JPH0715821A - 電線被覆剥離装置 - Google Patents
電線被覆剥離装置Info
- Publication number
- JPH0715821A JPH0715821A JP5152151A JP15215193A JPH0715821A JP H0715821 A JPH0715821 A JP H0715821A JP 5152151 A JP5152151 A JP 5152151A JP 15215193 A JP15215193 A JP 15215193A JP H0715821 A JPH0715821 A JP H0715821A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- electric wire
- section
- stripping
- clamp
- Prior art date
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- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線のサイズおよび材質にとらわれることな
く簡単な調整のみで電線の被覆を確実に自動的に剥離す
る。 【構成】 電線を固定するクランプ部と、被覆カッタ−
18を有する被覆カッティング部と、前記被覆カッティ
ング部により切断された被覆を剥離する被覆剥離部とを
備え、クランプ部は、電線挿通穴1および電線挿通穴2
を挿通した対象電線26をクランプ板7によりクランプ
する。前記被覆カッタ−18をストッパ−22の調整と
目盛り板25により、対象電線26の芯線27近くまで
くい込ませ、対象電線26の外周に沿って回転させ、被
覆部28を輪切り状に切断する。切断された被覆は、被
覆剥離部により水平方向の剥離圧力を加え、不要な被覆
を剥離することができる。また剥離の長さは、移動量検
知板で調整可能とし、目盛り板36で目視できるように
したものである。
く簡単な調整のみで電線の被覆を確実に自動的に剥離す
る。 【構成】 電線を固定するクランプ部と、被覆カッタ−
18を有する被覆カッティング部と、前記被覆カッティ
ング部により切断された被覆を剥離する被覆剥離部とを
備え、クランプ部は、電線挿通穴1および電線挿通穴2
を挿通した対象電線26をクランプ板7によりクランプ
する。前記被覆カッタ−18をストッパ−22の調整と
目盛り板25により、対象電線26の芯線27近くまで
くい込ませ、対象電線26の外周に沿って回転させ、被
覆部28を輪切り状に切断する。切断された被覆は、被
覆剥離部により水平方向の剥離圧力を加え、不要な被覆
を剥離することができる。また剥離の長さは、移動量検
知板で調整可能とし、目盛り板36で目視できるように
したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線被覆を剥離する電
線被覆剥離装置に係り、被覆の材質,電線のサイズに無
関係に、簡単な調整のみにて被覆剥離対象電線の芯線表
面を損傷させず自動的に被覆剥離することができる電線
被覆剥離装置に関する。
線被覆剥離装置に係り、被覆の材質,電線のサイズに無
関係に、簡単な調整のみにて被覆剥離対象電線の芯線表
面を損傷させず自動的に被覆剥離することができる電線
被覆剥離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来対象電線の被覆を張力により自動的
に剥離する電線被覆剥離装置においては、図7に示すよ
うに、被覆剥離対象電線(以下、対象電線という)26
に被覆剥離刃39をくい込ませた状態で引っ張り動作を
行なうものがほとんどであり、引っ張りの動力としてエ
ア−シリンダが用いられていた。そのため、使用できる
場所はエア−の供給がある所でなければならなかった
り、付属設備としてコンプレッサ−を設けなければなら
ない等の制約があった。
に剥離する電線被覆剥離装置においては、図7に示すよ
うに、被覆剥離対象電線(以下、対象電線という)26
に被覆剥離刃39をくい込ませた状態で引っ張り動作を
行なうものがほとんどであり、引っ張りの動力としてエ
ア−シリンダが用いられていた。そのため、使用できる
場所はエア−の供給がある所でなければならなかった
り、付属設備としてコンプレッサ−を設けなければなら
ない等の制約があった。
【0003】また、被覆剥離刃39を対象電線26の芯
線近くまでくいこませ、被覆が完全に切断されてない状
態にて剥離するため、電線の大きさあるいは材質によっ
ては被覆が裂けるものがあった。また、被覆剥離刃39
を対象電線26の芯線に近付けすぎると、前記芯線の表
面を損傷することもあった。また、電線の外径が大きく
なると大きな圧力を必要とし、被覆を剥離するのが不可
能な場合もあった。さらに、対象電線26のサイズに応
じて被覆剥離刃39を交換しなければならないというの
が実情であった。
線近くまでくいこませ、被覆が完全に切断されてない状
態にて剥離するため、電線の大きさあるいは材質によっ
ては被覆が裂けるものがあった。また、被覆剥離刃39
を対象電線26の芯線に近付けすぎると、前記芯線の表
面を損傷することもあった。また、電線の外径が大きく
なると大きな圧力を必要とし、被覆を剥離するのが不可
能な場合もあった。さらに、対象電線26のサイズに応
じて被覆剥離刃39を交換しなければならないというの
