JPH07165002A - 乗物の搭乗者用の拘束手段の膨張装置及びその方法 - Google Patents

乗物の搭乗者用の拘束手段の膨張装置及びその方法

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JPH07165002A JP6271520A JP27152094A JPH07165002A JP H07165002 A JPH07165002 A JP H07165002A JP 6271520 A JP6271520 A JP 6271520A JP 27152094 A JP27152094 A JP 27152094A JP H07165002 A JPH07165002 A JP H07165002A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合材料で形成されたガス貯蔵容器を備え
る、エアバッグインフレータを提供すること。 【構成】 エアバッグ32のような乗物の拘束手段を膨
張させる装置10は容器30を備える。該容器30はラ
イナー96と、該ライナー96を包み込む複合材料10
0とを備える。ガス94が容器30内に加圧状態に貯蔵
され、容器から解放されると、乗物の搭乗者用の拘束手
段32を膨張させる。装置10は、複合材料100及び
ライナー96を破断させることにより、容器30を開放
し、容器30からガス94を解放するオープンナー手段
180を備える。ライナーは、破断したとき、ライナー
の破片200を発生する。複合材料100は、ライナー
の破片200が容器30から分離するのを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突時等のようなとき
に、乗物の搭乗者を保護する装置に関する。本発明は、
特に、複合材料で形成されたガス貯蔵容器を備える、エ
アバッグインフレータに関する。
【0002】
【従来の技術】衝突時等のようなとき、乗物の搭乗者を
保護するために膨張可能なエアバッグを使用することは
公知である。ある装置の場合、エアバッグは、容器内に
加圧状態で貯蔵されたガスにより膨張される。例えば、
乗物の急激な減速時及び/又は乗物に側部衝撃が加わっ
たとき、ガスは、容器から解放されて、エアバッグ内に
導入され、エアバッグを膨張して、乗物の搭乗者の動き
を拘束する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】貯蔵ガス容器を破断さ
せて、容器の壁に開口部を形成するために起爆薬を使用
することは公知である。この場合、破断して開放する容
器壁の部分は、破断して小さい破片となる。これらの破
片は、容器から流動するガス中に取り込まれることは望
ましくない。かかる破片を捕捉するために、容器とエア
バッグとの間にフィルタ材料を介在させることが公知で
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアバッグの
ような乗物の搭乗者用の拘束手段を膨張させる装置であ
る。該装置は、膨張流体を加圧状態下で保持する収容手
段を備えている。該収容手段は、ライナーと、該ライナ
ーを包み込む複合材料とを備えている。収容手段内の加
圧された膨張流体は、その収容手段から解放されると、
その乗物の搭乗者用の拘束装置を膨張させる。また、該
装置は、収容手段から解放されたときに膨張流体を乗物
の搭乗者用の拘束装置に導入して、その乗物の搭乗者用
の拘束装置を膨張させる導入手段を更に備えている。該
装置は、複合材料及びライナーを破断させることによっ
て、収容手段を開放して、膨張流体を収容手段から解放
するオープンナー手段を更に備えている。ライナーは、
破断したとき、ライナーの破片を生じる。この複合材料
は、ライナーの破片が収容手段から分離するのを阻止す
る手段を備えている。
【0005】また、本発明は、エアバッグのような乗物
の搭乗者用の拘束装置を膨張させる方法にも関する。こ
の方法は、複合材料によって包み込まれたライナーによ
り形成されたチャンバ内に加圧状態の膨張流体を提供す
