JPH07157620A - フッ素ゴム組成物 - Google Patents
フッ素ゴム組成物Info
- Publication number
- JPH07157620A JPH07157620A JP33956993A JP33956993A JPH07157620A JP H07157620 A JPH07157620 A JP H07157620A JP 33956993 A JP33956993 A JP 33956993A JP 33956993 A JP33956993 A JP 33956993A JP H07157620 A JPH07157620 A JP H07157620A
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- JP
- Japan
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- tetrafluoroethylene
- propylene
- rubber
- change rate
- vinylidene fluoride
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合
ゴムが本来有するすぐれた耐エンジン油性(耐・油中添
加剤性)を実質的に損なうことなく、低温性、圧縮永久
歪などを改善し、バルブステムシール成形用などに好適
に用いられるフッ素ゴムブレンド物からなるフッ素ゴム
組成物を提供する。 【構成】 テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合
ゴム約90〜35重量部およびフッ化ビニリデン-テトラフ
ルオロエチレン-プロピレン3元共重合ゴム約10〜65重量
部からなるフッ素ゴム組成物。
ゴムが本来有するすぐれた耐エンジン油性(耐・油中添
加剤性)を実質的に損なうことなく、低温性、圧縮永久
歪などを改善し、バルブステムシール成形用などに好適
に用いられるフッ素ゴムブレンド物からなるフッ素ゴム
組成物を提供する。 【構成】 テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合
ゴム約90〜35重量部およびフッ化ビニリデン-テトラフ
ルオロエチレン-プロピレン3元共重合ゴム約10〜65重量
部からなるフッ素ゴム組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フッ素ゴム組成物に関
する。更に詳しくは、2種類のフッ素ゴムのブレンド物
からなり、バルブステムシール成形用などに好適に用い
られるフッ素ゴム組成物に関する。
する。更に詳しくは、2種類のフッ素ゴムのブレンド物
からなり、バルブステムシール成形用などに好適に用い
られるフッ素ゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】バルブステムシール用材料には、良好な
耐エンジン油性(耐・油中添加剤性)が要求されている。
一方、すべての合成ゴムの中でも、フッ素ゴムは耐熱性
および耐エンジン油性が良好であるとされており、中で
もテトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴムは、
耐エンジン油性で特にすぐれている。しかしながら、こ
のテトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴムは、
低温性、圧縮永久歪などの点で十分満足される性質を示
してはいないので、これらの性質が同時に要求されるバ
ルブステムシール用材料として用いるには適当ではな
い。
耐エンジン油性(耐・油中添加剤性)が要求されている。
一方、すべての合成ゴムの中でも、フッ素ゴムは耐熱性
および耐エンジン油性が良好であるとされており、中で
もテトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴムは、
耐エンジン油性で特にすぐれている。しかしながら、こ
のテトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴムは、
低温性、圧縮永久歪などの点で十分満足される性質を示
してはいないので、これらの性質が同時に要求されるバ
ルブステムシール用材料として用いるには適当ではな
い。
【0003】フッ素ゴムの改質の場合にも、他の種類の
フッ素ゴムとのブレンドが当然に考えられ、そのために
フッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン共重合ゴ
ム、フッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン-テト
ラフルオロエチレン3元共重合ゴムの如き、代表的なフ
ッ素ゴムであるフッ化ビニリデンを主成分とする共重合
ゴムをテトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴム
にブレンドすることが検討されたが、後記比較例1と比
較例4〜5との対比に示されるように、低温性、圧縮永
久歪は全く改善されないばかりか、かえって耐エンジン
油性の大幅な低下が認められた。
