JPH071621U - 中間周波数帯域幅によるノイズ抑制装置 - Google Patents

中間周波数帯域幅によるノイズ抑制装置

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JPH071621U
JPH071621U JP3561893U JP3561893U JPH071621U JP H071621 U JPH071621 U JP H071621U JP 3561893 U JP3561893 U JP 3561893U JP 3561893 U JP3561893 U JP 3561893U JP H071621 U JPH071621 U JP H071621U
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circuit
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間周波数の帯域幅の広、狭に拘らずノイズ
検出の可能なIF帯域幅によるノイズ抑制装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 IF信号は、帯域幅の異なる4個のフィルタ
21−1〜21−4と、識別回路22と、受信状態によ
りフィルタ21−1〜21−4を選択的に切換えるため
の切換信号を送出するロジック回路23から構成される
帯域幅可変回路2に入力される。ノイズの検出を可能と
するために、識別回路22で受信状態の変化を識別し状
態信号をロジック回路23に送出し、ロジック23でフ
ィルタ21の切換え信号aの他にHPF81,82の切
換え制御信号bを出力する。検波回路20は帯域幅可変
回路2の出力を検波しノイズキャンセラー7及びスイッ
チ部9に出力する。スイッチ部9は制御信号bにより制
御され隣接妨害のある場合には接点をカットオフ周波数
の低いHPF82に切換える。ノイズキャンセラー7は
ノイズの出ている間、信号ラインをオフにしてノイズ成
分をカットする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は隣接妨害により生じるノイズ抑制装置に関し、特に、IF(中間周波 数)帯域幅によるノイズ抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
隣接妨害がある場合にIFフィルタの帯域幅を可変にする装置として、特表昭 64−500078号、特表平2−503137号及び特表平2−503974 号に開示されている帯域幅可変回路がある。 帯域幅可変回路は帯域幅の異なるN個のフィルタと、受信状態を識別する識別 回路と、受信状態によりN個のフィルタを選択的に切換えるための切換回路から 構成されている。そして、帯域幅可変回路では図6(a)のように受信周波数帯 域(通常の中間周波帯域)61において隣接妨害(例えば、AM成分)62があ る場合に、図6(b)に示すように受信周波数帯域61を狭帯域63として隣接 妨害成分を除去する(図6は図5の帯域幅可変回路による隣接妨害の回避の説明 図である)。
【0003】 図5は上記帯域幅可変回路の一例を示し、帯域幅可変回路50は帯域幅の異な る4つのフィルタ51−1〜51−4と、識別回路(コンパレータ)52と、4 つのフィルタ51−1〜51−4を選択的に切換えるためのフィルタ切換え信号 bを出力するロジック回路53から構成されている。
【0004】 一方、隣接妨害がある場合のノイズを低減するためのノイズキャンセラーに関 して、通常のハイパスフィルタを用いた従来の技術ではステレオかモノによる切 換えを行うことはあっても中間周波数の通過帯域の切換えは行っていなかったが 、帯域幅可変回路の使用により中間周波数の通過帯域を切換え可変とすることが 可能となった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、帯域幅可変回路を用いる場合、中間周波数の帯域が狭くなって くると、通常のハイパスフィルタのカットオフ周波数ではノイズ検出ができなく なるという欠点があった。 本考案の上記欠点を解消するためになされたものであり、中間周波数の帯域幅 の広、狭に拘らずノイズ検出の可能なIF帯域幅によるノイズ抑制装置を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために第1の考案による中間周波数帯域幅によるノイズ 抑制装置は、受信信号から中間周波成分信号を得るフロントエンド部と、中間周 波成分信号の帯域幅を受信状態に応じて狭帯域化して出力する帯域幅可変回路と 、帯域幅可変回路からの出力を検波し検波出力を得る検波手段と、カットオフ周 波数の異なる複数のノイズ成分抽出手段を有するノイズ除去回路と、第1の制御 信号により複数のノイズ検出手段の中から受信状態に対応するノイズ検出手段を 選択する信号選択手段と、を有することを特徴とする。
