JPH07158488A - エンジンの空気/燃料操作を維持する装置 - Google Patents

エンジンの空気/燃料操作を維持する装置

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JPH07158488A
JPH07158488A JP6241176A JP24117694A JPH07158488A JP H07158488 A JPH07158488 A JP H07158488A JP 6241176 A JP6241176 A JP 6241176A JP 24117694 A JP24117694 A JP 24117694A JP H07158488 A JPH07158488 A JP H07158488A
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air
engine
fuel
fuel ratio
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JP6241176A
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Eleftherios M Logothetis
ミルティアディス ロゴセティス エレフサーリオス
Douglas R Hamburg
レイ ハンバーグ ダグラス
Jeffrey Arthur Cook
アーサー クック ジェフリィ
Lajos Rimai
リマイ ラジョス
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Ford Motor Co
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Ford Motor Co
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1473Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation method
    • F02D41/1475Regulating the air fuel ratio at a value other than stoichiometry
    • F02D41/1476Biasing of the sensor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1439Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the position of the sensor
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ガス酸素センサ出力のステップ変化を触
媒コンバータの効率ウインドに整合させる装置を提供す
る。 【構成】 触媒コンバータの効率ウインド内にエンジン
の空気/燃料操作を維持する装置。エンジンに分配され
る燃料は、コンバータの上流側に配置した排気ガス酸素
センサの出力のステップ変化に応答して調節される。ス
テップ変化は、下流側エミッションセンサで得たエラー
信号に応答してシフトされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、触媒コンバータのピー
ク効率ウインド内にエンジンの空気/燃料操作を維持す
る制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】触媒コンバータの上流側と下流側に1つ
ずつ配置される2つの排気ガス酸素(EGO)センサを使用
した閉ループ空気/燃料制御装置について、複数のもの
が知られている。理論的には、上流側EGOセンサの出
力に化学量論に基づいたステップ変化がなくてはならな
い。しかしながら、構成要素の劣化や応答時間の非対称
性のような他のセンサ特性により、センサのステップ変
化が化学量論に従わずシフトする傾向のあることが判明
した。装置全体の特徴、例えば排気ガスの混合状態が不
完全なこともピーク触媒効率からシフト変化する原因と
なっている。しかも、触媒の効率ウインドが化学量論に
則っていないことがある。従って、センサのステップ変
化出力と触媒効率ウインドの間に不整合の生じることが
ある。
【0003】こうしたセンサと触媒の不整合をアドレス
するのに、従来は複数のバイアス法が用いられてきてい
る。例えば、センサ出力をこの出力ステップの中間点に
位置する基準値に比較してリッチ(rich)かまたはリーン
(lean)かを判断する指標となるものを発生し、また基準
値を中間点から変化させてリッチ/リーンの指標をバイ
アスすることが行なわれる。しかしながらこのバイアス