フッ素ゴムとのブレンドが当然に考えられ、そのために
フッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン共重合ゴ
ム、フッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン-テト
ラフルオロエチレン3元共重合ゴムの如き、代表的なフ
ッ素ゴムであるフッ化ビニリデンを主成分とする共重合
ゴムをテトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴム
にブレンドすることが検討されたが、後記比較例1と比
較例4〜5との対比に示されるように、低温性、圧縮永
久歪は全く改善されないばかりか、かえって耐エンジン
油性の大幅な低下が認められた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、テト
ラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴムが本来有す
るすぐれた耐エンジン油性(耐・油中添加剤性)を実質的
に損なうことなく、低温性、圧縮永久歪などを改善し、
バルブステムシール成形用などに好適に用いられるフッ
素ゴムブレンド物からなるフッ素ゴム組成物を提供する
ことにある。
ラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴムが本来有す
るすぐれた耐エンジン油性(耐・油中添加剤性)を実質的
に損なうことなく、低温性、圧縮永久歪などを改善し、
バルブステムシール成形用などに好適に用いられるフッ
素ゴムブレンド物からなるフッ素ゴム組成物を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴム約80〜3
5重量部およびフッ化ビニリデン-テトラフルオロエチレ
ン-プロピレン3元共重合ゴム約20〜65重量部からなるフ
ッ素ゴム組成物によって達成される。
テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴム約80〜3
5重量部およびフッ化ビニリデン-テトラフルオロエチレ
ン-プロピレン3元共重合ゴム約20〜65重量部からなるフ
ッ素ゴム組成物によって達成される。
【0006】テトラフルオロエチレン-プロピレン共重
合ゴムとしては、その共重合割合がテトラフルオロエチ
レンが約20〜80モル%、好ましくは約40〜60モル%、プロ
ピレンが約20〜80モル%、好ましくは約40〜60モル%のも
のが一般に用いられ、実際には市販品、例えば日本合成
ゴム製品アフラス150等をそのまま用いることができ
る。
合ゴムとしては、その共重合割合がテトラフルオロエチ
レンが約20〜80モル%、好ましくは約40〜60モル%、プロ
ピレンが約20〜80モル%、好ましくは約40〜60モル%のも
のが一般に用いられ、実際には市販品、例えば日本合成
ゴム製品アフラス150等をそのまま用いることができ
る。
【0007】また、これにブレンドされるフッ化ビニリ
デン-テトラフルオロエチレン-プロピレン3元共重合ゴ
ムとしては、その共重合割合がフッ化ビニリデンが約1
〜70モル%、好ましくは約5〜50モル%、テトラフルオロ
エチレンが約1〜70モル%、好ましくは約5〜50モル%、プ
ロピレンが約1〜70モル%、好ましくは約5〜50モル%のも
のが一般に用いられ、実際には市販品、例えば日本合成
ゴム製品アフラス200等をそのまま用いることができ
る。
デン-テトラフルオロエチレン-プロピレン3元共重合ゴ
ムとしては、その共重合割合がフッ化ビニリデンが約1
〜70モル%、好ましくは約5〜50モル%、テトラフルオロ
エチレンが約1〜70モル%、好ましくは約5〜50モル%、プ
ロピレンが約1〜70モル%、好ましくは約5〜50モル%のも
のが一般に用いられ、実際には市販品、例えば日本合成
ゴム製品アフラス200等をそのまま用いることができ
る。
【0008】これらのブレンド体は、前者が約90〜35重
量部、好ましくは約80〜60重量部、また後者が約10〜65
重量部、好ましくは約20〜40重量部の割合で形成され
る。後者の割合がこれより少ないと、本発明の目的とす
る改質目的を達成させることができず、一方これより多
い割合で用いると、耐油性の点で満足されなくなる。
量部、好ましくは約80〜60重量部、また後者が約10〜65
重量部、好ましくは約20〜40重量部の割合で形成され
る。後者の割合がこれより少ないと、本発明の目的とす
る改質目的を達成させることができず、一方これより多
い割合で用いると、耐油性の点で満足されなくなる。
【0009】組成物の調製は、これら2種類のフッ素ゴ
ムにそれらの加硫上および物性上要求される各種配合剤
を加え、オープンロール、ニーダ等を用いる任意の混練
方法を適用することによって行われ、調製された組成物
は、ヒートプレス等の任意の加硫方法によって加硫され
る。
ムにそれらの加硫上および物性上要求される各種配合剤
を加え、オープンロール、ニーダ等を用いる任意の混練
方法を適用することによって行われ、調製された組成物
は、ヒートプレス等の任意の加硫方法によって加硫され
る。
【0010】
【発明の効果】本来耐エンジン油性(耐・油中添加剤性)
