JPH07162761A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
- Publication number
- JPH07162761A JPH07162761A JP5309388A JP30938893A JPH07162761A JP H07162761 A JPH07162761 A JP H07162761A JP 5309388 A JP5309388 A JP 5309388A JP 30938893 A JP30938893 A JP 30938893A JP H07162761 A JPH07162761 A JP H07162761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- video signal
- circuit
- digital
- analog video
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】相関二重サンプリング回路からのアナログ映像
信号の色信号成分に対して振幅調整を行う。 【構成】キャリアブースト回路２１は、その周波数特性
によりＡＧＣ回路１３からのアナログ映像信号ｃ１に対
して７ＭＨｚのキャリア周波数の信号のキャリアブース
トを行い、色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフ
ルレンジの振幅となるように調整されたアナログ映像信
号ｇ１をＡ／Ｄ変換回路１４に供給する。これにより、
相関二重サンプリング回路からのアナログ映像信号の色
信号成分に対して振幅調整を行うことができる。
信号の色信号成分に対して振幅調整を行う。 【構成】キャリアブースト回路２１は、その周波数特性
によりＡＧＣ回路１３からのアナログ映像信号ｃ１に対
して７ＭＨｚのキャリア周波数の信号のキャリアブース
トを行い、色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフ
ルレンジの振幅となるように調整されたアナログ映像信
号ｇ１をＡ／Ｄ変換回路１４に供給する。これにより、
相関二重サンプリング回路からのアナログ映像信号の色
信号成分に対して振幅調整を行うことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ映像信号をデジ
タル映像信号に変換してデジタル信号処理を行う固体撮
像装置に係り、特に色画質の劣化を防止できるようにし
た固体撮像装置に関する。
タル映像信号に変換してデジタル信号処理を行う固体撮
像装置に係り、特に色画質の劣化を防止できるようにし
た固体撮像装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、単板式の固体撮像装置において
は、一般的に撮像素子としてＣＣＤ（Charge Coupled
Device ）を用いて映像をフィールド毎に光電変換し、
この光電変換したアナログ映像信号に対して相関二重サ
ンプリング（以下ＣＤＳと呼ぶ）を行い、ＣＤＳ処理さ
れたアナログ映像信号を自動利得制御回路（以下ＡＧＣ
回路と呼ぶ）でゲイン調整を行いデジタル信号に変換し
てデジタル信号処理を行うようにしていた。
は、一般的に撮像素子としてＣＣＤ（Charge Coupled
Device ）を用いて映像をフィールド毎に光電変換し、
この光電変換したアナログ映像信号に対して相関二重サ
ンプリング（以下ＣＤＳと呼ぶ）を行い、ＣＤＳ処理さ
れたアナログ映像信号を自動利得制御回路（以下ＡＧＣ
回路と呼ぶ）でゲイン調整を行いデジタル信号に変換し
てデジタル信号処理を行うようにしていた。
【０００３】図３はこのような従来の固体撮像装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【０００４】図３において、符号５１は、図示しないレ
ンズにより結像した映像の光電変換を行いアナログ映像