【0007】 第2の考案は上記第1考案のノイズ抑制装置において、帯域幅可変回路が、中 間周波数帯域において帯域幅の異なる複数の狭帯域通過フィルタを構成し、中間 周波数成分を入力して該中間周波成分信号の帯域幅を受信状態に応じて狭帯域化 して出力するフィルタ部と、中間周波成分信号を入力し受信状態を識別する識別 手段と、識別手段による識別結果に基づき信号選択手段を制御するための第1の 制御信号と前記複数の狭帯域通過フィルタを選択的に切換えるための第2の制御 信号を出力する制御信号出力手段を有する、ことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記の目的を達成するために第1の考案による中間周波数帯域幅によるノイズ 抑制装置は、フロントエンド部で受信信号から中間周波成分信号を得て、帯域幅 可変回路により中間周波成分信号の帯域幅を受信状態に応じて狭帯域化して出力 し、検波手段により帯域幅可変回路からの出力を検波し検波出力を得る。また、 第1の制御信号により信号選択手段がノイズ除去手段の有する複数のノイズ検出 手段の中から受信状態に対応するノイズ検出手段を選択する。
【0009】 第2の考案は上記第1考案の中間周波数帯域幅によるノイズ抑制装置において 、帯域幅可変回路が、フィルタ部により、中間周波数成分を入力して該中間周波 成分信号の帯域幅を受信状態に応じて狭帯域化して出力し、識別手段により中間 周波成分信号を入力し受信状態を識別する。そして、制御信号出力手段が、第1 の制御信号により識別手段による識別結果に基づき信号選択手段を制御し、第2 の制御信号により複数の狭帯域通過フィルタを選択的に切換える。
【0010】
【実施例】
〈実施例1〉 図1は本考案に基づくノイズ抑制装置1の原理的構成を示すブロック図であり 、図2はその一実施例の構成を示すブロック図、図4は図2のノイズ抑制装置に よるノイズ検出の説明図である。
【0011】 図1及び図2において、2は帯域幅可変回路、3は受信アンテナ、4はフロン トエンド、5はミキサー、6は検波回路、7はノイズキャンセラー、8はHPF (ハイパスフィルタ)である。また、図2で、9はスイッチ部であり信号選択手 段に相当し、21はIF(中間周波数)フィルタ部、21−1〜21−4はIF フィルタ部21を構成する狭帯域フィルタ(幅中心周波数及び帯域分布を上方に 図示)、22は識別回路、23はロジック回路であり制御信号出力手段に相当し 、81,82は共にカットオフ周波数の異なるHPFであり、HPF8を構成す る。
【0012】 なお、狭帯域フィルタ21−1〜21−4は図2に示すように個々の狭帯域フ ィルタとしてもよいが、IFフィルタ部21の切換え制御によって帯域を変化さ せるように構成することが望ましい。この場合、狭帯域フィルタ21−1〜21 −4はIFフィルタ部21の切換え制御により構成される帯域フィルタの例示と なる。
【0013】 アンテナ3で受信された受信信号はフロントエンド4で復調等の処理を経てI F信号とされ帯域幅可変回路2に入力される。 帯域幅可変回路2は帯域幅の異なる4個のフィルタ21−1〜21−4と、受 信状態を識別する識別回路(例えば、コンパレータ)22と、受信状態により4 個のフィルタ21−1〜21−4を選択的に切換えるための切換信号を送出する ロジック回路23から構成されている。
【0014】 仮に、従来の帯域幅可変回路2の出力信号を用いてノイズの抑制を行うと、出 力IF信号が図4(a)のように通常のIF帯域41のままならば隣接妨害(例 えば、AM成分)42によるノイズ成分46(円で囲まれた部分)は検出できる が、帯域幅可変回路2を用いているため図4(b)に示すように隣接妨害がある とIF帯域が狭帯域43に切換えられるためHPF8を通過する信号がなくなる (円形に部分46で重なる部分がない)のでノイズの検出が不可能になる。
【0015】 本考案では、図2に示すように、IF信号を帯域幅可変回路2で前述した従来 の帯域幅可変回路の場合のようにフィルタ部21及び識別回路22に分岐入力し 、識別回路22で受信状態の変化を識別し状態信号をロジック回路23に送出す るが、ロジック回路23ではフィルタ部21の切換え信号bの他にHPF81, 82の切換え制御信号aを出力し、制御信号aによりスイッチ部9を制御する。
【0016】 検波回路20は帯域幅可変回路2の出力を検波しノイズキャンセラー7及びス イッチ部9を介してHPF8に出力する。 スイッチ部9は制御信号bにより制御され、HPF81或いは82の何れかの 側の接点を選択する。スイッチ部9は出力IF信号が図4(a)のように通常の IF帯域41の場合はノイズ成分が検出できるのでHPF81側の接点を選択し 、隣接妨害が生じたため帯域幅可変回路2によりIF帯域が狭帯域43に切換え られた場合は、ノイズ成分が検出できないのでHPF81よりカットオフ周波数 の低いHPF82側の接点を選択する。これにより図4(c)に示すようにノイ ズ成分46の検出ができる。
