JPH0716199Y2 - Idカード識別装置 - Google Patents

Idカード識別装置

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JPH0716199Y2
JPH0716199Y2 JP1988086869U JP8686988U JPH0716199Y2 JP H0716199 Y2 JPH0716199 Y2 JP H0716199Y2 JP 1988086869 U JP1988086869 U JP 1988086869U JP 8686988 U JP8686988 U JP 8686988U JP H0716199 Y2 JPH0716199 Y2 JP H0716199Y2
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JP
Japan
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card
light
code
optical fiber
optical
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JP1988086869U
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JPH029954U (ja
Inventor
節雄 八重樫
Original Assignee
東芝エンジニアリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はIDカード識別装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、特定の場所、例えば工場や研究所などへの入退場
者をチェックし、また入退場時刻を管理するために、各
個人がIDコード(個人コード)を書込んだIDカード(身
分証明カード)を携帯し、上記特定の場所への入場に際
し、カード読取り器にIDカードを通すことによりIDコー
ドを読取って入場者を特定し、それが予め登録された人
間である場合には開門すると共に、時刻と共に、また場
合によっては、さらに入場の場所と共に、記憶してお
き、退場の際には、IDカードを再びカード読取り器に通
すことにより退場者を特定し、必要により入場時の記録
を参照して開門し、場合によりそれをも記憶しておくと
いうIDカードシステムが知られている。
この種のIDカードシステムに広く用いられている従来の
IDカード読取り方式、すなわちIDカードに書込まれたID
コードを識別する方式は、磁気読取り式または電波読取
り式である。磁気読取り式IDカードシステムでは、IDカ
ードの裏面に磁気で書込まれているIDコードをカードリ
ーダー/ライターに通して磁気的に読取る。電波読取り
式IDカードシステムでは、IDカードがカードセンサに近
付くとIDカードがカードセンサからの電波を受信し、そ
れによりIDカードからIDコードをセンサに送信してIDコ
ードの読取りが行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来用いられているIDカード読取り方式のために用いら
れるIDカード読取り・識別装置は、いずれもエレクトロ
ニクス技術を用いたものであって、それを動作させるに
は交流電源または直流電源を必要としていた。
さらに従来の方式のものはエレクトロニクス製品で構成
されているため、物理的に劣悪な環境、例えばトンネル
内や炭鉱内といった所では設置条件に制約があるばかり
でなく、ノイズを拾い易く、さらに、電波読取り方式の
ものは飛行場とかレーダー基地といった、通常業務に電
波を多用している所では本質的に使用上の制約が大き
く、事実上使用不能である。
したがって本考案は、カード読取りの端末部分において
電源を必要とせず、また、ノイズを拾いにくく、カード
読取りの端末設置上、自由度の大きいIDカード識別装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のIDカード識別装置
は、発光器と、この発光器からの光を導き、その出力端
に光拡散部を有する第1の光ファイバと、この第1の光
ファイバの末端に設けられ、IDコードに対応して穿孔さ
れたIDカードを通すことによりそれに対応した光信号を
発生する光学式カード読取り端末器と、この光学式カー
ド読取り端末器から出力される光信号を導き、その入力
端に光集光部を有する第2の光ファイバと、この第2の
光ファイバを通して導かれた光信号から前記IDコードを
識別する識別手段と、この識別手段によって識別された
IDコードの識別データを時刻データとともに記憶する記
憶手段と、を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
上記構成によれば、カード読取りの端末部分にはエレク
トロニクス部品が存在せず、単に光ファイバーを通して
伝送されてきた光をIDカードがIDコードに従って透過し
たり遮断したりすることによって光信号に変換するだけ
である。したがって、カード読取りの端末部分には電源
が不要であり、また、その微少パワーの電子回路部品を
用いたりしないので設置場所の制約も少なく、物理的に
劣悪な場所や電波多用箇所でも高信頼性をもって使用す
ることができ、ノイズも拾いにくいという特徴がある。
さらに、第1の光ファイバの出力端に光拡散部を設ける
ことによりIDカードの全面に亘って均等な読取光の照射
を可能とし、かつ、第2の光ファイバの入力端に光集光
部を設けることによりIDカードの穿孔部を通過した光を
受光しやすくなる。
このように、読取光の拡散を行ない、そして受光側で集
光することにより、IDカードの穿孔部に対する読取光の
位置合わせのための調整機構が必要でなく、位置調整の
