JPH071606A - 氷雪路用更生タイヤおよびその製造方法 - Google Patents

氷雪路用更生タイヤおよびその製造方法

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JPH071606A
JPH071606A JP5144696A JP14469693A JPH071606A JP H071606 A JPH071606 A JP H071606A JP 5144696 A JP5144696 A JP 5144696A JP 14469693 A JP14469693 A JP 14469693A JP H071606 A JPH071606 A JP H071606A
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JP
Japan
Prior art keywords
tread
pins
spike
retreaded tire
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5144696A
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English (en)
Inventor
Akimasa Doi
昭政 土井
Takahiro Fukumoto
隆洋 福本
Kiyoshige Muraoka
清繁 村岡
Yoko Nakada
陽子 仲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication of JPH071606A publication Critical patent/JPH071606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/52Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
    • B29D30/66Moulding treads on to tyre casings, e.g. non-skid treads with spikes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/52Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
    • B29D30/66Moulding treads on to tyre casings, e.g. non-skid treads with spikes
    • B29D2030/662Treads with antiskid properties, i.e. with spikes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉塵公害を軽減できる氷雪路用更生タイヤお
よびその製造方法を提供する。 【構成】 未加硫のトレッドゴム組成物にスパイクピン
を埋設させた後に加硫し、スパイクピンをトレッドゴム
に接着または包埋することを特徴とする更生タイヤの製
造方法、および該方法によって得られる更生タイヤ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は氷雪路用更生タイヤおよ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スパイクタイヤによる粉塵公害対策とし
て、その使用が全面的に禁止され、それに代わるものと
してスタッドレスタイヤが開発されている。スタッドレ
スタイヤは従来のスパイクタイヤに近い性能を有する
が、路面の状態によってはスパイクタイヤに劣る点も多
々あり、さらに改良が要求されている。
【0003】また、ゴム製のスパイクピンを有するタイ
ヤも開発されているが、スパイクピンとタイヤの接着が
困難であり、スパイクピンに大きな抵抗が加わると脱落
するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、これら
の問題を解消するために鋭意研究を重ねた。その結果、
更生タイヤ製造技術を用いれば、スパイクピンおよびゴ
ム間で優れた接着性が容易に得られることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、未加硫のトレ
ッドゴム組成物にスパイクピンを埋設させた後に加硫
し、スパイクピンをトレッドゴムに接着または包埋する
ことを特徴とする更生タイヤの製造方法を提供する。
【0006】さらに、本発明は、前記製造方法によって
得られる氷雪路用更生タイヤを提供する。
【0007】スパイクピンとしては、路面を損傷させな
いように路面の硬さに応じて、アルミニウム、銅、ニッ
ケル等の金属類、セラミックス、プラスチック、FRP
等が使用できる。スパイクピンの硬さは15(ブリネル
硬さ)以上であり、硬さが15未満では、スパイク効果
が得られない。スパイクピンの形状は特に限定されない
が、従来用いられていた形状が好ましい。
【0008】接着剤としては、スパイクピンの材質に応
じて、ケムロック等の市販の金属用接着剤、ポリビニル
ブチラール、ポリ酢酸ビニルセルロース、シアノアクリ
レート、レゾルシノール樹脂、エポキシ、シリコーン等
が使用できる。
【0009】本発明の更生タイヤを構成するプレキュア
ートレッドは20〜70重量部、好ましくは30〜60
重量部のポリブタジエンを含有するゴム組成物から作製
される。低温時のトレッド硬度の上昇を抑制するために
は、ポリブタジエンを使用することが好ましく、その配
合量が20重量部より少ないと効果が小さく、一方、7
0重量部を越えると破壊特性が低下し、トレッドのカッ
ト、ティアリング等の問題が生じるため好ましくない。
【0010】また、氷上および雪上性能を向上させるた
め、セルロース物質を含有する粉体加工品を前記ゴム組
成物に添加してもよい。粉体加工品の平均粒径は20〜
600μm、さらに好ましくは100〜200μmであ
る。平均粒径が20μmより小さいとスパイク効果が十
分でなく、一方、600μmを越えると、氷上グリップ
性能が減少する。
【0011】該粉体加工品の配合量は、ゴム100重量
部に対して、3〜25重量部、さらに好ましくは5〜1
5重量部である。3重量部より少ないとスパイク効果が
十分でなく、一方、25重量部を越えるとゴム全体が高
