JPH071616A - 紙巻き煙草のような複数本の棒状物体のためのヒンジ蓋付きパックとその製造方法 - Google Patents
紙巻き煙草のような複数本の棒状物体のためのヒンジ蓋付きパックとその製造方法Info
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- JPH071616A JPH071616A JP6038857A JP3885794A JPH071616A JP H071616 A JPH071616 A JP H071616A JP 6038857 A JP6038857 A JP 6038857A JP 3885794 A JP3885794 A JP 3885794A JP H071616 A JPH071616 A JP H071616A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D5/00—Rigid or semi-rigid containers of polygonal cross-section, e.g. boxes, cartons or trays, formed by folding or erecting one or more blanks made of paper
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- B65D5/44—Integral, inserted or attached portions forming internal or external fittings
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- B65D5/5028—Elements formed separately from the container body
- B65D5/5035—Paper elements
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- B65D85/07—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles
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- B65D85/10—Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for compressible or flexible articles rod-shaped or tubular for cigarettes
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Cartons (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】紙巻き煙草などの細長い物体が、パックの壁か
ら、予定した正確な距離を隔てて配列され、また、前記
物体同士も、互いに凭れ合うことなく、互いに離れた状
態でパック内に配列されることができるヒンジ蓋付きパ
ックを提供すること。 【構成】ブランクとカラー(38)を構成する支持挿入部材
(42)の一部である支持壁(32,33) が、互いに一定の距離
を隔てて、パックのパック部分(10)内に設けられる。一
群の物体は、共軸線上に配置された前記支持壁の空所(3
5)を通過して、互いに正確な相対位置に配列する。
ら、予定した正確な距離を隔てて配列され、また、前記
物体同士も、互いに凭れ合うことなく、互いに離れた状
態でパック内に配列されることができるヒンジ蓋付きパ
ックを提供すること。 【構成】ブランクとカラー(38)を構成する支持挿入部材
(42)の一部である支持壁(32,33) が、互いに一定の距離
を隔てて、パックのパック部分(10)内に設けられる。一
群の物体は、共軸線上に配置された前記支持壁の空所(3
5)を通過して、互いに正確な相対位置に配列する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、パック部分と、この
パック部分の後部壁と関節態様で連結された蓋と、カラ
ー前部壁とカラーの両側タブとからなり下部の区域によ
って前記パック部分に固定されたカラーとを備える、紙
巻き煙草のような棒状物体のためのヒンジ蓋付きパック
に関する。この発明は、さらにまた、前記タイプのヒン
ジ蓋付きパックの製造方法にも関連する。
パック部分の後部壁と関節態様で連結された蓋と、カラ
ー前部壁とカラーの両側タブとからなり下部の区域によ
って前記パック部分に固定されたカラーとを備える、紙
巻き煙草のような棒状物体のためのヒンジ蓋付きパック
に関する。この発明は、さらにまた、前記タイプのヒン
ジ蓋付きパックの製造方法にも関連する。
【０００２】
【従来の技術】ヒンジ蓋付きパックは、世界中で使用さ
れている紙巻き煙草およびその他の細長い物体のための
