JPH07165267A - エアクッション製造装置 - Google Patents
エアクッション製造装置Info
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- JPH07165267A JPH07165267A JP5341708A JP34170893A JPH07165267A JP H07165267 A JPH07165267 A JP H07165267A JP 5341708 A JP5341708 A JP 5341708A JP 34170893 A JP34170893 A JP 34170893A JP H07165267 A JPH07165267 A JP H07165267A
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- guide rod
- air
- tube
- roll
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31D—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER, NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B31B OR B31C
- B31D5/00—Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles
- B31D5/0039—Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads
- B31D5/0073—Multiple-step processes for making three-dimensional articles ; Making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads including pillow forming
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31D—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER, NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B31B OR B31C
- B31D2205/00—Multiple-step processes for making three-dimensional articles
- B31D2205/0005—Multiple-step processes for making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads
- B31D2205/0011—Multiple-step processes for making three-dimensional articles for making dunnage or cushion pads including particular additional operations
- B31D2205/0052—Perforating; Forming lines of weakness
Abstract
(57)【要約】
【目的】素材たるフィルムチューブの厚さなどに拘らず
チューブ内へ確実にエアを注入、封入することができ、
エアの封入量が一定なエアクッションを連続して製造で
きる装置を提供する。 【構成】チューブ４の前後面を剥離する剥離ロール６を
上端に備え、下端が熱融着工程部に臨むようにフィルム
チューブ内にセットされたガイド杆８と、 前記ガイド
杆の剥離ロールをフィルムチューブの外側から支承し、
開閉動作によって剥離ロールをガイド杆とともに上下動
させるフラップ板７を備え、フラップ板の開閉動作によ
り、エア注入時には前記ガイド杆の下端がエア注入針２
６の直上に位置させられ、一方熱融着時にはガイド杆の
下端が上側ヒータ１５よりも充分上側に位置させられる
ようにした。
チューブ内へ確実にエアを注入、封入することができ、
エアの封入量が一定なエアクッションを連続して製造で
きる装置を提供する。 【構成】チューブ４の前後面を剥離する剥離ロール６を
上端に備え、下端が熱融着工程部に臨むようにフィルム
