JPH07165302A - 搬送容器における蓋体の固縛構造 - Google Patents

搬送容器における蓋体の固縛構造

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JPH07165302A
JPH07165302A JP17095194A JP17095194A JPH07165302A JP H07165302 A JPH07165302 A JP H07165302A JP 17095194 A JP17095194 A JP 17095194A JP 17095194 A JP17095194 A JP 17095194A JP H07165302 A JPH07165302 A JP H07165302A
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JP
Japan
Prior art keywords
container body
lid
cover
container
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP17095194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ejiri
宏 江尻
Tetsuo Nagaoka
哲生 長岡
Hitoshi Murakami
仁 村上
Tomosaburo Shimo
友三郎 志茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication of JPH07165302A publication Critical patent/JPH07165302A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】容器本体と蓋体の組合せが異なっても容器本体
の上面開口を蓋体で確実に閉鎖する。 【構成】容器本体11の上面開口周縁に形成されたフラ
ンジ11fに係脱自在な係止片を有するストッパ15
を、蓋体12の自由端側に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塵芥などを収容して搬
送可能な搬送容器における蓋体の固縛構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、塵芥収集車は、塵芥収容箱の後
方開口部に適宜の塵芥積込装置を備えた塵芥投入箱を傾
動自在に連設して構成されている。そして、このような
塵芥収集車において、図6に示すように、塵芥投入箱1
の投入口1aの下方に臨んで搬送容器Bを持ち上げて反
転させることのできる反転装置3を設けたものが知られ
ており、この反転装置3によって搬送容器Bを持ち上げ
つつ反転させることで搬送容器B内に収容された塵芥な
どを投入口1aを通して塵芥投入箱1に排出し、塵芥積
込装置を介して塵芥収容箱に積み込むようにしている
(例えば、米国特許第4422814号明細書参照)。
【0003】この反転装置3によって反転可能な搬送容
器Bは、図5に示すように、上面を開口したプラスチッ
ク製の容器本体11と、この容器本体11の上面開口を
開閉自在な蓋体12と、容器本体11に回転自在に軸支
された前後各一対のキャスター13と、容器本体11に
取り付けられたストップバー14から構成されている。
そして、容器本体11は、その上面開口周縁にフランジ
11fを形成している他、その一の周壁111に間隔を
おいて二つの凹状部111xを上下方向にわたって形成
しており、その上端は袋状の係止部111aに形成され
て反転装置3を構成する上係止片31(図6参照)が係
脱可能となっている。また、前述した凹状部111xに
は、ストップバー14が掛け渡されており、このストッ
プバー14に反転装置3を構成する下係止片32(図6
参照)が係脱可能となっている。
【0004】さらに、容器本体11には、容器本体11
の、一の周壁111が対向する他の周壁の上縁近傍に丸
棒状のハンドルバー(図示せず)が設けられており、一
方、蓋体12には、ハンドルバーに対応する断面略半円
状の嵌合部を有するステー121が一体に形成されてお
り、ハンドルバーに蓋体12のステー121を嵌め込む
ことにより、蓋体12はハンドルバー回りに回転自在に
支持されている。
【0005】ところで、このような搬送容器Bにおいて
は、蓋体12が風に煽られて不意に開放されることがあ
り、その際には、収容塵芥が飛散するおそれがある。こ
のため、容器本体11のフランジ11fと蓋体12に連
通する穴を形成し、これらの穴に割ピンを挿入すること
で意図しない蓋体12の開放を防止していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな蓋体12の開放防止構造では、走行時、あるいは、
風などによって容器本体11および蓋体12が振動する
と、割ピンが穴から脱落することがある。また、ハンド
ルバーに蓋体12のステー121を嵌め込んで取り付け
ることから、洗浄時など蓋体12を外した場合、容器本
体11と蓋体12との組合せが異なると、容器本体11
のフランジ11fに形成された穴と蓋体12に形成され
た穴の位置が相違し、割ピンを挿通できないという欠点
があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、蓋体と容器本体との組合せが異なっても、
蓋体をその閉鎖位置に確実に固縛することのできる搬送
容器における蓋体の固縛構造を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上面を開口し
た容器本体と、この容器本体の上面開口を開閉自在な蓋
体と、容器本体に回転自在に軸支されたキャスターとを
少なくとも備えた搬送容器において、前記蓋体の自由端
側に、容器本体の上面開口周縁に形成されたフランジに
係脱自在な係止片を有するストッパを設けたことを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】蓋体の自由端側には、係止片を有するストッパ
が設けられており、容器本体の上面開口を蓋体が閉鎖し
た際、ストッパの係止片は、容器本体の上面開口周縁に
形成されたフランジに係合し、蓋体の開放を阻止してい
る。
【0010】この結果、蓋体は、容器本体との組合せが
変化しても、容器本体の上面開口を確実に閉鎖し、その
閉鎖状態を維持することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】なお、説明の便宜上、図6に示した従来例
と同一の部材には同一の符号を用いる他、それらの詳細
な説明は重複するため省略する。
【0013】図1には、本発明の搬送容器Bが図示され
ており、蓋体12の自由端側には、プラスチック製のス
