JPH0716450B2 - 傘フレーム - Google Patents
傘フレームInfo
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- JPH0716450B2 JPH0716450B2 JP1292089A JP29208989A JPH0716450B2 JP H0716450 B2 JPH0716450 B2 JP H0716450B2 JP 1292089 A JP1292089 A JP 1292089A JP 29208989 A JP29208989 A JP 29208989A JP H0716450 B2 JPH0716450 B2 JP H0716450B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- ball
- joint
- socket
- recess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45B—WALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
- A45B17/00—Tiltable umbrellas
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、頭部を傾斜させることができる傘のフレーム
に関するものである。
に関するものである。
一般に、シャフトが折れて傘布が斜めになるような構造
の傘は、庭、釣り等において広く用いられている。
の傘は、庭、釣り等において広く用いられている。
従来、この種の傾斜する傘は、上端にいわゆるノッチが
あるシャフトを有し、そのノッチには、布をサポートす
る親骨が回動自在に設けられている。
あるシャフトを有し、そのノッチには、布をサポートす
る親骨が回動自在に設けられている。
この親骨は、対応する数の受骨で保持されており、この
受骨は、一端が親骨へ回動自在に取り付けられるととも
に、他端が傘を折り畳んだり拡げたりするためシャフト
を移動するランナーに回動自在に取り付けられている。
受骨は、一端が親骨へ回動自在に取り付けられるととも
に、他端が傘を折り畳んだり拡げたりするためシャフト
を移動するランナーに回動自在に取り付けられている。
ランナーは、シャフトを最も上昇したとき、シャフトの
固定部でシャフトに固定されるとともに、受骨を介して
親骨を拡げる。そして、傾斜手段としてジョイントが、
ランナーの最上端の位置より低い地点のシャフトに設け
られている。
固定部でシャフトに固定されるとともに、受骨を介して
親骨を拡げる。そして、傾斜手段としてジョイントが、
ランナーの最上端の位置より低い地点のシャフトに設け
られている。
この構成は、シャフトについて傘の頭部を傾斜させるの
だけれども、数個の欠点を有している。特に、傘を折り
畳み又は拡げる際に、ランナーがジョイントに引っかか
りがちになることである。そして、傘の頭部全体が、傾
斜手段が使用されたとき、傾斜ジョイントから上方で傾
けられるので、傘の重心がシャフトの軸線から少し離れ
て位置し、特に風の強い状況における取り扱いが不安定
かつ困難になっている。さらに、ランナーは、傘を折り
たたみまたは拡げるためにジョイントを通り越さなけれ
ばならないので、ジョイントはシャフトの直径の以内で
なければならない。したがって、ジョイントは、強度お
よび形状が制限されることとなる。
だけれども、数個の欠点を有している。特に、傘を折り
畳み又は拡げる際に、ランナーがジョイントに引っかか
りがちになることである。そして、傘の頭部全体が、傾
斜手段が使用されたとき、傾斜ジョイントから上方で傾
けられるので、傘の重心がシャフトの軸線から少し離れ
て位置し、特に風の強い状況における取り扱いが不安定
かつ困難になっている。さらに、ランナーは、傘を折り
たたみまたは拡げるためにジョイントを通り越さなけれ
ばならないので、ジョイントはシャフトの直径の以内で
なければならない。したがって、ジョイントは、強度お
よび形状が制限されることとなる。
これらの困難さを克服するために、2つの部材で形成さ
れた支持ポール(シャフト)を使用する技術が、英国特
許明細書1 352 689と1 353 895で提案されている。その
1つは傘の頭部(ノッチ、親骨、受骨及びランナー)を
支えそして他の方法でそれに連結された第2部材を持つ
ように取り付けられている。ひとつの方法はポールを通
常の直すぐなポールとして、あるいは風よけとして使用
することができ、第2(下の)部材は傘布の内側のノッ
チの直ぐ下の第1部材のジョイントに取り付けられ、そ
して第1部材に対して傾けられている。第2の方法は、
風よけのために、すなわち傾き方のために、第2ポール
部材がノッチの先端を越えて突出するようにされた第1
部材の傘布の外側の一部に連結されている以外は同様で
ある。
れた支持ポール(シャフト)を使用する技術が、英国特
許明細書1 352 689と1 353 895で提案されている。その
1つは傘の頭部(ノッチ、親骨、受骨及びランナー)を
支えそして他の方法でそれに連結された第2部材を持つ
ように取り付けられている。ひとつの方法はポールを通
常の直すぐなポールとして、あるいは風よけとして使用
することができ、第2(下の)部材は傘布の内側のノッ
チの直ぐ下の第1部材のジョイントに取り付けられ、そ
して第1部材に対して傾けられている。第2の方法は、
