JPH07157089A - 荷役装置 - Google Patents

荷役装置

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JPH07157089A
JPH07157089A JP30890093A JP30890093A JPH07157089A JP H07157089 A JPH07157089 A JP H07157089A JP 30890093 A JP30890093 A JP 30890093A JP 30890093 A JP30890093 A JP 30890093A JP H07157089 A JPH07157089 A JP H07157089A
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carriage
luggage
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Yasuo Yamazaki
康生 山崎
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Okura Yusoki KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 荷役装置11に、上下動および前後動する主フ
レーム16を設ける。この主フレーム16の上部フレーム12
に、上部腕21を進退可能に設け、この上部腕21の前端部
近傍に、シリンダロッド22を上下に駆動するシリンダ23
を取り付ける。このシリンダロッド22の下端部に、彎曲
した板状の押圧体24を取り付ける。主フレーム16の下部
フレーム14に、下部腕31を進退可能に設け、この下部腕
31に、正逆方向に回転する搬送ベルト36を有したベルト
コンベア33を支持する。押圧体24により荷物2の上面の
奥側を下方に押動するとともに、ベルトコンベア33を回
転駆動しながら前進し、ベルトコンベア33の前端部を荷
物2に押し当てる。すると、荷物2が若干回動して、こ
のベルトコンベア33上に荷物2が移乗する。 【効果】 荷積みされた荷物2を迅速かつ安定して保持
し、荷おろしできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、荷積みされた
荷物を上段のものから順次荷おろしする荷役装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実公平4−30189号
公報に記載された荷おろし装置(デパレタイザー)が知
られている。そして、この荷おろし装置は、荷積みされ
た荷物に対して進退可能なローラコンベヤからなるキャ
リッジを備えているとともに、このキャリッジの先端部
に、荷物を持ち上げる方向に回転するピックアップロー
ラを設けている。
【0003】そして、この荷おろし装置では、荷積みさ
れた上段の荷物の反対側の端面にストッパを当接して係
止した状態で、キャリッジを進出させ、この上段の荷物
の他端面にピックアップローラを押圧する。すると、こ
のピックアップローラの回転により、上段の荷物が跳ね
上げられてキャリッジ上に移乗される。
【0004】次いで、荷物を載せたキャリッジを後退さ
せるとともに、適宜上下動させて搬出コンベヤに連接
し、キャリッジのローラコンベヤを反対方向に回転駆動
させることにより、キャリッジ上の荷物を搬出コンベヤ
上に搬出する。このようにして、荷積みされた荷物を各
段ごとに順次搬出するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、荷積みされた荷物の反対側の端面を支持
する別機構のストッパが必要になるとともに、荷物の跳
ね上げ量を安定させることが困難であるとの問題を有し
ている。また、このストッパは、荷積みされた荷物の反
対側の端面に当接するため、このストッパを荷おろし装
置に組み込むと、この荷おろし装置が大形化してしまう
との問題を有している。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、荷物を迅速かつ安定して保持できるとともに、構
造を簡単にできる荷役装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の荷役装置は、荷
物の一端部に対して進退可能に設けられたキャリッジ
と、前記荷物の他端部近傍を下方に向かって押圧可能に
設けられた押圧体とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の荷役装置では、押圧体により荷物の他
端部近傍を下方に向かって押圧し、この荷物の一端部の
下側にキャリッジを押し当て、この荷物を押圧体近傍を
支点として回動させて一端部を持ち上げ、このキャリッ
ジ上に荷物を移乗して、荷物を保持する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の荷役装置の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0010】図1において、1はパレットで、このパレ
ット1の上部に、箱状をなす荷物2が多段に間隙なく荷
積みされている。
【0011】また、11は荷役装置で、この荷役装置11
は、上部フレーム12と下部フレーム14とを後部フレーム
15で連結した略コの字状をなす主フレーム16を有してい
る。
【0012】そして、図1および図2に示すように、上
部フレーム12の上側には、略円盤状をなす継手17が設け
られ、複数のボルトを用いてこの継手17に図示しない移
動装置のロッドを接続することにより、主フレーム16が
上下方向、前後方向、あるいは左右方向に自在に移動さ
れるようになっている。
【0013】また、この上部フレーム12には、上部腕21
が図示しない駆動装置により前後方向に進退可能に設け
られている。そして、この上部腕21の先端部近傍には、
空気圧あるいは油圧などにてシリンダロッド22を上下に
駆動させるシリンダ23が取り付けられている。さらに、
このシリンダロッド22の下端部には、押圧体24が取り付
けられている。この押圧体24は、前側が略水平状で、後
側に向かうにつれて上方に向かって彎曲された板状をな
し、ゴム、合成樹脂、板ばね材などの弾性変形可能な部
材、あるいは、金属板などの弾性変形しない部材などに
て形成されている。
【0014】一方、下部フレーム14には、下部腕31が図
示しない駆動装置により前後方向に進退可能に設けられ
ている。そして、この下部腕31に、キャリッジとしての
ベルトコンベア33が支持されている。また、このベルト
コンベア33は、下部腕31に支持された後部ローラ34と、
