JPH07164702A - レタリングマシン用カセット - Google Patents

レタリングマシン用カセット

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JPH07164702A
JPH07164702A JP31387393A JP31387393A JPH07164702A JP H07164702 A JPH07164702 A JP H07164702A JP 31387393 A JP31387393 A JP 31387393A JP 31387393 A JP31387393 A JP 31387393A JP H07164702 A JPH07164702 A JP H07164702A
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cassette
tape
tube
shaft
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Manabu Shibata
学 柴田
Tadashi Shinpo
正 新保
Masaaki Sugihara
正明 杉原
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NAGANO SANYO KASEI KK
Max Co Ltd
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NAGANO SANYO KASEI KK
Max Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レタリングマシン用カセットへのテープやチ
ューブの組付け作業性を改善して生産性の向上を図る。 【構成】 カセットハーフ24のロワーケース15に設
けられた中空の中心軸17の上下両面を開放する。中心
軸17の高さをハブ16の高さよりも低く形成すること
によって、中心軸17の上部でハブ16の内周面が露出
する。熱収縮チューブ14等の先端部を係止したハブ1
6を中心軸17に装着し、ロワーケース15とアッパー
ケース22とを接合する。巻取り治具28へカセットハ
ーフ24を装着し、2本のレバー30,31の先端部3
0a,31aを拡開してハブ16の上部内周面に圧接さ
せる。巻取り治具28を回転駆動して長巻きチューブ或
いはテープをハブ16に巻き取る。テープロールやチュ
ーブロールをカセットハーフに組付ける工程が不要とな
り、組立が容易且つ迅速化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テープカセットに関
するものであり、特に、印字用テープや軟質樹脂製チュ
ーブ等を収容したレタリングマシン用カセットに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタの一種であるレタリン
グマシンは、カセットハーフに収納した樹脂製テープ等
に所望の文字や記号等を熱転写してレタリングテープを
作成することができる。レタリングマシン用カセット
は、カセットハーフ内に1個のハブが収容されており、
ハブに巻装されたテープをレタリングマシンの駆動機構
によって引き出しつつ印字し、印字されたテープを切断
して目的とするレタリングテープが作成される。
【0003】また、レタリングマシンの用途を拡大する
ものとして、カセットハーフに熱収縮チューブ等を収納
したチューブカセットを使用してチューブに文字や記号
等を印字し、電気回路の配線用ワイヤ等に被せる端子番
号入りチューブを作成できるようにしたものが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のレタリングマシ
ン用カセットは、ハブに予めテープや熱収縮チューブを
巻装し、このテープロール或いはチューブロールをカセ
ットハーフのロワーケースに装填した後にアッパーケー
スを組付けている。しかしながら、薄手の磁気テープと
は異なり、レタリング用のテープや熱収縮チューブ等は
著しく厚手であるので、ハブに巻装されたテープロール
やチューブロールの巻きが弛緩し易く、テープロールや
チューブロールをカセットハーフに組付ける際の取扱い
が難しく生産性が低いという欠点がある。
【0005】そこで、レタリングマシン用カセットの生
産性を向上するために解決すべき技術的課題が生じてお
り、この発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために提案するものであり、カセットハーフの
ロワーケースに立設した中心軸に、印字用テープ或いは
軟質樹脂製チューブを巻装したハブを遊嵌し、前記ロワ
ーケースにアッパーケースを装着して、カセットハーフ
に設けた引き出し口から前記チューブ等を引き出せるよ
うに形成したレタリングマシン用カセットにおいて、前
記ロワーケースの中心軸を中空円筒形状に形成して上下
両面を開放し、且つ、前記中心軸の高さを前記ハブの高
さよりも短小に形成したことを特徴とするレタリングマ
シン用カセットを提供するものである。
【0007】
