JPH07157915A - ポリエステル繊維の製造方法 - Google Patents
ポリエステル繊維の製造方法Info
- Publication number
- JPH07157915A JPH07157915A JP30265393A JP30265393A JPH07157915A JP H07157915 A JPH07157915 A JP H07157915A JP 30265393 A JP30265393 A JP 30265393A JP 30265393 A JP30265393 A JP 30265393A JP H07157915 A JPH07157915 A JP H07157915A
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- JP
- Japan
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- yarn
- hot tube
- heating cylinder
- slit
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ポリエステルを口金から吐出し冷却固化した
後、引取り装置までの間で、加熱筒で再加熱する溶融紡
糸において、該加熱筒上方で下向き気流により糸条を積
極的に該加熱筒に導くとともに該加熱筒入口または出口
の(断面積)/(周長)を1.0(mm)以下とするこ
とを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。 【効果】本発明方法を採用することにより、次の効果を
奏する。◎ (1)加熱筒の位置を移動させることなく、また紡糸速
度を低下させることなく、異なる品種が多数製造するこ
とができる。◎ (2)実用上十分な残留伸度を有する糸が得られるた
め、自動切替えワインダー使用時の切替え成功率を大幅
に向上できる。
後、引取り装置までの間で、加熱筒で再加熱する溶融紡
糸において、該加熱筒上方で下向き気流により糸条を積
極的に該加熱筒に導くとともに該加熱筒入口または出口
の(断面積)/(周長)を1.0(mm)以下とするこ
とを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。 【効果】本発明方法を採用することにより、次の効果を
奏する。◎ (1)加熱筒の位置を移動させることなく、また紡糸速
度を低下させることなく、異なる品種が多数製造するこ
とができる。◎ (2)実用上十分な残留伸度を有する糸が得られるた
め、自動切替えワインダー使用時の切替え成功率を大幅
に向上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエステル繊維の製造
方法に関し、詳しくは紡糸工程のみで実用に供し得る特
性を満足するポリエステル繊維の製造方法に関し、さら
に詳しくは大きな残留伸度をもつポリエステル繊維の製
造方法に関するものである。
方法に関し、詳しくは紡糸工程のみで実用に供し得る特
性を満足するポリエステル繊維の製造方法に関し、さら
に詳しくは大きな残留伸度をもつポリエステル繊維の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、引取り速度を4000m/分以上
にすることにより延伸工程を通さなくとも十分実用特性
を満足し得る繊維の得られる高速紡糸方法が生産性向上
を目的として、開発され実用化されてきた。
にすることにより延伸工程を通さなくとも十分実用特性
を満足し得る繊維の得られる高速紡糸方法が生産性向上
を目的として、開発され実用化されてきた。
【0003】この高速紡糸方法には、紡糸口金から溶融
吐出した糸条をそのまま5000m/分以上で引き取る
超高速紡糸法、一旦冷却固化した後ホットチューブのよ
うな加熱雰囲気で、再加熱しながら延伸熱処理し400
0m/分以上で引き取るホットチューブ延伸紡糸法、第
1引取りロールで引き取った後、第2引取りロールとの
間で延伸し4000m/分以上で引き取る直接紡糸延伸
法などがある。
吐出した糸条をそのまま5000m/分以上で引き取る
超高速紡糸法、一旦冷却固化した後ホットチューブのよ
うな加熱雰囲気で、再加熱しながら延伸熱処理し400
0m/分以上で引き取るホットチューブ延伸紡糸法、第
1引取りロールで引き取った後、第2引取りロールとの
間で延伸し4000m/分以上で引き取る直接紡糸延伸
法などがある。
【0004】このうち、ホットチューブ延伸紡糸法によ
って得られる糸は従来の延伸糸に類似した物性の糸を有
するので、広範囲の用途への展開が可能である。また、
