JPH07163907A - 遠心分離機 - Google Patents
遠心分離機Info
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- JPH07163907A JPH07163907A JP22428094A JP22428094A JPH07163907A JP H07163907 A JPH07163907 A JP H07163907A JP 22428094 A JP22428094 A JP 22428094A JP 22428094 A JP22428094 A JP 22428094A JP H07163907 A JPH07163907 A JP H07163907A
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- Japan
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- liquid
- liquid collecting
- collecting plate
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B11/00—Feeding, charging, or discharging bowls
- B04B11/08—Skimmers or scrapers for discharging ; Regulating thereof
- B04B11/082—Skimmers for discharging liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/20—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04B—CENTRIFUGES
- B04B1/00—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
- B04B1/20—Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
- B04B2001/2083—Configuration of liquid outlets
Landscapes
- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液相を有用物質として回収するための固液混
合分離用遠心分離機、特にスクリューデカンターの集液
板の改良。 【構成】 集液板14が少なくとも2枚の相対回転可能な
ディスク15、16で構成され、2枚のディスク15、16の間
に少なくとも1つの集液ダクト20が形成され、2枚のデ
ィスク15、16を相対回転することによって集液ダクト20
の横断面積を変更して排出量を調節することができる。 【効果】 排出液体中に遠心分離機内の気体(空気)が
巻き込まれるのを防止することができる。
合分離用遠心分離機、特にスクリューデカンターの集液
板の改良。 【構成】 集液板14が少なくとも2枚の相対回転可能な
ディスク15、16で構成され、2枚のディスク15、16の間
に少なくとも1つの集液ダクト20が形成され、2枚のデ
ィスク15、16を相対回転することによって集液ダクト20
の横断面積を変更して排出量を調節することができる。 【効果】 排出液体中に遠心分離機内の気体(空気)が
巻き込まれるのを防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固液混合物の分離用遠心
分離機、特にスクリューデカンターの集液板の改良に関
するものである。
分離機、特にスクリューデカンターの集液板の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】縦軸線の周りを回転するように支承され
た遠心分離胴と、被分離混合物を遠心分離胴へ供給する
供給管と、分離された軽質分(液体)を遠心分離胴から
排出するための集液板とを有し、重質分(固形物)は遠
心分離胴に形成された開口から排出され、集液板は少な
くとも1つの集液ダクトを有し、この集液ダクトは集液
板の外周部からその中心部へ延び且つ軸線方向に延びた
排出路と連通している遠心分離機、特にスクリューデカ
ンターは周知である。この遠心分離機は主として熱乾燥