る段階と、複合材料及びライナーを破断させることによ
り、容器を開放して、膨張流体を容器から解放し、ライ
ナーが破断したときに、ライナーの破片を生ずるように
する段階と、複合材料によりライナー破片が容器から分
離するのを阻止する段階と、膨張流体の流れを容器から
乗物の搭乗者用の拘束装置内に導入して、乗物の搭乗者
用の拘束装置を膨張させる段階とを備えている。
【0006】本発明第二の実施例において、膨張流体の
容器は、乗物のドアの破断に応答してハウジング部分に
より破断される。この容器は、第一の実施例の容器と同
一構造であり、この容器の複合材料は、破断したとき
に、容器の破片が分離するのを阻止する。
【0007】
【実施例】本発明の上記及びその他の特徴は、添付図面
を参照しつつ、以下の詳細な説明を読むことにより、当
業者により明らかになるであろう。
【0008】本発明は、衝突時に、乗物の搭乗者の動き
を制限する拘束装置及びその方法に関する。特に、本発
明は、衝突時に乗物の搭乗者を保護するエアバッグを膨
張させるインフレータに関する。本発明は、各種のイン
フレータの構造に適用可能である。本発明の典型例とし
て、図1には、乗物の搭乗者用の拘束モジュール10が
示してある。
【0009】該モジュール10は、乗物14のドア12
に取り付けられる。図1及び図2に示すように、乗物の
搭乗者16は、乗物のシート18に座っている。概略図
にて符号20で示した乗物の側部衝撃センサがコンピュ
ータを含むことの出来る乗物の回路22と電気的に接続
されている。導線24が、乗物の回路22から伸長し、
図示しない方法にてエアバッグモジュール10内の導線
26に接続されている。また、該モジュール10は、貯
蔵した膨張流体を保持する容器30と、図1及び図2に
展開した状態で概略図的に示したエアバッグ32とを備
えている。
【0010】モジュール10(図3及び図4)は、長手
方向中心軸線42を有する細長のハウジング40を備え
ている。該ハウジング40は、内側外殻46に固着され
た外側外殻44を備えている。該外側外殻44(図1)
は、乗物のドア12の外板に近接して配置される一方、
内側外殻46は、乗物の搭乗者16に近接して配置され
ている。
【0011】ハウジングの外側外殻44(図3)は、図
4に最も良く示すように、略矩形の断面形状の軸方向の
中央壁部分48を備えている。外側外殻44は、ハウジ
ング40の一軸端50付近に球状壁部分52を備えてい
る。ハウジング40の反対側の軸端54にて、外側外殻
44は、矩形の端部壁56を備えている。該外側外殻4
4は、該外側外殻の全周の周りを伸張するフランジ58
を備えている。
【0012】ハウジングの内側外殻46は、外側外殻4
4の略鏡像である。内側外殻46は、略矩形の断面形状
を有する軸方向の中央壁部分64を備えている。内側外
殻46の球状壁部分66は、外側外殻44の球状壁部分
52と整合されている。内側外殻46の矩形の端部壁6
8は、外側外殻端部壁56に整合されている。内側外殻
46の周縁フランジ70は、溶接のような適当な方法に
て、外側外殻のフランジ58に固着されている。これら
外側外殻44及び内側外殻46は、その間にハウジング
40の膨張流体チャンバ72を形成する。
【0013】内側外殻46は、チャンバ72から離れる
方向に中央壁部分64から突出する円形の壁部分74を
備えている。円形の壁部分74は、内側外殻46に開口
部76を形成する。エアバッグ32は、公知の適当な方
法にて開口部76の周りで内側外殻46に固着されてい
る。このように、エアバッグ32の内部は、膨張流体チ
ャンバ72に流体連通している。エアバッグ32は、収
縮した状態が図3に概略図で示してある。
【0014】仮想線78の左側(図3に見た場合)のチ
ャンバ72の一部は、モジュール端部54に慣性粒子ト
ラップ80を形成する。該慣性粒子トラップ80は、全
体として、開口部76の左側(図3に見た場合)の軸方
向に配置された外殻の内壁部分64の端部分82と、端
部壁68、56と、外殻の内壁部分82と軸方向に同一
程度に伸長する外殻の外壁部分48の一端部分84とに
よって概ね形成されている。
