JPH07160921A - 券銭分離装置 - Google Patents
券銭分離装置Info
- Publication number
- JPH07160921A JPH07160921A JP5339844A JP33984493A JPH07160921A JP H07160921 A JPH07160921 A JP H07160921A JP 5339844 A JP5339844 A JP 5339844A JP 33984493 A JP33984493 A JP 33984493A JP H07160921 A JPH07160921 A JP H07160921A
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- coin
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- accommodating
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Abstract
能で、効率的な券銭分離装置を提供する。 【構成】 斜めに設置された回転盤20上の搬送ピン2
1によりホッパ1の硬貨Cを一枚づつ係止して、コイン
センサ4に送る。またダクト3によりホッパ1内の紙券
類Mを吸引して所定場所に紙券類Mを送る。ホッパ1に
残った異物Fや変形硬貨はホッパ1をはね上げて排出す
る。
Description
る。
或いは使用済みカード類などの紙券類が投入される。こ
れらの硬貨及び紙券類は最終的に金庫に収納され、係員
がこの金庫を精算機にかけて精算するシステムになって
いる。精算機には券銭分離装置が備えられており、硬貨
と紙券類を分類するようになっている。この券銭分離装
置は、図3に示すように網ベルトを2段配設し、下側の
網ベルトに紙券と硬貨が混在したものを投入して、該網
ベルトの下側から送気し、紙券類のみを上側のベルトに
付着させて分離する構成になっている。また、図4に示
すように硬貨が通過する穴のあいた円筒により硬貨のみ
を外側の円筒に落下させ、紙券類は送気により円筒から
排出するように構成された券銭分離装置の知られてい
る。
の装置の場合、いずれも送気を行うため紙券類が機内の
各所に付着したり或いはホコリが発生する等の問題があ
った。また、装置自体が大型である上、硬貨の分離はで
きるものの硬貨を一枚づづ繰り出すことができず、硬貨
の種類を判別するための硬貨センサにかけるために別途
硬貨配列装置が必要である等の問題があった。更に硬貨
以外の異物等を分離することは出来ない等の問題があっ
た。本発明は上記した従来技術の問題点を解決すること
を目的とする。
に本発明の券銭分離装置は、硬貨と紙券類を収納する手
段と、該収納する手段内の硬貨を1つづつ抽出する手段
と、該収納する手段内の紙券類を吸引する手段とを備え
たことを特徴とする。
する手段により抽出される。そのため、硬貨配列装置等
を介さずに硬貨センサ等に直接硬貨を送り込むことがで
きる。また紙券類は吸引する手段により吸引され分離さ
れる。そのため、送気などによるホコリの発生がなく、
また紙券類が機械に付着するなどの不具合が発生しな
い。
る。図1において、基板5上にホッパ1と硬貨抽出装置
2が配設されている。基板5は垂直線から所定角度斜め
になっており、硬貨抽出装置2はこの斜めの面において
回転する回転盤20を備えている。
入されており、該ホッパ1内の硬貨Cを抽出するように
なっている。図2に示すように回転盤20の円周部23
には搬送ピン21が円周方向に複数個配設されており、
該搬送ピン21と中央板22の板厚が形成する係止段2
4により硬貨Cを係止して、ホッパ1からすくい上げる
ようになっている。回転盤20は斜めになっているた
め、硬貨Cは落下することなく、回転盤20の回転に伴
って排出部29へ搬送されるように構成されている。搬
送ピン21の位置を調整しておけば、正しい大きさと形
状の硬貨Cのみが係止され、異物や変形硬貨は搬送ピン
21に係止されない。また2枚以上の硬貨Cが係止され
たり、或いは万一異物や変形硬貨が係止されても、ロー
ラ25により落下させるようになっている。ローラ25
はバネ等により上下動可能に円周部23に押圧されてお
り、2枚目の硬貨や異物の端部を押し付けて、反対側の
端部を浮上らせ、搬送ピン21による係止を外して落下
させるようになっている。
枚づつ繰り出されて排出部29に送られ、該排出部29
からコインセンサ4に送り込まれるようになっている。
更に、円周部23には複数の送風穴26が形成され、こ
こから弱い風が送られて回転盤20に付着した紙券類M
を引き離すようになっている。風防28は送風による効
果を高めるためのもので、回転盤20の周囲に入りこん
だり引っかかりながら運ばれてきた紙券類Mを風圧によ
り排除するためのものである。回転盤20の中央板22
上には更に複数の攪拌ダボ27が設けられており、この
攪拌ダボ27によりホッパ1内部の紙券類Mのまとまり
をほぐして次に述べるダクト3の入り口付近で詰まるの
を防止している。
が回転盤20を挟むように装着され、回転盤20から重
力により落下する硬貨Cを受けとめ、コインセンサ4に
送るようになっている。コインセンサ4は磁気センサ等
により硬貨Cの種別を判別する構成になっており、従来
知られているどのような構成のコインセンサも使用可能
である。コインセンサ4により判別された硬貨Cは硬貨
C収納部等へ送られる。
半部の形状に倣うよう、下つぼみの形状をなし、回転盤
20により硬貨Cの係止が円滑に行えるようになってい
る。このホッパ1は手前側にはね上げ可能になってお
り、ホッパ1に残った変形硬貨や異物Fを排出できるよ
うになっている。
が挿入されている。該ダクト3には吸引ファン30が設
けられており、ホッパ1内部の紙券類Mを吸引して紙券
類M収納部などに紙券類Mを送るようになっている。
入された紙券類M、硬貨C内を回転盤20の下半部が回
転しつつ通過する。この際、搬送ピン21と係止段24
により硬貨Cが係止され、回転盤20の回転に伴って、
ホッパ1から抽出されて排出部29に運ばれ、コインセ
ンサ4に投入される。回転盤20に付着した紙券類Mは
送風穴26からの送気により引き離されて、再びホッパ
1に落ちる。また変形硬貨や異物Fが搬送ピン21に係
止された場合にはローラ25により落とされて、再びホ
ッパ1に収納される。硬貨Cが2枚同時に係止された場
合も同様にローラ25により落とされる。以上により硬
貨Cは1枚づつ順次ホッパ1から抽出されて排出部29
を介してコインセンサ4に送られる。一方ホッパ1内の
紙券類Mはダクト3に吸引されてホッパ1から抽出され
る。ホッパ1に残った変形硬貨や異物Fはホッパ1をは
ね上げることにより下側から排出できる。
れ、しかも異物Fや変形硬貨も分離することができる。
また硬貨Cの抽出は1枚づつ行われるため、直接コイン
センサ4に送り込むことが可能になる。更に紙券類Mは