チューブ内にセットされたガイド杆８と、 前記ガイド
杆の剥離ロールをフィルムチューブの外側から支承し、
開閉動作によって剥離ロールをガイド杆とともに上下動
させるフラップ板７を備え、フラップ板の開閉動作によ
り、エア注入時には前記ガイド杆の下端がエア注入針２
６の直上に位置させられ、一方熱融着時にはガイド杆の
下端が上側ヒータ１５よりも充分上側に位置させられる
ようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は精密機器やわれものなど
を梱包する際に使用して、外部からの衝撃を緩和する梱
包用のエアクッションを製造する装置に関する。
を梱包する際に使用して、外部からの衝撃を緩和する梱
包用のエアクッションを製造する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】精密機器やわれ物などを梱包するのに使
用するエアクッションには各種のものがあるが、その中
でも比較的大きなエア封入部を有する単体のエアクッシ
ョンは使用後のエア抜きが簡単なので、廃棄処理が容易
であるという長所を有している。
用するエアクッションには各種のものがあるが、その中
でも比較的大きなエア封入部を有する単体のエアクッシ
ョンは使用後のエア抜きが簡単なので、廃棄処理が容易
であるという長所を有している。
【０００３】従来のエアクッションの製造装置にはチュ
ーブ状にした合成樹脂フィルムの内部へ注入針でエアを
送り込み、その後チューブにあけられた針穴の上下をフ
ィルムチューブの幅亙りに熱融着してエアを封入するも
のがある。
ーブ状にした合成樹脂フィルムの内部へ注入針でエアを
送り込み、その後チューブにあけられた針穴の上下をフ
ィルムチューブの幅亙りに熱融着してエアを封入するも
のがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の装置におけるエ
ア注入針の先端はフィルムチューブの内部へ確実に刺し
込まれなければならないが、注入針の動きを微妙にコン
トロールすることは難しく、例えばエアクッションの材
料たるフィルムの厚さを厚いものから薄いものへ変える
と注入針はフィルムチューブを貫通してしまい、エアの
封入量が不十分なものができてしまうという問題があ
る。
ア注入針の先端はフィルムチューブの内部へ確実に刺し
込まれなければならないが、注入針の動きを微妙にコン
トロールすることは難しく、例えばエアクッションの材
料たるフィルムの厚さを厚いものから薄いものへ変える
と注入針はフィルムチューブを貫通してしまい、エアの
封入量が不十分なものができてしまうという問題があ
る。
【０００５】本発明はフィルムチューブの厚さなどに拘
らずチューブ内へ確実にエアを注入、封入することがで
き、エアの封入量が一定なエアクッションを連続して製
造できる装置を提供することを目的としている。
らずチューブ内へ確実にエアを注入、封入することがで
き、エアの封入量が一定なエアクッションを連続して製
造できる装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明のエアクッション製造装置は、 (a) エアクッションの素材たる合成樹脂製の長尺なフィ
ルムチューブを送り出す繰出しロール (b) チューブの前後面を剥離する剥離ロールを上端に備
え、下端が熱融着工程部に臨むようにフィルムチューブ
内にセットされたガイド杆 (c) 前記ガイド杆の剥離ロールをフィルムチューブの外
側から支承し、開閉動作によって剥離ロールをガイド杆
とともに上下動させるフラップ板 (d) フィルムチューブを前後方向から挟んで回転するこ
とにより、フィルムチューブを繰出しロールから熱融着
工程部まで移送させる送りロール (e) フィルムチューブの内部にエアを送り込むための注
入針を備えるエア注入手段と、エア注入針によって開け
られた針穴の上下をフィルムチューブの幅亙りに熱融着
する上下２列１対のヒータと、同ヒータによって融着さ
れた２列の熱融着部の間をフィルムチューブの幅亙りに
カットするカッター刃よりなり、これらエア注入手段、
ヒータおよびカッター刃をチューブ面に対して前後方向
に駆動させる駆動手段を備える熱融着工程部 上記(a) 〜(e) 構成よりなり、前記フラップ板の開閉動
作により、エア注入時には前記ガイド杆の下端がエア注
入針の直上に位置させられ、一方熱融着時にはガイド杆
