JPS596622Y2 - ブンキコネクタ - Google Patents

ブンキコネクタ

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Publication number
JPS596622Y2
JPS596622Y2 JP1973094844U JP9484473U JPS596622Y2 JP S596622 Y2 JPS596622 Y2 JP S596622Y2 JP 1973094844 U JP1973094844 U JP 1973094844U JP 9484473 U JP9484473 U JP 9484473U JP S596622 Y2 JPS596622 Y2 JP S596622Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
female connectors
branch
cable
female
Prior art date
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Expired
Application number
JP1973094844U
Other languages
English (en)
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JPS5041083U (ja
Inventor
諒一 小島
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Publication of JPS5041083U publication Critical patent/JPS5041083U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、特にレギュラーネットワーク配電方式におけ
る事故回線の切離や復旧後の接続を迅速に行なう場合に
有用な分岐体に関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 近年、都市過密地域の供給電力の増大に伴い配電1次電
圧を、従来ノ6600■、3300■カラ22Kvに、
2次電圧を400■に昇圧し、また供給信頼度を向上さ
せるためにレギュラーネットワーク方式が採用されてい
る。
一方、超過密地区の配電線路においては、電柱基数の6
0〜70%に対し地下ケーブルが立上り、また配電用変
圧器が電柱基数を上回って施設(1.1〜1.2台/基
)されているので柱上よりの供給が限界にきている。
また配電線の亙長が短かくなるため連系線の系統構戒が
複雑、膨大化し日常の管理、運用に支障をきたし、安定
供給や、設備安全の確保も困難になってきている。
このように現行設備のゆきづまりを打破するためには、
電圧段階の簡素化が必要条件であり、超高圧〜1次電圧
〜22 KVと整理して変電設備の省略と同時に大容量
化を可能にさせる必要がある。
しかして、22Kv配電々圧の採用にあっては、なるべ
くこの電圧を直接供給受電することが望ましいが、すべ
ての需要家をその対象にすることはできない。
そこで小規模需要家にはより低い電圧が必要となり、こ
の電圧は高い信頼度が得られる系統構戊ができ、22K
V直接供給の系統と共用できることなどから、また、負
荷密度が高いので全地中化とせざるをえず、しかも高信
頼度を要求される地域では低圧ネットワークを採用する
必要があるとの結論を得て、22Kv配電およびレギュ
ラーネットワーク配電方式が採用されている。
次に、第1図に基づいて、レギュラーネットワークの配
電形態の具体例を説明する。
すなわち、500KV以上の単一大口需要家1に対して
は、2〜3回線接続のスポットネットワークを採用して
直接供給とし、50〜500 KWの需要家2に対して
はレギュラーネットワーク配電による200 V/40
0 V供給とし、50KW末満の需要家3には地中用連
絡義圧器4を介して100 V/200 Vで供給され
ている。
なお、図中5はレギュラーネットワーク変圧器、6はグ
リッドケーブル、7は多端子ユニット、8は低圧地中用
引込分岐体、9は22 KV配電線路をオしている。
ところで、かかるレギュラーネットワーク配電を本格的
に実施するに際しては、レギュラーネットワーク変圧器
および地下孔を小型化し、変圧器設置のスペース確保を
容易にしなければならない。
このため変圧器ならびに地下孔の構造を機能的に見直し
、信頼度、安全性を低下させることなく各ネットワーク
機器の簡略化、省力化を計ると共に、地下孔内での作業
性を考慮して立体的な機器構戒等について研究が重ねら
れてきている。
その結果、マンホール内のケーブル配置および接続作業
時間を向上させるケーブル分岐用コネクタが開発されて
いる。
前記ケーブル分岐用コネクタは、負荷状態での着脱がで
きるという一種の断路器的性能を有するもので、従来の
ものは第2図A,Bに示されるように雌コネクタ10と
、これにケーブル軸方向にプラグインされる雄コネクタ
11とで構威されている。
しかしながらこのような構戒のコネクタでは着脱を行な
う場合、いずれか一方のケーブル12にたるみを設けな
ければならず、このためケーブルが硬くて太い場合等は
その作業に困難をきたす不都合があった。
一方これに対して、第3図に示されるように、H型の分
岐コネクタ本体13の雌部14に、ケーブル先端部に取
付けられたL型状の雄コネクタ15を分岐コネクタ本体
13と同一平面内で矢符方向16に嵌合、離脱させる構
造のものも考えられている。
しかしながらこの構造のものは、雄コネクタ15の離脱
、嵌合の操作を、上下方向および両サイドで行なうよう
にしているので、その操作距離分だけ余分にスペースを
取らざるを得ない不都合がある。
従って、この構造では布設されるケーブル条数に制限が
ある地下孔内のスペース縮小化に逆行する欠点がある。
(考案の目的) 本考案はこのような点に着目してなされたもので゛、そ
の目白勺とするところは、ケーフ゛ノレ(こたるみを設
けることなく、かつケーブルの離脱、嵌合の操作を片側
のみに限定した分岐体を提供せんとするものである。
(考案の実施例) 以下、本考案を一実施例の図面に基づいて説明する。
本考案に係る分岐体は、第4図A,Bに示されるように
、地下孔17内の壁体18に平行に配設された架台19
と、この架台上面に平行配設され、少なくともその一端
部に第1ケーブル20が接続され、中間部に前記壁体に
対して逆向きとなるように2個の分岐口21が離間開設
された複数個の雌コネクタ22と、これらの雌コネクタ
の上部に雌コネクタの軸と平行にかつそれぞれの先端部