直接紡糸延伸方法に対して工程が簡略であり、コストメ
リットが大きい。
って得られる糸は従来の延伸糸に類似した物性の糸を有
するので、広範囲の用途への展開が可能である。また、
直接紡糸延伸方法に対して工程が簡略であり、コストメ
リットが大きい。
【0005】しかし、ホットチューブ延伸紡糸法では、
単糸繊度が1.5〜3デニールの通常品種を製造する装
置で加熱筒位置を変更せずに、そのまま、単糸繊度が
1.5デニール以下の極細繊維を製造しようとすると、
実用上問題のある伸度の低い糸しか得られない。低伸度
の糸は製造工程の上では生産性の高い自動切替えワイン
ダーで巻き取るときの切替え成功率が悪化したり、巻締
りによりパッケージがワインダーから取り出せないなど
の問題を引き起こす。また、製品とした時には織編工程
での毛羽・糸切れが増加するなどの問題があった。この
問題に対して、特開昭62−162015号公報は、品
種ごとに加熱筒の位置および紡糸引取り速度を調節する
ことにより、加熱筒中の糸張力を制御して、得られる糸
の力学的性質を実用可能なものにすることを提案してい
る。
単糸繊度が1.5〜3デニールの通常品種を製造する装
置で加熱筒位置を変更せずに、そのまま、単糸繊度が
1.5デニール以下の極細繊維を製造しようとすると、
実用上問題のある伸度の低い糸しか得られない。低伸度
の糸は製造工程の上では生産性の高い自動切替えワイン
ダーで巻き取るときの切替え成功率が悪化したり、巻締
りによりパッケージがワインダーから取り出せないなど
の問題を引き起こす。また、製品とした時には織編工程
での毛羽・糸切れが増加するなどの問題があった。この
問題に対して、特開昭62−162015号公報は、品
種ごとに加熱筒の位置および紡糸引取り速度を調節する
ことにより、加熱筒中の糸張力を制御して、得られる糸
の力学的性質を実用可能なものにすることを提案してい
る。
【0006】しかし、通常の製造装置では加熱筒位置は
実質的に固定されているため、加熱筒の位置を変更する
ためには位置変更のための装置の新設が必要となる。ま
た、繊維品種の多様化に対応するためには頻繁に加熱筒
を動かす必要があり、位置の変更作業や位置変更後の糸
道の調整作業を伴なうために、生産効率が低下するなど
の問題があった。
実質的に固定されているため、加熱筒の位置を変更する
ためには位置変更のための装置の新設が必要となる。ま
た、繊維品種の多様化に対応するためには頻繁に加熱筒
を動かす必要があり、位置の変更作業や位置変更後の糸
道の調整作業を伴なうために、生産効率が低下するなど
の問題があった。
【0007】逆に加熱筒の位置を固定すると、低伸度化
を防ぐためには細デニールほど引取り速度を低下させざ
るを得ず、生産性の低下につながっていた。
を防ぐためには細デニールほど引取り速度を低下させざ
るを得ず、生産性の低下につながっていた。
【0008】本発明の類似技術としては特開昭60−9
4620号公報が挙げられる。該公報は、一旦Tg以下
に冷却した糸条に250〜500℃の過熱水蒸気を糸の
走行方向に対して60°以内の角度で吹き付け、450
0m/分以上の速度で巻き取るものである。該公報にお
ける過熱水蒸気の目的は、延伸点を固定し、糸の均一性
を高めるためおよび、糸に延伸張力を与えるためと規定
されている。しかしながら、瞬間加熱のため昇温が不均
一となること、この吹き付け装置は延伸熱処理時の張力
を低下させることができないこと、また、張力と温度を
同時に付与するなど、均一性に対しては不利な手段であ
る。また、該公報では、加熱処理前に給油処理を行って
いるが、このような気流を吹き付ける場合は付与した油
剤が霧状になって飛散し、作業環境上問題となってしま
う。
4620号公報が挙げられる。該公報は、一旦Tg以下
に冷却した糸条に250〜500℃の過熱水蒸気を糸の
走行方向に対して60°以内の角度で吹き付け、450
0m/分以上の速度で巻き取るものである。該公報にお
ける過熱水蒸気の目的は、延伸点を固定し、糸の均一性
を高めるためおよび、糸に延伸張力を与えるためと規定
されている。しかしながら、瞬間加熱のため昇温が不均
一となること、この吹き付け装置は延伸熱処理時の張力
を低下させることができないこと、また、張力と温度を
同時に付与するなど、均一性に対しては不利な手段であ
る。また、該公報では、加熱処理前に給油処理を行って
いるが、このような気流を吹き付ける場合は付与した油
剤が霧状になって飛散し、作業環境上問題となってしま
う。
【0009】また、特開昭60−134017号公報
は、加熱帯域中で70℃以上の加熱気体を糸の走行方向
に対して、20°〜70°の角度で吹き付けているが、
