고정하기 위한 가방 고정장치
GB2184938A (en) Portable receptacle primarily intended for the stowing of clothes
JP3006153U (ja) 衣類収納袋
JP3131792U (ja) 買い物袋
KR200455156Y1 (ko) 다리미 보관함
KR200361611Y1 (ko) 쇼핑백
JP3157050U (ja) 花器用カバー