JPH0715961Y2 - 床 材 - Google Patents

床 材

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JPH0715961Y2
JPH0715961Y2 JP11861589U JP11861589U JPH0715961Y2 JP H0715961 Y2 JPH0715961 Y2 JP H0715961Y2 JP 11861589 U JP11861589 U JP 11861589U JP 11861589 U JP11861589 U JP 11861589U JP H0715961 Y2 JPH0715961 Y2 JP H0715961Y2
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JP
Japan
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back surface
floor
floor material
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square
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JP11861589U
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JPH0357237U (ja
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和宏 南
隆晴 服部
勝男 坪井
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コンクリート、合板、パネルなどの下地材に
接着施工するための床材の改良に関する。
(従来の技術とその問題点) 従来の床材(1)は、実開昭61-85608号公報に示された
ように、床材(1)を構成する方形材(2)の裏面に深
い凹溝(6)を設けて反り防止や下地材とのなじみ性を
向上させる事が行なわれている。しかしながら、上記従
来技術では、反り防止や下地材とのなじみ性向上の効果
を顕著にするために方形材(2)に裏面から材厚の1/3
以上の深さの凹溝(6)が必要となり、長辺側の雌実部
(4)や雄実部(3)が凹溝(6)により切り欠かれる
事になる。(第6図参照)そのため、刃物の具合によっ
ては切削時に雄実部(3)や雌実部(4)の凹溝(6)
付近にめくれや毛羽だちが生じたり、運搬や施工時の外
力で凹溝(6)により切り欠かれた実部分が破損し易
く、他の床材(1)と実結合し難い場合があった。又、
このように、凹溝(6)部分の実部の毛羽だち、めくれ
又は破損があると施工後の床鳴りや不陸の原因になると
言う問題点があった。又、現地施工にて床下地に床材
(1)を接着施工する際に余剰の接着剤が雄実部(3)
の凹溝(6)を通って表面側にしみ出し、床表面を汚損
すると言う欠点があった。
(考案の目的) 本考案はかかる従来例の欠点に鑑みて為されたもので、
その目的とする処は、コンクリート、合板、パネルなど
の下地材に接着剤を用いて現場施工するような床材にお
いて、施工性や運搬性を損なわずに反り防止や下地面と
のなじみを良くした床材を提供する事にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、係る従来技術の問題点を解決するために; 四側面に接合手段を有する少なくとも3枚以上の方
形材(2)の長辺同士を接合一体化した床材(1)にお
いて、 中央部分に位置する方形材(2)のみの裏面に、一
方の長辺部からその対向する長辺部にかけて該裏面を横
断する凹溝(6)を設ける。
と言う技術的手段を採用しており、 請求項(2)では; 四側面に接合手段を有する少なくとも3枚以上の方
形材(2)の長辺同士を接合一体化した床材(1)にお
いて、 中央部分に位置する方形材(2)のみの裏面に、一
方の長辺部からその対向する長辺部にかけて該裏面を横
断する凹溝(6)を設け、 該床材(1)の裏面にシート状裏打ち材(10)を貼
着一体化する。
;と言う技術的手段を採用している。
(作用) 施工現場の下地材上に接着剤を塗布し、上記のよう
に複数の方形材(2)を接合一体化して構成した床材
(1)の側端面同士を実接合した後、合板等の下地材上
に配設し、圧力をかけて床材(1)を下地材に接着す
る。
この時、床材(1)同士の接合に当たっては床材
(1)を構成する最外側の方形材(2)の裏面には凹溝
(6)が形成されていないため、通常の床材(1)と同
様に現場でスムーズに接合出来るものである。
又、上記のように接着に当たって床材(1)に圧力
を加えたとしても最外側の方形材(2)に凹溝(6)が
ないため、接着剤の浸み出しもないものである。
しかも、このように現場で接合する部分が完全接合
出来るものであるから施工後の床鳴りや不陸を生ずるよ
うな事がないものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面と共に説明する。第1図乃
至第3図は、本考案の請求項(1)の1実施例に係る床
材(1)の平面図と底面図であり、方形材(2)は相隣
接せる二側面に表面側切欠部(8a)より裏面側切欠部
(8b)を幅広に形成した雄実部(3)を、他の二側面に
表面側突出部(9a)より裏面側突出部(9b)を大きく突
出させた雌実部(4)を設けてある。
方形材(2)には、裏面に少なくとも1条の凹溝(6)
が、一方の長辺部からその対向する長辺部にかけて該裏
面を横断するように凹設されたもの(以下、有溝方形材
(2a)と言う。)と、凹溝(6)の形成されていないも
の(以下、無溝方形材(2b)と言う。)の2種類があ
り、有溝方形材(2a)を中央にし、その長辺側々面に無
溝方形材(2b)を配して両者を実結合する。有溝方形材
(2a)は1枚でも良いが、複数の有溝方形材(2a)をそ
の長辺側々面にて実結合し、更に最も外側に無溝方形材
(2b)(2b)を実結合してある。即ち、3枚以上の方形
材(2)を実結合して構成した床材(1)の最外側のも
のが無溝方形材(2b)という事である。
