JPH0716386Y2 - 包 布 - Google Patents

包 布

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Publication number
JPH0716386Y2
JPH0716386Y2 JP1991038651U JP3865191U JPH0716386Y2 JP H0716386 Y2 JPH0716386 Y2 JP H0716386Y2 JP 1991038651 U JP1991038651 U JP 1991038651U JP 3865191 U JP3865191 U JP 3865191U JP H0716386 Y2 JPH0716386 Y2 JP H0716386Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
wrapping
futon
fabric
wrapping cloth
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991038651U
Other languages
English (en)
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JPH04125768U (ja
Inventor
節男 佐原
瑠美子 佐原
Original Assignee
節男 佐原
瑠美子 佐原
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Filing date
Publication date
Application filed by 節男 佐原, 瑠美子 佐原 filed Critical 節男 佐原
Priority to JP1991038651U priority Critical patent/JPH0716386Y2/ja
Publication of JPH04125768U publication Critical patent/JPH04125768U/ja
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Publication of JPH0716386Y2 publication Critical patent/JPH0716386Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、布団、毛布等に汚れが
付着するのを防止するため、布団、毛布等を包囲するの
に用いられる包布、特に、病院、ホテル等において不特
定の利用者に用いられる布団、毛布用の包布の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院、ホテル等で用いられる業
務用の包布は、業者との間のリース契約によって、貸し
出されるものが多く、利用後は、業者が回収して、洗濯
後再利用される。図4乃至図6に示すように、リースさ
れる包布10の多くは、袋状の形状を有しており、上面
又は側面に設けられた開口18を通して布団、毛布の出
し入れを行っている。
【0003】この包布10は、病院において利用される
場合には、袋内に注射器、薬瓶、眼鏡等が入り込むこと
があり、また、ホテルにおいて利用される場合には、袋
内に化粧瓶、櫛等が、入り込むことがあり、これらの異
物が入り込んだまま、回収されることがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来技術
の包布は、袋状となっているため、袋内に入り込んだ異
物が包布内に留まって回収されると、洗濯前に混入した
異物を排除するためには、図4乃至図6に示す開口18
から包布内に手を挿入して異物を発見し、取り出さなけ
ればならないので、作業が面倒であった。特に病院等で
用いられる業務用の包布は一度に大量に回収されるた
め、とりわけ簡易かつ迅速に異物発見処理を行うことが
必要となる。また、異物を見落とすことが多く、その
後、異物が入り込んだまま、洗濯し、ロール等で加熱、
圧潰すると、包布に異物が付着し、再利用することがで
きなくなって不経済であった。更に、従来の包布は、生
地布を異なる寸法に裁断して、これを縫合することによ
り形成されていたため、製造に手間がかかると共に不経
済であった。
【0005】本考案の目的は、上記の欠点を回避し、包
布に入り込んだ異物を容易に発見し排除することがで
き、従って大量の回収作業を容易にすることができる
共に簡易かつ安価に製造することができる包布を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するために、布団、毛布等を包囲する包布本体から
成り、この包布本体は布団、毛布等を出し入れする開口
を有する包布において、包布本体は長手方向の両側に開
口を形成するように長手方向の両端縁のみが縫合された
上下2枚の生地布から成り、この上下2枚の生地布は同
じ縦横寸法に裁断されて長手方向にずらせて開口を有す
る両端にそれぞれ上縁及び下縁が突出する垂れ片が形成
されていることを特徴とする包布を提供するものであ
る。
【0007】
【作用】このように、包布本体の長手方向の両側に開口
を設け、包布全体を筒状とすると、包布の一端を持ち上
げるだけで、この開口を通して異物が落下するため、入
り込んだ異物の発見、排除が容易となり、従って回収、
洗濯の作業を容易にすることができる上に、確実に再利
用することができる。また、包布本体を構成する 上下2
枚の生地布は、同じ寸法に裁断したものを用いるので、
簡易かつ経済的に製造することができる。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して詳細にのべ
ると、図1乃至図3は本考案の包布10を示し、この包
布10は、図に示すように、布団12を包囲する包布