【作用】この発明のレタリングマシン用カセットは、ハ
ブを支持する中心軸が中空円筒形状に形成されて上下両
面が開放されている。また、中心軸の高さは中心軸に遊
嵌されるハブの高さよりも低く、先端部が拡開自在な巻
取り治具を中心軸の下から挿入し、先端部を拡開してハ
ブの内周面に圧接し、ハブを回転駆動することによって
テープや熱収縮チューブ等の印字媒体をハブに巻取るこ
とができる。従って、カセットハーフの組立完了後に印
字媒体をカセットハーフに装填することができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図に従って詳述
する。尚、説明の都合上、先にレタリングマシンを説明
する。図1はレタリングマシン1を示し、前部にキーボ
ード2が配置され、中央部左側に液晶表示板3が設けら
れている。後部左側には印字制御部(図示せず)が内蔵
され、外筐4の後部右側に立設したカセット装着部5は
カセットカバー6によって被蔽され、カセットカバー6
は後端部のヒンジ(図示せず)を介してカセット装着部
5に枢着されており、ヒンジを支点として前部を上方へ
回動することによりカセット装着部5を開放することが
できる。
【0009】カセット装着部5には印字機構部のサーマ
ルヘッド7、プラテンローラ8、インクリボン巻取りリ
ール軸9及びテープカッター装置10が露出しており、
インクリボンカセット11とチューブ或いはテープが内
蔵されたレタリングマシン用カセット12を所定位置に
装填して対向させると、インクリボンカセット11のイ
ンクリボン13とレタリングマシン用カセット12の熱
収縮チューブ14或いはテープがサーマルヘッド7とプ
ラテンローラ8との間に位置する。
【0010】キーボード2によって文字や記号等を入力
すると、入力内容は液晶表示板3に表示され、印字実行
指令を入力すると印字機構部が駆動されてプラテンロー
ラ8が回転することにより、サーマルヘッド7とプラテ
ンローラ8とによって挟圧されたインクリボン13と熱
収縮チューブ14或いはテープが連動して走行し、サー
マルヘッド7によってインクリボン13のインクが熱収
縮チューブ14或いはテープに熱転写されて熱収縮チュ
ーブ14等が側方へ送出される。送り出された熱収縮チ
ューブ14等は、テープカッター装置10によって切断
する。
【0011】図2はレタリングマシン用カセット12の
カセットハーフのロワーケース15を示し、図3にハブ
16を示す。ロワーケース15は、樹脂の射出成形にて
形成されたほぼ四角形の容器であり、同図(b)に示す
ように、中央部位にハブ16を支持する中空の中心軸1
7を立設している。中心軸17は上下両面が開放され、
放射方向に四分割して後述する巻取り治具の挿入を容易
にしているが、分割せず円筒形状であってもよい。
【0012】そして、中心軸17の周囲には中心軸17
の周囲をほぼ3/4周する円弧状の壁部18,18,1
8を立設してテープ等の弛緩を防止している。また、前
部壁面に沿ってチューブやテープ等の案内路19を設
け、案内路19と収納室20との間に空間部21を形成
し、この空間部21にプラテンローラ8が挿入されるよ
うに形成されている。
【0013】そして、図2(a)に示すように、ロワー
ケース15にアッパーケース22を嵌着して、ロワーケ
ース15とアッパーケース22の夫々の角部に突設した
ガイド部15a,22aによりテープ或いはチューブの
上下方向の位置決めをする引出し口23が形成される。
ハブ16は、図3に示すように、外周面に軸方向のスリ
ット16aが設けられ、熱収縮チューブ14等の帯状体
の先端部をスリット16aに挿入して係止する。尚、ス
リット16aの長さは、収納するテープ或いはチューブ
の幅に合わせて形成されることは当然である。そして、
図4に示すように、ロワーケース15の中心軸17の高
さは、ハブ16の高さよりも低く形成され、中心軸17
の上部でハブ16の内周面が露出する。
【0014】このロワーケース15とアッパーケース2
2とからなるカセットハーフ24に熱収縮チューブ14
等を装填してレタリングマシン用カセット12を作成す
るにあたっては、先ず、ハブ16を中心軸17に遊嵌
し、ハブ16の外径とほぼ同一径の孔を設けた円盤状の
プラスティックシート25をハブ16に挿着して、図4
(a)に示すように、ロワーケース15のリブ26,2
6,…上に載置する。ハブ16のスリット16aには熱
収縮チューブ14等の先端部を挿入して係止する。そし
て、下部のプラスティックシート25と同一のプラステ
ィックシート27をハブ16に遊嵌し、熱収縮チューブ
14等を案内路19、ガイド部15aを通じて外部に引
き出してアッパーケース22をロワーケース15に嵌着
する。
【0015】次に、上記の如くカセットハーフ24を組
立てた後に、熱収縮チューブ14等の巻取り工程に入
る。この組立工程に用いる巻取り治具28は、図4に示
すように、モータ(図示せず)によって駆動される回転
軸29の先端部に2本のレバー30,31の下端部を放
射方向へスライド自在に装着し、2本のレバー30,3
1の中間部位を軸32によって枢着している。2本のレ
バー30,31の上部はL字状に屈曲されて対称的に交
差し、下端部を接近させると屈曲された先端部30a,