が実情であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の電線被
覆剥離装置においては、電線被覆を剥離する作業の都
度、エア−源のある場所まで作業者が対象電線を運搬
し、また、作業完了後は剥離された電線を使用場所まで
運搬しなければならないという問題があった。また、各
種の電線を多品種使用されている市場においては、サイ
ズあるいは被覆材質によっては手作業で行なわねばなら
ないものも多く、電線のサイズ変更時における被覆カッ
タ−の交換は、煩鎖な作業であるという問題があった。
また、前記芯線の表面を損傷したり、被覆が裂けたり、
被覆剥離が不可能なため、そのあとに続く配線作業に支
障を生じるという問題があった。
覆剥離装置においては、電線被覆を剥離する作業の都
度、エア−源のある場所まで作業者が対象電線を運搬
し、また、作業完了後は剥離された電線を使用場所まで
運搬しなければならないという問題があった。また、各
種の電線を多品種使用されている市場においては、サイ
ズあるいは被覆材質によっては手作業で行なわねばなら
ないものも多く、電線のサイズ変更時における被覆カッ
タ−の交換は、煩鎖な作業であるという問題があった。
また、前記芯線の表面を損傷したり、被覆が裂けたり、
被覆剥離が不可能なため、そのあとに続く配線作業に支
障を生じるという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためになされたもので、電線のサイズや材質に関係な
く、被覆カッタ−の交換なしに簡単な調整のみにより、
電線の被覆剥離を任意の長さに自動的に行ない、そのあ
とに続く配線作業が円滑に行え、作業時間の短縮および
省力化が図られ、特に、頻繁な使用電線の変更を要求さ
れる多品種少量生産の場において有効な電線被覆剥離装
置を提供することができる。
るためになされたもので、電線のサイズや材質に関係な
く、被覆カッタ−の交換なしに簡単な調整のみにより、
電線の被覆剥離を任意の長さに自動的に行ない、そのあ
とに続く配線作業が円滑に行え、作業時間の短縮および
省力化が図られ、特に、頻繁な使用電線の変更を要求さ
れる多品種少量生産の場において有効な電線被覆剥離装
置を提供することができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、電線被覆剥離装置に係る本発明の構成は、電線の被
覆を自動的に剥離する装置であって、被覆剥離対象電線
を固定するクランプ部と、前記クランプ部に近接する位
置に設けられ、前記被覆部を輪切り状に切断する被覆カ
ッティング部と、前記被覆カッティング部により輪切り
状に切断された前記被覆部を剥離する被覆剥離部とを備
えたものである。
に、電線被覆剥離装置に係る本発明の構成は、電線の被
覆を自動的に剥離する装置であって、被覆剥離対象電線
を固定するクランプ部と、前記クランプ部に近接する位
置に設けられ、前記被覆部を輪切り状に切断する被覆カ
ッティング部と、前記被覆カッティング部により輪切り
状に切断された前記被覆部を剥離する被覆剥離部とを備
えたものである。
【0007】前記クランプ部は、対象電線をクランプす
る複数のクランプ板を有するクランプ板機構部と、前記
クランプ板機構部の中心に設けられた電線挿通穴と、前
記クランプ板機構部に回転をあたえ、前記電線挿通穴に
挿通された対象電線の中心に対し前記クランプ板をそれ
ぞれ同一量移動させる移動部とを具備したものである。
る複数のクランプ板を有するクランプ板機構部と、前記
クランプ板機構部の中心に設けられた電線挿通穴と、前
記クランプ板機構部に回転をあたえ、前記電線挿通穴に
挿通された対象電線の中心に対し前記クランプ板をそれ
ぞれ同一量移動させる移動部とを具備したものである。
【0008】前記被覆カッティング部は、複数の被覆カ
ッタ−を有する被覆カッタ−機構部と、前記被覆カッタ
−機構部の中心に設けられた電線挿通穴と、前記複数の
被覆カッタ−機構部に回転をあたえ、前記電線挿通穴を
挿通するクランプされた対象電線の中心に対し前記被覆
カッタ−をそれぞれ同一量移動させる移動部と、前記移
動した前記被覆カッタ−機構部を前記クランプ部により
クランプされた対象電線の外周に沿って回転させる回転
部とを具備したものである。前記移動部は、対象電線の
芯線径に応じて移動量を任意に調整する調整機構と、そ
の移動量を目視できる目盛部とを具備したものである。
ッタ−を有する被覆カッタ−機構部と、前記被覆カッタ
−機構部の中心に設けられた電線挿通穴と、前記複数の
被覆カッタ−機構部に回転をあたえ、前記電線挿通穴を
挿通するクランプされた対象電線の中心に対し前記被覆
カッタ−をそれぞれ同一量移動させる移動部と、前記移
動した前記被覆カッタ−機構部を前記クランプ部により
クランプされた対象電線の外周に沿って回転させる回転
部とを具備したものである。前記移動部は、対象電線の
芯線径に応じて移動量を任意に調整する調整機構と、そ
の移動量を目視できる目盛部とを具備したものである。
【0009】前記被覆剥離部は、被覆カッティング部に
より輪切り状に切断された剥離対象被覆に、被覆カッタ
−により被覆切断時の位置にて剥離圧力を加える機構を
具備したものである。前記被覆カッタ−の剥離圧力加圧
機構は、電動力により操作されるようにしたものであ
る。前記被覆剥離部は、剥離する被覆長さを調整する調
整機構と、その剥離被覆長さを目視できる目盛部とを具