風よけのために、すなわち傾き方のために、第2ポール
部材がノッチの先端を越えて突出するようにされた第1
部材の傘布の外側の一部に連結されている以外は同様で
ある。
いずれの場合においても、分離可能なジョイント・コン
ポーネントはポール部材の上に設けられなければなら
ず、傾斜部への結合はややぶらぶらしており、特に、外
部の固定についてはそよ風のなかでさえ全く容易でな
い。
ポーネントはポール部材の上に設けられなければなら
ず、傾斜部への結合はややぶらぶらしており、特に、外
部の固定についてはそよ風のなかでさえ全く容易でな
い。
従来の傘を第1図を参照して具体的に説明する。
第1図は、傾斜可能な上部4を有するシャフト5、親骨
7、およびシャフトのランナー2から親骨へ張られてい
る対応する数の支柱または受骨とを有する公知の傾斜傘
を示す。
7、およびシャフトのランナー2から親骨へ張られてい
る対応する数の支柱または受骨とを有する公知の傾斜傘
を示す。
完全な傘では、親骨はもちろん布で覆われている。その
布は示されていない。そして、布の形状と受骨との連結
により、図面に示すような親骨の湾曲が持たらされてい
る。親骨は、引っ張られていないときは、通常直線状に
なっている親骨は、シャフトの上部で回動自在にノッチ
3に設けられている。受骨は親骨とランナーに回動自在
に連結されている。
布は示されていない。そして、布の形状と受骨との連結
により、図面に示すような親骨の湾曲が持たらされてい
る。親骨は、引っ張られていないときは、通常直線状に
なっている親骨は、シャフトの上部で回動自在にノッチ
3に設けられている。受骨は親骨とランナーに回動自在
に連結されている。
上述した従来技術である傾斜傘は、シャフト5の上部4
が、ジョイント8によって下部シャフトの上に回動自在
に設けられている。このジョイント8は、傘を開いた状
態において、ランナー2の下方に位置する。代表的なピ
ボットジョイントは一方向に対して約45°傾斜するよう
になっている。傘を折り畳むためには、上部シャフト4
を直立(傾斜していない)状態にしなければらず、そし
てランナーは固定部から外ずされ、ジョイント8を乗り
越えてシャフト5下方へ滑べり落とされる。したがっ
て、傾斜していないときのジョイント8の直径は、シャ
フトの直径を越えてはならない。
が、ジョイント8によって下部シャフトの上に回動自在
に設けられている。このジョイント8は、傘を開いた状
態において、ランナー2の下方に位置する。代表的なピ
ボットジョイントは一方向に対して約45°傾斜するよう
になっている。傘を折り畳むためには、上部シャフト4
を直立(傾斜していない)状態にしなければらず、そし
てランナーは固定部から外ずされ、ジョイント8を乗り
越えてシャフト5下方へ滑べり落とされる。したがっ
て、傾斜していないときのジョイント8の直径は、シャ
フトの直径を越えてはならない。
さらに、ジョイント8はシャフトの上端から比較的遠く
にあるので、傘の頭部が傾斜させられたとき、全重心が
シャフトの軸線からかなりずれ、シャフトの基部に対し
て傘を不安定にし、かつシャフトの軸線に対して回転し
やすくする。
にあるので、傘の頭部が傾斜させられたとき、全重心が
シャフトの軸線からかなりずれ、シャフトの基部に対し
て傘を不安定にし、かつシャフトの軸線に対して回転し
やすくする。
本発明は、以上の問題点を解決し、傾斜部材に種々の技
術を用いることができ、かつ取扱いが容易である傘フレ
ームを提供することを目的とする。
術を用いることができ、かつ取扱いが容易である傘フレ
ームを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、本
発明の傘フレームは、シャフトと、シャフトの頭部から
放射状に設けられた親骨と、シャフトのロケーション部
材から親骨の取付け位置へ設けられた受骨と、傘布を開
いた状態に保持するためにシャフトのセット位置にロケ
ーション部材を固定させる手段とを有している。このシ
ャフトは第1及び第2部材とからなり、これらは、シャ
フトの一方の部材の軸線をシャフトの他方の部材の軸線
に対して傾斜させる傾斜手段によって連結されている。
そして、傾斜手段はユニバーサルジョイントであってシ
ャフトの頂部とロケーション部材のセット位置との間に
あることを特徴としている。
発明の傘フレームは、シャフトと、シャフトの頭部から
放射状に設けられた親骨と、シャフトのロケーション部
材から親骨の取付け位置へ設けられた受骨と、傘布を開
いた状態に保持するためにシャフトのセット位置にロケ
ーション部材を固定させる手段とを有している。このシ
ャフトは第1及び第2部材とからなり、これらは、シャ
フトの一方の部材の軸線をシャフトの他方の部材の軸線
に対して傾斜させる傾斜手段によって連結されている。
そして、傾斜手段はユニバーサルジョイントであってシ
ャフトの頂部とロケーション部材のセット位置との間に
あることを特徴としている。
傾斜手段の好ましい例について説明する。
シャフトはユニバーサルジョイントの一種であるボール
・ソケットジョイントで連結された第1及び第2部材か
らなり、そのボールはネックによってシャフトの第1部
材に設けられ、ソケットは第2部材に設けられている。
ソケットは、カップの形状で、第2部材から離れる方向
に穿設され、ソケット内にボールを保持する手段を有し
ている。これらの内の1つ、ボールまたはソケットのど
ちらか一方は、その球状面から突出した突起を有し、他
の部材、ソケットまたはボールは突起を収容するのに充
