JPH0716525U - 埋込ボックス位置検出装置 - Google Patents

埋込ボックス位置検出装置

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JPH0716525U
JPH0716525U JP5018093U JP5018093U JPH0716525U JP H0716525 U JPH0716525 U JP H0716525U JP 5018093 U JP5018093 U JP 5018093U JP 5018093 U JP5018093 U JP 5018093U JP H0716525 U JPH0716525 U JP H0716525U
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氾黎 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋込ボックスの埋め込み位置を容易かつ正確
に検出することができる埋込ボックス位置検出装置を提
供すること。 【構成】 埋込ボックス1の開口部側に固定可能な非検
出声材2と、非検出部材2を検出する検出装置3との組
み合わせよりなり、一方の非検出部材2側にはその所定
位置に永久磁石22カ腺り付けられ、もう一方の検出装
置3側には棒状の永久磁石33と、該棒状の永久磁石3
3をその長手方向中間部分を中心として自在回動可能な
状態に支持する円筒部31及び回動支持枠体32とを有
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、壁内に埋め込まれた埋込ボックスの位置を検出するための装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家屋やビル等の新築工事や改築工事においては、電気配線、スイッ チ、コンセント等は壁の内部に埋め込まれた状態で設置されるのが一般的であり 、このため、これらを収容するための埋込ボックスを予め埋め込んだ状態で壁の 施行が行なわれ、壁の施行が終った後に、埋込ボックスが埋め込まれた位置の壁 を開口すると共に、この開口部からボックス内の電気配線を行なったり、埋込ボ ックス内にスイッチやコンセント等の電気部品の取り付けを行ない、最後に、開 口部にカバを取り付けるようにしていた。
【0003】 そして、壁が施行された後に壁の中に埋め込まれた埋込ボックスの位置を検出 するための手段として、従来では、壁が施行される前に埋込ボックスが設置され る位置の真下の床面にマークを付けておき、壁が施行された後に、この床面のマ ークを基準とし、その位置から壁面に沿って所定の高さ位置を測定することによ り、大まかな位置を探すと共に、壁の開口に際しては、まず、壁にドライバー等 を突き刺して試し穴を開け、これを基準にして、埋込ボックス開口面位置の壁を 開口するようにしていた。
【0004】
【考案が解決しょうとする課題】
しかしながら、従来のような埋込ボックス位置検出手段では、以下に述べるよ うな問題点があった。 即ち、床面のマークを基準としてスケール等で位置を検出するものであるため 、正確性に欠けるし手間も要すると共に、その後の工事でマークが消えたり、マ ークした床部材が剥されたり、その逆にその上に別の床部材が貼られたりするこ とでマークが存在しなくなる恐れがある。 また、マークが存在しても、手違いなどでマークした位置に埋込ボックスが埋 め込まれていなかったり、検出位置を間違った場合でも、それを確認する手段が ないため、関係のない部分の壁を傷付けてしまう恐れがある。
【0005】 そこで、本考案では、かかる問題点を解決し、埋込ボックスの埋め込み位置を 容易かつ正確に検出することができる埋込ボックス位置検出装置を提供すること を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案の埋込ボックス位置検出装置では、埋込 ボックスの開口部側に固定可能な非検出部材と、非検出部材を検出する検出装置 との組み合わせよりなり、一方の非検出部材側にはその所定位置に永久磁石が取 り付けられ、もう一方の検出装置側には棒状の磁石と、該磁石をその長手方向中 間部分を中心として自在回動可能な状態に支持する支持部材とを有している構造 とした。
【0007】
【作用】
本考案では上述のように構成されるので、まず、壁が施行される前に各埋込ボ ックスの開口部に非検出部材を固定しておくもので、その後、壁が施行された段 階で、埋込ボックス位置の検出を行なうには、検出装置を壁面に沿って移動させ ると、埋込ボックス位置に近付いてくると、支持部材に支持された棒状磁石の磁 力が非検出部材側に固定された永久磁石の磁力に反応して自在に回動することか ら、棒状磁石の軸線方向が非検出部材の永久磁石方向を向くことになる。
【0008】 そこで、その軸線方向へ向けて検出装置を壁面に沿って移動させていくと、壁 面に対する棒状磁石の傾斜角度が次第に大きくなっていくため、棒状磁石が壁面 に対して垂直になる位置を見つけることにより、埋込ボックスの位置を容易かつ 正確に検出することができる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案一実施例の埋込ボックス位置検出装置の使用状態を示す断面図 であり、図において、1は埋込ボックス、2は非検出部材、3は検出装置、4は 壁をそれぞれ示している。 前記埋込ボックス1は、その前面が縦長の長方形状に開口されると共に、その 上側の開口端面と下側の開口端面の中心部には、図示を省略したスイッチやコン セント等の電気部品の取り付けを行なうか、または、カバー11の取り付けを行 なうためのねじ孔12,13が形成されている。
【0010】 前記非検出部材2は、アルミ等の非磁性体よりなる縦長の板材で形成されてい て、その前面中央部位置にはプレス成形による窪み部21が形成され、該窪み部 21には円盤状の永久磁石22が取り付けられていると共に、板材の上下両端部 で前記埋込ボックス1のねじ孔12,13とそれぞれ符合する位置にはねじ挿通 孔23,24が形成されていて、ねじ25,26で埋込ボックス1の前面開口部 に対する取り付けが可能な構造となっている。
【0011】 前記検出装置3は、図1及び図2にその詳細を示すように、円筒部31と、該 円筒部31内において該円筒部31の直径線を中心として回動可能に支持された 長方形状の回動支持枠体32と、該回動支持枠体32内において、その長手方向 中心部位置において前記回動支持枠体32の回転軸方向と直交する回転軸とを中 心として回動可能に支持された棒状の永久磁石33と、円筒部31の一方の開口 端面に取り付けられた基盤34と、円筒部31のもう一方の開口端面に取り付け られた透明板35とで構成されている。
【0012】 そして、前記基盤34は、円筒部31を中心として、埋込ボックス1における 前面の外形、即ち、壁面4aに開口すべき開口穴と同じ大きさの縦長の長方形状 に形成されている。 また、前記透明板35の中央部には、棒状の永久磁石33が基盤34に対して 垂直状態となる位置を示す円形の印36が表示されている。
【0013】 次に、実施例の作用について説明する。 この実施例の埋込ボックス位置検出装置では、上述のように構成されるので、 まず、壁4が施行される前に各埋込ボックス1の開口部に非検出部材2を固定し ておく。即ち、非検出部材2のねじ挿通孔23,24から挿通したねじ25,2 6を埋込ボックス1の開口端面に設けられたねじ孔12,13にねじ込むことに より、非検出部材2を埋込ボックス1の開口部に固定状態とすることができる。
【0014】 その後、壁4が施行された段階で、埋込ボックス1の埋め込み位置の検出を行 なうには、基盤34を壁面4aに当接させた状態で該壁面4aに沿って検出装置 3を移動させると、埋込ボックス1の埋め込み位置に近付いてくると、円筒部3 1内において回動支持枠体32によって自在回動可能に支持された棒状の永久磁 石33の磁力が非検出部材2側に固定された永久磁石22の磁力に反応して自在 に回動することから、棒状の永久磁石33の軸線方向が非検出部材2の永久磁石 22方向を向くことになる。
【0015】 従って、棒状の永久磁石33の軸線方向へ向けて検出装置3を壁面4aに沿っ て移動させていくと、壁面4aに対する棒状の永久磁石33の傾斜角度が次第に 大きくなっていくため、棒状の永久磁石33が壁面4aに対して垂直になる位置 、即ち、透明板35に表示された円形の印36に棒状の永久磁石33の端面が一 致する位置を見つけることにより、埋込ボックス1の埋め込み位置を容易かつ正 確に検出することができる。
【0016】 そこで、その位置に検出装置3を固定した状態で、基盤34の外周に沿って壁 面4aに墨を入れ、その墨に沿って壁4を開口することにより、埋込ボックス1 の前面を正確に開口することができる。
【0017】 尚、前記実施例では、棒状の磁石を永久磁石33で構成したが、電磁石で構成 することにより、埋込ボックス1が薄い鉄板の裏面にある場合でもその位置を検 出することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の埋込ボックス位置検出装置では、埋込ボッ クスの開口部側に固定可能な非検出部材と、非検出部材を検出する検出装置との 組み合わせよりなり、一方の非検出部材側にはその所定位置に永久磁石が取り付 けられ、もう一方の検出装置側には棒状の磁石と、該磁石をその長手方向中間部 分を中心として自在回動可能な状態に支持する支持部材とを有する構造としたこ とで、棒状磁石の軸線方向を永久磁石の方向へ向けることができ、これにより、 埋込ボックスの埋め込み位置を容易かつ正確に検出することができるようになる という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例の埋込ボックス位置検出装置の
使用状態を示す断面図である。
【図2】検出装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 埋込ボックス 2 非検出部材 3 検出装置 22 永久磁石 31 円筒部(支持部材) 32 回動支持枠体(支持部材) 33 棒状の永久磁石