80Nl/分程度の流量では延伸張力に影響を及ぼすこ
とは不可能であり、これ以上の流量とすると、糸揺れが
激しくなってしまう。
は、加熱帯域中で70℃以上の加熱気体を糸の走行方向
に対して、20°〜70°の角度で吹き付けているが、
80Nl/分程度の流量では延伸張力に影響を及ぼすこ
とは不可能であり、これ以上の流量とすると、糸揺れが
激しくなってしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ホッ
トチューブ延伸紡糸法において、加熱筒を移動させるこ
となく、また紡糸速度を低下させることなく、単糸デニ
ール1.5デニール以下の極細品種を含む、多品種の製
造を可能とすることにある。
トチューブ延伸紡糸法において、加熱筒を移動させるこ
となく、また紡糸速度を低下させることなく、単糸デニ
ール1.5デニール以下の極細品種を含む、多品種の製
造を可能とすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的は
ポリエステルを口金から吐出し冷却固化した後、引取り
装置までの間で加熱筒で再加熱する溶融紡糸において、
該加熱筒の上方で下向き気流により糸条を積極的に該加
熱筒に導くとともに該加熱筒の入口または出口の(断面
積)/(周長)を1.0(mm)以下とすることを特徴
とするポリエステル繊維の製造方法により達成させる。
ポリエステルを口金から吐出し冷却固化した後、引取り
装置までの間で加熱筒で再加熱する溶融紡糸において、
該加熱筒の上方で下向き気流により糸条を積極的に該加
熱筒に導くとともに該加熱筒の入口または出口の(断面
積)/(周長)を1.0(mm)以下とすることを特徴
とするポリエステル繊維の製造方法により達成させる。
【0012】ここで、加熱域の入口断面積とは糸条が加
熱筒内に導入される部分で最も狭い部分の断面積を、出
口断面積とは糸条が加熱装置から出る部分で最も狭い部
分の断面積をいう。
熱筒内に導入される部分で最も狭い部分の断面積を、出
口断面積とは糸条が加熱装置から出る部分で最も狭い部
分の断面積をいう。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明のポリエステル繊維の製造方法の一例を図1にした
がって具体的に説明する。ポリエステルを約290℃で
口金1から吐出する。吐出糸条Yを口金1下の保温ゾー
ン2を通過させた後、糸条に対して垂直にチムニー3に
より空気を吹き当てることにより一旦室温付近まで冷却
し、加熱筒5の上方に設置された、下向き気流により糸
条を積極的に該加熱筒に導くエアーガイド4内を通過さ
せた後、加熱筒内に導入し、延伸熱処理後、スリットガ
イド6を通過後、給油装置7、交絡付与装置8により給
油、交絡を施し、一対のゴディロール9で引き取り、ワ
インダー10で巻き取る。
発明のポリエステル繊維の製造方法の一例を図1にした
がって具体的に説明する。ポリエステルを約290℃で
口金1から吐出する。吐出糸条Yを口金1下の保温ゾー
ン2を通過させた後、糸条に対して垂直にチムニー3に
より空気を吹き当てることにより一旦室温付近まで冷却
し、加熱筒5の上方に設置された、下向き気流により糸
条を積極的に該加熱筒に導くエアーガイド4内を通過さ
せた後、加熱筒内に導入し、延伸熱処理後、スリットガ
イド6を通過後、給油装置7、交絡付与装置8により給
油、交絡を施し、一対のゴディロール9で引き取り、ワ
インダー10で巻き取る。
【0014】本発明におけるポリエステルはポリエステ
ルを構成する主たるジカルボン酸成分がテレフタル酸成
分であることが好ましいが、それ以外のジカルボン酸成
分を本発明の目的を逸脱しない範囲で使用しても良い。
本発明のポリエステルを構成する主たるジオール成分は
エチレングリコールが好ましいが、それ以外の成分、た
とえば、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなど
のジオール成分などを、本発明の目的を逸脱しない範囲
で使用しても良い。また、本発明のポリエステルには、
各種の添加剤、たとえば、艶消剤、難燃剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、結晶核剤、螢光増白
剤などを必要に応じて共重合または混合していても良
い。
ルを構成する主たるジカルボン酸成分がテレフタル酸成
分であることが好ましいが、それ以外のジカルボン酸成
分を本発明の目的を逸脱しない範囲で使用しても良い。
本発明のポリエステルを構成する主たるジオール成分は
エチレングリコールが好ましいが、それ以外の成分、た