の前段階としての固形物の脱水に用いられる。
た遠心分離胴と、被分離混合物を遠心分離胴へ供給する
供給管と、分離された軽質分(液体)を遠心分離胴から
排出するための集液板とを有し、重質分(固形物)は遠
心分離胴に形成された開口から排出され、集液板は少な
くとも1つの集液ダクトを有し、この集液ダクトは集液
板の外周部からその中心部へ延び且つ軸線方向に延びた
排出路と連通している遠心分離機、特にスクリューデカ
ンターは周知である。この遠心分離機は主として熱乾燥
の前段階としての固形物の脱水に用いられる。
【0003】遠心分離機で分離された液相は大きな周速
でダム上を溢流して遠心分離機から取り出される。この
際に、遠心分離機内部の気体(通常は空気)を巻き込む
ため激しい乱流が発生する。液相が有用物質である場合
にはこの乱流は一般に望ましくない。すなわち、乱流に
よって気泡が激しい発生し、および/または激しい物質
交換によって液体と気体との間で激しい反応が生じるこ
とがある。
でダム上を溢流して遠心分離機から取り出される。この
際に、遠心分離機内部の気体(通常は空気)を巻き込む
ため激しい乱流が発生する。液相が有用物質である場合
にはこの乱流は一般に望ましくない。すなわち、乱流に
よって気泡が激しい発生し、および/または激しい物質
交換によって液体と気体との間で激しい反応が生じるこ
とがある。
【0004】これを防ぐために、液相をダムで回収しな
いで、集液板で遠心分離機から抜き出す方法が知られて
いる。この場合には、液体は遠心胴の回転数に相当する
高い周速によって静止した集液板の通路の中へ押し込ま
れ、そこから軸線方向排出路を通って遠心分離機から押
し出される。この排出過程で気体が通路に圧入されて気
泡が発生するのを防止するためには、集液板の通路の開
口部は常に液体中にある必要がある。換言すれば、液体
の排出量を送られてくる混合物の量に合わせて常に制御
しなければならない。
いで、集液板で遠心分離機から抜き出す方法が知られて
いる。この場合には、液体は遠心胴の回転数に相当する
高い周速によって静止した集液板の通路の中へ押し込ま
れ、そこから軸線方向排出路を通って遠心分離機から押
し出される。この排出過程で気体が通路に圧入されて気
泡が発生するのを防止するためには、集液板の通路の開
口部は常に液体中にある必要がある。換言すれば、液体
の排出量を送られてくる混合物の量に合わせて常に制御
しなければならない。
【0005】ドイツ連邦共和国特許 3833063号に記載の
遠心分離胴用集液板にはスロットルを用いて有効横断面
を変えることが可能な排出路を集液ダクトに設けてい
る。この特許ではスロットルによって集液ダクトを通っ
て排出される液体の流量を調整して流入量に合わせるこ
とができ、従って、集液板の入口が常に液体中に来るよ
うにすることができる。しかし、この集液板は後半の絞
りが強いため、集液ダクト内の体積流量が小さくても液
体が集液板を通る速度が高くなり、集液ダクト内に乱流
が発生し、それに伴って気体(空気)が吸入されるとい
う欠点がある。
遠心分離胴用集液板にはスロットルを用いて有効横断面
を変えることが可能な排出路を集液ダクトに設けてい
る。この特許ではスロットルによって集液ダクトを通っ
て排出される液体の流量を調整して流入量に合わせるこ
とができ、従って、集液板の入口が常に液体中に来るよ
うにすることができる。しかし、この集液板は後半の絞
りが強いため、集液ダクト内の体積流量が小さくても液
体が集液板を通る速度が高くなり、集液ダクト内に乱流
が発生し、それに伴って気体(空気)が吸入されるとい
う欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は集液板
を備えた遠心分離機、特にスクリューデカンターを改良
して、遠心分離機から液体を排出する際の気泡の発生を
減少させ、最少にすることにある。
を備えた遠心分離機、特にスクリューデカンターを改良
して、遠心分離機から液体を排出する際の気泡の発生を
減少させ、最少にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦軸線の周り
で回転可能な遠心分離胴と、被分離混合物を遠心分離胴
へ供給するための供給管と、軽質分を遠心分離胴から外
へ排出するための集液板と有し、遠心分離胴は分離され
た重質分を排出するための開口を有し、集液板は外周部