分大きい第1凹部を有し、突起と第1凹部は、シャフト
の2つの部材が同軸上に直線的配列されたとき、連結さ
れるように構成されている。
・ソケットジョイントで連結された第1及び第2部材か
らなり、そのボールはネックによってシャフトの第1部
材に設けられ、ソケットは第2部材に設けられている。
ソケットは、カップの形状で、第2部材から離れる方向
に穿設され、ソケット内にボールを保持する手段を有し
ている。これらの内の1つ、ボールまたはソケットのど
ちらか一方は、その球状面から突出した突起を有し、他
の部材、ソケットまたはボールは突起を収容するのに充
分大きい第1凹部を有し、突起と第1凹部は、シャフト
の2つの部材が同軸上に直線的配列されたとき、連結さ
れるように構成されている。
第1凹部の周囲には、突起を収容することができる第2
の環状の凹部または複数の凹部が設けられ、この凹部
は、第1部材を第2部材の軸線の周囲において異なった
角度にするとき、第1部材の軸線が第2部材に対して所
定の角度となるように2つの部材を保持するためのもの
である。そして、ボール及び/又はソケットは、突起が
1つの凹部から他の凹部へ移動可能なようにボールがソ
ケット内で回転でき、かつ凹部に突起が結合した状態で
両部材を保持できるように構成されている。好ましく
は、突起はボールに設けられ、凹部はソケットに設けら
れ、回動する非対称の構成とするために、突起と第1凹
部を軸線から離すこともできるが、対称的な構成におい
ては、突起と第1凹部は第1及び第2部材の軸線上に設
けられることが好ましい。
の環状の凹部または複数の凹部が設けられ、この凹部
は、第1部材を第2部材の軸線の周囲において異なった
角度にするとき、第1部材の軸線が第2部材に対して所
定の角度となるように2つの部材を保持するためのもの
である。そして、ボール及び/又はソケットは、突起が
1つの凹部から他の凹部へ移動可能なようにボールがソ
ケット内で回転でき、かつ凹部に突起が結合した状態で
両部材を保持できるように構成されている。好ましく
は、突起はボールに設けられ、凹部はソケットに設けら
れ、回動する非対称の構成とするために、突起と第1凹
部を軸線から離すこともできるが、対称的な構成におい
ては、突起と第1凹部は第1及び第2部材の軸線上に設
けられることが好ましい。
ソケットは2部材またはボールを保持する分離した手段
で設けられている。しかし、ソケットには、簡単にジョ
イントを組み立てることができ、かつ通常の用途におい
てボールを保持するが必要により外ずすこともできるよ
うに、スナップ・イン・アクションでボールを弾性的に
受けいれることができる口部を形成することが好まし
い。
で設けられている。しかし、ソケットには、簡単にジョ
イントを組み立てることができ、かつ通常の用途におい
てボールを保持するが必要により外ずすこともできるよ
うに、スナップ・イン・アクションでボールを弾性的に
受けいれることができる口部を形成することが好まし
い。
中間の第2凹部または第2環状凹部は、必要により小さ
い傾斜角度で1またはそれ以上の角度を与えるように設
けられる。
い傾斜角度で1またはそれ以上の角度を与えるように設
けられる。
以上の例において、シャフトは、信頼性があり、強固
で、操作が簡単で、軸線方向に一列に設けられた状態に
おいてカチッと入り、セットした角度または傾斜角度で
簡単に製造及び組み立てでき、大きい耐久性を要求しな
いジョイントを有している。ボールに突起を有している
ボールとソケットの特別の構成は、一旦組立てられると
ジョイントは不注意で外ずれることは実質上ない。こう
して、ボールを有する第1部材が大きな傾斜角になって
も、突起は、ソケットの内部にボールを保持させる効果
を有している。
で、操作が簡単で、軸線方向に一列に設けられた状態に
おいてカチッと入り、セットした角度または傾斜角度で
簡単に製造及び組み立てでき、大きい耐久性を要求しな
いジョイントを有している。ボールに突起を有している
ボールとソケットの特別の構成は、一旦組立てられると
ジョイントは不注意で外ずれることは実質上ない。こう
して、ボールを有する第1部材が大きな傾斜角になって
も、突起は、ソケットの内部にボールを保持させる効果
を有している。
ジョイントの2つの部材は、プラスチック材料、特に、
ボールはナイロンそしてカップはアセテートで形成する
ことが好ましい。アセテートは剛性と弾性の適当な組み
合わせを有し、したがってジョイントは容易に組み立て
ることができ、しかもボールはカップ内に収容された状
態に維持される。
ボールはナイロンそしてカップはアセテートで形成する
ことが好ましい。アセテートは剛性と弾性の適当な組み
合わせを有し、したがってジョイントは容易に組み立て
ることができ、しかもボールはカップ内に収容された状
態に維持される。
このようなジョイントは、設計の制限が厳しくないの
で、特に有効である。すなわち、ランナーが、シャフト
より局部的に大きい直径となることができるジョイント
を通り越さなければならないことは全くないからであ
る。
で、特に有効である。すなわち、ランナーが、シャフト
より局部的に大きい直径となることができるジョイント
を通り越さなければならないことは全くないからであ
る。
本発明に係る傘フレームは、公知の傘フレームのように
多く又は数個の親骨、例えば4、6、8又は10個の親骨
や、長い数個の親骨や、9個のような奇数の親骨を持つ
ことができる。さらに、親骨は公知の技術におけるよう