法は、センサに感度ロスが生じるため、中間点付近の狭
い直線領域から外れた非常に狭い範囲の空気/燃料値に
使用が限定されている。積分または比例積分式のフィー
ドバック制御を用いるこれら従来法では、フィードバッ
クコントローラに加えてバイアス手段が用いられてい
る。例えば、リーン方向の積分比はリッチ方向から変化
させることもできる。しかしながら、コンバータの効率
ウインドの外側では、非対称性による周期的なエンジン
操作が行なわれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、排気ガ
ス酸素センサ出力のステップ変化を触媒コンバータの効
率ウインドに整合させる装置を提供することにある。エ
ンジン排気管に配置した触媒コンバータの効率ウインド
内にエンジンの空気/燃料操作を維持する装置を提供す
ることにより前述の目的は達成され、従来の各種の試み
に対する問題点も解消される。本発明の特殊な一実施形
態によれば、この装置は、バイアス手段により決められ
た所定の空燃比の下で、第1から第2の出力状態のステ
ップ変化を伴った出力を生じる、コンバータの上流側に
配置した排気ガス酸素センサと、上流側センサの出力に
応答してエンジンに分配される燃料を調節する燃料調節
手段と、所定の空燃比とコンバータ効率ウインドの間の
分散に関わるエラー信号を発生するエラー手段とを有
し、バイアス手段がエラー信号に応答してセンサ出力を
シフトし、エラー信号を減少するようにしてある。エラ
ー手段は、下流側エミッションフィードバックセンサに
応答するようにしておくのが好ましい。
【0005】前述した実施形態による利点は、上流側E
GOセンサ出力のステップ変化が触媒コンバータの効率
ウインドに整合し、精度よく空気/燃料の制御を行なえ
ることにある。以下、添付図面に基づき本発明を実施す
るのに適した具体例を説明することで、特許請求の範囲
に則る本発明の目的、利点およびその他の目的と利点に
ついて明らかにする。
【0006】
【実施例】図1のブロック図は、従来のマイクロコンピ
ュータを内蔵するコントローラ10を示している。マイ
クロコンピュータは、マイクロプロセッサユニット1
2、ディジタルとアナログの入力部を持つ入力ポート1
4、ディジタルとアナログの出力部を持つ出力ポート1
6、制御プログラムを記憶するリードオンリーメモリー
(ROM)18、計測またはタイマー用に使用することのあ
る一時的なデータ保存用のランダムアクセスメモリー
(RAM)20、学習した値を保存するキープアライブメモ
リー(KAM)22、および慣用的なデータバスを備えてい
る。
【0007】この特殊な実施例では、図示のプレ触媒排
気ガス酸素(EGO)センサ34は、従来の触媒コンバータ
38の上流側にあってエンジン24の排気マニホルド3
6に連結されている。ポンピング電流発生器39は、コ
ントローラ10とプレ触媒EGOセンサ34の間に介在
する状態に示されている。ポスト触媒EGOセンサ40
は、従来の触媒コンバータ38の下流側にあってテール
パイプ42に連結して示されている。
【0008】吸気マニホルド44は、一次スロットルプ
レート48を内蔵したスロットル本体46に連結して示
されている。また、図示のスロットル本体46には燃料
インジェクタ50が連結されている。この燃料インジェ
クタ50は、コントローラ10から送られてくるパルス
幅信号に比例して液体燃料を供給するためのものであ
る。燃料は、燃料タンク52、燃料ポンプ54、および
燃料レール (rail) 56を備えた従来形式の燃料システ
ムを通じ燃料インジェクタ50に供給される。
【0009】図2(A)、図2(B) に示すように、EGO
センサ34の出力のステップ変化には、センサ毎に予め
決められた空燃比(AFR) の下で生じる中間点がある。本
件出願の発明者は、所定の空燃比AFRが化学量論また
はコンバータの効率ウインドに一致しないこともある事
実を発見した。以下に詳しく説明するように、信号EG
OSは、EGOセンサ34の出力電圧(ライン30)を
基準電圧(ライン32)に比較して形成されている。図
示の基準電圧は、EGOセンサ34による出力ステップ
変化におけるピーク/ピーク偏位の中間点を占めてい
る。信号EGOSは、EGOセンサ34による出力中間
点に対応して燃焼ガスの空燃比がリッチかまたはリーン
かを示す2相信号である。本明細書に記載の特殊な実施
例では、図2(A) 、図2(B) に示す点線31、33は、
それぞれ、EGOセンサ34の出力シフトとコンバータ
の効率ウインドに対するEGOSを表わしている。
【0010】以下、図3に示すフローチャートに基づ
き、エンジン24の制御用コントローラ10の実行する
液体燃料分配ルーチンについて説明する。所望の液体燃
料の開ループ計算がステップ300で行なわれる。具体
