JPH0530169Y2 - - Google Patents

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JPH0530169Y2
JPH0530169Y2 JP4277688U JP4277688U JPH0530169Y2 JP H0530169 Y2 JPH0530169 Y2 JP H0530169Y2 JP 4277688 U JP4277688 U JP 4277688U JP 4277688 U JP4277688 U JP 4277688U JP H0530169 Y2 JPH0530169 Y2 JP H0530169Y2
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pressure
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piston
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビル給水設備等における配管系の給
水圧制御装置に用いる水圧制御バルブに関するも
のである。
[従来の技術] 例えば、圧力タンクを用いたポンプ自動運転に
よる給水装置では、通常その吐出圧力はポンプ吐
出水量によつて変化するが、給水付加の変動があ
ると圧力変動を共なうため湯沸し器の不調や、シ
ヤワーの水温変化等が生じる。これを防止するも
のとして、可変速ポンプによる吐出圧力一定の給
水装置が普及してきた。
しかし、前記可変速ポンプによる給水装置は一
般的に設備費が高く又ポンプ制御機器等の保守管
理が困難でランニングコストも高い。
そこで、最近小中規模の建物を対象とした給水
装置において、圧力変動の少ない経済的でコンパ
クトな給水圧力制御装置が望まれており、この要
求に応じるものとして特公昭57−35483に開示さ
れた第3図のごとくの制御バルブが知られてい
る。
この制御バルブ14は、ハウジング34,摺動
可能なバルブ部材36および背圧調整器38から
なつている。吸込口水路40はポンプ10の吐出
口に接続している。一方の吐出口水路42は圧力
タンク16に接続し、別の吐出口水路46は配管
28を通つて建物の配管系に接続している。ハウ
ジング34の下部には背圧調整器38が連結され
ている。バルブ部材36は下端部につりあいピス
トン72と上端部にスロツトルバルブ74をそな
えた中央軸70を有している。つりあいピストン
72は円周方向のシール部材76を有し、このピ
ストン72とハウジング34の内側面78との間
の密閉を行なう。上記つりあいピストン72を貫
通してオリフイス80を設け、ハウジング34内
の中央室82と下部室84との間における流体の
連通を可能にしている。スロツトルバルブ74の
外面側は中央室82と上部室90の間の流体の流
れを絞るような形状をしており、バルブ部材36
が上方に動くにつれて流量が増加する。バルブ部
材36が最下位にあるときは中央室82と上部室
90間の流体の流れは妨げられる。さらにバルブ
部材36の上部には逆止弁98を有している。上
部室90内の圧力が中央室82内の圧力よりも大
きいと逆止弁98は弁座100に押しつけられ流
体の流れは閉止する。
この制御バルブの作動は、水の使用量が多いと
配管24,28の圧力は圧力スイツチ18の作動
設定値まで低下し圧力スイツチ18がモータ1
2、ポンプ10を作動しポンプ10から吐出され
た流体が吸込口水路40を通つて制御バルブ14
に入る。流体の一部はオリフイス80を経由して
下部室84に流れる。下部室84内はピストン7
2の下面側に流体圧力を生じ、圧力調整器38に
よつてピストン72の下面側にかかる圧力の大き
さを一定に調整する。つりあいピストン72の下
面側にかかる上記のパイロツト圧力が上部室90
内に生じている配管系圧力を越えるとバルブ部材
36は上方に動きスロツトル弁74は開かれる。
この様にして上部室90と下部室84の間の圧力
差によりスロツトル弁の開度は決定される。
供給蛇口30が閉じられると、配管系内の圧力
はつりあいピストン72にかかるパイロツト圧力
よりも大きくなるまで上昇しこの時点でバルブ部
材36は下方に動く。上部室90内の圧力はスロ
ツトルバルブ74を完全に閉塞するところまで次
第に増加し、流体は逆止弁98を押上げ上部室9
0から圧力タンク16内へ流れる。圧力タンク1