【0017】 ノイズキャンセラー7はパルス性のノイズ成分の出ている間、信号ラインをオ フにして隣接妨害によるノイズ成分をカットする。
【0018】 〈実施例2〉 図3は本考案に基づくノイズ抑制装置の他の実施例の構成を示すブロック図で あり、図3では図2との相違部分(帯域可変回路及び検波回路)のみを示す。 図3で、21’はIF(中間周波数)フィルタ部、21’−1〜21’−4は IFフィルタ部21’を構成する狭帯域フィルタ(その中心周波数及び帯域分布 を上方に図示)、22は識別回路、23はロジック回路である。
【0019】 図3において、アンテナ3で受信された受信信号はフロントエンド4で増幅及 び周波数変換等の処理を経てIF信号とされ帯域幅可変回路に入力される。 帯域幅可変回路2’では実施例1の帯域幅可変回路2と同様にIF信号をフィ ルタ部21’及び識別回路22に分岐入力し、識別回路22で受信状態の変化を 識別し状態信号をロジック回路23に送出するが、ロジック回路23ではフィル タ部21のHPF切換え制御信号a、及び狭帯域フィルタ21’−1〜21’− 4の組み合わせを決定するためのフィルタ制御信号bを出力する。
【0020】 検波回路20は帯域幅可変回路2の出力を検波し外部(例えば、実施例1のよ うなノイズキャンセラーやHPF切換え用のスイッチ部)に出力する。 フィルタ部21’はノイズ成分信号に基づきフィルタ制御信号cにより狭帯域 フィルタ21’−1〜21’−4を組み合わせ7種類のフィルタとして使用する 。
【0021】 この場合の組み合わせは7種類(本実施例では、狭帯域フィルタを通さない場 合と、狭帯域フィルタの2種類ごとの組み合わせ6通り、の計7通りの場合をい う)あるが、この組み合わせは7通りに限られない。また、狭帯域フィルタの数 も4個に限定されないので、その組み合わせは論理的な組み合わせ数を上限とす る任意の組み合わせが可能になる。 そして、それらの組み合わせのうち狭帯域側のフィルタ(実施例では4つのフ ィルタ21’−1〜21’−4)を使用中の場合にロジック回路23’はHPF 切換え制御信号bを出力する。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を 可変にすることにより、IFフィルタの帯域幅が帯域幅可変回路により狭帯域化 され通常のハイパスフィルタのカットオフ周波数ではノイズを検出できなくなっ た場合でもハイパスフィルタのカットオフ周波数を下げることでノイズ検出を行 うことができるので、この検出の結果によりノイズを除去/抑制できる。
【提出日】平成5年8月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は隣接妨害により生じるノイズ抑制装置に関し、特に、IF(中間周波 数)帯域幅によるノイズ抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
隣接妨害がある場合にIFフィルタの帯域幅を可変にする装置として、特表昭 64−500078号、特表平2−503137号及び特表平2−503974 号に開示されている帯域幅可変回路がある。 帯域幅可変回路は帯域幅の異なるN個のフィルタと、受信状態を識別する識別 回路と、受信状態によりN個のフィルタを選択的に切換えるための切換回路から 構成されている。そして、帯域幅可変回路では図(a)のように受信周波数帯 域(通常の中間周波帯域)61において隣接妨害(例えば、AM成分)62があ る場合に、図(b)に示すように受信周波数帯域61を狭帯域63として隣接 妨害成分を除去する(図は図の帯域幅可変回路による隣接妨害の回避の説明 図である)。
【0003】 図は上記帯域幅可変回路の一例を示し、帯域幅可変回路50は帯域幅の異な る4つのフィルタ51−1〜51−4と、識別回路(コンパレータ)52と、4 つのフィルタ51−1〜51−4を選択的に切換えるためのフィルタ切換え信号 bを出力するロジック回路53から構成されている。