的に説明すると、導入空気量(MAF) の測定値を化学量論
に基づく燃焼に必要な所望の空燃比(AFD) で割算する。
閉ループまたはフィードバック制御が望ましいとする決
定(ステップ302)がなされた後、開ループ燃料計算
は燃料フィードバック可変FFVによりトリミングさ
れ、ステップ304で所望の燃料信号fdが形成され
る。この所望の燃料信号は、燃料インジェクタ50を作
動する燃料パルス幅信号fpwに変換される(ステップ
306)。
【0011】コントローラ10により実行され燃料フィ
ードバック可変FFVを形成する空燃フィードバックル
ーチンにつき、図4に示すフローチャートに基づいて説
明する。閉ループ空燃制御が望ましいとする決定がステ
ップ410でなされた後、EGOセンサ34により得た
調整出力電圧VMPREは内部インピーダンス補正ルーチン
が読み取る(ステップ412)。このルーチンについて
は、以下に図6(B) に基づき詳しく説明されている。ま
た以下に詳細に説明するように、EGOセンサ34のス
テップ出力は、ポスト触媒エミッションフィードバック
信号PCFSに応答してEGOセンサ34をバイアスす
ることで調整またはシフトされ、出力ステップ変化をコ
ンバータの効率ウインドに整合させている。
【0012】ステップ414では調整された出力電圧V
MPREを基準値32に比較して(図2(A)参照)2相排気
ガス酸素センサ信号EGOSが形成される。信号EGO
Sが低くても(ステップ416)、マイクロコントロー
ラ10の事前バックグラウンドループ中に高かったなら
(ステップ418)、所定の比例項Pjがフィードバッ
ク可変FFVから減じられる(ステップ420)。信号
EGOSが低い場合でも(ステップ416)、事前バッ
クグラウンドループ中に低い状態にあったなら(ステッ
プ418)、所定の積分項Δjがフィードバック可変F
FVから減じられる(ステップ422)。
【0013】同様に、信号EGOSが高くても(ステッ
プ416)、コントローラ10の事前フィードバックル
ープ中に高かったなら(ステップ424)、積分項Δi
がフィードバック可変FFVに加えられる(ステップ4
26)。信号EGOSが高い場合でも(ステップ41
6)、事前バックグラウンドループ中に低い状態にあっ
たなら(ステップ424)、比例項Piがフィードバッ
ク可変FFV(ステップ428)に加えられる。
【0014】図5に示す実施例では、EGOセンサ34
は酸素イオン伝達材料74で分割された酸素濃度を変化
させる第1と第2の電極70、72を備えている。理論
的には、センサ出力のステップ変化すなわち「スイッチ
ポイント」はコンバータ38のピーク効率ウインドに一
致する。しかしながら、構成要素の劣化やその他の装置
特性により、ステップ変化は様々にシフト変化する。こ
のようなシフトを補正するために、EGOセンサ34は
第1の電極70に発生する電流によりバイアスされ、酸
素は酸素イオン伝達材料74を介し第1の電極70から
第2の電極72に、あるいはその逆に搬送すなわちポン
プ送りされる。発生した電流は、ポンピング電流の向き
に応じてステップ変化を高いかまたは低い空燃比にシフ
トする。具体的には、電極70の正電流はスイッチポイ
ントをリーンな空燃比へとシフトし、また電極70の負
電流はスイッチポイントをリッチな空燃比へとシフトす
る。さらに、このシフトの程度は電流の大きさに比例し
て増加する。以下に説明するようにして、EGOセンサ
34の出力のステップ変化は、触媒のピーク効率ウイン
ドに整合する何れかの方向にシフトされる。
【0015】以下、図6(A) 、図6(B) に示すフローチ
ャートおよび図7に示すポンピング電流発生器39の回
路図に基づき、EGOセンサ34のバイアス処理または
シフト処理について詳細に説明する。閉ループ制御が望
ましいとする決定(ステップ500)がなされた後、ポ
スト触媒エミッションフィードバック信号PCFSに応
答して所望のポンピング電流IPdが形成される(ステッ
プ502)。信号PCFSは、エンジンの空燃比が平均
して触媒ウインドの中心にあるかどうかの指標である。
図示の例では、(図1に示す)ポスト触媒EGOセンサ
40等のポスト触媒エミッションセンサ手段の出力から
基準電圧を減じてエラー信号が形成される。このエラー
信号は(図1に示す)積分装置60により積分される。
エミッションフィードバック信号PCFSが零であれば
(すなわち、エンジンの平均空燃比とコンバータのピー
ク効率ウインドとの間にエラーがない場合)、所望のポ
ンピング電流IPdは零であり(ステップ504)、エン
ジン空燃比は触媒ウインドの中心にある。この状態で
は、EGOセンサ34の出力ステップ変化に調整は不要
である。従って、コントローラ10は正と負の供給電圧
+VPと−VPに等しいベース電圧VB1とVB2をそ