にすぐれているテトラフルオロエチレン-プロピレン共
重合ゴムにフッ化ビニリデン-テトラフルオロエチレン-
プロピレン3元共重合ゴムをブレンドすることにより、
耐エンジン油性を実質的に損なうことなく、低温性、圧
縮永久歪などを改善することができる。従って、これら
のブレンド物からなるフッ素ゴム組成物は、これらの性
質がいずれも要求されるバルブステムシールなどの成形
用材料として好適に用いることができる。
にすぐれているテトラフルオロエチレン-プロピレン共
重合ゴムにフッ化ビニリデン-テトラフルオロエチレン-
プロピレン3元共重合ゴムをブレンドすることにより、
耐エンジン油性を実質的に損なうことなく、低温性、圧
縮永久歪などを改善することができる。従って、これら
のブレンド物からなるフッ素ゴム組成物は、これらの性
質がいずれも要求されるバルブステムシールなどの成形
用材料として好適に用いることができる。
【0011】
【実施例】次に、実施例について本発明の効果を説明す
る。
る。
【0012】実施例1〜3、比較例1〜3 テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合ゴム(日本合
成ゴム製品アフラス150)およびフッ化ビニリデン-テト
ラフルオロエチレン-プロピレン3元共重合ゴム(同社製
品アフラス200)の合計量100部(重量、以下同じ)、MTカ
ーボンブラック30部、酸化マグネシウム(#150)6部、ジ
クミルパーオキサイド1.5部およびトリアリルイソシア
ヌレート(M-60)3部をオープンロールで混練し、混練物
を一次加硫170℃、22分間および二次加硫230℃、24時間
の条件下で加硫した。
成ゴム製品アフラス150)およびフッ化ビニリデン-テト
ラフルオロエチレン-プロピレン3元共重合ゴム(同社製
品アフラス200)の合計量100部(重量、以下同じ)、MTカ
ーボンブラック30部、酸化マグネシウム(#150)6部、ジ
クミルパーオキサイド1.5部およびトリアリルイソシア
ヌレート(M-60)3部をオープンロールで混練し、混練物
を一次加硫170℃、22分間および二次加硫230℃、24時間
の条件下で加硫した。
【0013】得られた加硫物について、次の各項目の測
定を行った。 常態値:JIS K-6301準拠 圧縮永久歪:175℃、22時間 空気加熱老化試験:200℃、70時間 潤滑油No3.浸漬試験:175℃、70時間 加工性:加硫プレスによる成形後、金型表面に目視でカ
ス付きがみられる迄のプレス回数を測定 低温性:ASTM D-1329によるTR-10試験 耐エンジン油性:175℃のSE級エンジン油中に70時間、2
40時間または480時間浸漬したときの常態物性および体
積の変化をJIS K-6301に従って測定
定を行った。 常態値:JIS K-6301準拠 圧縮永久歪:175℃、22時間 空気加熱老化試験:200℃、70時間 潤滑油No3.浸漬試験:175℃、70時間 加工性:加硫プレスによる成形後、金型表面に目視でカ
ス付きがみられる迄のプレス回数を測定 低温性:ASTM D-1329によるTR-10試験 耐エンジン油性:175℃のSE級エンジン油中に70時間、2
40時間または480時間浸漬したときの常態物性および体
積の変化をJIS K-6301に従って測定
【0014】得られた結果は、アフラス150およびアフ
ラス200のブレンド量と共に、次の表1に示される。 表1 比-1 実-1 実-2 実-3 比-2 比-3 [フッ素ゴム] アフラス150 (部) 100 80 70 50 30 アフラス200 (部) 20 30 50 70 100 [常態値] 硬さ (JIS A) 78 78 78 77 77 74 引張強さ (MPa) 11.6 10.9 11.2 11.3 11.4 11.9 伸び (%) 360 330 350 380 360 420 [圧縮永久歪] 175℃、22時間 (%) 60 48 45 41 36 30 [空気加熱老化試験] 硬さ変化(ポイント) +2 +3 +3 +2 +1 0 引張強さ変化率 (%) -2 -2 +1 +5 +7 +6 伸び変化率 (%) -12 -18 -10 -2 -10 -9 [潤滑油No3.浸漬試験] 硬さ変化(ポイント) -8 -7 -7 -7 -6 -5 引張強さ変化率 (%) -25 -23 -19 -13 -10 -11 伸び変化率 (%) -5 -7 +2 +8 +5 -7 体積変化率 (%) +18.7 +16.8 +14.5 +13.9 +11.6 +8.7 [加工性] カス付発生回数(回) 3 7 8 8 10 >10 [低温性試験] TR-10 (℃) +4 +1 0 -1 -3 -8 [耐エンジン油性] (175℃、70時間) 硬さ変化(ポイント) -5 -5 -5 -5 -3 -1 引張強さ変化率 (%) +4 -1 -5 -13 -13 -17 伸び変化率 (%) +11 +12 +6 -14 -31 -37 体積変化率 (%) +10.0 +8.4 +7.3 +6.5 +4.2 +3.6 (175℃、240時間) 硬さ変化(ポイント) -7 -6 -6 -5 -3 -1 引張強さ変化率 (%) -10 -8 -11 -26 -29 -31 伸び変化率 (%) +7 -11 -13 -38 -48 -57 体積変化率 (%) +11.4 +9.3 +8.2 +7.0 +4.4 +3.7 (175℃、480時間) 硬さ変化(ポイント) -7 -6 -6 -5 -2 0 引張強さ変化率 (%) -7 -4 -17 -25 -30 -32 伸び変化率 (%) +4 -12 -18 -44 -57 -65 体積変化率 (%) +12.0 +9.5 +8.5 +7.3 +4.6 +3.9