【0015】膨張流体容器30は、ハウジング40内に
配置されている。該容器30は、外側外殻44と内側外
殻46との間にクランブ止めし、又は拘束することによ
り、ハウジング40内に固着される。球の一部とした形
状のゴムクッション90、92を容器30とハウジング
40との間に配置し、容器30にクランプ止め可能に係
合させることが望ましい。
【0016】容器30(図5乃至図10)は、全体とし
て球状の形状をしている。容器30は、エアバッグ32
を膨張させる圧力のガス94(図6)であることが望ま
しい膨張流体を収容している。該ガス94は、500p
si乃至10,000psiの範囲内の圧力で容器30
に貯蔵されている。このガス94は、エアバッグ32を
膨張させるのに適した任意の公知のガス、又はガスの混
合体とすることが出来る。好適なガスは窒素である。
【0017】容器30は、容器壁95(図8)を備えて
いる。該容器壁95は、異なる材料の複数の層で形成さ
れている。容器壁95の層は、ライナー96と、電気遮
蔽体98と、複合材料100とを備えている。
【0018】ライナー96は、容器壁95の最内側層で
ある。該ライナー96は、無孔材料で形成されており、
貯蔵ガスが容器30から漏洩するのを防止する。ライナ
ー96は、厚さ約1.524mm(.060インチ)の
アルミニウムで形成することが望ましいが、別の金属、
又はプラスチックで形成することも可能である。
【0019】ライナー96は、概ね球状の形状であり、
二つの半球部分を共に溶接することで形成することが出
来る。該ライナー96は、内面108と、外面110と
を備えている。ライナー96は、図3に示すように、モ
ジュール10の左端部54の方向を向く平坦な軸端部分
102(図3)を備えている。また、該ライナー96
は、反対側の平坦な軸端部分104を備えている。小さ
いガス充填ステム106(図3では誇張して図示)は、
溶接等によりライナーの端部分104に固着される。
【0020】電気遮蔽体98は、ライナー96の上方に
ある。この電気遮蔽体の内面116は、ライナー96の
外面110の上方にある一方、電気遮蔽体の外面118
はライナーから離れた位置に配置されている。該電気遮
蔽体98は、適当な接着剤によりライナー96に接着さ
れた薄いガラス繊維層であることが望ましい。該接着剤
は、複合材料100に関して以下に説明するマトリック
ス材料124とすることが出来る。以下に説明するよう
に、電気遮蔽体98は、金属製ライナー96を複合材料
100内に設けられる導電性炭素繊維から電気的に絶縁
させる。このように、電気遮蔽体98は、ライナー96
の腐食を生じさせる可能性がある異種金属同士の接触を
防止する。
【0021】複合材料100は、容器30の最外側層を
形成する。複合材料100は、多孔性であるが、極めて
強力な材料であり、貯蔵ガスの圧力により、ライナー9
6及び電気遮蔽体98が破断するのを防止する。該複合
材料100は、外面120と、電気遮蔽体98の外面1
18の上方に位置する内面122とを備えている。該複
合材料100は、マトリックス材料124と、該マトリ
ックス材料内に配置され又は埋め込まれた強化材料とを
備えている。
【0022】該マトリックス材料124は、ネブラスカ
州、リンカーンのブランズウィック・コーポレーション
・コンポジッツ・グループ(Brunswick Co
rporation Composites Grou
p)から入手可能であるブランズウィック(Bruns
wick)LFR−092のような無水エポキシ熱硬化
性樹脂であることが望ましい。該マトリックス材料12
4は、粘度が低く且つ硬化時間が短く、樹脂のトランス
ファー成形に適している。該マトリックス材料124
は、引張り強度12kpsi、引張り弾性490kps
i、及び密度0.04ポンド/立方インチである。別の
適当なマトリックス材料は、ダウ・ケミカル・カンパニ
ー(Dow Chemical Company)から
販売され、同様の特徴を持った熱硬化性ビニルエステル
樹脂である。
【0023】複合材料100の強化材料は、複数の繊維
帯130を含んでいる。これらの帯130は、幅約3.