一つの包装形態である。紙巻き煙草その他の物体を処理
し、および／または、保護するために、紙巻き煙草その
他の物体が互いに凭れ合わないように、これらを、互い
に或る距離だけ離して、ヒンジ蓋付きパックの内部に配
列することが必要である。
れている紙巻き煙草およびその他の細長い物体のための
一つの包装形態である。紙巻き煙草その他の物体を処理
し、および／または、保護するために、紙巻き煙草その
他の物体が互いに凭れ合わないように、これらを、互い
に或る距離だけ離して、ヒンジ蓋付きパックの内部に配
列することが必要である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、この発想
をさらに前進させたものであって、その目的は、紙巻き
煙草またはその他の細長い、特に、円筒状物体用のヒン
ジ蓋付きパックを提案することであり、当該パック内部
では、前記物体同士が、互いに予定した正確な距離を隔
てて配列されるとともに、前記物体が、同様に、パック
の壁からも予定した正確な距離を隔てて配列される。
をさらに前進させたものであって、その目的は、紙巻き
煙草またはその他の細長い、特に、円筒状物体用のヒン
ジ蓋付きパックを提案することであり、当該パック内部
では、前記物体同士が、互いに予定した正確な距離を隔
てて配列されるとともに、前記物体が、同様に、パック
の壁からも予定した正確な距離を隔てて配列される。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明のヒンジ蓋付きパックは、前記物体のそれ
ぞれが置かれる部位と互いに整合する複数の空所を備え
る少なくとも２つの横断方向の支持壁が、パック部分に
配置される点、前記支持壁が、カラーおよび壁同士と連
結されて支持インサート部を形成する点、および上部支
持壁が、下部折り曲げ線を介してカラーの前部壁と連結
される点によって規定される。
め、この発明のヒンジ蓋付きパックは、前記物体のそれ
ぞれが置かれる部位と互いに整合する複数の空所を備え
る少なくとも２つの横断方向の支持壁が、パック部分に
配置される点、前記支持壁が、カラーおよび壁同士と連
結されて支持インサート部を形成する点、および上部支
持壁が、下部折り曲げ線を介してカラーの前部壁と連結
される点によって規定される。
【０００５】このパックの有利な１実施例において、物
体の定置部位のための空所を備える横断方向の支持壁
が、パック部分の内部に配設される。この点によって、
紙巻き煙草等を特に安定して定置することが可能にな
る。支持壁内の空所は、好ましくは、２つの群列をなし
て、共軸線上に配設される。
体の定置部位のための空所を備える横断方向の支持壁
が、パック部分の内部に配設される。この点によって、
紙巻き煙草等を特に安定して定置することが可能にな
る。支持壁内の空所は、好ましくは、２つの群列をなし
て、共軸線上に配設される。
【０００６】
【作用】この発明によれば、２つの支持壁が、カラーと
ともに、１続きのブランクからなる密着性の支持インサ
ート部を形成する。この支持インサート部は、そのカラ
ーが、ヒンジ蓋付きパックのための定置部位の正確化を
分担し、両支持壁が、安定した平行な位置に設けられ、
そして支持インサート全体が、ヒンジ蓋付きパックの底
部上に支持されるように、設計、配設される。
ともに、１続きのブランクからなる密着性の支持インサ
ート部を形成する。この支持インサート部は、そのカラ
ーが、ヒンジ蓋付きパックのための定置部位の正確化を
分担し、両支持壁が、安定した平行な位置に設けられ、
そして支持インサート全体が、ヒンジ蓋付きパックの底
部上に支持されるように、設計、配設される。
【０００７】前記のようなパックを製造するこの発明の
方法によれば、パックの内容物に対応する一群の物体
が、支持インサートの空所に導入され、これらの物体
が、支持インサートと一緒に１ユニットとして、完成ま
たは半完成のパック内に導入される。
方法によれば、パックの内容物に対応する一群の物体
が、支持インサートの空所に導入され、これらの物体
が、支持インサートと一緒に１ユニットとして、完成ま
たは半完成のパック内に導入される。
【０００８】カラーおよび支持脚を有する支持インサー
トの１続きの構造においては、この発明のさらに詳細な
特徴が、支持インサートの折り曲げ順序の説明を行う箇
所で明らかになる。
トの１続きの構造においては、この発明のさらに詳細な
特徴が、支持インサートの折り曲げ順序の説明を行う箇
所で明らかになる。
【０００９】
【実施例】この発明のパックの模範実施例とその折り曲
げ順序を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
げ順序を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【００１０】ヒンジ蓋付きパックの新規な内部構造を、
好ましい模範実施例として図示する。このヒンジ蓋付き
パックは、パック部分10と、蓋11からなる。図１は、そ