ラス200のブレンド量と共に、次の表1に示される。 表1 比-1 実-1 実-2 実-3 比-2 比-3 [フッ素ゴム] アフラス150 (部) 100 80 70 50 30 アフラス200 (部) 20 30 50 70 100 [常態値] 硬さ (JIS A) 78 78 78 77 77 74 引張強さ (MPa) 11.6 10.9 11.2 11.3 11.4 11.9 伸び (%) 360 330 350 380 360 420 [圧縮永久歪] 175℃、22時間 (%) 60 48 45 41 36 30 [空気加熱老化試験] 硬さ変化(ポイント) +2 +3 +3 +2 +1 0 引張強さ変化率 (%) -2 -2 +1 +5 +7 +6 伸び変化率 (%) -12 -18 -10 -2 -10 -9 [潤滑油No3.浸漬試験] 硬さ変化(ポイント) -8 -7 -7 -7 -6 -5 引張強さ変化率 (%) -25 -23 -19 -13 -10 -11 伸び変化率 (%) -5 -7 +2 +8 +5 -7 体積変化率 (%) +18.7 +16.8 +14.5 +13.9 +11.6 +8.7 [加工性] カス付発生回数(回) 3 7 8 8 10 >10 [低温性試験] TR-10 (℃) +4 +1 0 -1 -3 -8 [耐エンジン油性] (175℃、70時間) 硬さ変化(ポイント) -5 -5 -5 -5 -3 -1 引張強さ変化率 (%) +4 -1 -5 -13 -13 -17 伸び変化率 (%) +11 +12 +6 -14 -31 -37 体積変化率 (%) +10.0 +8.4 +7.3 +6.5 +4.2 +3.6 (175℃、240時間) 硬さ変化(ポイント) -7 -6 -6 -5 -3 -1 引張強さ変化率 (%) -10 -8 -11 -26 -29 -31 伸び変化率 (%) +7 -11 -13 -38 -48 -57 体積変化率 (%) +11.4 +9.3 +8.2 +7.0 +4.4 +3.7 (175℃、480時間) 硬さ変化(ポイント) -7 -6 -6 -5 -2 0 引張強さ変化率 (%) -7 -4 -17 -25 -30 -32 伸び変化率 (%) +4 -12 -18 -44 -57 -65 体積変化率 (%) +12.0 +9.5 +8.5 +7.3 +4.6 +3.9
【0015】比較例4〜7 実施例1〜3において、他のフッ素ゴムが単独あるいは
ブレンド物として用いられ、得られた加硫物について同
様の測定が行われた。測定結果は、次の表2に示され
る。 (フッ素ゴム) ダイエルG801:ダイキン製品フッ化ビニリデン-ヘキサ
フルオロプロピレン共重合ゴム バイトン GF :デュポン社製品フッ化ビニリデン-ヘキ
サフルオロプロピレン-テトラフルオロエチレン3元共重
合ゴム 表2 比-4 比-5 比-6 比-7 [フッ素ゴム] アフラス150 (部) 50 50 ダイエルG801 (部) 50 100 バイトンGF (部) 50 100 [常態値] 硬さ (JIS A) 73 74 75 77 引張強さ (MPa) 9.8 9.6 17.5 18.6 伸び (%) 400 390 500 310 [圧縮永久歪] 175℃、22時間 (%) 65 68 25 16 [空気加熱老化試験] 硬さ変化(ポイント) +4 +5 +1 +1 引張強さ変化率 (%) +7 +9 +11 +13 伸び変化率 (%) -23 -30 -14 -9 [潤滑油No3.浸漬試験] 硬さ変化(ポイント) -6 -6 -3 -3 引張強さ変化率 (%) -18 -21 -8 -10 伸び変化率 (%) +3 +5 +17 +21 体積変化率 (%) +5.5 +5.5 +3.0 +3.1 [加工性] カス付発生回数(回) 2 2 >10 >10 [低温性試験] TR-10 (℃) +4 +4 -18 -8 [耐エンジン油性] (175℃、70時間) 硬さ変化(ポイント) -4 -3 0 +2 引張強さ変化率 (%) -21 -22 -27 -25 伸び変化率 (%) -42 -36 -44 -40 体積変化率 (%) +4.7 +3.4 +1.7 +1.4 (175℃、240時間) 硬さ変化(ポイント) -3 -2 +1 +3 引張強さ変化率 (%) -27 -37 -32 -40 伸び変化率 (%) -53 -48 -57 -45 体積変化率 (%) +4.9 +3.4 +1.9 +1.4 (175℃、480時間) 硬さ変化(ポイント) -3 -1 +1 +4 引張強さ変化率 (%) -33 -43 -37 -43 伸び変化率 (%) -63 -53 -71 -60 体積変化率 (%) +4.9 +3.6 +1.9 +1.6
ブレンド物として用いられ、得られた加硫物について同