信号ａ２を出力するＣＣＤであり、このＣＣＤ５１が出
力したアナログ映像信号ａ２は、ＣＤＳ回路５２に供給
される。ＣＤＳ回路５２は、アナログ映像信号ａ２に相
関二重サンプリングを行うことにより、輝度信号成分と
なるベースバンドの信号と色信号成分となるキャリア周
波数の信号とを合成してアナログ映像信号ｂ２を作成し
てＡＧＣ回路５３に供給する。
ンズにより結像した映像の光電変換を行いアナログ映像
信号ａ２を出力するＣＣＤであり、このＣＣＤ５１が出
力したアナログ映像信号ａ２は、ＣＤＳ回路５２に供給
される。ＣＤＳ回路５２は、アナログ映像信号ａ２に相
関二重サンプリングを行うことにより、輝度信号成分と
なるベースバンドの信号と色信号成分となるキャリア周
波数の信号とを合成してアナログ映像信号ｂ２を作成し
てＡＧＣ回路５３に供給する。
【０００５】ＡＧＣ回路５３は、ＣＤＳ回路５２からの
アナログ映像信号ｂ２におけるベースバンドの信号のゲ
イン調整を行い、アナログ映像信号ｃ２としてアナログ
／デジタル変換回路（以下Ａ／Ｄ変換回路と呼ぶ）５４
に供給する。
アナログ映像信号ｂ２におけるベースバンドの信号のゲ
イン調整を行い、アナログ映像信号ｃ２としてアナログ
／デジタル変換回路（以下Ａ／Ｄ変換回路と呼ぶ）５４
に供給する。
【０００６】Ａ／Ｄ変換回路５４は、ＡＧＣ回路５３か
らのアナログ映像信号ｃ２に対してＡ／Ｄ変換を行うこ
とによりデジタル映像信号ｄ２を作成してデジタルシグ
ナルプロセッサ（以下ＤＳＰと呼ぶ）５５に供給する。
らのアナログ映像信号ｃ２に対してＡ／Ｄ変換を行うこ
とによりデジタル映像信号ｄ２を作成してデジタルシグ
ナルプロセッサ（以下ＤＳＰと呼ぶ）５５に供給する。
【０００７】ＤＳＰ５５は、Ａ／Ｄ変換回路５４からの
デジタル映像信号ｄ２に対して、ノイズ除去、歪み補正
及び同期信号の合成等のデジタル処理を行いデジタル映
像信号ｅ２として、デジタル／アナログ変換回路（以下
Ｄ／Ａ変換回路と呼ぶ）５６に供給する。Ｄ／Ａ変換回
路５６は、ＤＳＰ５５からのデジタル映像信号ｅ２に対
してＤ／Ａ変換を行うことによりアナログ映像信号ｆ２
を作成して出力端子５７に導く。出力端子５７に導かれ
たアナログ映像信号ｆ２は、モニタ装置により映像表示
されたり、ビデオテープレコーダにより記録されたりす
る。
デジタル映像信号ｄ２に対して、ノイズ除去、歪み補正
及び同期信号の合成等のデジタル処理を行いデジタル映
像信号ｅ２として、デジタル／アナログ変換回路（以下
Ｄ／Ａ変換回路と呼ぶ）５６に供給する。Ｄ／Ａ変換回
路５６は、ＤＳＰ５５からのデジタル映像信号ｅ２に対
してＤ／Ａ変換を行うことによりアナログ映像信号ｆ２
を作成して出力端子５７に導く。出力端子５７に導かれ
たアナログ映像信号ｆ２は、モニタ装置により映像表示
されたり、ビデオテープレコーダにより記録されたりす
る。
【０００８】ＣＣＤ５１、ＣＤＳ回路５２、ＡＧＣ回路
５３及びＡ／Ｄ変換回路５４の入力側はアナログ信号処
理部となり、Ａ／Ｄ変換回路５４の出力側、ＤＳＰ５５
及びＤ／Ａ変換回路５６の入力側はデジタル信号処理部
をとなり、Ｄ／Ａ変換回路５６の出力側はアナログ信号
処理部となっている。
５３及びＡ／Ｄ変換回路５４の入力側はアナログ信号処
理部となり、Ａ／Ｄ変換回路５４の出力側、ＤＳＰ５５
及びＤ／Ａ変換回路５６の入力側はデジタル信号処理部
をとなり、Ｄ／Ａ変換回路５６の出力側はアナログ信号
処理部となっている。
【０００９】このような固体撮像装置において、ＣＣＤ
５１が出力したアナログ映像信号ａ２は、ＣＤＳ回路５
２により相関二重サンプリングが行われ、ＡＧＣ回路５
３でベースバンドの信号のゲイン調整が行われ輝度信号
成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路５４のフルレンジの振幅と
なるアナログ映像信号ｃ２に変換される。さらに、アナ
ログ映像信号ｃ２は、Ａ／Ｄ変換回路５４でデジタル映
像信号ｄ２に変換され、ＤＳＰ５５によりノイズ除去、
歪み補正及び同期信号の合成等のデジタル処理が行わ