のようなヒンジ蓋付きパック用の従来型のブランクを示
す。折り曲げ線12は、前部壁13. 底部壁14, および後部
壁15となる区域を規定する。ヒンジ蓋付きパックの両側
壁16,17 は、それぞれが、互いに重なり、接着によって
互いに連結される２つの側タブ18,19 からなる。後部壁
15と隣り合う側タブ18は内側に設けられる。
好ましい模範実施例として図示する。このヒンジ蓋付き
パックは、パック部分10と、蓋11からなる。図１は、そ
のようなヒンジ蓋付きパック用の従来型のブランクを示
す。折り曲げ線12は、前部壁13. 底部壁14, および後部
壁15となる区域を規定する。ヒンジ蓋付きパックの両側
壁16,17 は、それぞれが、互いに重なり、接着によって
互いに連結される２つの側タブ18,19 からなる。後部壁
15と隣り合う側タブ18は内側に設けられる。
【００１１】蓋11も、同様に設計されており、蓋の後部
壁20, 蓋の上部壁21, およびこの順にパック部分の後部
壁15と隣り合う蓋の前部壁22を備える。
壁20, 蓋の上部壁21, およびこの順にパック部分の後部
壁15と隣り合う蓋の前部壁22を備える。
【００１２】蓋の後部壁20と後部壁15の間に、開閉時に
蓋11を回動させるための関節線23が形成される。蓋の両
側壁24,25 は、両側壁16,17 の構造と似た構造を有する
蓋の両側タブ26,27 からなる。内側タブ28は、蓋の前部
壁22の自由な端部に付設されており、完成後のパックで
は、蓋の前部壁22の内側と接触する（図４参照）。
蓋11を回動させるための関節線23が形成される。蓋の両
側壁24,25 は、両側壁16,17 の構造と似た構造を有する
蓋の両側タブ26,27 からなる。内側タブ28は、蓋の前部
壁22の自由な端部に付設されており、完成後のパックで
は、蓋の前部壁22の内側と接触する（図４参照）。
【００１３】ヒンジ蓋付きパックは、一群の細長い棒状
の物体29を収容するように機能する。これらの物体は、
従来の紙巻き煙草であってもよいが、紙巻き煙草と似た
物体であればよく、これに限られることはない。現模範
実施例においては、パックが、物体29が、ヒンジ蓋付き
パックの内部で、２つの群列30,31 をなして垂直姿勢に
配列されるような大きさに設定される。物体29は、互い
に一定の距離だけ離れて配列される。群列30,31 の間に
も、前記と同一の距離が隔てられる。群列間の距離は前
記と同じ距離である必要はない。
の物体29を収容するように機能する。これらの物体は、
従来の紙巻き煙草であってもよいが、紙巻き煙草と似た
物体であればよく、これに限られることはない。現模範
実施例においては、パックが、物体29が、ヒンジ蓋付き
パックの内部で、２つの群列30,31 をなして垂直姿勢に
配列されるような大きさに設定される。物体29は、互い
に一定の距離だけ離れて配列される。群列30,31 の間に
も、前記と同一の距離が隔てられる。群列間の距離は前
記と同じ距離である必要はない。
【００１４】複数の物体29の相対的関係位置を維持する
ために、物体29は、それぞれ、或る距離を隔てて支持さ
れる。現模範実施例では、２つの支持壁32,33 が、パッ
ク部分10の内部に設けられる。支持壁32,33 は、互いの
間に或る距離を隔てて、また、底部壁14と蓋11からも或
る距離を隔てて、物体29の長手方向に配設される。支持
壁32,33 は、底部壁14と平行に延在する。
ために、物体29は、それぞれ、或る距離を隔てて支持さ
れる。現模範実施例では、２つの支持壁32,33 が、パッ
ク部分10の内部に設けられる。支持壁32,33 は、互いの
間に或る距離を隔てて、また、底部壁14と蓋11からも或
る距離を隔てて、物体29の長手方向に配設される。支持
壁32,33 は、底部壁14と平行に延在する。
【００１５】各支持壁32,33 は、物体29の本数と一致す
る数の空所34,35 を具備している。これらの空所は、物
体29の関係位置、すなわち、群列30,31 の関係位置と一
致するように配設される。２つの支持壁32,33 の空所3
4,35 は、軸線を共有するように、すなわち、一方が他
方の真上に正しく位置するように配設されるので、各物
体29は、一方の支持壁32,33 の空所34,35 と他方の支持
壁の空所を貫通する。
る数の空所34,35 を具備している。これらの空所は、物
体29の関係位置、すなわち、群列30,31 の関係位置と一
致するように配設される。２つの支持壁32,33 の空所3
4,35 は、軸線を共有するように、すなわち、一方が他
方の真上に正しく位置するように配設されるので、各物
体29は、一方の支持壁32,33 の空所34,35 と他方の支持
壁の空所を貫通する。
【００１６】空所34,35 は、その形状が、物体29の外形
と一致する。現実施例の場合は、物体29の円筒形の外形
と一致する円形の空所34,35 が、支持壁32,33 にパンチ
される。今の場合、このパンチングは、完全に円形にな