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋込ボックスの開口部側に固定可能な非
    検出部材と、非検出部材を検出する検出装置との組み合
    わせよりなり、 一方の非検出部材側にはその所定位置に永久磁石が取り
    付けられ、もう一方の検出装置側には棒状の磁石と、該
    磁石をその長手方向中間部分を中心として自在回動可能
    な状態に支持する支持部材とを有していることを特徴と
    する埋込ボックス位置検出装置。
JP1993050180U 1993-08-02 1993-08-02 埋込ボックス位置検出装置 Expired - Lifetime JP2516721Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993050180U JP2516721Y2 (ja) 1993-08-02 1993-08-02 埋込ボックス位置検出装置

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JP1993050180U JP2516721Y2 (ja) 1993-08-02 1993-08-02 埋込ボックス位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0716525U true JPH0716525U (ja) 1995-03-17
JP2516721Y2 JP2516721Y2 (ja) 1996-11-13

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ID=12852003

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JP1993050180U Expired - Lifetime JP2516721Y2 (ja) 1993-08-02 1993-08-02 埋込ボックス位置検出装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48105328U (ja) * 1972-03-06 1973-12-07
JPS5315929U (ja) * 1976-07-22 1978-02-09
JP2009174906A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Nippon Denshi Gijutsu Kk 着磁物位置検出ユニット、及びこれを用いた着磁物位置検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2009174906A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Nippon Denshi Gijutsu Kk 着磁物位置検出ユニット、及びこれを用いた着磁物位置検出装置

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JP2516721Y2 (ja) 1996-11-13

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