JPH0716171Y2 - 給水装置用減圧弁 - Google Patents
給水装置用減圧弁Info
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- JPH0716171Y2 JPH0716171Y2 JP1990004799U JP479990U JPH0716171Y2 JP H0716171 Y2 JPH0716171 Y2 JP H0716171Y2 JP 1990004799 U JP1990004799 U JP 1990004799U JP 479990 U JP479990 U JP 479990U JP H0716171 Y2 JPH0716171 Y2 JP H0716171Y2
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- Japan
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- pressure
- opening
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- cylinder
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Description
圧力がこれによって変動することなく良好な流量特性が
維持できる給水装置用減圧弁に関するものである。
ダイヤフラムにより2次側の圧力を感知し、該ダイヤフ
ラムの変位に連動するバルブにより弁口の開閉量を調整
せしめて2次圧力を一定値に維持せしめるようになして
いる。
第2図に示すように、給水流量の増加に伴い1次圧力P1
が低下すると、2次圧力P2′(破線で示す)も順次低下
するという欠点を有していた。
の1次圧力が多少変動しても、2次圧力を一定のままで
保持できる給水装置用減圧弁を提供することにある。
口部1と第2の開口部2と第3の開口部3を有し、前記
第1の開口部1にポンプ吐出液が流入し前記第2の開口
部2より該液を流出するとともに、前記第3の開口部3
には蓋4を設け、該蓋4の上にシリンダ5を設け、さら
に調圧弁6を具備する構成であって、前記第1の開口部
1には弁座部7を設け、該弁座部7を塞ぐようにスロッ
トルバルブ8が設けられるとともに、該スロットルバル
ブ8の下部に該第1の開口部1の内周面を上下に摺動す
るガイド9が設けられ、一端が前記蓋4を貫通して前記
シリンダ5内に達する弁棒10を有し、該一端に該シリン
ダ5内を摺動する釣り合いピストン11を固定し、他端に
前記スロットルバルブ8を固定し、該弁棒10には前記第
1の開口部1に流入するポンプ吐出液圧が前記シリンダ
5と釣り合いピストン11上面に囲まれた1次圧力室20に
通じる貫通穴12が設けられ、さらに前記第1の開口部1
と第2の開口部2間を連通するオリフィス15及び前記貫
通穴12と前記シリンダ5と釣り合いピストン11下面と蓋
4上面に囲まれた調圧室21とを連通する絞りオリフィス
16を設け、前記調圧室21は前記調圧弁6に連通せしめて
給水装置用減圧弁を構成した。
1の開口部1側の1次圧力は貫通穴12を通して1次圧力
室20に導かれる。これによってスロットルバルブ8を第
1の開口部1側から押し上げる力と釣り合いピストン11
を押し下げる力はバランスされる。
ットルバルブ8に加わる第2の開口部2側の2次圧力の
圧力差が弁棒10を移動させる。即ち両圧力がバランスす
る位置まで弁棒10は移動し、これによって2次圧力が一
定に維持されるのである。
る。
示す断面図である。
れぞれ第1の開口部1と第2の開口部2と第3の開口部
とを具備する本体Aと、第3の開口部3を覆う蓋4と、
該蓋4上に取り付けられるシリンダ5と、一端に前記シ
リンダ5内を摺動する釣り合いピストン11を取り付け他
端に第1の開口部1を開閉するスロットルバルブ8を固
定した弁棒10と、前記釣り合いピストン11と蓋4の間の
空間で構成する調圧室21の水圧を一定にする調圧弁6と
を具備して構成されている。
が当接する弁座部7が設けられている。
れ、その略中央部には穴18が形成され、その穴18の内周
には前記弁棒10を摺動自在に挿通させる円筒状の摺動材
17が固定されている。
が形成され、その先端には調圧弁6が固定され、該連通
穴19と調圧弁6の一次圧力穴が連通している。
穴12が形成され、第1の開口部1の圧力水が前記シリン
ダ5と釣り合いピストン11で囲まれた1次圧力室20に通
じている。また貫通穴12と調圧室21間には絞りオリフィ
ス16が形成され、さらに第1の開口部1と第2の開口部
2間にはオリフィス15が形成されている。
て、第1の開口部1と第2の開口部2間を開閉する。ま
たこのスロットルバルブ8には第1の開口部1の内壁に
摺動可能に当接するガイド9が固定されている。
する。
に押し上げる力とその上面を下方向に押し下げる力、釣
り合いピストン11の第1面13を押し下げる力とその第2
面14を押し上げる力が加わるので、以下各々について説
明する。
圧力(1次圧力)が加わり、これによってスロットルバ
ルブ8には上方向に押し上げる力が作用する。
て1次圧力室20に供給され、釣り合いピストン11の第1
面13を下方向に押し下げている。
ストン11を押し下げる力との関係は、両者の圧力が同一
なので、弁座部7の径と釣り合いピストン11の径との比
で決まるが、この実施例のようにこれらの径を同一にす
ると、両者の力は同一となり、バランスされることとな
る。
トルバルブ8が弁座部7から持ち上げられたときの隙間
から供給される絞られた圧力(2次圧力)であり、この
圧力による力は下向きである。
が弁棒10の貫通穴12と絞りオリフィス16を通して加わる
が、この調圧室21は連通穴19を介して調圧弁6と導通し
ている。従ってこの調圧室21の圧力は調圧弁6によって
調圧された所望の圧力に設定できる。
6で設定した調圧室21内の設定圧力が2次圧力と同一の
場合は、弁棒10はその位置で停止している。
力よりも小さくなった場合は、該2次圧力が調圧室21内
の設定圧力と同等となるに必要な量だけ弁棒10が上方向
に移動してスロットルバルブ8と弁座部7間を開き(即
ち絞りを大きくし)、第2の開口部2側の2次圧力を高
める 次に2次圧力が調圧室21内の設定圧力よりも大きくなっ