【0004】 一方、隣接妨害がある場合のノイズを低減するためのノイズキャンセラーに関 して、通常のハイパスフィルタを用いた従来の技術ではステレオかモノによる切 換えを行うことはあっても中間周波数の通過帯域の切換えは行っていなかったが 、帯域幅可変回路の使用により中間周波数の通過帯域を切換え可変とすることが 可能となった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、帯域幅可変回路を用いる場合、中間周波数の帯域が狭くなって くると、通常のハイパスフィルタのカットオフ周波数ではノイズ検出ができなく なるという欠点があった。 本考案の上記欠点を解消するためになされたものであり、中間周波数の帯域幅 の広、狭に拘らずノイズ検出の可能なIF帯域幅によるノイズ抑制装置を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために中間周波数帯域幅によるノイズ抑制装置は、受信 信号から中間周波成分信号を得るフロントエンド部と、中間周波成分信号の帯域 幅を受信状態に応じて狭帯域化して出力する帯域幅可変回路と、帯域幅可変回路 からの出力を検波し検波出力を得る検波手段と、カットオフ周波数の異なる複数 のノイズ成分抽出手段を有するノイズ除去回路と、第1の制御信号により複数の ノイズ検出手段の中から受信状態に対応するノイズ検出手段を選択する信号選択 手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記の目的を達成するために考案による中間周波数帯域幅によるノイズ抑制 装置は、フロントエンド部で受信信号から中間周波成分信号を得て、帯域幅可変 回路により中間周波成分信号の帯域幅を受信状態に応じて狭帯域化して出力し、 検波手段により帯域幅可変回路からの出力を検波し検波出力を得る。また、第1 の制御信号により信号選択手段がノイズ除去手段の有する複数のノイズ検出手段 の中から受信状態に対応するノイズ検出手段を選択する。
【0008】
【実施例】
図1は本考案に基づくノイズ抑制装置1の原理的構成を示すブロック図であり 、図2はその一実施例の構成を示すブロック図、図3は図2のノイズ抑制装置に よるノイズ検出の説明図である。
【0009】 図1及び図2において、2は帯域幅可変回路、3は受信アンテナ、4はフロン トエンド、5はミキサー、6は検波回路、7はノイズキャンセラー、8はHPF (ハイパスフィルタ)である。また、図2で、9はスイッチ部であり信号選択手 段に相当し、21はIF(中間周波数)フィルタ部、21−1〜21−4はIF フィルタ部21を構成する狭帯域フィルタ(幅中心周波数及び帯域分布を上方に 図示)、22は識別回路、23はロジック回路であり制御信号出力手段に相当し 、81,82は共にカットオフ周波数の異なるHPFであリ、HPF8を構成す る。
【0010】 なお、狭帯域フィルタ21−1〜21−4は図2に示すように個々の狭帯域フ ィルタとしてもよいが、IFフィルタ部21の切換え制御によって帯域を変化さ せるように構成することが望ましい。この場合、狭帯域フィルタ21−1〜21 −4はIFフィルタ部21の切換え制御により構成される帯域フィルタの例示と なる。
【0011】 アンテナ3で受信された受信信号はフロントエンド4で復調等の処理を経てI F信号とされ帯域幅可変回路2に入力される。 帯域幅可変回路2は帯域幅の異なる4個のフィルタ21−1〜21−4と、受 信状態を識別する識別回路(例えば、コンパレータ)22と、受信状態により4 個のフィルタ21−1〜21−4の組み合わせを制御するための制御信号bを送 出するロジック回路23から構成されている。
【0012】 仮に、従来の帯域幅可変回路2の出力信号を用いてノイズの抑制を行うと、出 力IF信号が図(a)のように通常のIF帯域41のままならばノイズ成分4 6(円で囲まれた部分)は検出できるが、帯域幅可変回路2を用いているため図 (b)に示すように隣接妨害があIF帯域が狭帯域43に切換えられた場合 には HPF8を通過する信号がなくなる(円形に部分46で重なる部分がない) のでノイズの検出が不可能になる。
【0013】 本考案では、図2に示すように、IF信号を帯域幅可変回路2で前述した従来 の帯域幅可変回路の場合のようにフィルタ部21及び識別回路22に分岐入力し 、識別回路22で受信状態の変化を識別し状態信号をロジック回路23に送出す るが、ロジック回路23ではフィルタ部21の切換え信号bの他にHPF81, 82の切換え制御信号aを出力し、制御信号aによりスイッチ部9を制御する。
【0014】 検波回路は帯域幅可変回路2の出力を検波しノイズキャンセラー7を介して HPF8に出力する。 スイッチ部9は制御信号bにより制御され、HPF81或いは82の何れかの 側の接点を選択する。スイッチ部9は出力IF信号が図(a)のように通常の IF帯域41の場合はノイズ成分が検出できるのでHPF81側の接点を選択し 、隣接妨害が生じたため帯域幅可変回路2によりIF帯域が狭帯域43に切換え られた場合は、ノイズ成分が検出できないのでHPF81よりカットオフ周波数 の低いHPF82側の接点を選択する。これにより図(c)に示すようにノイ ズ成分46の検出ができる。 ノイズキャンセラー7はパルス性のノイズ成分の出ている間、信号ラインをオ フにして隣接妨害によるノイズ成分をカットする。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ハイパスフィルタのカットオフ周波数を 可変にすることにより、IFフィルタの帯域幅が帯域幅可変回路により狭帯域化 され通常のハイパスフィルタのカットオフ周波数ではノイズを検出できなくなっ た場合でもハイパスフィルタのカットオフ周波数を下げることでノイズ検出を行 うことができるので、この検出の結果によりノイズを除去/抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づくノイズ抑制装置の原理的構成を
