JPH0716284Y2 - 蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ

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Publication number
JPH0716284Y2
JPH0716284Y2 JP1983134431U JP13443183U JPH0716284Y2 JP H0716284 Y2 JPH0716284 Y2 JP H0716284Y2 JP 1983134431 U JP1983134431 U JP 1983134431U JP 13443183 U JP13443183 U JP 13443183U JP H0716284 Y2 JPH0716284 Y2 JP H0716284Y2
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JP
Japan
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terminal pin
base
lead wire
fluorescent lamp
airtight container
Prior art date
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Application number
JP1983134431U
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English (en)
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JPS6044349U (ja
Inventor
好美 渡邊
宏 黒田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は透光性気密容器外に導出されるリード線がベー
スの端子ピンに固着される構成を改良した蛍光ランプに
関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
蛍光ランプなどのベースの端子ピンの外径はJIS C 7601
(1982)「蛍光ランプ」によつて規定されているように
はんだ付けの場合2.67mm以下,溶接やかしめの場合2.29
mm以上であるが,近く2.54mm以下に改正される予定であ
る。したがつて,従来の最大外径2.67mmが0.13mm小さく
なるので端子ピンの外径は2.37±0.05mm程度だから片側
0.1mm程度の突出しか認められずはんだ付けによる方法
はこれを満足させることが困難であり,溶接によつても
端子ピンの側方にばりが一切出ないようにすることは困
難である。この対策としては端子ピンの外径からはみ出
さない程度に,例えば円柱形ポンチによつて端子ピンの
肉厚を内方に機械的に押圧して突出させリード線を導電
的に接続して固定する方法が好ましい。しかしながら,
上記円柱形ポンチを用いた場合,ポンチによる端子ピン
を押圧する力が大き過ぎるとポンチの押圧力が全て端子
ピンの押圧される肉厚にかかる。従つて第1図示のよう
に押圧された部分の肉厚(2)が端子ピンから切離され
てリード線(3)と端子ピン(1)との導電的接続が不
十分になつたり,リード線(3)が切断されて接続不能
になつたりする問題が発生していた。また上記ポンチに
よる押圧力が弱いと端子ピンの肉厚がリード線に到達せ
ず導電的接続がなされなかつたり不十分になつたりする
問題が発生した。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので
蛍光ランプのリード線をベースの端子ピンにポンチなど
によつて押圧固定する際に端子ピンとリード線とが十分
な導電接続を保持して確実に固定された蛍光ランプを提
供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案はベースの端子ピンを円柱部とこの円柱部から連
続して先ぼそりする円すい台部とからなる凹部を形成す
るように機械的に押圧することによつてリード線がベー
スの端子ピンと確実に接続されていることを特徴とする
蛍光ランプである。
〔考案の実施例〕
本考案の詳細について第2図以降の添付図を参照して説
明する。
第2図は本考案蛍光ランプの一実施例の一部切欠正面
図,第3図は上記蛍光ランプのベースの端子ピン部分を
拡大して示す断面図,第4図は上記端子ピンの拡大斜視
図であつて,図示しない蛍光体を内面に被着された透光
性気密容器(4)はその両端部に図示しない電極構体が
封着されており,上記透光性気密容器(4)内にはアル
ゴンなどの易放電気体と水銀とが封入されている。上記
透光性気密容器(4)の端部に封着された電極構体から
気密に透光性気密容器(4)外に導出されたリード線
(5)は,上記透光性気密容器(4)の端部に接着され
たベース(6)の端子ピン(7),(7)の透孔に嵌挿
されている。上記端子ピン(7)は一般に黄銅などの導
電性のよい金属を深絞り加工して形成されている。ベー
ス(6)はアルミニウムなどのシエル(8)にベークラ
イトなどの絶縁材(9),(9)を介して上記端子ピン
(7)がかしめによつて取りつけられている。上記端子
ピン(7)に嵌挿されたリード線(5)は,その先端部
近傍において外方から内方に向つてポンチによつて機械
的に押圧されて固定されている。上記ポンチはその先端
が円すい台状に形成されているから,ポンチによつて押
圧された凹部(10)は円柱部とこの円柱部から連続して
先ぼそりする円すい台部とからなる凹部を形成してい
る。
上述したように本考案の蛍光ランプはそのベースの端子
ピンに円柱部とこの円柱部から連続して先ぼそりする円
すい台部とからなる凹部を形成させ,上記凹部によつて
リード線を押圧してリード線と端子ピンとの接続固定を
行つており,上記凹部は,たとえば底部の小円の直径が
0.5mm,頂部の大円の直径が1mmで高さが0.25mm,頂部が90