に、断面が管状や中実状のどちらでもよい。
多く又は数個の親骨、例えば4、6、8又は10個の親骨
や、長い数個の親骨や、9個のような奇数の親骨を持つ
ことができる。さらに、親骨は公知の技術におけるよう
に、断面が管状や中実状のどちらでもよい。
本発明は、ロケーション部材が、セット位置、すなわち
シャフトの固定部の位置からシャフトを下降するランナ
ーであり、親骨はノッチに回動可能に連結され、そして
受骨はランナーに回動可能に連結されている、折りたた
むことができる傘に適用される。しかしながら、本発明
は、受骨のためにロケーション部材がポールを上下に移
動する必要のない、折り畳むことができない永久又は半
永久的に傘布が開いた傘にも用いることができる。
シャフトの固定部の位置からシャフトを下降するランナ
ーであり、親骨はノッチに回動可能に連結され、そして
受骨はランナーに回動可能に連結されている、折りたた
むことができる傘に適用される。しかしながら、本発明
は、受骨のためにロケーション部材がポールを上下に移
動する必要のない、折り畳むことができない永久又は半
永久的に傘布が開いた傘にも用いることができる。
また、本発明は、他の傘、例えば普通に用いられる傘、
自動操作が可能な傘、又は他のタイプの傘のフレームに
適用される。
自動操作が可能な傘、又は他のタイプの傘のフレームに
適用される。
さらに、本発明は、上方部分で曲がったり湾曲したシャ
フトを用いることも可能であるので、布は傾斜した形状
に直接組み立てられてもよい。
フトを用いることも可能であるので、布は傾斜した形状
に直接組み立てられてもよい。
本発明は、分離したり部材を再び組み立てたりすること
なく、簡単な操作で傾斜させることを容易に可能とした
ものである。
なく、簡単な操作で傾斜させることを容易に可能とした
ものである。
さらに、本発明は、フレームに損傷を与えることなく、
かつ傘布の形状の少しの変更や、傘布の固有の可橈性に
よって調整される受骨の角度の変更や、受骨の回動結合
手段や可橈性の変更をすることなく、頭部を傾斜手段で
傾斜させることができる。
かつ傘布の形状の少しの変更や、傘布の固有の可橈性に
よって調整される受骨の角度の変更や、受骨の回動結合
手段や可橈性の変更をすることなく、頭部を傾斜手段で
傾斜させることができる。
本発明の傘フレームは、ロケーション部材は傾斜手段の
下方でのみ移動し、傾斜手段を通過しない。また、傾斜
手段はシャフトの頂部の近傍に位置し、傘を傾斜させた
ときであっても重心がシャフトの軸心の近くにあり、傘
を安定した傾斜状態にしている。
下方でのみ移動し、傾斜手段を通過しない。また、傾斜
手段はシャフトの頂部の近傍に位置し、傘を傾斜させた
ときであっても重心がシャフトの軸心の近くにあり、傘
を安定した傾斜状態にしている。
本発明の傘フレームの実施例を第2図から第9図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第2図は直立状態の本発明の第1実施例を示す。
第3図は頭部が傾いている第2図の実施例を示す。
第4図は組み立て過程の実施例のジョイントを構成する
2部材を示す。
2部材を示す。
第5図は傾いている第5図のジョイントを示す。
第6図は第5図のジョイントが組み込まれている傘のフ
レームを示す。
レームを示す。
第7図は第5図に示されているジョイントを含む2個の
ジョイントを持つ他の実施例を示す。
ジョイントを持つ他の実施例を示す。
第8図は第7図の実施例の異なる配置を示す。
第9図は傘のシャフトのための公知のジョイントを示
す。
す。
第2図および第3図は、本発明の第1実施例を示す。こ
の実施例は、ランナー2(受骨のための取付け部材を形
成している)と、ノッチ3の間に位置するシャフトにジ
ョイント1が設けられている以外は第1図に示された従
来技術の傘と同様である。
の実施例は、ランナー2(受骨のための取付け部材を形
成している)と、ノッチ3の間に位置するシャフトにジ
ョイント1が設けられている以外は第1図に示された従
来技術の傘と同様である。
ジョイント1としてフルシュ・ジョイント(fiush join
t)、すなわち、直立したときシャフト断面内にあるも
のが用いられる。例えば、第1図の従来例において用い
られるものである。そしてこれは一方向にほぼ45°回転
させられる。このような公知のジョイントは、第9図に
おいて概要が示されており、シャフトの一方の部分の平
行板20と、他方の部分の挟まれる一枚の板21とからなっ
ている。これら2つの部材は互いにピン22を中心として
相対的に回転することができる。
t)、すなわち、直立したときシャフト断面内にあるも
のが用いられる。例えば、第1図の従来例において用い
られるものである。そしてこれは一方向にほぼ45°回転
させられる。このような公知のジョイントは、第9図に
おいて概要が示されており、シャフトの一方の部分の平
行板20と、他方の部分の挟まれる一枚の板21とからなっ
ている。これら2つの部材は互いにピン22を中心として
相対的に回転することができる。
スライディングスリーブ23は、シャフトの直立した形状
を維持するために下げられたり、回転させるために引き
上げられたりされる。
を維持するために下げられたり、回転させるために引き
上げられたりされる。
この実施例は、下記のようないくつかの利点を有してい
る。
る。
傾斜した頭部がシャフトの近くにあり、傘の下の空間が
シャフトにより邪魔されず、しかもシャフトの軸線の近