トッパ15がリベットなどを介して取り付けられてい
る。このストッパ15は、図2に示すように、ストッパ
本体151と、このストッパ本体151の下部に斜め上
方に向かって一体に形成された係止片152からなり、
この係止片152が容器本体11のフランジ11fに係
脱するようになっている。
【0014】すなわち、蓋体12によって容器本体11
の上面開口を閉鎖するため、蓋体12を図示しないハン
ドルバー回りに回動させると、ストッパ15が容器本体
11のフランジ11fに接触するまでは、係止片152
の先端側は、ストッパ本体151から離隔しているが、
容器本体11のフランジ11fに接触すると、係止片1
52の先端側はその弾性によってストップ本体151に
接近するように湾曲する(図3参照)。その後、蓋体1
2をなおも押し下げると、ストッパ15の係止片152
は、フランジ11fに接触して湾曲状態のまま下降し、
その先端がフランジ11fの下端から離脱すると、その
弾性によって元の状態に復元し、図4に実線で示すよう
に、係止片152がフランジ11fに係合する。
【0015】この結果、蓋体12は、ストッパ15の係
止片152が容器本体11のフランジ11fに係合して
容器本体11の上面開口を確実に閉鎖するとともに、係
止片152の、フランジ11fに対する係合状態が解除
されない限り、その閉鎖位置に保持されるものである。
【0016】尚、容器本体11と蓋体12の嵌合が緩い
場合には、図4において示すように、蓋体12の自由端
側の内側にプラスチック製のストッパ15をリベット等
を介して取付けるようにしてもよい。
【0017】容器本体11から蓋体12を外すことで容
器本体11と蓋体12の組合せが異なっても、容器本体
11のフランジ11fとストッパ15の係止片152と
の関係は変化しないことから、同様に係止片152が異
なった容器本体11のフランジ11fに係合し、その上
面開口を閉鎖する位置に蓋体12を保持することができ
る。
【0018】一方、蓋体12を開放する場合は、作業者
は、その両手でストッパ15の下部を把握し、図5に鎖
線で示すように、外方に押し広げて湾曲させることでそ
の係止片152をフランジ11fから離脱させ、そのま
ま上方に持ち上げればよい。
【0019】このように、蓋体12を押し下げるだけで
容器本体11の上面開口を閉鎖し、その閉鎖位置に確実
に保持することができる。また、既存の搬送容器Bにス
トッパ15を取り付けるだけで、同様の機能を付加する
ことが可能となる。
【0020】なお、本実施例においては、搬送容器Bを
塵芥の収集に利用した場合について説明したが、果物や
野菜、飼料などの農産物、魚介類などの海産物、あるい
は、原材料や仕掛品などの工業用品などの収集にも使用
することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送容器
を構成する蓋体の自由端側に、容器本体の上面開口周縁
に形成されたフランジに係脱自在な係止片を有するスト
ッパを設けたことにより、容器本体と蓋体との組合せが
異なっても、蓋体によって容器本体の上面開口を閉鎖
し、その閉鎖位置に確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送容器を示す斜視図である。
【図2】本発明の搬送容器に設けられたストッパを示す
斜視図である。
【図3】蓋体による容器本体の上面開口を閉鎖する過程
を説明する断面図である。
【図4】蓋体による容器本体の上面開口を閉鎖する過程
を説明する断面図である。
【図5】蓋体による容器本体の上面開口を閉鎖する過程
を説明する断面図である。
【図6】従来の搬送容器を示す斜視図である。
【図7】図5の搬送容器と塵芥収集車の反転装置との関
係を示す側面図である。
【符号の説明】
B 搬送容器 11 容器本体 11f フランジ 12 蓋体 15 ストッパ 152 係止片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志茂 友三郎 奈良市三条大路4−1−1 積水化学工業 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面を開口した容器本体と、この容器本
    体の上面開口を開閉自在な蓋体と、容器本体に回転自在
    に軸支されたキャスターとを少なくとも備えた搬送容器
    において、前記蓋体の自由端側に、容器本体の上面開口
    周縁に形成されたフランジに係脱自在な係止片を有する
    ストッパを設けたことを特徴とする搬送容器における蓋
    体の固縛構造。
JP17095194A 1993-10-21 1994-07-22 搬送容器における蓋体の固縛構造 Pending JPH07165302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17095194A JPH07165302A (ja) 1993-10-21 1994-07-22 搬送容器における蓋体の固縛構造

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26344193 1993-10-21
JP5-263441 1993-10-21
JP17095194A JPH07165302A (ja) 1993-10-21 1994-07-22 搬送容器における蓋体の固縛構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07165302A true JPH07165302A (ja) 1995-06-27

Family

ID=26493806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17095194A Pending JPH07165302A (ja) 1993-10-21 1994-07-22 搬送容器における蓋体の固縛構造

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JP (1) JPH07165302A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002001188A (ja) * 2000-04-20 2002-01-08 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 壁紙糊付機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002001188A (ja) * 2000-04-20 2002-01-08 Yayoi Chemical Industry Co Ltd 壁紙糊付機

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