れ、Ｄ／Ａ変換回路５６を介してアナログ映像信号ｆ２
として出力端子５７に導かれる。
５１が出力したアナログ映像信号ａ２は、ＣＤＳ回路５
２により相関二重サンプリングが行われ、ＡＧＣ回路５
３でベースバンドの信号のゲイン調整が行われ輝度信号
成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路５４のフルレンジの振幅と
なるアナログ映像信号ｃ２に変換される。さらに、アナ
ログ映像信号ｃ２は、Ａ／Ｄ変換回路５４でデジタル映
像信号ｄ２に変換され、ＤＳＰ５５によりノイズ除去、
歪み補正及び同期信号の合成等のデジタル処理が行わ
れ、Ｄ／Ａ変換回路５６を介してアナログ映像信号ｆ２
として出力端子５７に導かれる。
【００１０】ここで、ＡＧＣ回路５３は、アナログ映像
信号ｂ２の輝度信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路５４の
フルレンジの振幅となるように調整できるが、キャリア
周波数の信号となるアナログ映像信号ｂ２の色信号成分
の振幅の調整が行えない。このため、低輝度下の撮像に
おいては、ＤＳＰ５５におけるデジタル信号処理での色
信号成分のビット精度が不足し、色偽信号が発生し、出
力端子５７に導かれるアナログ映像信号ｆ２は、色画質
の低いものになってしまう。
信号ｂ２の輝度信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路５４の
フルレンジの振幅となるように調整できるが、キャリア
周波数の信号となるアナログ映像信号ｂ２の色信号成分
の振幅の調整が行えない。このため、低輝度下の撮像に
おいては、ＤＳＰ５５におけるデジタル信号処理での色
信号成分のビット精度が不足し、色偽信号が発生し、出
力端子５７に導かれるアナログ映像信号ｆ２は、色画質
の低いものになってしまう。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の固体撮
像装置では、相関二重サンプリング回路からのアナログ
映像信号の色信号成分に対して振幅調整が行えないの
で、低輝度下の撮像においては、デジタル信号処理での
色信号成分のビット精度が不足し、色偽信号が発生し、
固体撮像装置が出力するアナログ映像信号は色画質の低
いものになってしまう。
像装置では、相関二重サンプリング回路からのアナログ
映像信号の色信号成分に対して振幅調整が行えないの
で、低輝度下の撮像においては、デジタル信号処理での
色信号成分のビット精度が不足し、色偽信号が発生し、
固体撮像装置が出力するアナログ映像信号は色画質の低
いものになってしまう。
【００１２】そこで本発明は、相関二重サンプリング回
路からのアナログ映像信号の色信号成分に対して振幅調
整を行える固体撮像装置の提供を目的とする。
路からのアナログ映像信号の色信号成分に対して振幅調
整を行える固体撮像装置の提供を目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像装置
は、レンズにより結像した映像を光電変換して第１のア
ナログ映像信号として出力する固体撮像素子と、この固
体撮像素子が出力した第１のアナログ映像信号に相関二
重サンプリングを行うことにより、輝度信号成分となる
ベースバンドの信号と色信号成分となるキャリア周波数
の信号とを合成した第２のアナログ映像信号を作成して
出力する相関二重サンプリング回路と、この相関二重サ
ンプリング回路からの第２のアナログ映像信号に対して
前記キャリア周波数の信号のキャリアブーストを行い第
３のアナログ映像信号を作成して出力するキャリアブー
スト回路と、このキャリアブースト回路からの第３のア
ナログ映像信号に対してアナログ・デジタル変換を行う
ことにより第１のデジタル映像信号を作成して出力する
アナログ・デジタル変換回路と、このアナログ・デジタ
ル変換回路からの第１のデジタル映像信号に対して所定
のデジタル信号処理を行うことにより第２のデジタル映
像信号を作成するデジタル信号処理回路と、このデジタ