175mm乃至5.080mm(0.125インチ乃至
0.200インチ)、及び厚さ約0.381mm乃至
0.508mm(0.015インチ乃至0.020イン
チ)のリボン状の形状をしている。帯130の各々は、
この帯の長さに沿って伸長するガラス及び炭素繊維の長
尺な束である。これらの帯は、重量比で40%のガラス
繊維、及び重量比で60%の炭素繊維を含むことが望ま
しい。
【0024】好適な炭素繊維は、ニュージャージ州、パ
リッシパニーのバスフ・カンパニー(BASF Com
pany)から入手可能であり、引張り強度550kp
si、引張り弾性34−Mpsi、密度0.063ポン
ド/立方インチのポリアクリロニトリル(PAN)系の
炭素繊維である。別の好適な炭素繊維材料は、ジョージ
ア州、アルファレタのアムコ・プロダクツ(Amoco
Products)からNo.T−650−35とし
て入手可能である。好適なガラス繊維材料は、オハイオ
州、トレドのオーエンズ・コーニング・コーポレーショ
ン(Owens−Corning Coprporat
ion)から入手可能なE−ガラスである。
【0025】帯130には、予備含浸方法を採用するこ
とが望ましい。この予備含浸方法において、帯130
は、マトリックス材料124を噴霧し、又はこのマトリ
ックス材料124の浴中に浸漬させて、プレプレグを形
成する。このプレプレグが容器30を形成するために直
ぐに使用しない場合、プレプレグは、硬化を遅くするた
めに冷蔵する。
【0026】電気遮蔽体98をライナー96の上に載せ
た後に、帯130は、マトリックス材料124の浴に浸
漬させ、電気遮蔽体の周りに巻き付け、非硬化状態の複
合材料100を形成する。これらの帯130は、充填ス
テム106を除いて容器30の外面全体を覆うように巻
き付ける。帯130の層は、12乃至15、又はそれ以
上の数迄、採用する。次に、容器30を加熱して、マト
リックス材料124を硬化させ、複合材料100の製造
を完了する。次に、容器30には、充填ステム106を
通じてガスが充填され、この充填システム106は、圧
着及び/又は溶接によって閉じられる。
【0027】図9及び図10には、一例としての二つの
帯130a、130bを備える複合材料100の一部が
概略図で示してある。該帯130aは、上面144と、
下面146と、側面148、150とを有する略矩形の
リボン状の形状をしている。帯130aは、該帯の全長
に沿って伸長する、符号152で概略図的に示した複数
の強化炭素繊維及びガラス繊維を含んでいる。マトリッ
クス材料124は、帯130aの繊維152の間で且つ
該繊維152の内部に配置させている。
【0028】帯130aは、帯130bの上方にある。
該帯130bは、上面156と、下面158と、側面1
60、162とを備えている。該帯130bは、帯の全
長に沿って伸長する複数の強化炭素及びガラス繊維16
4を含んでいる。マトリックス材料124は、繊維16
4の間に配置され且つ該繊維164を囲繞している。マ
トリックス材料124の層166は、帯130aと帯1
30bとの間に配置されている。完成した容器30内に
おいて、マトリックス材料124は、全ての帯130の
各種のガラス及び炭素繊維の間を流動し且つこれらの繊
維の全てを覆って、複合材料100を形成する。
【0029】モジュール10(図3)は、容器30の軸
端部分102に配置された起爆薬180を含む。該起爆
薬180は、容器30の壁を破断させるのに適した任意
の公知の起爆薬とすることができる。該起爆薬180
は、容器30とハウジング40の開口部76との中間に
て軸線42の上に配置されている。ハウジング40に固
着された支持構造体182が起爆薬180を容器30に
対して保持する。導線26は、起爆薬180から伸長
し、また、導線24(図2)に適当に接続されている。
【0030】乗物14に所定の大きさの側部衝撃が加わ
った場合、センサ20及びコンピュータ22は、導線2
6を通じて電気作動信号を起爆薬180に送る。起爆薬
180は、作動されたときに、容器30の壁95を破断
させることにより、容器に開口部190(図7及び図1
1)を形成する。ガス94は、矢印194で示す方向
(図3)に向けて開口部190を通って容器30から流
れ出る。図1、図2に概略図で示すように、ハウジング
40の壁が流動するガス94を開口部76を通じてチャ
ンバ72の外に案内し、エアバッグ32内に導入して、
エアバッグを膨張させる。
【0031】起爆薬180が作動されると、該起爆薬
は、破断して破片となり、その破片の一部は、流動する
