JPH0716270Y2 - 電流分岐体の開閉操作工具 - Google Patents

電流分岐体の開閉操作工具

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JPH0716270Y2
JPH0716270Y2 JP1989127099U JP12709989U JPH0716270Y2 JP H0716270 Y2 JPH0716270 Y2 JP H0716270Y2 JP 1989127099 U JP1989127099 U JP 1989127099U JP 12709989 U JP12709989 U JP 12709989U JP H0716270 Y2 JPH0716270 Y2 JP H0716270Y2
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JP
Japan
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branch
opening
trunk
line
changeover switches
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989127099U
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English (en)
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JPH0366134U (ja
Inventor
英夫 神長
益清 高橋
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、低圧の電力ケーブルを分岐配電するために使
用する三相電流分岐装置に使用する電流分岐体の開閉操
作工具に関するものである。
[従来の技術] 従来から、6KV以上の電力ケーブルについては幹線を地
中化して配電を行う方法が実施されているが、近年では
低圧幹線についても地中配電方式の実施が普及しつつあ
る。
この低圧地中配電方式としては、配電用変電所からの6.
6KV地中線路を路上に配置されたパッドマウント変圧器
に引き込んで降圧し、更に路上に設置した低圧分岐装置
において例えば8軒〜10軒分の地中管路に直接分岐し
て、各需要家の引込電線に分岐接続し、電力の供給を行
う方式が知られている。
しかし、このような方法では路上にパッドマウント変圧
器と低圧分岐装置を設置することになるので、路上に十
分なスペースが必要となる。従って、車道と歩道が完全
に分離された場所では設置できるが、これらの区別がな
い場所には設置は困難であるという欠点がある。また、
低圧分岐装置から直接数軒分の需要家の管路を地中に布
設する必要があるので、道路の掘削面積が広くなるばか
りでなく分岐接続作業も複雑になる。
そこで、本出願人は実願昭63−158403号において、保護
ケース内に接続切換スイッチ、限流ヒューズを内蔵し、
第1、第2の幹線用連絡線をそれぞれ接続切換スイッチ
を介して限流ヒューズを挿入した分岐用連絡線に接続
し、第1、第2の幹線用連絡線及び分岐用連絡線を保護
ケース外に引き出したことを特徴とする直埋型定圧T分
岐体を提案した。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、ここで用いる接続切換スイッチは個々に
操作端を手動で操作するものであるから、負荷のない線
路であれば各相単独に開閉しても問題は生ずることはな
い。しかし、負荷のある場合では各相ごとに開閉動作を
行うと、1〜2秒の短時間であっても、欠相運転の現象
や相間の不平衡による他相の電圧上昇等の現象が生ず
る。
本考案の目的は、上述の欠点を解消し、3個の接続切換
スイッチを同時に操作することができる電流分岐体の開
閉操作工具を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本考案に係る電流分岐体
の開閉操作工具においては、3個の接続切換スイッチを
同時に上下動することにより、三相幹線を電気的に開閉
する操作工具であって、前記各接続切換スイッチの操作
端をそれぞれ係止する3個の引掛部と、1個の把手部と
を有することを特徴とするものである。
[作用] 上記の構成を有する電流分岐体の開閉操作工具は、3個
の接続切換スイッチを同時に切換えることができ、負荷
があっても殆ど問題なく操作することができる。
[実施例] 本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
第1図は電流分岐体の平面図、第2図は断面図である。
この電流分岐体は3相ケーブル用であって、3組設けら
れている。ゴム等の弾性を有する電気絶縁性材料から成
る分岐本体1においては、底部を封止した中空円筒状の
分岐部1aに連設して2個の中空円筒状の切換部1bが設け
られている。分岐部1a、2個の切換部1bの内周部には、
それぞれ円環状の導体接続子1cが内蔵され、これらの導
体接続子1c同志は一体的に連接されている。更に、2個
の切換部1bの底部内周部にはそれぞれ円環状の導体接続
子1dがそれぞれ内蔵されている。また、分岐部1aには限
流ヒューズ2の接続部が導体接続子1cに対して抜き挿し
自在に嵌入されており、限流ヒューズ2の他端には接続
子3を介して分岐用連絡線4が接続されている。一方、