れぞれ設定してトランジスタ80、82をターンオフす
る。その結果、ポンピング電流はプレ触媒EGOセンサ
34に流入せずまた流出することがない(ステップ50
6)。
【0016】エンジンの空燃比が触媒ウインド内になけ
れば、エミッションフィードバック信号PCFSに応答
して所望のポンピング電流IPdに変化させ、EGOセン
サ34の出力電圧のステップ変化は触媒ウインド内にシ
フトされる。例えば、所望のポンピング電流IPdが零よ
り小さければ(ステップ508)、コントローラ10は
VB1を+VPに等しく設定してトランジスタ80をタ
ーンオフし、またVB2を調節することによりトランジ
スタ82をその直線領域内で操作し、センサからの電流
を制御する(ステップ510)。
【0017】数式で説明すれば以下のようになる。
【数1】VB2=−VP+VBE2+(IPd・RE2) ここで、VBE2はトランジスタ82の内部ベース/エ
ミッタ電圧であり、またRE2はトランジスタ82のエ
ミッタと負供給電圧である−VPとの間に連結されたレ
ジスタ84である。電極70から実際に出る電流IPa
強制的に所望の電流IPdに等しくするために、トランジ
スタ82のエミッタ電圧VE2はコントローラ10によ
りサンプリングされ(ステップ512)、レジスタ84
を介した電圧降下をチェックする。レジスタ84を介し
ての電圧降下について、VE2+VP−(IPd・RE
2)がエラー下限、すなわち−ERRより小さいようで
あれば、IPaはIPdよりも小さい(ステップ514)。
従って、VB2は僅かに増加し(ステップ516)、電
極70から流出するポンピング電流を増加させる。これ
とは逆に、レジスタ84を介しての電圧降下について、
VE2+VP−(IPd・RE2)がエラー上限、すなわ
ち+ERRより大きいようであれば、電流IPaは所望の
ポンピング電流IPdよりも大きい(ステップ518)。
従って、VB2は僅かに減少し(ステップ520)、電
極70から流出するポンピング電流を減少させる。ステ
ップ512は、エラーが許容範囲に納まるまで繰り返さ
れる。
【0018】これとは別に、所望のポンピング電流IPd
が零より大きければ(ステップ508)、コントローラ
10はVB2を−VPに等しく設定してトランジスタ8
2をターンオフし、VB1を調節してトランジスタ80
を直線範囲内で操作し、電極70に流入する電流を制御
する(ステップ522)。
【0019】数式で説明すれば以下のようになる。
【数2】VB1=VP−VBE1−(IPd・RE1) ここで、VBE1はトランジスタ80の内部ベース/エ
ミッタ電圧であり、またRE1はトランジスタ80のエ
ミッタと正供給電圧である+VPとの間に連結されたレ
ジスタ86である。電極70に実際に供給される電流I
Paを強制的に所望の電流IPdに等しくするために、トラ
ンジスタ80のエミッタ電圧VE1はコントローラ10
によりサンプリングされ(ステップ524)、RE1を
介した電圧降下をチェックする。レジスタ86を介して
の電圧降下について、VE1−VP+(IPd・RE1)
がエラー下限、すなわち−ERRより小さいようであれ
ば、IPaはIPdよりも大きい(ステップ526)。従っ
て、VB1は僅かに増加し(ステップ528)、電極7
0に流入するポンピング電流を減少させる。これとは逆
に、レジスタ86を介しての電圧降下について、VE1
−VP+(IPd・RE1)がエラー上限、すなわち+E
RRより大きいようであれば、電流IPaはI Pdよりも小
さい(ステップ530)。従って、VB1は僅かに減少
し(ステップ532)、電極70にポンプ送りされるポ
ンピング電流を増加させる。ステップ524は、エラー
が許容範囲に納まるまで繰り返される。
【0020】EGOセンサ34に流入しまたセンサから
流出するポンピング電流は、エンジンの空燃比に対する
センサ出力のステップ変化をシフトさせるだけでなく、
EGOセンサ34の内部インピーダンスを介した電圧降
下により、出力電圧レベルのシフトも行なう。以下に説
明するように、電圧調整は電圧レベルでのこうしたシフ
トを補償するために行なわれる。一般には、EGOセン
サ34の内部インピーダンスはエンジンの排気温度に関
係している。その他の温度測定法を利用することもでき
るが、エンジン速度と負荷は前述の例では共に温度の概
算要素として使用される。図6(B) に基づいて具体的に
説明すると、ポンピング電流エラーが許容範囲内にあれ
ば、コントローラ10はエンジン速度と負荷のサンプリ
ングを行なう(ステップ534)。所望のポンピング電
流IPd、エンジン速度およびエンジン負荷の関数として
のVSHFT1を保有するテーブルから、電圧振幅にお
けるシフト値VSHFT1が読み取られる(ステップ5
36)。次いで、コントローラ10はEGOセンサ34