備したものである。
より輪切り状に切断された剥離対象被覆に、被覆カッタ
−により被覆切断時の位置にて剥離圧力を加える機構を
具備したものである。前記被覆カッタ−の剥離圧力加圧
機構は、電動力により操作されるようにしたものであ
る。前記被覆剥離部は、剥離する被覆長さを調整する調
整機構と、その剥離被覆長さを目視できる目盛部とを具
備したものである。
【0010】
【作用】上記各技術的手段の働きは次のとおりである。
本発明の構成によれば、複数のクランプ板が、電線挿通
穴に挿通された対象電線の芯に向かってそれぞれ同じ量
で移動することにより、前記クランプ板により対象電線
を確実にクランプし、細いサイズから太いサイズまでの
対象電線へ対応して、いわゆる芯合せを行なうことが可
能となる。
本発明の構成によれば、複数のクランプ板が、電線挿通
穴に挿通された対象電線の芯に向かってそれぞれ同じ量
で移動することにより、前記クランプ板により対象電線
を確実にクランプし、細いサイズから太いサイズまでの
対象電線へ対応して、いわゆる芯合せを行なうことが可
能となる。
【0011】クランプ部は、クランプ板機構部を操作動
力により電線挿通穴の中心を軸として回転させることに
より、複数のクランプ板が中心方向へそれぞれ同じ量移
動し、前記クランプ板の開閉により確実に対象電線をク
ランプおよび開放することができる。
力により電線挿通穴の中心を軸として回転させることに
より、複数のクランプ板が中心方向へそれぞれ同じ量移
動し、前記クランプ板の開閉により確実に対象電線をク
ランプおよび開放することができる。
【0012】被覆カッティング部は、複数の被覆カッタ
−機構部を操作動力により電線挿通穴の中心を軸として
回転させることにより、複数の被覆カッタ−を中心方向
へそれぞれ同じ量移動させ、移動調整機構により所定の
移動位置に停止させることができる。
−機構部を操作動力により電線挿通穴の中心を軸として
回転させることにより、複数の被覆カッタ−を中心方向
へそれぞれ同じ量移動させ、移動調整機構により所定の
移動位置に停止させることができる。
【0013】また、前記被覆カッタ−の移動量は目盛部
で目視できるので簡単、かつ、正確に被覆カッタ−の移
動量を調整することができると共に、電線サイズ変更に
伴う被覆カッタ−の交換という煩わしい作業手間を省く
ことができる。そののち、前記被覆カッタ−機構部を前
記対象電線の中心を軸とした回転をさせることにより、
前記対象電線の外周に沿って被覆カッタ−を回転させて
剥離被覆部を輪切り状に切断することができる。
で目視できるので簡単、かつ、正確に被覆カッタ−の移
動量を調整することができると共に、電線サイズ変更に
伴う被覆カッタ−の交換という煩わしい作業手間を省く
ことができる。そののち、前記被覆カッタ−機構部を前
記対象電線の中心を軸とした回転をさせることにより、
前記対象電線の外周に沿って被覆カッタ−を回転させて
剥離被覆部を輪切り状に切断することができる。
【0014】被覆剥離部は、前記対象電線が前記クラン
プ部により固定され、かつ、前記被覆カッタ−が前記被
覆を切断した状態にて、被覆カッティング部全体を引っ
張り、前記被覆カッタ−機構部が前記切断された被覆に
剥離圧力をかけながら移動するので、電線サイズに影響
されることなく小さな引っ張り力で前記切断された被覆
のみを剥離することができる。また、前記被覆カッティ
ング部の移動量を調整可能とし、その調整量を目盛部で
目視できるようにすることにより、簡単に移動量を調整
し、所定の長さを被覆剥離することができる。
プ部により固定され、かつ、前記被覆カッタ−が前記被
覆を切断した状態にて、被覆カッティング部全体を引っ
張り、前記被覆カッタ−機構部が前記切断された被覆に
剥離圧力をかけながら移動するので、電線サイズに影響
されることなく小さな引っ張り力で前記切断された被覆
のみを剥離することができる。また、前記被覆カッティ
ング部の移動量を調整可能とし、その調整量を目盛部で
目視できるようにすることにより、簡単に移動量を調整
し、所定の長さを被覆剥離することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図4を参
照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る電線
被覆剥離装置の略示説明図、図2は、図1の電線被覆剥
離装置のX−X´断面図、図3は、図2の電線被覆剥離
装置のY−Y´断面図、図4は、図2の電線被覆剥離装
置の部分拡大図,その内、図4(a)は、図2のP矢視
図,図4(b)は、図4(a)のQ矢視図、図5は、図
2の電線被覆剥離装置の被覆カッタ−と電線被覆との係
合関係を示す説明図、図6は、図5の被覆カッタ−の拡
大説明図である。
照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る電線
被覆剥離装置の略示説明図、図2は、図1の電線被覆剥
離装置のX−X´断面図、図3は、図2の電線被覆剥離
装置のY−Y´断面図、図4は、図2の電線被覆剥離装
置の部分拡大図,その内、図4(a)は、図2のP矢視
図,図4(b)は、図4(a)のQ矢視図、図5は、図
2の電線被覆剥離装置の被覆カッタ−と電線被覆との係
合関係を示す説明図、図6は、図5の被覆カッタ−の拡
大説明図である。
【0016】図1,2において、本実施例に係る電線被
覆剥離装置は、対象電線をクランプするクランプ部と、