るようには行われない。むしろ、支持壁32,33 の材料の
残存ウエブ36が形成されるようにパンチされる（例えば
図２参照）。その結果、パンチングで切り離された、円
形をなす被パンチ部分37は、前記残存ウエブ36を介して
支持壁32,33 と連結したまま残る。このように処理する
ことの利点は、被パンチ部分37が、制御困難な望ましか
らざるブランク片として包装機内に放置されることがな
い点にある。これとは対照的に、これらの被パンチ部分
37は、いかなる混乱も生じない状態でパック内に支持さ
れる。図４から明らかなように、被パンチ部分37は、物
体29を空所34,35 内へ押入する結果として、一側へ、特
に下方へ回動される。被パンチ部分37は、ここでは、前
記部分37の外側にある物体29の群列30,31 の間であっ
て、かつ、支持壁32,33 の直下に延在する。空所34,35
は、物体29の外径よりもわずかに大きな径を有する。
と一致する。現実施例の場合は、物体29の円筒形の外形
と一致する円形の空所34,35 が、支持壁32,33 にパンチ
される。今の場合、このパンチングは、完全に円形にな
るようには行われない。むしろ、支持壁32,33 の材料の
残存ウエブ36が形成されるようにパンチされる（例えば
図２参照）。その結果、パンチングで切り離された、円
形をなす被パンチ部分37は、前記残存ウエブ36を介して
支持壁32,33 と連結したまま残る。このように処理する
ことの利点は、被パンチ部分37が、制御困難な望ましか
らざるブランク片として包装機内に放置されることがな
い点にある。これとは対照的に、これらの被パンチ部分
37は、いかなる混乱も生じない状態でパック内に支持さ
れる。図４から明らかなように、被パンチ部分37は、物
体29を空所34,35 内へ押入する結果として、一側へ、特
に下方へ回動される。被パンチ部分37は、ここでは、前
記部分37の外側にある物体29の群列30,31 の間であっ
て、かつ、支持壁32,33 の直下に延在する。空所34,35
は、物体29の外径よりもわずかに大きな径を有する。
【００１７】現模範実施例においては、支持壁32,33
が、互いに連結して一続きのブランクを形成する（図２
参照）。さらに、同一材質のブランク原材によってカラ
ー38が形成される。このタイプのカラーは、ヒンジ蓋付
きパックにおいて、パック10内部への挿入部材として慣
習的なものである。このカラー38は、カラー前部壁39と
両カラー側タブ40,41 からなっている。カラー前部壁39
は、パック部分の前部壁13の内側と接触する。両カラー
側タブ40,41 は、両側壁16,17 の区域の内側に延在す
る。カラー38の一部の区域は、パック部分10から突出
し、パックの閉鎖位置においては、蓋11に囲まれる（図
４参照）。
が、互いに連結して一続きのブランクを形成する（図２
参照）。さらに、同一材質のブランク原材によってカラ
ー38が形成される。このタイプのカラーは、ヒンジ蓋付
きパックにおいて、パック10内部への挿入部材として慣
習的なものである。このカラー38は、カラー前部壁39と
両カラー側タブ40,41 からなっている。カラー前部壁39
は、パック部分の前部壁13の内側と接触する。両カラー
側タブ40,41 は、両側壁16,17 の区域の内側に延在す
る。カラー38の一部の区域は、パック部分10から突出
し、パックの閉鎖位置においては、蓋11に囲まれる（図
４参照）。
【００１８】図２のブランクは、パック部分10内で、支
持挿入部材42を形成するために、特別な態様で設計され
る。この支持挿入部材42のためのブランクの幅は、カラ
ー38に必要な幅と一致する。折り曲げタブ43,44 は、し
たがって、カラー38の両側であって、かつ、支持壁32,3
3 の区域内に設定される。支持壁32,33 の間の距離は、
横方向の折り曲げタブ46と同様に支持挿入部材42の中間
部分45によって決まる。
持挿入部材42を形成するために、特別な態様で設計され
る。この支持挿入部材42のためのブランクの幅は、カラ
ー38に必要な幅と一致する。折り曲げタブ43,44 は、し
たがって、カラー38の両側であって、かつ、支持壁32,3
3 の区域内に設定される。支持壁32,33 の間の距離は、
横方向の折り曲げタブ46と同様に支持挿入部材42の中間
部分45によって決まる。
【００１９】現模範実施例においては、さらにまた、ス
ペーサータブ47が、カラー38と向き合う側の中間区域に
形成され、下部支持壁33の自由端部と隣り合う。このス
ペーサータブ47の外形は、カラー前部壁39の区域に形成
される従来型の凹部48の外形と一致する。外形がこのよ
うに一致しているので、薄いカードボードなどからなる
連続した材料ウエブにパンチングを施すことによって、
支持挿入部材42用のブランクを、材料に無駄を生じるこ
となく製造することが可能である。
ペーサータブ47が、カラー38と向き合う側の中間区域に
形成され、下部支持壁33の自由端部と隣り合う。このス