の下端が上側ヒータよりも充分上側に位置させられるよ
うにしたものとしてある。
ために本発明のエアクッション製造装置は、 (a) エアクッションの素材たる合成樹脂製の長尺なフィ
ルムチューブを送り出す繰出しロール (b) チューブの前後面を剥離する剥離ロールを上端に備
え、下端が熱融着工程部に臨むようにフィルムチューブ
内にセットされたガイド杆 (c) 前記ガイド杆の剥離ロールをフィルムチューブの外
側から支承し、開閉動作によって剥離ロールをガイド杆
とともに上下動させるフラップ板 (d) フィルムチューブを前後方向から挟んで回転するこ
とにより、フィルムチューブを繰出しロールから熱融着
工程部まで移送させる送りロール (e) フィルムチューブの内部にエアを送り込むための注
入針を備えるエア注入手段と、エア注入針によって開け
られた針穴の上下をフィルムチューブの幅亙りに熱融着
する上下２列１対のヒータと、同ヒータによって融着さ
れた２列の熱融着部の間をフィルムチューブの幅亙りに
カットするカッター刃よりなり、これらエア注入手段、
ヒータおよびカッター刃をチューブ面に対して前後方向
に駆動させる駆動手段を備える熱融着工程部 上記(a) 〜(e) 構成よりなり、前記フラップ板の開閉動
作により、エア注入時には前記ガイド杆の下端がエア注
入針の直上に位置させられ、一方熱融着時にはガイド杆
の下端が上側ヒータよりも充分上側に位置させられるよ
うにしたものとしてある。
【０００７】
【作用】送りロールの回転によって繰出しロールから送
り出され、剥離ロールによって前後面が剥離されたフィ
ルムチューブは熱融着工程部に移送される。熱融着工程
部に移送されたフィルムチューブはエア注入手段によっ
てエアを送り込まれて膨らむ。
り出され、剥離ロールによって前後面が剥離されたフィ
ルムチューブは熱融着工程部に移送される。熱融着工程
部に移送されたフィルムチューブはエア注入手段によっ
てエアを送り込まれて膨らむ。
【０００８】この際、チューブ内にセットされたガイド
杆の下端がエア注入針の直上に位置しているので、チュ
ーブの前後面間の隙間が確保され、エア注入針の先端が
チューブ内へ確実に刺し込まれる。したがって、エア注
入時のエア漏れが防止され、クッション部に常に一定量
のエアが封入される。
杆の下端がエア注入針の直上に位置しているので、チュ
ーブの前後面間の隙間が確保され、エア注入針の先端が
チューブ内へ確実に刺し込まれる。したがって、エア注
入時のエア漏れが防止され、クッション部に常に一定量
のエアが封入される。
【０００９】エアが注入されて膨らんだチューブはヒー
タによって熱融着されてエアを封入され、カッター刃に
よってカットされる。
タによって熱融着されてエアを封入され、カッター刃に
よってカットされる。
【００１０】
【実施例】以下本発明に係るエアクッション製造装置の
具体例を添付図面に基づいて詳細に説明する。ケーシン
グ１上には側板２、２で回転自在に支承された繰出しロ
ール３を設けてあって、この繰出しロール３にはエアク
ッションを連続して製造するための長尺な素材が巻かれ
ている。この素材は予め筒状に形成された合成樹脂製フ
ィルムよりなるフィルムチューブ４で、前後面のフィル
ムが密着した扁平な状態で繰出しロール３に巻かれてい
る。
具体例を添付図面に基づいて詳細に説明する。ケーシン
グ１上には側板２、２で回転自在に支承された繰出しロ
ール３を設けてあって、この繰出しロール３にはエアク
ッションを連続して製造するための長尺な素材が巻かれ
ている。この素材は予め筒状に形成された合成樹脂製フ
ィルムよりなるフィルムチューブ４で、前後面のフィル
ムが密着した扁平な状態で繰出しロール３に巻かれてい
る。
【００１１】フィルムチューブ４はガイドロール５を経
て、剥離工程部へ送られるようになっており、この剥離
工程部はフィルムチューブ４の一端から予めチューブ内
に入れられた円柱状のガイド杆８と、このガイド杆をチ
ューブ４内で上下させるフラップ板７、７で構成されて
いる。
て、剥離工程部へ送られるようになっており、この剥離
工程部はフィルムチューブ４の一端から予めチューブ内
に入れられた円柱状のガイド杆８と、このガイド杆をチ
ューブ４内で上下させるフラップ板７、７で構成されて
いる。
【００１２】ガイド杆８の上端にはガイドロール５から
送られるフィルムチューブ４の前後面を剥がす剥離ロー
ル６、６を設けてあり、下端にはフィルムチューブの前