くに傘の重心を保持する。
シャフトにより邪魔されず、しかもシャフトの軸線の近
くに傘の重心を保持する。
ランナーは、傘を折りたたみ又は拡げる途中において、
ジョイントを越えて移動しない。
ジョイントを越えて移動しない。
ジョイントは布のテンションによりぴんと張られた状態
に保持されるので、組み立時において実質的になんらの
作業もしなくてよい。
に保持されるので、組み立時において実質的になんらの
作業もしなくてよい。
さらに、本発明に係る構成は別の利点をも有する。すな
わち、他の種類のジョイントをジョイント1のために用
いることができ、そして、それはランナーがジョントを
越えて動くようにさせる必要性により制限されるもので
はない。そして、上述したのと同じ型式のもっと強固で
厚いジョイントを用いることができ、また、他の種類の
ユニバーサルジョイント、例えばボール・コーンジョイ
ントを用いることができる。この種のジョイントでは、
使用者が傘のシャフトの角度を変えることなく、傾斜の
角度と方向の両方を変えることができる。このことは、
もし布が点対称でないとき、例えば楕円や長方形であっ
たとき、傘を設置個所で調整することができ、普通求め
られているように傘布の縁を最も低くできる。もし、シ
ャフトが通常のピボットジョイント(一つの面において
回転自在なジョイント)を有していれば、布は製造時に
ジョイントの傾斜面に一直線に設けられなければなら
ず、これは面倒な作業である。
わち、他の種類のジョイントをジョイント1のために用
いることができ、そして、それはランナーがジョントを
越えて動くようにさせる必要性により制限されるもので
はない。そして、上述したのと同じ型式のもっと強固で
厚いジョイントを用いることができ、また、他の種類の
ユニバーサルジョイント、例えばボール・コーンジョイ
ントを用いることができる。この種のジョイントでは、
使用者が傘のシャフトの角度を変えることなく、傾斜の
角度と方向の両方を変えることができる。このことは、
もし布が点対称でないとき、例えば楕円や長方形であっ
たとき、傘を設置個所で調整することができ、普通求め
られているように傘布の縁を最も低くできる。もし、シ
ャフトが通常のピボットジョイント(一つの面において
回転自在なジョイント)を有していれば、布は製造時に
ジョイントの傾斜面に一直線に設けられなければなら
ず、これは面倒な作業である。
ジョイントの寸法はシャフトの直径によって制限されな
いので、シャフトより大きい固定手段を用いることがで
きる。そして、先に述べたロッキングスリーブを用いた
ときのように、直線状態ではないいかなる角度でもシャ
フトの上部を固定することができる手段を用いることが
できる。
いので、シャフトより大きい固定手段を用いることがで
きる。そして、先に述べたロッキングスリーブを用いた
ときのように、直線状態ではないいかなる角度でもシャ
フトの上部を固定することができる手段を用いることが
できる。
前記ピボットジョイントの制限は回避されるので、ピボ
ットジョイント種々広く設計することができ、特に使用
される材料を広く選択することができる。
ットジョイント種々広く設計することができ、特に使用
される材料を広く選択することができる。
本発明に係る傘フレームに用いられるために、特に好適
なジョイントが第4図に示されている。
なジョイントが第4図に示されている。
この図においては、ジョイント1の2つの部材の組み立
て工程が示されている。ボール10は、シャフトの第1部
材へネック13を介して取り付けられ、カップ11はシャフ
トのもう一方の部材へ適当な手段、例えば、挟持または
接着により固定されている。
て工程が示されている。ボール10は、シャフトの第1部
材へネック13を介して取り付けられ、カップ11はシャフ
トのもう一方の部材へ適当な手段、例えば、挟持または
接着により固定されている。
ボール10とカップ11はそれぞれナイロンやアセテートの
ような少し堅い材料で形成されており、これらはスナッ
プ・イン・アクションでボール10をカップ11の受け口に
単に押し込むことにより容易に組み立てられる。このこ
とは、ボール10の直径より少し小さい直径の、カップの
口の周囲において内方へ形成されたリップ9により達成
されている。このリップ9はボールを保持する機能を有
している。
ような少し堅い材料で形成されており、これらはスナッ
プ・イン・アクションでボール10をカップ11の受け口に
単に押し込むことにより容易に組み立てられる。このこ
とは、ボール10の直径より少し小さい直径の、カップの
口の周囲において内方へ形成されたリップ9により達成
されている。このリップ9はボールを保持する機能を有
している。
ボール10は、ネック13の反対側に、ボールの中心から傾
斜している略円錐形状の突起又は鼻12を有している。カ
ップ11は、突起12に対応する凹部14と、シャフトと同軸
上の受け口の中心と45°の角度である環状の凹部15とが
設けられている他は、ボール10の輪郭に略対応する球形
の内面を有している。
斜している略円錐形状の突起又は鼻12を有している。カ
ップ11は、突起12に対応する凹部14と、シャフトと同軸
上の受け口の中心と45°の角度である環状の凹部15とが
設けられている他は、ボール10の輪郭に略対応する球形
の内面を有している。
凹部14と環状凹部15とも、ボールが適当な角度でカップ
に完全に挿入されたとき(第4C図)、ボール10の突起12
を受け入れるように構成されている。第4図は、同軸方