ペーサータブ47の外形は、カラー前部壁39の区域に形成
される従来型の凹部48の外形と一致する。外形がこのよ
うに一致しているので、薄いカードボードなどからなる
連続した材料ウエブにパンチングを施すことによって、
支持挿入部材42用のブランクを、材料に無駄を生じるこ
となく製造することが可能である。
【００２０】両カラー側タブ40,41 および折り曲げタブ
43,46,44は、複数のパンチング・カット49によって互い
に分割、分離される。
43,46,44は、複数のパンチング・カット49によって互い
に分割、分離される。
【００２１】支持挿入部材42は、垂直脚部としてのカラ
ー38が、前部壁13と向かい合うように、三次元に形作ら
れる。上部支持壁32は、横断方向に折り曲げることによ
って、これに隣接する。上部支持壁32は、次に、パック
部分10の後部壁15と接触する長方形の中間部分45を折り
曲げることによって、垂直折り曲げ部となる。下部支持
壁33は、横断方向に折り曲げることによって中間部分45
の下端部と接する。下向きに折り曲げたスペーサータブ
47は、中間部分45と向き合う面の一方の側にある。支持
挿入部材42の寸法は、スペーサータブ47が、底部壁14上
に直立するように選択される。支持挿入部材42の諸部
分、特に、カラー38、および／または、中間部分45は、
これらと向き合うパックの諸部分と接着によって連結す
ることができる。支持挿入部材42の諸区域は、折り曲げ
線50によって互いに区画される。
ー38が、前部壁13と向かい合うように、三次元に形作ら
れる。上部支持壁32は、横断方向に折り曲げることによ
って、これに隣接する。上部支持壁32は、次に、パック
部分10の後部壁15と接触する長方形の中間部分45を折り
曲げることによって、垂直折り曲げ部となる。下部支持
壁33は、横断方向に折り曲げることによって中間部分45
の下端部と接する。下向きに折り曲げたスペーサータブ
47は、中間部分45と向き合う面の一方の側にある。支持
挿入部材42の寸法は、スペーサータブ47が、底部壁14上
に直立するように選択される。支持挿入部材42の諸部
分、特に、カラー38、および／または、中間部分45は、
これらと向き合うパックの諸部分と接着によって連結す
ることができる。支持挿入部材42の諸区域は、折り曲げ
線50によって互いに区画される。
【００２２】前記の構造を持つパックを製造するには、
先ず第一に、支持挿入部材42を、少なくとも支持壁32,3
3 が、パックに代わって適切な位置を占めるまで折り曲
げられる。一群の物体29が、相対的な間隔を維持したま
ま、ユニットとして支持挿入部材42に供給され、これと
結合される。物体群29は同時に、特に、回動する被パン
チ部分37とともに、あらかじめ形成した空所34,35 を通
過する。こうして形成されたユニットは、次に、この段
階の進行中に少なくとも部分的に完成された実際のヒン
ジ蓋付きパック内に導入される。
先ず第一に、支持挿入部材42を、少なくとも支持壁32,3
3 が、パックに代わって適切な位置を占めるまで折り曲
げられる。一群の物体29が、相対的な間隔を維持したま
ま、ユニットとして支持挿入部材42に供給され、これと
結合される。物体群29は同時に、特に、回動する被パン
チ部分37とともに、あらかじめ形成した空所34,35 を通
過する。こうして形成されたユニットは、次に、この段
階の進行中に少なくとも部分的に完成された実際のヒン
ジ蓋付きパック内に導入される。
【００２３】図２に示す支持挿入部材42の折り曲げ順序
のシーケンスは、図６から図９に斜視図によって示され
ている。
のシーケンスは、図６から図９に斜視図によって示され
ている。
【００２４】これらの図によれば、先ず、ブランクのU
字状折り曲げ位置が形成され（図６参照）ており、中間
部分45を区画する折り曲げ線50の区域に折り曲げが行わ
れる。この中間部分45は、隣り合う両折り曲げタブ46と
ともに U字状断面を構成する。
字状折り曲げ位置が形成され（図６参照）ており、中間
部分45を区画する折り曲げ線50の区域に折り曲げが行わ
れる。この中間部分45は、隣り合う両折り曲げタブ46と
ともに U字状断面を構成する。
【００２５】前記両折り曲げタブ46は、その後で、中間
部分45を横断する位置に折り曲げられる（図７参照）。
図８に示す次の折り曲げ段階では、一方の上部支持壁32
の両折り曲げタブ43が、すでに折り曲げ済みの折り曲げ
タブ46と接触するまで折り曲げられ重ねられる。次に、
両折り曲げタブ44が、同様にして、両折り曲げタブ43と
接するまで折り曲げられる（図８参照）。この最後の折
り曲げ段階で、カラー38が、支持壁32を横断する位置に
折り曲げられ、カラー側面タブ40,41 がカラー前部壁39
を横断する位置に折り曲げられる。さらになお、スペー
サータブ47が、下部支持壁33を横断する位置に折り曲げ
られる。支持挿入部材42は、このようにして、安定した
三次元の構造体として完成する（図９参照）。区域が部