硬度になり、氷上グリップ性能が減少し、さらに耐摩耗
性が悪くなる。
【0012】プレキュアートレッドのJIS−A硬度は
50〜68、好ましくは乗用車用タイヤの場合53〜5
8、トラック・バス用タイヤの場合58〜64である。
硬度が50より低いと、乗用車の場合でも操縦安定性が
悪くなり、偏摩耗も起こり易くなる。一方、68を越え
ると粘着摩擦、掘り起こし摩擦力が低下し、氷上および
雪上性能が悪くなる。
【0013】次に、本発明の更生タイヤの製造方法を示
す。加硫後、トレッドの陸部になり、スパイクピンを包
埋する位置を予め設定し、その位置にスパイクピンを単
独あるいは所定の接着剤と共に埋設した後に加硫し、ス
パイクピン付更生タイヤを得る。位置を設定する方法と
しては、加硫前のトレッドにトレッドパターンを印刷す
る方法、レーザー光によるアーキング、プレキュアート
レッド用モールドに予めスパイクピンをセットする方法
等が挙げられる。いずれの方法も、プレキュアートレッ
ドが平面であるため、位置を精度よく設定し、埋設でき
る。また、金属製スパイクピンを用いる場合、接着剤を
塗布する前に洗浄することが好ましい。
【0014】
【実施例】つぎに、実施例および比較例を挙げて本発明
をさらに詳しく説明する。実施例1および比較例1 成 分 量(重量部) NR 40 SBR 20 BR 40 N351 50 パラフィンオイル 16 老化防止剤6PPD 2 ステアリン酸 2 亜鉛華 3 硫黄 1.5 加硫促進剤TBBS 0.5 前記処方に従って、常方により、トレッドゴム組成物を
調製した。
【0015】次に、以下の処方に従って、常法により、
スパイクピンを作製した。 成 分 量(重量部) SBR 100 N660 20 フェノールホルム 60 アルデヒド樹脂 ステアリン酸 1 亜鉛華 5 硫黄 5 加硫促進剤 2 加硫促進剤HMT 5
【0016】スパイクピンをプレキュアートレッド用モ
ールドにセットし、トレッドゴム組成物と共に170℃
で20分加熱して、スパイクピン付更生タイヤ(タイヤ
サイズ:165R13)を得た。比較例1として、セル
ロース粉体入り標準スタッドタイヤ(タイヤサイズ:1
65R13)を用いた。これらを用いてタイヤの評価試
験を行った。結果を表1に示す。
【0017】気温:−2〜−1℃ 試験方法:実施例1および比較例1のタイヤをABS実
車に組み込み、雪路および氷盤路上で、0〜50mの加
速時間および時速30kmからの制動距離を求めた。デ
ータは比較例1の値を100とした指数で表した。数値
はいずれも小さいほうが良い。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、粉塵公害を軽減でき、
氷上および雪上性能に優れた氷雪路用更生タイヤが得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 103:00 105:20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未加硫のトレッドゴム組成物にスパイク
    ピンを埋設させた後に加硫し、スパイクピンをトレッド
    ゴムに接着または包埋することを特徴とする更生タイヤ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 スパイクピン埋設時に接着剤を使用する
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 プレキュアートレッドの20℃でのJI
    S−A硬度が50〜68、好ましくは乗用車用タイヤの
    場合53〜58、トラック・バス用タイヤの場合58〜
    64である請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 プレキュアートレッドが20〜70重量
    部、好ましくは30〜60重量部のポリブタジエンを含
    有するゴム組成物からなる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 プレキュアートレッドが平均粒径20〜
    600μm、好ましくは100〜200μmのセルロー
    ス物質を含有する粉末加工品を3〜25重量部、好まし
    くは5〜15重量部含有する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 スパイクピンが有機材料からなる請求項
    1記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法によって得られた更
    生タイヤ。
JP5144696A 1993-06-16 1993-06-16 氷雪路用更生タイヤおよびその製造方法 Pending JPH071606A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1199193A1 (de) * 2000-10-18 2002-04-24 Continental Aktiengesellschaft Spike für Fahrzeugreifen
US6416232B1 (en) 1999-03-30 2002-07-09 Tomoegawa Paper Co., Ltd. Device for optical connection

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6416232B1 (en) 1999-03-30 2002-07-09 Tomoegawa Paper Co., Ltd. Device for optical connection
EP1199193A1 (de) * 2000-10-18 2002-04-24 Continental Aktiengesellschaft Spike für Fahrzeugreifen
US6814115B2 (en) 2000-10-18 2004-11-09 Continental Aktiengesellschaft Spike for motor vehicle tires including out-of-round tip and out-of-round root and upper part in twisted relation

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