ガス94により方向194に運ばれる。起爆薬の多くの
破片は開口部76を通って、慣性粒子トラップ80内に
入り、この慣性粒子トラップ内に留まる。
【0032】起爆薬180によって容器130が開放す
ると、該起爆薬は、複合材料100、電気遮蔽体98及
びライナー96を破断させる。このため、容器壁95の
一部は、破断して破片となり、開口部190を形成す
る。容器壁95のこれらの破片には、ライナーが破断し
たときに生じるライナー96の破片が含まれる。
【0033】これら容器壁の破片の一部は、容器30か
ら分離して、流動するガス94により方向194に向け
て運ばれる。多くの容器壁の破片が開口部76を通って
慣性粒子トラップ80内に流動し、この慣性トラップ内
に留まる。
【0034】複合材料100は、容器壁95のその他の
破片が容器30から分離するのを防止する。マトリック
ス材料124は、性質上、接着性である。マトリックス
材料124は、容器壁95の破片に、及び複合材料10
0内の繊維に接着する。容器壁95の破片が流動するガ
ス94により付勢されてガスと共に動くとき、マトリッ
クス材料により繊維に接着された破片は、繊維及びマト
リックス材料により容器の上に保持されている。
【0035】このように、図11に概略図で示すよう
に、マトリックス材料124は、複合材料100の繊維
131に接着し且つライナー96の破断した破片96
a、96b、96cに接着する(図11には、電気遮蔽
体98は示していない)。繊維131、及びマトリック
ス材料124の一部は、ライナーの破片96a、96
b、96cと容器壁95の残りの非破断部分との間を伸
長する。このように、マトリックス材料124を含む複
合材料100は、ライナー96の破片を含む容器の破片
が容器30から分離するのを阻止する。このため、容器
30とエアバッグ32との間のガス流路にフィルタは不
要である。
【0036】図12には、本発明の第二の実施例による
エアバッグのインフレータ組立体200の概略図が示し
てある。本発明のこの第二の実施例において、膨張流体
容器は、乗物のドアの破壊に応答してハウジング部分に
より破断される。
【0037】インフレータ200は、図1乃至図11の
膨張流体容器30と同様の構造の膨張流体容器202を
備えている。該容器202は、その一部を符号206で
示したハウジングにより形成された膨張流体チャンバ2
04内に配置されている。該ハウジング206は、乗物
のドアの一部210に隣接し且つ該部分210に対して
略平行に伸長する壁部分208を備えている。ハウジン
グ206のV字形部分212は、壁部分208から内方
に突出して、容器202と当接係合状態になる。
【0038】乗物に対し十分な大きさの側部衝撃が加わ
ると、乗物のドア部分210は、矢印214で示すよう
な方向に変形し、又はインフレータ200に向けて内方
に動く。このドア部分210は、ハウジングの壁部分2
08に係合し、該壁部分を変形させ、又は方向214の
方向に容器202に向けて内方に動かす。突出部分21
2は、容器202内に押し込まれる。突出部分212
は、容器202に貫入して、容器を破断させ、容器から
チャンバ204内に膨張流体を解放する。膨張流体はエ
アバッグ216内に導入されて、乗物の搭乗者の動きを
制限する。容器202は、第一の実施例の容器30と同
一の構造であるから、容器202の複合材料は、容器が
破断したときに容器の破片が分離するのを阻止する。
【0039】図13には、本発明の第三の実施例による
エアバッグインフレータ組立体300の概略図示してあ
る。全体として第二の実施例と同様である本発明の第三
の実施例において、膨張流体容器は、乗物のドアの破壊
に応答して、ハウジング部分に取り付けられた尖鋭な部
材によって破断される。
【0040】インフレータ組立体300は、図1乃至図
11の膨張流体容器30と同様の構造の膨張流体容器3
02を備えている。該容器302は、その一部を符号3
06で示したハウジングにより形成された膨張流体チャ
ンバ304内に配置されている。該ハウジング306
は、乗物のドアの一部310に隣接し且つ該一部310
に対して略平行に伸長する壁部分308を備えている。
尖鋭な先端314を有するV字形部材312が壁部分3
08に取り付けられ且つ該壁から内方に突出して、容器
302に当接状態に係合する。
【0041】乗物に十分な大きさの側部衝撃が加わった
とき、乗物のドア部分310は、変形し、又は矢印31
6で示す方向に向けてインフレータ組立体300に向け
内方に動く。このドア部分310は、ハウジングの壁部