ための手間および装置構成の複雑化が解消される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すものである。発光ダイ
オードなどからなる発光器2から発せられた光は第1の
光ファイバー4を介してカード読取り端末器6に導かれ
る。このカード読取り端末器6は、光ファイバー4を介
して導かれてきた光を拡散する光拡散レンズ6aおよびそ
れに若干の間隔をおいて対向配置された集光レンズ6bと
を備えている。両レンズ6a,6bの間を,IDコードに対応し
て穿孔された穿孔部8aを有するIDカード8を通すことに
より、第2の光ファイバー10には集光レンズ6bを介して
穿孔部8aによって表現されたIDコードに対応する光信号
が発生する。この光信号は、例えばフォトトランジスタ
からなる受光器12によって電気信号に変換され、コード
識別手段14に導かれる。コード識別手段14は受光器12か
らの入力信号に基づいてIDカード8に書込まれていたID
コードを識別し、それを時計16によって測定された時刻
と共にメモリ18に記憶させ、必要に応じてディスプレー
20に表示する。
IDカード8の穿孔部8aに穿孔するIDコードは、たとえば
ビットパターン方式でよく、カード読取り端末器6はID
カード8の穿孔部8aのスリットの有無に応じた光の断続
信号を発するだけの単純なものでよい。
以上のように構成されたIDカード識別システムは、例え
ば工場や研究所などへの入退場に際して入退場証として
用いるとすれば、コード識別手段14によって識別された
IDコードを有する人間が入退場を許可されるべき人間か
どうかを別途用意された入退場許可者リストと比較対照
して開門するかどうかの判断に用いることができる。ま
た、入場時と退場時をそれぞれ記憶させておけば、勤務
時間管理に用いることもできる。
上記構成のIDカード識別システムにおいては、IDカード
8を操作する現場には、電源を全く用いない光学式のカ
ード読取り端末器6を配置し、これと別途配置された電
子回路部分との間を光ファイバー4,10によって連絡する
ことにより、IDカード8からIDコードを読取るようにし
ている。つまりカード読取り端末器6は、電源が不要で
あり、また、微少パワーの電子回路部品を用いたりする
こともないので設置場所の制約も少なく、物理的に劣悪
な場所、例えばトンネル内とか炭鉱内、電波を多用する
飛行場とかレーダー基地などでも、高信頼性をもって使
用することができ、ノイズも拾いにくいという特徴があ
る。さらに、上記構成のIDカード識別装置においては、
IDカード8を操作する現場に配置するカード読取り端末
器6は単にIDカード8に穿孔されたスリットに応じて光
を通したり遮断したりするだけなので、構造が簡単であ
り小型に構成することができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、IDカードを操作す
る現場には、電源を全く用いない純光学式のカード読取
り端末器を配置するだけでよいので、電源が不要であ
り、また、微少パワーの電子回路部品を用いたりするこ
ともないので設置場所の制約も少なく、物理的に劣悪な
環境や電波使用上の制約の多い場所でも高信頼性をもっ
て使用することができ、ノイズも拾いにくいという特徴
がある。
さらに、本考案によれば、読取光の拡散を行ない、そし
て受光側で集光することにより、IDカードの穿孔部に対
する読取光の位置合わせのための調整機構が必要でな
く、位置調整のための手間および装置構成の複雑化が解
消される。
また、識別されたIDコードの識別データを時刻データと
ともに記憶手段に記憶するようにしたので、勤務時間管
理等のIDコードの使用時間の管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すブロック図である。 2…発光器、4…光ファイバー、6…カード読取り端末
器、6a…光拡散レンズ、6b…集光レンズ、8…IDカー
ド、10…光ファイバー、12…受光器、14…コード識別手
段、16…時計、18…メモリ、20…ディスプレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光器と、 この発光器からの光を導き、その出力端に光拡散部を有
    する第1の光ファイバと、 この第1の光ファイバの末端に設けられ、IDコードに対
    応して穿孔されたIDカードを通すことによりそれに対応
    した光信号を発生する光学式カード読取り端末器と、 この光学式カード読取り端末器から出力される光信号を
    導き、その入力端に光集光部を有する第2の光ファイバ
    と、 この第2の光ファイバを通して導かれた光信号から前記
    IDコードを識別する識別手段と、 この識別手段によって識別されたIDコードの識別データ
    を時刻データとともに記憶する記憶手段と、 を備えたIDカード識別装置。
JP1988086869U 1988-06-30 1988-06-30 Idカード識別装置 Expired - Lifetime JPH0716199Y2 (ja)

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JPH029954U JPH029954U (ja) 1990-01-23
JPH0716199Y2 true JPH0716199Y2 (ja) 1995-04-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6145557U (ja) * 1984-08-25 1986-03-26 タキゲン製造株式会社 軸方向ピンタンブラ錠機構付き扉用ハンドル装置

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JPH029954U (ja) 1990-01-23

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