JPH07158262A - 中空リブ付きコンクリート打設用型枠 - Google Patents

中空リブ付きコンクリート打設用型枠

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JPH07158262A
JPH07158262A JP5306450A JP30645093A JPH07158262A JP H07158262 A JPH07158262 A JP H07158262A JP 5306450 A JP5306450 A JP 5306450A JP 30645093 A JP30645093 A JP 30645093A JP H07158262 A JPH07158262 A JP H07158262A
Authority
JP
Japan
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concrete
air
holes
control panel
hollow
Prior art date
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Pending
Application number
JP5306450A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Shibata
貴章 柴田
Katsutoshi Fukano
克俊 深野
Yukinori Kohama
幸徳 小濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07158262A publication Critical patent/JPH07158262A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/02Conveying or working-up concrete or similar masses able to be heaped or cast
    • E04G21/04Devices for both conveying and distributing
    • E04G21/0418Devices for both conveying and distributing with distribution hose
    • E04G21/0472Details of connection of the hose to the formwork, e.g. inlets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本質的に従来の金属製型枠と同様の取扱いが
でき、かつ、従来から用いられている合板製型枠や金属
製型枠の問題点を解決する。 【構成】 ポリオレフィン系プラスチックをブロー成形
機または射出成形機を用いて成形したコンクリート打設
用型枠であって、前記コンクリート打設用型枠の裏面に
中空状の補強リブを有する凸条部4とタックオフ部を有
する凹条部6を縦横に交互に形成して前記凸条部4内に
連通孔を設け、打設されるコンクリートまたはモルタル
などに接する表面に、前記連通孔から挿通されて施工後
の離型を助成する多数のエア吹出孔14を設けるととも
に、前記裏面にエア吹込孔を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木および建築などの
分野において、ダム、橘脚、道路およびビルなどの各種
コンクリート構造物を建設する際に、コンクリートを打
設するのに用いられる中空リブ付きコンクリート打設用
型枠(以下コンパネという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されていた代表的なコンク
リート打設用型枠としては、木製合板(一般にコンパネ
と称されるベニヤ板)に桟木を打ち付けたもの、および
金属製の面板を同質の金属リブで補強したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来から使用さ
れている型枠には、以下に挙げるような問題点が指摘さ
れており、その改善が強く望まれている。
【0004】すなわち、一般にコンパネと称されている
木型型枠は、耐久性が低く、転用回数がせいぜい5〜1
0回である。また、できあがったコンクリートの表面に
木目が転写するため、打ち放し構造物では美しい物を作
ることができないといった問題がある。また、数回の使
用で廃棄処分になるコンパネは、環境保護の観点から森
林資源の破壊につながるともいわれている。さらに、コ
ンクリートまたはモルタル面などからの離型性が劣ると
いった問題があった。すなわち、コンクリート、モルタ
ルなどから剥がれにくいため、離型剤を使用する必要が
あり、硬化後のコンクリート表面を塗装仕上げする場合
においては使用された離型剤の除去が必要なため、洗浄