向に一直線上に配列されたシャフトの2つの部材の組み
立て状態のジョイントを示す。適度な力がシャフトを曲
げるためにジョイントに与えられたとき、突起12は凹部
14の外へ容易に抜け出、そしてカップ11(及びボール)
の材料の弾性により所望の角度にジョイントを保持す
る。ジョイントが最大の角度で曲げられたとき、第5図
に示すように、突起12は環状突起15にカチッと入り、こ
の環状突起12は曲げられたシャフトがぐらつかないよう
にしている。
に完全に挿入されたとき(第4C図)、ボール10の突起12
を受け入れるように構成されている。第4図は、同軸方
向に一直線上に配列されたシャフトの2つの部材の組み
立て状態のジョイントを示す。適度な力がシャフトを曲
げるためにジョイントに与えられたとき、突起12は凹部
14の外へ容易に抜け出、そしてカップ11(及びボール)
の材料の弾性により所望の角度にジョイントを保持す
る。ジョイントが最大の角度で曲げられたとき、第5図
に示すように、突起12は環状突起15にカチッと入り、こ
の環状突起12は曲げられたシャフトがぐらつかないよう
にしている。
この実施例において、シャフトの上部4は、もちろん、
シャフト5の下部の軸線に対し所望の角度に回転し、突
起12は環状凹部15の内周を簡単に移動する。しかしなが
ら、他の実施例では、環状凹部の代わりに、凹部14の周
囲に円形に配置されたおのおの独立した複数凹部が用い
られる。
シャフト5の下部の軸線に対し所望の角度に回転し、突
起12は環状凹部15の内周を簡単に移動する。しかしなが
ら、他の実施例では、環状凹部の代わりに、凹部14の周
囲に円形に配置されたおのおの独立した複数凹部が用い
られる。
ボール10を過度の曲げる力によってカップ11から外ずす
ことは実質的に不可能である。何故なら、突起12は環状
凹部15に堅固に結合し、凹部のわき腹部分により堅固に
固定し、そしてネック13がカップの縁部を押しているか
らである。こうしてジョイントは非常に安定している。
ことは実質的に不可能である。何故なら、突起12は環状
凹部15に堅固に結合し、凹部のわき腹部分により堅固に
固定し、そしてネック13がカップの縁部を押しているか
らである。こうしてジョイントは非常に安定している。
第6図は、シャフトの傾斜可能な上部4と下部5の間に
第4図に示されているようなジョイント1が組み込ま
れ、かつ、親骨7と、シャフトのランナー2か親骨へ伸
びる親骨に対応する数の受骨6とを有する傘の傾斜して
いる状態を示す。完全な傘においては、親骨7には、も
ちろん傘布がかけられている。この布は示されていな
い。そして、傘布は、図面に示すように、親骨に湾曲を
持たらしている。親骨はシャフトの頂部のノッチ3に回
動自在に設けられている。
第4図に示されているようなジョイント1が組み込ま
れ、かつ、親骨7と、シャフトのランナー2か親骨へ伸
びる親骨に対応する数の受骨6とを有する傘の傾斜して
いる状態を示す。完全な傘においては、親骨7には、も
ちろん傘布がかけられている。この布は示されていな
い。そして、傘布は、図面に示すように、親骨に湾曲を
持たらしている。親骨はシャフトの頂部のノッチ3に回
動自在に設けられている。
第6図において、傘のフレームは、ランナー2の上方に
位置するジョイント1を有しているが、曲がった形状で
示されている。ジョイントは、どの方向にも役45°傾斜
する。上述したように、親骨と受骨は可橈性であるの
で、シャフトの曲がりにより変形が引き起こされてい
る。この実施例においては、ランナーはシャフトのジョ
イント1を越えて移動しないので、かなり自由にジョイ
ント1を設計することができる。
位置するジョイント1を有しているが、曲がった形状で
示されている。ジョイントは、どの方向にも役45°傾斜
する。上述したように、親骨と受骨は可橈性であるの
で、シャフトの曲がりにより変形が引き起こされてい
る。この実施例においては、ランナーはシャフトのジョ
イント1を越えて移動しないので、かなり自由にジョイ
ント1を設計することができる。
他の変更可能な実施例において、ランナーの下方にジョ
イントをさらに設けることができる。直立した傘の状態
において、設けられたジョイントは小さいので、ランナ
ーはそれを越えて移動することができる(または、もし
傘が折りたたみ可能であることを要求されないのであれ
ば、ジョイント20をシャフトより大きい断面にすること
ができる。)。
イントをさらに設けることができる。直立した傘の状態
において、設けられたジョイントは小さいので、ランナ
ーはそれを越えて移動することができる(または、もし
傘が折りたたみ可能であることを要求されないのであれ
ば、ジョイント20をシャフトより大きい断面にすること
ができる。)。
第7図は、本発明のこのような他の実施例を示してお
り、この実施例は、シャフトの上方部位にジョイント1
を有し、通常のスリーブとランナー2の下方にピンジョ
イント16を有している。この構成の有利な点は、もし両
方のジョイントが45°曲がることが可能なら、全体で90
°の傾斜が可能になり、第8図においておおよそ示され
ているように、布の下の縁をシャフトの直ぐ下部にもた
らす。これは、例えばフィッシング傘のようなの用途に
おいて望ましい。
り、この実施例は、シャフトの上方部位にジョイント1
を有し、通常のスリーブとランナー2の下方にピンジョ
イント16を有している。この構成の有利な点は、もし両
方のジョイントが45°曲がることが可能なら、全体で90