た場合は、該2次圧力が該調圧室21内の設定圧力と同等
となる必要な量だけ弁棒10が下方向に移動して、スロッ
トルバルブ8と弁座部7の間の隙間を小さく絞り、第2
の開口部2側の2次圧力を小さくする。
て左右されることはなく、該2次圧力が調圧弁6で設定
した値となるように、スロットルバルブ8と弁座部7の
間の絞り量が調整されるのである。
は上昇するので弁棒10は下降し弁座部7を塞ぐ。そして
この場合は1次圧力は第1の開口部1とオリフィス15を
通して第2の開口部2の塞がれた部屋を1次圧力と同じ
になるまで徐々に加圧する。
次圧力を示すものである。同図に示すように、給水流量
の増加に伴って1次圧力P1が徐々に低下しても、2次圧
力P2は所定の給水流量となるまでは一定のままとなる。
運転する方法を第3図を用いて説明する。
通して給水ポンプPに入り、該給水ポンプPによって昇
圧された後、本考案にかかる給水装置用減圧弁Bにて所
定の圧力に減圧され、逆止弁Cを通り、給水配管F−1
につながれている蛇口F1,F2,F3より消費される。
2,J3)と給水ポンプPの吐出圧力(1次圧力)と給水装
置用減圧弁Bの2次圧力の関係を示す図である。
のいずれの場合にも2次圧力は一定となる。
Bの2次圧力は第3図に示す圧力タンクDに水を蓄圧し
ながら、第4図に示す給水ポンプPの締切圧力Psまで上
昇しようとするが、その途中で2次圧力がOFFの線まで
達すると、第3図に示す圧力スイッチGが作動して制御
盤Hに信号を送り、モータMを停止させる。
に蓄圧された水が使用され、その圧力が第4図に示すON
の線に達すると圧力スイッチGが作動して制御盤Hに信
号を送り、モータMを始動させるのである。
圧弁によれば、たとえ1次圧力が変動してもこれによっ
て2次圧力が影響されることはなく一定の圧力に維持で
きるという優れた効果を有する。
バルブと釣り合いピストンを含む)と調圧弁と蓋とシリ
ンダを、他の配管を外すことなく一緒に引き抜くことが
できる。
示す断面図、第2図は給水流量Qに対する1次圧力と2
次圧力を示す図、第3図はこの給水装置用減圧弁を給水
ポンプと組み合わせて運転する方法を示す図、第4図は
給水流量(J1,J2,J3)と給水ポンプPの吐出圧力(1次
圧力)と給水装置用減圧弁Bの2次圧力の関係を示す図
である。 図中、A…本体、1…第1の開口部、2…第2の開口
部、3…第3の開口部、4…蓋、5…シリンダ、6…調
圧弁、8…スロットルバルブ、10…弁棒、11…釣り合い
ピストン、12…貫通穴、16…絞りオリフィス、20…1次
圧力室、21…調圧室、である。
Claims (1)
- 【請求項1】本体が第1の開口部と第2の開口部と第3
の開口部を有し、前記第1の開口部にポンプ吐出液が流
入し前記第2の開口部より該液が流出するとともに、前
記第3の開口部には蓋を設け、該蓋の上にシリンダを設
け、さらに調圧弁を具備する構成であって、 前記第1の開口部には弁座部を設け、該弁座部を塞ぐよ
うにスロットルバルブが設けられるとともに、該スロッ
トルバルブの下部に該第1の開口部の内周面を上下に摺
動するガイドが設けられ、 一端が前記蓋を貫通して前記シリンダ内に達する弁棒を
有し、該一端に該シリンダ内を摺動する釣り合いピスト
ンを固定し、他端に前記スロットルバルブを固定し、該
弁棒には前記第1の開口部に流入するポンプ吐出液圧が
前記シリンダと釣り合いピストン上面に囲まれた1次圧
力室に通じる貫通穴が設けられ、さらに前記第1の開口
部と第2の開口部間を連通するオリフィス及び前記貫通
穴と前記シリンダと釣り合いピストン下面と蓋上面に囲
まれた調圧室とを連通する絞りオリフィスを設け、前記
調圧室は前記調圧弁に連通していることを特徴とする給
水装置用減圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990004799U JPH0716171Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 給水装置用減圧弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990004799U JPH0716171Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 給水装置用減圧弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0397714U JPH0397714U (ja) | 1991-10-08 |
JPH0716171Y2 true JPH0716171Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31508530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990004799U Expired - Lifetime JPH0716171Y2 (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 給水装置用減圧弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716171Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4818638B2 (ja) * | 2005-05-11 | 2011-11-16 | ライオン株式会社 | 計量キャップ |
US9086702B2 (en) * | 2011-07-01 | 2015-07-21 | Emerson Process Management Regulator Technologies, Inc. | Pressure-balanced fluid pressure regulators |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP1990004799U patent/JPH0716171Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0397714U (ja) | 1991-10-08 |
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