剤をさらに必要とするといった欠点があった。
【0005】一方、金属製の型枠は、木製のものに比べ
ると、強靭であり、耐久性がよく、転用回数も20〜3
0回と反復使用に比較的耐え得るというメリットがあ
る。しかしながら鉄製のものは離型性はよいものの、使
用中に錆が発生しやすいため、いわゆるコンクリート面
の「もらい錆」の問題がある。特に海岸に近い工事現場
で使用する場合には、耐腐食性が極めて悪くなる。
【0006】さらに、これら従来の型枠はコンクリート
を打設した場合の充填状況が全く見えないため、鉄筋周
囲へのコンクリートの充填不良や、空隙によるアバタの
発生などをその場で確認することができなかった。この
ため、コンクリートの充填状態が良好でない場合には、
型枠を離型した後に手作業で補修する必要があり、良質
のコンクリート構造物を作成することが難しく、また、
手直しを行う余分の労力を要するという大きな問題点が
ある。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、本発明の目的は本質的に従来の金属製型枠と
同様の取扱いができ、かつ、従来から用いられる合板製
型枠や金属製型枠の問題点を解決することである。すな
わち、合板型枠に比べて耐久性に優れるとともに、コン
クリートまたはモルタル面からの離型性が大幅に改善さ
れ、金属製型枠に比べ軽量化することができる。さら
に、使用後のコンパネは回収してリサイクルによる再生
が可能であり、コンパネが半透明なのでコンクリートの
流し込みによる充填状態が容易に判明できるコンクリー
ト打設用型枠を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの欠点をなくすた
め、本発明に係る中空リブ付きコンクリート打設用型枠
は、ポリオレフィン系プラスチックをブロー成形機また
は射出成形機を用いて成形したコンクリート打設用型枠
であって、前記コンクリート打設用型枠の裏面に中空状
の補強リブを有する凸条部とタックオフ部を有する凹条
部を縦横に交互に形成して前記凸条部内に連通孔を設
け、打設されるコンクリートまたはモルタルなどに接す
る表面に、前記連通孔から挿通されて施工後の離型を助
成する多数のエア吹出孔を設けるとともに、前記裏面に
エア吹込孔を設けた構成にする。
【0009】
【作用】コンパネの裏面に井桁状に構成された凸状中空
部を連通管の役目に供するとともに、コンパネのコンク
リート打設面側にエア吹出孔を設けて高圧ガスを吹出す
ことにより、施工後のコンクリート打設面からのコンパ
ネの離型を容易にする。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る中空リブ付きコンクリ
ート打設用型枠を図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1ないし図5は本発明に係る中空リブ付
きコンクリート打設用型枠の実施例を示し、図1はコン
パネ表面正面図、図2はコンパネの裏面正面図、図3は
図2のA〜Aからみた断面図、図4はエア吹出し前の状
態を示す説明図、図5はエア吹出しによるコンクリート
面からのコンパネの離型状態を示す説明図である。
【0012】本発明のコンパネ1は樹脂材料にポリプロ
ピレンを用いたものであり、これをブロー成形機によっ
てコンパネ1のブロー成形を行うのである。すなわち、
ダイスとしては偏平ダイスまたは真円ダイスが用いら
れ、ダイス内部に押出機より供給された前記溶融樹脂を
成形品の量に見合う量だけ貯蔵させた後、射出装置のプ
ランジャの移動によりダイス吐出口よりチューブ状に樹
脂を吐出させてパリソンとし、空気を吹込み所望のコン
パネ製品1としたものである。
【0013】このコンパネ製品1は、平板状の面板2を
有する表面と、井桁状の凸条部4とこの凸状部4に囲繞
されたタックオフ部6aを有する凹条部6が交互に形成
された裏面とからなっている。
【0014】前記凸条部4の内部は密閉された中空状と
なっており、これら前記凸状部4を井桁状に相互に連接
することによって連通管の役目を有する構成となってい
る。さらに、コンクリート8が打設された時、この凸条
部4は中空状の補強リブ4bの役目をも有し、コンパネ
1間に充填されたコンクリート8により平板状の面板2
が湾曲しないようになっている。
【0015】図2に示す如く前記凸状部4の頂部に、例
えば5〜10kg/cm2 の圧縮エアを導管10を介し
て凸状部4内の中空部4aに導入するための導管接続器
(例えばカプラ)12が配設され、必要に応じて導管1
0を着脱できるように構成されている。
【0016】一方、平板状の面板2を有するコンパネ1
の表面には、このコンパネ1の裏面に構成されたタック
オフ部6aを除く凸状部4の中空部4aに通じる例えば
1〜2mmのエア吹出孔14が一定距離をおいて多数穿
設されている。また、コンパネ製品1の4つの側面部に
は、コンパネ1が多数縦横方向に連接せしめられて組立
形成可能なように図示しない連結孔が穿設(本実施例で