分的に複層構造に形成されている結果として（折り曲げ
タブ43,44,46 )、支持挿入部材42は、立方体のヒンジ蓋
付パックの形状を強化するための安定化部材を構成す
る。
部分45を横断する位置に折り曲げられる（図７参照）。
図８に示す次の折り曲げ段階では、一方の上部支持壁32
の両折り曲げタブ43が、すでに折り曲げ済みの折り曲げ
タブ46と接触するまで折り曲げられ重ねられる。次に、
両折り曲げタブ44が、同様にして、両折り曲げタブ43と
接するまで折り曲げられる（図８参照）。この最後の折
り曲げ段階で、カラー38が、支持壁32を横断する位置に
折り曲げられ、カラー側面タブ40,41 がカラー前部壁39
を横断する位置に折り曲げられる。さらになお、スペー
サータブ47が、下部支持壁33を横断する位置に折り曲げ
られる。支持挿入部材42は、このようにして、安定した
三次元の構造体として完成する（図９参照）。区域が部
分的に複層構造に形成されている結果として（折り曲げ
タブ43,44,46 )、支持挿入部材42は、立方体のヒンジ蓋
付パックの形状を強化するための安定化部材を構成す
る。
【００２６】図９の折り曲げ位置に到達した後、一群の
物体29が、支持壁32,33 を通過して対応関係位置に押入
される。支持挿入部材42は、この折り曲げ位置におい
て、カラー38が、パック部分内において、パック（図４
参照）のために適切な位置を占めるように寸法を定めら
れる。ヒンジ蓋付きパックと支持挿入部材は、ともに、
薄いカードボードまたはこれと均等な材料から、有利に
形成される。
物体29が、支持壁32,33 を通過して対応関係位置に押入
される。支持挿入部材42は、この折り曲げ位置におい
て、カラー38が、パック部分内において、パック（図４
参照）のために適切な位置を占めるように寸法を定めら
れる。ヒンジ蓋付きパックと支持挿入部材は、ともに、
薄いカードボードまたはこれと均等な材料から、有利に
形成される。
【００２７】
【発明の効果】この発明のパックの構造およびパックの
製造方法によって、包装対象である紙巻き煙草などの物
体が、パックの壁から、予定した正確な距離を隔てて配
列され、また、前記物体同士も、互いに凭れ合うことな
く、互いに離れた状態でパック内に配列されることがで
きる。
製造方法によって、包装対象である紙巻き煙草などの物
体が、パックの壁から、予定した正確な距離を隔てて配
列され、また、前記物体同士も、互いに凭れ合うことな
く、互いに離れた状態でパック内に配列されることがで
きる。
【図１】ヒンジ蓋付きパック用の展開ブランクを示す
図。
図。
【図２】支持挿入部材用の展開ブランクを示す図。
【図３】閉鎖した完成パックの正面図。
【図４】図３のＩＶ−ＩＶ断面における、パックの垂直
断面図。
断面図。
【図５】図３のＶ−Ｉ断面における、パックの水平断面
図。
図。
【図６】支持挿入部材を製造するための連続する折り曲
げ順序を示す図。
げ順序を示す図。
【図７】図６と同様な図。
【図８】図６と同様な図。
【図９】図６と同様な図。
１０…パック部分，１１…蓋，１３…前部壁，１４…底
部壁，１５…後部壁，２９…物体，３２，３３…支持
壁，３５…空所，３７…被パンチ部分，３８…カラー，
３９…カラー前部壁，４０，４１…カラー側タブ，４２
…支持挿入部材，４３，４４，４６…横方向折り曲げタ
ブ，４５…中間部分，４７…スペーサータブ，４８…凹
部。
部壁，１５…後部壁，２９…物体，３２，３３…支持
壁，３５…空所，３７…被パンチ部分，３８…カラー，
３９…カラー前部壁，４０，４１…カラー側タブ，４２
…支持挿入部材，４３，４４，４６…横方向折り曲げタ
ブ，４５…中間部分，４７…スペーサータブ，４８…凹
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハラルト・ゴーゼブルッフ ドイツ連邦共和国、デー − 27283 フ ェルデン、ビュルガーマイスター − ウ ルバン − シュトラーセ 11
Claims (5)
- 【請求項１】 下記の(a)-(c) に特徴を有する、パック
部分(10)と、このパック部分(10)の後部壁(15)と関節態
様で連結された蓋(11)と、カラー前部壁(39)とカラーの
両側タブ(40,41) とからなり下部の区域によって前記パ
ック部分(10)に固定されたカラーとを備える、紙巻き煙
草のような棒状物体のためのヒンジ蓋付きパック： (a) 物体(29)のそれぞれの通路と互いに整合する空所(3
4, 35)を備える少なくとも２つの横断方向を向く支持壁
(32, 33)が、パック部分(10)内に配設される； (b) 前記支持壁(32, 33)が、カラー(38)と連結されてお
り、また、互いに連結して支持挿入部材(42)を形成す
る； (c) 上部支持壁(32)が、下部折り曲げ線(50)を介してカ
ラー前部壁(39)と連結される； - 【請求項２】 前記２つの支持壁(32, 33)およびカラー
(38)が、三次元の折り曲げ構造によって支持挿入部材(4