ル信号処理回路からの第２のデジタル映像信号に対して
デジタル・アナログ変換を行うことにより第４のアナロ
グ映像信号を作成して出力するデジタル・アナログ変換
回路とを具備したことを特徴とする特徴とする。
は、レンズにより結像した映像を光電変換して第１のア
ナログ映像信号として出力する固体撮像素子と、この固
体撮像素子が出力した第１のアナログ映像信号に相関二
重サンプリングを行うことにより、輝度信号成分となる
ベースバンドの信号と色信号成分となるキャリア周波数
の信号とを合成した第２のアナログ映像信号を作成して
出力する相関二重サンプリング回路と、この相関二重サ
ンプリング回路からの第２のアナログ映像信号に対して
前記キャリア周波数の信号のキャリアブーストを行い第
３のアナログ映像信号を作成して出力するキャリアブー
スト回路と、このキャリアブースト回路からの第３のア
ナログ映像信号に対してアナログ・デジタル変換を行う
ことにより第１のデジタル映像信号を作成して出力する
アナログ・デジタル変換回路と、このアナログ・デジタ
ル変換回路からの第１のデジタル映像信号に対して所定
のデジタル信号処理を行うことにより第２のデジタル映
像信号を作成するデジタル信号処理回路と、このデジタ
ル信号処理回路からの第２のデジタル映像信号に対して
デジタル・アナログ変換を行うことにより第４のアナロ
グ映像信号を作成して出力するデジタル・アナログ変換
回路とを具備したことを特徴とする特徴とする。
【００１４】
【作用】このような構成によれば、キャリアブースト回
路が相関二重サンプリング回路からの第２のアナログ映
像信号に対して色信号成分となるキャリア周波数の信号
のキャリアブーストを行い第３のアナログ映像信号を作
成して出力するので、相関二重サンプリング回路からの
アナログ映像信号の色信号成分に対して振幅調整を行え
る。
路が相関二重サンプリング回路からの第２のアナログ映
像信号に対して色信号成分となるキャリア周波数の信号
のキャリアブーストを行い第３のアナログ映像信号を作
成して出力するので、相関二重サンプリング回路からの
アナログ映像信号の色信号成分に対して振幅調整を行え
る。
【００１５】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【００１６】図１は本発明に係る固体撮像装置の一実施
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【００１７】図１において、符号１１は、図示しないレ
ンズにより結像した映像をフォトダイオードで光電変換
し、１４ＭＨｚの水平転送パルスが供給されることによ
り電荷検出部の出力バッファを介してアナログ映像信号
ａ１として出力する４０万画素のＣＣＤである。
ンズにより結像した映像をフォトダイオードで光電変換
し、１４ＭＨｚの水平転送パルスが供給されることによ
り電荷検出部の出力バッファを介してアナログ映像信号
ａ１として出力する４０万画素のＣＣＤである。
【００１８】このＣＣＤ１１が出力したアナログ映像信
号ａ１はＣＤＳ回路１２に供給される。ＣＤＳ回路１２
は、アナログ映像信号ａ１に相関二重サンプリングを行
うことにより、輝度信号成分となるベースバンドの信号
と色信号成分となる７ＭＨｚのキャリア周波数の信号と
を合成してアナログ映像信号ｂ１を作成してＡＧＣ回路
１３に供給する。
号ａ１はＣＤＳ回路１２に供給される。ＣＤＳ回路１２
は、アナログ映像信号ａ１に相関二重サンプリングを行
うことにより、輝度信号成分となるベースバンドの信号
と色信号成分となる７ＭＨｚのキャリア周波数の信号と
を合成してアナログ映像信号ｂ１を作成してＡＧＣ回路
１３に供給する。
【００１９】ＡＧＣ回路１３は、ＣＤＳ回路１２からの
アナログ映像信号ｂ１に対してベースバンドの信号のゲ
イン調整を行い、輝度信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路
１４のフルレンジの振幅となるように調整されたアナロ