6が満たされると配管系の圧力は圧力スイツチ1
8の遮断レベルに達してモータ12およびポンプ
10を止める。続いて逆止弁98は弁座100に
接触して上部室90から中央室82に水が逆流す
るのを防止する。以上のごとく作動して配管系内
の圧力は一定に制御されるものである。
[考案が解決しようとする問題点] 上記のごとく、この種の定圧制御バルブはポン
プの吐出側直上に設置して配管系へ流れる配管内
の給水圧力を一定に制御するものであるが、逆止
弁98はバルブ部材36の内部に組込んだもので
あるため、流体中の異物が逆止弁98内にかみ込
んで逆止弁としての機能を果さなくなる場合があ
る。この場合、これをメンテナンスするにはバル
ブ部材36をハウジング34内から取出して修理
しなければならず非常に困難であつた。またバル
ブ部材36の内部に組込んだものであるから逆止
弁を形成する面積が少なく確実な逆止弁としての
機能を有する機構が組込み難い。さらに、上記従
来例では第3図の制御バルブ14を横向きに配管
して使用した場合では逆止弁98の弁体が不安定
で確実な逆止弁としての機能が得られない場合が
あつた。
本考案は、上記の問題を解消する定圧制御バル
ブを提供するものである。
[考案が解決するための手段] 本考案の要旨は、ポンプ吐出側に接続して流体
の圧力を定圧に制御するバルブであつて、吸込口
水路と吐出口水路を設けたバルブ本体と、該バル
ブ本体内に摺動可能に収容されて吐出口水路の圧
力を一定に制御するスロツトルバルブおよび該ス
ロツトルバルブの反対側に弁棒を介してつりあい
ピストンを設け前記スロツトルバルブとつりあい
ピストンの中間部分に吸込口水路よりの流体を供
給する様配置した制御弁体と、前記つりあいピス
トンの端面側ピストン室に吸込口水路よりの流体
が流入する様にしこのピストン室内の圧力水の一
部をバルブ本体の外部へ排出しながら一定の圧力
に調整する圧力調整装置と前記バルブ本体の側壁
に、一方はバルブ本体の吸込口水路側と連通し他
方は吐出口水路側と連通する小穴を設けて該小穴
間に弁体ガイドを有する逆止弁を設け、前記スロ
ツトルバルブが閉止している際に吐出口水路側の
圧力が最大値に達するまで流入口水路側から吐出
口水路側に水が流れるのを可能にしたことを特徴
とする定圧制御バルブである。
[作用] 本考案は、上記のごとくバルブ本体の側壁に一
方はバルブ本体の吸込口水路側と連通し、他方は
吐出口水路側と連通する穴を設けて該小穴間に逆
止弁装置を設けた構造となつているので、水中に
混入された異物が逆止弁内にかみ込んで故障した
場合等においても、逆止弁がバルブ本体の側壁に
あるのでメンテナンスが容易で、又バルブ本体の
側壁に設けるため逆止弁を形成する面積が広くと
れ、確実な逆止弁機構を有する弁体ガイドを有す
る逆止弁構造を得、配管取付けによる方向性がな
く安定した定圧制御を行うことができる。
[実施例] 次に本考案による実施例を図を用いて説明す
る。
第1図は、本実施例の縦断面図、第2図は第1
図実施例の定圧制御バルブを上から見た図を示し
たものである。本考案に係る定圧制御バルブは、
下部に流入口水路1、上部に吐出口水路2、中央
室7、ピストン室6をともに同軸線上に有する本
体4、およびスロツトル弁10、ピストン14、
弁棒13からなる制御弁体5、そして弁17、ダ
イアフラム26、スプリング19、調整ナツト2
0、調整ネジ21から成る圧力調整部30、さら
に制御弁体5の摺動量を規制するストツパー9、
および本体4の側壁には吐出口水路2側と連通す
る小穴41と流入口水路1側と連通する小穴42
を有し、その外壁には凹部43を設けて逆止弁座
44を形成し、逆止パツキン61、弁体ガイド6
2よりなる逆止弁体60と逆止弁スプリング6
3、ガイド部64を有する密封蓋65よりなる逆
止弁66とにより形成されている。そして逆止弁
66は流入口水路1側から吐出口水路2側へ流れ
るが吐出口水路2側から流入口水路1側へは逆止
弁体60によつて阻止されるようになつている。
又密封蓋65はガイド部64で弁体60をガイド
し凹部43内を密封し、内部流体が外部へ漏れな
い様にしてある。
本体4の下端と上端は流入口水路1側と吐出口
水路2側の配管に設けられたフランジによつて挟
着されてポンプの吐出側および給水配管等の2次
側配管とボルトにり接続固定される。4aは弁座
部であり、制御弁体5のスロツトル弁10がここ
にセツトされ上方にスライドするようになつてい