から中心部に延びた少なくとも1つの集液ダクトを有
し、この集液ダクトは軸方向に延びた排出路と連通して
いる固液混合物の分離用遠心分離機、特にスクリューデ
カンターにおいて、集液板が互いに相対回転可能な少な
くとも2枚のディスクで構成され、これら2枚のディス
クの間に少なくとも1つの集液ダクトが形成され、2枚
のディスクを相対回転することによって集液ダクトの横
断面積を調整できるようになっていることを特徴とする
遠心分離機を提供する。本発明のその他の特徴は請求項
2以降に記載されている。
で回転可能な遠心分離胴と、被分離混合物を遠心分離胴
へ供給するための供給管と、軽質分を遠心分離胴から外
へ排出するための集液板と有し、遠心分離胴は分離され
た重質分を排出するための開口を有し、集液板は外周部
から中心部に延びた少なくとも1つの集液ダクトを有
し、この集液ダクトは軸方向に延びた排出路と連通して
いる固液混合物の分離用遠心分離機、特にスクリューデ
カンターにおいて、集液板が互いに相対回転可能な少な
くとも2枚のディスクで構成され、これら2枚のディス
クの間に少なくとも1つの集液ダクトが形成され、2枚
のディスクを相対回転することによって集液ダクトの横
断面積を調整できるようになっていることを特徴とする
遠心分離機を提供する。本発明のその他の特徴は請求項
2以降に記載されている。
【0008】
【作用】本発明では集液板が相対回転可能な2つのディ
スクで構成され、集液ダクトの有効横断面積は2つのデ
ィスクの相対回転で変更することができるので、排出さ
れる液体流量を集液ダクトの横断面積の変更で絞ること
が可能になる。従って、集液ダクトの入口を小さな横断
面積にすることによって排出液体の流量を少なくするこ
とができ、逆に大きくすれば多くなる。このことは集液
板より後の絞り量の場合にもいえる。すなわち、本発明
では入口横断面積を排出流量に常に合わせることがで
き、必要以上に大きくならないという利点がある。
スクで構成され、集液ダクトの有効横断面積は2つのデ
ィスクの相対回転で変更することができるので、排出さ
れる液体流量を集液ダクトの横断面積の変更で絞ること
が可能になる。従って、集液ダクトの入口を小さな横断
面積にすることによって排出液体の流量を少なくするこ
とができ、逆に大きくすれば多くなる。このことは集液
板より後の絞り量の場合にもいえる。すなわち、本発明
では入口横断面積を排出流量に常に合わせることがで
き、必要以上に大きくならないという利点がある。
【0009】本発明の集液ダクトは、高い周速で回転し
ている液体(50m/秒に達する)を排出管路に適した速
度(約2〜4m/秒)まで絞りこみ、液体の運動エネル
ギーを高い効率(すなわち大きな圧力損失なしに)で潜
在エネルギー(圧力)へ変換するために、遠心胴の回転
方向すなわち液体の回転方向に三日月形に湾曲し且つ集
液板の外周部の入口区域からその中心部の出口区域へ向
かって末広がりの(すなわち、集液ダクトの横断面積が
拡大する)形状をしている。本発明では、集液ダクトの
入口区域と出口区域との横断面積の比は1以下、好まし
くは 0.1以下にするのが好ましい。
ている液体(50m/秒に達する)を排出管路に適した速
度(約2〜4m/秒)まで絞りこみ、液体の運動エネル
ギーを高い効率(すなわち大きな圧力損失なしに)で潜
在エネルギー(圧力)へ変換するために、遠心胴の回転
方向すなわち液体の回転方向に三日月形に湾曲し且つ集
液板の外周部の入口区域からその中心部の出口区域へ向
かって末広がりの(すなわち、集液ダクトの横断面積が
拡大する)形状をしている。本発明では、集液ダクトの
入口区域と出口区域との横断面積の比は1以下、好まし
くは 0.1以下にするのが好ましい。
【0010】本発明では集液ダクトの入口が常に液体中
に開口するようにできるので、気体(空気)が集液ダク
トの中に吸い込まれないように排出量を液体流量に最適
に適応させることができ、しかも、液体の有する運動エ
ネルギーを穏やかに且つ高い効率で潜在エネルギーに変
換できるので、乱流が無くなり、液体衝撃やキャビテー
ションをほぼ抑制できるという利点がある。
に開口するようにできるので、気体(空気)が集液ダク
トの中に吸い込まれないように排出量を液体流量に最適
に適応させることができ、しかも、液体の有する運動エ
ネルギーを穏やかに且つ高い効率で潜在エネルギーに変
換できるので、乱流が無くなり、液体衝撃やキャビテー