様の測定が行われた。測定結果は、次の表2に示され
る。 (フッ素ゴム) ダイエルG801:ダイキン製品フッ化ビニリデン-ヘキサ
フルオロプロピレン共重合ゴム バイトン GF :デュポン社製品フッ化ビニリデン-ヘキ
サフルオロプロピレン-テトラフルオロエチレン3元共重
合ゴム 表2 比-4 比-5 比-6 比-7 [フッ素ゴム] アフラス150 (部) 50 50 ダイエルG801 (部) 50 100 バイトンGF (部) 50 100 [常態値] 硬さ (JIS A) 73 74 75 77 引張強さ (MPa) 9.8 9.6 17.5 18.6 伸び (%) 400 390 500 310 [圧縮永久歪] 175℃、22時間 (%) 65 68 25 16 [空気加熱老化試験] 硬さ変化(ポイント) +4 +5 +1 +1 引張強さ変化率 (%) +7 +9 +11 +13 伸び変化率 (%) -23 -30 -14 -9 [潤滑油No3.浸漬試験] 硬さ変化(ポイント) -6 -6 -3 -3 引張強さ変化率 (%) -18 -21 -8 -10 伸び変化率 (%) +3 +5 +17 +21 体積変化率 (%) +5.5 +5.5 +3.0 +3.1 [加工性] カス付発生回数(回) 2 2 >10 >10 [低温性試験] TR-10 (℃) +4 +4 -18 -8 [耐エンジン油性] (175℃、70時間) 硬さ変化(ポイント) -4 -3 0 +2 引張強さ変化率 (%) -21 -22 -27 -25 伸び変化率 (%) -42 -36 -44 -40 体積変化率 (%) +4.7 +3.4 +1.7 +1.4 (175℃、240時間) 硬さ変化(ポイント) -3 -2 +1 +3 引張強さ変化率 (%) -27 -37 -32 -40 伸び変化率 (%) -53 -48 -57 -45 体積変化率 (%) +4.9 +3.4 +1.9 +1.4 (175℃、480時間) 硬さ変化(ポイント) -3 -1 +1 +4 引張強さ変化率 (%) -33 -43 -37 -43 伸び変化率 (%) -63 -53 -71 -60 体積変化率 (%) +4.9 +3.6 +1.9 +1.6
Claims (2)
- 【請求項1】 テトラフルオロエチレン-プロピレン共
重合ゴム約80〜35重量部およびフッ化ビニリデン-テト
ラフルオロエチレン-プロピレン3元共重合ゴム約20〜65
重量部からなるフッ素ゴム組成物。 - 【請求項2】 バルブステムシール成形用に用いられる
請求項1記載のフッ素ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33956993A JPH07157620A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | フッ素ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33956993A JPH07157620A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | フッ素ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07157620A true JPH07157620A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=18328720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33956993A Pending JPH07157620A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | フッ素ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07157620A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6450691B1 (en) * | 1999-08-25 | 2002-09-17 | Nsk, Ltd. | Rolling bearing with sealing plate having grease enclosed therein |
JP2002310171A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP33956993A patent/JPH07157620A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6450691B1 (en) * | 1999-08-25 | 2002-09-17 | Nsk, Ltd. | Rolling bearing with sealing plate having grease enclosed therein |
JP2002310171A (ja) * | 2001-04-10 | 2002-10-23 | Nsk Ltd | 転がり軸受 |
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