が前記雌コネクタの中央部を境として対向するようにそ
れぞれ配置された複数対の第2のケーブル23の各先端
部に、前記雌コネクタの軸と直交するごとく取付けられ
た雄コネクタ24とから或り、これらの各雄コネクタが
前記各雌コネクタの各分岐口21に向けて嵌脱自在にプ
ラグイン接続されている。
雌コネクタ22は、第5図に示すように、中央部が断面
略半円状とされ、両端部が円形とされた銅の丸棒等から
戊る電極棒25と、この電極棒の半円状部分に離間して
設けられた2個の螺孔26(図には1個のみしか現われ
ていない)にそれぞれ螺着された固定接触子27と、各
固定接触子に一端が係止されたフィンガー接続子28と
、電極棒25、固定接触子27およびフィンガー接続子
28の全体外周に、フィンガー接続子28の頂部すなわ
ち分岐口21を形或する部分を除いて被覆された絶縁体
29とで構威されている。
なお、電極棒の少なくとも一端には本線または分岐線と
なる第1ケーブル20が常套手段により接続されている
第1ケーブル20が接続されない側の電極棒25の他端
には盲キャップ30が被着される。
雄コネクタ24は、分岐線または本線となる第2ケーブ
ル23の露出導体30に圧縮接続された導体端子31と
、この導体端子の他端にボルト32により締結されたり
ミツタヒューズ33内蔵の電極体34と、この電極体の
他端に第2ケーブル23の軸と直交するごとく形戊され
た螺孔(図示せず)に螺着された可動接触子35と、こ
の可動接触子35、電極体34および導体端子31の全
体外周に第2ケーブル23に跨がり、かつ可動接触子3
5の差込み部分を除いて被覆された絶縁体36とで構或
され、全体としてL型状をなしている。
しかして、上記のL型状の雄コネクタ24の可動接触子
35が雌コネクタ22のフィンガー接続子28に嵌脱自
在にプラグイン接続されている。
なお、図中、37は合或樹脂材料等から戊る引抜用取手
、38はテープ巻回層により形或されるシール体、39
は防水キャップ、40は消弧機能を有する絶縁座、41
はコネクタの離脱を防止する離脱防止体、42は固定金
具を示している。
(考案の効果) 以上述べたように本考案においては、第1ケーブルを接
続した雌コネクタをマンホール壁体に平行配設し、これ
にL型状の雄コネクタをマンホール壁体に対し直交する
ようにプラグイン接続しているので電路の開閉に際して
従来のごとくケーブルにたるみを設ける必要がなく、ま
たプラグインの操作方向を従前のごとくコネクタの両側
で行なう必要がなく一方向のみから行ないうる。
従って本考案に係る分岐体においては、地下孔内におけ
るスペースの大巾な縮少が可能となる。
また、本考案においては、リミツタヒューズを内蔵する
雄コネクタを雌コネクタにプラグイン接続しているので
事故回線の切離し、および復旧後の接続を迅速に行なう
ことができ、もって停電範囲を最小限に抑えることがで
きる。
更に本考案に係る分岐体においては、負荷開閉能力を有
しているので事故復旧後装置全体の停止を必要とせずに
接続投入でき、また分離された各相のコネクタをそれぞ
れ防水構造としうるので、それだけ水密性の向上した分
岐体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、レギュラーネットワークの配電形態を示す説
明図、第2図A,Bおよひ゛第3図は従来の分岐コネク
タの説明図、第4図Aは、本考案の分岐体の一部切欠正
面図、同図Bはその平面図、第5図は雄、雌両コネクタ
のプラグイン接続状態を示す断面図である。 17・・・・・・地下孔、18・・・・・・壁体、19
・・・・・・架台、20・・・・・・第1ケーブル、2
1・・・・・・分岐口、22・・・・・・雌コネクタ、
23・・・・・・第2ケーブル、24・・・・・・雄コ
ネクタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 地下孔内の壁体に平行に配設された架台と、この架台上
    面に平行配設され、少なくともその一端部に第1ケーブ
    ルが接続され、中間部に前記壁体に対して逆向きとなる
    ように2個の分岐口が離間開設された複数個の雌コネク
    タと、これらの雌コネクタの上部に雌コネクたの軸と平
    行にかつそれぞれの先端部が前記雌コネクタの中央部を
    境として対向するようにそれぞれ配置された複数対の第
    2ケーブルの各先端部に、前記雌コネクタの軸と直交す
    るごとく取付けられた雄コネクタとから或り、これらの
    各雄コネクタが前記各雌コネクタの各分岐口に向けて嵌
    脱自在にプラグイン接続されてなることを特徴とする分
    岐体。
JP1973094844U 1973-08-10 1973-08-10 ブンキコネクタ Expired JPS596622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1973094844U JPS596622Y2 (ja) 1973-08-10 1973-08-10 ブンキコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1973094844U JPS596622Y2 (ja) 1973-08-10 1973-08-10 ブンキコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5041083U JPS5041083U (ja) 1975-04-25
JPS596622Y2 true JPS596622Y2 (ja) 1984-02-29

Family

ID=28289803

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1973094844U Expired JPS596622Y2 (ja) 1973-08-10 1973-08-10 ブンキコネクタ

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JP2536638Y2 (ja) * 1990-04-13 1997-05-21 昭和電線電纜株式会社 低圧分岐装置

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JPS466424A (ja) * 1970-05-11 1971-12-10

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JPS5041083U (ja) 1975-04-25

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