JPH0716290U - 火災感知器の排水構造 - Google Patents

火災感知器の排水構造

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JPH0716290U
JPH0716290U JP4668093U JP4668093U JPH0716290U JP H0716290 U JPH0716290 U JP H0716290U JP 4668093 U JP4668093 U JP 4668093U JP 4668093 U JP4668093 U JP 4668093U JP H0716290 U JPH0716290 U JP H0716290U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体カバーに取り付けられた複数の嵌合金具
の間の漏水による短絡を防止すると共に、火災感知器の
薄形化を図る。 【構成】 外周に沿って溝部2aが形成されると共に、
その下面に排水口が開けられ、さらに天井面に固定され
た感知器ベースに嵌合すると共に該感知器ベースを介し
て回線を接続させる複数の嵌合金具5、5を有する本体
カバー2において、各嵌合金具5、5を取り付ける周囲
に両端を溝部2aに接続させた短絡防止用排水溝部7、
7を形成する。この構造により、本体カバー2に落ちた
水滴が短絡防止用排水溝部7、7を伝わって溝部2aに
流れ落ちる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、本体カバーと外カバーを嵌合した構造の火災感知器の排水構造に係 わり、特に本体カバーの裏側の外周溝に少なくとも1つの排水口を開けた火災感 知器の排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の煙感知用の火災感知器1を示す断面図であり、この図に示すよ うに火災感知器1は、本体カバー2と、この本体カバー2に組み込まれた検出部 、回路部等からなる感知器本体3と、本体カバー2に嵌合し、感知器本体3の検 出部分等を覆う外カバー4とから構成される。また、本体カバー2の上面には嵌 合金具5、5が離間して取り付けられている。この嵌合金具5、5は天井面に取 り付ける感知器ベース6に本体カバー2を嵌合して固定すると共に、天井裏に布 設された回線(図示略)に感知器本体3を電気的に接続させるためのものである 。
【0003】 従来、この種の火災感知器の排水構造としては、例えば実開平1−11689 5号公報に記述されているものがある。図4〜6に示すように外カバーの嵌合側 周縁に長方形で、かつ下側に開口した嵌合穴20をもつ複数の嵌合片22を突出 させて設け、これら嵌合片22と対向する本体カバーの嵌合位置にスリット状の 開口部をもつ嵌合受け穴24を形成したものがある。 外カバー4の本体カバー2の嵌合は、外カバー4の嵌合片22を本体カバー2 の嵌合受け穴24に挿入することで、嵌合片22の先端が係合突起26を乗越え 、嵌合穴20へ係合突起26が係合されることで行なわれる。
【0004】 この構造においては、天井裏に布設された配線を伝わって水滴が火災感知器に 浸入し、本体カバー2の裏側の外周の溝部2aに流れ落ちると、外カバーの嵌合 片22を伝わりながら、嵌合穴20と本体カバーの嵌合受け穴24の隙間から外 へ排出される。なお、火災感知器は周知の如く煙、熱またはガス漏れ等を感知す るものである。 ところで、本体カバー2の上面に落ちた水滴は嵌合金具5、5の間を短絡させ る可能性がある。そこで、従来は例えば図7に示すように嵌合金具5、5の周囲 に嵌合金具5、5の厚みよりも高い壁6、6を設けて水滴が嵌合金具5、5に行 かないようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の火災感知器の排水構造にあっては、本体カバー 2の上面に取り付けられた嵌合金具5、5の周囲に嵌合金具5、5の厚みよりも 高い壁を設けているため、火災感知器の薄形化を図ることが困難であるという問 題点があった。
【0006】 そこで本考案は、本体カバーの上面に取り付けられた嵌合金具の間の短絡を防 止できると共に、火災感知器の薄形化を図ることができる火災感知器の排水構造 を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案による火災感知器の排水構造は、本体カバーの 裏側の外周に沿って形成される溝部に少なくとも1つの排水口が開けられた火災 感知器の排水構造において、 天井面に固定された感知器ベースに嵌合させると共に、該感知器ベースを介し て回線を接続させる複数の嵌合金具が前記本体カバーに設けられ、これら嵌合金 具の間に両端を前記溝部に接続した短絡防止用排水溝部を形成したことを特徴と する。 また、好ましい態様として前記短絡防止用排水溝部を、各嵌合金具の周囲に沿 って形成し、その両端を前記溝部に接続するようにしてもよい。 また、前記短絡防止用排水溝部を、本体カバーの外周に向うにしたがって除々 に深くなるように形成してもよい。
【0008】
【作用】