ションをほぼ抑制できるという利点がある。
【0011】本発明では集液板を構成する2枚のディス
クが互いに嵌合された2本のパイプのそれぞれに取り付
けられており、これら2本のパイプは遠心分離胴の外部
から軸線方向に挿入され、外部から相対回転することが
できるようになっている。従って、遠心分離機の運転中
でも2本のパイプを相対回転することによって集液ダク
トの横断面積を外部から変更して、集液ダクトを遠心分
離機の変動する運転状態に簡単に適応させることができ
る。
クが互いに嵌合された2本のパイプのそれぞれに取り付
けられており、これら2本のパイプは遠心分離胴の外部
から軸線方向に挿入され、外部から相対回転することが
できるようになっている。従って、遠心分離機の運転中
でも2本のパイプを相対回転することによって集液ダク
トの横断面積を外部から変更して、集液ダクトを遠心分
離機の変動する運転状態に簡単に適応させることができ
る。
【0012】2本のパイプの内側のパイプを送入管とし
て用いて、被分離混合物を外部からこの内側のパイプを
介して遠心分離胴へ供給することによって構造を簡単に
することができる。
て用いて、被分離混合物を外部からこの内側のパイプを
介して遠心分離胴へ供給することによって構造を簡単に
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の上記以外の利点、細部および
特徴を添付図面に記載の実施例を用いて説明する。図1
は回転する縦長の遠心分離胴(11)と、この遠心分離胴(1
1)の内部をそれと同軸に回転するスクリューコンベヤ(1
2)と、遠心分離胴(11)の円錐形部分の端部に設けられた
固形物排出口(23)と、遠心分離胴(11)の反対側端部に設
けられた液体排出用の集液板(14)とを有するスクリュー
遠心分離機(10)を示している。
特徴を添付図面に記載の実施例を用いて説明する。図1
は回転する縦長の遠心分離胴(11)と、この遠心分離胴(1
1)の内部をそれと同軸に回転するスクリューコンベヤ(1
2)と、遠心分離胴(11)の円錐形部分の端部に設けられた
固形物排出口(23)と、遠心分離胴(11)の反対側端部に設
けられた液体排出用の集液板(14)とを有するスクリュー
遠心分離機(10)を示している。
【0014】図2、3から分かるように、集液板(14)は
2枚のディスク(15, 16)で構成されている。これらのデ
ィスク(15, 16)は、両方のディスク(15, 16)の間には間
隔を残した状態で、互いに重なったパイプ(17, 24)上に
嵌め込まれている。これらのディスク(15, 16)の内側に
は2枚の内板(18, 19)がネジ止めされている。2枚の内
板(18, 19)は、両者が周方向に間隔を残した状態で、2
枚のディスク(15, 16)の間に形成される間隙の一部を充
填するような幾何学形状(三日月形に湾曲した輪郭)を
有し且つディスクに対して配置されている。
2枚のディスク(15, 16)で構成されている。これらのデ
ィスク(15, 16)は、両方のディスク(15, 16)の間には間
隔を残した状態で、互いに重なったパイプ(17, 24)上に
嵌め込まれている。これらのディスク(15, 16)の内側に
は2枚の内板(18, 19)がネジ止めされている。2枚の内
板(18, 19)は、両者が周方向に間隔を残した状態で、2
枚のディスク(15, 16)の間に形成される間隙の一部を充
填するような幾何学形状(三日月形に湾曲した輪郭)を
有し且つディスクに対して配置されている。
【0015】内板(18, 19)とディスク(15, 16)との組立
体によって集液板(14)の外周部から集液板(14)の中心部
まで延びた集液ダクト(20)が形成される。集液ダクト(2
0)の軸方向寸法はディスク(15, 16)の間の間隔に相当
し、一定であり、一方、その半径方向寸法は2枚の内板
(18, 19)の周方向の相対間隙によって決まる。実際には
集液板(14)の外周部から中心部へ近づくにつれて集液ダ
クト(20)が次第に広くなるように2枚の内板(18, 19)の
三日月形湾曲部の形状が決定されている。
体によって集液板(14)の外周部から集液板(14)の中心部
まで延びた集液ダクト(20)が形成される。集液ダクト(2
0)の軸方向寸法はディスク(15, 16)の間の間隔に相当
し、一定であり、一方、その半径方向寸法は2枚の内板