2)を形成する共通のブランクからなり、前記支持壁(32,
33)は、パック部分(10)の後部壁(15)または前部壁(13)
と接触する垂直な中間部分(45)によって、互いに連結さ
れる請求項１記載のヒンジ蓋付きパック。 - 【請求項３】 支持挿入部材(42)のためのブランクが、 折り曲げタブ(43,44,46)が、互いに重なって折り曲げら
れるか、パック部分(10)両側壁(16, 17)と向き合って互
いに接するように、横断位置に折り曲げられた、カラー
前部壁(39)、両カラー側タブ(40, 41)、支持壁(32, 33)
および中間部分(45)の区域に形成される横方向折り曲げ
タブ(43,44,46)を含め、 カラー(38)の幅すなわち横断方向の寸法と連続して一致
する請求項１または２記載のヒンジ蓋付きパック。 - 【請求項４】 支持挿入部材(42)が、 特に、下部支持壁(33)の一端部と隣接する下部区域に、
前部壁(13)または後部壁(15)と向き合って接し、底部壁
(14)にまで達しており、好ましくは、カラー前部壁(39)
の区域に形成される凹部(48)の外形を有する請求項１ま
たは２記載のヒンジ蓋付きパック。 - 【請求項５】 一群の物体(29)を、これらの物体が、互
いに距離を隔てるようにパック部分(10)内に位置付ける
ために、別体のブランクからなる支持挿入部材(42)がパ
ック内に導入されて、物体(29)相互間の距離を規定し、 前記支持挿入部材(42)は、先ず、パックとなじむ形状に
折り曲げられ、次ぎに、物体(29)が、パックとなじむ態
様で支持挿入部材(42)内に位置づけられ、最後に、支持
挿入部材(42)と物体(29)とからなるユニットが、完成ま
たは半完成のパックすなわちパック部分(10)内に導入さ
れる、 パック部分(10)と、このパック部分(10)の後部壁(15)と
関節態様で連結された蓋(11)と、カラー前部壁(39)とカ
ラーの両側タブ(40,41) とからなり下部の区域によって
前記パック部分(10)に固定されたカラーとを備える、紙
巻き煙草のような棒状物体のためのヒンジ蓋付きパック
の製造方法。
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|---|---|---|---|
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3510307B2 JP3510307B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
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Family Applications (1)
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| JP03885794A Expired - Fee Related JP3510307B2 (ja) | 1993-03-09 | 1994-03-09 | 複数本の棒状物体のためのヒンジ蓋付きパック |
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| EP (1) | EP0614824B1 (ja) |
| JP (1) | JP3510307B2 (ja) |
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| DE102014116784A1 (de) * | 2014-06-16 | 2015-12-17 | Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von Packungen für Zigaretten |
| DE102019007722A1 (de) * | 2019-11-07 | 2021-05-12 | Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) | Packung für Tabakprodukte |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US163313A (en) * | 1875-05-18 | Improvement in cigar-box trays | ||
| GB103968A (ja) * | 1900-01-01 | |||
| US163297A (en) * | 1875-05-18 | Improvement in cigar-box trays | ||
| DE577933C (de) * | 1933-06-07 | Astra Werke G M B H | Kappenschachtel fuer Ampullen und aehnliche leicht zerbrechliche Gegenstaende | |