の出力電圧VPRE をサンプリングし(ステップ53
8)、VSHFT1をVPRE から減じることにより、E
GOセンサ34の調整出力電圧VMPREを計算する(ステ
ップ540)。次に、調整出力電圧VMPREをプレ触媒空
燃比フィードバックループに使用し、前述したように信
号EGOSが形成される。
【0021】ここまでは一実施例に則って本発明を説明
してきたが、紹介できる実施例については他にも様々な
ものがある。例えば、センサ電極に電流を発生させる上
で、アナログ装置や他の個別装置を組合せ使用しても好
ましい結果が得られる。本発明は、特許請求の範囲に基
づいて判断する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるのに適した実施例のブロック
図。
【図2】(A) はEGOセンサ出力電圧と空燃比の関係を
示すグラフ図、また(B) はEGOセンサ出力におけるシ
フトを表わした説明図。
【図3】図1に示した実施例の一部分により行なわれる
連続ステップを示したハイレベルフローチャート。
【図4】図1に示した実施例の一部分により行なわれる
連続ステップを示したハイレベルフローチャート。
【図5】内部で行なわれる酸素ポンピングの原理を図示
した排気ガス酸素センサの断面図。
【図6】(A) は図1に示した実施例の一部分により行な
われる連続ステップを示したハイレベルフローチャー
ト、また(B) は(A) に引き続いて行なわれる連続ステッ
プを示すフローチャート。
【図7】図1に示した実施例の一部分に用いられる、調
整出力電圧を用いて信号EGOSを発生する回路の概略
図。
【符号の説明】
10 コントローラ 24 エンジン 34 プレ触媒排気ガス酸素EGOセンサ 36 排気マニホルド 38 触媒コンバータ 39 ポンピング電流発生器 40 ポスト触媒EGOセンサ 42 テールパイプ 44 吸気マニホルド 46 スロットル本体 48 一次スロットルプレート 50 燃料インジェクタ 60 積分装置 70 第1の電極 72 第2の電極 74 酸素イオン伝達材料
フロントページの続き (72)発明者 ジェフリィ アーサー クック アメリカ合衆国ミシガン州ディアボーン, フォート ディアボーン ストリート 452 (72)発明者 ラジョス リマイ アメリカ合衆国ミシガン州ディアボーン, ロング ブールバード 22364

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン排気管に配置した触媒コンバー
    タの効率ウインド内にエンジンの空気/燃料操作を維持
    する装置にして、 バイアス手段により決められた所定の空燃比の下で、第
    1から第2の出力状態のステップ変化を伴った出力を生
    じる、コンバータの上流側に配置した排気ガス酸素セン
    サと、 前記ステップ変化に応答してエンジンに分配される燃料
    を調節し、前記所定の空燃比の下でエンジンの空気/燃
    料操作を平均的に維持する燃料制御手段と、 前記所定の空燃比とコンバータ効率ウインドの間の分散
    に関わるエラー信号を発生するエラー手段とを有し、 前記バイアス手段が前記エラー信号に応答して前記ステ
    ップ変化と前記所定の空燃比をシフトし、前記エラー信
    号を減少するようにしたエンジンの空気/燃料操作を維
    持する装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置において、さ
    らに、下流側エミッションセンサを有し、前記エラー手
    段がこの下流側エミッションセンサに応答して前記エラ
    ー信号を発生するようなエンジンの空気/燃料操作を維
    持する装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された装置において、前
    記下流側エミッションセンサが排気ガス酸素センサから
    なるエンジンの空気/燃料操作を維持する装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された装置において、前
    記エラー手段が、前記下流側エミッションセンサの出力
    と基準値の間の差を積分して前記エラー信号を発生する
    積分手段を備えているエンジンの空気/燃料操作を維持
    する装置。
  5. 【請求項5】 触媒コンバータの効率ウインド内にエン
    ジンの空気/燃料操作を維持する装置にして、 酸素イオン伝導材料により仕切られた酸素濃度を変化さ
    せる第1と第2の電極を有し、バイアス手段により決め
    られた所定の空燃比の下で、第1から第2の出力状態の
    ステップ変化を伴った出力を生じる、コンバータの上流