°の傾斜が可能になり、第8図においておおよそ示され
ているように、布の下の縁をシャフトの直ぐ下部にもた
らす。これは、例えばフィッシング傘のようなの用途に
おいて望ましい。
また、これとは反対に、2個のジョイント1と16が反対
方向に曲げられ、第7図に示されるようドッグレッグま
たは片持梁状に配置することもできる。これによりシャ
フトによって妨害されない傘の下の大きい空間を得るこ
とができる。
方向に曲げられ、第7図に示されるようドッグレッグま
たは片持梁状に配置することもできる。これによりシャ
フトによって妨害されない傘の下の大きい空間を得るこ
とができる。
実施例は、傘を折りたたむようにさせるランナー2を設
けているが、本発明は、固定した構造、例えば、ランナ
ーがシャフトに固定され、ピボットがランナーの固定点
とノッチの間にある構造の傘や日陰材にも適用される。
けているが、本発明は、固定した構造、例えば、ランナ
ーがシャフトに固定され、ピボットがランナーの固定点
とノッチの間にある構造の傘や日陰材にも適用される。
さらに、その他の実施例において、上述したヒンジやユ
ニバーサルジョイントの代わりに、シャフトの上部の曲
げ手段をフレキシブルに作ることにより設けることがで
きる。
ニバーサルジョイントの代わりに、シャフトの上部の曲
げ手段をフレキシブルに作ることにより設けることがで
きる。
シャフトの上部4の曲げ又は傾斜ピボットは、ノッチ3
の下のシャフトの上端と、ランナー2の間のどの場所に
も設けることができ、極端な場合はランナー2の上部に
(又は受骨の取付け部材)設けることができる。しかし
ながら、ピボットジョイント1は、通常ノッチ3とラン
ナー2の約中間に位置するようになされる。これにより
接近と操作の容易さ、そして布を安定した傾斜状態にす
る効果的な傾斜角が与えられる。もし、ピボットジョイ
ント1が高い位置、すなわちノッチ3に近い位置にあれ
ば、布の傾斜角度は小さくなり、より安定した傾斜状態
の組み立てになる。もし、ピボットジョイントが低い位
置、すなわちランナー2に近い位置にあれば、大きい傾
斜角度が可能であるが、重心が、公知の配列と同じ程遠
くではないが、シャフトの軸心からなり遠くへ移動する
ので不安定になる。
の下のシャフトの上端と、ランナー2の間のどの場所に
も設けることができ、極端な場合はランナー2の上部に
(又は受骨の取付け部材)設けることができる。しかし
ながら、ピボットジョイント1は、通常ノッチ3とラン
ナー2の約中間に位置するようになされる。これにより
接近と操作の容易さ、そして布を安定した傾斜状態にす
る効果的な傾斜角が与えられる。もし、ピボットジョイ
ント1が高い位置、すなわちノッチ3に近い位置にあれ
ば、布の傾斜角度は小さくなり、より安定した傾斜状態
の組み立てになる。もし、ピボットジョイントが低い位
置、すなわちランナー2に近い位置にあれば、大きい傾
斜角度が可能であるが、重心が、公知の配列と同じ程遠
くではないが、シャフトの軸心からなり遠くへ移動する
ので不安定になる。
本発明は、傾斜手段を、シャフトの頂部とロケーション
部材との間に設けることにより、ロケーション部材が傾
斜手段を通過しないので、傾斜手段に種々の構成を採用
することができ強度等を向上させることができる。ま
た、傘を傾斜させたとき、傘の重心がシャフトの軸心か
らあまり外ずれないので、傘が安定し取扱いが極めて容
易である。
部材との間に設けることにより、ロケーション部材が傾
斜手段を通過しないので、傾斜手段に種々の構成を採用
することができ強度等を向上させることができる。ま
た、傘を傾斜させたとき、傘の重心がシャフトの軸心か
らあまり外ずれないので、傘が安定し取扱いが極めて容
易である。
第2図は直立状態の本発明の第1実施例を示す。 第3図は頭部が傾いている第2図の実施例を示す。 第4図は組み立て過程の実施例のジョイントを構成する
2部材を示す。 第5図は傾いている第5図のジョイントを示す。 第6図は第5図のジョイントが組み込まれている傘のフ
レームを示す。 第7図は第5図に示されているジョイントを含む2個の
ジョイントを持つ他の実施例を示す。 第8図は第6図の実施例の異なる配置を示す。 第9図は傘のシャフトのための公知のジョイントを示
す。 第1図は従来の傾斜傘を示す。 1……ジョイント、2……ランナー 3……ノッチ、4……シャフトの上部 5……シャフトの下部、6……受骨 7……親骨、10……ボール 11……カップ、12……突起 14……第1凹部、15……第2環上凹部
2部材を示す。 第5図は傾いている第5図のジョイントを示す。 第6図は第5図のジョイントが組み込まれている傘のフ
レームを示す。 第7図は第5図に示されているジョイントを含む2個の
ジョイントを持つ他の実施例を示す。 第8図は第6図の実施例の異なる配置を示す。 第9図は傘のシャフトのための公知のジョイントを示
す。 第1図は従来の傾斜傘を示す。 1……ジョイント、2……ランナー 3……ノッチ、4……シャフトの上部 5……シャフトの下部、6……受骨 7……親骨、10……ボール 11……カップ、12……突起 14……第1凹部、15……第2環上凹部
Claims (8)
- 【請求項1】シャフトと、シャフトの頂部から放射状に
設けられた親骨と、シャフトのロケーション部材から親
骨の取付け位置へ設けられた受骨と、傘布を開いた状態
に保持するためにシャフトのセット位置にロケーション
部材を固定させる手段とを有し、シャフトは一方の部材