後面に向い合う平坦部８ａを形成してある。
送られるフィルムチューブ４の前後面を剥がす剥離ロー
ル６、６を設けてあり、下端にはフィルムチューブの前
後面に向い合う平坦部８ａを形成してある。
【００１３】ガイド杆８を上下動させるフラップ板７、
７は、その対峙する端縁がそれぞれピニオンギア９ａ、
９ｂの軸７ａ、７ｂに取り付けられており、一方のピニ
オンギア９ａはアクチュエータ１０によって上下方向の
往復運動をさせられるラック１１と噛合している。
７は、その対峙する端縁がそれぞれピニオンギア９ａ、
９ｂの軸７ａ、７ｂに取り付けられており、一方のピニ
オンギア９ａはアクチュエータ１０によって上下方向の
往復運動をさせられるラック１１と噛合している。
【００１４】剥離工程部の下部には送りロール１２、１
２を側板２、２間に亙って設けてあって、フィルムチュ
ーブ４を熱融着工程部へ送るようにしてある。送りロー
ル１１、１２は図示省略のモータによって駆動されるよ
うにしてあり、図３に示すように軸１１ａには円柱状の
ロール１１ｂ、１１ｃを、軸１２ａには同じく円柱状の
ロール１２ｂ、１２ｃと、側面中央に縮径部を有するロ
ール１２ｄをそれぞれ設けてある。
２を側板２、２間に亙って設けてあって、フィルムチュ
ーブ４を熱融着工程部へ送るようにしてある。送りロー
ル１１、１２は図示省略のモータによって駆動されるよ
うにしてあり、図３に示すように軸１１ａには円柱状の
ロール１１ｂ、１１ｃを、軸１２ａには同じく円柱状の
ロール１２ｂ、１２ｃと、側面中央に縮径部を有するロ
ール１２ｄをそれぞれ設けてある。
【００１５】フィルムチューブ４はロール１２ｄの両端
側面とロール１１ｂ、１１ｃ間およびロール１１ｂ、１
１ｃとロール１２ｂ、１２ｃ間に挟まれるようになって
おり、またフィルムチューブ４内のガイド杆８はロール
１１ｂ、１１ｃ間の隙間と、ロール１２ｄの縮径部に囲
まれるようにしてあって、これらロールはガイド杆８の
上下動を妨げないようになっている。
側面とロール１１ｂ、１１ｃ間およびロール１１ｂ、１
１ｃとロール１２ｂ、１２ｃ間に挟まれるようになって
おり、またフィルムチューブ４内のガイド杆８はロール
１１ｂ、１１ｃ間の隙間と、ロール１２ｄの縮径部に囲
まれるようにしてあって、これらロールはガイド杆８の
上下動を妨げないようになっている。
【００１６】熱融着工程部は熱融着手段、切断手段およ
びエア注入手段で構成され、熱融着手段と切断手段はケ
ーシング１内に設けられたエアシリンダ１３でフィルム
チューブ４の前後方向（図中Ｐ方向）に一括して駆動さ
せられるようになっており、またエア注入手段はエアシ
リンダ１４によってフィルムチューブの前後方向に駆動
させられるようになっている。
びエア注入手段で構成され、熱融着手段と切断手段はケ
ーシング１内に設けられたエアシリンダ１３でフィルム
チューブ４の前後方向（図中Ｐ方向）に一括して駆動さ
せられるようになっており、またエア注入手段はエアシ
リンダ１４によってフィルムチューブの前後方向に駆動
させられるようになっている。
【００１７】熱融着手段はフィルムチューブ４を幅亙り
に融着するための上下２列のヒータ１５、１５からな
り、図２に示すようにこれらヒータ１５、１５が横方向
に渡された取付け板１６に固定されている。この取付け
板１６の左右両端部には、駆動ロッド１７、１７が摺動
自在に挿通されるスライダ１８、１８が取付けられてい
る。左右の駆動ロッド１７、１７は、エアシリンダ１３
のシリンダロッド１３ａの先端部に横方向に渡された支
持杆２０の両端部に前後方向に固着されている。なお、
図中の符号２１、２１は駆動ロッド１７、１７の前後方
向の移動を案内するための軸受である。
に融着するための上下２列のヒータ１５、１５からな
り、図２に示すようにこれらヒータ１５、１５が横方向
に渡された取付け板１６に固定されている。この取付け
板１６の左右両端部には、駆動ロッド１７、１７が摺動
自在に挿通されるスライダ１８、１８が取付けられてい
る。左右の駆動ロッド１７、１７は、エアシリンダ１３
のシリンダロッド１３ａの先端部に横方向に渡された支
持杆２０の両端部に前後方向に固着されている。なお、
図中の符号２１、２１は駆動ロッド１７、１７の前後方
向の移動を案内するための軸受である。
【００１８】切断手段たる波型のカッター刃２２は上下
のヒータ１５、１５の中央部に配されており、熱融着部
２３、２３の中央部を幅亙りに破断線状に切込み（切断