| GB436630A (en) * | 1935-01-07 | 1935-10-15 | Muller J C & Co | Drawer-and-shell containers, particularly for cigarettes |
| GB455724A (en) * | 1935-08-01 | 1936-10-27 | Paul Hillman Baron | A container for cigarettes or other articles of a similar shape |
| CH201465A (de) * | 1938-02-15 | 1938-11-30 | Cigarettenfabrik Austria A G D | Zigarettenpackung. |
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| GB585258A (en) * | 1945-01-31 | 1947-02-03 | John Walker Chalmers | Improvements in or relating to boxes |
| FR1028686A (fr) * | 1950-12-01 | 1953-05-27 | étui à cigarettes | |
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| DE2525959A1 (de) * | 1975-06-11 | 1977-02-10 | Focke Pfuhl Verpack Automat | Verpackung fuer zigaretten, zigarillos etc. |
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| DE8231810U1 (de) * | 1982-11-12 | 1983-03-24 | Starflinger, Hubert, Dr., 8263 Burghausen | Zigarettenschachtel mit Zigaretten |
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| US4793478A (en) * | 1987-06-24 | 1988-12-27 | Brown & Williamson Tobacco Corporation | Cigarette package and the like |
| DE4005443A1 (de) * | 1990-02-21 | 1991-08-22 | Focke & Co | Quaderfoermige verpackung, insbesondere klappschachtel fuer zigaretten |
| IT225782Y1 (it) * | 1991-07-03 | 1997-01-24 | San S R L | Confezione per il contenimento di prodotti tubolari quali fiale fialoi di e similari |
| RU2009088C1 (ru) * | 1992-06-29 | 1994-03-15 | Юрий Николаевич Вольский | Коробка для табачных изделий |
| DE4310800A1 (de) * | 1993-04-05 | 1994-10-06 | Focke & Co | Verpackung für stabförmige Gegenstände, insbesondere Zigaretten |
-
1993
- 1993-03-09 DE DE4307386A patent/DE4307386A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-02-18 EP EP94102457A patent/EP0614824B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-18 DE DE59404554T patent/DE59404554D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-08 CN CN94102296A patent/CN1035868C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-08 BR BR9400840A patent/BR9400840A/pt not_active IP Right Cessation
- 1994-03-08 US US08/207,175 patent/US5558216A/en not_active Expired - Lifetime
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