の軸線を他方の部材の軸線に対して傾斜させる傾斜手段
で連結された第1および第2部材からなるものであっ
て、傾斜手段はユニバーサルジョイントであってシャフ
トの頂部とロケーション部材のセット位置との間にある
ことを特徴とする傘フレーム - 【請求項2】ユニバーサルジョイントがボール・ソケッ
トジョイントであり、ボールはシャフトの第1部材にネ
ックで設けられ、ソケットは第2部材に設けられ、かつ
ソケットはカップ状で第2部材に直接穿設され、さらに
その中でボールを保持する手段を有し、これらの内の1
つ、ボールかソケットのどちらか一方がその球状面から
突出した突起を有し、他の部材、すなわちソケットまた
はボールが突起を収容するのに充分大きい第1凹部を有
し、突起と第1凹部はシャフトの2つの部材が同軸上に
直線的に連結されたとき連結するように構成され、この
第1凹部の周囲には、第1部材を第2部材の軸線の周囲
において異なった角度にするとき、第1部材の軸線を第
2部材の軸線に関して所定の角度となるように2つの部
材を保持するため、突起を収容することができる第2の
環状の凹部または複数の凹部が設けられ、そして、ボー
ル及び/又はソケットは、突起が1つの凹部から他の凹
部へ移動できるようにボールがソケット内で回転でき、
かつ凹部に突起が結合した状態で両部材を保持できるよ
うに構成されている請求項(1)に記載の傘フレーム - 【請求項3】ソケットは、口部がジョイントの組み立て
る際スナップ・イン・アクションでボールを弾性的に受
け入れることができるように形成されている請求項
(2)に記載の傘フレーム - 【請求項4】第2の凹部は、所望の角度にセットされる
とき、第1部材を第2部材の軸線の周囲のいかなる角度
にも設定できるように環状に形成されている請求項
(2)または(3)に記載の傘フレーム - 【請求項5】突起はボールに設けられ、凹部はソケット
に設けられている請求項(2)、(3)または(4)に
記載の傘フレーム - 【請求項6】ボールはナイロンで形成され、ソケットは
アセテートで形成されている請求項(2)、(3)、
(4)または(5)に記載の傘フレーム - 【請求項7】傾斜手段がシャフトの頂部とロケーション
部材の略中間に位置する請求項(1)、(2)、
(3)、(4)、(5)または(6)に記載の傘フレー
ム - 【請求項8】ロケーション部材の下方にさらにピンジョ
イントが設けられた請求項(1)、(2)、(3)、
(4)、(5)、(6)または(7)に記載の傘フレー
ム
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB888826209A GB8826209D0 (en) | 1988-11-09 | 1988-11-09 | Umbrella frame |
GB8826209.2 | 1988-11-09 | ||
GB8901086.2 | 1989-01-18 | ||
GB898901086A GB8901086D0 (en) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | Joint for umbrella frame |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02224611A JPH02224611A (ja) | 1990-09-06 |
JPH0716450B2 true JPH0716450B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=26294599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1292089A Expired - Fee Related JPH0716450B2 (ja) | 1988-11-09 | 1989-11-09 | 傘フレーム |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5086797A (ja) |
EP (1) | EP0368539B2 (ja) |
JP (1) | JPH0716450B2 (ja) |
CN (1) | CN1029195C (ja) |
CA (1) | CA2001809C (ja) |
DE (1) | DE68912081T3 (ja) |
DK (1) | DK169419B1 (ja) |
ES (1) | ES2049827T5 (ja) |
HK (1) | HK1007265A1 (ja) |
PT (1) | PT92244B (ja) |
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- 1989-10-31 ES ES89311251T patent/ES2049827T5/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-31 EP EP89311251A patent/EP0368539B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-11-06 US US07/431,830 patent/US5086797A/en not_active Expired - Lifetime
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