分308に係合し、該壁部分方向316に容器302に
向けて内方に動かす。部材312の尖鋭な先端314は
容器302に押し込まれる。部材312は、容器302
に貫入し、容器を破断させ且つ膨張流体を容器からチャ
ンバ304内に放出する。この膨張流体は、エアバック
318内に導入されて、乗物の搭乗者の動きを拘束す
る。容器302は、第一の実施例の容器30と同一の構
造であるから、容器302の複合材料は、容器が破断し
たとき、容器の破片が分離するのを阻止する。
【0042】本発明は、側部衝撃モジュールではなく、
乗物の搭乗者用の拘束装置に関するものであることを理
解すべきである。例えば、本発明は、乗物のステアリン
グハンドル、又はダッシュボード(計器盤)内に配置さ
れたエアバックに関連して使用することが出来る。
【0043】本発明の上記の説明から、当業者は、本発
明の改良、変更及び応用例が認識されよう。当業者の範
囲に属するかかる改良は、変更は及び応用例は、特許請
求の範囲に包含することを意図するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス貯蔵容器を備える、ドアに取
り付けられたエアバックモジュールを示し且つその展開
状態にあるエアバックを示す乗物の概略図である。
【図2】図1の線2−2の方向に沿った概略図である。
【図3】図1のモジュールの縦断面図である。
【図4】図3の線4−4に沿ったモジュールの横断面図
である。
【図5】図1のガス貯蔵容器の斜視図である。
【図6】図5の線6−6に沿った断面図である。
【図7】開放状態にある容器を示す図5と同様の図であ
る。
【図8】図6の容器の壁の一部の拡大部分断面図であ
る。
【図9】容器壁の複合材料の一部を示す概略図である。
【図10】図9の線10−10に沿った概略図的な断面
図である。
【図11】開放状態にある容器の一部を示す概略図であ
る。
【図12】本発明は第二の実施例によるエアバックイン
フレータ組立体の概略図である。
【図13】本発明の第三の実施例によるエアバックイン
フレータ組立体の概略図である。
【符号の説明】
10 モジュール 12 乗物ドア 14 乗物 16 乗物の搭乗
者 18 シート 20 センサ 22 コンピュータ 24、26 導線 30 容器 32 エアバッグ 40 ハウジング 42 軸線 44、46 外殻 48 中央壁部分 50、54 軸端部 52 球状壁部分 56 端部壁 58 フランジ 64 中央壁部分 66 球状壁部分 68 端部壁 70 フランジ 72 チャンバ 74 壁部分 76 開口部 78 仮想線 80 粒子トラップ 82、84 端部 90、92 ゴムクッション 94 ガス 95 容器壁 96 ライナー 96a、96b、96c ライナーの破片 98 電気遮蔽体 100 複合材料 102、104 端部 106 ガス充填
システム 108、110、116、118、120、122 面 124 マトリックス材料 130 繊維帯 130a、130b 繊維帯 131 繊維 144、146、148、150 面 152 炭素繊維 156、158、
160、162 面 164 ガラス繊維 166 層 180 起爆薬 182 支持部材 190 開口部 194 矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トレイシー・エス・スパークス アメリカ合衆国ミシガン州48446,ラピア ー,リチャード・コート 880 (72)発明者 リチャード・ジェイ・トンプソン アメリカ合衆国ミシガン州48444,イムレ イ・シティ,ウエストウッド・ドライブ 635 (72)発明者 ブライアン・ケイ・ブラックバーン アメリカ合衆国ミシガン州48307,ロチェ スター,グレンデール 124

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバックのようなの乗物の搭乗者用の
    拘束手段を膨張させる装置にして、 膨張流体を加圧状態下で収容する収容手段であって、ラ
    イナーと、該ライナーを包み込む複合材料とを備える収
    容手段と、 該収容手段から解放されたときに、乗物の搭乗者用の拘
    束手段を膨張させ得るように前記収容手段内に加圧状態
    に保持された膨張流体と、 前記収容手段から解放されたとき、前記膨張流体を乗物
    の搭乗者用の拘束手段に導入し、該乗物の搭乗者用の拘
    束手段を膨張させる、前記流体の導入手段と、 前記複合材料及び前記ライナーを破断させて、前記膨張