とえば、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ
オール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレン
グリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなど
のジオール成分などを、本発明の目的を逸脱しない範囲
で使用しても良い。また、本発明のポリエステルには、
各種の添加剤、たとえば、艶消剤、難燃剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、結晶核剤、螢光増白
剤などを必要に応じて共重合または混合していても良
い。
【0015】本発明では紡糸口金から溶融吐出したポリ
エステルを冷却風などにより、一旦冷却する。冷却はそ
の後の延伸熱処理が安定して行えるように、ポリエステ
ル糸条が固化する温度、すなわちガラス転移温度以下に
なるまで冷却する。
エステルを冷却風などにより、一旦冷却する。冷却はそ
の後の延伸熱処理が安定して行えるように、ポリエステ
ル糸条が固化する温度、すなわちガラス転移温度以下に
なるまで冷却する。
【0016】エアーガイドはこのガラス転移点以下にな
るまで冷却した以降、加熱筒までの間の任意の位置に設
置することができる。エアーガイドとは、下向きの気流
を糸条に吹き当て、糸条を下向きに加熱筒の方向に送り
出すことを目的とした装置のことである。図2にエアー
ガイドの一例を示す。エアーの吹出し方向は糸の走行方
向に対して60°以内の角度で吹き付けることが好まし
く、45°以内の角度がさらに好ましい。エアー圧力は
弱すぎると空気抵抗軽減効果が薄く、高すぎると、交絡
がかかったり、糸切れの原因となるので、0.5〜10
kg/cm2 が好ましく、1〜5kg/cm2 がさらに
好ましい。また、この際の流量は100Nl/分以上が
好ましく、下向きの流速は500m/分以上が好まし
く、糸速度以上がより好ましい。エアーガイドは下流側
にパイプを設置することにより、本発明の効果が顕著な
ものとなる。パイプの長さは5cm以上100cm以下
が好ましい。エアーガイドを通過した糸条を加熱筒に導
き、再加熱し延伸熱処理する。
るまで冷却した以降、加熱筒までの間の任意の位置に設
置することができる。エアーガイドとは、下向きの気流
を糸条に吹き当て、糸条を下向きに加熱筒の方向に送り
出すことを目的とした装置のことである。図2にエアー
ガイドの一例を示す。エアーの吹出し方向は糸の走行方
向に対して60°以内の角度で吹き付けることが好まし
く、45°以内の角度がさらに好ましい。エアー圧力は
弱すぎると空気抵抗軽減効果が薄く、高すぎると、交絡
がかかったり、糸切れの原因となるので、0.5〜10
kg/cm2 が好ましく、1〜5kg/cm2 がさらに
好ましい。また、この際の流量は100Nl/分以上が
好ましく、下向きの流速は500m/分以上が好まし
く、糸速度以上がより好ましい。エアーガイドは下流側
にパイプを設置することにより、本発明の効果が顕著な
ものとなる。パイプの長さは5cm以上100cm以下
が好ましい。エアーガイドを通過した糸条を加熱筒に導
き、再加熱し延伸熱処理する。
【0017】極細繊維にみられるような過度の応力下で
延伸され、低伸度化していた糸では、本発明のように糸
の走行方向に対し順方向にエアーを吹き付けることによ
り、糸にかかる空気抵抗力を軽減したり、糸張力そのも
のを低下することができるため、このあとの加熱筒内で
延伸熱処理する際の延伸張力を適正な値、すなわち、エ
アーガイドのない場合より低張力で行うことができるよ
うになり、適正な伸度をもつ繊維を製造することが可能
となる。特に細デニール糸の場合、通常の1.5〜3.
0デニールの糸のために設定された加熱筒では低伸度化
してしまうことをエアーガイドを用いることにより防止
できるようになる。エアーガイドのエアー吹き出し口の
形状は特に規定しないが、糸条全体に均一に吹き付けら
れるよう環状またはスリット状が好ましい。また、エア
ーガイドの糸通過部の面積は糸条が集束されて加熱筒内
部で熱処理斑が発生しないように10mm2 以上にする
ことが好ましい。
延伸され、低伸度化していた糸では、本発明のように糸
の走行方向に対し順方向にエアーを吹き付けることによ
り、糸にかかる空気抵抗力を軽減したり、糸張力そのも
のを低下することができるため、このあとの加熱筒内で
延伸熱処理する際の延伸張力を適正な値、すなわち、エ
アーガイドのない場合より低張力で行うことができるよ
うになり、適正な伸度をもつ繊維を製造することが可能
となる。特に細デニール糸の場合、通常の1.5〜3.