前記クランプ部に近接して配設され、クランプされた前
記対象電線の被覆をカッティングする被覆カッティング
部と、カッティングされた不要な被覆を剥離する剥離部
とから構成され、前記各部はベ−スBに固定されてい
る。
覆剥離装置は、対象電線をクランプするクランプ部と、
前記クランプ部に近接して配設され、クランプされた前
記対象電線の被覆をカッティングする被覆カッティング
部と、カッティングされた不要な被覆を剥離する剥離部
とから構成され、前記各部はベ−スBに固定されてい
る。
【0017】前記クランプ部は、前記対象電線をクラン
プする三個のクランプ板7と、このクランプ板7に駆動
用クランプモ−タ3の正逆トルクを伝達するギヤA4,
ギヤB5と、前記クランプ板7を前記対象電線の芯方向
にガイドするクランプ案内板9とからなり、前記各部材
には前記対象電線の挿通穴1を設け、該挿通穴1内を挿
通し前記対象電線のクランプと開放とを行うようになっ
ている。
プする三個のクランプ板7と、このクランプ板7に駆動
用クランプモ−タ3の正逆トルクを伝達するギヤA4,
ギヤB5と、前記クランプ板7を前記対象電線の芯方向
にガイドするクランプ案内板9とからなり、前記各部材
には前記対象電線の挿通穴1を設け、該挿通穴1内を挿
通し前記対象電線のクランプと開放とを行うようになっ
ている。
【0018】前記クランプ板7上にはベアリング8が取
り付けられ、前記ギヤB5に設けられた螺旋溝a6と前
記クランプ案内板9に設けられた案内溝a10とにより
ガイドされている。また、前記クランプモ−タ3は、前
記ギヤA4と直結し、このギヤA4を介してギヤB5と
連結されている。
り付けられ、前記ギヤB5に設けられた螺旋溝a6と前
記クランプ案内板9に設けられた案内溝a10とにより
ガイドされている。また、前記クランプモ−タ3は、前
記ギヤA4と直結し、このギヤA4を介してギヤB5と
連結されている。
【0019】前記被覆カッティング部は、スライド部S
と、このスライド部Sに取り付けられているギヤD13
と、前記ギヤD13とストッパピン20により係合され
ているギヤE14と、前記ギヤE14とねじ止めにより
一体となっている円板16とからなり、前記対象電線の
被覆をカッティングする三個の被覆カッタ18は、前記
円板16と前記ギヤD13との間に設置されている。
と、このスライド部Sに取り付けられているギヤD13
と、前記ギヤD13とストッパピン20により係合され
ているギヤE14と、前記ギヤE14とねじ止めにより
一体となっている円板16とからなり、前記対象電線の
被覆をカッティングする三個の被覆カッタ18は、前記
円板16と前記ギヤD13との間に設置されている。
【0020】駆動用カッティングモ−タ11の正逆トル
クは、直結ギヤC12を介しギヤD13,ギヤE14を
経て前記被覆カッタ18に伝達される。前記挿通穴1に
対応する前記対象電線の挿通穴2が、前記各部材を貫通
して設けられている。
クは、直結ギヤC12を介しギヤD13,ギヤE14を
経て前記被覆カッタ18に伝達される。前記挿通穴1に
対応する前記対象電線の挿通穴2が、前記各部材を貫通
して設けられている。
【0021】前記剥離部は、送りねじが刻設されている
送り軸32と、タイミングベルト31と、前記タイミン
グベルト31と当接する駆動側,被駆動側の二個のプ−
リ30と、駆動用剥離モ−タ29とからなっている。前
記送り軸32は、前記クランプ部のクランプ案内板9の
下部に設けられた軸受部と前記被駆動側のプ−リ30の
軸受部と間に軸架されている。
送り軸32と、タイミングベルト31と、前記タイミン
グベルト31と当接する駆動側,被駆動側の二個のプ−
リ30と、駆動用剥離モ−タ29とからなっている。前
記送り軸32は、前記クランプ部のクランプ案内板9の
下部に設けられた軸受部と前記被駆動側のプ−リ30の
軸受部と間に軸架されている。
【0022】また、前記被覆カッティング部のスライド
部Sの下部にねじ部を内設する取り付け部材33が設け
られ、前記取り付け部材33の内設するねじ部と前記送
り軸32の送りねじと螺合している。このため、前記送
り軸32が回転すると前記取り付け部材33の内設する
ねじ部が回転し直線運動と変わり、前記スライド部Sが
動き、それに伴い前記被覆カッティング部が前記送り軸
32の軸方向(図示においては左右)に動くようになっ
ている。
部Sの下部にねじ部を内設する取り付け部材33が設け
られ、前記取り付け部材33の内設するねじ部と前記送
り軸32の送りねじと螺合している。このため、前記送
り軸32が回転すると前記取り付け部材33の内設する
ねじ部が回転し直線運動と変わり、前記スライド部Sが
動き、それに伴い前記被覆カッティング部が前記送り軸
32の軸方向(図示においては左右)に動くようになっ
ている。
【0023】さらに、本装置の構成をより詳しく動作を
混じえながら説明する。図1,2において、対象電線
は、クランプ部の電線挿通穴1を通し、続いて被覆カッ
ティング部の電線挿通穴2を通すことにより本装置内に
セッティングされる。前記挿通穴1の軸心と前記挿通穴
2との軸芯とを合わせてあるので、前記対象電線は、直
線的に通過する。
混じえながら説明する。図1,2において、対象電線
は、クランプ部の電線挿通穴1を通し、続いて被覆カッ
ティング部の電線挿通穴2を通すことにより本装置内に
セッティングされる。前記挿通穴1の軸心と前記挿通穴