    流体を前記収容手段から解放することにより、前記収容
    手段を開放するオープンナー手段であって、ライナーの
    破片を生じさせるオープンナー手段と、 該ライナーの破片が前記収容手段から分離するのを阻止
    する手段を備える前記複合材料と、を備えることを特徴
    とする乗物の搭乗者用の拘束手段を膨張させる装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記流体の導入手段が、
    前記収容手段と前記乗物の搭乗者用の膨張可能な拘束手
    段との間に膨張流体路を形成し、該膨張流体路には、フ
    ィルタ材料が存在しないようにしたことを特徴とする乗
    物の搭乗者用の拘束手段を膨張させる装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記複合材料が、マトリ
    ックス材料と、該マトリックス材料内の複数の強化繊維
    とを備え、ライナーの破片が前記収容手段から分離する
    のを阻止する前記手段が、前記マトリックスを含み、前
    記オープンナー手段により前記ライナーを破断させたと
    き、前記ライナーの破片が、前記マトリックス材料に接
    着するようにしたことを特徴とする乗物の搭乗者用の拘
    束手段を膨張させる装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記マトリックス材料
    は、無水エポキシ熱硬化樹脂を含み、前記強化繊維が、
    ガラス繊維及び炭素繊維を含むことを特徴とする乗物の
    搭乗者用の拘束手段を膨張させる装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記ライナーが金属から
    成ることを特徴とする乗物の搭乗者用の拘束手段を膨張
    させる装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記流体の導入手段が、
    その内部に前記収容手段が配置されたハウジングを備
    え、該ハウジングは、膨張流体の流れを該ハウジングか
    ら乗物の搭乗者用の拘束手段まで導入する開口部を形成
    し、該ハウジングが粒子トラップを形成する面を有する
    一端部分を備え、前記開口部が、前記収容手段と前記粒
    子トラップとの中間に配置されることを特徴とする乗物
    の搭乗者用の拘束手段を膨張させる装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記ライナーが無孔で、
    前記複合材料が多孔性であり、前記収容手段内の前記膨
    張流体の圧力が、約500psi乃至約10,000p
    siの範囲であることを特徴とする乗物の搭乗者用の拘
    束手段を膨張させる装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記オープンナー手段
    が、前記収容手段の壁に隣接して配置された起爆薬を備
    え、 該起爆薬を前記収容手段の前記壁に隣接して支持する支
    持手段を備えることを特徴とする乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の乗物の搭乗者用の拘束
    手段を膨張させる装置にして、前記容器が略球状の形状
    であり、前記ライナーが、略球状の形状の金属部材を備
    え、前記複合材料は、前記ライナーの上になる複数の強
    化繊維の帯を備えることを特徴とする乗物の搭乗者用の
    拘束手段を膨張させる装置。
  10. 【請求項10】 乗物のドアに取り付けられたエアバッ
    クのような乗物の搭乗者用の拘束手段の膨張に使用され
    る、請求項1に記載の装置にして、前記オープンナー手
    段が、乗物に側部衝撃が加わったとき、乗物のドアの一
    部の動きに応答して、前記複合材料を破断させる手段を
    備えることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置にして、前記破
    断手段が、その内部に前記容器が配置されるハウジング
    を備え、該ハウジングが、乗物のドア部分に隣接して配
    置された壁部分を備え、該ハウジングの壁部分が、前記
    乗物のドア部分と共に動いて、前記複合材料に貫入し且