0デニールの糸のために設定された加熱筒では低伸度化
してしまうことをエアーガイドを用いることにより防止
できるようになる。エアーガイドのエアー吹き出し口の
形状は特に規定しないが、糸条全体に均一に吹き付けら
れるよう環状またはスリット状が好ましい。また、エア
ーガイドの糸通過部の面積は糸条が集束されて加熱筒内
部で熱処理斑が発生しないように10mm2 以上にする
ことが好ましい。
【0018】口金面から加熱筒入口までの距離は、通常
の単糸デニール1.5〜3.0デニールの適正条件であ
り、口金面下での充分な糸条冷却、作業性、および空気
抵抗力により生ずる張力を考慮すると、1.0〜4.0
mが好ましい。
の単糸デニール1.5〜3.0デニールの適正条件であ
り、口金面下での充分な糸条冷却、作業性、および空気
抵抗力により生ずる張力を考慮すると、1.0〜4.0
mが好ましい。
【0019】本発明の特徴として、加熱筒の入口または
出口の(断面積)/(周長)を1.0(mm)以下とす
る。出入口断面の形状は、円形、スリット形、多角形、
湾曲形など任意の形状を採用することができるが、出入
口の(断面積)/(周長)が1.0(mm)を越える
と、糸条の随伴気流が加熱域に流入したり、加熱域の高
温の気流が糸条に伴って加熱域から多量に流出してしま
い、加熱エネルギーの効率を低下させてしまう。ここで
出入口断面の面積、周長の単位はそれぞれ(mm2 )、
(mm)である。出入口断面の(面積)/(周長)を
1.0(mm)以下とすることは、断面形状が円形の場
合には直径4mm以下に相当し、スリット形の場合には
幅2mm以下での任意の長さのスリットや例えば幅3m
mの場合であれば長さ6mm以下のスリットとすること
に相当する。出口部で糸条が集束され過ぎると、糸条中
央部の熱交換性が低下し、延伸斑を生じたり、熱セット
性不足となり、単糸間の物性差を生じる。効果的に加熱
域の高温気流の流出を抑制しつつ、十分な熱処理を行う
には糸条を整列させて熱処理できるように、断面形状は
スリット状とすることが好ましく、スリットの幅は2m
m以下がより好ましく、1mm以下がさらに好ましい。
出口の(断面積)/(周長)を1.0(mm)以下とす
る。出入口断面の形状は、円形、スリット形、多角形、
湾曲形など任意の形状を採用することができるが、出入
口の(断面積)/(周長)が1.0(mm)を越える
と、糸条の随伴気流が加熱域に流入したり、加熱域の高
温の気流が糸条に伴って加熱域から多量に流出してしま
い、加熱エネルギーの効率を低下させてしまう。ここで
出入口断面の面積、周長の単位はそれぞれ(mm2 )、
(mm)である。出入口断面の(面積)/(周長)を
1.0(mm)以下とすることは、断面形状が円形の場
合には直径4mm以下に相当し、スリット形の場合には
幅2mm以下での任意の長さのスリットや例えば幅3m
mの場合であれば長さ6mm以下のスリットとすること
に相当する。出口部で糸条が集束され過ぎると、糸条中
央部の熱交換性が低下し、延伸斑を生じたり、熱セット
性不足となり、単糸間の物性差を生じる。効果的に加熱
域の高温気流の流出を抑制しつつ、十分な熱処理を行う
には糸条を整列させて熱処理できるように、断面形状は
スリット状とすることが好ましく、スリットの幅は2m
m以下がより好ましく、1mm以下がさらに好ましい。
【0020】加熱筒入口の(断面積)/(周長)を1.