本考案では、本体カバーに設けられた各嵌合金具の間を分断する短絡防止用排 水溝部により、本体カバーの上面に落ちた水滴がこの短絡防止用排水溝部に沿っ て本体カバーの溝部に落ち、さらに本体カバーに開けられた排水口から外へ排出 される。 また、短絡防止用排水溝部を各嵌合金具の周囲に沿って形成し、その両端を溝 部に接続することでも上記同様に、本体カバーの上面に落ちた水滴が短絡防止用 排水溝部に沿って本体カバーの溝部に落ち、さらに本体カバーに開けられた排水 口から外へ排出される。 また、短絡防止用排水溝部を本体カバーの外周に向うにしたがって除々に深く なるように形成することにより、短絡防止用排水溝部に落ちた水滴は加速しなが ら進行し、本体カバーの溝部に落ちる。 したがって、本体カバーに溝を形成し、この溝により水滴の排水を行うことで 、嵌合金具の間の短絡を防止できると共に、火災感知全体としての薄形化を図る ことができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係る火災感知器の排水構造の一実施例を示す平面図であり、図 2はその一部分を拡大した斜視図である。なお、これらの図において前述した図 3および図4と共通する部分には同一の符号を付しその説明を省略する。 図1、2に示すように本体カバー2の上面に取り付けられた嵌合金具5、5の 周囲に沿って溝(以下、短絡防止用排水溝部という)7、7を形成した点が従来 の排水構造と異なっている。
【0010】 嵌合金具5、5は本体カバー2の上面に形成された嵌合金具収納部2c、2c 内に固定されており、この嵌合金具収納部2c、2cの周囲に沿って短絡防止用 排水溝部7、7が形成されている。この場合、嵌合金具収納部2c、2cは嵌合 金具5、5の厚みよりも若干深く形成されており、また、嵌合金具収納部2c、 2cの上面と本体カバー2の上面とが同一レベルになっている。 短絡防止用排水溝部7、7は嵌合金具収納部2c、2cよりも深く形成されて おり、また、短絡防止用排水溝部7、7の両端が本体カバー2の溝部2aに接続 されている。さらに、短絡防止用排水溝部7、7の底面が本体カバー2の上面と 並行になっている。
【0011】 このような構造において、本体カバー2の上面28に水滴が落ち、その量が増 すと、本体カバー2の上面を伝わって溝部2aに流れ落ちる一方、短絡防止用排 水溝部7、7に落ちた水は溝に沿って溝部2aに流れ落ちる。溝部2aに落ちた 後に外カバー4の嵌合穴20と嵌合受け穴24の隙間から排水される。
【0012】 なお、上記実施例では、嵌合金具5、5の周囲に短絡防止用排水溝部7、7を 形成するようにしたが、これに限定されることはなく、嵌合金具5、5の間が水 滴により短絡しないように排水できれば、どのような形状の溝であってもよい。 また、上記実施例では、短絡防止用排水溝部7、7を本体カバー2の上面と並 行になるように形成したが、本体カバー2の外周に向って除々に深くなるように 形成してもよい。このように形成することにより、短絡防止用排水溝部7、7に 落ちた水滴は加速して溝部2aに進行する。すなわち、早く排水を行うことがで きる。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、本体カバーに設けられた嵌合金具の間に両端を本体カバーの 溝部に接続した短絡防止用排水溝部を本体カバーに形成するようにしたので、感 知器本体に取り付けられた嵌合金具の間の短絡を防止できる。また、短絡防止用 排水溝部を形成することにより、嵌合金具の周囲の壁を設ける必要がないので、 火災感知器の薄形化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る火災感知器の排水構造の一実施例
の本体カバーの平面図である。
【図2】同実施例の一部分を拡大した斜視図である。
【図3】従来の火災感知器の断面図である。
【図4】従来の火災感知器の本体カバーと外カバーを取
り出して示した断面図である。
【図5】従来の火災感知器の本体カバーと外カバーの一
部拡大図である。
【図6】従来の火災感知器の本体カバーと外カバーの嵌
合部分の拡大図である。
【図7】従来の火災感知器の本体カバーの平面図であ
る。
【符号の説明】
2 本体カバー 2a 溝部 5 嵌合金具 7 短絡防止用排水溝部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体カバーの裏側の外周に沿って形成さ
    れる溝部に少なくとも1つの排水口が開けられた火災感
    知器の排水構造において、 天井面に固定された感知器ベースに嵌合させると共に、
    該感知器ベースを介して回線を接続させる複数の嵌合金
    具が前記本体カバーに設けられ、これら嵌合金具の間に
    両端を前記溝部に接続した短絡防止用排水溝部を形成し
    たことを特徴とする火災感知器の排水構造。
  2. 【請求項2】 前記短絡防止用排水溝部は、各嵌合金具
    の周囲に沿って形成され、両端が前記溝部に接続される
    ことを特徴とする請求項1記載の火災感知器の排水構
    造。
  3. 【請求項3】 前記短絡防止用排水溝部は、本体カバー
    の外周に向うにしたがって除々に深くなるように形成さ
    れることを特徴とする請求項1又は請求項2いずれかの
    項記載の火災感知器の排水構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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