吸引されるため、他の場所に散ったりすることがなく、
しかもホコリの発生などの問題が生じない。また、機内
のホコリの集塵も可能になる。また、攪拌ダボ27によ
り紙券類Mがほぐされるから、紙券類Mが大量にあるよ
うな場合でもダクト3の入り口が詰まる等の問題がな
く、ダクト3による紙券類Mの吸引が円滑に行える。
置は、硬貨と紙券類を収納する手段と、該収納する手段
内の硬貨を1つづつ抽出する手段と、該収納する手段内
の紙券類を吸引する手段とを備えているため、硬貨を一
枚づつ繰り出すことが可能になり、そのため硬貨配列装
置等を介さずに硬貨センサ等に直接硬貨を送り込むこと
ができる。また送気などによるホコリの発生がなく、更
に紙券類が機械に付着するなどの不具合が発生しないな
どの効果がある。
ンセンサ、5:基板、20:回転盤、21:搬送ピン、
22:中央板、23:円周部、24:係止段、25:ロ
ーラ、26:送風穴、27:攪拌ダボ、28:風防、2
9:排出部、30:吸引ファン。
Claims (5)
- 【請求項1】 硬貨と紙券類を収納する手段と、 該収納する手段内の硬貨を1つづつ抽出する手段と、 該収納する手段内の紙券類を吸引する手段と、 を備えたことを特徴とする券銭分離装置。
- 【請求項2】 硬貨と紙券類を収納する手段と、 該収納する手段内の硬貨を1つづつ抽出する手段と、 該収納する手段内の紙券類を吸引する手段と、 前記1つづつ抽出する手段により抽出された硬貨の種類
を判別する手段と、 を備えたことを特徴とする券銭分離装置。 - 【請求項3】 硬貨と紙券類を収納する手段と、 垂直から所定角度の面上を、少なくともその一部が該収
納する手段内において回転する回転盤と、 該回転盤の円周上に設けられ、該回転盤の回転に伴い前
記収納する手段内の硬貨を1つづつ係止する複数の係止
手段と、 該収納する手段内の紙券類を吸引する手段と、 を備えたことを特徴とする券銭分離装置。 - 【請求項4】 硬貨と紙券類を収納する手段と、 垂直から所定角度の面上を、少なくともその一部が該収
納する手段内において回転する回転盤と、 該回転盤の円周上に設けられ、該回転盤の回転に伴い前
記収納する手段内の硬貨を1つづつ係止する複数の係止
手段と、 該収納する手段内の紙券類を吸引する手段と、 前記係止手段に係止された硬貨を1つづつ受け入れて、
該硬貨の種類を判別する手段と、 を備えたことを特徴とする券銭分離装置。 - 【請求項5】 前記回転盤上に付着した紙券類を剥離す
るための送気手段、 を備えた請求項3又は4に記載の券銭分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5339844A JP2691684B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 券銭分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5339844A JP2691684B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 券銭分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07160921A true JPH07160921A (ja) | 1995-06-23 |
JP2691684B2 JP2691684B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=18331355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5339844A Expired - Fee Related JP2691684B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 券銭分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691684B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105405207A (zh) * | 2015-12-05 | 2016-03-16 | 浙江理工大学 | 纸币硬币分离装置 |
CN105809820A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-07-27 | 山东交通学院 | 一种全自动钱币摆正压平装置 |
KR20220000737A (ko) * | 2020-06-26 | 2022-01-04 | (주)에이텍티앤 | 동전 입금처리용 모듈 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289191U (ja) * | 1975-12-26 | 1977-07-04 | ||
JPS52140390U (ja) * | 1976-04-19 | 1977-10-24 | ||
JPS5938887A (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-02 | ニチデン機械株式会社 | 大小選別機能付硬貨分離ドラム |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP5339844A patent/JP2691684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5289191U (ja) * | 1975-12-26 | 1977-07-04 | ||
JPS52140390U (ja) * | 1976-04-19 | 1977-10-24 | ||
JPS5938887A (ja) * | 1982-08-28 | 1984-03-02 | ニチデン機械株式会社 | 大小選別機能付硬貨分離ドラム |
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CN105405207A (zh) * | 2015-12-05 | 2016-03-16 | 浙江理工大学 | 纸币硬币分离装置 |
CN105809820A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-07-27 | 山东交通学院 | 一种全自动钱币摆正压平装置 |
KR20220000737A (ko) * | 2020-06-26 | 2022-01-04 | (주)에이텍티앤 | 동전 입금처리용 모듈 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2691684B2 (ja) | 1997-12-17 |
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