0(mm)以下とすると、未延伸糸条がガイドと接触す
るため、糸条が傷ついたり、糸条の集束のため熱処理性
が悪化し延伸むらが発生する場合があるため、加熱筒出
口の(断面積)/(周長)を1.0(mm)以下とする
方が好ましい。
0(mm)以下とすると、未延伸糸条がガイドと接触す
るため、糸条が傷ついたり、糸条の集束のため熱処理性
が悪化し延伸むらが発生する場合があるため、加熱筒出
口の(断面積)/(周長)を1.0(mm)以下とする
方が好ましい。
【0021】図3にスリットガイドの一例を示す。図3
は該ガイドを糸道の上方ないしは下方から見た模式図で
あり、前述したスリット12のスリット幅は図3のDで
示される。スリットはガイド取り付け部材13、13´
に取り付けられた前後ガイド14、14´により形成さ
れる。また、スリット長Lは不必要に長くする必要はな
く、左右ガイド15、15´により加熱筒の内径より小
さい範囲に設定される。 スリットガイドによりシール
しない場合、加熱筒上方からのエアガイドによる下向き
気流により、加熱筒内の雰囲気温度が上昇せず、加熱筒
での延伸熱処理が不充分なものとなり、糸の機械的性
質、特に強度及び降伏点応力が低いものとなったり、収
縮率等のばらつきの大きいものになってしまう。
は該ガイドを糸道の上方ないしは下方から見た模式図で
あり、前述したスリット12のスリット幅は図3のDで
示される。スリットはガイド取り付け部材13、13´
に取り付けられた前後ガイド14、14´により形成さ
れる。また、スリット長Lは不必要に長くする必要はな
く、左右ガイド15、15´により加熱筒の内径より小
さい範囲に設定される。 スリットガイドによりシール
しない場合、加熱筒上方からのエアガイドによる下向き
気流により、加熱筒内の雰囲気温度が上昇せず、加熱筒
での延伸熱処理が不充分なものとなり、糸の機械的性
質、特に強度及び降伏点応力が低いものとなったり、収
縮率等のばらつきの大きいものになってしまう。
【0022】断面形状をスリット状とした際には、単糸
間で物性差を生じさせないようにするために、スリット
の一端に糸条が偏在しないように走行させることが好ま
しい。そのためには、その下流に設置した最初の糸道規
制部材によりスリット出口で糸条がその中心を通過する
ように糸道規制することが好ましい。
間で物性差を生じさせないようにするために、スリット
の一端に糸条が偏在しないように走行させることが好ま
しい。そのためには、その下流に設置した最初の糸道規
制部材によりスリット出口で糸条がその中心を通過する
ように糸道規制することが好ましい。
【0023】加熱筒としては筒状あるいは横断面が矩形
状のものなどを用いることができるが、糸条が走行する
空間を加熱することができれば、どのような形状でも良
い。加熱筒の加熱方法としては周囲から熱媒や電熱によ
り加熱する方法、加熱導入された乾熱空気、飽和蒸気あ
るいは加熱蒸気を満たす方法が採用されるが、加熱筒を
均等に加熱するためには、熱媒加熱方式や加熱媒体を加
熱筒内に導入する方法や、これらを組み合わせた方法が
好ましい。加熱筒の長さは、安定した延伸熱処理、省エ
ネルギーの面から、0.5〜3.0mが好ましい。
状のものなどを用いることができるが、糸条が走行する
空間を加熱することができれば、どのような形状でも良
い。加熱筒の加熱方法としては周囲から熱媒や電熱によ
り加熱する方法、加熱導入された乾熱空気、飽和蒸気あ
るいは加熱蒸気を満たす方法が採用されるが、加熱筒を
均等に加熱するためには、熱媒加熱方式や加熱媒体を加
熱筒内に導入する方法や、これらを組み合わせた方法が
好ましい。加熱筒の長さは、安定した延伸熱処理、省エ
ネルギーの面から、0.5〜3.0mが好ましい。
【0024】加熱筒の中央部の雰囲気温度Tcは、繊維
が実用的強度を保持し、かつ処理斑を起こさない程度の
温度が好ましく、該ポリエステルのガラス転移点温度以
上が、また充分な熱処理のためには110℃以上が好ま
しく、130℃以上が一層好ましい。またTcは、繊維
長手方向の単糸間の均一性や均質な糸条を得るために、
融点以下が好ましく、エネルギーコストの見地からは2
00℃以下がより好ましい。
が実用的強度を保持し、かつ処理斑を起こさない程度の
温度が好ましく、該ポリエステルのガラス転移点温度以
上が、また充分な熱処理のためには110℃以上が好ま
しく、130℃以上が一層好ましい。またTcは、繊維
長手方向の単糸間の均一性や均質な糸条を得るために、
融点以下が好ましく、エネルギーコストの見地からは2
00℃以下がより好ましい。
【0025】引取り速度は得られる繊維の繊度、力学的
性質、紡糸糸切れ、生産性向上等を考慮して決められ