2との軸芯とを合わせてあるので、前記対象電線は、直
線的に通過する。
【0024】前記セッティング完了後、例えば、パネル
スイッチまたはフットスイッチ等により動作を開始し、
クランプモ−タ3を回転させる。モ−タに直結したギヤ
A4が回転することにより連結されたギヤB5が回転す
る。図3に示す如く、前記ギヤB5には螺旋溝a6が施
され、クランプ板7と一体構造のベアリング8が、前記
螺旋溝a6にガイドされている。
スイッチまたはフットスイッチ等により動作を開始し、
クランプモ−タ3を回転させる。モ−タに直結したギヤ
A4が回転することにより連結されたギヤB5が回転す
る。図3に示す如く、前記ギヤB5には螺旋溝a6が施
され、クランプ板7と一体構造のベアリング8が、前記
螺旋溝a6にガイドされている。
【0025】前記クランプ板7は、クランプ板案内板9
の案内溝a10にはめ込まれ、その両側がガイドされて
いる。前記ギヤB5がf方向へ回転すると、前記螺旋溝
a6の螺旋運動が前記ベアリング8の回転運動により直
線運動に変化し、前記クランプ板7は、前記案内溝a1
0に沿って前記挿通穴1の中心に向って移動する。
の案内溝a10にはめ込まれ、その両側がガイドされて
いる。前記ギヤB5がf方向へ回転すると、前記螺旋溝
a6の螺旋運動が前記ベアリング8の回転運動により直
線運動に変化し、前記クランプ板7は、前記案内溝a1
0に沿って前記挿通穴1の中心に向って移動する。
【0026】図3に示す如く、120゜ピッチで等間隔
角度に3個の前記クランプ板7を配置すれば、電線のサ
イズと関係なく、前記対象電線は3点にて確実にクラン
プされる。また、その線芯を前記挿通穴1,挿通穴2と
の軸芯とを合わせることにより、いわゆる、芯出しをす
ることができる。前記剥離対象電線が、確実にクランプ
されたのを確認後、被覆カッティングモ−タ11を回転
させる。
角度に3個の前記クランプ板7を配置すれば、電線のサ
イズと関係なく、前記対象電線は3点にて確実にクラン
プされる。また、その線芯を前記挿通穴1,挿通穴2と
の軸芯とを合わせることにより、いわゆる、芯出しをす
ることができる。前記剥離対象電線が、確実にクランプ
されたのを確認後、被覆カッティングモ−タ11を回転
させる。
【0027】図4(a)に示す如く、前記カッティング
モ−タ11に直結したギヤC12が回転することによ
り、前記ギヤC12と連結されているギヤD13が回転
する。また、前記ギヤD13には、外縁内側近傍にスト
ッパ−ピン20が埋設され、半径方向には、案内溝b1
9が設けられている。前記ギヤD13に重なり合う位置
に設けられているギヤE14は、外縁内側近傍の円周上
に軌跡溝21が設けられ、前記軌跡溝21にはストッパ
−22が設けられている。
モ−タ11に直結したギヤC12が回転することによ
り、前記ギヤC12と連結されているギヤD13が回転
する。また、前記ギヤD13には、外縁内側近傍にスト
ッパ−ピン20が埋設され、半径方向には、案内溝b1
9が設けられている。前記ギヤD13に重なり合う位置
に設けられているギヤE14は、外縁内側近傍の円周上
に軌跡溝21が設けられ、前記軌跡溝21にはストッパ
−22が設けられている。
【0028】また、前記ストッパ−ピン20は、前記軌
跡溝21と係合されており、前記ギヤD13の回転にと
もない前記軌跡溝21内を移動する。前記ギヤD13と
前記ギヤE14とは、通常の状態においては回転力は伝
達されないようになっている。また、前記ギヤE14
は、制動ギヤ15とかみ合いその制動力以上の回転力が
加わらなければ回転せず静止している。
跡溝21と係合されており、前記ギヤD13の回転にと
もない前記軌跡溝21内を移動する。前記ギヤD13と
前記ギヤE14とは、通常の状態においては回転力は伝
達されないようになっている。また、前記ギヤE14
は、制動ギヤ15とかみ合いその制動力以上の回転力が
加わらなければ回転せず静止している。
【0029】前記ギヤE14にねじ止めされた円板16
には、螺旋溝b17が設けられ、被覆カッタ−18の軸
部分が前記螺旋溝b17にガイドされている。被覆カッ
タ−18の軸部分の反対端は、前記ギヤD13の案内溝
b19に嵌合されガイドされている。
には、螺旋溝b17が設けられ、被覆カッタ−18の軸
部分が前記螺旋溝b17にガイドされている。被覆カッ
タ−18の軸部分の反対端は、前記ギヤD13の案内溝
b19に嵌合されガイドされている。
【0030】いま、前記ギヤD13のg方向への回転に
ともない、前記ストッパ−ピン20も、前記ギヤE14
の軌跡溝21にガイドされ、その溝内を移動する。しか
し、前記ギヤE14は、前記ギヤD13がg方向へ回転
しても、回転力が伝達されてないので、静止した状態を
保持している。
ともない、前記ストッパ−ピン20も、前記ギヤE14
の軌跡溝21にガイドされ、その溝内を移動する。しか
し、前記ギヤE14は、前記ギヤD13がg方向へ回転
しても、回転力が伝達されてないので、静止した状態を
保持している。
【0031】このとき、前記被覆カッタ−18は、前記
螺旋溝b17と前記軸部分との働きにより、g方向へ回
転しながら前記案内溝b19に沿って前記電線挿通穴2
の中心方向、すなわち、前記対象電線の芯方向へ向かっ
て移動する。図5に示す如く、120゜ピッチで等間隔
角度に3個の被覆カッタ−18を配置すれば、3点で剥
離対象電線を挟み込むように確実に前記対象電線の芯方
向へ移動する。
螺旋溝b17と前記軸部分との働きにより、g方向へ回