    つ該複合材料を破断させることを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の装置にして、前記
    破断手段が、その内部に前記容器が配置させるハウジン
    グを備え、該ハウジングは、乗物のドア部分に隣接して
    配置された壁部分を備え、前記破断手段が、前記ハウジ
    ングの壁部分に取り付けられ且つ前記ハウジングの壁部
    分及び前記乗物のドア部分と共に動いて、前記複合材料
    に貫入し且つ該複合材料を破断させる部材を備えること
    を特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 エアバッグのような乗物の搭乗者用の
    拘束手段を膨張させる方法にして、 複合材料により包み込まれたライナーを含む容器により
    形成されたチャンバ内に加圧した膨張流体を提供する段
    階と、 前記複合材料及びライナーを破断させて、該容器を開放
    することにより、膨張流体を容器から解放することによ
    り、該容器を開放する段階であって、ライナーの破片を
    生じさせる段階と、 ライナーの破片が前記容器から分離するのを阻止する段
    階と、 膨張流体の流れを容器から乗物の搭乗者用の拘束手段内
    に導入し、該乗物の搭乗者用の拘束手段を膨張させる段
    階と、を備えることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法にして、前記
    複合材料が、マトリックス材料と、該マトリックス材料
    内の複数の強化繊維とを備え、ライナーの破片が容器か
    ら分離するのを阻止する前記段階が、強化繊維及びマト
    リックス材料により、ライナーの破片を容器上に保持す
    る段階を含むことを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の方法にして、前記
    流体の導入段階が、その内部に容器が配置されたハウジ
    ングのチャンバを通じて膨張流体の流れを導入し、該ハ
    ウジングの開口部を通じてチャンバから排出する段階を
    含み、前記開口部が、容器とハウジングの粒子トラップ
    部分との中間に配置され、 破断したライナーの破片を前記ハウジングの粒子トラッ
    プ部分内に捕捉する段階を備えることを特徴とする方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載の方法にして、前記
    容器を開放する前記段階が、容器の壁部分に隣接して配
    置された起爆薬を作動させる段階と、該容器の壁部分の
    一部を破断させ、これにより、容器の壁部分に開口部を
    形成する段階とを備えることを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項13に記載の方法にして、複合
    材料により包み込まれたライナーのチャンバ内に加圧さ
    れた膨張流体を提供する前記段階が、無孔のライナー
    と、多孔性ライナーを包み込む複合材料とを備える容器
    を提供する段階と、該容器に約500psi乃至約1
    0,000psiの範囲の圧力のガスを充填する段階と
    を含むことを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項13に記載の方法にして、前記
    容器を開放する前記段階が、 乗物に側部衝撃が加わったとき、乗物のドア部分を前記
    容器に向けて動かす段階と、 乗物のドア部分が前記容器に向けて動くのに応答して、
    乗物のドア部分と容器との中間に配置されたハウジング
    壁部分を前記容器に向けて動かす段階と、 移動するハウジング壁部分により複合材料に貫入して、
    該複合材料を破断させる段階とを備えることを特徴とす
    る方法。
  19. 【請求項19】 請求項13に記載の方法にして、前記
    容器を開放する前記段階が、 乗物に側部衝撃が加わったとき、乗物のドア部分を前記
    容器に向けて動かす段階と、 乗物のドア部分が容器に向けて動くのに応答して、乗物
    のドア部分と容器との中間に配置されたハウジング壁部
    分を前記容器に向けて動かす段階と、 移動する部材により複合材料に貫入して、該複合材料を
    破断させる段階とを備えることを特徴とする方法。
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