JPH07162938A - 構内無線電話システムにおける携帯機探索中通知方法 - Google Patents

構内無線電話システムにおける携帯機探索中通知方法

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JPH07162938A
JPH07162938A JP34033193A JP34033193A JPH07162938A JP H07162938 A JPH07162938 A JP H07162938A JP 34033193 A JP34033193 A JP 34033193A JP 34033193 A JP34033193 A JP 34033193A JP H07162938 A JPH07162938 A JP H07162938A
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Jun Takahashi
純 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数中継機が分散配置されて複数ゾーンで構成
された構内無線電話システムにおいて、発呼側携帯機が
ダイヤルした後、無音状態が続き、被呼側携帯機を探索
する時間が長く、交換接続状況が不明なために起こる待
ち時間のいらいらやかけ直しを解消する。 【構成】発呼側がダイヤルした後、被呼側からの応答信
号によって交換機からリングバックトーン(RBT)が
送出されるまでの間(T0 )、被呼側携帯機を探索中で
あること示す信号SRT(サーチリクエストトーン)を
交換機から発呼側携帯機に送出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内無線電話システム
における交換機の信号処理方法に関し、特に、発呼側の
携帯機に対して、交換機から被呼側携帯機を探索中であ
ることを通知する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場・構内の作業連絡、展示会
場の連絡、プラントや発電所などの小電力無線による構
内携帯電話システムは、構内交換機を備えた無線ターミ
ナルと、無線ターミナルに有線ケーブルで接続され、構
内に分散配置された複数の中継接続装置(中継機)とが
設置され、各中継機のアンテナを中心にした各ゾーンに
よって構成されたサービスエリア内を移動する携帯電話
機(携帯機)が無線ターミナルの交換機を介して構内の
他の携帯機または局線の電話機と通信を行うように構成
されている。図1は本発明を適用しようとする無線電話
システムの構成例図である。図において、1は交換機を
備えた無線ターミナル、2は(1)〜(n)個の中継
機、3は携帯電話機(携帯機)、4は有線ケーブルであ
る。図2は本発明を適用する交換機の概要ブロック図で
ある。図4は図1のシステムにおける従来の交換処理の
流れ図である。この図に示すように、例えば、無線ター
ミナルの電話機または局線側が発呼側となって携帯機を
呼ぶ場合、ダイヤルを回すと交換機は発呼信号を出力し
てn個の中継機を順次動作させて電波を送出して通信相
手の携帯機を探索する。複数の中継機から同時に電波を
送出しないのは、隣接するゾーン間で干渉が起きるのを
防ぐためである。例えば、n番目の中継機のゾーンに発
呼相手の携帯機が居る場合、n番目の中継機からの電波
を受信した当該携帯機から応答信号が返送され、交換機
からの呼出音RBT(Ring Back Tone)が発呼側に聞こ
えてくる。若し、呼出し相手の携帯機が全サービスゾー
ン内に居ないときは、応答信号が返送されないので、交
換機から話中音BT(Busy Tone )が聞こえてくる。す
なわち、発呼側ではダイヤルして相手が応答するまでの
時間T1 の間はRBTまたは無音状態で待つことにな
る。発呼側が携帯機であっても同様の交換処理が行われ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の接続処理方法では、被呼側の携帯機を探索するのに時
間がかかり、さらに、交換機が、被呼側の携帯機の電源
が切られているか、または通話エリア外に居る等の理由
でその探索にさらに時間が長くかかる時、発呼側は、R
BTが聞こえると探索中にもかかわらず、すでに相手を
呼び出していると思ってしまうという問題がある。ま
た、無音の時は、交換機が故障しているか、接続失敗と
思ってしまう。そして、もう一度かけ直すなど、気持ち
が落ちつかないという欠点がある。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
するため、発呼側に、被呼側の携帯機を探索中であるこ
とを知らせることのできる無線電話システムにおける携
帯機探索中通知方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構内無線電話シ
ステムにおける携帯機探索中通知方法は、構内交換機を
備えた無線ターミナルに有線で接続され構内に分散配置
された複数の中継機による複数のゾーン内の携帯電話機
が互いに連絡通信を行うように構成された構内無線電話
システムにおいて、発呼側の携帯電話機がダイヤルした
後、前記構内交換機が前記複数の中継機を順次動作させ
て被呼側の携帯電話機を探索して応答信号が返送され該
構内交換機からリングバックトーンが送出されるまでの
間、被呼側の携帯電話機を探索していることを示す被呼
側携帯機探索中音を発呼側に対して送出するようにした
ことを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】図3は本発明の実施例を示す交換処理の流れ
図である。交換機は、発呼側からダイヤルされた時、発
呼側に対して携帯機探索中音SRT(Search Request T
one )を送出し、携帯機探索を行う。図に示したよう
に、ダイヤルした直後からRBTに変わるまでの時間T
0 は、相手を探索中であることを示す予め設定した周波
数のSRTが聞こえてくるので、気持をいらだたせるこ
となく待つことができ、さらに、再度かけ直す必要もな
い。交換機は、被呼側携帯機からの応答があったらRB
Tに切替える。被呼側携帯機からの応答がなかった時は
ビジートーン(BT)に切替える。
【0007】図2は本発明を適用するシステムの無線タ
ーミナルに備えられた交換機の部分構成例図である。図
において、6はアナログスイッチであり、交換機の制御
部からの制御信号により制御され、400Hz発振器
(OSC)の出力をアナログスイッチのオン/オフタイ
ミングを変えることによりBT,RBT,及び本発明で
付加するSRTの各トーン信号を生成し、混成トランス
(HYB)への音声信号回線へ出力する。
【0008】
【発明の効果】本発明を実施することにより、発呼側携
帯機の作業者が正確に交換処理の状態を認識できるた
め、呼出中の間気持ちをいらだたせることがなく、シス
テムに対する信頼感が向上するため実用上の効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するシステムのブロック図であ
る。
【図2】本発明を適用するシステムの交換機の部分構成
例図である。
【図3】本発明の交換処理の流れ図である。
【図4】従来の交換処理の流れ図である。
【符号の説明】
1 無線ターミナル 2 中継機 3 携帯機 4 ケーブル 5 送受話器 6 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構内交換機を備えた無線ターミナルに有
    線で接続され構内に分散配置された複数の中継機による
    複数のゾーン内の携帯電話機が互いに連絡通信を行うよ
    うに構成された構内無線電話システムにおいて、 発呼側の携帯電話機がダイヤルした後、前記構内交換機
    が前記複数の中継機を順次動作させて被呼側の携帯電話
    機を探索して応答信号が返送され該構内交換機からリン
    グバックトーンが送出されるまでの間、被呼側の携帯電
    話機を探索していることを示す被呼側携帯機探索中音を
    発呼側に対して送出するようにしたことを特徴とする携
    帯機探索中通知方法。
JP34033193A 1993-12-09 1993-12-09 構内無線電話システムにおける携帯機探索中通知方法 Expired - Fee Related JP3222671B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100782060B1 (ko) * 2007-02-12 2007-12-04 에스케이 텔레콤주식회사 가상 링백톤 통신시스템 및 발생장치 및 그 운용방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100782060B1 (ko) * 2007-02-12 2007-12-04 에스케이 텔레콤주식회사 가상 링백톤 통신시스템 및 발생장치 및 그 운용방법

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