転しながら前記案内溝b19に沿って前記電線挿通穴2
の中心方向、すなわち、前記対象電線の芯方向へ向かっ
て移動する。図5に示す如く、120゜ピッチで等間隔
角度に3個の被覆カッタ−18を配置すれば、3点で剥
離対象電線を挟み込むように確実に前記対象電線の芯方
向へ移動する。
【0032】前記ストッパ−ピン20が一定の長さを移
動し、前記ストッパ−22に当接し押圧する。ここで、
初めて、前記カッティングモ−タ11の回転力が、前記
ギヤD13を介して前記ギヤE14に伝達される。この
回転力は、制動ギヤ15の制動力より大きいのでギヤD
13,ギヤE14,円板16とが一体となり回転し、前
記被覆カッタ−18の前記対象電線の芯方向への移動も
停止する。前記被覆カッタ−18の停止する位置は、前
記ストッパ−ピン20と前記ストッパ−22との当接す
る位置にて決定される。
動し、前記ストッパ−22に当接し押圧する。ここで、
初めて、前記カッティングモ−タ11の回転力が、前記
ギヤD13を介して前記ギヤE14に伝達される。この
回転力は、制動ギヤ15の制動力より大きいのでギヤD
13,ギヤE14,円板16とが一体となり回転し、前
記被覆カッタ−18の前記対象電線の芯方向への移動も
停止する。前記被覆カッタ−18の停止する位置は、前
記ストッパ−ピン20と前記ストッパ−22との当接す
る位置にて決定される。
【0033】図4(b)に示す如く、前記ストッパ−2
2は、前記円板16に設けた移動溝23内を移動し、前
記円板16上に設けられている刻線24と目盛り板25
とを合せるだけで簡単、かつ、正確にその位置が調整で
きる。このようにして、前記ストッパ−22の位置が調
節され、前記対象電線の径に応じて前記被覆カッタ−1
8の芯方向への移動量の調整ができる。
2は、前記円板16に設けた移動溝23内を移動し、前
記円板16上に設けられている刻線24と目盛り板25
とを合せるだけで簡単、かつ、正確にその位置が調整で
きる。このようにして、前記ストッパ−22の位置が調
節され、前記対象電線の径に応じて前記被覆カッタ−1
8の芯方向への移動量の調整ができる。
【0034】すなわち、図5に示すように、前記対象電
線26の芯線27に損傷させず、かつ、前記芯線27の
表面直近の被覆部28まで前記被覆カッタ−18がくい
込むようにストッパ−22の位置を調整しする。次に、
前記ギヤD13,前記ギヤE14,前記円板16とが一
体となり回転をさせることにより、前記クランプ板7に
よりクランプされた前記対象電線26の外周に沿って前
記被覆カッタ−18を移動することができる。
線26の芯線27に損傷させず、かつ、前記芯線27の
表面直近の被覆部28まで前記被覆カッタ−18がくい
込むようにストッパ−22の位置を調整しする。次に、
前記ギヤD13,前記ギヤE14,前記円板16とが一
体となり回転をさせることにより、前記クランプ板7に
よりクランプされた前記対象電線26の外周に沿って前
記被覆カッタ−18を移動することができる。
【0035】このようにして、前記被覆カッタ−18に
より確実に前記被覆部28を輪切り状に切断することが
できる。また、前記対象電線サイズの変更時には、上述
の如く、前記ストッパ−22の調整により、前記被覆カ
ッタ−18の位置を変更することができる。
より確実に前記被覆部28を輪切り状に切断することが
できる。また、前記対象電線サイズの変更時には、上述
の如く、前記ストッパ−22の調整により、前記被覆カ
ッタ−18の位置を変更することができる。
【0036】前記被覆カッティング部の動作完了後、前
記被覆剥離モ−タ29を回転させると、前記モ−タの回
転は、プ−リ30とタイミングベルト31で送り軸32
に伝達される。前記被覆剥離モ−タ29が図2に示すh
方向へ回転すると、前記送り軸32も同方向に回転し刻
設されている送りねじと前記取り付け部材33のねじと
が螺合し、前記送り軸32の回転運動により前記被覆カ
ッティング部全体がi方向へ移動する。
記被覆剥離モ−タ29を回転させると、前記モ−タの回
転は、プ−リ30とタイミングベルト31で送り軸32
に伝達される。前記被覆剥離モ−タ29が図2に示すh
方向へ回転すると、前記送り軸32も同方向に回転し刻
設されている送りねじと前記取り付け部材33のねじと
が螺合し、前記送り軸32の回転運動により前記被覆カ
ッティング部全体がi方向へ移動する。
【0037】前記対象電線は、前記クランプ部により確
実にクランプされており、被覆カッタ−18が、被覆部
28にくい込んだ状態で移動するので、輪切り状に切断
された位置から不要な被覆を剥離することができる。す
でに、輪切り状に切断された状態で引っ張りを加えるの
で電線サイズに関係なく、小さな力で剥離することがで
きる。
実にクランプされており、被覆カッタ−18が、被覆部
28にくい込んだ状態で移動するので、輪切り状に切断
された位置から不要な被覆を剥離することができる。す
でに、輪切り状に切断された状態で引っ張りを加えるの
で電線サイズに関係なく、小さな力で剥離することがで
きる。
【0038】被覆剥離ストロ−クは、移動量検知板34
とマイクロスイッチ35とを設け、移動量検知板34が
マイクロスイッチ35に当接するまでの距離により調整
可能である。前記移動量検知板34の位置は、その上部
に配置された目盛り板36に合わせるだけで簡単、か
つ、再現良く設定することができ、任意の被覆剥離長さ
が得られる。