下部腕31の前側に突出された前部ローラ35とを有し、こ
れらのローラ34,35に無端状の搬送ベルト36が掛け回さ
れ、図示しない駆動装置により正逆方向に回転駆動され
るようになっている。また、前部ローラ35は、後部ロー
ラ34よりも径寸法が小さく、かつ、前部ローラ35の回転
軸は後部ローラ34の回転軸よりも低い位置に配置されて
おり、搬送ベルト36の上下の面はいずれも前側下方に向
かって傾斜するようになっている。
【0015】次に、本実施例の荷役装置11の動作を説明
する。
【0016】まず、主フレーム16を移動して、パレット
1上に荷積みされた最上段の荷物2の下部の後側(手前
側)にベルトコンベア33の先端部を対向させる。
【0017】次いで、上部腕21を適宜進退させて、押圧
体24を荷物2の上方に移動させ、この押圧体24を取り付
けたシリンダロッド22を荷物2の上面の前側部(奥側)
に対向させる。この状態から、シリンダ23を駆動し、シ
リンダロッド22を突出させて、押圧体24により荷物2の
上面の前側部を下方に押動する。
【0018】この状態で、ベルトコンベア33を、上面が
後側に向かって移動する方向に回転駆動させながら前進
させ、このベルトコンベア33の先端部を荷物2の下側部
に押圧する。すると、荷物2は押圧体24近傍を支点とし
て若干回動し、荷物2の後側が浮き上がる。
【0019】そして、ベルトコンベア33の上面に、上段
の荷物2の下面が接触した状態で、このベルトコンベア
33により荷物2が搬送されて、このベルトコンベア33上
に荷物2が移乗して保持される。
【0020】そして、ベルトコンベア33上に荷物2が移
乗した状態で、このベルトコンベア33の駆動を停止する
とともに、主フレーム16を適宜移動して、このベルトコ
ンベア33を図示しない搬出コンベヤに連設する。この状
態で、ベルトコンベア33を上面が前側に向かって移動す
る方向に回転駆動させることにより、ベルトコンベア33
上の荷物2を搬出コンベヤ上に移乗させる。
【0021】このように、本実施例の荷役装置11によれ
ば、押圧体24により荷物2の上面の奥側を下方に向かっ
て押圧した状態で、回転するベルトコンベア33の先端部
を荷物2に押圧することにより、荷物2を押圧体24近傍
を支点として若干回動させ、このベルトコンベア33に荷
物2を移乗することができる。そこで、荷物2を迅速か
つ安定して荷役装置11のベルトコンベア33上に移乗で
き、間隙なく荷積みされた荷物2を迅速かつ確実に保持
して、荷おろし作業の作業効率を向上することができ
る。
【0022】また、この荷役装置11は、ベルトコンベア
33により荷物2の底部を保持するため、荷物2は、段ボ
ール箱などの箱状のもののほか、底面部および下側部の
みを覆うケース体を用いたシュリンク包装の荷物など、
上面や側面が不安定なものでも安定して保持することが
できる。
【0023】さらに、この荷役装置11は、荷物2を吸着
保持する吸着装置を用いていないため、吸着に要する時
間が不要になり、作業を迅速にすることができる。
【0024】なお、上記の実施例では、キャリッジをベ
ルトコンベア33にて構成したが、複数の駆動ローラを並
設したローラコンベヤにより構成することもでき、ある
いは、払い出し用のプッシャを備えた金属板などにて構
成することもできる。
【0025】また、上記の実施例では、荷積みされた荷
物2を荷おろしする荷おろし装置(デパレタイザー)を
構成したが、ベルトコンベア33から順次荷物2を積み重
ねながら搬出することにより、荷積み装置(パレタイザ
ー)を構成することもできる。
【0026】また、ベルトコンベア33の前端部に、高回
転のピックアップ用のローラを取り付けて、移載を安定
化することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の荷役装置によれば、押圧体によ
り荷物の他端部近傍を下方に向かって押圧し、この荷物
の一端部の下側にキャリッジを押し当て、この荷物を押
圧体近傍を支点として回動させて一端部を持ち上げ、こ
のキャリッジ上に荷物を移乗することにより、荷物を迅
速かつ確実にキャリッジ上に保持することができる。ま
た、構造が簡単で、製造コストを低減することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷役装置の一実施例を示す側面図であ
る。
【図2】同上荷役装置の一部の平面図である。
【図3】同上荷役装置の一部の平面図である。
【符号の説明】
2 荷物 11 荷役装置 24 押圧体 33 キャリッジとしてのベルトコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の一端部に対して進退可能に設けら
    れたキャリッジと、 前記荷物の他端部近傍を下方に向かって押圧可能に設け
    られた押圧体とを備えたことを特徴とした荷役装置。
JP30890093A 1993-12-09 1993-12-09 荷役装置 Expired - Lifetime JP2937718B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110123308A1 (en) * 2008-07-29 2011-05-26 Krones Ag Apparatus for Order-Picking and / or Restacking a Plurality of Palletised Packs
JP5345742B1 (ja) * 2013-06-28 2013-11-20 シネティックソーティング株式会社 多段荷物群を崩すための搬送装置
US10351362B2 (en) 2014-11-13 2019-07-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Transfer apparatus and article taking-out method
JP2021094662A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 村田機械株式会社 移載装置

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US10793378B2 (en) 2014-11-13 2020-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Transfer apparatus and article taking-out method
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