線）を入れるようにしてある。このカッター刃２２の両
端部は駆動ロッド１７、１７に取付け金具２５、２５を
用いて固定されており、この取付け状態では、刃先がヒ
ータの先端面よりも突出しない位置にしてある。駆動ロ
ッド１７、１７の先端部のストッパ１７ａ、１７ａとヒ
ータ１５のスライダ１８、１８の間には、ヒータ１５を
取付け金具２５位置まで付勢しておくための圧縮ばね１
７ｂ、１７ｂを挟み込んである。なお、図中の符号１９
はヒータ１５、１５およびカッター刃２２の受け台で、
ゴム等の弾性材よりなるものとしてある。
のヒータ１５、１５の中央部に配されており、熱融着部
２３、２３の中央部を幅亙りに破断線状に切込み（切断
線）を入れるようにしてある。このカッター刃２２の両
端部は駆動ロッド１７、１７に取付け金具２５、２５を
用いて固定されており、この取付け状態では、刃先がヒ
ータの先端面よりも突出しない位置にしてある。駆動ロ
ッド１７、１７の先端部のストッパ１７ａ、１７ａとヒ
ータ１５のスライダ１８、１８の間には、ヒータ１５を
取付け金具２５位置まで付勢しておくための圧縮ばね１
７ｂ、１７ｂを挟み込んである。なお、図中の符号１９
はヒータ１５、１５およびカッター刃２２の受け台で、
ゴム等の弾性材よりなるものとしてある。
【００１９】エア注入手段はフィルムチューブ４内にエ
アを送り込む注入針２６と、この注入針２６を前後方向
に駆動させるエアシリンダ１４とからなり、エア供給口
１４ａから注入針２６へエアを供給するものとしてあ
る。
アを送り込む注入針２６と、この注入針２６を前後方向
に駆動させるエアシリンダ１４とからなり、エア供給口
１４ａから注入針２６へエアを供給するものとしてあ
る。
【００２０】次に上述のように構成された本発明のエア
クッション製造装置の動作を順を追って説明する。ま
ず、繰出しロール３から繰り出される扁平なフィルムチ
ューブ４の一端を開き、ガイド杆８を剥離ロール６、６
側から挿入してフィルムチューブ４内に入れられた剥離
ロール６、６をフラップ板７、７の上に載せ、フィルム
チューブ４を送りロール１１、１２間に挟み、さらに熱
融着工程部の受け台１９とヒータ１５、１５間を通して
セットする。
クッション製造装置の動作を順を追って説明する。ま
ず、繰出しロール３から繰り出される扁平なフィルムチ
ューブ４の一端を開き、ガイド杆８を剥離ロール６、６
側から挿入してフィルムチューブ４内に入れられた剥離
ロール６、６をフラップ板７、７の上に載せ、フィルム
チューブ４を送りロール１１、１２間に挟み、さらに熱
融着工程部の受け台１９とヒータ１５、１５間を通して
セットする。
【００２１】フィルムチューブ４のセットを終えて送り
ロール１１、１２を回転駆動させると、フィルムチュー
ブ４は引っ張られて繰出しロール３から繰り出され、ガ
イドロール５を経て剥離手段へ引き込まれる。
ロール１１、１２を回転駆動させると、フィルムチュー
ブ４は引っ張られて繰出しロール３から繰り出され、ガ
イドロール５を経て剥離手段へ引き込まれる。
【００２２】剥離手段では扁平なフィルムチューブ４が
繰出しロール３から送られて来ると、チューブ内に予め
セットされたガイド杆８の剥離ロール６、６の上方で前
後のフィルムが剥される。
繰出しロール３から送られて来ると、チューブ内に予め
セットされたガイド杆８の剥離ロール６、６の上方で前
後のフィルムが剥される。
【００２３】図４はフラップ板７、７とガイド杆８の動
作を示しており、ガイド杆８は後述の熱融着工程部の動
作に同期して上下動させられる。
作を示しており、ガイド杆８は後述の熱融着工程部の動
作に同期して上下動させられる。
【００２４】アクチュエータ１０がラック１０ａを上方
へ動かすと、図面上、ピニオンギア９ａは軸７ａを中心
にして右回りに、ピニオンギア９ｂは軸７ｂを中心にし
て左回りに回転させられ、フラップ板７、７が仮想線で
示す位置まで駆動される。かくすると、ガイド杆８の上
端に設けられた剥離ロール６、６は持ち上げられてガイ
ド杆８を引き上げる。
へ動かすと、図面上、ピニオンギア９ａは軸７ａを中心
にして右回りに、ピニオンギア９ｂは軸７ｂを中心にし
て左回りに回転させられ、フラップ板７、７が仮想線で
示す位置まで駆動される。かくすると、ガイド杆８の上
端に設けられた剥離ロール６、６は持ち上げられてガイ
ド杆８を引き上げる。
【００２５】すなわち、アクチュエータ１０によるラッ
ク１０ａの上下動によってフラップ板７、７が開閉させ