は例えば各側面部に各3つ)されている。
【0017】前記ポリオレフィン系プラスチックとして
は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、
ポリプロピレンポリエチレン共重合体などが使用され
る。このようなポリオレフィン系プラスチックは摩擦係
数が極めて低いとともに、非粘着性であるため、コンク
リートやモルタルなどに接する面に使用した場合は離型
が容易である。
【0018】上記構成によるコンクリート施工後のコン
パネの離型について説明する。コンパネ1で囲繞された
空所内へのコンクリート打設を行ってコンクリートの硬
化後にコンパネ1をコンクリート8より離型するが、こ
の時、導管10を導管接続部12に接続し圧縮エア源か
ら導管10を介して中空部4aに圧縮エアを導入する
と、この圧縮エアは図5に示す如くエア吹出孔14から
コンクリート8面に向って吹出すことになり、コンパネ
1の離型が行われる。
【0019】また、コンクリート8をポンプ圧送によっ
てコンパネ1で囲繞された空所内にコンクリート8を流
し込んでコンクリート8を打設する際、コンパネ1が半
透明であるため、コンクリート8の充填状況が容易に判
別でき、もしコンクリート8の打設中に生じる大きな未
充填空隙部(充填不良箇所)を見出し易くなり、迅速に
これを除去することが可能となる。
【0020】本発明に係る実施例では、コンパネ1にポ
リプロピレンを用いた場合について述べたが、これに限
定するものでなく他のポリオレフィン系プラスチックを
用いてもよい。また、ブロー成形機を用いてコンパネ1
成形を行ったが射出成形機を用いてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明に係る中空リブ付きコンクリート打設用型枠
では、ポリオレフィン系プラスチックをブロー成形機ま
たは射出成形機を用いて成形したコンクリート打設用型
枠であって、前記コンクリート打設用型枠の裏面に中空
状の補強リブを有する凸条部とタックオフ部を有する凹
条部を縦横に交互に形成して前記凸条部内に連通孔を設
け、打設されるコンクリートまたはモルタルなどに接す
る表面に、前記連通孔から挿通されて施工後の離型を助
成する多数のエア吹出孔を設けるとともに、前記裏面に
エア吹込孔を設けたことにより、離型が容易になるため
離型剤を使用する必要がなく、離型後のコンクリート面
やモルタル面もきれいに仕上がるものである。さらに、
離型が容易であることにより、コンパネの破損が少ない
のでコンパネの転用回数が多くなり、コンパネに要する
費用が安上がりとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンパネの表面正面図である。
【図2】図1に示すコンパネの裏面正面図である。
【図3】図2のA〜Aからみた断面図である。
【図4】エア吹出し前の状態を示す説明図である。
【図5】エア吹出しによるコンクリート面からのコンパ
ネの離型状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 コンクリートパネル 2 面板 4 凸条部 4a 中空部 4b 補強リブ 5 凸条部の頂部 6 凹条部 6a タックオフ部 8 コンクリート 10 導管 12 導管接続部 14 エア吹出孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系プラスチックをブロー
    成形機または射出成形機を用いて成形したコンクリート
    打設用型枠であって、前記コンクリート打設用型枠の裏
    面に中空状の補強リブを有する凸条部とタックオフ部を
    有する凹条部を縦横に交互に形成して前記凸条部内に連
    通孔を設け、打設されるコンクリートまたはモルタルな
    どに接する表面に、前記連通孔から挿通されて施工後の
    離型を助成する多数のエア吹出孔を設けるとともに、前
    記裏面にエア吹込孔を設けたことを特徴とする中空リブ
    付きコンクリート打設用型枠。
JP5306450A 1993-12-07 1993-12-07 中空リブ付きコンクリート打設用型枠 Pending JPH07158262A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104831918A (zh) * 2015-05-26 2015-08-12 北京正元天瑞建筑墙体保温技术有限责任公司 一种钢骨架注塑工程模板及其塑料配方和制造方法
CN108343231A (zh) * 2018-01-17 2018-07-31 罗弟容 一种吹塑成型的用于墙体浇筑的树脂模型
CN115434508A (zh) * 2022-09-20 2022-12-06 苏州拓扑新材料有限公司 一种用于钢筋混凝土密肋楼板的周转模壳

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