る。紡糸工程のみで従来の延伸糸を得るためには400
0m/分以上が好ましく、4500m/分以上がより好
ましい。
性質、紡糸糸切れ、生産性向上等を考慮して決められ
る。紡糸工程のみで従来の延伸糸を得るためには400
0m/分以上が好ましく、4500m/分以上がより好
ましい。
【0026】
【実施例】実施例中の各特性値は次の方法にしたがって
求めた。
求めた。
【0027】(A) 雰囲気温度測定 CA熱電対を用いて、糸走行状態で温度が安定した後に
実測した。
実測した。
【0028】加熱筒の入口および出口から加熱筒長さの
1/4の位置および中央位置の雰囲気温度をCA熱電対
を用いて、筒壁から3mm離して測定した。
1/4の位置および中央位置の雰囲気温度をCA熱電対
を用いて、筒壁から3mm離して測定した。
【0029】(B) 繊維の強度、降伏点応力、伸度 オリエンテック社製テンシロン引張試験機を用いて荷重
伸長曲線から求めた。試料長は20cm、引張速度は2
0cm/分、チャ−ト速度は30cm/分であった。
伸長曲線から求めた。試料長は20cm、引張速度は2
0cm/分、チャ−ト速度は30cm/分であった。
【0030】(C) ウースターむら(U%) ZELLWEGER 社製ウースターむら測定機(UTS-MO-C)を用
いて糸速200m/分、1分間測定し、ノルマル測定の
値を用いた。
いて糸速200m/分、1分間測定し、ノルマル測定の
値を用いた。
【0031】実施例1 オルトクロロフェノール25℃で測定した極限粘度
[η]=0.64のポリエステルを290℃で溶融し、
図1に示した紡糸装置を採用して、孔数48の口金から
吐出した。吐出糸条を口金下の保温ゾーン(20cm)
を通過させた後、1mにわたって糸条に対して垂直に2
5m/分、25℃の空気を吹き当てて、糸条を一旦室温
まで冷却し、加熱筒の上方20cmに設置した口径10
mmのエアーガイドに導いた後、口金下2mに設置され
た長さ1.5m、内径28mm、ヒーター温度155℃
の加熱筒に糸条を導入し、該加熱筒内で、延伸熱処理
後、給油、交絡を施し、5000m/分の一対のゴディ
ロールで引取り、ワインダーで巻取ることによって、5
0デニール/48フィラメントのポリエステル繊維を得
た。このとき、エアーガイドでは環状のスリットノズル
から糸条の走行方向に対して40°の角度で順方向に
2.0kg/cm2 の空気を吹き出した。エアーガイド
には内径10mm、長さ25cmのパイプを取り付け
た。出口での風速は3800m/分であった。また、加
熱筒出口にはスリット幅1mm、長さ25mmのスリッ
トガイドを用いた。
[η]=0.64のポリエステルを290℃で溶融し、
図1に示した紡糸装置を採用して、孔数48の口金から
吐出した。吐出糸条を口金下の保温ゾーン(20cm)
を通過させた後、1mにわたって糸条に対して垂直に2
5m/分、25℃の空気を吹き当てて、糸条を一旦室温
まで冷却し、加熱筒の上方20cmに設置した口径10
mmのエアーガイドに導いた後、口金下2mに設置され
た長さ1.5m、内径28mm、ヒーター温度155℃
の加熱筒に糸条を導入し、該加熱筒内で、延伸熱処理
後、給油、交絡を施し、5000m/分の一対のゴディ
ロールで引取り、ワインダーで巻取ることによって、5
0デニール/48フィラメントのポリエステル繊維を得
た。このとき、エアーガイドでは環状のスリットノズル
から糸条の走行方向に対して40°の角度で順方向に
2.0kg/cm2 の空気を吹き出した。エアーガイド
には内径10mm、長さ25cmのパイプを取り付け
た。出口での風速は3800m/分であった。また、加
熱筒出口にはスリット幅1mm、長さ25mmのスリッ
トガイドを用いた。
【0032】実施例2 口金を孔数18のものに変更した以外は実施例1と同−
な方法で、50デニール/18フィラメントのポリエス
テル繊維を得た。
な方法で、50デニール/18フィラメントのポリエス
テル繊維を得た。
【0033】比較例1 実施例1に示した方法のうち、エアーガイドを使用せ
ず、50デニール/48フィラメントのポリエステル繊
維を得た。
ず、50デニール/48フィラメントのポリエステル繊
維を得た。
【0034】比較例2 実施例1に示した方法のうち、スリットガイドを使用せ
ず、50デニール/48フィラメントのポリエステル繊
維を得た。
ず、50デニール/48フィラメントのポリエステル繊
維を得た。
【0035】表1に実施例1〜2および比較例1〜2で
得られた糸の糸質を示す。
得られた糸の糸質を示す。
【0036】この表から明らかなように、エアーガイド
とスリットガイドを使用することにより、実用上十分な