られ、このフラップ板の開閉によってガイド杆８が上下
動させられる。
ク１０ａの上下動によってフラップ板７、７が開閉させ
られ、このフラップ板の開閉によってガイド杆８が上下
動させられる。
【００２６】熱融着工程部では、エアシリンダ１４がフ
ィルムチューブ４の方向へ所定のストロークだけ駆動さ
れて、図５(a) に示すように注入針２６の先端がフィル
ムチューブ４の前面側フィルムを突き通して内部に刺し
込まれ、エアがチューブ４内に注入され、クッション部
２７ａが膨らまされる。
ィルムチューブ４の方向へ所定のストロークだけ駆動さ
れて、図５(a) に示すように注入針２６の先端がフィル
ムチューブ４の前面側フィルムを突き通して内部に刺し
込まれ、エアがチューブ４内に注入され、クッション部
２７ａが膨らまされる。
【００２７】この際、剥離手段におけるフラップ板７、
７が開かれることによりガイド杆８は最も下に移動して
おり、ガイド杆８下端の平坦部８ａがエア注入手段の注
入針２６のすぐ上に位置している。かくするとフィルム
チューブの前後面間に適度な隙間が確保され、しかもガ
イド杆８下端の平坦部８ａがその平坦面でフィルム面を
内側から支持するので、注入針の先端がチューブ内へ確
実に刺し込まれる。
７が開かれることによりガイド杆８は最も下に移動して
おり、ガイド杆８下端の平坦部８ａがエア注入手段の注
入針２６のすぐ上に位置している。かくするとフィルム
チューブの前後面間に適度な隙間が確保され、しかもガ
イド杆８下端の平坦部８ａがその平坦面でフィルム面を
内側から支持するので、注入針の先端がチューブ内へ確
実に刺し込まれる。
【００２８】その後、図５(b) に示すように、エアシリ
ンダ１４が注入針２６を待機位置まで戻すとともに、前
記フラップ板７、７が駆動されてガイド杆８が同じく待
機位置（上限位置）まで移動させられる。一方、エアシ
リンダ１３は所定のストロークだけ駆動され、上下のヒ
ータ１５、１５の先端面がチューブ４を押圧し、チュー
ブ４を幅亙りに熱融着してエアを密封し、エアクッショ
ン２７を作る。
ンダ１４が注入針２６を待機位置まで戻すとともに、前
記フラップ板７、７が駆動されてガイド杆８が同じく待
機位置（上限位置）まで移動させられる。一方、エアシ
リンダ１３は所定のストロークだけ駆動され、上下のヒ
ータ１５、１５の先端面がチューブ４を押圧し、チュー
ブ４を幅亙りに熱融着してエアを密封し、エアクッショ
ン２７を作る。
【００２９】次いで、エアシリンダ１３がさらに同じ方
向へ所定のストロークだけ駆動される。この駆動によ
り、ヒータ１５、１５は圧縮ばね１７ｂ、１７ｂのばね
圧に抗して後退するが、駆動ロッド１７、１７に固定さ
れたカッター刃２２は受け台１９側へさらに前進してチ
ューブ４の熱融着部２３、２３に挟まれた中央部を幅亙
りに破断線状にカットし、切り込み２４を形成する。そ
の後、エアシリンダ１３が逆方向に駆動され、ヒータ１
５、１５およびカッター刃２２は待機位置まで戻され
る。
向へ所定のストロークだけ駆動される。この駆動によ
り、ヒータ１５、１５は圧縮ばね１７ｂ、１７ｂのばね
圧に抗して後退するが、駆動ロッド１７、１７に固定さ
れたカッター刃２２は受け台１９側へさらに前進してチ
ューブ４の熱融着部２３、２３に挟まれた中央部を幅亙
りに破断線状にカットし、切り込み２４を形成する。そ
の後、エアシリンダ１３が逆方向に駆動され、ヒータ１
５、１５およびカッター刃２２は待機位置まで戻され
る。
【００３０】上述した一連の工程が繰り返されることに
より、図６、および図７に示すようなエアクッション２
７が連続して製造される。エアクッションを梱包に用い
る場合には、切り込み２４部分からエアクッションを適
宜分離して、梱包箱などの内部に詰めて使用する。
より、図６、および図７に示すようなエアクッション２
７が連続して製造される。エアクッションを梱包に用い
る場合には、切り込み２４部分からエアクッションを適
宜分離して、梱包箱などの内部に詰めて使用する。
【００３１】なお、上述した実施例ではカッター刃２２
に波型形状の刃を使用して、熱融着部２３、２３間に破
断線状の切り込み２４を形成しているが、一つ一つ分離
したクッションにする場合にはカッター刃２２の取り付
け位置を受け台１９側にずらし、カッター刃２２のフィ
ルムへの食込み量を大きくすればよい。
に波型形状の刃を使用して、熱融着部２３、２３間に破
断線状の切り込み２４を形成しているが、一つ一つ分離