示すブロック図である。
【図2】本考案に基づくノイズ抑制装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】本考案に基づくノイズ抑制装置に用いるIF帯
域幅可変回路の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図2のノイズ抑制装置によるノイズ検出の説明
図である。
【図5】IF帯域幅可変回路の従来例である。
【図6】図5の帯域幅可変回路による隣接妨害の回避の
説明図である。
【符号の説明】
1 ノイズ抑制装置 2 帯域幅可変回路 3 受信アンテナ 6 検波回路 7 ノイズキャンセラー(ノイズ除去手段) 8 ハイパスフィルタ(ノイズ除去手段) 9 スイッチ部(信号選択手段) 21 フィルタ部 21−1〜21−4 狭帯域フィルタ 22 識別回路 23 ロジック回路(制御信号出力手段) 81,82 カットオフ周波数の異なるハイパスフィル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 中間周波数帯域幅によるノイズ抑制装
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づくノイズ抑制装置の原理的構成を
示すブロック図である。
【図2】本考案に基づくノイズ抑制装置の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図3】図2のノイズ抑制装置によるノイズ検出の説明
図である。
【図4】IF帯域幅可変回路の従来例である。
【図5】図4の帯域幅可変回路による隣接妨害の回避の
説明図である。
【符号の説明】 1 ノイズ抑制装置 2 帯域幅可変回路 3 受信アンテナ 6 検波回路 7 ノイズキャンセラー(ノイズ除去手段) 8 ハイパスフィルタ(ノイズ除去手段) 9 スイッチ部(信号選択手段) 21 フィルタ部 21−1〜21−4 狭帯域フィルタ 22 識別回路 23 ロジック回路(制御信号出力手段) 81,82 カットオフ周波数の異なるハイパスフィル
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号から中間周波成分信号を得るフ
    ロントエンド部と、 前記中間周波成分信号の帯域幅を受信状態に応じて狭帯
    域化して出力する帯域幅可変回路と、 前記帯域幅可変回路からの出力を検波し検波出力を得る
    検波手段と、 カットオフ周波数の異なる複数のノイズ成分抽出手段を
    有するノイズ除去回路と、 第1の制御信号により前記複数のノイズ検出手段の中か
    ら受信状態に対応するノイズ検出手段を選択する信号選
    択手段と、 を有することを特徴とする中間周波数帯域幅によるノイ
    ズ抑制装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の中間周波数帯域幅による
    ノイズ抑制装置において、 前記帯域幅可変回路が、 中間周波数帯域において帯域幅の異なる複数の狭帯域通
    過フィルタを構成し、中間周波数成分を入力して該中間
    周波成分信号の帯域幅を受信状態に応じて狭帯域化して
    出力するフィルタ部と、 前記中間周波成分信号を入力し受信状態を識別する識別
    手段と、 前記識別手段による識別結果に基づき信号選択手段を制
    御するための前記第1の制御信号と前記複数の狭帯域通
    過フィルタを選択的に切換えるための第2の制御信号を
    出力する制御信号出力手段を有する、 ことを特徴とする中間周波数帯域幅によるノイズ抑制装
    置。
JP3561893U 1993-06-04 1993-06-04 中間周波数帯域幅によるノイズ抑制装置 Pending JPH071621U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139713A (ja) * 1974-04-25 1975-11-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139713A (ja) * 1974-04-25 1975-11-08

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