グ映像信号ｃ１をキャリアブースト回路２１に供給す
る。
アナログ映像信号ｂ１に対してベースバンドの信号のゲ
イン調整を行い、輝度信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路
１４のフルレンジの振幅となるように調整されたアナロ
グ映像信号ｃ１をキャリアブースト回路２１に供給す
る。
【００２０】キャリアブースト回路２１は、その周波数
特性によりＡＧＣ回路１３からのアナログ映像信号ｃ１
に対して７ＭＨｚのキャリア周波数の信号のキャリアブ
ーストを行い、色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４
のフルレンジの振幅となるように調整されたアナログ映
像信号ｇ１をＡ／Ｄ変換回路１４に供給する。
特性によりＡＧＣ回路１３からのアナログ映像信号ｃ１
に対して７ＭＨｚのキャリア周波数の信号のキャリアブ
ーストを行い、色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４
のフルレンジの振幅となるように調整されたアナログ映
像信号ｇ１をＡ／Ｄ変換回路１４に供給する。
【００２１】Ａ／Ｄ変換回路１４は、キャリアブースト
回路２１からのアナログ映像信号ｇ１に対してＡ／Ｄ変
換を行うことによりデジタル映像信号ｄ１を作成してＤ
ＳＰ１５に供給する。
回路２１からのアナログ映像信号ｇ１に対してＡ／Ｄ変
換を行うことによりデジタル映像信号ｄ１を作成してＤ
ＳＰ１５に供給する。
【００２２】ＤＳＰ１５は、Ａ／Ｄ変換回路１４からの
デジタル映像信号ｄ１に対して、ノイズ除去、歪み補正
及び同期信号の合成等のデジタル処理を行いデジタル映
像信号ｅ１としてＤ／Ａ変換回路１６に供給する。Ｄ／
Ａ変換回路１６は、ＤＳＰ１５からのデジタル映像信号
ｅ１に対してＤ／Ａ変換を行うことによりアナログ映像
信号ｆ１を作成して出力端子１７に導く。出力端子１７
に導かれたアナログ映像信号ｆ１は、モニタ装置により
映像表示されたり、ビデオテープレコーダにより記録さ
れたりする。
デジタル映像信号ｄ１に対して、ノイズ除去、歪み補正
及び同期信号の合成等のデジタル処理を行いデジタル映
像信号ｅ１としてＤ／Ａ変換回路１６に供給する。Ｄ／
Ａ変換回路１６は、ＤＳＰ１５からのデジタル映像信号
ｅ１に対してＤ／Ａ変換を行うことによりアナログ映像
信号ｆ１を作成して出力端子１７に導く。出力端子１７
に導かれたアナログ映像信号ｆ１は、モニタ装置により
映像表示されたり、ビデオテープレコーダにより記録さ
れたりする。
【００２３】ＣＣＤ１１、ＣＤＳ回路１２、ＡＧＣ回路
１３、キャリアブースト回路２１及びＡ／Ｄ変換回路１
４の入力側はアナログ信号処理部となり、Ａ／Ｄ変換回
路１４の出力側、ＤＳＰ１５及びＤ／Ａ変換回路１６の
入力側はデジタル信号処理部をとなり、Ｄ／Ａ変換回路
１６の出力側はアナログ信号処理部となっている。
１３、キャリアブースト回路２１及びＡ／Ｄ変換回路１
４の入力側はアナログ信号処理部となり、Ａ／Ｄ変換回
路１４の出力側、ＤＳＰ１５及びＤ／Ａ変換回路１６の
入力側はデジタル信号処理部をとなり、Ｄ／Ａ変換回路
１６の出力側はアナログ信号処理部となっている。
【００２４】図２は図１のキャリアブースト回路２１の
周波数特性を示すであり横軸に入力する信号の周波数ｆ
を示し、縦軸にキャリアブースト回路２１から出力する
信号の相対振幅を示している。
周波数特性を示すであり横軸に入力する信号の周波数ｆ
を示し、縦軸にキャリアブースト回路２１から出力する
信号の相対振幅を示している。
【００２５】この図に示すように、キャリアブースト回
路２１は、入力する信号の周波数ｆがＡＧＣ回路１３か
らのアナログ映像信号ｃ１のキャリア周波数となる７Ｍ
Ｈｚで付近で急激に増大し７ＭＨｚで相対振幅が最大値
となる。このような周波数特性によりキャリアブースト
回路２１は、アナログ映像信号ｃ１に対して７ＭＨｚの
キャリア周波数の信号のキャリアブーストを行うことが
できる。