°に形成されている。端子ピンをその外方から内方に向
けて上記円柱部とこの円柱部から連続して先ぼそりする
円すい台部とからなる凹部を形成するように押圧する
と,たとえば0.6mm直径のリード線は端子ピンの透孔の
内面によつてコーン状に押圧され,円すい台形状のすい
面に直交して押圧力が分配されるから,端子ピンおよび
リード線の剪断は発生しない。しかも上記円すい台の小
円には押圧力が集中して加わり、且ついかに深くまで押
圧しても全体的な押圧面積が従来よりも大きくなるよう
なことはないからリード線の変形固定はスムーズになり
より確実に行われる。また押圧面積が小さければ、端子
ピンが押圧方向に偏平に潰れるのを最小限に抑えること
ができるので、ば、端子ピンが押圧方向に偏平に潰れる
のを最小限に抑えることができるので、端子ピンの断面
寸法が変化してソケットに挿入し難くなるという問題も
発生しない。なお、本考案において円すい台の円すい面
はその面積の大小を問はない。
本考案者らは上記試料100,000個について直径0.6mmのリ
ード線と黄銅端子ピンとの接続引張り強度(kg)と0.7k
g以下の引張り強度によつて発生した接続不良数(個)
について試験を行つた。その結果を次表に示す。
上掲表から明らかなように本考案の蛍光ランプは接続引
張り強度が従来のものより高く,その偏差が小さく,し
かも接続不良の発生がなく,端子ピンの内の剪断,およ
びそれによつて発生する接続不良,リード線の断線,押
圧力不足によるリード線の抜けなどが全く発生せず,良
好な結果を示し,リード線を接続された端子ピンはその
外径が2.54mm以下の範囲内に十分入ることが可能であ
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上詳述したように,蛍光ランプのベースの端
子ピンを外方より内方に向い機械的に円柱部とこの円柱
部から連続して先ぼそりする円すい台部とからなる凹部
を形成するように押圧することによつてベースの端子ピ
ンとリード線との接続がなされていることを特徴とし,
ポンチなどにより形成された凹部が円柱部とこの円柱部
から連続して先ぼそりする円すい台部とからなる形状を
なしているから,端子ピンの肉を剪断することがなく,
しかも確実な接続を得ることができ,また端子ピンの外
径の偏差が小さく,したがつて2.54mm以下の新規格に十
分適合できる端子ピンのベースの改良された蛍光ランプ
を得ることができる効果がある。
前記した実施例は直管形蛍光ランプによつて説明したが
が,本考案は直管形蛍光ランプに限るものではなく環
形,U字形,W字形などの曲管形蛍光ランプにおいても適用
可能であり上記の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の円柱形ポンチによつて蛍光ランプのベー
スの端子ピンとリード線との接続を行つた場合の断面
図,第2図は本考案蛍光ランプの一実施例の一部切欠正
面図,第3図は上記蛍光ランプのベース端子ピン部分を
拡大して示す断面図,第4図は上記端子ピンの拡大斜視
図である。 4…透光性気密容器、5…リード線 6…ベース、7…端子ピン、10…凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−152657(JP,U) 特公 昭28−5120(JP,B1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面に蛍光体が被着された透光性気密容器
    の両端部に電極構体が封着され、上記透光性気密容器内
    に易放電気体と水銀とが封入され、上記電極構体から透
    光性気密容器外に導出されるリード線が透光性気密容器
    端部に接着されたベースの端子ピンに固着されてなるも
    のにおいて、上記リード線はベースの端子ピンを円柱部
    とこの円柱部から連続して先ぼそりする円すい台部とか
    らなる凹部を形成するように機械的に押圧することによ
    ってベースの端子ピンと接続されていることを特徴とす
    る蛍光ランプ。
JP1983134431U 1983-09-01 1983-09-01 蛍光ランプ Expired - Lifetime JPH0716284Y2 (ja)

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JP1983134431U JPH0716284Y2 (ja) 1983-09-01 1983-09-01 蛍光ランプ

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JP1983134431U JPH0716284Y2 (ja) 1983-09-01 1983-09-01 蛍光ランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044349U JPS6044349U (ja) 1985-03-28
JPH0716284Y2 true JPH0716284Y2 (ja) 1995-04-12

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ID=30302906

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152657U (ja) * 1979-04-18 1980-11-04
JPS59134361U (ja) * 1983-02-28 1984-09-08 東芝ライテック株式会社 管球における口金ピンとリ−ド線との接続装置

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Publication number Publication date
JPS6044349U (ja) 1985-03-28

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