(18, 19)の周方向の相対間隙によって決まる。実際には
集液板(14)の外周部から中心部へ近づくにつれて集液ダ
クト(20)が次第に広くなるように2枚の内板(18, 19)の
三日月形湾曲部の形状が決定されている。
【0016】集液板(14)を構成する2枚のディスク(15,
16)は、互いに嵌合したパイプ(17,24) の1つの上に嵌
込まれている。図示した実施例では、ディスク(15)はパ
イプ(17)上に嵌め込まれ、ディスク(16)はパイプ(24)上
に嵌め込まれ、各パイプに例えば溶接によって固着され
ている。
16)は、互いに嵌合したパイプ(17,24) の1つの上に嵌
込まれている。図示した実施例では、ディスク(15)はパ
イプ(17)上に嵌め込まれ、ディスク(16)はパイプ(24)上
に嵌め込まれ、各パイプに例えば溶接によって固着され
ている。
【0017】互いに嵌合した2本のパイプ(17, 24)の間
には排出路(22)が形成される。この排出路(22)は集液ダ
クト(20)と連通して、遠心分離胴(11)から液体を外へ排
出する導路を形成している。これら2本のパイプ(17, 2
4)は遠心分離胴(11)の外部から挿入され、その内側のパ
イプ(17)は被分離懸濁物を遠心分離胴(11)の内部へ矢印
23方向へ送るための供給管として用いられている。2本
のパイプ(17, 24)は互いに相対回転することができる。
すなわち、パイプ(17, 24)およびディスク(15,16) を外
部から相対回転することによって各ディスク(15, 16)に
取り付けられた内板(18, 19)の周方向間隔と集液ダクト
(20)の横断面積を変えることができる。
には排出路(22)が形成される。この排出路(22)は集液ダ
クト(20)と連通して、遠心分離胴(11)から液体を外へ排
出する導路を形成している。これら2本のパイプ(17, 2
4)は遠心分離胴(11)の外部から挿入され、その内側のパ
イプ(17)は被分離懸濁物を遠心分離胴(11)の内部へ矢印
23方向へ送るための供給管として用いられている。2本
のパイプ(17, 24)は互いに相対回転することができる。
すなわち、パイプ(17, 24)およびディスク(15,16) を外
部から相対回転することによって各ディスク(15, 16)に
取り付けられた内板(18, 19)の周方向間隔と集液ダクト
(20)の横断面積を変えることができる。
【0018】図示した実施例の集液板(14)は4つの部材
で構成されている。各ディスク(15,16) は一方の内板(1
8, 19)に固定されており、各内板(18, 19)の面積はディ
スク(15, 16)の略半分に相当する。この集液板(14)は簡
単な手段で作ることができ、内板(18, 19)を別の形状の
内板と簡単に交換することができ、それによって集液ダ
クトの形状を排出する液体の特性に合わせることができ
る。
で構成されている。各ディスク(15,16) は一方の内板(1
8, 19)に固定されており、各内板(18, 19)の面積はディ
スク(15, 16)の略半分に相当する。この集液板(14)は簡
単な手段で作ることができ、内板(18, 19)を別の形状の
内板と簡単に交換することができ、それによって集液ダ
クトの形状を排出する液体の特性に合わせることができ
る。
【0019】本発明では2つ以上の内板を用いることも
できる。その場合は、内板を軸方向または周方向に並べ
て配置することができる。また、本発明では内板を無く
すこともできる。この場合には1枚のディスクから金属
加工、例えばフライス加工によって集液ダクトの輪郭を
形成しなければならない。
できる。その場合は、内板を軸方向または周方向に並べ
て配置することができる。また、本発明では内板を無く
すこともできる。この場合には1枚のディスクから金属
加工、例えばフライス加工によって集液ダクトの輪郭を
形成しなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集液板を備えたスクリュー遠心分離機
の軸線方向の概念的断面図。
の軸線方向の概念的断面図。
【図2】本発明の集液板の軸方向の概念的拡大断面図。
【図3】図2のIII-III 線による半径方向断面図。
14 集液板 15, 16
ディスク 18, 19 内板 20
集液ダクト 17, 24 パイプ
ディスク 18, 19 内板 20