とマイクロスイッチ35とを設け、移動量検知板34が
マイクロスイッチ35に当接するまでの距離により調整
可能である。前記移動量検知板34の位置は、その上部
に配置された目盛り板36に合わせるだけで簡単、か
つ、再現良く設定することができ、任意の被覆剥離長さ
が得られる。
【0039】被覆剥離完了後、ギヤD13が、図示のg
方向の逆方向へ回転するように、前記被覆カッティング
モ−タ11を回転させる。前記被覆カッタ−18は初期
状態に戻る。また、前記ギヤB5が、f方向の逆方向へ
回転するように前記クランプモ−タ3を回すことで前記
クランプ板7は初期状態に戻る。さらに、前記被覆剥離
モ−タ29を図示のh方向の逆方向へ回すことにより、
前記被覆カッティング部はi方向の逆方向へ移動し、所
定の位置に設けられた原点検知板37とマイクロスイッ
チ38とが当接することにより、初期状態に戻ったこと
が確認できる。
方向の逆方向へ回転するように、前記被覆カッティング
モ−タ11を回転させる。前記被覆カッタ−18は初期
状態に戻る。また、前記ギヤB5が、f方向の逆方向へ
回転するように前記クランプモ−タ3を回すことで前記
クランプ板7は初期状態に戻る。さらに、前記被覆剥離
モ−タ29を図示のh方向の逆方向へ回すことにより、
前記被覆カッティング部はi方向の逆方向へ移動し、所
定の位置に設けられた原点検知板37とマイクロスイッ
チ38とが当接することにより、初期状態に戻ったこと
が確認できる。
【0040】以上、本実施例によれば、確実なクランプ
と、被覆カッタ−の簡単な移動量調整のみで交換の手間
なしに正確な被覆切断を電線のサイズや材質にとらわれ
ることなく行なうことができる。また、不要被覆の剥離
はすでに被覆が切断された状態で行なうので太いサイズ
の電線に対しても小さな引っ張り力で剥離することがで
きる。さらに、被覆剥離移動量を調整でき、その量を目
盛上で目視できるので簡単な操作のみで任意の被覆剥離
長さを設定することができる。
と、被覆カッタ−の簡単な移動量調整のみで交換の手間
なしに正確な被覆切断を電線のサイズや材質にとらわれ
ることなく行なうことができる。また、不要被覆の剥離
はすでに被覆が切断された状態で行なうので太いサイズ
の電線に対しても小さな引っ張り力で剥離することがで
きる。さらに、被覆剥離移動量を調整でき、その量を目
盛上で目視できるので簡単な操作のみで任意の被覆剥離
長さを設定することができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明してように、本発明によ
れば、電線のサイズや材質にとらわれることなく、被覆
カッタ−の交換なしに簡単な調整のみで電線の被覆剥離
を任意の長さで自動的に行なうことができるので、その
あとの配線作業が容易に行え、作業時間の短縮および省
力化が図れ、特に、頻繁な使用電線の変更を要求される
多品種少量生産の場において有効な電線被覆剥離装置を
提供することができる。
れば、電線のサイズや材質にとらわれることなく、被覆
カッタ−の交換なしに簡単な調整のみで電線の被覆剥離
を任意の長さで自動的に行なうことができるので、その
あとの配線作業が容易に行え、作業時間の短縮および省
力化が図れ、特に、頻繁な使用電線の変更を要求される
多品種少量生産の場において有効な電線被覆剥離装置を
提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る電線被覆剥離装置の略
示説明図である。
示説明図である。
【図2】図1の電線被覆剥離装置のX−X´断面図であ
る。
る。
【図3】図2の電線被覆剥離装置のY−Y´断面図であ
る。
る。
【図4】図2の電線被覆剥離装置の部分拡大図である。
【図5】図2の電線被覆剥離装置の被覆カッタ−と電線
被覆との係合関係を示す説明図である。
被覆との係合関係を示す説明図である。
【図6】図5の被覆カッタ−の拡大説明図である。
【図7】従来の電線被覆剥離装置の説明図である。
1 クランプ部電線挿通穴 2 被覆カッティング部電線挿通穴 3 クランプモ−タ 4 ギヤA 5 ギヤB 6 螺旋溝a 7 クランプ板 8 ベアリング 9 クランプ板案内板 10 案内溝a 11 被覆カッティングモ−タ 12 ギヤC 13 ギヤD 14 ギヤE 15 回転力保持ギヤ 16 円板 17 螺旋溝b 18 被覆カッタ− 19 案内溝b 20 ストッパ−ピン 21 軌跡溝 22 ストッパ− 23 移動溝 24 刻線 25 目盛り板 26 対象電線 27 芯線 28 被覆部 29 被覆剥離モ−タ 30 プ−リ 31 タイミングベルト 32 送り軸 33 取り付け部材 34 移動量検知板 35 マイクロスイッチ 36 目盛り板 37 原点検知板 38 マイクロスイッチ 39 被覆剥離刃 S スライド部 B ベ−ス
Claims (7)
- 【請求項1】電線の被覆を自動的に剥離する電線被覆剥
離装置において、 被覆剥離対象電線を固定するクランプ部と、前記クラン
プ部に近接する位置に設けられ、前記被覆部を輪切り状
に切断する被覆カッティング部と、前記被覆カッティン
グ部により輪切り状に切断された前記被覆部を剥離する
被覆剥離部とを備えたことを特徴とする電線被覆剥離装
置。 - 【請求項2】クランプ部は、被覆剥離対象電線をクラン
プする複数のクランプ板を有するクランプ板機構部と、
前記クランプ板機構部の中心に設けられた電線挿通穴
と、前記クランプ板機構部に回転をあたえ、前記電線挿