路２１は、入力する信号の周波数ｆがＡＧＣ回路１３か
らのアナログ映像信号ｃ１のキャリア周波数となる７Ｍ
Ｈｚで付近で急激に増大し７ＭＨｚで相対振幅が最大値
となる。このような周波数特性によりキャリアブースト
回路２１は、アナログ映像信号ｃ１に対して７ＭＨｚの
キャリア周波数の信号のキャリアブーストを行うことが
できる。
【００２６】このような固体撮像装置の動作を以下に説
明する。ＣＣＤ１１が出力したアナログ映像信号ａ１
は、ＣＤＳ回路１２により相関二重サンプリングが行わ
れ、ＡＧＣ回路１３でベースバンドの信号のゲイン調整
が行われ輝度信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフ
ルレンジの振幅となるアナログ映像信号ｃ１に変換され
る。さらにアナログ映像信号ｃ１は、キャリアブースト
回路２１により７ＭＨｚのキャリア周波数の信号の増幅
が行われ、色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフ
ルレンジの振幅となるアナログ映像信号ｇ１に変換され
る。このアナログ映像信号ｇ１は、Ａ／Ｄ変換回路１４
でデジタル映像信号ｄ１に変換され、ＤＳＰ１５により
ノイズ除去、歪み補正及び同期信号の合成等のデジタル
処理が行われ、Ｄ／Ａ変換回路１６を介してアナログ映
像信号ｆ１として出力端子１７に導かれる。
明する。ＣＣＤ１１が出力したアナログ映像信号ａ１
は、ＣＤＳ回路１２により相関二重サンプリングが行わ
れ、ＡＧＣ回路１３でベースバンドの信号のゲイン調整
が行われ輝度信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフ
ルレンジの振幅となるアナログ映像信号ｃ１に変換され
る。さらにアナログ映像信号ｃ１は、キャリアブースト
回路２１により７ＭＨｚのキャリア周波数の信号の増幅
が行われ、色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフ
ルレンジの振幅となるアナログ映像信号ｇ１に変換され
る。このアナログ映像信号ｇ１は、Ａ／Ｄ変換回路１４
でデジタル映像信号ｄ１に変換され、ＤＳＰ１５により
ノイズ除去、歪み補正及び同期信号の合成等のデジタル
処理が行われ、Ｄ／Ａ変換回路１６を介してアナログ映
像信号ｆ１として出力端子１７に導かれる。
【００２７】このような実施例の固体撮像装置によれ
ば、キャリアブースト回路２１によりアナログ映像信号
ｃ１の色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフルレ
ンジの振幅となるように調整できる。このため、低輝度
下の撮像においても、ＤＳＰ１５におけるデジタル処理
でのビット精度を色信号成分に対しても十分確保出来
る。これにより、色偽信号の発生を防止でき、出力端子
１７に導かれるアナログ映像信号ｆ１の色画質の低下を
防止することができる。
ば、キャリアブースト回路２１によりアナログ映像信号
ｃ１の色信号成分の振幅がＡ／Ｄ変換回路１４のフルレ
ンジの振幅となるように調整できる。このため、低輝度
下の撮像においても、ＤＳＰ１５におけるデジタル処理
でのビット精度を色信号成分に対しても十分確保出来
る。これにより、色偽信号の発生を防止でき、出力端子
１７に導かれるアナログ映像信号ｆ１の色画質の低下を
防止することができる。
【００２８】尚、図１の実施例では、キャリアブースト
回路２１をＡＧＣ回路５３の後段に設けたが、キャリア
ブースト回路２１をＡＧＣ回路５３の前段に設けてもよ
い。
回路２１をＡＧＣ回路５３の後段に設けたが、キャリア
ブースト回路２１をＡＧＣ回路５３の前段に設けてもよ
い。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、相
関二重サンプリング回路からのアナログ映像信号の色信
号成分に対して振幅調整を行えるので、低輝度下の撮像
においても、デジタルシグナルプロセッサにおけるデジ
タル処理でのビット精度が色信号成分に対しても十分確