切換部1bの中空部内には手動で上下動ができる可動プラ
グ5が嵌入されており、この可動プラグ5は導体部5a
と、電気絶縁性を有する絶縁部5bと、絶縁部5bの上端か
ら両側に突出した棒状の操作棒5cとから構成されてい
て、可動プラグ5を切換部1b内に完全に押し込んだ状態
では、導体部5aは導体接続子1c、1dに共に接続するよう
になっている。また、可動プラグ5はシール材6により
切換部1bに対して水密構造とされている。更に、導体接
続子1dはそれぞれ別個の幹線用連絡線7に接続されてい
る。
このようにして構成された分岐体は、分岐接続孔8aと、
2個の幹線接続孔8bとを下部に有する保護ケース8内に
収納されている。そして、分岐接続孔8aからは分岐用連
絡線4が、幹線接続孔8bからは幹線用連絡線7が、それ
ぞれ防水パッキング9によりシールされて引き出されて
いる。また、各接続孔8a、8bの外面部にはフランジ10が
取り付けられている。分岐用連絡線4及び幹線用連絡線
7は図示しない接続子を介して、それぞれ分岐ケーブル
及び幹線ケーブルと接続されている。なお、保護ケース
8の上部は蓋体8cにより覆われ、この蓋体8cの頂面はグ
ランドレベルとほぼ一致している。
第3図は可動プラグ5を開閉操作を行うための操作工具
11を示し、3個の可動プラグ5を同時に上下動するため
のものである。操作工具11は操作棒5cを把持するための
等間隔に並んだ3個の引掛部12を下部に有し、上部には
握持のための把手部13が設けられている。引掛部12は操
作棒5cを係止するための断面略C字状の係止部を有し、
各引掛部12は操作棒5cの向きによってその方向が変えら
れるようになっている。
例えば第1図、第2図において、左側の3本の可動プラ
グ5が第2図の点線で示すように上方に引き上げた状態
であれば、左側の幹線用連絡線7と分岐用連絡線4とは
遮断されており、右側の幹線用連絡線7と分岐用連絡線
4とは接続され、逆に左側の3本の可動プラグ5が実線
で示すように押し込まれた状態であれば、左側の幹線用
連絡線7と右側の幹線用連絡線7及び分岐用連絡線4と
は接続されている。このことは右側の3本ずつの可動プ
ラグ5についても同様である。従って、左右の幹線用連
絡線7に異なる変圧器を接続した場合には、左右何れか
の可動プラグ5を押し込んでおくことによって、分岐用
連絡線4に供給される電力の供給される電力の供給源つ
まり変圧器を選択することもできる。
このような分岐体の使用状態において、左右何れかの3
本ずつの可動プラグ5によって選択され接続状態にある
変圧器に、何らかの原因で異常が生じて停電状態になっ
た場合に、保護ケース8の蓋体8cを開け、操作工具11を
用いて可動プラグ5の開閉動作を行うことができる。つ
まり、第1図において、例えば押し込まれている右側の
3本の可動プラグ5の操作棒5cに、操作工具11の引掛部
12を係止して、把手部13を握り同時に引き上げる。続い
て、引き上げられていた左側の3本の可動プラグ5を同
様に係止して同時に押し込むことによって、別の変圧器
から電力を分岐連絡線4に供給することが可能なので、
停電時間は短くて済むことになる。なお、この場合に2
個の操作工具を用いれば、更にその切換時間を短縮する
ことができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る電流分岐体の開閉操作
工具は、簡素の構造で軽量、低コストであり、三相ケー
ブルにおける3個の接続切換スイッチを同時に開閉する
ことができるので、短時間で支障なく電流分岐体を操作
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面、第1図は電流分岐体の平面図、第2図は横断面
図、第3図は本考案に係る操作工具の一実施例の正面図
である。 符号1は分岐本体、1aは分岐部、1bは切換部、1c、1dは
導体接続子、3は接続子、4は分岐用連絡線、5は可動
プラグ、5aは導体部、5bは絶縁部、5cは操作棒、7は幹
線用連絡線、8は保護ケース、11は操作工具、12は引掛
部、13は把手部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】3個の接続切換スイッチを同時に上下動す
    ることにより、三相幹線を電気的に開閉する操作工具で
    あって、前記各接続切換スイッチの操作端をそれぞれ係
    止する3個の引掛部と、1個の把手部と、を有すること
    を特徴とする電流分岐体の開閉操作工具。
JP1989127099U 1989-10-30 1989-10-30 電流分岐体の開閉操作工具 Expired - Lifetime JPH0716270Y2 (ja)

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JP1989127099U JPH0716270Y2 (ja) 1989-10-30 1989-10-30 電流分岐体の開閉操作工具

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Publication Number Publication Date
JPH0366134U JPH0366134U (ja) 1991-06-27
JPH0716270Y2 true JPH0716270Y2 (ja) 1995-04-12

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