JPS61171895A

JPS61171895A - 自動式ポンプの整圧弁

Info

Publication number: JPS61171895A
Application number: JP1240985A
Authority: JP
Inventors: Kiyoichi Kojima; 小島　喜代一
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-01-28
Filing date: 1985-01-28
Publication date: 1986-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は自動式ポンプの圧力タンクの吐出口に設けら
れる整圧弁の改良に関するものである。

自動式ポンプは圧力タンク内の水位が低下してタンク内
の空気圧がＯＮ圧力になれば電動ポンプを起動し、水位
が上昇してＯＦＦ圧力となればポンプを停止せしめる圧
力スイッチを具えたものである。圧力タン−は上記の構
成によって常時、水を貯え、水栓を開けば、タンク内の
空気圧によって、いつでも水が出るようになっている。

しかし、タンク内の圧力はＯＦＦ圧力とＯＮ圧力との間
を往復して変化するから、水栓の開きを一定にして使用
するとき、タンク内の圧力の変化に従って給水流量が小
さくなったり、大きくなったりする。連続的に水を使用
する場合、流量が大きく脈動することは、湯沸器、シャ
ワーあるいは撒水などの使い勝手を悪くする。

このため、従来は圧力タンクの吐出口に整圧弁を取り付
けて給水管の水圧を一定に保つことが一般に行なわれて
いる。整圧弁の一例としては、実公昭５９−５３０９２
号の公報に記載されたものがある。

第１図は、自動ポンプを使用した給水設備の構成図であ
る０図において、１は電動ポンプ、２はポンプの吐出側
に接続された圧力タンク、３はポンプの吸込管、４は整
圧弁、５は整圧弁の出口に接続された給水配管、６は給
水配管に設けた水栓。

７はタンクに附属した圧力スイッチ、３０は水源である
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

実際の給水設備では、水栓は１台所、浴室、洗面白１便
所、撒水用など、多くの場所に分散して配置されている
。

従ってポンプの保守点検の際に、これらの多数の水栓を
閉じるために歩くことは、大変な手間がかかる。これは
一つの問題点である。

次に、クーラーの冷却、噴水の使用など小水量で連続的
に水を使用する場合はポンプが過負となる慣れがある。

これは第二の問題点である。

この発明は上記の問題点を解決したものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は整圧弁の本体に、弁を閉状態に固定する機構と
、流出口の水圧を受圧室のダイヤプラムに伝達する通路
を閉塞する機構と、流出口に流入する水の一部をポンプ
の吸込側に還流せしめる接続口を設けた点を特徴とする
ものである。

〔実施例〕

第２図は本発明の整圧弁の一実施例について、その構造
を縦断面図で示したものである。

図において、弁ケース８は、左側に流入口９、右側に流
出口１０があり、流入口９と流出口１０は、水平部に開
口１２を設けた隔ｕ１３によって仕切られている。関口
１２の下面はこれに対向する弁体２２があり、その弁軸
２１は弁ケース８の土壁を貫通して突出した部分にダイ
ヤフラム１９の中心部が固着されている。ダイヤフラム
の周縁は弁ケースの上面外周に密着し、弁ケース８の上
面とダイヤフラム１９の下面との間の空間が受圧室１４
となる。弁ケースのカバー２０内にはダイヤフラム１９
を下方に押圧するコイルバネ２５があり、バネ圧調節用
の有底円筒形ネジ２６がカバー２０の中心孔に螺合され
ている。弁軸２１はその上部に切った雄ネジ部分が円筒
形ネジ２６の中心孔に緩く貫通しており、突出した部分
に締付ナツト２７が螺合している。

本発明の構成部分である、弁を閉状態に固定する機構は
、前記の弁軸２１の上部の雄ネジ部分と。

これに螺合された締付ナツト２７との組み合わせによっ
て構成される。

次に、本発明における、流出口の水圧をダイヤフラム１
９に伝達する通路を閉塞する機構は、連通路１５．中間
室１７．連通ｊｌ１６と、中間室１７に螺入しである閉
塞ネジ１８とによって構成される。

また、流出口１０に流入する水の一部をポンプに還流せ
しめる接続口１１は弁ケース８の下面に設けられ、不使
用時には、パツキン２８とキャップ２９とによって閉鎖
され、使用時にはキャップ２９を外し、第１図に示した
還流用導管３１の端部をこれに接続する。

〔作用］電動ポンプの点検に当っては、締付ナツト２フをスパナ
−で回し、弁軸２１を引き上げれば、弁体２２が開口部
１２を閉じた状態に固定される。

小流量での連続運転を行なう場合は、閉塞ネジ１８を深
くねじ込むことによって流入口の水圧をダイヤフラムに
伝達する通路を閉塞する。これによって整圧作用を停止
せしめ、締付ナツト２７により弁開度を調節して給水量
を加減し、接続口１１に還流用導管３１を接続すれば、
流出口１０に流入する水の一部はポンプの吸込側に還流
する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、電動ポンプの点検に際し、多数の水栓
を閉じる必要がなく、締付ナツト２７の簡単な操作で給
水を止めることができるから点検に要する時間を短縮す
ることができる０本発明の機構は極めて簡単で、給水管
に元栓を設けることにくらべて、費用の節約となる。

また、小水量で連続運転を行う場合は、還流方式を採用
することによって、ポンプをその特性曲線上の効率のよ
い領域で使用できて過負荷が防止できる。還流方式への
切替えも容易で、設備費もかからないという効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動式ポンプを使用した給水設備の構成を示す
線図的説明図、第２図は本発明の整圧弁の一実施例の縦
断面図である。１・・・電動ポンプ、２・・・圧力タンク、３・・・吸
込管、４・・・整圧弁、５・・・給水管、６・・・水栓
、７・・・圧力スイッチ、８・・・弁ケース、９・・・
流入口、１０・・・流出口、１１・・・接続口、１２・
・・開口部、１３・・・隔壁。１４・・・受圧室、１５，１６・・・連通孔、１７・・
・中間室、１８・・・閉塞ネジ、１９・・・ダイヤフラ
ム、２０・・・弁ケースのカバー、２１・・・弁軸、２
２・・・弁体、２５・・・コイルバネ、２６・・・円筒
形ネジ、２７・・・締付ナツト、２８・・・パツキン、
２９・・・キャップ。第　ｌ　　凹第　２　口

Claims

【特許請求の範囲】

１、圧力タンクの吐出口に設けられる整圧弁の本体に、
弁を閉状態に固定する機構と、流出口の水圧を受圧室の
ダイヤフラムに伝達する通路を閉塞する機構と、流出口
に流入する水の一部をポンプの吸込側に還流せしめる接
続口を設けたことを特徴とする自動式ポンプの整圧弁。