集液ダクト 17, 24 パイプ
フロントページの続き (72)発明者 ベルント シュリーパースケッター ドイツ連邦共和国 53819 ノインキルヒ ェン ダーラーホーファー シュトラーセ 64 (72)発明者 ペーター シュテルター ドイツ連邦共和国 51143 ケルン ヨー ゼフシュトラーセ 81
Claims (7)
- 【請求項1】 縦軸線の周りを回転可能な遠心分離胴
と、被分離混合物を遠心分離胴へ供給するための供給管
と、軽質分を遠心分離胴から外へ排出するための集液板
と有し、遠心分離胴は分離された重質分を排出するため
の開口を有し、集液板は外周部から中心部に延びた少な
くとも1つの集液ダクトを有し、この集液ダクトは縦軸
線方向に延びた排出路と連通している固液混合物の分離
用遠心分離機、特にスクリューデカンターにおいて、 集液板(14)が互いに相対回転可能な少なくとも2枚のデ
ィスク(15, 16)で構成され、これら2枚のディスク(15,
16)の間に少なくとも1つの集液ダクト(20)が形成さ
れ、2枚のディスク(15, 16)を相対回転することによっ
て集液ダクト(20)の横断面積を調整できるようになって
いることを特徴とする遠心分離機。 - 【請求項2】 集液ダクト(14)を構成する2枚のディス
ク(15, 16)が互いに嵌合した2本のパイプ(17, 24)上に
取付けられており、2本のパイプ(17, 24)は外部から遠
心分離胴(11)内に同軸に挿入され、遠心分離機(11)の外
部から相対回転することができるようになっている請求
項1に記載の遠心分離機。 - 【請求項3】 互いに嵌合した2本のパイプ(17, 24)の
内側のパイプ(17)が、被分離混合物を遠心分離胴(11)中
へ送る導路の役目をしている請求項2に記載の遠心分離
機。 - 【請求項4】 集液ダクト(20)が遠心分離胴の回転方向
に三日月形に湾曲して集液板(14)の外周部から中心部へ
延びている請求項1〜3のいずれか一項に記載の遠心分
離機。 - 【請求項5】 集液ダクト(20)の横断面積が集液板(14)
の外周部から中心部へ向かって次第に大きくなっている
請求項1〜4のいずれか一項に記載の遠心分離機。 - 【請求項6】 集液板(14)の外周部の入口区域とその中
心部の出口区域との集液ダクトの横断面積の比が1以
下、好ましくは 0.1以下である請求項5に記載の遠心分
離機。 - 【請求項7】 遠心分離胴の直径が少なくとも 200 mm
で、遠心分離胴の回転数が少なくとも 600 rpmの時の集
液板(14)の入口横断面での懸濁物の周速が少なくとも45
m/秒となるように集液板(14)が設計されている請求項
1〜6のいずれか一項に記載の遠心分離機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19934328369 DE4328369A1 (de) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | Zentrifuge |
DE4328369.1 | 1993-08-25 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07163907A true JPH07163907A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=6495844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22428094A Withdrawn JPH07163907A (ja) | 1993-08-25 | 1994-08-25 | 遠心分離機 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0640398A3 (ja) |
JP (1) | JPH07163907A (ja) |
DE (1) | DE4328369A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1994-08-25 JP JP22428094A patent/JPH07163907A/ja not_active Withdrawn
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