残留伸度を有する糸が得られる。ここで、実用上十分な
残留伸度とは30%以上であり、より好ましくは33%
以上である。また、U%むらについても問題なかった。
とスリットガイドを使用することにより、実用上十分な
残留伸度を有する糸が得られる。ここで、実用上十分な
残留伸度とは30%以上であり、より好ましくは33%
以上である。また、U%むらについても問題なかった。
【0037】エアーガイドを使用しないと、実用上の残
留伸度が不足し、また、スリットガイドを使用しない
と、加熱筒内部の温度が上昇しきれず、熱処理が不十分
で機械的性質の劣るものとなり、それぞれ実用上問題と
なる。
留伸度が不足し、また、スリットガイドを使用しない
と、加熱筒内部の温度が上昇しきれず、熱処理が不十分
で機械的性質の劣るものとなり、それぞれ実用上問題と
なる。
【0038】
【表1】
【0039】
【発明の効果】本発明を採用することにより、次の効果
を奏する。 (1)加熱筒位置での品種対応性を向上させることによ
り、加熱筒を移動させることなく、また紡糸速度を低下
させることなく、多くの異なる品種が多数製造すること
ができる。 (2)実用上十分な残留伸度を有する糸が得られるた
め、自動切替えワインダー使用時の切替え成功率を大幅
に向上できる。 (3)特別の糸通し装置が不要で、気流流出入抑制装置
を開放しエアーガイドから糸を送り出すだけで加熱筒を
糸が走り抜け下流で糸を吸引すればよい。
を奏する。 (1)加熱筒位置での品種対応性を向上させることによ
り、加熱筒を移動させることなく、また紡糸速度を低下
させることなく、多くの異なる品種が多数製造すること
ができる。 (2)実用上十分な残留伸度を有する糸が得られるた
め、自動切替えワインダー使用時の切替え成功率を大幅
に向上できる。 (3)特別の糸通し装置が不要で、気流流出入抑制装置
を開放しエアーガイドから糸を送り出すだけで加熱筒を
糸が走り抜け下流で糸を吸引すればよい。
【図1】 本発明のポリエステル繊維の製造方法の概略
図
図
【図2】 エアーガイドの断面図
【図3】 スリットガイドの一例である概略図
1 口金 2 保温ゾーン 3 チムニー 4 エアーガイド 5 加熱筒 6 スリットガイド 7 給油装置 8 交絡装置 9 ゴディロール 10 ワインダー 11 パイプ 12 スリット 13、13´ガイド取り付け部材 14、14´前後ガイド 15、15´左右ガイド 16 シール面
Claims (1)
- 【請求項1】ポリエステルを口金から吐出し冷却固化し
た後、引取り装置までの間で加熱筒で再加熱する溶融紡
糸において、該加熱筒の上方で下向き気流により糸条を
積極的に該加熱筒に導くとともに該加熱筒の入口または
出口の(断面積)/(周長)を1.0(mm)以下とす
ることを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30265393A JPH07157915A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30265393A JPH07157915A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157915A true JPH07157915A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17911577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30265393A Pending JPH07157915A (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07157915A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09143825A (ja) * | 1995-11-21 | 1997-06-03 | Toray Ind Inc | 糸条の捲縮加工装置 |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP30265393A patent/JPH07157915A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09143825A (ja) * | 1995-11-21 | 1997-06-03 | Toray Ind Inc | 糸条の捲縮加工装置 |
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