る。
制御弁体5は、弁棒13の一端に円周上がスリ
ツト形状のガイドバー部10bをもつたスロツト
ル弁10、柔軟性の材質からなる弁シート11が
固定され、もう一方の端にはピストン14が弁棒
13の端部に固定され、ピストン14の外周には
溝部を設けてOリング16aおよびOリング16
aの外周を囲むストルパーリング16bが取付け
られ、ピストン14とピストン室6の内周面6a
間を摺動可能にシールしている。
ストツパー9は複数個のリブを有し、本体4内
にねじ込まれる。又ストツパー9を通過する流体
通過断面積は弁座部4aの内径断面積より大きく
形成してあり、さらにストツパー9を取外すこと
により、制御弁体5は本体4から取外せるように
なつている。
又、ピストン14には流入口水路1とピストン
室6に通ずるオリフイス14aがあけられ、オリ
フイス14a内には針金14bが挿入してある。
圧力調整部30は、弁17を中央に固定取付け
たダイアフラム26と調整ナツト20の間でスプ
リング19がセツトされ、圧力調整部30のハウ
ジング22内に収められ、ハウジング22より外
部に一端を出している調整ねじ21をまわし、調
整ナツト20の移動によりスプリング19の力を
調整する。
ハウジング22は、本体4に設けられた圧力調
整部取付座8にダイアフラム26を介してボルト
27により固定される。圧力調整部取付座8の側
部には、ネジ部を有する流体排出口18を有して
いる。
流体は、ピストン室6から通水路24を通つて
ダイアフラム26に流体圧を加え、スプリング1
9により調整された圧力となるよう弁座4bと弁
17の開度が自動的に調整されながら吐水路25
を通り、流体排出口18へ排出される。流入口水
路1と吐出口水路2は同一軸線上に設けてあるの
で配管が容易に行える。
[効果] 上記のごとく本考案の定圧制御バルブは、本体
4の側壁に流入口水路1側から吐出口水路2側へ
流れ、吐出口水路2側から流入口水路1側への流
れを阻止する逆止弁66を設けてあるので、逆止
弁66のメンテナンスが従来のごとく制御弁体5
を取外す必要がなく、又逆止弁66の弁体60に
ガイド部62を設けてあり、配管の取付け状態が
どの方向であつても確実に作動して給水圧力の定
圧制御が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に示す定圧制御バルブ
の縦断面図、第2図は第1図の側面図、第3図は
従来の定圧制御バルブと給水装置の概略系統図で
ある。 1……流入口水路、2……吐出口水路、4……
定圧制御バルブ本体、5……制御弁体、10……
スロツトル弁、12……弁体、13……弁棒、1
4……ピストン、14a……オリフイス、19…
…スプリング、21……調整ネジ、30……圧力
調整部、41,42……小穴、43……凹部、4
4……逆止弁座、60……逆止弁体、61……逆
止パツキン、62……弁体ガイド、63……逆止
弁スプリング、64……ガイド部、65……密封
蓋、66……逆止弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ吐出側に接続して流体の圧力を定圧に制
    御するバルブであつて、吸込口水路と吐出口水路
    を設けたバルブ本体と、該バルブ本体内に摺動可
    能に収容されて吐出口水路の圧力を一定に制御す
    るスロツトルバルブおよび該スロツトルバルブの
    反対側に弁棒を介してつりあいピストンを設け前
    記スロツトルバルブとつりあいピストンの中間部
    分に吸込口水路よりの流体を供給する様配置した
    制御弁体と、前記つりあいピストンの端面側ピス
    トン室に吸込口水路よりの流体が流入する様にし
    このピストン室内の圧力水の一部をバルブ本体の
    外部へ排出しながら一定の圧力に調整する圧力調
    整装置と、前記バルブ本体の側壁に一方はバルブ
    本体の吸込口水路側と連通し他方は吐出口水路側
    と連通する小穴を設けて該小穴間に弁体がガイド
    を有す逆止弁を設け、前記スロツトルバルブが閉
    止している際に吐出口水路側の圧力が最大値に達
    するまで流入口水路側から吐出口水路側に水が流
    れるのを可能にしたことを特徴とする定圧制御バ
    ルブ。
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