保できる。これにより、色偽信号の発生を防止でき、固
体撮像装置が出力するアナログ映像信号ｆ１の色画質の
低下を防止することができる。
関二重サンプリング回路からのアナログ映像信号の色信
号成分に対して振幅調整を行えるので、低輝度下の撮像
においても、デジタルシグナルプロセッサにおけるデジ
タル処理でのビット精度が色信号成分に対しても十分確
保できる。これにより、色偽信号の発生を防止でき、固
体撮像装置が出力するアナログ映像信号ｆ１の色画質の
低下を防止することができる。
【図１】本発明に係る固体撮像装置の一実施例を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図２】図１のキャリアブースト回路の周波数特性を示
すグラフ。
すグラフ。
【図３】従来の固体撮像装置を示すブロック図。
１１ ＣＣＤ １２ ＣＤＳ回路 １３ ＡＧＣ回路 １４ Ａ／Ｄ変換回路 １５ ＤＳＰ １６ Ｄ／Ａ変換回路 ２１ キャリアブースト回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島根 章郎 東京都港区新橋３丁目３番９号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 レンズにより結像した映像を光電変換し
て第１のアナログ映像信号として出力する固体撮像素子
と、 この固体撮像素子が出力した第１のアナログ映像信号に
相関二重サンプリングを行うことにより、輝度信号成分
となるベースバンドの信号と色信号成分となるキャリア
周波数の信号とを合成した第２のアナログ映像信号を作
成して出力する相関二重サンプリング回路と、 この相関二重サンプリング回路からの第２のアナログ映
像信号に対して前記キャリア周波数の信号のキャリアブ
ーストを行い第３のアナログ映像信号を作成して出力す
るキャリアブースト回路と、 このキャリアブースト回路からの第３のアナログ映像信
号に対してアナログ・デジタル変換を行うことにより第
１のデジタル映像信号を作成して出力するアナログ・デ
ジタル変換回路と、 このアナログ・デジタル変換回路からの第１のデジタル
映像信号に対して所定のデジタル信号処理を行うことに
より第２のデジタル映像信号を作成するデジタル信号処
理回路と、 このデジタル信号処理回路からの第２のデジタル映像信
号に対してデジタル・アナログ変換を行うことにより第
４のアナログ映像信号を作成して出力するデジタル・ア
ナログ変換回路とを具備したことを特徴とする特徴とす
る固体撮像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309388A JPH07162761A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309388A JPH07162761A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 固体撮像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07162761A true JPH07162761A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17992414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5309388A Pending JPH07162761A (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07162761A (ja) |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP5309388A patent/JPH07162761A/ja active Pending
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