通穴に挿通された被覆剥離対象電線の中心に向い、前記
クランプ板をそれぞれ同一量移動させる移動部とを具備
することを特徴とする請求項1記載の電線被覆剥離装
置。 - 【請求項3】被覆カッティング部は、複数の被覆カッタ
−を有する被覆カッタ−機構部と、前記被覆カッタ−機
構部の中心に設けられた電線挿通穴と、前記被覆カッタ
−機構部に回転をあたえ、前記電線挿通穴に挿通するク
ランプされた被覆剥離対象電線の中心に向い、前記被覆
カッタ−をそれぞれ同一量移動させる移動部と、前記移
動した前記被覆カッタ−機構部を前記クランプ部により
固定された被覆剥離対象電線の外周に沿って回転させる
回転部とを具備することを特徴とする請求項1,2記載
のいずれかの電線被覆剥離装置。 - 【請求項4】被覆カッティング部の移動部は、被覆剥離
対象電線の芯線径に応じて移動量を任意に調整する調整
機構と、その移動量を目視できる目盛部とを具備するこ
とを特徴とする請求項3記載の電線被覆剥離装置。 - 【請求項5】被覆剥離部は、被覆カッティング部により
輪切り状に切断された剥離対象被覆に、被覆切断時の位
置にある被覆カッタ−機構部により剥離圧力を加える機
構を具備することを特徴とする請求項1,2,3,4記
載のいずれかの電線被覆剥離装置。 - 【請求項6】被覆カッタ−の剥離圧力加圧機構は、電動
力により操作されることを特徴とする請求項5記載の電
線被覆剥離装置。 - 【請求項7】被覆剥離部は、剥離される被覆長さを調整
する調整機構と、その剥離被覆長さを目視できる目盛部
とを具備することを特徴とする請求項1,2,3,4,
5,6記載のいずれかの電線被覆剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152151A JPH0715821A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 電線被覆剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152151A JPH0715821A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 電線被覆剥離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715821A true JPH0715821A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15534148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5152151A Pending JPH0715821A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 電線被覆剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715821A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7810230B2 (en) | 2006-12-28 | 2010-10-12 | Tyco Electronics Japan G.K. | Sealing member fitting apparatus |
KR101444166B1 (ko) * | 2014-02-07 | 2014-09-26 | 한원테크 주식회사 | 케이블 탈피기 |
CN105806653A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-07-27 | 江苏永鼎股份有限公司 | 一种光缆自动剥离取样装置以及光缆取样方法 |
CN112165036A (zh) * | 2020-10-02 | 2021-01-01 | 陶仁元 | 一种扁平形状电缆的端部精准剥皮装置 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP5152151A patent/JPH0715821A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7810230B2 (en) | 2006-12-28 | 2010-10-12 | Tyco Electronics Japan G.K. | Sealing member fitting apparatus |
KR101444166B1 (ko) * | 2014-02-07 | 2014-09-26 | 한원테크 주식회사 | 케이블 탈피기 |
CN105806653A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-07-27 | 江苏永鼎股份有限公司 | 一种光缆自动剥离取样装置以及光缆取样方法 |
CN112165036A (zh) * | 2020-10-02 | 2021-01-01 | 陶仁元 | 一种扁平形状电缆的端部精准剥皮装置 |
CN112165036B (zh) * | 2020-10-02 | 2021-11-23 | 国网江苏省电力有限公司无锡供电分公司 | 一种扁平形状电缆的端部精准剥皮装置 |
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