    側に配置した排気ガス酸素センサと、 コンバータの下流側に配置した下流側エミッションセン
    サと、 前記下流側エミッションセンサに応答して、前記所定の
    空燃比とコンバータ効率ウインドの間の分散に関わるエ
    ラー信号を発生するエラー手段と、 前記ステップ変化に応答してエンジンに分配される燃料
    を調節し、前記所定の空燃比の下でエンジンの空気/燃
    料操作を平均的に維持する燃料制御手段とを有し、 前記バイアス手段が前記エラー信号に応答して前記ステ
    ップ変化と前記所定の空燃比をシフトし前記エラー信号
    を減少するようにしてあり、前記バイアス手段が前記第
    1の電極に電流を発生させる電流手段を備えているエン
    ジンの空気/燃料操作を維持する装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された装置において、前
    記電流手段は前記第1の電極に電流をポンプ搬送して前
    記ステップ変化と前記所定の空燃比を直線空燃比へとシ
    フトし、また前記第1の電極から生じる電流をポンプ搬
    送して、前記ステップ変化と前記所定の空燃比をよりリ
    ッチな空燃比へとシフトするようにしたエンジンの空気
    /燃料操作を維持する装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された装置において、さ
    らに、前記電流手段により生じた前記上流側排気ガス酸
    素センサ出力の振幅変化を減少する電圧調節手段を有し
    ているエンジンの空気/燃料操作を維持する装置。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載された装置において、前
    記下流側エミッションセンサが排気ガス酸素センサから
    なるエンジンの空気/燃料操作を維持する装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載された装置において、前
    記エラー手段が、前記下流側エミッションセンサの出力
    と基準値の間の差を積分して前記エラー信号を発生する
    積分手段を備えているエンジンの空気/燃料操作を維持
    する装置。
  10. 【請求項10】 エンジン排気管に配置した触媒コンバ
    ータの効率ウインド内にエンジンの空気/燃料操作を維
    持する装置にして、 バイアス手段により決められた所定の空燃比の下で、第
    1から第2の出力状態のステップ変化を伴った出力を生
    じる、排気ガス温度に応じた内部インピーダンスを持つ
    コンバータの上流側に配置した排気ガス酸素センサと、 コンバータの下流側に配置した下流側エミッションセン
    サと、 前記ステップ変化に応答してエンジンに分配される燃料
    を調節し、前記所定の空燃比の下でエンジンの空気/燃
    料操作を平均的に維持する燃料制御手段と、 前記所定の空燃比とコンバータ効率ウインドの間の分散
    に関わるエラー信号を発生するエラー手段とを有し、 前記バイアス手段が前記エラー信号に応答して前記ステ
    ップ変化と前記所定の空燃比をシフトし前記エラー信号
    を減少するようにしてあり、前記バイアス手段が、さら
    に、前記排気ガス温度の支持に応じて前記出力を調節
    し、前記バイアス手段により生じた前記内部インピーダ
    ンスに伴う電圧変化を補償するようにしたエンジンの空
    気/燃料操作を維持する装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載された装置におい
    て、前記排気ガス温度をエンジン速度と負荷から概算す
    るようにしたエンジンの空気/燃料操作を維持する装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載された装置におい
    て、前記下流側エミッションセンサが排気ガス酸素セン
    サからなるエンジンの空気/燃料操作を維持する装置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載された装置におい
    て、前記エラー手段が、前記下流側エミッションセンサ
    の出力と基準値の差を積分して前記エラー信号を発生す
    る積分手段を備えているエンジンの空気/燃料操作を維
    持する装置。
JP6241176A 1993-10-06 1994-10-05 エンジンの空気/燃料操作を維持する装置 Pending JPH07158488A (ja)

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