本体14から成っている。
【0009】この包布本体14は、図1乃至図3に示す
ように、上布地16A及び下布地16Bの上下2枚の布
地16から成っており、布団12を出し入れする開口1
8を長手方向の両側に形成するように、これらの2枚の
布地16Aと16Bの長手方向の両端縁16a、16b
のみを縫合することにより、筒状に形成される。従っ
て、包布内に入り込んだ異物は、このいずれかの開口1
8から容易に取り出すことができる。なお、包布10
は、図2に示すように、両端縁16a、16bを縫合し
た後、全体を内側に折返して用いられる。
【0010】また、本考案の包布10は、図1及び図
に示すように、長手方向の両端10a、10bにそれぞ
れ上布地16Aの縁及び下布地16Bの縁が突出する垂
れ片20を有している。この垂れ片20は、全く同じ縦
横寸法で裁断された上布地16Aと下布地16Bを、長
手方向にずらして縫合することにより形成される。この
ように、上布地16A及び下布地Bとして、全く同じ寸
法の布地16を用いることができるため、布地を異なる
寸法に仕立てる必要がなくなり布地16を裁断するのが
容易となる。なお、生地の耳を、垂れ片20の縁として
利用することによって、折返しによる縫合が不要とな
る。
【0011】次に、本考案の包布10の使用状態を説明
すると、就寝等の利用時には、一方の開口18から布団
12を挿入した後、図に示すように、一方の垂れ片2
0を、内側に折返し布団12と布地16との間に差込ん
で挿入して布団12を包囲する。一方、洗濯等のため、
包布10を回収する場合には、開口18から布団12を
取り出す。その後、包布10の長手方向の一端10a又
は10bを持ち上げれば、包布の長手方向の他端10a
又は10bから、包布内に入り込んでいる異物が落下す
る。このため、異物を容易に発見、排除することができ
る。なお、使用中、他方の垂れ片20は、図3に示すよ
うに、そのまま垂れ下げてもよいし、一方の垂れ片20
と同様に折返して差込んでもよい。
【0012】なお、図示の実施例では、本考案の包布1
0は布団12を包囲するのに用いられたが、毛布を包囲
するために用いてもよい。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、上記のように、包布本
体の長手方向の両側に開口を設け、包布全体を筒状とし
ているため、包布の一端を持ち上げるだけで、この開口
を通して異物が落下し、包布内に入り込んだ異物を容易
に発見し、排除することができ、従って、回収後、誤っ
て異物が入り込んだまま洗濯をすることがなく、再利用
性が向上する。また、包布本体を構成する上下2枚の布
地は、全く同じ寸法のものを用いるので、裁断が容易で
あって、経済的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の包布の上面図である。
【図2】本考案の包布の正面図である。
【図3】本考案の包布の長手方向の断面図である。
【図4】従来の包布の一実施例の上面図である。
【図5】従来の包布の他の実施例の上面図である。
【図6】従来の包布の他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
10 包布 12 布団 14 包布本体 16 布地 16A 上布地 16B 下布地 18 開口 20 垂れ片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布団、毛布等を包囲する包布本体から成
    り、前記包布本体は前記布団、毛布等を出し入れする開
    口を有する包布において、前記包布本体は長手方向の両
    側に前記開口を形成するように長手方向の両端縁のみが
    縫合された上下2枚の生地布から成り、前記上下2枚の
    生地布は同じ縦横寸法に裁断されて長手方向にずらせて
    前記開口を有する両端にそれぞれ上縁及び下縁が突出す
    る垂れ片が形成されていることを特徴とする包布。
JP1991038651U 1991-04-30 1991-04-30 包 布 Expired - Lifetime JPH0716386Y2 (ja)

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JP1991038651U JPH0716386Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 包 布

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JP1991038651U JPH0716386Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 包 布

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04125768U JPH04125768U (ja) 1992-11-17
JPH0716386Y2 true JPH0716386Y2 (ja) 1995-04-19

Family

ID=31920107

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS452195Y1 (ja) * 1966-09-12 1970-01-29
JPS58111068U (ja) * 1982-01-22 1983-07-28 湯本 茂 ふとんカバ−
JPH04766Y2 (ja) * 1987-08-31 1992-01-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04125768U (ja) 1992-11-17

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