したクッションにする場合にはカッター刃２２の取り付
け位置を受け台１９側にずらし、カッター刃２２のフィ
ルムへの食込み量を大きくすればよい。
【００３２】
【発明の効果】本発明のエアクッション製造装置は上述
した構成のものであるので、エア注入針の先端がフィル
ムチューブの前後面間へ確実に刺し込まれてエア注入時
のエア漏れが防止され、一定量のエアが封入されたエア
クッションを連続して製造することができる。
した構成のものであるので、エア注入針の先端がフィル
ムチューブの前後面間へ確実に刺し込まれてエア注入時
のエア漏れが防止され、一定量のエアが封入されたエア
クッションを連続して製造することができる。
【図１】本発明に係る製造装置の実施例を示す一部破断
側面図。
側面図。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図。
【図３】図１のＢ−Ｂ線から示す送りロールの平面図。
【図４】剥離工程部の動作を示す側面図。
【図５】熱融着工程部の動作を示す工程図。
【図６】本発明の装置により製造されるエアクッション
を示す平面図。
を示す平面図。
【図７】同上のＣ−Ｃ線断面図。
１ ケーシング ３ 繰出しロール ４ フィルムチューブ ６ 剥離ロール ７ フラップ板 ８ ガイド杆 １１、１２ 送りロール １３、１４ エアシリンダ １５ ヒータ １６ 取付け板 １８ スライダ ２０ 支持杆 ２２ カッター刃 ２６ 注入針 ２７ エアクッション
Claims (1)
- 【請求項１】(a) エアクッションの素材たる合成樹脂製
の長尺なフィルムチューブを送り出す繰出しロール (b) チューブの前後面を剥離する剥離ロールを上端に備
え、下端が熱融着工程部に臨むようにフィルムチューブ
内にセットされたガイド杆 (c) 前記ガイド杆の剥離ロールをフィルムチューブの外
側から支承し、開閉動作によって剥離ロールをガイド杆
とともに上下動させるフラップ板 (d) フィルムチューブを前後方向から挟んで回転するこ
とにより、フィルムチューブを繰出しロールから熱融着
工程部まで移送させる送りロール (e) フィルムチューブの内部にエアを送り込むための注
入針を備えるエア注入手段と、エア注入針によって開け
られた針穴の上下をフィルムチューブの幅亙りに熱融着
する上下２列１対のヒータと、同ヒータによって融着さ
れた２列の熱融着部の間をフィルムチューブの幅亙りに
カットするカッター刃よりなり、これらエア注入手段、
ヒータおよびカッター刃をチューブ面に対して前後方向
に駆動させる駆動手段を備える熱融着工程部 上記(a) 〜(e) 構成よりなり、前記フラップ板の開閉動
作により、エア注入時には前記ガイド杆の下端がエア注
入針の直上に位置させられ、一方熱融着時にはガイド杆
の下端が上側ヒータよりも充分上側に位置させられるよ
うにしてなるエアクッション製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341708A JPH07165267A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | エアクッション製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5341708A JPH07165267A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | エアクッション製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07165267A true JPH07165267A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18348169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5341708A Pending JPH07165267A (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | エアクッション製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07165267A (ja) |
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