又、方形材(2)同士の接合部(7)において、目すき
が生じないように一方の方形材(2)の表面側切欠部
(8a)と他方の方形材(2)の表面側突出部(9a)とを
当接させる一方、一方の方形材(2)の裏面側切欠部
(8b)と他方の方形材(2)の裏面側突出部(9b)との
間にはクリアランス(11)が出来るようにするのが一般
的である。
そして、上記方形材(2)の長辺側の雄実部(3)と雌
実部(4)を接合させると共に長手方向に階段状に所定
寸法だけずらし且つ上記のように有溝方形材(2a)を内
側にし、外側に無溝方形材(2b)を配して連接してあ
る。
方形材(2)は、基材に合板やパーティクルボード等の
木質材を用い、又、防音性能を向上させるためにケイカ
ル等の無機質材や樹脂、ゴムシート等を積層一体化して
おいてもよい。
方形材(2)の表面材(2c)は、木材薄板、その他の化
粧層である。
方形材(2)同士の接合部(7)は、適宜接着剤(12)
にて補強されており、方形材(2)を接合した際に雄実
部(3)の裏面側切欠部(8b)と雌実部(4)の裏面側
突出部(9b)との間の隙間に接着剤(12)を充填するよ
うにしてもよく、その場合には接着硬化後も若干の柔軟
性を有するゴム系やビニル樹脂系のものが好適であり、
凹溝(6)部にまたがるように配するのが望ましい。
第4図は本考案の請求項(2)の実施例であり、裏打材
(10)としてシート材を配したものである。
裏打材(10)は、発泡樹脂シート、ゴムシート、不織布
等の他、防音性を要求される時はいわゆる遮音シートと
いわれる金属粉や金属酸化物、無機質粉を混入したシー
トやガラスウールマット等を用いてもよく、要は可撓性
と若干の耐圧縮性を有し、床下地材の凹凸になじむと共
にカッター等で切断でき、現場の広さに応じて床材
(1)を構成する方形材(2)を切り離せるものであれ
ばよい。
裏打材(10)は、床材(1)の外形とほぼ同形状に形成
され、接着剤にて貼着されるが、部分的に裏打材(10)
を貼着したものでもよく、床材(1)の裏面全面に限ら
ない。
殊に、第3実施例の実は、雌実部(4)の表裏突部を同
じ長さとし、雄実部(3)の裏面側切欠部(8b)を表面
側切欠部(8a)より大きくしてある。又、上記実施例1,
2では方形材(2)を階段状にずらしたが並列又は凹凸
状にずらしても同様の効果を奏する。
又、本考案の実施例では、方形材(2)の接合手段とし
て本実を用いたが、勿論これに限られず『やとい実』や
相欠き等他の接合手段でもよく、要は方形材(2)の側
辺同士を一体化するものであればよい。
又、凹溝(6)は長辺部を横断しておればよく、必ずし
も長辺と直交する必要はないものであり、斜めであって
も勿論よい。
(効果) 本考案の請求項(1)は叙上のように、四側面に接合手
段を有する少なくとも3枚以上の方形材の長辺同士を接
合一体化した床材において、中央部分に位置する方形材
のみの裏面に、一方の長辺部からその対向する長辺部に
かけて該裏面を横断する凹溝を設けたものであるが、床
材の両側の方形材が凹溝のないものであるので、凹溝を
形成した時のような『めくれ』や『変形』が発生せず、
通常の方形材の接合と同様にスムーズに接合できるもの
であり、現場での施工性が良好であり、又、施工後の床
鳴りや不陸を生じないと言う利点があり、更に床下地に
余剰の接着剤を塗布して床材を圧着しても両側の方形材
には凹溝が存在しないために接合した実が接着剤の表面
側への浸み出しを阻止して床材の表面化粧性を損なう事
がない。即ち、本考案にかかる床材は上記のような構成
であるために、従来の床材では相反する性質のために達
成する事の出来なかった下地材との『なじみ性』と『反
り防止』、『接合性』と施工後の『床鳴り』や『不陸』
などの防止が同時に達成する事が出来たものである。
又、本考案の請求項(2)は、請求項(1)に加えて該
床材の裏面にシート状裏打ち材を貼着一体化したもので
あるので、前記裏打ち材が床下地材の凹凸を吸収して本
考案の床材の床下地材へのなじみ性を高めるという利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案の第1実施例の平面図 第2図…第1図の底面図 第3図…第1図のX−X断面図 第4図…本考案の第2実施例の断面図 第5図…本考案の第3実施例の断面図、 第6図…従来例の平面図 (1)…床材、(2)…方形材 (2a)…有溝方形材、(2b)…無溝方形材 (3)…雄実部、(4)…雌実部 (6)凹溝 (7)…接合部、(8a)…表面側切欠部 (8b)…裏面側切欠部、(9a)…表面側突出部 (9b)…裏面側突出部、(10)…裏打材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四側面に接合手段を有する少なくとも3枚
    以上の方形材の長辺同士を接合一体化した床材におい
    て、中央部分に位置する方形材のみの裏面に、一方の長
    辺部からその対向する長辺部にかけて該裏面を横断する
    凹溝を設けて成る事を特徴とする床材。
  2. 【請求項2】四側面に接合手段を有する少なくとも3枚
    以上の方形材の長辺同士を接合一体化した床材におい
    て、中央部分に位置する方形材のみの裏面に、一方の長
    辺部からその対向する長辺部にかけて該裏面を横断する
    凹溝を設けると共に該床材の裏面にシート状裏打ち材が
    貼着一体化されて成る事を特徴とする床材。
JP11861589U 1989-10-09 1989-10-09 床 材 Expired - Lifetime JPH0715961Y2 (ja)

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JP11861589U JPH0715961Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 床 材

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JPH0357237U JPH0357237U (ja) 1991-05-31
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