31aが外側へ拡開する。この巻取り治具28へカセッ
トハーフ24を装着すると、カセットハーフ24の中心
軸17内へ2本のレバー30,31が挿入され、2本の
レバー30,31の先端部30a,31aを拡開する
と、同図(b)に示すように先端部30a,31aがハ
ブ16の上部内周面に圧接する。この状態で巻取り治具
28の回転軸29を上面視反時計方向へ回転駆動する
と、ハブ16が連動して回転され、外部の長巻き熱収縮
チューブ或いは長巻きテープがハブ16に巻き取られ
る。
【0016】所定長の熱収縮チューブ14或いはテープ
を巻き取った後に巻取り治具28の回転を停止し、熱収
縮チューブ14或いはテープを引出し口23の近傍で切
断して、完成したレタリングマシン用カセット12を巻
取り治具28から取り外す。尚、熱収縮チューブ14或
いはテープの巻取り長は、巻取り治具28の回転数制
御、或いは、長巻きチューブ等の引き出し長検出等の手
段によって制御装置により管理する。また、2本のレバ
ー30,31の拡開手段としてはバネによって常時拡開
方向へ付勢してハブ16の内周面に弾接させるなど種々
の手段を応用することができる。また、中心軸17の下
部は開放されているが、中心軸17内に指等が挿入でき
ないように開口面積を適宜設定することにより、ハブ1
6が不慮回転されることはなく、ハブ16に巻装された
熱収縮チューブ14やテープ等が弛緩したり、熱収縮チ
ューブ14等の先端部がカセットハーフ24内に引き込
まれて使用不可能となる虞れを防止できる。
【0017】
【発明の効果】この発明は、上記一実施例において詳述
したように、印字用テープや熱収縮チューブのハブを支
持するカセットハーフの中心軸を中空円筒形状に形成し
て上下両面を開放し、中心軸の高さを前記ハブの高さよ
りも低く形成したので、巻取り治具を中心軸の下から挿
入してハブを回転することができる。従って、カセット
ハーフの組立完了後にテープやチューブ等の印字媒体を
ハブに巻取ることができ、従来のレタリング用カセット
とは異なり、取扱が困難なテープロールやチューブロー
ルをカセットハーフに組付ける工程が不要となり、組立
が容易且つ迅速化されて生産性の向上に著しい効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】レタリングマシンの平面図。
【図2】カセットハーフのロワーケースを示し、(a)
は側面図、(b)は平面図である。
【図3】ハブを示し、(a)は平面図、(b)は正面図
である。
【図4】熱収縮チューブの巻取り工程を示し、(a)は
巻取り治具挿入前の状態を示し、(b)は巻取り時の状
態を示す解説図である。
【符号の説明】
1 レタリングマシン 11 インクリボンカセット 12 レタリングマシン用カセット 14 熱収縮チューブ 15 ロワーケース 16 ハブ 17 中心軸 22 アッパーケース 24 カセットハーフ 28 巻取り治具 29 回転軸 30,31 レバー
フロントページの続き (72)発明者 新保 正 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 杉原 正明 長野県小県郡東部町滋野甲2305

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットハーフのロワーケースに立設し
    た中心軸に、印字用テープ或いは軟質樹脂製チューブを
    巻装したハブを遊嵌し、前記ロワーケースにアッパーケ
    ースを装着して、カセットハーフに設けた引出し口から
    前記チューブ等を引き出せるように形成したレタリング
    マシン用カセットにおいて、前記ロワーケース(15)
    の前記中心軸(17)を中空円筒形状に形成して上下両
    面を開放し、且つ、前記中心軸(17)の高さを前記ハ
    ブ(16)の高さよりも短小に形成したことを特徴とす
    るレタリングマシン用カセット。
JP31387393A 1993-12-14 1993-12-14 レタリングマシン用カセットの作成法 Expired - Fee Related JP2930845B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502447A (ja) * 2003-08-12 2007-02-08 ブレイディー ワールドワイド インコーポレイテッド ワイヤマーカラベル媒体
US9550381B2 (en) 2013-04-15 2017-01-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502447A (ja) * 2003-08-12 2007-02-08 ブレイディー ワールドワイド インコーポレイテッド ワイヤマーカラベル媒体
US9550381B2 (en) 2013-04-15 2017-01-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape cassette

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